JP2002068006A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP2002068006A
JP2002068006A JP2000254173A JP2000254173A JP2002068006A JP 2002068006 A JP2002068006 A JP 2002068006A JP 2000254173 A JP2000254173 A JP 2000254173A JP 2000254173 A JP2000254173 A JP 2000254173A JP 2002068006 A JP2002068006 A JP 2002068006A
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Japan
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steering
speed
shaft
turning
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Pending
Application number
JP2000254173A
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English (en)
Inventor
Atsuya Sakata
淳哉 坂田
Masaaki Murayama
昌章 村山
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回機能の向上並びに運転操作性の向
上などを図る。 【解決手段】 走行速度を無段変更させる主変速レバ
ー(73)と、主変速レバー(73)の走行変速基準速
度を切換える副変速スイッチ(174)を備えるコンバ
インにおいて、前記主変速レバー(73)に副変速スイ
ッチ(174)を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば圃場の穀稈を
連続的に刈取って脱穀するコンバインに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、走行変速レバー
の操作によって左右走行クローラの駆動速度を無段階に
変更して車速を変速させると共に、操向ハンドルの操作
によって左右走行クローラの駆動速度の差を無段階に変
更して走行進路を変更させる技術がある。しかし乍ら、
操向ハンドルの操向操作に対して走行クローラの旋回動
作が略一定に保たれる場合、作業者の運転感覚、または
走行路面状態、または作業条件などに対し、操向ハンド
ルを操作したときの旋回フィーリングが常に一定とな
り、例えば湿田などで旋回内側の走行クローラを逆転さ
せるスピンターンによって方向転換を行って走行機能を
低下させたり、圃場枕地を乱し易いと共に、操向ハンド
ル操作量に対して旋回半径を大きくしたり旋回半径を小
さくするなどの旋回フィーリング切換を容易に行い得
ず、旋回機能の向上並びに運転操作性の向上などを容易
に図り得ない等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、走行
速度を無段変更させる主変速レバーと、主変速レバーの
走行変速基準速度を切換える副変速スイッチを備えるコ
ンバインにおいて、前記主変速レバーに副変速スイッチ
を設けたもので、主変速操作し乍ら同じ手で同時に副変
速操作も行い得、操向操作を一方の手で行って方向転換
させ乍らもう一方の手で主変速と副変速の両方を操作し
得、旋回機能の向上並びに運転操作性の向上などを容易
に図り得るものである。
【0004】また、主変速レバーの車速変更操作に対し
て旋回半径が略一定に保たれると共に、副変速スイッチ
操作によって旋回半径が変化するように構成したもの
で、方向転換の途中で主変速操作に関連させて操向操作
を行って旋回進路を修正する必要がなく、方向転換途中
で主変速操作によって車速を容易に変更し得ると共に、
副変速操作による車速変更によって旋回フィーリングが
切換わり、副変速操作だけで旋回半径を旋回状況に適し
た大きさに変化させ得、旋回機能の向上並びに運転操作
性の向上などを容易に図り得るものである。
【0005】また、主変速レバーを運転席の左側方に設
け、運転席の前方に配設させる操向ハンドルに旋回フィ
ーリング切換部材を設けたもので、運転席に座乗する作
業者が左手で主変速レバーを握り乍ら操向ハンドルを握
る右手で旋回フィーリング部材を操作し得、例えば旋回
内側の走行クローラを逆転させるスピンターン動作のオ
ンオフなどを操向操作中の右手で操作し得、旋回状況に
適した旋回動作を容易に行わせ得、旋回機能の向上並び
に運転操作性の向上などを容易に図り得るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1はコンバインの全体側面図、図2
は同平面図であり、図中(1)は左右一対の走行クロー
ラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記ト
ラックフレーム(1)に架設する機台、(4)はフィー
ドチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴
(7)を内蔵している脱穀部、(8)は刈刃(9)及び
穀稈搬送機構(10)などを備える刈取部、(11)は
刈取フレーム(12)を介して刈取部(8)を昇降させ
る油圧シリンダ、(13)は排藁チェン(14)終端を
臨ませる排藁処理部、(15)は脱穀部(4)からの穀
粒を揚穀筒(16)を介して搬入する穀物タンク、(1
7)は前記タンク(15)の穀粒を機外に搬出する排出
オーガ、(18)は丸形操向ハンドル(19)及び運転
席(20)などを備える運転台、(21)は運転席(2
0)下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を刈取
って脱穀するように構成している。
【0007】さらに、図3に示す如く、前記走行クロー
ラ(2)を駆動するミッションケース(22)は、1対
の第1油圧ポンプ(23)及び第1油圧モータ(24)
を備えて走行主変速用の油圧式無段変速機構を形成する
変速部材(25)と、1対の第2油圧ポンプ(26)及
び第2油圧モータ(27)を備えて旋回用の油圧式無段
変速機構を形成する操向部材(28)とを備え、前記エ
