JPS63165310A - 光に安定な化粧品組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紫外線に対する保護のための光に安定な化粧品
組成物であって、トリヒドロキシエチルルチンとそれに
配合されたベンジリデンショウノウより誘導される水溶
性濾光剤を含む組成物と、皮膚と毛髪の保検のためにそ
れを使用することに関する。

皮膚が太陽の放射線に感じ易く、その放射線は普通の日
焼けまたは、４］：斑を生じさせ、その結果多少とも強
い焼けつくような痛みを引き起し得ることはよく知られ
ている。

しかし、太陽の放射曜はま之早過ぎる老化に至る皮清の
弾性の喪失および皺の出現のような他の有害な作用を有
する。その上また時々皮膚病も萌察されることがある。

極端な場合は、ある性質の人々にあっては、皮清かんの
発生かある。

また毛髪において、色あいの変化、褪色または機械的性
質の劣化を避けるために光化学的劣化に対する良い保−
を確実にすることは望ましいことである。

他方では、化粧品の装造の際に入る成分、そして特に染
色用組成物、装用着色スプレー、髪セツトローション、
着色クリーム、マニキュア液およびリップスティックの
ようなメーキャップ表品などのある種の着色剤は光に対
して十分な安定性を常に有するとは限らないこと、およ
びそれらは光放射線の作用の下に劣化することが知られ
ている。

太陽光線の中で最も危険な部分は４００　ｎｍ以下の波
長の紫外線から成ることはよく知られている。また地球
の大気圏のオゾン層が存在して太陽光線の一部を吸収す
るので、ＭＡ球の表面に到達する紫外線の下限は約２８
０　ｎｍのところにあることが知られている。

し友がって、２８０〜４００　ｎｍの波長範囲内の紫外
線を、すなわち日光紅斑の生成に支配的な役割を果たす
２８０〜３２０　ｎｍの波長のＵｖ−Ｂ巌も、また皮膚
の日焼けとその結果皮膚の老化を引き起しかつ紅斑反応
の突発を助長しま几はある人々にあってはこの反応を増
大させ、あるいは光速性または光アレルギー反応の原因
でさえあシ侍る３　２０〜４　Ｑ　Ｑ　ｎｍｆ）波長の
ＵＶ−Ａ　？ｆａも、吸収することのできる化合物を自
由に使うことは望ましいと思われる。

これらの紫外ａｔ濾光する物質を使用することが、特に
日光の害から皮膚を保護するために、すでに奨励されて
きた。これらの物質の中で、ある徨のフラボノイド、特
にクエルセチンとルチンが知られている。

フラボノイドは次のように分類される構造の広い範囲を
包含している。

一７ラポンとフラボノール 一イソフラボン、フラバノンとジヒドロフラボノール 一カルコン（ｃｈａｌｃｏｎｅｓ　）とオウロン（ａｕ
ｒｏｎｅｓ　）−アントシアニジ／とアンドシアニン。

しかし、紫外線に対する保護のため有効な組成物は２８
０〜４００　ｎｍの波長帯域で濾光する物質であって、
烏度の保ｄｉを確実になし、また同時に慣用の化粧品媒
体中に十分可溶でありかつ大気要因による酸化と劣化に
対して安定である物質を必要とする。

ところで、上記の分類に見られるどの化合物も、紫外線
に対する十分有効な保護を与える組成物の製造ＫＷ与す
ることのできるｔめに要求される諸性質、すなわち、指
定されｔ帯域の紫外線の吸収、十分な可溶性、および光
安定性などを同時に示すものはない。

アントシアニジンとアントシアニンは水溶性であシ、地
表に到着する紫外線の全範囲の外側で、すなわち２７０
〜２８０　ｎｍの範囲および可視部、すなわち４６５〜
５５０皿で吸収する。

他の前記の化合物は、どうかというと、関係ある紫′外
縁の全範囲において、よく吸収するが、ｙＫに実際上不
溶であるという不便？示し、特にポリヒドロキシル化合
物が問題である。こｎらの化合物は、グルコシド、ジグ
ルコシド、ラムノシト、うムノグルコシド、ガラクトシ
ドの形である場合、そして一般的にＯ−グルコシドの形
である場合には少し水ｍ性が扁まる。しかし、この溶解
度の利点も、考察葛れているａ列内の紫外線に対して有
効に保護する組成物の製造にこれらの化合物が寄与でさ
るためにはやはシネ十分なことは明らかである。

