JP5149500B2 - 作業車輌用トランスミッション - Google Patents

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本発明は、農業作業車輌のコンバイン等、クローラ走行部を備えた作業車輌のトランスミッションに係り、詳しくは、旋回用のクラッチを用いて減速旋回及びスピン旋回を可能にした作業車輌用のトランスミッションに関する。
一般に、コンバインや運搬機械等、クローラ走行部を有し自力走行する農業機械は、圃場等で行う作業の種類や形態に応じて機体の走行方向を様々に変化させる必要がある。このため、搭載エンジンからの回転駆動力を左右のクローラ走行部に伝達する駆動力伝達機構、つまり、トランスミッションに旋回機能を含む各種の走行制御機能を持たせている。
例えば、圃場での穀稈列条の刈取り作業をする際には、穀稈列条間を複数列毎に交互に往復走行して数条づつの穀稈を同時に刈取る。この際には、穀稈列が必ずしも直線状に有るとは限らないことから、トランスミッションに対して、常に穀稈列条に機体を沿わせて進行させるための進行方向制御機能や、穀稈列条の終端部で機体を反転させて、次の穀稈列条に向かわせるための旋回制御機能等が要求される。
進行方向制御機能は、所謂緩旋回に相当し、旋回内側のクローラを減速することにより旋回外側のクローラに速度差を発生させ、進行方向の調整を行うものである。
旋回制御機能は、信地旋回(減速旋回)及び超信地旋回(スピン旋回)を含む旋回機能であり、減速旋回は、一方のクローラを減速又は停止させた状態で、このクローラを中心として機体を旋回させるものである。スピン旋回は、一方のクローラは正転のまま他方のクローラを逆転させて、左右のクローラを互いに逆方向に回転させることによって可及的に小さい旋回半径で機体を旋回させるものである。
これらの進行方向制御機能と旋回制御機能とをスムースに切替えて圃場での走行操舵性を向上させたコンバインがある(特許文献1)。
特許文献1に記載されるコンバインは、エンジンからの動力を左右のクローラに均等に伝達する直進用クラッチと、左右のクローラに分岐して伝達する旋回用クラッチと、左右のクローラに差動を与える差動歯車装置とを有しており、旋回用クラッチの係合力を調節することにより、減速旋回からスピン旋回までをスムースに切換えて旋回できる。
特開2006−8043号公報
上記のクラッチ及び差動歯車装置を備えたコンバインは、直進用クラッチと旋回用クラッチとが直列に連結されて、操作レバーの操舵量を油圧に変換して各クラッチの係合操作をしている。このため、圃場の条件、特に軟弱な土壌にあっては土壌からの抵抗などにより、操作レバーの操舵量に比例した旋回をすることができない。
即ち、操作レバーを減速旋回の範囲の操舵量で操作しても、圃場の条件によってはスピン旋回をする場合や、或いは、減速旋回に至らずに緩旋回に終わってしまう場合があった。
一般に、圃場作業にあっては、スピン旋回を用いることがないが、上記特許文献1のものでは、操作レバーの操作に基づく旋回用クラッチのトルク容量により、減速旋回を超えたスピン旋回領域まで操作されやすく、操作者の意図通りの旋回ができない場合を生じる。
前記の事情に鑑み、本発明は、減速旋回用のクラッチとスピン旋回用のクラッチとをそれぞれ独立して備え、圃場の条件などの影響を受けることなく、操作者の意図通りに正確に機体を旋回させることができる作業車輌用のトランスミッションを提供することを目的とする。
本発明は、エンジン(6)からの回転を、左右のサイドクラッチ(41L,41R)を介してそれぞれ左右の走行装置(2L,2R)に伝達する、作業車輌用トランスミッション(30)において、
前記左右のサイドクラッチ(41L,41R)の上流側の回転から分岐され、かつ1個の合流回転要素(52a)に合流される第1の伝動経路(51c,55b)及び第2の伝動経路(51b,53b)と、
前記左走行装置(2L)に連結する第1の回転要素(61)、前記右走行装置(2R)に連結する第2の回転要素(62)及び前記合流回転要素(52a)に連結する第3の回転要素(65)を有し、前記第3の回転要素(65)と、前記第1の回転要素(61)又は第2の回転要素(62)の何れか一方の回転を合成して、前記第1の回転要素(61)又は第2の回転要素(62)の何れか他方に伝達する遊星歯車装置(61,62,63,65)と、