ンジン(21)の出力軸(21a)に第1及び第2油圧
ポンプ(23)(26)の入力軸(29a)(29b)
を伝達ベルト(30a)(30b)によって連結させ、
前記各油圧ポンプ(23)(26)を駆動するように構
成している。
【0008】また、前記第1油圧モータ(24)の出力
軸(31)に、副変速機構(32)及び差動機構(3
3)を介して左右走行クローラ(2)の各駆動輪(3
4)を連動連結させるもので、前記差動機構(33)は
左右対称の1対の遊星ギヤ機構(35)(35)を有
し、各遊星ギヤ機構(35)は1つのサンギヤ(36)
と、該サンギヤ(36)の外周で噛合う3つのプラネタ
リギヤ(37)と、これらプラネタリギヤ(37)に噛
合うリングギヤ(38)などで形成している。
【0009】前記プラネタリギヤ(37)はサンギヤ軸
(39)と同軸線上とのキャリヤ軸(40)のキャリヤ
(41)にそれぞれ回転自在に軸支させ、左右のサンギ
ヤ(36)(36)を挾んで左右のキャリヤ(41)を
対向配置させると共に、前記リングギヤ(38)は各プ
ラネタリギヤ(37)に噛み合う内歯(38a)を有し
てサンギヤ軸(39)とは同一軸芯上に配置させ、キャ
リヤ軸(40)に回転自在に軸支させ、キャリヤ軸(4
0)を延設して車軸を形成して駆動輪(34)を軸支さ
せている。
【0010】また、走行用の油圧式無段変速部材(2
5)は、第1油圧ポンプ(23)の回転斜板の角度変更
調節により第1油圧モータ(24)の正逆回転と回転数
の制御を行うもので、第1油圧モータ(24)の回転出
力を出力軸(31)の伝達ギヤ(42)より各ギヤ(4
3)(44)(45)及び副変速機構(32)を介し
て、サンギヤ軸(39)に固定したセンタギヤ(46)
に伝達してサンギヤ(36)を回転するように構成して
いる。前記副変速機構(32)は、前記ギヤ(44)を
有する副変速軸(47)と、前記ギヤ(45)を介して
センタギヤ(46)に噛合うギヤ(48)を有する駐車
ブレーキ軸(49)とを備え、副変速軸(47)とブレ
ーキ軸(49)間に各1対の低速用ギヤ(50)(5
1)・中速用ギヤ(52)(53)・高速用ギヤ(5
4)(48)を設けて、低中速スライダ(55)及び高
速スライダ(56)のスライド操作によって副変速の低
速・中速・高速の切換を行うように構成している。なお
低速・中速間及び中速・高速間には中立を有する。また
前記ブレーキ軸(49)に駐車ブレーキ(57)を設け
ると共に、刈取部(8)に回転力を伝達する刈取PTO
軸(58)にギヤ(59)(60)及び一方向クラッチ
(61)を介して副変速軸(47)を連結させ、刈取部
(8)を車速同調速度で駆動している。
【0011】上記のように、前記センタギヤ(46)を
介しサンギヤ軸(39)に伝達された第1油圧モータ
(24)からの駆動力を、左右の遊星ギヤ機構(35)
を介して左右キャリヤ軸(40)に伝達させると共に、
左右キャリヤ軸(40)に伝達された回転を左右の駆動
輪(34)にそれぞれ伝え、左右走行クローラ(2)を
駆動するように構成している。
【0012】さらに、旋回用の油圧式無段変速機構で形
成する操向部材(28)は、第2油圧ポンプ(26)の
回転斜板の角度変更調節により第2油圧モータ(27)
の正逆回転と回転数の制御を行うもので、操向出力ブレ
ーキ(62)を有するブレーキ軸(63)と、操向出力
クラッチ(64)を有するクラッチ軸(65)と、前記
の左右リングギヤ(38)の外歯(38b)に常時噛合
させる左右入力ギヤ(66)(67)を設け、第2油圧
モータ(27)の出力軸(68)に前記ブレーキ軸(6
3)及び操向出力クラッチ(64)を介してクラッチ軸
(65)を連結させ、クラッチ軸(65)に正転ギヤ
(69)を介して右入力ギヤ(67)を連結させ、また
クラッチ軸(65)に正転ギヤ(69)及び逆転ギヤ
(70)を介して左入力ギヤ(66)を連結させてい
る。そして、副変速スライダ(55)(56)の中立に
よって前記ブレーキ(62)を入にしかつクラッチ(6
4)を切にする一方、前記中立以外の副変速出力時にブ
レーキ(62)を切にしかつクラッチ(64)を入に
し、右側のリングギヤ(38)の外歯(38b)に正転
ギヤ(69)を介してモータ(27)回転力を伝え、ま
た左側のリングギヤ(38)の外歯(38b)に正転ギ
ヤ(69)及び逆転ギヤ(70)を介してモータ(2
7)回転を伝え、第2油圧モータ(27)を正転(逆
転)時、左右同一回転数で、左リングギヤ(38)を逆
転(正転)させ、かつ右リングギヤ(38)を正転(逆
転)とさせるように構成している。
【0013】而して、旋回用の第2油圧モータ(27)
を停止させて左右リングギヤ(38)を静止固定させた
状態で、走行用の第1油圧モータ(24)を駆動する
と、第1油圧モータ(24)からの回転出力はセンタギ
ヤ(46)から左右のサンギヤ(36)に同一回転数で
伝達され、左右遊星ギヤ機構(35)のプラネタリギヤ
(37)・キャリヤ(41)を介して左右の走行クロー
ラ(2)が左右同一回転方向で同一回転数によって駆動
され、機体の前後方向直進走行が行われる。一方、走行
用の第1油圧モータ(24)を停止させて左右のサンギ
ヤ(36)を静止固定させた状態で、旋回用の第2油圧
モータ(27)を正逆回転駆動すると、左側の遊星ギヤ
機構(35)が正或いは逆回転、また右側の遊星ギヤ機
構(35)が逆或いは正回転し、左右走行クローラ
(2)を逆方向に駆動し、機体を左或いは右に旋回させ
る。また、走行用の第1油圧モータ(24)を駆動させ
ながら、旋回用の第2油圧モータ(27)を駆動するこ
とにより、機体が左右に旋回して進路が修正されるもの
で、機体の旋回半径は第2油圧モータ(27)の出力回
転数によって決定される。
【0014】さらに、図2、図4乃至図12に示す如
く、前記運転台(18)の前部上面にステアリングコラ
ム(71)を立設固定させ、ステアリングコラム(7
1)上面上方側に操向ハンドル(19)を縦軸回りに回
転自在に取付けると共に、運転台(18)左側にサイド
コラム(72)を設け、サイドコラム(72)下方にミ
ッション(22)を配設させ、主変速レバー(73)、
副変速レバー(74)、刈取クラッチレバー(75)、
脱穀クラッチレバー(76)を前記サイドコラム(7
2)に取付ける。また、前記ステアリングコラム(7
1)は、アルミニウム合金鋳物を成形加工して形成し、
左右に分割自在な2つ割れ構造で複数のボルト(77)
で締結して箱形に形成している。
【0015】また、前記ステアリングコラム(71)上