さて、出願人は、篤りべきことに、トリヒドロキシエチ
ルルチンがベンジリデンショウノウから誘導されるある
種の既知の水浴性濾光剤と配合されて使用されると、全
く予期に反して、２８０〜４００　ｎｍの波長全範囲の
紫外線を濾光する大きな能力と、水への易溶性ならびに
紫外線における良好な安定性を同時に示し、したがって
紫外線に対する良好な保ｇ！を確実にすることを発見し
た。

本発明はしたがって対象として、２８０〜４００ｎｍの
波長の紫外線に対して保護する、化粧品として許容され
る水またはヒドロアルコールの媒体中に、トリヒドロキ
シエチルルチンと、次式に相当するベンジリデンショウ
ノウよＪ！導される少なくとも１槍の他の水溶性濾光剤
との組合せの有効量を含有する、光に安定な化粧品組成
物を有する。

乙 上式中、 （１）Ｙは水素原子を示し、 ２はメチリデン基のパラの位置にあって−［有］Ｎ（Ｃ
Ｈ３）Ｒを表わし、前式中Ｒは水素原子ま次はＣ１−Ｃ
ユ。のアルキルｉｉｉを示し、そして分子のイオン平衡
はハロケ９ン化物、アリールスルホナート、アルキルス
ルホナート、カンフオスルホナートマたはアルキルスル
フアートの中から選択される陰イオンβにより確保され
ている。

Ｙ′は水素まｆｃはハロゲンの原子またはメチル基？示
す。

これらの化合物はフランス特許第２，１９９，９７１号
に記載されている。

（１１）　ＹとＹ′に水素原子まｔは８０３１（基（場
合により塩化された）を表わすが、友だしその２つの基
の少なくとも１つは水素原子と異なることを条件とし、
Ｙ′はメチリデン基のメタの位置にある。

Ｚは水素またはハロゲンの原子、Ｃコ、−Ｃ４のアルキ
ル基を表わす。

これらの化合物はフランス特許第２，２３６，５１５号
に記載されている。

！ｆｉｔ）　　Ｙは水素原子まｔは５Ｏ３Ｈ基（場合に
より塩化された）を示し、 Ｚは８０３）（（８合により塩化され友）を示しかつメ
チリデン基のパラの位置にあ）、Ｙ′は水素原子を示す
。

これらの化合物はフランス特許第２，２８２，４２６号
に記載されている。

本発明により用いられる日光濾光剤は皮膚に良く受は入
れられかつ興味深い化粧品特性を与えるという′ｉ要な
追加の利点を提供する。

トリヒドロキシエチルルチンは３８０　ｎｍの辺シに最
大吸収のある広い範囲の濾光剤であって、その上炎症防
止の特性を有する。しｔかつてそれを皮膚用の日焼は止
め組成物中に使用することは、仁の物質の有効な濾光能
力と、太陽の放射線に長く露出することにより引き起さ
れる紅斑の発生の際に有効に用いられることのできる炎
症防止特性を結びつけるから、特に適切である。

本発明の他の１つの対象は、前記に定義されたような光
に安定な化粧品組成物の有効ｉｔを皮Ｍまたは毛髪の上
に適用することより成る、皮膚および生来のまたは増感
された毛髪を太陽の光線に対して保護する方法により構
成される。

「増感された毛髪Ｊとはパーマネットウェーブ、着色ま
ｔは脱色の処理を受けた毛髪を意味する。

本発明はまｔ対象として、太陽の光線に対し有色または
無色の化粧品組成物を保護する方法を有し、この方法は
そのような組成物に有効量のトリヒドロキシエチルルチ
ンとそれに自己合されｔ、前記の弐のベンジリデンショ
ウノウの水溶性誘導体を混入することから成るものであ
る。

本発明の化粧品組成物は０．１〜１０重量％のトリヒド
ロキシエチルルチンと０．１〜ｉｏｘ＊％の式（１）の
ベンジリデンショウノウより誘導されるは光剤とを含有
する。それらの濾光剤、トリヒドロキシエチルルチンと
式（１）の濾光剤、の合計濃度は、蛇底物の全重量に関
して、０．２〜２０重量％、そして好ましくは０．５〜
１０重量ｌ−優にある。

