JPS63171197A - ステツプモ−タ駆動装置 - Google Patents

ステツプモ−タ駆動装置

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JPS63171197A
JPS63171197A JP31276486A JP31276486A JPS63171197A JP S63171197 A JPS63171197 A JP S63171197A JP 31276486 A JP31276486 A JP 31276486A JP 31276486 A JP31276486 A JP 31276486A JP S63171197 A JPS63171197 A JP S63171197A
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JP
Japan
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drive
step motor
phase
current
excitation
Prior art date
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JP31276486A
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Takejiro Oguchi
小口 竹次郎
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技東分国 この発明は、マイクロステップ駆動方式のステップモー
タ駆動装置の改良に係り、特に、ステップモータの非直
線性に起因する誤差量を評価によって明確にし、その評
価結果により駆動命令量を調節することによって、ステ
ップモータの駆動電気角に対する実際の機械的回転角度
の直線性を向上させ、高精度の位置決め制御を実現した
ステップモータ駆動装置に関する。
従来扱権 従来から、ステップモータの駆動装置では、マイクロス
テップ駆動方式が用いられている。
このマイクロステップ駆動方式の第1の目的は、ステッ
プモータを滑らかに回転させることである。
ステップモータを低周波領域で駆動する場合、特にオー
バードライブを施さなくても、相対的に矩形波状の電流
が流れるので、ステップモータが衝撃的運動を行い、こ
れが異音発生の原因となる。
そのため、500pps(パルス・パー・セコンド)程
度以下の低周波領域では、特にオーバードライブをする
必要がなく、むしろ正弦波状等の三角関数波の電流で駆
動する方が、異音の発生や特定周波数における振動や脱
調などの異常現象が起リにくい、という利点がある。
このような理由から、マイクロステップ駆動方式として
、正弦波電流駆動方式が用いられている。
また、第2の目的は、ステップモータのステップ角度を
細かく分割することによって、連続変位を可能にするこ
とである。
この場合には、主として4相ステツプモータのステップ
角を、172〜1/128(このような一定の比は、S
Dファクタと呼ば九る)の間の微小ステップで駆動する
装置を使用して、いわゆるステップ・デバイド駆動を行
う。
例えば、基本ステップモータの1回転当りのステップ数
をNとしたとき、 N/(SDファクタ)=(ステップ数)/(回転)とな
り、原理的↓こは、等価多相駆動方式である。
第4図は、従来のステップ・デバイド駆動方式による相
電流の波形図である。
ステップ・デバイド駆動方式では、この第4図に示すよ
うな相電流を使用する。
すなわち、多相とも、最小ステップ角ごとに、駆動電流
値がステップ状に変化し、相互間の組合せによってステ
ップ角を細分割する。
この第4図に示したステップ状の相電流の極限は、正弦
波であり、このような相電流を使用する電動機は、連続
変位の多相同期電動機である。
このように、従来のステップ・デバイド駆動方式も、マ
イクロステップ駆動方式ということができる。
ところが、このような従来のマイクロステップ駆動方式
では、いずれも、駆動電気角に対する回転角度のリニア
リティ(L j、nearj、ty) 、すなわち直線
性については、考慮されていなかった。
要約すれば、マイクロ、ステップ駆動方式は、公知であ
り、電気角で与えられる駆動命令量に対して、モータの