部にチルト台(78)を一体形成し、チルト台(78)
に支点ボルト(79)を介してチルトブラケット(8
0)を回転自在に軸支させ、チルトレバー(81)によ
ってチルトブラケット(80)を角度調節自在に固定さ
せる。前記チルトブラケット(80)に軸ケース(8
2)下部を一体固定させ、コラム(71)上面に固定さ
せる上面カバー(83)上方に軸ケース(82)を延設
させ、軸ケース(82)内部に上ハンドル軸(84)を
回転自在に軸支させ、上ハンドル軸(84)上端に操向
ハンドル(19)を固定させ、チルトレバー(81)操
作により支点ボルト(79)回りにハンドル(19)を
前後方向に移動調節して一定位置に支持させ、ハンドル
(19)取付け位置を前後方向に調節して作業者が操作
し易い位置に固定させる。
【0016】また、前記上ハンドル軸(84)の下端部
に自在継手(85)を介して下ハンドル軸(86)上端
側を連結させ、下ハンドル軸(86)をステアリングコ
ラム(71)上部に回転自在に軸支させると共に、ステ
アリングコラム(71)上部に操向入力軸(87)上端
部を回転自在に軸支させ、下ハンドル軸(86)のギヤ
(88)と操向入力軸(87)のセクタギヤ(89)を
噛合させて各軸(86)(87)を連結させ、ステアリ
ングコラム(71)内部の略中央で上下方向に操向入力
軸(87)を延設させる。
【0017】さらに、前記ステアリングコラム(71)
の左側面で上下幅略中間に軸受部材(90)を着脱自在
に固定させ、変速入力軸(91)の一端部を軸受部材
(90)にベアリング(92)を介して回転自在に片持
ち支持させ、変速入力軸(91)を左右方向に略水平に
軸支させると共に、操向入力軸(87)下端に自在継手
(93)を介して入力支点軸(94)上端側を連結さ
せ、入力支点軸(94)に操向入力部材(95)を固定
させ、変速入力軸(91)に操向入力部材(95)を回
転自在に取付けると共に、操向入力部材(95)に入力
連結体(96)を着脱自在に固定させ、連係ボルト(9
7)によって前記操向入力部材(95)と入力連結体
(96)を連結させ、また変速入力軸(91)にベアリ
ング(95a)を介して操向入力部材(95)を回転自
在に軸支させ、操向入力部材(95)を操向入力軸(8
7)回りに回転自在に支持させる。また、前記操向入力
軸(87)の正逆転によって操向入力部材(95)を略
垂直な入力軸(87)芯線回りに正逆転させると共に、
前記変速入力軸(91)の正逆転によって略水平な左右
方向の入力軸(91)芯線回りに入力支点軸(94)及
び操向入力部材(95)を前後方向に傾動させるもの
で、垂直方向の操向入力軸(87)芯線と左右水平方向
の変速入力軸(91)芯線とが直角交叉する交点に自在
継手(93)を取付け、操向ハンドル(19)の操向入
力軸(87)正逆転操作により操向入力軸(87)芯線
回りに操向入力部材(95)と入力連結体(96)を正
逆転させる。
【0018】さらに、前記ステアリングコラム(71)
の下部前側に主変速軸(99)を回転自在に軸支させ、
左右方向に略水平に横架させる主変速軸(99)の左側
端をステアリングコラム(71)の左側外方に突設させ
ると共に、サイドコラム(72)下方の機台(3)に回
転自在に設ける中介軸(100)に、リンク(101)
(102)並びに長さ調節ターンバックル(103)付
きロッド(104)を介して主変速軸(99)を連結さ
せる。また、図4の如く、レバー支点軸(105)を介
して機台(3)に回転自在に支点板(106)を取付
け、支点板(106)に筒軸(107)を介して主変速
レバー(73)基部を左右方向に揺動自在に取付けると
共に、支点板(106)にリンク(108)(109)
を介して中介軸(100)を連結させ、主変速レバー
(73)をレバー支点軸(105)回りに前後方向に揺
動させる変速操作によって主変速軸(99)を正逆転さ
せる。また、ロッド形主変速部材(110)及び上連結
板(111)及び下リンク(112)を介して変速入力
軸(91)に主変速軸(99)を連結させ、主変速レバ
ー(73)の主変速軸(99)正逆転操作により前記操
向入力部材(95)を変速入力軸(91)芯線回りに前
後に傾動させる。
【0019】さらに、筒軸形の操向出力軸(113)を
前記主変速軸(99)に回転自在に取付け、リンク形操
向出力部材(114)を操向出力軸(113)に固定さ
せると共に、ロッド形操向結合部材(115)の上端部
を前記入力連結体(96)に自在継手形操向入力連結部
(116)を介して連結させ、球関継手形操向出力連結
部(117)を介して操向結合部材(115)の下端部
を操向出力部材(114)に連結させ、走行進路を変更
させる操向機構(118)を構成している。
【0020】さらに、前記操向出力軸(113)の上方
で該軸(113)と略平行に変速出力軸(119)をス
テアリングコラム(71)内部に回転自在に軸支させ、
リンク形変速出力部材(120)を変速出力軸(11
9)に固定させると共に、ロッド形変速結合部材(12
1)の上端部を前記入力連結体(96)に自在継手形変
速入力連結部(122)を介して連結させ、球関継手形
変速出力連結部(123)を介して変速結合部材(12
1)の下端部を変速出力部材(120)に連結させ、走
行速度の変更並びに前後進の切換を行う変速機構(12
4)を構成している。
【0021】さらに、互に回転自在な二重軸構造の内側
の操向操作軸(125)並びに外側の変速操作軸(12
6)をステアリングコラム(71)の下部後側で左右幅
中央の軸受部(127)に回転自在に取付けるもので、
長さ調節自在な球関継手軸(128)及び変速リンク
(129)(130)を介して前記変速出力軸(11
9)に変速操作軸(126)上端部を連結させると共
に、長さ調節自在な球関継手軸(131)及び操向リン
ク(132)(133)を介して前記操向出力軸(11
3)に操向操作軸(125)上端部を連結させる。
【0022】また、前記各操作軸(125)(126)
は同一軸芯上に略垂直にステアリングコラム(71)底
部に立設させ、各操作軸(125)(126)上端部を
ステアリングコラム(71)内部に延設させて各出力軸
(113)(119)に連結させると共に、ステアリン
グコラム(71)底面下方に各操作軸(125)(12
6)下端部を突設させ、前記運転台(20)の作業者搭
乗ステップ(134)下面側に各操作軸(125)(1
26)下端側を延設させるもので、前記変速部材(2
5)の出力制御軸(135)に車速制御アーム(13