本発明のトリヒドロキシエチルルチンに配合される、そ
して出願人のフランス特許第２，１９９，９７１号、第
２，２３６．５１５号および第２，２８２．４２６号に
記載されているベンジリデンショウノウより誘導される
、ｔｚｖ−ＢＭを濾光する水ｍ性の日光濾光却１として
、特に４−（２−オキノー６−ポルすリデンメチル）フ
ェニルトリメチルアンモニウムメチルスルフアート、同
様に４−（２−オキンー３−Ｍルニリデンメチル）ベン
ゼンスルホン酸、２−メチル−３−（２−オキソ−６−
ボルニリデンメチル）ベンゼンスルホン１１２および３
−ベンジリデン−２−オキソ−１０−ボルナンスルホン
酸、およびそれらの金属塩またはアンモニウム塩を挙げ
ることかできる。

前記の水溶性ＵＶ−ＢＭ光剤の中で好まれる２種の化合
物は４−（２−オキソ−３−ボルニリデンメチル）フェ
ニルトリメチルアンモニウムメチルスル７アートと４−
（２−オキソ−３−ボルニリデンメチル）ベンゼンスル
ホン酸、およびそれらの金属塩まｔはアンモニウム塩で
ある。

本発明の化合物はまたＵＶ−Ａ濾光剤とも配合されるが
、それらの中で特にフランス特許第２．５２８．４２０
号に記載されているような、ショウノウの１０の位置の
メチルラジカル上のベンゼン１．４−（ジ（３−メチリ
デンショウノウ）〕の酵誘導体ｔｅさらに咎に部分的ま
たは全体的に中和されたベンゼン１．４−（ジ（３−メ
チリデンショウノウスルホン）〕酸を挙げることができ
る。

本発明の化粧品組成物中に使用ちれる日光濾光剤の全体
量は０．５〜２０！量俤の間に含まれる。

日光濾光剤は水またはヒドロアルコール液に可溶化され
る。１〜６個の炭：Ａを含有する一価ま友は多１曲のア
ルコールは特に好ましく、エタノール、インプ日パノー
ル、プロピレングリコール、グリセロール、ンルビトー
ルの中からｉ４択される。ヒドロアルコール液は水とエ
タノールの混合物が好ましい。

本発明の組成物は、この徳の組成物のために習慣的に用
いられるいろいろな形態で提供される。

それらは特に多少増粘されたローションの形の溶液、ク
リームまｔはミルクの形の、ポマードの形の、ゲルの形
のエマルションで現われるかまｔはエアゾールに調製さ
れることができる。

本発明の化粧品組成物が日焼は止め組成物を拘成するエ
マルションの形をしている場合には、油溶性濾光剤を脂
肪相の中に溶解させると好都合でア少、トリヒドロキシ
エチルルチンと式（１）のベンジリデンショウノウの誘
導体は水相の中に溶解される。

第１の実施態様によれば、本発明の化粧品組成物は皮膚
の上に適用される目的に向けられ、かつこの徨の組成物
に慣用されている化粧品助剤を含有している。この助剤
として鉱物性、動物性、植物性または合成の油ま几はワ
ックスのような脂肪物質、脂肪酸、８〜１８個の炭素原
子を有する脂肪酸のトリグリセリドのような脂肪酸エス
テル、脂肪アルコール、ワセリン油などが挙げられる。

動物油の中には、ミンク油、アザラシ油、メンハデン（
ｍｅｎｈａｄｅｎ　）油、オヒョウ肝油、夕２油、マグ
ロ油、カメ油、獣脂油、牛の足油、馬の足油、羊の足油
、ミンク油、カワウソ油、マーモット油などが挙げられ
る。植物油の中にはアーモンド油、落花生油、麦芽油、
オリーブ油、トウモロコシ芽油、ショジョパ（ｊｏｊｏ
ｂａ　）油、ゴマ油、ヒマワリ油、パーム油、クルミ油
などが挙げられる。

脂肪酸エステルの中には、ミリスチン酸、パルミチン酸
およびステアリン酸のイソプロピルエステルおよび２５
℃で固体の脂肪酸エステル類が挙けられる。

また、ワセリン、パラフィン、ラノリン、＊索化ラノリ
ン、アセチル化ラノリン、シリコーン油のような脂肪物
買を使用することができる。

ワックス類の中には、シボール（Ｓｉｐｏｌ）ろう、ラ
ノリンワックス、密ろう、カンデリラろう、マイクロワ
ックス、カルナバろう、練ろう、カカオ脂、カリテ脂、
シリコーンワックス、２５℃で固体の水素桑加油、スク
ログリセリド、ｃａ　ｅ　Ｍｇ　＋　ＺｎおよびＡｊの
オレイン酸塩、ミリスチン酸塩、リルン酸塩およびステ
アリン酸塩などが挙げられる。

