JPS63163439A - 全自動カメラ - Google Patents

全自動カメラ

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JPS63163439A
JPS63163439A JP31169786A JP31169786A JPS63163439A JP S63163439 A JPS63163439 A JP S63163439A JP 31169786 A JP31169786 A JP 31169786A JP 31169786 A JP31169786 A JP 31169786A JP S63163439 A JPS63163439 A JP S63163439A
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洋二 渡辺
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順一 伊藤
Minoru Matsuzaki
稔 松崎
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は全自動カメラ、更に詳しくは、カメラ本体内の
記憶手段に記憶される記憶内容によって制御される全自
動カメラに関する。
[従来の技術] 近年、かメラの電子化は急速に発達し、従来の機械式カ
メラでは困難な機能が多数提案されている。露出動作を
例にとってみても、多点スポ・ソト測光、自動逆光補正
、マルチプログラムAEなど、電子回路、特にマイクロ
コンピュータでなければ不可能な技術である。極端な場
合、機械的な構造や電子回路の構成は同じでも、マイク
ロコンピュータ内のソフトウェアを変更するだけて全く
別の機能を持ったカメラを作ることも可能である。した
がって、現在の市場には、写真撮影のための基本機能に
ユーザのニーズに応じた機能を追加した形態のカメラが
多数存在している。
また、カメラアクセサリ−としての操作部材をカメラ本
体に装着することにより機能を拡大できるカメラも少な
くない。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、市場のニーズは多様であり、メーカ側の
設定した機能に対し、すべてのユーザが満足することは
あり得ない。このためユーザには自分の所望する機能を
持つ数種類のカメラを購入しなければならないという不
都合が生じてしまう。
かといって、ユーザの多様なニーズをすべて1台のカメ
ラに納めることは、ソフトウェアの記憶容量不足、操作
の複雑化、スイッチ類の繁雑化等、不都合が多い。
そこで、本発明はユーザの所望する機能をユーザが任意
に選択することができて、かつ操作性が極めて簡便な全
自動カメラを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段および作用]本発明の全
自動カメラは、第1図の概念図に示すように、このカメ
ラ1の内部に、カメラ動作を実行するカメラ素子2と、
コード化された制御命令に従って上記カメラ素子2を制
御する制御手段3と、上記制御命令を記憶する第1の記
憶手段4と、この第1の記憶手段4の記憶内容の一部ま
たは全部をカメラ外部の周辺装置6により書き換え可能
にする入力手段5とを具備したもので、このカメラ1に
周辺装置6を接続することにより、周辺装置6から入力
手段5を介して第1の記憶手段4にユーザの所望するカ
メラ機能を記憶させることができる。
[実 施 例] 以下に説明する本発明の実施例は、第1図に示した全自
動カメラ1内の第1の記憶手段4として、カメラ動作の
基本機能を実行するソフトウェアを記憶した第1記憶装
置と撮影者の所望した機能を実行するソフトウェアを外
部より入力して記憶する第2記憶装置とを設けて、カメ
ラ動作の制御をこの2つの記憶装置に記憶されたソフト
ウェアに基づいて行なうようにしたもので、これにより
、従来の多機能カメラの有していた操作部材の複雑化を
解消している。
したがって、その応用例は無数に考えられるが、以下に
詳述する実施例においては、説明の簡単化のために、A
F動作と測光動作についてのみ行なうものとする。
第2図は、第3図以下に詳述する本発明を適用した全自
動−眼レフレックスカメラの制御システムのブロック図
である。
メインCPUl0には、測光/露光制御回路11、巻き
上げ用モータ制御回路16、LCDドライバ18、DX
回路20、レンズデー、夕回路21、AFインタフェー
ス回路22、AF用モータ制御回路24、第1記憶回路
26、第2記憶回路27と各種のスイッチを総じたスイ