6)を固定させ、ターンバックル(137)付き長さ調
節自在車速ロッド(138)及び車速リンク(139)
を介して前記変速操作軸(126)下端部に車速制御ア
ーム(136)を連結させ、出力制御軸(135)の正
逆転操作により第1油圧ポンプ(23)斜板角調節を行
って第1油圧モータ(24)の回転数制御及び正逆転切
換を行い、走行速度(車速)の無段階変更並びに前後進
の切換を行う。また、前記操向部材(28)の出力制御
軸(140)に操向制御アーム(141)を固定させ、
ターンバックル(142)付き長さ調節自在旋回ロッド
(143)及び旋回リンク(144)を介して操向操作
軸(125)下端部に操向制御アーム(141)を連結
させ、出力制御軸(140)の正逆転操作により第2油
圧ポンプ(26)斜板角調節を行って第2油圧モータ
(27)の回転数制御及び正逆転切換を行い、操向角度
(旋回半径)の無段階変更並びに左右旋回方向の切替を
行う。
【0023】さらに、前記ステアリングコラム(71)
の右側外面にアクセルレバー(145)を前後方向回転
自在に設け、エンジン(21)にアクセルレバー(14
5)を連結させるアクセルワイヤ(146)をステアリ
ングコラム(71)前面内側に沿わせて下方から延出さ
せ、アクセルレバー(145)によってエンジン(2
1)回転数を手動調節すると共に、前記ステアリングコ
ラム(71)後面にメンテナンス窓(147)を開設さ
せ、着脱自在な蓋(148)によってメンテナンス窓
(147)を閉鎖している。
【0024】上記のように、変速機構(124)動作量
に比例させて操向機構(118)操向量を変化させるも
ので、高速側走行変速によって操向量を自動的に拡大さ
せ、かつ低速側走行変速によって操向量を自動的に縮少
させ、操向ハンドル(19)の一定量の操作によって走
行速度に関係なく左右走行クローラ(2)の旋回半径を
略一定に維持させ、農作業走行速度の変更並びに作物列
などに機体を沿わせる進路修正などを行わせると共に、
逆円錐形の変速機構(124)並びに操向機構(11
8)を形成し、操向操作によって操向入力軸(87)を
回転させて操向入力部材(95)を作動させ、例えば旋
回させ乍ら走行速度を減速させる動作を行わせ、変速操
作によって変速入力軸(91)を回転させて操向入力部
材(95)を作動させ、走行変速による旋回半径の拡大
縮少並びに走行変速中立による旋回出力の中止などの操
作を行わせる。
【0025】また、操向入力部材(95)と操向結合部
材(115)を連結させる操向入力連結部(116)を
変速入力軸(91)芯線上に配設させ、変速入力部材
(96)と変速結合部材(121)を連結させる変速入
力連結部(122)を、変速入力軸(91)芯線と交叉
する直線(A)上に配設させ、操向入力軸(87)及び
変速入力軸(91)を中心とする操向入力部材(95)
の相対的な運動を容易に設定でき、設計及び組立及び構
造の簡略化並びに動作の信頼性向上などを図れると共
に、変速入力軸(91)芯線と操向入力軸(87)芯線
が交叉する軸芯交点(B)を中心とする円周(C)上
に、変速入力連結部(122)並びに操向入力連結部
(116)を配設させ、操向入力部材(95)などの構
造の簡略化及びコンパクト化などを図るもので、変速出
力部材(120)と変速結合部材(121)を連結させ
る変速出力連結部(123)と、操向出力部材(11
4)と操向結合部材(115)を連結させる操向出力連
結部(117)を、操向入力軸(87)芯線上に配設さ
せ、前進時と後進時の変速切換による逆ハンドル現像を
防止し、変速出力部材(120)及び操向出力部材(1
14)の設計及び組立及び構造の簡略化並びに動作の信
頼性向上などを図ると共に、変速入力軸(91)と操向
入力軸(87)の軸芯交点(B)に対する変速出力連結
部(123)の距離と、操向出力連結部(117)の距
離を異ならせ、変速出力連結部(123)と操向出力連
結部(117)を同一直線(D)上で離間させることに
よって各連結部(117)(123)の干渉防止並びに
移動範囲の設定などを容易に行え、変速結合部材(12
1)及び操向結合部材(115)を狭少場所に設置でき
るように構成している。
【0026】また、変速入力連結部(116)と、操向
入力連結部(122)を、変速入力軸(91)と操向入
力軸(87)の軸芯交点(B)を中心とする円周(C)
上で約90度離間させ、変速入力軸(91)の回転によ
って操向入力連結部(116)を一定位置に維持させか
つ変速入力連結部(122)の変位量を最大にして走行
変速を行わせると共に、前記各入力連結部(116)
(122)を移動させる平面上に変速入力軸(91)を
配置させる構造で各連結部(116)(122)の移動
量を容易に確保し、コンパクトで機能的に操向入力部材
(95)を配置させるもので、操向入力軸(87)回り
に約90度の範囲内で変速入力連結部(122)及び操
向入力連結部(116)を移動させ、前後進切換による
逆ハンドル現像の防止並びに各入力連結部(116)
(122)の移動量の確保と共に、操向入力軸(87)
を回転させる操向角度に応じて変速入力連結部(12
2)を減速方向に移動させる動作と、旋回内側の走行ク
ローラ(2)を逆転させるスピンターン動作を容易に行
わせ、コンパクトな構造で機能的に構成している。ま
た、前記スピンターン動作は、操向部材(28)の出力
により差動機構(33)を介して左右走行クローラ
(2)の一方を正転させかつもう一方を逆転させ、左右
走行クローラ(2)の前後及び左右中心点回りに旋回さ
せる動作であり、前後進走行と旋回とが同時に行われて
前後進出力である変速部材(25)の回転と旋回出力で
ある操向部材(28)の回転の割合により旋回半径が決
定される。さらに、変速出力軸(119)及び操向出力
軸(113)を変速入力軸(91)と略平行に設け、前
記各出力軸(113)(119)を複数に分割自在なケ
ースを形成するコラム(71)に高精度で軸支させると
共に、変速入力軸(91)並びに前記各出力軸(11
3)(119)を左右方向に延設させることによって機
体前後方向の連結構造を容易に得られ、主変速レバー
(73)と変速入力軸(91)の連結、並びに変速部材
(25)及び操向部材(28)と前記出力軸(113)
(119)との連結を容易に行え、操作構造の簡略化並
びに取扱い性向上などを図れるように構成している。
【0027】さらに、図12に示す如く、前記旋回ロッ
ド(143)中間部に伸縮ダンパ(149)を設け、操