前記第1の伝動経路(51c,55b)に介在し、油圧多板クラッチからなる減速旋回用クラッチ(55)と、
前記第2の伝動経路(51b,53b)に介在し、油圧多板クラッチからなるスピン旋回用クラッチ(53)と、を備え、
前記左右のサイドクラッチ(41L,41R)を接続し、かつ前記減速旋回用クラッチ(55)及び前記スピン旋回用クラッチ(53)を解放した状態で機体(1)を直進し、
前記左右のサイドクラッチ(41L,41R)の一方を接続すると共に他方を解放し、かつ前記減速旋回用クラッチ(55)を接続すると共に前記スピン旋回用クラッチ(53)を解放して、減速又は停止旋回までの状態で機体(1)を他方に旋回し、
前記左右のサイドクラッチ(41L,41R)の一方を接続すると共に他方を解放し、かつ前記スピン旋回用クラッチ(53)を接続すると共に前記減速旋回用クラッチ(55)を解放して、スピン旋回までの状態で機体(1)を他方に旋回してなる。
前記減速旋回用クラッチ(55)と前記スピン旋回用クラッチ(53)は、そのいずれか一方のみが作動するように切換え操作手段(25)により切換えられてなる
記左右のサイドクラッチ(41L,41R)と、前記減速旋回用クラッチ(55)又は前記スピン旋回用クラッチ(53)とが、1本の操向操作レバー(12)により操作されてなる
そして、前記1本の操作レバー(12)は、その操作域に操作抵抗となるディテンド位置があり、かつ該ディテンド位置の操作域中立側に対して外側が、操作レバーの操作量に対するクラッチ圧変化が大きくなるように設定し、
前記減速旋回用クラッチ(55)及び前記スピン旋回用クラッチ(53)は、前記操作レバー(12)の前記ディテンド位置の中立側である操作レバーの操作量に対するクラッチ圧変化の小さい操作域において滑りながら係合し、前記操作レバーの前記ディテンド位置を越えた操作レバーの操作量に対するクラッチ圧変化の大きい操作域において完全に係合してなる。
なお、括弧内の符号等は、図面と対照するためのものであり、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであって、特許請求の範囲に何等影響を及ぼすものではない。
発明によると、トランスミッションに、減速旋回用のクラッチとスピン旋回用のクラッチとをそれぞれ独立して備えたので、減速旋回までの旋回と、スピン旋回までの旋回とを確実に使い分けることができ、操作者が減速旋回までの旋回であることを意図しているにも拘らず、スピン旋回するような旋回操作を防止して、操作者の意図に従った作業車両の旋回操作を正確に行うことができる。
換え操作手段による切換え操作により、第1の伝動経路に介在する減速旋回用クラッチ又は第2の伝動経路に介在するスピン旋回用クラッチのいずれか一方のみが作動するので、減速旋回又はスピン旋回を選択して機体を旋回させることができる。
本の操向操作レバーにより、左右のサイドクラッチと、減速旋回用クラッチ及びスピン旋回用クラッチとを操作するので、簡単な操作により機体を減速旋回又はスピン旋回させて旋回できるものでありながら、操作者の意図を反映した正確な旋回操作が可能になる。
以下、図面に沿って本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明によるトランスミッションを用いた作業車輌の一例を示すコンバインの外観図である。コンバイン1は、圃場や路上を走行できる左側のクローラ走行装置2L及び右側のクローラ走行装置2Rを備え、該クローラ走行装置2L,2Rに支持された機体3の前部には、前処理部5が昇降自在に架設されている。前処理部5は、その先端で圃場と近接する位置にデバイダ12が配置していると共に、デバイダ12により分草された穀稈を引起す引起し装置が引起しカバー5aによって覆われており、コンバイン1の走行により前方から流入した穀稈を刈取りコンバイン本体へ向けて搬送している。
