JPS63175211A - 複合磁気ヘツド - Google Patents

複合磁気ヘツド

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JPS63175211A
JPS63175211A JP754087A JP754087A JPS63175211A JP S63175211 A JPS63175211 A JP S63175211A JP 754087 A JP754087 A JP 754087A JP 754087 A JP754087 A JP 754087A JP S63175211 A JPS63175211 A JP S63175211A
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gap
magnetic
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film
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Osamu Iwamoto
修 岩本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [ii業上の利用分野] 本発明は磁気記録・再生装置に用いられる磁気へ叩ドに
関する。
[従来の技術] 従来のギャップ対向面に磁性薄膜を形成した磁気ヘッド
ブロックで磁気ギャップを形成しつつ接合部材を用いて
接合してなる磁気ヘッドは、特開昭60−125906
により第10図に示すように前記磁性薄膜22を前記r
#1気ギャップ23に対して傾斜するように形成するこ
とにより、磁性薄膜と磁気ヘッドブロック24との間に
形成される磁気的な不連続面12が媒体上の信号(前記
磁気ギャップ23と平行)を再生する時に傾斜損失をお
こすようにし、前記不連続面12が再生する擬似出力を
小さくするようにした構造であった。
[発明が解決しようとする問題点] しかし前述の従来技術では磁性薄膜の厚みが記RF!号
幅に関係するために11り厚さを201Lm前後にする
必要があり、成膜には20時間程度の長い時間がかかる
という問題点があった。また膜は厚くなるに従い、内部
応力が大きくなり剥離しやすくなるため製造上の歩留り
が悪いという問題点もあった。さらにギャップ形成は二
つの磁気ヘッドブロックに所望の記録信号幅を設けた後
にflfJ期二つの磁気ヘッドブロックを突き合わせて
形成するために位置ずれを厳しく管理する必要があり、
工数の増加と歩留りの低下という問題点も有していた。
また傾斜損失は信号と不連続面の角度により損失の大き
さが決まるため磁気ディスク装置に用いる場合ではディ
スクの外周と内周においては角度が異なるため擬似出力
の大きさがディスク内において異なってしまい、最適な
設計をすることが非常に炸かしいという問題点も有して
いた。すなわち擬似出力自身を小さくするという構造で
はないことが大きな問題点であった。
そこで本発明はこのような問題点を解決するものであり
、その目的どするところは磁性薄膜と磁気ヘッドブロッ
クとの間の不連続面から再生される擬似出力を小さくあ
るいはまったく無くし、高配tα容最の磁気ディスク装
置を対応でさる磁気ヘッドを安価に提供するところにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明はギャップ対向面に磁性PI膜を形成したtd匁
−ラドブロックで磁気ギヤングを形成しつつ接合部材を
用いて接合してなる複合磁気ヘッドにおいて、1漠のギ
ャップ深さ方向の長さが前記複合磁気ヘッドのギャップ
深さの少なくとも5倍以」二であることを!特徴とする
詳しくは、木兄り」の複合磁気ヘッドは、磁性薄膜を磁
気ギャップのギャップ深さよりさらにパックギャップ方
向に深く成膜するようにし、不連続面を擬似的ギャップ
と考えた場合のギャップ深さを深く形成し、再生磁束の
流れの大部分をギャップ深さの部分で閉じるようにしコ
イルと鎖交し再生出力となる磁束を少なくすることを4
、シ徴とする。
[実施例] @1図(a)は本発明による一実施例の斜視図であり、
第2図はff11図を底面から見た時の正面図である0
本実施例は一般的な磁気ディスク装置用の磁気へラドコ
アであり、Uコア1とIコア2の二つの磁g−・ラドブ
ロックによって植成されている。又第1図(b)は木実
施例の磁気ギャップの部分を拡大した正面図であり、磁
性薄膜3は磁気ギャップ4と平行につけられている。
第4図(a)〜(g)は本実施例の製造工程を簡単に示
すj、1視図である。二つの磁性体ブロックUコア1と
Iコア2とを用意し、■コア2には横方向の溝5と縦方