向ハンドル(19)の操向操作による押し方向と引き方
向の双方向で前記ロッド(143)に一定以上の押引力
が作用したとき、即ち、操向ハンドル(19)の切角1
16度(85パーセント)操作により、操向制御アーム
(141)が最高出力位置に移動したとき、前記ダンパ
(149)が圧縮してロッド(143)を伸縮させ、第
2油圧ポンプ(26)を最高出力維持した状態で操向ハ
ンドル(19)をさらに旋回方向に回転操作させ、操向
ハンドル(19)を切角116度から切角135度まで
操作するように構成している。
【0028】さらに、図12に示す如く、前記車速制御
アーム(136)にピン(150)を固定させ、前記ピ
ン(150)を摺動自在に貫挿させる長孔(151)を
前記車速ロッド(138)端部に形成し、車速ロッド
(138)を車速制御アーム(136)に長孔(15
1)及びピン(150)を介して連結させ、前記アーム
(136)が中立で主変速レバー(73)が中立操作位
置のときに前記長孔(151)の長手方向の略中央にピ
ン(150)を位置させ、前記ロッド(138)の押引
による前後進変速の両方に略等しいストロークがピン
(150)に対して形成され、前後進変速の両方で前記
アーム(136)が略対称(正逆転)動作を行うように
構成している。
【0029】そして、中立位置の主変速レバー(73)
を変速操作して変速開始位置に移動させることにより、
車速ロッド(138)の押引によって長孔(151)の
長手方向端部にピン(150)が当接し、主変速レバー
(73)と車速制御アーム(136)が連結させると共
に、主変速レバー(73)をさらに変速操作して変速部
材(25)の最高出力位置までの間に傾倒支持させるこ
とにより、中立位置の車速制御アーム(136)を最高
出力位置までの変速ゾーンに主変速レバー(73)操作
量に比例させて移動させ、変速部材(25)の第1油圧
モータ(24)を無段階に変速出力させ、左右走行クロ
ーラ(2)を等速度で同一方向に駆動して前後進させる
ように構成している。
【0030】さらに、操向ハンドル(19)の切角15
度以内の操向操作によって機体中心速度を略一定に保っ
て進路を修正する。また、操向ハンドル(19)をさら
に操向操作して操向部材(28)の最高出力位置までの
操向ハンドル(19)切角116度間で回転させること
により、操向ハンドル(19)回転角度に比例して操向
制御アーム(141)を最高出力位置までの間で移動さ
せ、操向部材(28)の第2油圧モータ(27)を無段
階に変速出力させ、左右走行クローラ(2)の速度差を
無段階に変更させると共に、操向ハンドル(19)回転
角度に比例して車速ロッド(138)及び車速制御アー
ム(136)を変速中立方向に復動させ、左右走行クロ
ーラ(2)の走行速度を無段階に減速させ、操向ハンド
ル(19)切角を大きくすることにより、旋回半径が小
さくなり、走行速度が遅くなり、左右旋回動作が行われ
る。また、切角116度の操向ハンドル(19)をさら
に操向操作してスピンターンゾーン内を切角135度の
最大操向位置までの間に回転させることにより、ダンパ
(149)の伸縮吸収動作によって旋回ロッド(14
3)(連結長さ)を伸縮させ、操向制御アーム(14
1)を最高出力位置に維持した状態で、車速ロッド(1
38)及び車速制御アーム(136)をさらに変速中立
方向に復動させ、左右走行クローラ(2)の左右幅中間
に形成される旋回中心回りに方向転換するスピンターン
動作が行われるように構成している。
【0031】さらに、図11、図13、図14に示す如
く、前記変速出力軸(119)に筒形の減速出力軸(1
52)と直結出力軸(153)を回転自在に軸支させ、
減速出力軸(152)に変速出力部材(120)を固定
させ、また変速出力軸(119)にボス(154)を介
して変速リンク(129)を固定させると共に、前記主
変速軸(99)にボス(155)を介して直結入力リン
ク(156)を固定させ、前記直結出力軸(153)に
直結出力リンク(157)を固定させ、入力リンク(1
56)の軸(158)に設けるローラ(159)を出力
リンク(157)の長孔(160)に摺動自在に嵌入さ
せ、各リンク(156)(157)を介して主変速軸
(99)に直結出力軸(153)を連結させ、各軸(9
9)(153)を連動回転させる。
【0032】また、前記変速出力軸(119)の中空に
クラッチ軸(161)を出入自在に挿入させ、変速出力
軸(119)に係止させるクラッチピン(162)をク
ラッチ軸(161)挿入端部に固定させると共に、前記
クラッチピン(162)を係脱自在に係止させるノッチ
(163)(164)を前記減速出力軸(152)及び
直結出力軸(153)に夫々形成し、クラッチ軸(16
1)出入操作によりクラッチピン(162)及びノッチ
(163)(164)を介して減速出力軸(152)ま
たは直結出力軸(153)のいずれか一方を変速出力軸
(119)に択一的に連結させる。また、バネ(16
5)によって位置決めボール(166)を係脱自在に係
入させる位置決め溝(167)(168)を前記クラッ
チ軸(161)に設け、前記ボール(166)と各溝
(167)(168)のいずれかの係止によって各出力
軸(152)(153)の各ノッチ(163)(16
4)のいずれかにクラッチピン(162)を係合維持さ
せる。
【0033】また、前記クラッチ軸(161)の突出端
に緩衝部材であるクラッチ操作バネ(165)の一端側
を係合連結させ、前記ステアリングコラム(71)左外
側の支軸(166)に前記バネ(165)中間の巻回部
を支持させ、スピンターンオンオフ機構(167)を形
成する減速機付電動スピンターンモータ(168)のモ
ータ軸(169)に揺動アーム(170)を固定させ、
該アーム(170)先端の係合軸(171)に前記バネ
(165)の他端側を連結させ、スピンターンモータ
(168)の正逆駆動によってバネ(165)を介して
クラッチ軸(161)を出入動作させ、クラッチピン
(162)を減速側のノッチ(163)或いは直結側の
ノッチ(164)に択一係合させるように構成してい
る。
【0034】さらに、図15乃至図17に示す如く、前
記操向ハンドル(19)の右スポーク(172)にスピ
ンターンスイッチ(173)を取付けると共に、変速ス
イッチ(174)を主変速レバー(73)の握り部(1
75)に取付け、操向ハンドル(19)を握る右手でス
ピンターンスイッチ(173)を操作して前記スピンタ
ーンモータ(168)を正転または逆転させ、変速出力