コンバイン1の進行方向の左側で前処理部5の後方には、刈取り後の穀稈を導いて脱穀処理をする不図示の脱穀部が搭載されている。脱穀部では、回転駆動する扱胴の作用により、刈取られた穀稈を穀粒と排藁とに分離し、穀粒は排藁類と選別された後、コンバインの右側に配置されたグレンタンク8に導かれて一時貯留する。グレンタンク8の下部後面には、貯留した穀粒を遠方にある運搬車などへ搬送するオーガ8aが連結しており、オーガ8aによりグレンタンク8に貯留した穀粒を外部に搬出できる。脱穀部により分離された排藁は、コンバイン1の最後尾に搭載された排藁処理装置9まで導かれて、細断され或いはそのまま機外に排出される。
コンバイン1の前方部で脱穀部の他側には、コンバイン1を操作する運転部7が配置している。運転部7は、その前方部にコンバイン1を操作するマルチステアリングレバー12や電装品などが設けられた前面操作盤10と、その左側に主変速レバーや副変速レバーなどが設けられた側面操作盤20とを有している。また、コンバイン1は、運転部7の下部に各装置へ動力を供給する不図示のエンジン、及びトランスミッションが搭載されており、脱穀部、前処理部5及びクローラ走行装置2L,2Rなどに動力を伝達して刈取り及び脱穀作業が進行する。
運転部7は、その平面視を図2に示すように、中央部に操作者が着座する座席11が配置している。座席11の前方にある前記前面操作盤10には、左右方向に傾倒操作して左右のクローラ走行装置2L,2Rを操舵すると共に、前後方向に傾倒操作して前処理部5を昇降操作するマルチステアリングレバー(操向操作レバー)12が立設している。また、マルチステアリングレバー12の側方には、コンバイン1の稼動状態を示す指示計器類13などが配置されている。
側面操作盤20には、コンバイン1の走行速度及び走行方向を操作する主変速レバー22と、エンジン動力の変速及び旋回方法を選択する副変速レバー25とが配置されている。主変速レバー22は、前進側速度を無段階に変速する前進域23bと、後進側速度を無段階に変速する後進域23cと、走行HSTの出力軸をロックする中立始動位置23aとから形成される主変速レバー操作域23をスライド操作することにより、コンバイン1の走行速度及び走行方向を調節できる。
副変速レバー25は、副変速レバー操作域26内をスライドさせてエンジン動力を変速し及び旋回方法を選択してコンバイン1を操作する。副変速レバー操作域26は、エンジンの動力をクローラ走行装置2L,2Rに高速度で伝達する高速位置26aと、標準速度で伝達する標準位置26bと、低速度で伝達する低速位置26cとを有しており、さらに標準位置26bにある副変速レバー25を側面操作盤20の外方に傾倒操作して走行機体1をスピン旋回させる標準旋回位置26dと、低速位置26cにある副変速レバー25を側面操作盤20の外方に傾倒操作して走行機体1をスピン旋回させる低速スピン旋回位置26eとを有している。なお、側面操作盤20には、コンバイン1の各装置を操作するその他の作業機操作レバーが設けられているが、これら作業機操作レバーは従来のコンバインと同様なので、ここでは説明を省略する。
ついで、マルチステアリングレバー12、主変速レバー22及び副変速レバー25により操作されて、エンジン動力をクローラ走行装置2L,2Rに伝達するトランスミッションについて説明する。
トランスミッションは、機体3の下部で左右のクローラ走行装置2L,2Rの間に配置されており、エンジンからの動力を変速などしてクローラ走行装置2L,2Rを駆動する。
図3は、本発明によるトランスミッションの構成を示す伝動系統図である。同図において、トランスミッション30は、エンジン6の動力を受け入れて変速する副変速機31と、副変速機31にて変速した動力を継断して、左右のクローラ走行装置2L,2Rに連結したクローラ駆動軸45L,45Rを駆動する左右のサイドクラッチ41L,41Rと、一方のクローラを他方のクローラに対して減速させて旋回する減速旋回用クラッチ55と、一方のクローラを他方のクローラに対して逆転させてスピン旋回するスピン旋回用クラッチ53と、減速旋回用クラッチ55及びスピン旋回するスピン旋回用クラッチ53に伝達された動力を差動して左右のクローラ走行装置2L,2Rに伝達する差動装置60と、を備えている。