ッチ類28が接続されている。測光/露光制御回路11
は、画面中央部を測光する第1測光素子12と画面周辺
部を測光する第2測光素子13の出力値をA/D変換し
てメインCPUl0に転送する機能と、絞り制御用のモ
ータ(以下、AV用モータという)14を制御する機能
と、シャッタ制御用のマグネット(以下、シャッタマグ
ネットという)15を制御する機能とを有する。巻き上
げ用モータ制御回路16は、メインCPUl0からの制
御信号に基づいて巻き上げ用モータ17を制御する。L
CDドライバ18はシャッタ速度や絞り情報などをドツ
トマトリクスのLCD19に表示するためのドライバで
ある。DX回路20は、フィルムのパトローネからDX
コートを読み込んでメインCPUl0に転送する回路で
ある。レンズデータ回路21は、交換レンズ上に記憶さ
れたレンズ固有の情報(開放FNo、、最小FNo、、
焦点距離、AF係数など)を読み込んでメインCPUl
0へ転送する回路である。AFインタフェース回路22
は、AFセンサ23の出力をA/D変換してメインCP
Ul0に転送する回路である。AF用モータ制御回路2
4は、AP用モータ25をメインCPU10の制御信号
に基づいて制御する回路である。
第1記憶回路26は、カメラ動作シーケンスの基本的な
動作を行なうソフトウェアを格納しておく回路であり、
第2記憶回路27は、撮影者の所望する機能を実行する
ためのソフトウェアを外部の周辺装置より読み込んで格
納する回路である。
次に、第3図および第4図を用いて本発明の第1実施例
の概要を説明する。
第3図において、カメラ本体30には電源スイッチ釦3
1.2段構成のレリーズ釦32、UPスイッチ33、D
OWNスイッチ34、液晶表示板35か装備されている
。一方、周辺装置36は、そのコネクトケーブル39に
よりカメラ本体30の装着部30aに接続可能である。
また撮影者の所望する機能のソフトウェアを記憶した記
憶装置(以下、ROMパックという)37を複数のRO
Mパックの中から選択してセットすれば、OUT釦38
の操作によってROMパック37内のソフトウェアはカ
メラ本体側の第2記憶回路27(第2図参照)へ転送さ
れる。
第4図は、上記カメラシステムの主要部分の電気回路図
である。カメラ本体30側においては、電源スイッチ釦
31に応動して開閉される2状態スイツチ(以下、パワ
ースイッチという)40が閉成されると、電池41より
メインCPTJIO1第1記憶回路(以下ROMという
)26、第2記憶回路(以下E2PROMという)27
に電源電圧VCCが供給されるとともに、抵抗42およ
びコンデンサ43によりメインCPUl0にパワーオン
リセットがかかる。ここでE2FROM27とは、不揮
発性読み書き可能メモリのことである。
メインCPUI Oは、ROM26とE2PROM27
の2つの記憶回路に記憶されたソフトウェアに基づいて
被制御対象48を制御する。
ブツシュスイッチ46および47はレリーズ釦に応動し
て閉成するスイッチであり、レリーズ釦の1段目ではブ
ツシュスイッチ46が閉成し、2段目ではブツシュスイ
ッチ47が閉成する。また、ブツシュスイッチ44およ
び45は、UPP2S5よびDOWN釦34に応動して
閉成するスイッチであり、これらスイッチ44.45の
機能はE” FROM27に記憶されたソフトウェアに
よって切り換わる。
周辺装置36側の回路においては、上記パワースイッチ
40の開成後、OUT釦38に応動してプルアップ抵抗
50に接続したブツシュスイッチ51が閉成されると、
ワンショットパルス回路49がメインCPUl0へ割り
込み信号WINTを送出する。ROMパック37内のR
OM52は周辺装置36に装着されることにより、カメ
ラ本体30側のメインCPUl0などとアドレスバス。
データバスが共有化される。
次に、上記実施例のカメラ動作を第5図のフローチャー
トを用いて説明する。メインCPUl0に電源VCCが
供給されると、パワーオンリセットがかかり、くパワー
オンリセット〉のルーチンが開始される。すると、第1
に、I10イニシャライズが行なわれ、続いて割込みを
全て禁止し、さらに〈レンズデータ〉のルーチンによっ
てレンズ回路21よりレンズ固有の情報が取り込まれる
次にく測光〉のルーチンが呼び出されるが、このく測光
〉のルーチンはE2PR’0M27の中に記憶されたソ
フトウェアである。つまり、撮影者の選択したROMパ
ック37より転送されたソフトウェアである(詳細は後
述する)。く測光〉のルーチンにおいては、各ROMパ
ックによってその測光方式は異なるが、測光値に基づく