脂肪アルコールの中には、ラウリル、セチル、ミリスチ
ル、ステアリル、パルミチルおよびオレイルアルコール
が挙げられる。

非イオン性、アニオン性、カチオン性または両性であり
侍る乳化剤の中には、ポリオキシエチレンまたはポリグ
リセロールの脂肪アルコール、例えばラウリル、セチル
、ステアリルおよびオレイルアルコールで、２〜３０モ
ルのエチレンオキシドを含むものが挙げられる。

増粘剤の中には、セルロースｕ４体、ポリアクリフ醸誘
導体、グアーゴム、イナゴマメゴムおよびキサンタンゴ
ムが挙ケラれる。

本発明の化粧品組成物はま之、化粧品に慣用の他の助剤
、特に加湿剤、軟化剤、着色剤、不透明化剤、防腐剤お
よび香料を含むことができる。

本発明の組成物は必要があれば…調節剤を含むことがで
きる。鎧は４易９の間に、好ましくは５．５と８の間に
、含まれる。

エアゾールに真裏される組成物の場合には慣用（／］を
連列、例えば、アルカン、フルオロアルカンおよびクロ
ロフルオロアルカンなどが用いられる。

他の１つの実施態様によれば、本発明の化粧品組成物は
生来の、ま之は紫外線に増感された毛髪を保護する目的
に向けられる。

この組成物は洗髪用のシャンプー、シャンプー洗いする
前または後に、着色または脱色の前または後に、パーマ
ネントウェーブの前または後に適用するｔめのリンス用
ローション、デルまたは工？ルション、整髪用ま之は処
理用のローションまたはデル、ブラッシング′！またけ
髪のセット用のローションまたはデル、ヘヤスプレー、
パーマネントウェーブ、髪の脱色または着色用の配合剤
などの形勿とることができる。この組成物は、本発明の
化合物の他に、この種の組成物中に慣用されているいろ
いろな助剤、例えば、界面活性剤、増粘剤、ポリマー、
軟化剤、防腐剤、ムース安定剤、電解質、有機溶媒、シ
リコーン肪導体、油、ワックス、脂肪防止剤、染料およ
び／または顔料で組成物自身または髪あるいは髪の分野
で慣用されているすベニの他の成分を着色する機能を有
するものなどを含むことができる。

組成物がシャンプーを構成する場合には、組成物は本質
的に、少なくとも１′ｆｉ１の７ニオン性、非イオン性
ま之は両性の界面活性剤、あるいはそれらの混合物、お
よび本発明の化合物を水性媒体中に含むことをｔ＋！ｆ
ｍとする。

組成物が洗髪用でないローション、すなわちブラッシン
グ用ローション、髪のセット用ａ−ジョン、整髪または
処理のローション、と構成する場合には、一般に組成物
は、水またはヒドロアルコールの溶液中で、本発明の化
合物のほかに、少なくとも１ａｉのカチオン性、アニオ
ン性、非イオン性、両性のポリマーまｔはでれらの混合
物を、０．１〜１０′Ｎ量％に、そして好ましくは０．
１〜６厘量チに、それと場合により消泡剤と含む。

組成物がリンス用ローション（リンスとも呼ばれる）を
構成する場合−は、組成物は着色または脱色の前ま之は
後に、パーマネントウェーブの前ｌｔは後に、シャンプ
ーの前または後に、あるいは２度のシャンプーの間に適
用され、それからポーズの時間の後にリンスされる。

この組成物は、必要に応じ界面活性剤を含む水まｔはヒ
ドロアルコールの溶液、エマルションまたはデルである
ことができる。この組成物はまｔエアゾール中に加圧さ
れることもできる。

本発明はまた対象として、化粧品組成物中の紫外線に敏
感な成分がトリヒドロキシエチルルチンとこれに配合さ
れた前記に定義されたようなベンジリデンショウノウ誘
導体の、一般に０．２〜２０Ｍ＃％、そして好ましく　
Ｕ　Ｏ，５〜１０重ｆｔ％の有幼葉に、存在することに
より光放射線に対して保諌される化粧品組成物を有する
。