軸(119)上の各出力軸(152)(153)の一方
を介して変速リンク(129)に伝え、前記の2つの変
速出力を変速出力軸(119)上で選択していずれか一
方によって第1油圧ポンプ(23)を変速制御するもの
で、操向ハンドル(19)の操作量に比例させて車速を
減速させる減速出力軸(152)を介して主変速レバー
(73)に変速部材(25)を連結させると共に、前記
減速出力軸(152)と別の直結出力軸(153)を介
して主変速レバー(73)に変速部材(25)を連結さ
せ、前記減速出力軸(152)と直結出力軸(153)
を使い分けることによって変速部材(25)の制御構造
を組み換えることなく旋回性能及び走行性能を変更し、
旋回内側の走行クローラ(2)を逆転させない鈍感な旋
回フィーリングまたは旋回内側の走行クローラ(2)を
逆転させてスピンターンさせる機敏な旋回フィーリング
など旋回特性を選択する。また、主変速レバー(73)
を握る左手で副変速スイッチ(174)を操作し、図示
しない副変速電動モータを正転または逆転させ、副変速
レバー(74)を低速側または高速側に揺動させ、図3
に示す副変速機構(32)を切換えるもので、副変速レ
バー(74)の増速変速によって走行クローラ(2)の
旋回半径が大きくなる一方、副変速レバー(74)の減
速変速によって走行クローラ(2)の旋回半径が小さく
なる。また、サイドコラム(72)の副変速レバー(7
4)と略同一構造の補助副変速レバー(176)をステ
アリングコラム(71)右側に前後方向揺動自在に設
け、操向ハンドル(19)を握る右手でレバー(17
6)操作を行い、図3に示す副変速機構(32)を切換
える。
【0035】上記から明らかなように、走行速度を無段
変更させる主変速レバー(73)と、主変速レバー(7
3)の走行変速基準速度を切換える副変速スイッチ(1
74)を備えるコンバインにおいて、前記主変速レバー
(73)に副変速スイッチ(174)を設け、主変速操
作し乍ら同じ手で同時に副変速操作も行い、操向操作を
一方の手で行って方向転換させ乍らもう一方の手で主変
速と副変速の両方を操作するもので、主変速レバー(7
3)の車速変更操作に対して旋回半径が略一定に保たれ
ると共に、副変速スイッチ(174)操作によって旋回
半径が変化するように構成し、方向転換の途中で主変速
操作に関連させて操向操作を行って旋回進路を修正する
必要がなく、方向転換途中で主変速操作によって車速を
変更させると共に、副変速操作による車速変更によって
旋回フィーリングが切換わり、副変速操作だけで旋回半
径を旋回状況に適した大きさに変化させ、旋回機能の向
上並びに運転操作性の向上などを図る。
【0036】また、主変速レバー(73)を運転席(2
0)の左側方に設け、運転席(20)の前方に配設させ
る操向ハンドル(19)に旋回フィーリング切換部材で
あるスピンターンスイッチ(173)を設け、運転席
(20)に座乗する作業者が左手で主変速レバー(7
3)を握り乍ら操向ハンドル(19)を握る右手でスピ
ンターンスイッチ(173)を操作し、例えば旋回内側
の走行クローラ(2)を逆転させるスピンターン動作の
オンオフなどを操向操作中の右手で操作し、旋回状況に
適した旋回動作を行わせ、旋回機能の向上並びに運転操
作性の向上などを図る。
【0037】さらに、図18乃至図22に示す如く、主
変速レバー(73)を前進(後進)方向に傾ける操作に
より、変速部材(25)を出力制御し、前進(後進)変
速が行われて前進(後進)移動するもので、主変速レバ
ー(73)を操作している状態で、操向ハンドル(1
9)を左(右)側に回転させて左(右)旋回操作を行う
ことにより、変速部材(25)を制御する変速入力操作
量が二次曲線形に変化すると共に、前記変速入力操作量
に対して90度の位相差で直進位置を起点に操向部材
(28)を制御する操向入力操作量が二次曲線形に変化
し、立上りが緩傾斜の二次曲線となる変速入力操作量に
よって操向ハンドル(19)操向角度に比例して変速部
材(25)が減速制御されると共に、立上りが急傾斜の
二次曲線となる操向入力操作量によって操向ハンドル
(19)操向角度に比例して操向部材(28)が増速制
御される。
【0038】また、図18は、主変速レバー(73)の
前(後)進操作量が最大のとき並びに2分の1のとき並
びに4分の1のときの操向ハンドル(19)の操作によ
り、操向部材(28)が増速制御される操向部材(2
8)の出力変位量を操向増速操作量として表わしたもの
で、操向ハンドル(19)の回転と操向操作出力との関
係を示している。前記操向部材(28)の出力変位量で
ある操向増速操作量は、操向ハンドル(19)の角度変
化に対し、略直線的な比例変化よりも大きく設定され、
操向部材(28)の出力を大きくして油圧動力伝達損失
を補い、操向部材(28)の実際の出力が設定適正範囲
(効率100パーセント出力状態)になるように構成し
ている。
【0039】また、図19は、主変速レバー(73)の
前(後)進操作量が最大のとき並びに2分の1のとき並
びに4分の1のときの操向ハンドル(19)の回転と、
操向部材(28)の油圧モータ(27)の旋回出力回転
数との関係を示すもので、主変速レバー(73)の操作
(車速の変更)に対して操向ハンドル(19)操作量が
一定のときに操向部材(28)の旋回出力回転数を比例
して変化させるから、図20のように、旋回内側走行ク
ローラ(2)の速度(V1)と旋回外側走行クローラ
(2)の速度(V2)との比が、操向ハンドル(19)
回転角度が一定のとき、主変速レバー(73)操作によ
って車速が変更されても一定に保たれ、主変速レバー
(73)の車速変更に対して旋回半径(R)が一定に保
たれる。即ち、図3のように、変速部材(25)の回転
出力を左右遊星ギヤ機構(35)を介して左右走行クロ
ーラ(2)に伝えて左右走行クローラ(2)を同一方向
に同一速度で駆動すると共に、操向部材(28)の回転
出力を入力操向ギヤ(66)(67)によって左右逆転
させて左右遊星ギヤ機構(35)に伝え、左右走行クロ
ーラ(2)を反対方向に同一速度で駆動する(強制差動
構造)場合、主変速レバー(73)操作によって変速部
材(25)の回転出力を変化させて車速を変更したと
き、仮りに操向部材(28)の回転出力が一定に保たれ
ていると、車速の変更に対して左右走行クローラ(2)
の速度差(V2−V1)が一定に保たれることになり、
車速の増速(減速)によって旋回半径(R)が拡大(縮
少)され、操向ハンドル(19)の回転角度を一定に保