副変速機31は、エンジンの回転が入力される入力軸32と、複数の歯車列の組合わせを調節して、入力軸32に入力された回転を変速する第1変速軸35及び第2変速軸36とを有している。エンジン6の回転は、エンジン出力軸6aからプーリ及びベルトを介して走行HST(油圧式無段変速装置)16に入力され、走行HST16では、入力された回転を前記主変速レバー22の操作に従い前進方向又は後進方向に無段変速して入力軸32に伝達している。入力軸32には入力歯車32aが固定されており、入力歯車32aに噛合する中間歯車33aを介して、入力軸32と並行に配置した中間軸33に動力を伝達している。
中間歯車33aは、第1変速軸35に固定した第1変速入力歯車35aと噛合して、中間軸33の回転を第1変速軸35に伝達している。第1変速軸35には、異なるギヤ比により構成される3枚の変速歯車35b,35c,35dが所定の間隔で回転可能に遊嵌している。また、第1変速軸35で変速歯車35bと変速歯車35cとの間、及び変速歯車35cと変速歯車35dとの間には、前記副変速レバー25の操作により変速歯車35b,35c,35dのいずれかの歯車を選択して第1変速軸35と結合する結合クラッチ35E,35Fが摺動自在に設けられている。
第2変速軸36には、これら変速歯車35b,35c,35dと常時噛合する歯車36b,36c,36dがスプライン結合されていると共に、入力された動力を後段へ伝達する第2変速出力歯車36gが固定されている。また第2変速軸36の軸端には、第2変速軸36の回転を停止させるブレーキ36Bが設けられている。
第2変速軸36まで伝達された動力は、第2変速出力歯車36gを介して左右のサイドクラッチ41L,41Rに伝達されると共に、歯車36cを介して減速旋回用クラッチ55及びスピン旋回用クラッチ53に向けて伝達される。
第2変速出力歯車36gは、左右のサイドクラッチ41L,41Rを介して左右のクローラ駆動軸45L,45Rを駆動する。この場合に、サイドクラッチ41L,41Rは、サイドクラッチ軸41aの軸方向に摺動自在にスプライン結合している。サイドクラッチ軸41aには、第2変速出力歯車36gと噛合したセンタ歯車41bが回転自在に遊嵌しており、サイドクラッチ41L,41Rのいずれか一方、又は両サイドクラッチ41L,41Rをセンタ歯車41bに係合させることにより、第2変速出力歯車36gの回転を各サイドクラッチ41L,41Rに伝達できる。サイドクラッチ41L,41Rの回転は、それぞれのサイドクラッチに形成した歯車を介して、左側のクローラ駆動軸45Lに固定した駆動軸歯車45b、及び右側のクローラ駆動軸45Rに固定した駆動軸歯車45aに伝達される。
第2変速軸36の歯車36cには、中間軸51に固定した中間軸歯車51a(図3中の破線で連結)が常時噛合して中間軸51を回転させており、中間軸51の回転は、中間軸51に固定した中間軸歯車51c,51bを介して減速旋回用クラッチ55及びスピン旋回用クラッチ53に出力される。
減速旋回用クラッチ55及びスピン旋回用クラッチ53は、1本のクラッチ軸52で連結されており、いずれかのクラッチ53,55を係合することによって、中間軸51の回転をクラッチ軸52に伝達できる。
減速旋回用クラッチ55のクラッチケース55aには、クラッチ軸52に回転自在に遊嵌し、かつ中間軸歯車51cと噛合する減速クラッチ歯車55bが固設されており、また、スピン旋回用クラッチ53のクラッチケース53aには、クラッチ軸52に回転自在に遊嵌し、かつ中間軸歯車51bと噛合するスピンクラッチ歯車53bが固設されている。減速旋回用クラッチ55及びスピン旋回用クラッチ53は、油圧などを受けて各クラッチケース55a,53a側に配置したクラッチ板と、クラッチ軸52側に配置したクラッチ板が係合して、減速クラッチ歯車55b及びスピンクラッチ歯車53bの回転をクラッチ軸52まで伝達できる。
この場合に、本実施の形態では、中間軸51の回転を中間軸歯車51c、減速クラッチ歯車55b、クラッチケース55a及びクラッチ軸52を介してクラッチ軸歯車52aを回転させる経路により第1の伝達経路を形成しており、中間軸51の回転を中間軸歯車51b、スピンクラッチ歯車53b、クラッチケース53a及びクラッチ軸52を介してクラッチ軸歯車52aを回転させる経路により第2の伝達経路を形成している。この場合に、第1の伝達経路のギヤ比と、第2の伝達経路のギヤ比は異なる値に設定されている。
クラッチ軸52の回転は、クラッチ軸歯車52aを介して差動装置60に入力される。