シャッタ速度および絞りの表示は共通に行なわれる。
続いて、測光の周期を制御する測光タイマをセットし、
そのタイマの割り込みを許可してからレリーズ釦32の
半押し、つまりブツシュスイッチ46が閉成されるのを
待つ。レリーズ釦32が半押しされると、<AFルーチ
ン〉ヘジャンプするが、この<AFルーチン〉もE2F
ROM27内に記憶されており、もとはROMパック3
7のROM52より転送されたソフトウェアである。
ここで、メインCPUl0の割込み処理ルーチンについ
て説明する。割込み処理ルーチンはタイマ割込み、WR
ITE(書き込み)割込み、REL(レリーズ)割り込
み、RELOFF (レリーズオフ)割込みがある。タ
イマ割込みは、測光表示動作を周期的に行なわせるため
であり、その都度〈測光〉のルーチンが実行される。実
行後は割込み発生地点ヘリターンする。WRITE割込
みは、周辺装置36側のワンショットパルス発生回路4
9より送出された割込み信号WINTによって発生する
。これはROMパック37内のROM52よりその内容
をE2FROM27へ転送するルーチンであり、この割
込みが発生した場合には、第1に全ての割込みが禁止さ
れ、次にIXレジス夕にROMパック37内のROM5
2の先頭番地(読込みスタート番地)を格納し、IYレ
ジスタにE2FROM27の先頭番地(書込みスタート
番地)を格納する。そしてIXレジスタに格納された番
地の内容をアキュムレータA cc)に読込み、R/W
端子を“L”にしてE” FROM27を書き込みモー
ドにしてからIYレジスタに格納された番地ヘアキュム
レータの内容を書き込む。そしてR/W端子を“H”に
戻す。次に格納した番地が最終番地であるか判断し、最
終番地でなければ、IXレジスタとIYレジスタに1を
加えて同様の動作を繰り返す。最終番地であれば〈パワ
ーオンリセット〉のルーチンのはじめにリターンする。
REL割込みとは、レリーズ釦32が第2段目まで深押
しされて、ブツシュスイッチ47が閉成された時に発生
する割込みてあり、全ての割込みを禁止したあと、く測
光〉、<レリーズ〉、<巻き上げ〉のルーチンが連続的
に行なわれる。
RELOFF割込みは、AF動作中にレリーズ釦32の
半押しが解除された場合、つまりプツシュスイッチ46
が開放されると発生し、それまで実行していたAF動作
を中止してくパワーオンリセット〉のルーチンへ戻る。
本実施例では、カメラ外部より入力するソフトウェアの
動作をAF動作と測光動作に限定しているので、今、A
F動作には、″AFシングル動作”と″AFコンティニ
ュアス動作”の2つを設定し、測光動作には“平均測光
プログラムAE“、 “可変中央重点測光プログラムA
E”、 “平均測光絞り優先AE”の3つを設定してい
る。したがって、R−0Mパック37はAF動作と測光
動作の組合わせで6種類準備しておくことができる。つ
まり、ROMパック37内のROM52の番地のうち、
AF動作用と測光動作用とに分割して割りあてておけば
良い。
そこで、次に第6図〜第10図を用いて上記AF動作と
/1llJ光動作の各号ブルーチンを個々に説明する。
第6図は、AFルーチンとして、AFレシンルモード(
ワンショットAFモード)を選択した場合の<AFレシ
ンル〉のルーチンのフローチャートである。第1にRE
LOFF割込みを許可し、次にタイマ割込みを禁止して
く測距〉のルーチンを実行する。タイマ割込みを禁止す
るのは、測距動作の際に割込みが発生して測距データに
エラーが発生するのを防ぐためてあり、したがって、〈
測距〉のルーチンを終了すれば、再び割込みが許可され
る。〈測距〉のルーチンは被写体までのピントのズレ蛍
とズレ方向をAFセンサ23により検出し、AFインタ
フェース回路22より取り込     ゛むためのルー
チンである。取り込んだデータから被写体の状態が低コ
ントラストかどうかを判定する。もし、被写体が低コン
トラストであると測距データの信頼性は低いので誤動作
の確率が高くなる。したがって、このときはフォーカス
レンズを現在位置から至近、さらに無限へと動かしなが
ら被写体が低コントラストでなくなる範囲を探す必要が
ある。この動作を行なうのかくレンズスキャン〉のルー
チンである。くレンズスキャン〉のルーチンにおいては
、被写体のコントラストが充分向上したか、あるいはフ
ォーカスレンズが無限遠側の端部にあてつくとリターン
するようになっており、リターン後は再びく測距〉のル
ーチンへ戻る。
被写体が低コントラストでなければ、現在のレンズ位置
でピントが合っているか、つまり合焦状態であるかを判