っていても、車速の変更によって旋回半径(R)が変化
する。これに対し、図18及び図19から明らかなよう
に、操向ハンドル(19)の回転角度を一定に保ってい
るとき、変速部材(25)の回転出力を変化させて車速
を変更する主変速レバー(73)の操作により、操向部
材(28)の回転出力が比例して変化し、左右走行クロ
ーラ(2)の旋回半径(R)が一定に保たれるもので、
四輪自動車のアクセルペダル及びハンドル操作と略同一
操作感覚で主変速レバー(73)の変速と操向ハンドル
(19)の操向の各操作を行える。
【0040】上記のように、主変速レバー(73)操作
によって変速部材(25)を作動させて左右走行クロー
ラ(2)の両方を同一方向に同一速度で駆動して増速ま
たは減速させると共に、操向具である操向ハンドル(1
9)操作によって操向部材(28)を作動させて左右走
行クローラ(2)を逆方向に同一速度で駆動して駆動速
度に差を生じさせるもので、旋回外側走行クローラ
(2)の回転数と旋回内側走行クローラ(2)の回転数
の比を略一定に保ち乍ら左右走行クローラ(2)を変速
制御する。そして、操向ハンドル(19)操作によって
左または右方向に旋回しているとき、主変速レバー(7
3)操作によって左右走行クローラ(2)を増速または
減速させて車速を変更しても旋回半径が略一定に維持さ
れ、四輪自動車と略同様の運転感覚で操向及び変速の各
操作を行え、走行変更操作に伴う進路の修正などを不要
にし、例えば作物列に沿わせる走行または圃場枕地での
次作業工程位置への方向転換などを容易に行える。
【0041】さらに、図21は、主変速レバー(73)
の前(後)進操作量が最大のとき並びに2分の1のとき
並びに4分の1のときの操向ハンドル(19)の操作に
より、変速部材(25)が減速制御される変速部材(2
5)の出力変位量を変速減速操作量として表わしたもの
で、操向ハンドル(19)の回転と変速操作出力との関
係を示している。前記変速部材(25)の出力変位量で
ある変速減速操作量は、操向ハンドル(19)の角度変
化に対し、略直線的な比例変化よりも小さく設定され、
変速部材(28)の出力を大きくして油圧動力伝達損失
を補い、変速部材(28)の実際の出力が設定適正範囲
(効率100パーセント出力状態)になるように構成し
ている。前記の図18及び図21から明らかなように、
変速部材(25)または操向部材(28)の出力が、停
止乃至最大出力の途中で、直線的な変化よりも大きくな
るように構成し、変速部材(25)または操向部材(2
8)の動力伝達損失などによって走行クローラ(2)駆
動力が不足する不具合をなくし、走行クローラ(2)の
走行性能の維持並びに運転操作性の向上などを図り、特
に損失割合が大きくなる微速走行時の走行性能を向上さ
せる。
【0042】また、図22は、主変速レバー(73)の
前(後)進操作量が最大のとき並びに2分の1のとき並
びに4分の1のときの操向ハンドル(19)の回転と、
変速部材(25)の油圧モータ(24)の変速出力回転
数との関係を示すもので、主変速レバー(73)の操作
量が一定のとき、操向ハンドル(19)操向操作に対し
て変速部材(25)の変速出力回転数を比例して変化さ
せるから、図23に示す如く、副変速レバー(74)が
一定位置で副変速が同一速度に保たれているとき、直進
位置の操向ハンドル(19)を左方向(右方向)に約1
5度回転させる刈取り進路修正範囲では、操向ハンドル
(19)の回転に対して変速部材(25)が減速方向に
微少動作し、変速部材(25)が直進と略同一出力状態
に維持されると共に、操向部材(28)の第2油圧ポン
プ(26)によって第2油圧モータ(27)を正転(逆
転)させる操向出力によって左方向(右方向)に旋回さ
せ、未刈り穀稈(作物)列の湾曲に合せる進路修正を行
う。このとき、旋回内側の走行クローラ(2)の減速量
と、旋回外側の走行クローラ(2)の増速量が略等しく
なり、機体中心速度が直進と略同一速度に保たれる。ま
た、操向ハンドル(19)を直進位置から15度以上回
転させると、操向ハンドル(19)の回転に比例して変
速部材(25)が減速方向に動作し、変速部材(25)
が左旋回及び右旋回のいずれでも減速動作し、第1油圧
ポンプ(23)及びモータ(24)の走行変速出力を減
速させ、左右走行クローラ(2)を同一方向に回転駆動
させて前進(または後進)させ、左右走行クローラ
(2)の走行速度差により左方向(右方向)に旋回する
ブレーキターン動作を行わせ、未刈り穀稈(作物)列か
ら外れたときに元の列に戻したり隣の列に移動させる進
路修正を行う。さらに、操向ハンドル(19)を約11
6度回転させると、旋回部材(28)が最大出力になっ
て旋回出力が最高出力維持され、135度の切角範囲で
機体中心速度が直進時の約4分の1に減速され、旋回内
側の走行クローラ(2)が逆転駆動され、左右走行クロ
ーラ(2)の間の旋回中心回りに機体が旋回するスピン
ターン動作が行われ、左右走行クローラ(2)の左右幅
だけ旋回方向にずらせて機体を180度方向転換させる
もので、ハンドル切角0度からハンドル切角135度の
範囲で操向ハンドル(19)を回転させて左または右方
向の旋回操作を行い、直進位置を中心とした左右15度
のハンドル(19)回転範囲で未刈り穀稈(作物)列に
沿って移動する条合せ進路修正を、直進時の走行速度を
維持し乍ら行うと共に、左右116度乃至135度のハ
ンドル(19)回転により、旋回部材(28)を最高出
力維持し乍ら、圃場枕地で機体を方向転換させて次作業
工程に移動させるスピンターン動作を、直進時の約4分
の1の走行速度(減速率25パーセント)に自動的に減
速して行う。
【0043】さらに、副変速高速切換によって路上走行
モードで旋回制御を行い、副変速標準切換並びに副変速
低速切換によって操向ハンドル(19)操作に基づき主
変速減速制御及び操向制御を行わせるもので、図23の
ように、操向ハンドル(19)及び主変速レバー(7
3)の操作により、左右走行クローラ(2)の駆動速度
を変更して条合せ進路修正並びに圃場枕地でのスピンタ
ーンによる方向転換を行い、連続的に穀稈を刈取って脱
穀する収穫作業を行うと共に、図24に示す如く、副変
速レバー(74)を操作して副変速機構(32)を高速
または標準(刈取作業)または低速に切換えたとき、左
右走行クローラ(2)の速度差が略一定に保たれて車速
が変更され、車速の変更にともなって左右走行クローラ
(2)の旋回半径(R)も変化する。
【0044】さらに、乾田作業で走行クローラ(2)を