差動装置60は、左側クローラ駆動軸45Lの駆動軸歯車45bと常時噛合する左サイドギヤ(第1の回転要素)61と、右側クローラ駆動軸45Rの駆動軸歯車45aと常時噛合する右サイドギヤ(第2の回転要素)62と、左サイドギヤ61と右サイドギヤ62とを連結するプラネタリピニオンギヤ63と、プラネタリピニオンギヤ63を連結して動力を伝達するリングギヤ(第3の回転要素)65とを有している。
リングギヤ65は、クラッチ軸歯車52aと噛合して回転することにより、リングギヤ65に配置したプラネタリピニオンギヤ63が公転して、プラネタリピニオンギヤ63に噛合した左サイドギヤ61及び右サイドギヤ62を回転させる。この際、プラネタリピニオンギヤ63はリングギヤ65に対して自転可能に配置しているので、左サイドギヤ61及び右サイドギヤ62が差動して回転できる、所謂差動機構となっている。
本実施の形態では、左サイドギヤ61及び右サイドギヤ62とリングギヤ65との回転比は次のように設定されている。例えば、左サイドギヤ61の回転を基準にした場合、上記した第1の伝達経路の中間軸歯車51c及び減速クラッチ歯車55bを介して減速旋回用クラッチ55を伝達し、クラッチ軸歯車52aによりリングギヤ65を回転させる回転数は約1/2に設定されており、また、第2の伝達経路の中間軸歯車51b及びスピンクラッチ歯車53b介してスピン旋回用クラッチ53を伝達し、クラッチ軸歯車52aによりリングギヤ65を回転させる回転数は1/3から1/4の間に設定されている。
ついで、以上の構成によるトランスミッション30を備えたコンバイン1の動作について説明する。
コンバイン1の運転部7に搭乗した操作者は、主変速レバー22を中立始動位置23aまでスライド操作してエンジン6を始動し、コンバイン1を稼動可能にする。コンバイン1を前進走行させて圃場などに向かうには、マルチステアリングレバー12、主変速レバー22及び副変速レバー25を適宜に操作してコンバイン1を走行操舵する。各レバーの操作は、副変速レバー25を走行速度に合わせて高速位置26a、標準位置26b又は低速位置26cのいずれかの位置を選択してスライド操作した後、主変速レバー22を前進域23bの任意の位置までスライド操作する。主変速レバー22及び副変速レバー25の操作によりコンバイン1は走行を始め、走行方向をマルチステアリングレバー12で操作しながら目的の作業を実施する。
これら主変速レバー22、副変速レバー25及びマルチステアリングレバー12を操作した際のトランスミッション30は、次のとおりに動作する。
エンジン出力軸6aの回転がプーリ及びベルトを介して走行HST16に伝達される。走行HST16では、主変速レバー22の操作方向及び操作量に従い、エンジン出力軸6aから入力された回転を変速して副変速機31の入力軸32を駆動し、入力歯車32a、中間歯車33a及び第1変速入力歯車35aを介して第1変速軸35を回転させる。
第1変速軸35では、副変速レバー25の操作により作動する結合クラッチ35E,35Fにより、第1変速軸35に遊嵌した変速歯車35b,35c,35dから選択された歯車が第1変速軸35と結合し、第2変速軸36に固定された歯車36b,36c,36dのいずれか一の歯車に駆動力を伝達する。第2変速軸36では、第2変速出力歯車36gを介してサイドクラッチ41L,41Rに動力を伝達すると共に、歯車36cを介して中間軸51に駆動力を伝達する。
トランスミッション30内を伝達する駆動力は、マルチステアリングレバー12の操作によるサイドクラッチ41L,41R、減速旋回用クラッチ55及びスピン旋回用クラッチ53の継断動作により、分岐され或いは合成されて左右のクローラ駆動軸45L,45Rを駆動する。
ここで、マルチステアリングレバー12の操作による各クラッチに動作について図4を用いて説明する。同図の横軸はマルチステアリングレバー12の操作位置を示しており、マルチステアリングレバー12の中立位置を0に示し、マルチステアリングレバー12が右方向又は左方向に最大に傾倒操作した位置を横軸の最大位置E(MAX)に示してある。なお、マルチステアリングレバー12の右方向又は左方向の操作は0位置を中心に軸対称である。また、マルチステアリングレバー12の操作域に操作抵抗となるディテンド位置Cがあり、該位置Cより操作域中立側に対して外側が、操作レバーの操作量に対するクラッチ圧変化が大きくなるように設定されている。即ち、上記ディテンド位置Cの中立側は、操作量に対してクラッチ圧変化が小さい緩やかな勾配からなり、上記ディテンド位置Cを越えた操作域外側では、操作量に対してクラッチ圧変化の大きい急な勾配からなる。
