JPS63165190A - 伝言板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は音声の記録再生機能を備えた伝言板に関するも
のである。

従来の技術 従来の伝言板はたとえば第３図に示すように、その本体
１９の中央部分にメツセージ記載用のボード２０が設け
てあり、本体１９の下側部分には、伝言内容を記載する
ための筆記具や小物を置くためのパレット２１が備えて
付けられている。

これは家庭内や駅などで広（使用されており、伝言内容
を主として文字で伝えようとするものである。

一方、音声で伝言できるように磁気記録媒体に録音し必
要時に再生させる装置も利用されている。

発明が解決しようとする問題点 しかし、従来の伝言板では伝言内容を筆記具で記載しな
ければならないため、記載スペースが限られるばかりで
なく、筆記具の損傷や不備などによって伝言できない場
合もある。また、伝言内容は文字などによるため、正確
に伝えることができないなどの問題があった。

磁気記録再生装置を利用して、音声で伝言する方法につ
いても、磁気テープの損耗による音質の劣化や、再生時
に磁気テープを巻き戻さなければならないという煩わし
さがある上に、故障のおそれが大きいなどの問題もある
。

本発明は、上述のような問題点を解決するもので、視覚
と聴覚とに訴えて確実に伝言できる伝言板を提供しよう
とするものである。

問題点を解決するための手段 本発明の伝言板は、筆記具による伝言内容の記載用ボー
ドと、音声による伝言内容を音声合成ユニットに記憶さ
せ、それを合成再生する装置を備えたものである。

作用 この装置では、伝言内容記載用ボードに記載されている
内容と音声とで正確に伝言が行える。そして、メツセー
ジを発する者に面接して口頭で伝言を受けるという直接
的な会話に近づくことができる、より確実に伝言が行え
る。

実施例 以下、本発明の一実施例による伝言板について図面とと
もに説明する。第１図（ａ）はこの実施例の斜視図で、
同図（ｂ）はその断面図である。

図に示すように、伝言板本体１と、伝言内容記載用ボー
ド２と、伝言板本体１の内部に装着された音声合成ユニ
ット３と、音響−電気変換器であるマイクロフォン４と
、録音スイッチ５と、再生スイッチ６と、電気−音響変
換器であるスピーカ７と、電源部８と、筆記用具収納部
９と、取付はフック１０とで構成されている。

まず、伝言者が録音スイッチ５を操作して、伝言内容を
伝えるする音声がマイクロフォン４で電気信号に変換さ
れ、音声合成ユニット３がこの音声信号を記憶する。さ
らに、伝達したい内容が絵や地図を必要とする場合には
、伝言内容記載用ボード２にそれを描くことによって、
より細部にわたる伝達が可能となる。

次に、伝言を受ける者がその内容を知る場合には、伝言
内容記載用ボード２を見、かつ再生スイッチ６を操作す
ることにより、音声合成ユニット３に電気信号の形で記
憶されていた伝言内容が読出され、スピーカ７により音
声に変換されて、より確実に伝達される。

第２図は上記実施例における音声合成ユニットとその周
辺の回路構成を示すブロック図である。

なお、第１図で示した構成要素については、同じ符号を
付している。図において、Ｓｌは録音スイッチ、Ｓ２は
再生スイッチ、１１は入力回路で、前記スイッチＳＬ、
Ｓ２のいずれかが閉じられたときに、それに対応して中
央演算処理装置（ＣＰＵ）１４を記憶モードまたは読出
モードとし、インターフェース１３を介して記憶装置（
ＲＡＭ）１２にマイクロフォン１５からの音声信号を記
憶させ、または記憶内容の読出しをする。１６は音声増
幅部で、記憶装置（ＲＡＭ）１２から中央演算処理装置
（ＣＰＵ）１４によって読出され合成された音声信号を
増幅してスピーカ１８に印加する。１７は電源部で、入
力回路１１や記憶装置１２．インターフェース１３．中
央演算処理装置１４．音声増幅部１６などの電力を供給
するためのものである。

まず、伝言を記憶させる場合には、録音スイッチＳ１を
オンとし、マイクロフォン１５に向かって伝言内容を発
声する。それによって得られる電気信号は、中央演算処
理装置１４の制御動作にもとづいて、インターフェース
１３を通して記憶装置１２に記憶される。

次にそれを再生する場合、再生スイッチＳ２をオンとす
ることにより、中央演算処理装置１４はインターフェー
ス１３を介して記憶装置１２に記憶されていた音声デー
タを読出し、そのデータを処理し音声信号を合成する。

合成された音声信号は音声増幅回路１６で増幅され、音
声拡声用スピーカ１８に印加されて音声として発声され
る。

伝言を受ける者はボード２に書かれている事柄を見なが
ら、この音声を聴取することにより、伝言内容を確実に
受は取ることができる。

発明の効果 本発明の伝言板によれば、ボードに記載された事柄と音
声とで伝言すべき内容を伝えることができ、確実に伝え
ることができる。また、音声合成ユニットに音声信号を
記憶させ、必要時それから記憶内容を音声信号に合成し
て再生するので、音声による伝言を瞬時に再生でき、従
来の磁気記録再生装置にあった操作上の煩わしさが解消
されるだけでなく、故障のおそれがきわめて少ないもの
である

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明にかかる伝言板の一実施例の斜視
図、同図（ｂ）はその側断面図、第２図はこの実施例の
音声合成ユニットを含む回路構成を示すブロック図、第
３図は従来の伝言板の斜視図である。 １・・・・・・伝言板本体、２・・・・・・伝言内容記
載用ボード、３・・・・・・音声合成ユニット、４・・
・・・・マイクロフォン、５・・・・・・録音スイッチ
、６・・・・・・再生スイッチ、７・・・・・・スピー
カ、８・・・・・・電源部、９・・・・・・筆記用具収
納部、１１・・・・・・入力回路、１２・・・・・・記
憶装置（ＲＡＭ）　、１３・・・・・・インターフェー
ス、１４・・・・・・中央演算処理装置（ＣＰＵ）　、
１５・・・・・・マイクロフォン、１６・・・・・・音
声増幅部、１７・・・・・・電源部、１８・・・・・・
スピーカ、Ｓｌ・・・・・・録音スイッチ、Ｓ２・・・
・・・再生スイッチ。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　ほか１名２・−・丁
、〜１゛ ＵＳ　３　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 筆記具を用いて伝言内容を記載するためのボードと、音
   声を音声信号に変換するマイクロフォンと、前記音声信
   号を記憶・合成する音声合成ユニットと、前記音声ユニ
   ットの発生する音声信号を音声に変換するスピーカと、
   前記マイクロフォン、前記音声合成ユニットおよび前記
   スピーカに給電する電源部とを備えた伝言板。