スピンターン動作させ、かつ湿田作業で走行クローラ
(2)のスピンターン動作を中止させる操作をスピンタ
ーンスイッチ(173)によって行わせるように構成
し、同一の圃場で全体的に乾田で一部が湿田のときでも
作業を中断させることなくスピンターンスイッチ(17
3)操作によってスピンターンの禁止及び許可の切換を
行い、走行クローラ(2)の走行性能を路面条件に適応
させて維持するもので、走行クローラ(2)の走行路面
条件によって操向部材(28)の制御動作を切換えるス
ピンターンスイッチ(173)を設け、スピンターンス
イッチ(173)操作によって走行クローラ(2)の走
行制御を変更し、超湿田での旋回内側の走行クローラ
(2)の逆転によるスピンターンを禁止し、旋回機能の
維持並びに運転操作性の向上などを図る。
【0045】また、操向ハンドル(19)切角並びに主
変速及び副変速切換位置によって左右走行クローラ
(2)の車速差を決定して操向部材(28)を制御する
ように構成し、主変速切換によって走行クローラ(2)
の旋回半径を一定に保ち、副変速切換によって旋回半径
を変化させ、作業内容に適応させた操向フィーリングを
容易に得られ、運転操作性の向上などを図ると共に、操
向ハンドル(19)切角並びに主変速及び副変速切換位
置によって機体中心車速を決定して変速部材(25)を
制御するように構成し、走行クローラ(2)の旋回半径
に比例させて車速を増減速変化させ、旋回半径が小さく
なることによって自動的に減速されて安定した旋回動作
を得られ、運転操作の簡略化などを図る。
【0046】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、走行速度を無段変更させる主変速レバー(73)
と、主変速レバー(73)の走行変速基準速度を切換え
る副変速スイッチ(174)を備えるコンバインにおい
て、前記主変速レバー(73)に副変速スイッチ(17
4)を設けたもので、主変速操作し乍ら同じ手で同時に
副変速操作も行うことができ、操向操作を一方の手で行
って方向転換させ乍らもう一方の手で主変速と副変速の
両方を操作でき、旋回機能の向上並びに運転操作性の向
上などを容易に図ることができるものである。
【0047】また、主変速レバー(73)の車速変更操
作に対して旋回半径が略一定に保たれると共に、副変速
スイッチ(174)操作によって旋回半径が変化するよ
うに構成したもので、方向転換の途中で主変速操作に関
連させて操向操作を行って旋回進路を修正する必要がな
く、方向転換途中で主変速操作によって車速を容易に変
更できると共に、副変速操作による車速変更によって旋
回フィーリングが切換わり、副変速操作だけで旋回半径
を旋回状況に適した大きさに変化させることができ、旋
回機能の向上並びに運転操作性の向上などを容易に図る
ことができるものである。
【0048】また、主変速レバー(73)を運転席(2
0)の左側方に設け、運転席(20)の前方に配設させ
る操向ハンドル(19)に旋回フィーリング切換部材
(173)を設けたもので、運転席(20)に座乗する
作業者が左手で主変速レバー(73)を握り乍ら操向ハ
ンドル(19)を握る右手で旋回フィーリング部材(1
73)を操作でき、例えば旋回内側の走行クローラ
(2)を逆転させるスピンターン動作のオンオフなどを
操向操作中の右手で操作でき、旋回状況に適した旋回動
作を容易に行わせることができ、旋回機能の向上並びに
運転操作性の向上などを容易に図ることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図。
【図2】コンバインの全体平面図。
【図3】ミッション駆動系の説明図。
【図4】走行変速及び操向操作部の説明斜視図。
【図5】同部の作動説明図。
【図6】ステアリングコラムの側面図。
【図7】同上部拡大側面図。
【図8】同下部拡大側面図。
【図9】ステアリングコラムの正面図。
【図10】同上部拡大正面図。
【図11】同下部拡大正面図。
【図12】図4の平面説明図。
【図13】図11の部分拡大断面図。
【図14】前回の分解説明図。
【図15】運転席部の平面図。
【図16】同拡大図。
【図17】操向ハンドル部の部分図。
【図18】操向ハンドルと操向操作出力の関係を示す出
力線図。
【図19】操向ハンドル回転角度と操向部材出力の関係
を示す出力線図。
【図20】左右走行クローラの旋回説明図。
【図21】操向ハンドルと変速操作出力の関係を示す出
力線図。
【図22】操向ハンドル回転角度と変速部材出力の関係
を示す出力線図。
【図23】操向及び主変速切換と走行クローラ回転の関
係を示す出力線図。
【図24】操向及び副変速切換と走行クローラ回転の関
係を示す出力線図。
【符号の説明】
(19) 操向ハンドル (20) 運転席 (73) 主変速レバー (173) スピンターンスイッチ(旋回フィーリング
切換部材) (174) 副変速スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B043 AA03 AB08 BA02 BA05 BB14 DA04 DA07 DB04 DC01 2B076 AA03 BA07 CC02 CD03 DC01 DC03 3D040 AA22 AB04 AC02 3D052 AA02 AA03 AA05 AA17 BB11 DD04 EE01 FF01 FF02 GG03 HH01 JJ08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行速度を無段変更させる主変速レバー
    と、主変速レバーの走行変速基準速度を切換える副変速
    スイッチを備えるコンバインにおいて、前記主変速レバ
    ーに副変速スイッチを設けたことを特徴とするコンバイ
    ン。
  2. 【請求項2】 主変速レバーの車速変更操作に対して旋
    回半径が略一定に保たれると共に、副変速スイッチ操作
    によって旋回半径が変化するように構成したことを特徴
    とする請求項1に記載のコンバイン。
  3. 【請求項3】 主変速レバーを運転席の左側方に設け、
    運転席の前方に配設させる操向ハンドルに旋回フィーリ
    ング切換部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    のコンバイン。
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