JPH10295151A - 作業機の操作装置 - Google Patents

作業機の操作装置

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JPH10295151A
JPH10295151A JP12638697A JP12638697A JPH10295151A JP H10295151 A JPH10295151 A JP H10295151A JP 12638697 A JP12638697 A JP 12638697A JP 12638697 A JP12638697 A JP 12638697A JP H10295151 A JPH10295151 A JP H10295151A
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steering operation
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turning
spin
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Hisayuki Satoji
久幸 里路
Toshihiko Mizumoto
俊彦 水本
Mikiji Hirota
幹司 廣田
Hitoshi Goto
仁 後藤
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性の向上、方向修正の容易化・確実化、
走行安定性の向上。 【構成】 走行自在の作業車の操作部に、右へ回動させ
ると右へ進路変更し左へ回動させると左へ進路変更する
回転式の操向操作具16を設け、該操向操作具16には
該操向操作具16の回転操作によらずに左に進路変更す
る左進路変更手段17および右に進路変更する右進路変
更手段17を設けた作業機の操作装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業機の操作装置に係
るものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の特開昭57−83215号公報
には、走行自在の作業車の操作部に、右へ回動させると
右へ進路変更し左へ回動させると左へ進路変更する回転
式の操向操作具を設けた構成について記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、操向操
作具の回転操作によりサイドクラッチを継脱するので、
どの程度回転させると継脱するか分かりにくく、微妙な
操作は案外困難であるという課題がある。即ち、自動車
によりアスファルト路面上を走行中のハンドル操作で
は、走行条件が良いのでハンドルを僅かに回してもこれ
に応じて走行方向を修正できるが、作業車の場合、操向
操作具を回転させても、操作に対して、応答が遅いの
で、知らず知らずのうちに所謂切り戻しの操作量が大き
くなってハンチング現象が発生し、操作性が低くいとい
う課題がある。また、僅かな方向修正であっても操向操
作具を回転操作するのは面倒であるという課題もある。
本発明は、操向操作具の操作性を向上させ、微妙な方向
修正を容易にし、操作を容易にしたものである。
【0004】
【発明の目的】操作性の向上、方向修正の容易化・確実
化、走行安定性の向上。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行自在の作
業車の操作部に、右へ回動させると右へ進路変更し左へ
回動させると左へ進路変更する回転式の操向操作具16
を設け、該操向操作具16には該操向操作具16の回転
操作によらずに左に進路変更する左進路変更手段17お
よび右に進路変更する右進路変更手段17を設けた作業
機の操作装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例をコンバインの例にて図面に
より説明すると、1はコンバインの機体フレームであ
