JPS63176848A - 変速操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、変速操作装置に関し、トラクタ、コンバイ
ン、運搬車、その他車両等の走行変速伝動装置に利用で
きる。

従来の技術、および発明が解決しようとする問題点 変速軸に沿って多数の変速ギヤを回転自在に配設すると
共に、この変速軸に沿って変速爪を移動させながら、各
々この変速爪の選択係合によって変速ギヤと変速軸とを
一体的に回転させる変速伝動形態にあっては、該変速爪
の変速伝動がこの変速軸の一端延長上において移動自在
のスライダー及びシフター等によって行われると、この
変速軸の一端部が変速伝動機構主体部から側方へ長く突
出されると共に、該シフターを操作するシフターアーム
が変速軸に対して放射方向の位置から作用させる形態で
は、更にこの変速軸の側方への突出部が怪力に拡張され
て広い場所を要する。又、これら変速軸先端部やシフタ
ー乃至シフタアーム部等を操作ケースで被覆するときは
、この操作ケースの占める容積は大きくなり、側方に設
ける部材構成を制限し易い。

問題点を解決するための手段 この発明は、変速ギヤ（１）を並設する変速軸（２）に
沿って、これら各変速ギヤｆｉｌを選択して変速軸（２
）と一体回転するよう変速係合する変速爪（３）を設け
ると共に、この変速軸（２）の先端部には、該変速爪（
３）を連動するスライダー（４）を軸方向へ移動自在に
嵌合し、このスライダー（４）を係合して移動させるシ
フター（５）のシフタステー（６）を、該スライダー（
４）の一側に接近させて設け、該シフター（５）を先端
部に係合させて回動するシフタアーム（７）の途中部を
。

該シフタステー（６）側のスライダー（４）の側部に沿
って軸方向へ回動するよう接近して設けた変速操作装置
の構成とする。

発明の作用、および効果 変速操作装置による変速を行うときは、変速レバー等の
操作によってシフタアーム（７）を回動すると、このシ
フタアーム（７）の先端に係合されているシフター（５
）がシフタステー（６）に案内されて軸方向へ移動され
て、スライダー（４）を同行させ、変速爪（３）が変速
軸（２）に沿って移動されて選択せる変速ギヤ（１）に
係合して変速軸（２）を一体回転する伝動状態となる。

このような変速操作時のシフタアーム（７）は、シフタ
ステー（６）側において変速軸（２）に沿うスライダー
（４）と共に、このスライダー（４）に接近した状態で
軸方向へ回動移動される。

このようにスライダー（４）を係合して変速移動するシ
フター（５）のシフタステー（６）と、このシフター（
５）を係合して回動するシフタアーム（７）とが、該ス
ライダー（４）の一側部に設けられ、かつ、このシフタ
アーム（７）の途中部が該スライダー（４）の側部に接
近して回動操作される構成であるから、シフター（５）
はもとよりシフタアーム（７）、及びこのシフタアーム
（７）の基部を枢支する枢支部等を変速軸（２）回りに
接近させて占有する場所を小さくでき、周囲の機構部材
、構成部材等の邪魔になり難いものとすることができる
。

実施例 なお１図例において、コンバイン走行装置の主伝動ケー
ス（８）には上部から入力軸（９）、変速軸〔２）。

中間軸（１ω、クラッチ軸ｆ１）１、及び走行軸αシ等
を軸受けしている。このうち入力軸（９）には主伝動ケ
ース（８）外において入力ブー１月（３）、及び刈取装
置へ伝動する動力取出プーリα４を設け、内部には各種
径の入力ギヤ＋ＩＳＩを一体回転するよう設けている。

変速軸（２）には外周に軸方向に沿って案内溝（＋６３
を形成し、先端に変速爪（３）を突設した変速キー（＋
７１を摺動自在に嵌合させる。変速軸（２）の外周には
上記入力ギヤ（Ｉｓ）と直接又は間接に常時噛合せる変
速ギヤ（１）を回転自在に嵌合し、又、常時この変速軸
（２）と一体回転する出力ギヤｆｌｌｌｌを固定してい
る。

この変速軸（２）の一端は側部に膨出形成せる操作ケー
スｆ１９１内へ延出させて、周面に該各変速ギヤ（１）
及び出力ギヤ（ＩＩ３と対応する軸方向間隔毎に、クリ
ップ溝ｃ！１を配設し、変速キー（１ηの基端部のカム
１２１）をこのクリップ溝シロに係合させて変速位置を
係止できる。又、この変速軸（２）端部には、該変速キ
ー（１力の基部を放射方向へ回動自在にピン（２３で枢
着したスライダー（４）を軸方向へ移動自在に嵌合させ
ている。