向のW6をff14図(b)に示すように形成し、(C
)に示すように磁性薄膜(3)を形成して磁気ヘッドブ
ロック11とする0次に(d)のようにUコアlと磁気
ヘッドブロックllとをガラスポンディングした後に(
e)に示すようにトラック幅を規制する溝7を入れる。
そして(f)に示すようにトラック8の補強のためにガ
ラスを充填した後(g)に示す点線9に沿ってスライス
することによりif図の磁気へラドコア10を得る。
i4図(C)に示す様に磁性薄11りは!=72のギャ
ップ対向面に形成されているため成膜は非常に簡単であ
り、また(e)に示す様にギャップを形成した後にトラ
ック加工をするために粘度の良い突き合わせ工程は不要
である。
以下本発明の目的である擬似出力を小さくすることにつ
いて磁束の流れをもとに説明し本実施例の特徴を詳細に
述べる。第5図は磁性薄n!13と磁気ヘッドブロック
11との間の不連続面12から再生される磁束の流れを
示す側面図である。第5図に示すように不連続面12か
ら+lT生された磁束はコイル13を鎖交する磁束14
と不連続面12で閉じる磁束15とに分れるから擬似出
力を小さくするためにはコイルと鎖交する?ia末14
を少なくすれば良い、そして不連続面12で閉じる磁束
を多くすること、及び不連続面12で再生する磁束を少
なくする必要がある0本実施例においては不連続面で閉
じる磁束を多くするために膜をパックギャップ方向に1
00 pm*lFJしている。第6図は膜の長さ16と
擬似出力との関係を示す特性図であり、膜の長さ16は
30ILm以上あれば充分であるが製造しやすいように
1007zmとしである。このように膜の長さ16は正
規のギャップ4のギャップ深さ17より充分大きく形成
しておく必要がありギャップ深さ17を規制するUコア
1に形成することは適切でない、そのため本実施例にお
いては!コア2に成11りしである。特性的には膜の形
成されているギャップ端を媒体が流出する側になるよう
に配置する方が良いが、この逆でも大きな問題はない0
以上が木実施例の中における木兄りjの特徴である。
次にコイルを鎖交する磁束を小さくするためには第5図
に示す正規のギャップのギャップ深さ17を小さくすれ
ばj:い、これは擬似ギャップとなる不連続面12から
コイルと鎖交する磁束の磁気回路の磁気抵抗を大きくす
るのに効果がある0本実施例においてはギャップ深さ1
7を2〜8JLmの間に入れている。ギャップ深さ17
は正規のギャップ4のヘッド効率にも関係しこの点から
も小さい方が望ましい。
さて不連続面12から再生される磁束を少なくするため
には膜と1コアとの密着を強くする必要がある。本実施
例においては膜の密着性が向上するように成膜面の形状
を磁気コアを形成するために必要となる部分以外には膜
をつけないように逃げ溝を形成している。これは膜面積
を大きくすると後工程のギャップ形成時に高温に保持す
るため磁気コアと11臭の熱膨張係数に差があるために
膜剥離が生じやすくなり不連続面の間隔が大きくなるこ
とを防ぐためである。第7図に示すように磁気へフドブ
ロック11に磁性薄nll3を形成する前に横方向の溝
5と縦方向の溝6とを形成している。
この時縦方向の溝6の間隔は70ILm以下が膜の密着
性の点からは望ましいが、この間隔は第2図に示すパッ
クギャップ18の幅になるためヘッド効率に関係し、極
端な小さくすることはできない。
そこで本実施例では50ILmに設定しである。ただし
バックギャップの深さを大きくすることができればこの
間隔は20pm程度まで小さくできる・本実施例におけ
る磁性薄膜はF e −AI −5tをスパッタにより
形成している。ターゲット組成は約9.5wt%Si、
5.5wt%A+、及びバルクのFeの合金であるがo
、swt%以上程度のばらつきは持っている。スパッタ
条件は初期圧力8X10−7torr、Arガス圧3m
t o r rで投入パワーDC300V、3.2Aの
条件のもとで約10分間プレスパツタした後に約100
0A/minのレートで30分木本パッタし3ILmの
磁性薄膜を形成する。基板バイアスはRflooWをか
けている。
Fe−Al−6ifllのアニールはUコア1とIコア
2とをガラスボンディングし、ギャップを形成するとき
高温に保持するときに行なってい、る。
保持温度と保持時間は580σX60分で行なう【いる
、ガラスボンディングの際にガラスと膜が接触するため
に膜がガラスに侵食され特性が劣化するのを防ぐために
本実施例では膜を形成した上に50OAのCrをスパッ
タし保護層としている。
ただし保持時間と温度を適切に決め・ることにより、C
rgを彫成しなくても良い場合もある。
第3図は本実施例の磁気ヘッド=7を固定磁気ディスク