断し、合焦状態であれば合焦表示をしてレリーズ待ちに
なる。合焦でなければ、ズレ量をAF用モータの回転量
に変換するくパルス計算〉のルーチンを実行し、タイマ
割込みを禁止してくレンズ駆動〉のルーチンによってフ
ォーカスレンズを推定合焦位置へ移動させ、再びく測距
〉のルーチンへ戻る。この動作は合焦状態が得られるま
で繰り返される。
また、第7図は、AFルーチンとして、AFコンティニ
ュアスモード(連続AFモード)を選択した場合の<A
Fコンティニュアス〉のルーチンのフローチャートであ
る。このルーチンの概要は<AFレシンル〉のルーチン
と同じであるか、AFコンティニュアスモードでは一度
合焦しても、= 15− レリーズの割込みを許可するたけですくに次のAF動作
を開始する。したがって連続的に被写体を追尾し、合焦
時にレリーズ釦32の第2段目が深押しされているとレ
リーズ動作が行なわれるようになっている。また、AF
コンティニュアスモードにおいては、被写体が低コント
ラストの場合のレンズスキャン動作は行なわれず、レリ
ーズの割込みを禁止して合焦表示をオフにし、すぐに再
測距動作に移行する。
次に、測光ルーチンとして、“平均測光プログラムAE
”を選択した場合について第8図の< allJ光1〉
のルーチンを用いて説明する。〈測光1〉のルーチンが
コールされると、まず第1に、DX回路20よりフィル
ムのISO感度がBV値としてメインCPUl0内に取
り込まれる。次に第1測光回路12および第2測光回路
13よりそれぞれ被写体輝度BV  およびB V 2
を測光/露光制御 両回路11より取り込み、両者の平均をとって被写体の
平均的BV値を計算する。続いて、<AV/TV計算〉
のルーチンにおいて前記BV値とBV値およびレンズの
開放FNo、(AVo ) 、最小FNo、(AVgl
 ) 、最長シャッタ速度(TVm )、最短シャッタ
速度(TVo)等をもとにしてプログラムされた最適絞
り、最適シャッタ速度を算出する。
このあと、この測光が1回目かどうかを判断し、もし1
回目ならレジスタNに0を格納してく表示〉のルーチン
へ進む。1回目でなければ、続いてUPP2S5DOW
N釦34に応動するブツシュスイッチ44.45の状態
を見に行く。ここでブツシュスイッチ44がオンしてい
ればUPP2S5オンであるのでレジスタNに1が加算
される。
一方、ブツシュスイッチ45かオンしていればDOWN
釦34がオンであるのでレジスタNより1が減算される
続いて、このレジスタNの値により絞り値(AV値)を
補正し、それに応じてシャッタ速度(TV値)にも補正
を加える。たたし、その範囲は、前記の最小値FNo、
(AVm ) 、開放FNo、(AVo)、最長シャッ
タ速度(TVm )、最短シャッタ速−17一 度(TVo)を超えることはない。つまり、これは撮影
者がUPP2S5たはDOWN釦34を押すことにより
、プログラムされたAV値やTV値を適正露出の範囲で
シフトしていることになる。
したがって、この際、UPP2S5DOWN釦34はプ
ログラムシフト釦として機能する。
続いてく表示〉のルーチンにおいて、現在のAFモード
と測光モードをドツトマトリクスでLCD19にLCD
ドライバ18を通して表示する。
また、UPP2S5DOWN釦34の機能をもしCD1
9に表示する。したがって、E2FROM27に記憶さ
れたソフトウェア、つまり外部から入力されたソフトウ
ェアによって表示の構成も変化する。
次に、測光ルーチンとして“可変中央重点ff111光
プログラムAE″を選択した場合について第9図のく測
光2〉のルーチンを用いて説明する。これは上述したく
測光1〉のルーチンに対して、UPP2S5DOWN釦
34が中央重点測光の割合を変化させるための切換え釦
として機能する。
プログラムの流れはく測光1〉のルーチンと同様にBV
値、BV、値、BV2値を読込ンテ、1回目ならレジス
タMに5を格納する。1回目でなければUPP2S5オ
ンであるか否かを判断し、オンであればレジスタMに1
を加算する。オンでなければ引き続いてDOWN釦34
の状態を判断し、同釦34がオンしているならばレジス
タMがら1を減算する。ここでレジスタMに格納される
数値は1から10の範囲を超えることはない。
レジスタMが設定されれば、BV値の算出を行なう。つ
まり、画面中央部の輝度BV、と画面周辺部の輝度Bv
2をレジスタMの値で重み付けしてBV値を算出するこ
とで、可変中央重点測光を実現している。続いて< A
 V/T V計算〉のルーチンで絞り値とシャッタ速度
値を計算し、それをAFモード、mlJ光モードの表示