縦軸は、サイドクラッチ41L,41Rの継断状態と、減速旋回用クラッチ55及びスピン旋回用クラッチ53のクラッチ圧力とを上下2段に分けて示してある。下段に示すサイドクラッチ41L,41Rの継断状態図において、ON位置はクラッチが係合した状態を示し、OFF位置はクラッチを切断した状態を示している。また、上段に示す減速旋回用クラッチ55及びスピン旋回用クラッチ53のクラッチ圧力線図において、0位置がクラッチ圧力を0にしてクラッチを切断した状態を示し、MAX位置方向に向かうに従いクラッチ圧力が増大してクラッチが係合すること示している。
本実施の形態では、マルチステアリングレバー12を左方向或いは右方向に操作した場合に、サイドクラッチ41L,41Rの継断状態が異なるのみなので、以下の説明ではマルチステアリングレバー12を右方向に傾倒操作して走行機体1を右旋回させる際の動作について説明し、左旋回時の動作については、右旋回と相異する箇所に括弧内に符号を付して説明を省略する。
走行機体1を直進させる際には、マルチステアリングレバー12を中立位置で保持する。マルチステアリングレバー12の中立位置は図4の0−A間にあり、0−A間では左右のサイドクラッチ41L,41Rが係合され、かつ減速旋回用クラッチ53及びスピン旋回用クラッチ55は切断された状態にある。マルチステアリングレバー12が中立位置にある際には、第2変速軸36の回転が第2変速出力歯車36gを介してセンタ歯車41bを回転させ、センタ歯車41bに係合した左右のサイドクラッチ41L,41Rを介して駆動軸歯車45b,45aを同速度で回転させる。マルチステアリングレバー12を中立操作した際には、エンジン6の動力は、左右のサイドクラッチ41L,41Rを介して左右のクローラ駆動軸45L,45Rを同速度で駆動するので、走行機体1は直進走行する。
次に、走行機体1を右側(左側)に旋回させるには、マルチステアリングレバー12を右(左)に傾倒して、図4のA−E間に操作する。A−E間中のA−B間では、左(右)のサイドクラッチ41L(41R)はセンタ歯車41bと係合した状態で、右(左)のサイドクラッチ41R(41L)がセンタ歯車41bから切り離されて、右クローラ駆動軸45R(45L)への駆動力を遮断して右クローラ駆動軸45R(45L)が空転する。右クローラ駆動軸45R(45L)が空転した走行機体1は、左クローラ駆動軸45L(45R)のみの駆動により右方向になだらかに旋回を始める。この場合に、圃場の条件、例えば舗装路などの路面抵抗の大きなアスファルト上では旋回半径が大きくなるので、マルチステアリングレバー12の操作量を増して旋回径を調節する。
走行機体1の旋回半径を調節するには、マルチステアリングレバー12の操作量を増して図4のB−C間に操作する。本区間では、上記A−B間で空転している右クローラ駆動軸45R(45L)に、減速旋回用クラッチ55又はスピン旋回用クラッチ53を介して駆動力が伝達されて、走行機体1が旋回する。
この場合に、左クローラ駆動軸45Lの回転に対して右クローラ駆動軸45Rの回転を減速させて走行機体1を減速旋回させるには減速旋回用クラッチ55を作動させ、また左クローラ駆動軸45Lの回転に対して右クローラ駆動軸45Rの回転を逆転までさせて走行機体1をスピン旋回させるにはスピン旋回用クラッチ53を作動させる。
減速旋回用クラッチ55を作動させて減速旋回するには、副変速レバー25を標準位置26b又は低速位置26cに操作し、かつマルチステアリングレバー12の位置を図4のB−C間に操作する。本操作により、マルチステアリングレバー12の操作量に比例した圧力が減速旋回用クラッチ55に加えられる。即ち、減速旋回用クラッチ55は、B位置からクラッチが滑りながら係合を始め、クラッチケース55aの回転をクラッチ軸52に伝達する。さらにマルチステアリングレバー12をC位置方向に操作するに従い減速旋回用クラッチ55の係合力は増してゆき、C位置で完全に係合して、クラッチケース55aの回転をより強くクラッチ軸52に伝達する。