実際の機械的回転角度は、ノン・リニアリティ(Non
  Ljnearjty)特性となっている。
そのため、以下に詳しく説明する理由によって、高精度
の位置決めを行うことは困難であった。
ここでは、ハイブリッド形の2相ステップモータをバイ
ポーラ駆動する場合について説明する。
第5図は、従来のマイクロステップ駆動方式における駆
動電流を説明する図で、駆動電流を電気角で示している
。図面において、Kはあるマイクロステップ位置を示す
ます、2つの相をA相とB相とし、電流が逆に流れる場
合をA相とπ相とする。なお、ここでは、1相励磁によ
ってステップ駆動させたとき、ステップモータの軸は、
0.9°回転されるものとする。
励磁相をA相からB相に切換えると、ステップモータの
軸は、機械的に、0.9°回転される。
ここで、ノン・リニアリティを無視すれば、0’H= 
 Oe / 1’OO となる。OMは機械的な回転角、Beは駆動電気角であ
る。
次の第6図は、従来のマイクロステップ駆動方式におけ
る駆動電流と機械的な回転角との関係の一例を示す特性
図と、A相とB相の駆動電流の波形を示す図である。図
面において、p、 l p、 ’ rP1″は1相励磁
位置、P2 r p2’ + p2”は2相励磁位置、
MSNLはマイクロステップ・ノン・リニアリティ(M
icro 5tep Non Linearity )
を示し、また、mの実線は実際の移動状態を示す特性曲
線、nの一点鎖線は理想的な移動状態を示す特性線であ
る。
この第6図から明らかなように、従来のマイクロステッ
プ駆動方式では、A相およびB相の2相を励磁したとき
、駆動電気角Oeに対する機械的な回転角OMは、実際
の移動状態を示す実線mのように、「うねり」を有して
いる。
この傾向は、第6図に示した一点鎖線n、すにわち理想
的な移動状態を示す特性線である線nと対比すれば、一
層明確であり、実線mと一点鎖線nとの間に生じるギャ
ップ、マイクロステップ・ノン・リニアリティMSNL
が存在する。
この実線mのような特性を有する駆動電流値を式で示せ
ば、従来のマイクロステップ駆動方式の場合、A相の駆
動電流■へとB 4=11の駆動電流■8は、第6図の
下方に示すように、 IA  =  IO0cos  (θe )TB  =
  IO−5in  (θe )となる。なお、IOは
ピーク電流値である。
このA相の駆動電流■AとB相の駆動電流よりは、例え
ば第5図で、あるマイクロステップ位置Kが、θe=3
0°であったとすれば、この場合には、 IA (30) =  IO°cos 30゜IB(3
0)=  lo−sin 30゜となり、模式的には、
第5図のOKの方向に励磁されることになる。
A相の駆動電流■。とB相の駆動電流1Bが、0e=3
0°の場合には、あるマイクロステップ位置K (30
)は、第6図のKのようになる。
すなわち、A相の駆動電流工Aと、B相の駆動電流IB
は、第6図の下方に示すように、それぞれに点の値とな
る。
このA相の駆動電流■4とB相の駆動電流■Bのマイク
ロステップ・ノン・リニアリティMSNLについて、別
な見地から説明すれば、1相励磁位置においては、駆動
電気角Oeに対する機械的な回転角OMの傾きが小さく
なり、2相励磁位置においては、その傾きが大きくなる
、という難点が存在する。
このように、従来のマイクロステップ駆動方式では、駆
動電気角θeと機械的な回転角θMの関係は、ノン・リ
ニアリティ、すなわち非直線性を有する特性であり、必
ずしも高精度の位置決め制御は行えない、という不都合
があった。
目     的 そこで、この発明のステップモータ駆動装置では、従来
のマイクロステップ駆動方式のステップモータ駆動装置
におけるこのような不都合を解決し、駆動命令量を調節
することによって、実際の回転角度のリニアリティを向
上させ、高精度の位置決めを可能にしたステップモータ
駆動装置を提供することを目的としている。
具体的にいえば、先の第6図の特性図で、駆動電気角に
対する機械的回転角度が、一点鎖線nとなるように補正
することによって、実際の機械的=8一 回転角度のリニアリティを向上させることを目的とする
構   成 そのために、この発明のステップモータ駆動装置では、
ステップモータと、該ステップモータをマイクロステッ
プ駆動する正弦波等の三角関数波の駆動電流を発生する
励磁手段と、該ステップモータの励磁相を切換える手段
