JPS6317669B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6317669B2
JPS6317669B2 JP55095020A JP9502080A JPS6317669B2 JP S6317669 B2 JPS6317669 B2 JP S6317669B2 JP 55095020 A JP55095020 A JP 55095020A JP 9502080 A JP9502080 A JP 9502080A JP S6317669 B2 JPS6317669 B2 JP S6317669B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tractor
front axle
vehicle body
overturning
tilt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55095020A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5722973A (en
Inventor
Seigo Fujimoto
Hideo Saneshige
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP9502080A priority Critical patent/JPS5722973A/ja
Publication of JPS5722973A publication Critical patent/JPS5722973A/ja
Publication of JPS6317669B2 publication Critical patent/JPS6317669B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D49/00Tractors
    • B62D49/08Tractors having means for preventing overturning or tipping

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトラクタにおける転倒防止装置に関す
るものである。
近年傾斜地の機械作業が盛んになり、特にトラ
クタの横転事故が多発し、問題視されている。
四輪トラクタは一般に、走行中における車体揺
動を減少させて安定走行を行うために、その前車
軸は中央部においてセンターピンにより左右揺動
自在に枢支されている。
そしてかかるトラクタの傾斜地における横転現
象は多くの学術発表等で周知の通りであるが、第
7図及び第8図により簡単に説明すると、センタ
ーピン6により前車軸7を揺動自在としたトラク
タにおいて、その車体1を支えているのは前記セ
ンターピン6と両後輪3,3′の接地点3a,3
a′の三点であり、そのため四輪トラクタの横転倒
現象は三輪車と類似的性格を有し、斜め前方に転
倒しようとする。更に述べれば傾斜地面でトラク
タを等高線方向に置いて地面傾斜角θを徐々に大
きくして行くと、トラクタの地面に対する重心G
の作用線が上記のセンターピン6と谷側後輪の接
地点3a′とを結ぶ直線A′をよぎる瞬間に山側後輪
3が地面から浮上し、車体1は直線A′のまわり
を回転し始める。この状態を一次横転倒と称し、
このときの地面傾斜角θを一次横転倒角とする。
ところが前車軸7のセンターピン6を中心とする
左右回転角は一定範囲に規制されてあり、(一般
に10度前後)車体1がある程度傾くと該車体1と
前車軸7とが接当する。このときトラクタの重心
Gの作用線が谷側前後輪2′,3′の接地点2a′,
3a′と結ぶ直線B′を越えない場合は、ここで転倒
が阻止され、さらに地面傾斜角θを大にすると同
上重心作用線が直線B′の外側にはづれ、トラク
タは完全に転倒するものである。これを二次横転
倒と称し、このときの地面傾斜角θを二次横転倒
角とする。
前述の転倒現象においてもわかるように、前車
軸7がセンターピン6で揺動する場合は、二次横
転倒(完全転倒)を行う前に、一次横転倒作用が
生じ、それに伴つて生ずる重心作用線の移動は二
次横転倒を誘発(助長)する原因となる。
即ち、仮りにこの場合前車軸7がセンターピン
6で揺動するようにはせず車体1に固定されたも
のを考えた場合には、前述の一次横転倒作用はな
く、二次横転倒作用のみとなるため、車体重心G
の作用線が谷側前後輪2′,3′の接地点2a′,3
a′を結ぶ直線B′を一挙に越えない限り車体1は転
倒しないため、走行中における山側後輪3の浮上
も減少し、その分、機体1の転倒角が増大するこ
とになる。このことは実際に傾斜地面をトラクタ
で走行する場合に、前車軸7の揺動するものに比
し、揺動しないものは地面傾斜角θが大であつて
もトラクタは転倒せず、また走行中に傾斜地面に
凹凸があつても転倒しにくいことになる。
この点に着目し、本発明は傾斜地を走行時に、
トラクタに設けた傾斜感地装置が一定値(例えば
一次横転倒角以内でそれに近い地面傾斜角θ)以
上の傾斜を感知した時に自動的に前車軸7の揺動
を阻止するようにしたものである。
以下本発明の実施態様を例示図について説明す
る。1はゴムタイヤよりなる前輪2,2′及び後
輪3,3′によつて支持された車体であつて、そ
の前部に設けたエンジン5の下部にはシヤーシー
4が設けられている。6はシヤーシー4の下部に
おいて車体1の前後方向に枢支したセンターピン
で、これに、両端部に前輪2,2′を軸架した前
車軸7の中央部が嵌装されていて、該前車軸7は
左右が上下に揺動自在なる如く構成されている。
8,8′は前車軸7の中央枢支部の左右両側にシ
ヤーシー4と対向する位置に突設したストツパー
で、シヤーシー4の下面との間に、前車軸7の揺
動範囲を限定する間隙部9,9′が形成されてい
る。10,10′は電気接点の開閉によつて、係
止ピン11,11′が出没自在なる如く構成され
たソレノイドで、取付金具12を介してシヤーシ
ー4に固定され、係止ピン11,11′が前記の
間隙部9,9′に挿抜自在な如く配設されている。
13は上記係止ピン11,11′の操作を運転者