り、機体フレーム1の下方に左右一対のクローラ2を有
する走行装置3を設け、機体フレーム1の上方に脱穀装
置4を設け、脱穀装置4の前側に刈取部5を設けてい
る。6は刈取部5の分草体、7は分草した穀稈を引き起
こす引起装置、8は刈刃、9は搬送された穀稈を前記脱
穀装置4に引き継ぐ引継搬送装置である。前記引継搬送
装置9の側部には操作部10を設け、操作部10の周囲
は包囲してキャビン11を形成している。しかして、前
記走行装置3は、エンジンの回転をミッションケース1
2に伝達し、ミッションケース12には少なくとも、左
右サイドクラッチ13および左右ブレーキ14を設け、
左右サイドクラッチ13の一方を継脱(入切)して走行
方向の修正し、更にサイドクラッチ13を切った側のブ
レーキ14によって制動旋回するように構成しており、
前記走行方向の操作は、略円形の回転式の操向操作具1
6により行うと共に、前記左右サイドクラッチ13の継
脱を操向操作具16に設けた方向修正スイッチ17によ
っても行えるように構成している。
【0007】即ち、操向操作具16は、所定量回転させ
ると、回転方向側のサイドクラッチ13を切にし、更に
回転させると、ブレーキ14により制動旋回し、直進状
態で、操向操作具16を回転させることなく、方向修正
スイッチ17を操作すると、左右サイドクラッチ13の
一方を切って走行方向の修正を行う(図4)。左右進路
変更手段(方向修正スイッチ)17は図示は省略する
が、左右サイドクラッチ13を継脱するシフタを作動さ
せるソレノイド、油圧シリンダ等のアクチュエータに接
続する。前記操向操作具16は、中央のボス部18にハ
ンドルシャフト19の上端を設け、ハンドルシャフト1
9を機体側に回転自在に軸装し、前記ボス部18には放
射方向に突き出るスポーク部20の基部を固定し、スポ
ーク部20の先端を円形のホィール部21の内周に固定
する。また、前記左右進路変更手段17は前記操向操作
具16のいずれかの場所に設ければよいが、前記スポー
ク部20に設けて操作性を向上させている。
【0008】前記操向操作具16は図示は省略するが、
センター復帰バネを設けて手を離すと直進状態になるよ
うに構成すると、操作性が向上して好適である。また、
操向操作具16の回転量を示す表示部22を操作部10
の任意位置に設けると、操向操作具16の操作を容易に
する。また、スポーク部20およびホィール部21は図
示は省略するが、金属製の芯金の外周をウレタン等の合
成樹脂を被覆して形成し、前記芯金を左右進路変更手段
17の回路の配線の一部に使用してもよいが、左右進路
変更手段17の具体的スイッチ構成および回路等は任意
であり、実施例に限定されない。しかして、図5は、前
記ミッションケース12を示し、23はエンジンからの
回転を油圧式無段変速装置(H.S.T.)により変速
して入力する入力軸、24は副変速軸、25は副変速軸
24に固定の駆動歯車、26はサイドクラッチ軸、27
は前記駆動歯車25に常時噛合わせるサイドクラッチ軸
26に固定のセンターギヤであり、センターギヤ27の
左右両側部に設けたクラッチ爪とセンターギヤ27の左
右両側に設けたサイドクラッチギヤ28に設けたクラッ
チ爪とにより前記左右サイドクラッチ13を構成する。
また、サイドクラッチ軸26の左右両側のミッションケ
ース12には左右固定ドラム29を設け、左右固定ドラ
ム29内に設けた固定ディスクにサイドクラッチギヤ2
8と共に回転する回転ディスクを接離自在に摺接するよ
うにして前記左右ブレーキ14を構成する。即ち、サイ
ドクラッチギヤ28が軸心方向に移動してクラッチの入
り切りとブレーキ作動を行う。
【0009】また、ミッションケース12には、左右ホ
イル軸30のうちの旋回内側を旋回外側に比し所定割合
減速駆動回転させて旋回するマイルド旋回および左右ホ
イル軸30の回転方向を互いに逆回転させて旋回するス
ピン旋回可能に構成しており、31はマイルド・スピン
軸、32はスピン・マイルド入切用クラッチ、33はマ
イルド・スピン減速軸、34はマイルド・スピン減速軸