シフター（５）は該スライダー（４）外周の係合溝（２
３に係合すると共に、このスライダー（４）外周部に接
近して軸方向に向けて操作ケース（１■に架設したシフ
タステー（６）に沿って摺動自在に案内させる。このシ
フタステー（６）は例えば第１図のように変速軸（２）
に対して右側下方に位置させて設けている。

このシフター（５）のシフタステー（６）近傍には上下
方向の係合溝２４を設けてシフタアーム（７）の下端部
の係合ピン２！１）を係合させている。このシフタアー
ム（７）は、上端部を操作ケース（１９の上部において
、変速軸（２）と直交する方向の軸四によって回動自在
に設け、このシフタアーム（７）の途中部分を変速軸（
２）及びスライダー（４）の右側に位置させて、できる
だけ接近させる関係位置に設けている。このようにして
シフタアーム（７）は、軸２８部を変速軸（２）よりも
上方に位置させ、係合ピンＣ２Ｓ＋、乃至シフタステー
（６）部を変速軸（２）よりも下方に位置させている。

これによってシフタアーム（７）の長さを十分に維持し
て多段変速ストロークに適合させる操作構成とるよう変
速連結する。

中間軸ｔ＋ｔｎには、該変速軸（２）の出力ギヤｆｌＥ
Ｉと常時噛合回転される伝動ギヤ四を固着し、前記入力
ギヤ（１９の一部と変速ギヤ（１）の一部とに亘って常
時噛合せる後進ギヤ（ハ）を回転自在に設け、更に伝動
ギヤ０ωによってクラッチ軸（１］）上の回転自在のセ
ンターギヤ０υに常時噛合させている。

クラッチ軸（１））には、該センターギヤｏ１）の左右
両側方において軸方向へ移動自在のクラッチギヤ（支）
をクラッチシフター０３で操作可能に設け、このクラッ
チギヤ（至）をセンターギヤ０υにクラッチ噛合するこ
とにより走行伝動を入切できるサイドクラッチを構成し
、又、このクラッチギヤ圓を外側へ移ヤ（至）、及びこ
れにホイルギヤＧ９を介して噛合する側の走行軸（１２
１等を経て走行装置ＯＱの付回りを制止するよう構成し
ている。走行軸（１２）はスプロケット（ロ）を有して
、走行装置ｔ３Ｇのクローラを駆動する。

コンバインは、該左右の走行袋［００を有する車台上に
、エンジンＧ８１、操縦席（至）、脱穀装置顛等を搭載
し、前記主伝動ケース（８）等はこの左右走行装置００
間の耐端部に位置して設け、該エンジンＣ３８）から入
力ブー１月Ｉｍへベルト伝動させている。刈取装置＠１
）がこの走行袋［ＧＧや主伝動ケース（８）等の前方に
位置して設けられ、更にこの刈取装置ｔ４）１で刈取る
殻稈を移送して後側の脱穀装置（ト）へ供給する殻稈移
送装置を、主伝動ケース（８）等の上方一側部に設けて
いる。主伝動ケース（８）は、操縦諸国部と該殻稈移送
装置部との間に位置させ、操作ケース（１９）部を操縦
席（至）側の下部に位置させている。

このような構成において、操作ケース（１’ｌｌｌが低
く構成されたり、操作ケース（＋９）の占める容積が小
さ主伝動ケース（８）を操縦席（至））側へ寄せること
ができ、殻稈移送装置や刈取装置１４））等の構成の邪
魔にならない構成をとり易い。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は一部の
側断面図、第２図は一部の拡大正断面図、第３図は正断
面図、第４図は正面図である。 図中、符号（１）は変速ギヤ、（２）は変速軸、（３）
は変速爪、（４）はスライダー、（５）はシフター、（
６）はシフタステー、（７）はシフタアームを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 変速ギヤ（１）を並設する変速軸（２）に沿って、これ
   ら各変速ギヤ（１）を選択して変速軸（２）と一体回転
   するよう変速係合する変速爪（３）を設けると共に、こ
   の変速軸（２）の先端部には、該変速爪（３）を連動す
   るスライダー（４）を軸方向へ移動自在に嵌合し、この
   スライダー（４）を係合して移動させるシフター（５）
   のシフタステー（６）を、該スライダー（４）の一側に
   接近させて設け、該シフター（５）を先端部に係合させ
   て回動するシフタアーム（７）の途中部を、該シフタス
   テー（６）側のスライダー（４）の側部に沿って軸方向
   へ回動するよう接近して設けた変速操作装置。