１種または数種の紫外線に特に敏感な化合物を含んでい
るこの組成物は、例えばヘヤスプレー、有色または無色
の笈セット用ローション、シャンプー、染色シャンプー
、愛用の染色組成物などのような毛髪用組成物、あるい
はまｔマニキュア液、ファンデーション、リップスティ
ック、表皮処理用および一般用のクリームのようなメー
キャップ用裂品であシ得るけれども、化粧品組成物全体
はその成分のために貯Ｒ勘間中における安定性の問題を
生ずることがｔりｂ得る。

次の実施例は本発明を説明するものであるが、それだか
らといって本発明を限定しない。

実施例１ 次の組成の日焼は止めクリーム（エマルショνＥ／Ｈ）
が製造される。

一トリヒドロキシエチルルチン　　ｉ、ｏｏｇ４−　（
２−オ＊７−３−１ｆｅル＝リチンメチル）−ベンゼン
スルホン酸４．００ｇ−セチルステアリルアルコール８
０％ −非自己乳化性のグリセロールモノ− およびジステアラード混合物　　　　２．００　ｇ−七
チルアルコール　　　　　　　１．７０．＠−ワセリン
油　　　　　　　　　　１２．００　ｇ−プロピレング
リコアル　　　　　２．５０９−トリエタノールアミン
　必要ｕｐ）ｌ−５−防腐剤、香料　　　　必要量 一水　　　　　　　　　十分ｉｉｔ　　ｉｏｏ、ｏｏ　
ｇ実施例２ 次の組成の日焼は止め乳液（エマルションＨ／Ｅ　）が
製造される。

一トリヒドロキシエチルルチン　　　　　２．００　ｇ
−乳酸ナトリウム　　　　　　　　　１．００ｇ−セチ
ルアルコール　　　　　　　１．００９−６０モルのエ
チレンオキシドにオキ シエチレン化され几オレオセチルア ルコール　　　　　　　　　　　　　５．００９−ステ
アリルアルコール　　　　　４．００１−バーセリン油
（オクタン酸ステアリル：）２．００ｇ−ワセリン油　
　　　　　　　　　８．００　ｇ−プロピレングリコー
ル　　　　　　４．００　ｇ−防腐剤、香料　必要量