33に回転を伝達する減速軸、35はマイルド・スピン
軸31の中央部に摺動自在に設けたマイルド・スピン切
替歯車、36はマイルド用受動歯車、37はスピン用受
動歯車であり、前記マイルド・スピン切替歯車35をシ
フタ(図示省略)により摺動させてマイルド用受動歯車
36またはスピン用受動歯車37のいずれか一方に噛み
合わせ、スピンターンとマイルドターンとに切替える。
この場合、旋回半径は、サイドクラッチ13の切による
旋回、マイルド旋回、ブレーキ14による制動旋回、ス
ピン旋回の順に小さくなり、前記操向操作具16の回転
操作によって旋回すると共に、左右進路変更手段17の
操作によって左右サイドクラッチ13を切って走行方向
の修正する。
【0010】なお、操向操作具16の操作方法は任意で
あり、例えば、所定量回転させると、回転方向側のサイ
ドクラッチ13を切にし、更に回転させると、ブレーキ
14により減速し、その後マイルド・スピン入切用クラ
ッチ32を入りにする。次に、操向操作具16を更に回
転させると、マイルド・スピン入切用クラッチ32を切
りにしてブレーキ14をロックしてブレーキ旋回し、更
に回転させると、ブレーキ14をロックを解除してから
マイルド・スピン入切用クラッチ32を入りにしてスピ
ン旋回する。また、別途切替手段を設けてスピンおよび
マイルド旋回とブレーキ旋回を切替えるようにしてもよ
い。しかして、図6は別の伝動構成の実施例を示し、マ
イルド・スピン軸31には、マイルド・スピン用油圧式
無段変速装置40のモータ41の回転を伝達して、ブレ
ーキ制動、マイルド旋回、スピン旋回を行う構成であ
る。即ち、入力軸23に回転入力する油圧式無段変速装
置(H.S.T.)42とは別に前記マイルド・スピン
用油圧式無段変速装置40を設け、マイルド・スピン用
油圧式無段変速装置40は副変速軸24よりポンプ44
に入力し、ポンプ44から前記モータ41へ正回転から
回転停止をはさんで逆回転まで伝達して前記各旋回を行
う。したがって、操作機構を簡素にして、確実に操作で
き、また、ブレーキ制動、マイルド旋回、スピン旋回の
移行を円滑にして、走行安定性を向上させる。
【0011】図7は、図6の実施例の回路の一例を示
し、46は操向操作具16を操作したときに左右サイド
クラッチ13を継脱させるハンドル旋回スイッチ、47
は自動方向(ACD)制御用スイッチ、48はソレノイ
ドであり、いずれかによりソレノイド48を介して左右
サイドクラッチ13を継脱させる。図8および図9は、
操向操作具16の形状の第2実施例を示し、運転席59
側のホィール部21を直線状の直線部49に形成する。
即ち、コンバイン等の作業機の場合、作業者が立った姿
勢で操向操作具16を操作することが多く、作業姿勢と
操向操作具16とが互いに干渉しないようにして、操作
性を向上させたものである。また、運転席と操向操作具
16との間隔も広くなって作業スペースを広くする。同
様に、図10は、操向操作具16の形状の他の実施例を
示している。また、直進時は操向操作具16の操作をし
ないので、有効である。
【0012】しかして、前記操向操作具16および左右
進路変更手段17の構成を前提として、操向操作具16
の中央に固定状にスイッチパネルを設け(図10)、ス
イッチパネルには自動方向制御スイッチ50、自動扱深
さ制御スイッチ51、自動刈高さ制御スイッチ52、自
動車体水平制御スイッチ53、自動車速制御スイッチ5
4、刈取クラッチ・脱穀クラッチ入切スイッチ55、ラ
イト点灯スイッチ56等の各種スイッチを配置させる。
また、スイッチパネルにはコントロール用の表示部(メ
ータパネル・モニタ)を設けることもある。操向操作具
16の中央に固定状にスイッチパネルを設けることによ
り、スペースを有効活用できるだけでなく、操向操作具
16を操作する左右両手に挟まれた空間に配置している
ので、操作性も向上する。また、コンバインの操作部1
0にはメータ、レバー、スイッチ類が多く配置されてい
るが、その一部を操向操作具16の中央に配置すること
により、他の操作部10の操作スペースを広くできる。
