JPS5921064Y2 - ダンプ車 - Google Patents
ダンプ車Info
- Publication number
- JPS5921064Y2 JPS5921064Y2 JP5708678U JP5708678U JPS5921064Y2 JP S5921064 Y2 JPS5921064 Y2 JP S5921064Y2 JP 5708678 U JP5708678 U JP 5708678U JP 5708678 U JP5708678 U JP 5708678U JP S5921064 Y2 JPS5921064 Y2 JP S5921064Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dumping
- dump truck
- platform
- vehicle body
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ダンプに関する。
ダンプ荷台の放出側を下方に向ける傾斜地において安全
にダンプ作業を行なう上にとって、そのときの車体の傾
斜角が、車体が転倒するに至る荷台の対地絶対角と荷台
の最大ダンプ角を基にして設定される傾斜角の範囲内で
ある事が条件となるが、車体傾斜が許容設定角の範囲内
にある事を感宛的に判断する事は極めて困難であり、あ
るいは車体傾斜表示機構を備えるものであっても、ダン
プ操作に気をとられて傾斜状態の確認を失念し易く、車
体を転倒させてしまう危険性が大であった。
にダンプ作業を行なう上にとって、そのときの車体の傾
斜角が、車体が転倒するに至る荷台の対地絶対角と荷台
の最大ダンプ角を基にして設定される傾斜角の範囲内で
ある事が条件となるが、車体傾斜が許容設定角の範囲内
にある事を感宛的に判断する事は極めて困難であり、あ
るいは車体傾斜表示機構を備えるものであっても、ダン
プ操作に気をとられて傾斜状態の確認を失念し易く、車
体を転倒させてしまう危険性が大であった。
本考案は、簡単な構造改良によって、傾斜地でのダンプ
作業を安全に行なう事ができるようにする事を目的とす
る。
作業を安全に行なう事ができるようにする事を目的とす
る。
本考案によるダンプ車は、ダンプ荷台の放出側を下にす
る設定角以上の車体傾斜に伴って、前記荷台の非ダンプ
状態からのダンプ動作を自動的に阻止する機構を設けで
ある事を特徴とする。
る設定角以上の車体傾斜に伴って、前記荷台の非ダンプ
状態からのダンプ動作を自動的に阻止する機構を設けで
ある事を特徴とする。
即ち、車体傾斜が許容される設定角以上に傾斜する状況
下では、自動的に荷台のダンプを不能にさせる事により
、傾斜地でのダンプ作業を常に安全な状態で行なう事が
でき、しかもその傾斜地が危険域があるか否かを感覚的
に判断でき、簡単な構造改良でもって作業上極めて便利
になった。
下では、自動的に荷台のダンプを不能にさせる事により
、傾斜地でのダンプ作業を常に安全な状態で行なう事が
でき、しかもその傾斜地が危険域があるか否かを感覚的
に判断でき、簡単な構造改良でもって作業上極めて便利
になった。
次に、本考案の実施の態様を例示図について詳述する。
クローラ式走行装置１を備える車体２に、流体圧シリン
ダ３によって車体前端側の水平横軸Ｐまわりでダンプ自
在に荷台４を取付け、このダンプ荷台４の後方に操縦部
５とエンジン６を搭載してダンプ車を構威しである。
ダ３によって車体前端側の水平横軸Ｐまわりでダンプ自
在に荷台４を取付け、このダンプ荷台４の後方に操縦部
５とエンジン６を搭載してダンプ車を構威しである。
前記ダンプ荷台４の放出側を下方に向ける傾斜地におい
て、その車体２の傾斜角度が、荷台４を最大ダンプ角に
した状態において、車体２が転倒するに至るまでの許容
設定角θ以上であれば、非ダンプ状態にある荷台４をダ
ンプ動作させる事ができないように構成しである。
て、その車体２の傾斜角度が、荷台４を最大ダンプ角に
した状態において、車体２が転倒するに至るまでの許容
設定角θ以上であれば、非ダンプ状態にある荷台４をダ
ンプ動作させる事ができないように構成しである。
即ち、ダンプ荷台４の遊端側に当り部材７を延設すると
共に、前記荷台横軸Ｐに平行する軸Ｐ１まわりで揺動自
在にかつ自重垂下するストッパー８を車体ブラケット９
に設け、このストッパー８を、車体２が前記設定角θ以
上に傾斜したときに、それに伴って自重により当り部材
７に接当する作用位置に揺動変位すべく位置設定し、も
って荷台４が非ダンプ状態にあって、かつ車体２が設定
角θ以上に傾斜する状況下において荷台４をダンプ駆動
させると、当り部材７が作用位置にあるストッパー８に
接当して、非ダンプ状態にある荷台４のダンプ動作を自
動的に阻止するように構威しである。
共に、前記荷台横軸Ｐに平行する軸Ｐ１まわりで揺動自
在にかつ自重垂下するストッパー８を車体ブラケット９
に設け、このストッパー８を、車体２が前記設定角θ以
上に傾斜したときに、それに伴って自重により当り部材
７に接当する作用位置に揺動変位すべく位置設定し、も
って荷台４が非ダンプ状態にあって、かつ車体２が設定
角θ以上に傾斜する状況下において荷台４をダンプ駆動
させると、当り部材７が作用位置にあるストッパー８に
接当して、非ダンプ状態にある荷台４のダンプ動作を自