減速旋回用クラッチ55の作動により、歯車36cから分岐された動力は、中間軸歯車51aを介して中間軸51に伝達され、第1の伝達経路にある中間軸歯車51c及び減速クラッチ歯車55bを介してクラッチ軸52に伝達される。
一方、副変速レバー25を標準スピン旋回位置26d又は低速スピン旋回位置26eに操作してスピン旋回用クラッチ53を選択し、かつマルチステアリングレバー12の位置を図4のB−C間に操作する。本操作により、マルチステアリングレバー12の操作量に比例した圧力がスピン旋回用クラッチ53に加えられる。即ちスピン旋回用クラッチ53は、B位置からクラッチが滑りながら係合を始め、クラッチケース53aの回転をクラッチ軸52に伝達する。さらにマルチステアリングレバー12をC位置方向に操作するに従いスピン旋回用クラッチ53の係合力は増してゆき、C位置で完全に係合して、クラッチケース53aの回転がより強くクラッチ軸52に伝達する。
スピン旋回用クラッチ53の作動により、中間軸51まで伝達された動力は、第2の伝達経路にある中間軸歯車51b及びスピンクラッチ歯車53bを介してクラッチ軸52に伝達される。
クラッチ軸52の回転により、クラッチ軸歯車52aを介して第3の回転要素を構成する差動装置60のリングギヤ65が回転すると共に、プラネタリピニオンギヤ63が公転する。
一方、差動装置60の左サイドギヤ61(62)には、サイドクラッチ41L(41R)の係合により入力された動力が左駆動軸歯車45b(45a)を介して入力されており、上記したリングギヤ65の回転と左サイドギヤ61(62)の回転とによりプラネタリピニオンギヤ63が自転する。プラネタリピニオンギヤ63の自転により、右サイドギヤ62(61)は、リングギヤ65と左サイドギヤ61(62)とを合成した回転で差動回転し、右駆動軸歯車45a(45b)を介してクローラ駆動軸45R(45L)に駆動力が伝達される。
本実施の形態では、第1の伝達経路により中間軸歯車51c、減速クラッチ歯車55b及びクラッチ軸歯車52aを介して回転するリングギヤ65は、左サイドギヤ61(62)の回転数に対して略同速度から約1/2の間の回転比で回転する。即ち、マルチステアリングレバー12を図4のA−B位置に操作した際にはリングギヤ65は空転状態にあり、リングギヤ65は自由に回転して左サイドギヤ61(62)と略同速度で回転している。マルチステアリングレバー12をB位置からC位置方向に操作すると、減速旋回用クラッチ55の係合力が増して、クラッチ軸歯車52aの駆動力によりリングギヤ65の回転は左サイドギヤ61(62)の回転に対して減速してゆき、C位置ではリングギヤ65を左サイドギヤ61(62)の回転に対して約1/2で回転させる。さらにマルチステアリングレバー12をD位置方向に操作すると、減速旋回用クラッチ55の係合圧力が増してゆき、D−MAX間ではクラッチ圧力が最大になり減速旋回用クラッチ55が完全に係合する。減速旋回用クラッチ55を介した第1の伝達経路では、リングギヤ65の回転が左サイドギヤ61(62)の回転に対して約1/2に設定されているので、クローラ駆動軸45Rの駆動を減速させて走行機体1を減速旋回させる。
同様に、第2の伝達経路により中間軸歯車51b、スピンクラッチ歯車53b及びクラッチ軸歯車52aを介して回転するリングギヤ65は、左サイドギヤ61(62)の回転数に対して略同速度から、1/3〜1/4の間の回転比で回転させる。即ち、マルチステアリングレバー12を図4のA−B位置に操作した際にはリングギヤ65は空転状態にあり、リングギヤ65は自由に回転して左サイドギヤ61(62)と略同速度で回転している。マルチステアリングレバー12をB位置からC位置方向に操作すると、スピン旋回用クラッチ53の係合力が増して、クラッチ軸歯車52aの駆動力によりリングギヤ65の回転は左サイドギヤ61(62)の回転に対して減速してゆき、C位置ではリングギヤ65を左サイドギヤ61(62)の回転に対して1/3〜1/4で回転させる。さらにマルチステアリングレバー12をD位置方向に操作すると、スピン旋回用クラッチ53の係合圧力が増してゆき、D−MAX間ではクラッチ圧力が最大になりスピン旋回用クラッチ53が完全に係合する。スピン旋回用クラッチ53を介した第2の伝達経路では、リングギヤ65の回転が左サイドギヤ61(62)の回転に対して1/3〜1/4に設定されているので、クローラ駆動軸45Rをクローラ駆動軸45Lに対して逆転までさせて、走行機体1をスピン旋回させる。