【0013】しかして、前記操向操作具16の中央部に
は、操向操作具16の回転に対して位置不動で上方へ突
き出るように起立するパワステレバー57を設ける。パ
ワステレバー57は二系統の操作系路を確保してフェイ
ルセーフ機能を持たせ、また、上方に起立するパワステ
レバー57により立ち姿勢における操作を容易にする。
また、パワステレバー57の頂端面部には、車体上下、
傾斜等のスイッチ58を設け、操作性を更に向上させて
いる。前記実施例では、制御部により予め操向操作具1
6優先あるいはパワステレバー57優先を設定したり、
また、優先を切替スイッチにより切替可能に構成した
り、また、操向操作具16とパワステレバー57とが相
反する操作が行われたときは走行停止(エンジン停止含
む)させたり、また、いずれの場合も、一方が操作不能
状態になったときは、他方により操作可能になるように
構成し、また、操向操作具16とパワステレバー57と
が同方向に操作されたときも、制御部により予め操向操
作具16優先あるいはパワステレバー57優先を設定し
たり、また、優先を切替スイッチにより切替可能に構成
したり、また、操作量の大きい方を優先させたりするよ
うに構成する。なお、操向操作具16とパワステレバー
57とが同方向に操作されたとき、旋回半径の小さい方
を優先させると、操作者の意思を反映できて、好適であ
る。
【0014】しかして、前記左右進路変更手段17の近
傍の操向操作具16またはスイッチパネル等の任意位置
には、機体前進スイッチおよび機体後進スイッチを設
け、押し続けている間前進または後進させると、操作性
を向上させる。即ち、一操作で前進または後進させるの
で、操作性を向上させる。前記操向操作具16の操作方
法において、90°回転させるとサイドクラッチ13を
切にし、90°〜180°回転させると回転量に応じて
駆動回転の割合を次第に遅くして旋回半径を小にするマ
イルド旋回させ、180°〜360°の間では回転量に
応じて次第に旋回半径を小にするブレーキ旋回させ、3
60°以上回転させるとスピン旋回するように構成す
る。それゆえ、丸い操向操作具16だけで、4種類のタ
ーンを使い分けられ、操作性を向上させる。なお、路上
走行のときはスピン旋回を入切させるスイッチを別途設
けて誤操作を防止する。
【0015】
【作用】次に、サイドクラッチ13の切による旋回、マ
イルド旋回、ブレーキ14による制動旋回、スピン旋回
のいずれの旋回も可能である前提において、作用を述べ
る。操作部の操向操作具16を例えば右方向に所定量回
転させると、回転方向側である右のサイドクラッチ13
を切にし、機体を右方向に走行させる。また、更に操向
操作具16を右側に回転させると、右ブレーキ14によ
り減速し、旋回半径をサイドクラッチ13を切ったとき
よりも小さくして機体を右方向に走行させる。
【0016】また、更に操向操作具16を右側に回転さ
せると、右ブレーキ14を開放しつつ右マイルド・スピ
ン入切用クラッチ32を入りにして、旋回外側に対して
旋回内側となる右ホイル軸30を旋回外側の左ホイル軸
30に対して所定割合減速駆動回転させてマイルド旋回
する。次に、更に操向操作具16を右側に回転させる
と、入りにしたマイルド・スピン入切用クラッチ32を
切りにしてブレーキ14をロックしてブレーキ旋回す
る。また、更に操向操作具16を回転させると、ブレー
キ14のロックを解除してからマイルド・スピン入切用
クラッチ32を入りにしてスピン旋回する。しかして、
操向操作具16には左右進路変更手段17を設けている
から、操向操作具16を直進状態のとき、左右いずれか
の左右進路変更手段17を押すと、サイドクラッチ13
を切にし、切りにした側に進路変更し、次に、左右進路
変更手段17を離すと、サイドクラッチ13を入りにし
て機体を直進させる。したがって、左右進路変更手段1
7の操作によって進路変更開始時と終了時を確実に認識
することができ、進路変更操作を容易・確実にする。即
ち、操向操作具16の回転操作は、回転量を多くする