およびUPP2S5DOWN釦34の機能表示とともに
LCD19に表示する。
次に測光ルーチンとして“平均測光絞り優先AE”を選
択した場合を第10図のく測光3〉のルーチンを用いて
説明する。平均的BV値の算出までは、く測光1〉のル
ーチンと同様であり、続いてEV値を計算した後、1回
目であれば通常の< A V/T V計算〉のルーチン
において適当な絞り値とシャッタ速度が設定される。2
回目以降の場合は、UPP2S5DOWN釦34の状態
に応じてAV値を最小FNo、(AVm )から開放F
No、(AVo)の範囲でシフト可能である。したがっ
て、ここでのUPP2S5DOWN釦34は、AV値の
シフト釦として機能する。AV値が設定されれば、前に
求めたEV値よりTV値を決定する。
AV値、TV値が決定すれば〈表示〉のルーチンで、A
Fモード、測光モード、UPP2S5DOWN釦34の
機能とともに表示する。
次に本発明の第2実施例について、第11図および第1
2図を用いて概要を説明する。第2実施例は、複数の付
加機能を周辺装置側の大容量のROMに記憶しておき、
撮影者が所望の機能を選択してカメラ本体側の記憶装置
に転送可能とじたちのである。第11図に示した周辺装
置53は、コネクトケーブル61でカメラ本体30の装
着部30aに装着可能であり、またその上面にはAFモ
モ−選択用のAFシングル釦54とAFコンティニュア
ス釦55、測光モード選択用の測光1釦56、測光2釦
57、測光3釦58、OUT釦59、RESET釦60
が配置されている。
第12図は、上記周辺装置53の電気回路図を示す。第
12図においては、カメラ本体30の電気回路は第4図
に示したものと同じであるため省略しである。サブCP
U62とROM63はカメラ本体側に接続されると、カ
メラ本体30側のメスンCPU10とアドレスバス、デ
ータバスを共有化する。いま、コネクトケーブル61に
てカメラ本体30と周辺装置53が接続されると、サブ
CPU62とROM63にはカメラ本体30側より電源
電圧Vceが供給されるとともに、抵抗65とコンデン
サ72によりサブCPU62にパワーオンリセットがか
かる。
ブツシュスイッチ66.67.68,69,70゜71
は周辺装置53上のAFシングル釦54.AFコンティ
ニュアス釦55.測光1釦56.測光2釦57.測光3
釦58.OUT釦59に応動して閉成するスイッチであ
る。またブツシュスイッチ64は、RESET釦60に
応動して閉成し、サブCPU62にリセットをかけるス
イッチである。この第2実施例においては、サブCPU
62が周辺装置53のROM63の中から撮影者が選択
した機能を実行するサブルーチンを抽出してカメラ本体
30のE2PROM27へ転送する方式なので、カメラ
本体側のメインCPUl0の動作は上述した第1実施例
の動作とは、第13図に示すように、<WRITE割込
み〉ルーチンのみ異なる。
そこで、この第2実施例の動作について、第13図中の
<WRITE割込〉を説明すると、割込の発生は、サブ
CPU62がメインCPUl0に対して割込信号WIN
Tを“L”にすることで行なわれる。割込みが発生する
と全割込みを禁止した後、R/W信号を“L”にしてE
” FROM27をWRITEモードにし、あとは割込
み信号WINTが“H”になるのを待つ。信号WINT
がH″になるのを検知したら、R/W信号を“H”に戻
してくパワーオンリセット〉のルーチンへ戻る。
第14図に周辺装置53内のサブCPU62の動作のフ
ローチャー1・を示す。サブCPU62はパワーオンリ
セットがかかるとくパワーオンリセット〉のルーチンを
実行する。第1に、初期モードをセットするため、レジ
スタIXにく測光1〉のルーチンが格納されている番地
(ADR1番地)を入れ、レジスタIYに<AFレシン
ル〉のルーチンが格納されている番地(ADH4番地)
を入れる。続いて、各スイッチの状態を見に行き、オン
になっているスイッチがあれば、そのスイッチに該当す
る機能のソフトウェアを記憶しているROM番地をレジ
スタIXまたはレジスタIYに格納する。この動作はO
UT釦59のスイッチ71がオンになるまで続けられる
OUT釦59のスイッチ71がオンになると、割込み信
号WINTを”L”にしてメインCPU10に対してW
RITE割込みをかける。続いて、レジスタIWにff
1l光ルーチンを転送すべき番地を、レジスタIZにA
Fシル−ンを転送すべき番地を格納する。次に、レジス
タIXで示される番地の内容をアキュムレータ(A c
c)に読込み、レジスタIWで示される番地へ格納する
。この動作を測光ルーチンの最終番地まで行ない、続い