とを具備し、マイクロステップ駆動を行うステップモー
タ駆動装置において、前記励磁手段の駆動電流を補正す
る駆動電流値補正手段を設け、該駆動電流値補正手段の
出力により前記励磁手段の駆動電流を補正することによ
って、ステップモータの駆動電気角に対する機械的回転
角度の非直線性を改善している。
一層具体的にいえば、ステップモータの駆動電気角に対
する機械的回転角度の非直線性が補正されるように、駆
動電流を補正し、補正正弦波電流と補正余弦波電流によ
って、マイクロステップ駆動を行うようにしている。
また、第2の実施例として、励磁手段は、近似的に正弦
波等の三角関数波の駆動電流とされるディジタル化され
た駆動電流を発生するように構成されている。
さらに、第3の実施例として、駆動電流値補正手段は、
励磁相Aの駆動電流■4として、IA:  lo−co
s(Oe+Lsin(4Xille))励磁相Bの駆動
電流よりとして、 IB =  lo−sin (Oe+Lsj、n (4
XOe))のような駆動電流IA+IBとなるように補
正している。
最後に、第4の実施例として、駆動電流値補正手段によ
って補正され、励磁手段から出力される励磁相Aの駆動
電流1八と、励磁相Bの駆動電流■Bとは、近似的に正
弦波等の三角関数波の駆動電流とされるディジタル化さ
れた駆動電流となるように構成している。
次に、図面を参照しながら、この発明のステップモータ
駆動装置について、その実施例を詳細に説明する。
第1図は、この発明のステップモータ駆動装置の要部構
成について、その一実施例を示す機能ブロック図である
。図面において、■は入力制御回路、2は励磁電流設定
回路、3は励磁相分配回路、4は励磁回路、5はステッ
プモータを示す。
この第1図に示したステップモータ駆動装置で、励磁相
分配回路3は、先の第5図の4つの相(A。
B、A、B)のうち、どの相を励磁するかを決定する回
路で、1相または2相を選択する機能を有している。
励磁電流設定回路2は、励磁相分配回路3によって選択
された相の電流値を設定する回路である。
この励磁電流設定回路2は、従来のマイクロステップ駆
動方式の場合には、すでに述べたように、IA= ■o
+C05(θe) 1B= ■o−8in(θe) のように設定されている。
これに対して、この発明のステップモータ駆動装置では
、 ■A= ■o−cO8〔θe+ Lsin (4Xθe
) ]IB =  IO−5in [ile+Lsin
 (4Xθe) ]となるように設定される。なお、L
は補正しない場合のノン・リニアリティの関数で、リニ
アリティが良い程、その値は小さくなる。
励磁回路4については、次の第2図にその一例を示す。
第2図は、第1図に示したこの発明のステップモータ駆
動装置において、その励磁回路4の要部構成の一例を示
す機能ブロック図である。図面において、Q+ 、Q2
 、Q7 、Qsは励磁相切換え用のトランジスタ、Q
s、Q4.Qs 、Qaは電流量を制御するトランジス
タ、AO+ AI HB oHBlは励磁相切換え制御
信号、AO’ 、 AI ’ 。
BO’+BI′は電流値制御信号を示す。
そして、先の第6図の特性図で、駆動電気角に対する機
械的回転角度を、一点鎖線nのように制御するために、
第2図の電流値制御信号A。′。
A I ’ r BO’ t Bl′ を与えればよい
また、励磁相切換え制御信号A oHA 1 g B 
oyB、は、駆動電流の方向も制御する。
第3図は、この発明のステップモータ駆動装置において
、A相とB相の駆動電流の波形を示す図である。図面に
おいて、qの実線は補正された駆動電流、rの破線は正
弦波状の駆動電流を示す。
この第3図に、実線qで示すような補正された駆動電流
を、A相の駆動電流とB相の駆動電流として発生させれ
ば、第6図の一点鎖線nのような特性が得られる。
このように、この発明のステップモータ駆動装置では、
ステップモータのノン・リニアリティの量を評価によっ
て明確にし、駆動命令量を調節することによって、実際
の機械的回転角度のりニアリテイを向上させている。
なお、以上の実施例では、A相、B相の電流値がアナロ
グ的(サイン波、コサイン波)に変化する場合について
述べた。
しかし、すでに従来のステップ・デバイド駆動方式に関
連して、説明したように、正弦波や余弦波等の三角関数
波をディジタル的に細分化して駆動する場合においても