が適宜行う場合のスイツチで、運転操作部のフロ
ントパネルに装着されている。第4図,は上
記係止ピン11,11′を作動させるための電気
回路図を示すもので、はスイツチ13を閉じた
場合で、ソレノイド10,10′の作動により係
止ピン11,11′がばね14の張力に抗して突
出し、間隙部9,9′に嵌挿して前車軸7の揺動
を阻止する状態であり、はスイツチ13を開い
た場合で、係止ピン11,11′が間隙部9,
9′から抜出して、前車軸7が揺動自在な状態を
示すものである。第5図は電気回路のかわりに油
圧回路を用いた実施例で、ポンプ15で吐出され
る圧油を切換バルブ16で油路を切換えることに
よりシリンダー17のピストン18に設けた係止
ピン19を出入するようになつている。20はバ
ルブ16の操作レバー、21はリリーフ弁であ
る。第6図は上記揺動阻止機構を、傾斜感知装置
の感知によつて、自動的に作動させるようにした
もので、電気接点22,22′を特定の傾斜角度
に対応する如く設定しておき、トラクタが傾斜し
てその角度になつたとき、重垂23の揺動によ
り、それ自体で構成された電極と通電して、ソレ
ノイド24又は24′が作動し、係止ピン25又
は25′が突出作動するようになつている。26
はブザー等に接続するためのリレーである。
上記の如く構成された本発明に於いて、今トラ
クタを傾斜地面上を等高線方向に走行させる場
合、車体の一次横転倒角以内でそれに近い地面傾
斜角の時に運転者が人為的に前車軸7の揺動を阻
止する操作を行う場合には、別途設けた角度計や
傾斜感知装置等によりその危険性を運転者が察知
してスイツチ13を操作することにより係止ピン
11,11′を、また、トラクタ車体1に傾斜感
知装置を設けて、該傾斜感知装置が一定値以上の
傾斜を感知した時には、自動的に係止ピン25,
25′をシヤーシー4と前車軸7のストツパー8,
8′との間の空隙部9,9′に挿入すれば前車軸7
の揺動は完全に阻止されるものである。従つてこ
れにより冒頭に述べた如く一次横転倒作用は阻止
されるので、車体の横転倒角度は著しく増大さ
れ、急傾斜地面においてもトラクタが横転倒する
ことなく常に安全な傾斜地作業が行えるものであ
る。
これを要するに本発明は、前車軸7をセンター
ピン6により車体1前部に揺動自在に枢支したト
ラクタにおいて、該トラクタには傾斜感知装置を
設けると共に、前車軸7と車体1間には、上記傾
斜感知装置が一定値以上の傾斜を感知した時に自
動的に前車軸7の揺動を阻止する揺動阻止機構を
設けたので、地面の傾斜角度により傾斜感知装置
が一定値以上の傾斜を感知した時には自動的に前
車軸7の揺動が阻止され、運転者は何等運転操作
を煩わすことなく、安心して作業が続行でき、自
動的で且つ的確迅速なトラクタの転倒防止を図る
ことが可能であつて、単に前車軸7の揺動を阻止
すると云う極めて簡単な技術構成により、所期の
目的を一挙に解決することができ、その実用的効
果は極めて大なるものである。
尚本発明に於ては、車体前部にフロントローダ
等の作業機による重量物を装着して傾斜地作業を
行う場合には(機体前部及びその高い位置に重量
がかかることにより車体が転倒し易くなる)、よ
り一層効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、トラクタの正面図、第2図は同上側
面図、第3図は要部正面図、第4図は係止ピンの
作動電気回路図、第5図は同上油圧回路図、第6
図は電気回路図、第7図、並びに第8図は作用説
明図である。 2,2′……前輪、3,3′……後輪、4……シ
ヤーシー、6……センターピン、7……前車軸、
8,8′……ストツパー、9,9′……空隙部、1
0,10′……ソレノイド、11,11′……係止
ピン、13……スイツチ、23……重垂、θ……
地面傾斜角、G……重心、A,A′……センター
ピンと後輪接地点とを結ぶ直線、B,B′……前
輪接地点と後輪接地点とを結ぶ直線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 前車軸7をセンターピン6により車体1前部
    に揺動自在に枢支したトラクタにおいて、該トラ
    クタは傾斜感知装置を設けると共に、前車軸7と
    車体1間には、上記傾斜感知装置が一定値以上の
    傾斜を感知した時に自動的に前車軸7の揺動を阻
    止する揺動阻止機構を設けたことを特徴とするト
    ラクタの転倒防止装置。
JP9502080A 1980-07-14 1980-07-14 Falldown preventive device of tractor Granted JPS5722973A (en)

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JP9502080A JPS5722973A (en) 1980-07-14 1980-07-14 Falldown preventive device of tractor

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JPS5722973A JPS5722973A (en) 1982-02-06
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JP2012148640A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Equos Research Co Ltd 車両

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JP2012148640A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Equos Research Co Ltd 車両

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JPS5722973A (en) 1982-02-06

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