装置用の磁気ヘッドスライダ−19と組はこの磁気ヘッ
ドによる孤立波形の、特性図であるが擬似出力は殆ど現
われていない、第9図は従来技術による孤立波形の特性
図であるが擬似出力21が観測されている。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によればギャップ対向面に磁性
薄膜を形成した磁気ヘッドブロックで磁気ギャップを形
成しつつ接合部材を用いて接合してなる複合磁気ヘッド
にわいて11りのギャップ深さ方向の長さをギャップ深
さより大きくすることにより磁性薄膜と成膜面との間に
生じる不連続面から再生される擬似出力を非常に小さく
することができるという特徴を有する。また磁性薄11
りは磁気へラドコアに平行につけるため、31t、mと
いうように薄くてよ<r&l+!4に必要な時間は短か
くてすみ。
又膜剥離も生じにくく簡単に安価に製造することができ
るという特徴を有するi また擬似出力を根本的に無くすことが可能なため、磁気
ディスク装置にも応用できるという特徴も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例の斜視図。 第2図は第1図の底面の正面図。 第3図は本実施例の磁気ヘッドを固定磁気ディスク装置
用ヘッドに応用した斜視図。 第4図は本実施例の製造工程の斜視図。 第5図は再生磁束の流れを示す側面図。 第6図は膜の長さと擬似出力の関係を示す特性図。 第7図は逃げ溝の形状を示す斜視図。 第8図は応用例における出力波形の特性図。 f59図は従来技術による出力波形の特性図。 第10図は従来技術による複合磁気ヘッドのギャップ近
傍の正面図。 1・・・・・・Uコア、2・0・・・■コア、3・・・
・・・磁性r!Jl1g 。 4・・・・・・磁気ギャップ、5・・・・・・Iコアの
横方向の溝、6・・・・・・Iコアの縦方向の溝、7・
・・・・・トラック幅を規制する溝、8・・・・・・ト
ラック、9・・・・・・スライスする位置を示す点線、
10・・・・・・未実施例の磁気へラドコア、11・・
・・・・磁気ヘッドブロック(Iコア)。 12・・・・・・不連続面、13・・・・・・コ・fル
、14・・・・・・コイルを鎖交する磁束、15・・・
・・・不連続面で閉じる磁束、16・・・・・・膜のバ
ックギャップ方向の長さ、17・・・・・・ギャップ深
さ、18・・・・・・パックギャンプ、19・・・・・
・固定磁気ディスク装置の磁気ヘッド用スライダー、2
0・・・・・・正規のギャップからの出力波形、21・
・・・・・不連続面からの擬似出力波形、22・・・・
・・磁性薄膜、23・・・・・・磁気ギャップ、24・
・・・・・磁気ヘッドブロック、25・・・・・・ガラ
ス、26・・・・・・接合部材、27・・・・・・パッ
クギャップ幅、以    上 出IJL人セイコーエプソン株式会社 代理人弁理士 最上 務 他1名 葛2図 第3図 輩I+圓td】 名任図(1〕 K長さくP) 笛乙回

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ギャップ対向面に磁性薄膜を形成した磁気ヘッドブロッ
    クで磁気ギャップを形成しつつ接合部材を用いて接合し
    てなる複合磁気ヘッドにおいて、膜のギャップ深さ方向
    の長さが前記複合磁気ヘッドのギャップ深さの少なくも
    5倍以上であることを特徴とする複合磁気ヘッド。
JP62007540A 1987-01-16 1987-01-16 複合磁気ヘツド Expired - Lifetime JP2543689B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56169214A (en) * 1980-06-02 1981-12-25 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> Magnetic head
JPS6095705A (ja) * 1983-10-29 1985-05-29 Sony Corp 磁気ヘツドの製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56169214A (en) * 1980-06-02 1981-12-25 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> Magnetic head
JPS6095705A (ja) * 1983-10-29 1985-05-29 Sony Corp 磁気ヘツドの製造方法

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