なお、差動装置60は、遊星歯車装置の一種であり、遊星歯車装置は差動装置を含む上位概念である。従って上記差動歯車を、サンギヤ、リングギヤ及びピニオンギヤを有するキャリヤからなる、所謂狭義の遊星歯車装置に代えることも可能である。
以上説明したサイドクラッチ41L,41R、減速旋回用クラッチ55及びスピン旋回用クラッチ53は、1本のマルチステアリングレバー12により操作されるので、簡単な操作により減速旋回又はスピン旋回を選択して走行機体1の旋回操作ができる。
本発明のトランスミッションを用いた作業車輌の一例を示すコンバインの外観図である。 運転部を平面から視た図である。 トランスミッションの構成を示す伝動系統図である。 マルチステアリングレバーの操作による各クラッチに動作を示す図である。
符号の説明
1 コンバイン(機体)
2R 右走行装置
2L 左走行装置
6 エンジン
12 マルチステアリングレバー(操向操作レバー)
25 副変速レバー(切換え操作手段)
30 トランスミッション
41R 右サイドクラッチ
41L 左サイドクラッチ
51c 中間軸歯車(第1の伝動経路)
51b 中間軸歯車(第2の伝動経路)
52a クラッチ軸歯車(合流回転要素)
53 スピン旋回用クラッチ
53b スピンクラッチ歯車(第2の伝動経路)
55 減速旋回用クラッチ
55b 減速旋回歯車(第1の伝動経路)
61 左サイドギヤ(第1の回転要素)
62 右サイドギヤ(第2の回転要素)
65 リングギヤ(第2の回転要素)

Claims (1)

  1. エンジンからの回転を、左右のサイドクラッチを介してそれぞれ左右の走行装置に伝達する、作業車輌用トランスミッションにおいて、
    前記左右のサイドクラッチの上流側の回転から分岐され、かつ1個の合流回転要素に合流される第1の伝動経路及び第2の伝動経路と、
    前記左走行装置に連結する第1の回転要素、前記右走行装置に連結する第2の回転要素及び前記合流回転要素に連結する第3の回転要素を有し、前記第3の回転要素と、前記第1の回転要素又は第2の回転要素の何れか一方の回転を合成して、前記第1の回転要素又は第2の回転要素の何れか他方に伝達する遊星歯車装置と、
    前記第1の伝動経路に介在し、油圧多板クラッチからなる減速旋回用クラッチと、
    前記第2の伝動経路に介在し、油圧多板クラッチからなるスピン旋回用クラッチと、
    前記減速旋回用クラッチと前記スピン旋回用クラッチのいずれか一方のみを作動するように切換える切換え操作手段と、
    前記左右のサイドクラッチと、前記減速旋回用クラッチ又は前記スピン旋回用クラッチとを操作する1本の操作レバーと、を備え、
    前記左右のサイドクラッチを接続し、かつ前記減速旋回用クラッチ及び前記スピン旋回用クラッチを解放した状態で機体を直進し、
    前記左右のサイドクラッチの一方を接続すると共に他方を解放し、かつ前記減速旋回用クラッチを接続すると共に前記スピン旋回用クラッチを解放して、減速又は停止旋回までの状態で機体を他方に旋回し、
    前記左右のサイドクラッチの一方を接続すると共に他方を解放し、かつ前記スピン旋回用クラッチを接続すると共に前記減速旋回用クラッチを解放して、スピン旋回までの状態で機体を他方に旋回してなり、
    前記1本の操作レバーは、その操作域に操作抵抗となるディテンド位置があり、かつ該ディテンド位置の操作域中立側に対して外側が、操作レバーの操作量に対するクラッチ圧変化が大きくなるように設定し、
    前記減速旋回用クラッチ及び前記スピン旋回用クラッチは、前記操作レバーの前記ディテンド位置の中立側である操作レバーの操作量に対するクラッチ圧変化の小さい操作域において滑りながら係合し、前記操作レバーの前記ディテンド位置を越えた操作レバーの操作量に対するクラッチ圧変化の大きい操作域において完全に係合してなる、
    ことを特徴とする作業車輌用トランスミッション。
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