と、旋回半径を小さくするので、機体の旋回に合わせて
操向操作具16の回転操作を行うことにより進路変更が
容易となるが、反面、微妙な進路変更の場合、操向操作
具16を反対方向に回転させると、進路変更幅が大き
く、所謂ハンチング減少のようになり、この点の微妙な
進路変更の操作を左右進路変更手段17により行うと、
頗る容易になる。
【0017】なお、操向操作具16の回転操作中に、誤
って左右進路変更手段17に接触することも考えられ、
この場合は操向操作具16の操作を優先させて(左右進
路変更手段17のオンオフを無視する)、操作者の操作
を優先させ操作性を向上させる。また、自動方向制御中
の左右進路変更手段17の操作も無視してもよい。ま
た、制御部を設けて、操向操作具16の回転量、走行状
態、走行速度等を総合判断して走行することも可能であ
る。しかして、図6の別の伝動構成の実施例では、マイ
ルド・スピン軸31にはマイルド・スピン用油圧式無段
変速装置40の回転を伝達するから、マイルド・スピン
用油圧式無段変速装置40は、ポンプ44の斜板の角度
を変更して、正回転から減速して、ブレーキロックと同
様にマイルド・スピン軸31の回転を停止させ、次いで
逆回転を伝達できる。したがって、左右進路変更手段1
7によりサイドクラッチ13を入り切りして微妙な進路
変更すると共に、操向操作具16を回転させると、サイ
ドクラッチ13の切り、マイルド旋回、ブレーキロック
旋回、スピン旋回と旋回半径の順に小さくする構成およ
び制御を簡素にでき、また、操向操作具16および左右
進路変更手段17の操作のみで可能になって操作性を向
上させる。また、正回転から逆回転まで円滑に変速する
ので、ブレーキ制動、マイルド旋回、スピン旋回への移
行を円滑にして、走行安定性を向上させる。
【0018】しかして、コンバイン等の作業では、刈取
部5の分草体6を圃場の穀稈列に合わせる条合せが面倒
であるが、左右進路変更手段17の操作によって微妙な
方向修正が可能になって、操作性、作業性を向上させ
る。また、分草体6を条に合わせるとき、作業者が立っ
た姿勢で操向操作具16を操作することがあるが、図8
および図9の実施例では、操向操作具16の形状を運転
席59側のホィール部21を直線部49に形成している
から、一層、作業者は前方を覗き込むことが可能になっ
て、作業を容易にする。
【0019】
【効果】本発明は、走行自在の作業車の操作部に、右へ
回動させると右へ進路変更し左へ回動させると左へ進路
変更する回転式の操向操作具16を設け、該操向操作具
16には該操向操作具16の回転操作によらずに左に進
路変更する左進路変更手段17および右に進路変更する
右進路変更手段17を設けた作業機の操作装置としたも
のであるから、操向操作具16の回転操作と進行方向と
が一致するので、操作が容易であり、また、操向操作具
16の回転操作では微妙な方向修正が苦手であるが、こ
れを左右進路変更手段17の操作によって進路変更開始
時と終了時を確実に認識することができ、進路変更操作
を容易・確実にでき、特に僅かな方向修正のときに操向
操作具16の操作しなくてすむので面倒がなく、操向操
作具16と左右進路変更手段17とにより相俟って操作
性を向上させることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンバインの側面図。
【図2】 操向操作具および進路変更手段の正面(平
面)図。
【図3】 操向操作具および進路変更手段の操作説明
図。
【図4】 ミッションケースの展開状態の略図。
【図5】 同他の実施例図。
【図6】 回路図。
【図7】 操向操作具の他の実施例図。
【図8】 同側面図。
【図9】 操向操作具の他の実施例図。
【図10】 操向操作具の他の実施例図。
【図11】 同一部断面図。
【図12】 パワステの平面図。
【符号の説明】
1…機体フレーム、2…クローラ、3…走行装置、4…
脱穀装置、5…刈取部、6…分草体、7…引起装置、8
…刈刃、9…引継搬送装置、10…操作部、11…キャ
ビン、12…ミッションケース、13…左右サイドクラ