て同様にして、レジスタIYで示される番地の内容をレ
ジスタIZで示される番地へ格納する。この動作をAF
シル−ンの最終番地まで繰り返す。全て転送し終ったら
信号WINTを“H”にして再び上記各操作釦に応動す
るスイッチ状態を見に行く。
以上の2つの実施例で説明したように、撮影者は所望の
機能を選択してカメラ本体側に記憶させているが、その
方法以外にも撮影者自身がソフトウェアそのものを作成
して転送することによって、メーカが提示した以外の機
能を持たせることも可能である。また、カメラ側の記憶
装置としてE2PROMを用いているが、バックアップ
機能を持ったRAMや、磁気記憶装置を用いても効果は
同様である。また、カメラ本体内部の記憶装置をすべて
E2PROMによって書きかえ可能としても良い。
[発明の効果コ 以上述べたように、本発明によれば、複数の機能の中か
ら必要な機能だけを選択してカメラに記憶させるので、 (1)撮影の用途に応じて自由に機能を設定できる、(
2)所望の機能を有するカメラを1台のカメラで実現で
きる、 (3)不必要な機能のために操作性が複雑になることが
ない、 (4)操作部材が少ないため信頼性が向上し、コストが
低下する、 等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基本構成を示した概念図、第2図は
、本発明の適用したカメラの制御システムのブロック図
、 第3図は、本発明の一実施例を示す全自動カメラの外観
斜視図、 第4図は、上記第3図に示すカメラの主要部分の電気回
路図、 第5〜10図は、上記第3図に示したカメラの動作を説
明するためのフローチャート、第11は、本発明の他の
実施例を示す全自動カメラの外観斜視図、 第12図は、上記第11図中の周辺装置の主要部の電気
回路図、 第13図は、上記第11図に示したカメラの動作を説明
するためのフローチャート、 第14図は、上記第12図に示した周辺装置のサブCP
Uの動作を説明するためのフローチャートである。 1・・・・・・・・・・・・全自動カメラ2・・・・・
・・・・・・・カメラ素子3・・・・・・・・・・・・
制御手段 4・・・・・・・・・・・・第1の記憶手段5・・・・
・・・・・・・・入力手段 6.36.53・・・・・・・・・周辺装置10・・・
・・・・・・メインCPU (制御手段)19・・・・
・・・・・LCD (表示部材)27・・・・・・・・
・第2記憶回路(E2FROM)(第1の記憶手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カメラ動作を実行するカメラ素子と、コード化さ
    れた制御命令に従って上記カメラ素子を制御する制御手
    段と、 上記制御命令を記憶する第1の記憶手段と、この第1の
    記憶手段の記憶内容の一部または全部をカメラ外部の周
    辺装置により書き換え可能にする入力手段と、 を具備したことを特徴とする全自動カメラ。
  2. (2)上記制御手段は1つ以上の手動操作部材を有し、
    この手動操作部材の機能を、上記第1の記憶手段に記憶
    された制御命令によって決定するようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の全自動カメラ。
  3. (3)上記手動操作部材の機能を表示するための表示部
    材をさらに上記制御手段に有し、この表示部材の表示内
    容を上記第1の記憶手段に記憶された制御命令によって
    決定するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の全自動カメラ。
  4. (4)上記周辺装置は、カメラ本体に着脱可能であり、
    カメラ制御のための制御命令パッケージを1つ以上記憶
    した第2の記憶手段と、この第2の記憶手段の記憶内容
    の一部または全部を上記入力手段を介して上記第1の記
    憶手段に転送可能とする転送手段を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の全自動カメラ。
  5. (5)上記転送手段は、上記第2の記憶手段に記憶した
    複数の制御命令パッケージの中から任意の制御命令パッ
    ケージを選択するための選択手段を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第4項記載の全自動カメラ。
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