動的に阻止するように構威しである。
つまり、ダンプ荷台４の放出側を下にする設定角θ以上
の車体傾斜に伴って、荷台４の非ダンプ状態からのダン
プ動作を自動的に阻止すべく、そのダンプ操作阻止機構
Ａを当り部材７とストッパー８による突張り機構によっ
て構威しである。
の車体傾斜に伴って、荷台４の非ダンプ状態からのダン
プ動作を自動的に阻止すべく、そのダンプ操作阻止機構
Ａを当り部材７とストッパー８による突張り機構によっ
て構威しである。
尚、車体２が設定角θ以上に傾斜したときに当り部材７
がストッパー８に面接当すべく、当り部材７のストッパ
ー８に対する当り面を面取り加工してあり、またストッ
パー８が設定角θ以上に揺動変位しないように、別のス
トッパー１０を設けである。
がストッパー８に面接当すべく、当り部材７のストッパ
ー８に対する当り面を面取り加工してあり、またストッ
パー８が設定角θ以上に揺動変位しないように、別のス
トッパー１０を設けである。
また、前記ダンプ操作阻止機構Ａを構成するに、荷台側
にストッパー８を、かつ車体側に当り部材７を設けて構
成する事もでき、あるいは設定角θ以上の車体傾斜を電
気的などによって検出して、これに連動して荷台シリン
ダ３に対する圧力流体の供給を停止させる事もでき、即
ち、阻止機構Ａを各種変形する事が可能である。
にストッパー８を、かつ車体側に当り部材７を設けて構
成する事もでき、あるいは設定角θ以上の車体傾斜を電
気的などによって検出して、これに連動して荷台シリン
ダ３に対する圧力流体の供給を停止させる事もでき、即
ち、阻止機構Ａを各種変形する事が可能である。
また、ダンプ車として、ホイール式走行装置を備えるも
のを対象にするも良い。
のを対象にするも良い。
図面は本考案に係るダンプ車の実施の態様を例示し、第
１図は全体側面図、第２図はダンプ動作阻止機構の作用
説明図である。 １・・・・・・クローラ式走行装置、２・・・・・・車
体、３・・・・・・ダンプ荷台、７・・・・・・当り部
材、８・・・・・・ストッパーＡ・・・・・・ダンプ動
作阻止機構、θ・・・・・・設定角。
１図は全体側面図、第２図はダンプ動作阻止機構の作用
説明図である。 １・・・・・・クローラ式走行装置、２・・・・・・車
体、３・・・・・・ダンプ荷台、７・・・・・・当り部
材、８・・・・・・ストッパーＡ・・・・・・ダンプ動
作阻止機構、θ・・・・・・設定角。
Claims (3)
- （１）ダンプ荷台４の放出側を下にする設定角θ以上の
車体傾斜に伴って、前記荷台４の非ダンプ状態からのダ
ンプ動作を自動的に阻止する機構Ａを設けである事を特
徴とするダンプ車。 - （２）前記ダンプ動作阻止機構Ａを構成するに、前記設
定角θ以上の車体傾斜に伴って自重により作用位置に揺
動変位するストッパー８を設けて、前記荷台４又は車体
２に付設の当り部材７と前記ストッパー８とが荷台ダン
プ駆動に伴って接当すべく構成しである事を特徴とする
実用新案登録請求の範囲第（１）項に記載のダンプ車。 - （３）クローラ式走行装置１を設けである事を特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第（１）項又は第（２）項に
記載のダンプ車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5708678U JPS5921064Y2 (ja) | 1978-04-28 | 1978-04-28 | ダンプ車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5708678U JPS5921064Y2 (ja) | 1978-04-28 | 1978-04-28 | ダンプ車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54159611U JPS54159611U (ja) | 1979-11-07 |
| JPS5921064Y2 true JPS5921064Y2 (ja) | 1984-06-20 |
Family
ID=28954627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5708678U Expired JPS5921064Y2 (ja) | 1978-04-28 | 1978-04-28 | ダンプ車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5921064Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59135248U (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-10 | 日野自動車株式会社 | ダンプ車の荷台の昇降装置 |
-
1978
- 1978-04-28 JP JP5708678U patent/JPS5921064Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54159611U (ja) | 1979-11-07 |
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