、同様の効果が得られることは明らかである。
また、任意のマイクロステップ位置で停止させる場合の
ノン・リニアリティ特性の補正に限らず、連続的にマイ
クロステップ駆動させた場合のノン・リニアリティ特性
の補正についても、同様に実施可能であり、この発明の
ステップモータ駆動装置は、これら両方の補正を対象と
していることは、いうまでもない。
以上に詳細に説明したとおり、この発明のステップモー
タ駆動装置では、ステップモータと、該ステップモータ
をマイクロステップ駆動する正弦波等の三角関数波の駆
動電流を発生する励磁手段と、該ステップモータの励磁
相を切換える手段とを具備し、マイクロステップ駆動を
行うステップモータ駆動装置において、前記励磁手段の
駆動電流を補正する駆動電流値補正手段を設け、該駆動
電流値補正手段の出力により前記励磁手段の駆動電流を
補正することによって、ステップモータの駆動電気角に
対する機械的回転角度の非直線性を改善している。
紘−一果 したがって、この発明のステップモータ駆動装置によれ
ば、リニアリティの良いマイクロステップ駆動を行うこ
とができ、各種の位置決め制御を行うステップモータ駆
動装置として採用することが可能となる。
また、この発明のステップモータ駆動装置を。
例えば、磁気ディスク装置の駆動に使用すれば、極めて
高精度の位置決め制御を行うことができる。
さらに、トラックのランアウトにヘッドを追従させる場
合には、追従特性が著しく向上される、等の多くの優れ
た効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のステップモータ駆動装置の要部構
成について、その一実施例を示す機能ブロック図、 第2図は、第1図に示したこの発明のステップモータ駆
動装置において、その励磁回路4の要部構成の一例を示
す機能ブロック図、 第3図は、この発明のステップモータ駆動装置において
、A相とB相の駆動電流の波形を示す図、第4図は、従
来のステップ・デバイド駆動方式による相電流の波形図
、 第5図は、従来のマイクロステップ駆動方式における駆
動電流を説明する図、 第6図は、従来のマイクロステップ駆動方式における駆
動電流と機械的な回転角との関係の一例を示す特性図と
、A相とB相の駆動電流の波形を示す図。 図面において、1は入力制御回路、2は励磁電流設定回
路、3は励磁相分配回路、4は励磁回路、5はステップ
モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ステツプモータと、該ステツプモータをマイクロステツ
    プ駆動する正弦波等の三角関数波の駆動電流を発生する
    励磁手段と、該ステツプモータの励磁相を切換える手段
    とを具備し、マイクロステツプ駆動を行うステツプモー
    タ駆動装置において、前記励磁手段の駆動電流を補正す
    る駆動電流値補正手段を備え、該駆動電流値補正手段の
    出力により前記励磁手段の駆動電流を補正することによ
    つて、ステツプモータの駆動電気角に対する機械的回転
    角度の非直線性を改善することを特徴とするステツプモ
    ータ駆動装置。
JP31276486A 1986-12-31 1986-12-31 ステツプモ−タ駆動装置 Pending JPS63171197A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03169297A (ja) * 1989-11-27 1991-07-22 Oki Electric Ind Co Ltd ステッピングモータ制御方法
JP2009065770A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Yokogawa Electric Corp ステッピングモータ制御装置
JP2011135700A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Canon Inc 駆動制御装置、撮像装置、及び駆動制御方法
JP2012237498A (ja) * 2011-05-11 2012-12-06 Denso Corp 膨張弁装置

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