ッチ、14…左右ブレーキ、16…操向操作具、17…
左右進路変更手段、18…ボス部、19…ハンドルシャ
フト、20…スポーク部、21…ホィール部、22…表
示部、23…入力軸、24…副変速軸、25…駆動歯
車、26…サイドクラッチ軸、27…センターギヤ、2
8…サイドクラッチギヤ、29…左右固定ドラム、30
…左右ホイル軸、31…マイルド・スピン軸、32…マ
イルド・スピン入切用クラッチ、33…マイルド・スピ
ン減速軸、36…マイルド用受動歯車、37…スピン用
受動歯車、40…マイルド・スピン用油圧式無段変速装
置、41…モータ、42…油圧式無段変速装置、44…
ポンプ、46…ハンドル旋回スイッチ、47…自動方向
制御用スイッチ、48…ソレノイド、49…直線部、5
0…自動方向制御スイッチ、51…自動扱深さ制御スイ
ッチ、52…自動刈高さ制御スイッチ、53…自動車体
水平制御スイッチ、54…自動車速制御スイッチ、55
…刈取クラッチ・脱穀クラッチ入切スイッチ、56…ラ
イト点灯スイッチ、57…パワステレバー、58…スイ
ッチ、59…運転席。
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンバインの側面図。
【図2】 操向操作具および進路変更手段の正面(平
面)図。
【図3】 操向操作具および進路変更手段の操作説明
図。
【図4】 表示部の正面図。
【図5】 ミッションケースの展開状態の略図。
【図6】 同他の実施例図。
【図7】 回路図。
【図8】 操向操作具の他の実施例図。
【図9】 同側面図。
【図10】 操向操作具の他の実施例図。
【図11】 操向操作具の他の実施例図。
【図12】 同一部断面図。
【図13】 パワステの平面図。
【符号の説明】 1…機体フレーム、2…クローラ、3…走行装置、4…
脱穀装置、5…刈取部、6…分草体、7…引起装置、8
…刈刃、9…引継搬送装置、10…操作部、11…キャ
ビン、12…ミッションケース、13…左右サイドクラ
ッチ、14…左右ブレーキ、16…操向操作具、17…
左右進路変更手段、18…ボス部、19…ハンドルシャ
フト、20…スポーク部、21…ホィール部、22…表
示部、23…入力軸、24…副変速軸、25…駆動歯
車、26…サイドクラッチ軸、27…センターギヤ、2
8…サイドクラッチギヤ、29…左右固定ドラム、30
…左右ホイル軸、31…マイルド・スピン軸、32…マ
イルド・スピン入切用クラッチ、33…マイルド・スピ
ン減速軸、36…マイルド用受動歯車、37…スピン用
受動歯車、40…マイルド・スピン用油圧式無段変速装
置、41…モータ、42…油圧式無段変速装置、44…
ポンプ、46…ハンドル旋回スイッチ、47…自動方向
制御用スイッチ、48…ソレノイド、49…直線部、5
0…自動方向制御スイッチ、51…自動扱深さ制御スイ
ッチ、52…自動刈高さ制御スイッチ、53…自動車体
水平制御スイッチ、54…自動車速制御スイッチ、55
…刈取クラッチ・脱穀クラッチ入切スイッチ、56…ラ
イト点灯スイッチ、57…パワステレバー、58…スイ
ッチ、59…運転席。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図4】
【図8】
【図10】
【図1】
【図3】
【図9】
【図13】
【図5】
【図6】
【図7】
【図11】
【図12】
フロントページの続き (72)発明者 後藤 仁 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行自在の作業車の操作部に、右へ回動
    させると右へ進路変更し左へ回動させると左へ進路変更
    する回転式の操向操作具16を設け、該操向操作具16
    には該操向操作具16の回転操作によらずに左に進路変
    更する左進路変更手段17および右に進路変更する右進
    路変更手段17を設けた作業機の操作装置。
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