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. （１）２８０ｎｍ〜４００ｎｍの波長の紫外線に対する
   保護のための光に安定な化粧品組成物であって、化粧品
   として許容される水またはヒドロアルコールの媒体中に
   有効量の、トリヒドロキシエチルルチンと、次式に相当
   するベンジリデンショウノウから誘導される水溶性の少
   なくとも１種の他の濾光剤 ▲数式、化学式、表等があります▼（ I ） 〔式中、 （ｉ）Ｙは水素原子を示し、 ｚはメチリデン基のパラの位置にあって ＾−＾■Ｎ（ＣＨ＿３）＿２Ｒを表わし、前式中Ｒは水
   素原子またはＣ＿１−Ｃ＿１＿２のアルキル基を示し、
   そして分子のイオン平衡はハロゲン化物、アリールスル
   ホナート、アルキルスルホナート、カンフォスルホナー
   トまたはアルキルスルファートの中から選択される陰イ
   オンＸ＾■により確保されている。 Ｙ′は水素またはハロゲンの原子またはメチル基を示す
   。 （ｉｉ）ＹとＹ′は水素原子またはＳＯ＿３Ｈ基（場合
   により塩化された）を表わすが、ただしその ２つの基の少なくとも１つは水素原子と異なることを条
   件とし、 Ｙ′はメチリデン基のメタの位置にある。 Ｚは水素またはハロゲンの原子、Ｃ＿１−Ｃ＿４のアル
   キル基を表わす。 （ｉｉｉ）Ｙは水素原子またはＳＯ＿３Ｈ基（場合によ
   り塩化された）を示し、 ＺはＳＯ＿３Ｈ（場合により塩化された）を示しかつメ
   チリデン基のパラの位置にあり、 Ｙ′は水素原子を示す。〕 との組合せを含有することを特徴とする、前記の光に安
   定な化粧品組成物。
2. （２）他の水溶性日光濾光剤が、４−（２−オキソ−ボ
   ルニリデンメチル）フェニルトリメチルアンモニウムメ
   チル硫酸塩、４−（２−オキソ−３−ボルニリデンメチ
   ル）ベンゼンスルホン酸、２−メチル−５−（２−オキ
   ソ−３−ボルニリデンメチル）ベンゼンスルホン酸およ
   び３−ベンジリデン−２−オキソ−１０−ボルナンスル
   ホン酸、およびそれらの金属塩またはアンモニウム塩よ
   り選択される、ベンジリデンショウノウから誘導される
   ＵＶ−Ｂ濾光剤であることを特徴とする、特許請求の範
   囲第１項に記載の化粧品組成物。
3. （３）ベンジリデンショウノウから誘導される水溶性Ｕ
   Ｖ−Ｂ濾光剤が、４−（２−オキソ−３−ボルニリデン
   メチル）フェニルトリメチルアンモニウムメチル硫酸塩
   および４−（２−オキソ−３−ボルニリデンメチル）ベ
   ンゼンスルホン酸、およびそれらの金属塩またはアンモ
   ニウム塩より選択されることを特徴とする、特許請求の
   範囲第２項に記載の化粧品組成物。
4. （４）組成物がさらに、ベンゼン１，４−〔ジ（３−メ
   チリデンショウノウ）〕スルホン誘導体（ショウノウの
   １０の位置のメチルラジカル上の）の中から選択される
   ＵＶ−Ａ濾光剤を含有することを特徴とする、特許請求
   の範囲第１項より第３項までのいずれか１項に記載の化
   粧品組成物。
5. （５）組成物が、０．１〜１０重量％のトリヒドロキシ
   エチルルチンと、０．１〜１０重量％の式（ I ）のベ
   ンジリデンショウノウより誘導される水溶性日光濾光剤
   を含有することを特徴とする、特許請求の範囲第１項よ
   り第４項までのいずれか１項に記載の化粧品組成物。
6. （６）皮膚の上に適用される目的に向けられる化粧品組
   成物であって、組成物がさらに１〜６個の炭素原子を含
   む低級の一価アルコールまたは多価アルコール、鉱物性
   、動物性、植物性または合成の油またはワックス、脂肪
   酸、脂肪酸エステル、脂肪アルコール、乳化剤、増粘剤
   、水けを与える製品、皮膚軟化剤、着色剤、不透明化剤
   、防腐剤、香料、ｐＨ調節剤および推進剤より選択され
   る少なくとも１種の化粧品助剤を含有することを特徴と
   する、特許請求の範囲第１項より第５項までのいずれか
   １項に記載の化粧品組成物。
7. （７）組成物が４と９の間の、そして好ましくは５．５
   と８の間の、ｐＨを有することを特徴とする、特許請求
   の範囲第６項に記載の化粧品組成物。
8. （８）組成物がローション、エマルション、ポマード、
   ゲルまたはエアゾールの形をしていることを特徴とする
   、特許請求の範囲第６項に記載の化粧品組成物。
9. （９）脂肪相が油溶性の濾光剤を含有することを特徴と
   する、エマルションの形をした特許請求の範囲第８項に
   記載の化粧品組成物。
10. （１０）毛髪上に適用される目的に向けられる化粧品組
    成物であって、洗髪用のシャンプー、ローション、ゲル
    またはエマルション、整髪用または処理用のローション
    またはゲル、ブラッシングまたは髪のセット用のローシ
    ョンまたはゲル、毛髪用ヘヤスプレー、パーマネントウ
    ェーブ、脱色または着色用組成物などの形をしているこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第１項より第５項まで
    のいずれか１項に記載の化粧品組成物。
11. （１１）組成物がさらに、界面活性剤、増粘剤、ポリマ
    ー、軟化剤、防腐剤、ムース安定剤、電解質、有機溶媒
    、シリコーン誘導体、油、ワックス、脂脂防止剤、染料
    および顔料より選択される少なくとも１種の化粧品助剤
    を含有することを特徴とする、特許請求の範囲第１０項
    に記載の化粧品組成物。
12. （１２）有色または無色の、光に安定化された化粧品組
    成物の形をしており、０．１〜１０重量％のトリヒドロ
    キシエチルルチンと、それに配合された０．１〜１０重
    量％の式（ I ）のベンジリデンショウノウより誘導さ
    れる水溶性のその他の日光濾光剤を含む毛髪用組成物ま
    たはメーキャップ用製品から成ることを特徴とする、特
    許請求の範囲第１項より第４項までのいずれか１項に記
    載の化粧品組成物。
13. （１３）特許請求の範囲第１項に記載の化粧品組成物の
    有効量を皮膚または毛髪の上に適用することより成るこ
    とを特徴とする、皮膚および毛髪を日光に対して保護す
    る方法。