JP2973448B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2973448B2
JP2973448B2 JP3062590A JP3062590A JP2973448B2 JP 2973448 B2 JP2973448 B2 JP 2973448B2 JP 3062590 A JP3062590 A JP 3062590A JP 3062590 A JP3062590 A JP 3062590A JP 2973448 B2 JP2973448 B2 JP 2973448B2
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JP
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switch
turned
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circuit
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直浩 景山
雅康 平野
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  • Focusing (AREA)
  • Shutter-Related Mechanisms (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ピントのあった像のまわりにピントのはず
れた像を重ねてソフトフォーカスや露光間ズームのよう
な効果(以下「ファンタジー効果」という)を得ること
のできるカメラに関するものである。
〔従来の技術〕 従来、露光中に連続的にレンズを移動させてピントの
あった像とはずれた像とを重ねていく様にしたカメラが
知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
レンズの移動量が少ない場合にはピントのずれる量が
小さくなり、得られるファンタジー効果が少なくなるこ
とが明らかである。
そこで、従来のカメラでは、効果を得るのに十分なレ
ンズ移動量を確保するためにシャッタースピードを遅く
していた。
このようにシャッタースピードを遅くすると手振れが
起きやすくなったり、撮影時の絞り値が制限されたりす
るなどの問題があった。
本発明ではこのシャッタースピードの制限をなくすこ
とを課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明では従来のようにレンズを露光中に移
動させるのではなく、ピントのあった像とはずれた像と
で複数回露出を行い(多重露出)レンズの移動は各露出
の間に行うようにしている。
〔作用〕
このため、シャッタースピードは単に被写体輝度等に
あわせて決めればよく、ファンタジー効果の程度をシャ
ッタースピードに依存させる必要がない。
〔実施例〕
第1図は本発明のカメラの回路構成を示すブロック図
である。
制御回路1はマイコンであって演算や記憶や外部回路
の制御などを行う。
フィルムデータ読み取り回路2はフィルムパトローネ
上のISOコードを読み取って感度Svとして制御回路1に
送る。表示回路3は後述のように制御回路1からの指令
によって各種の表示を行う。AE回路4は制御回路1から
送られるデータ、シャッタースピードTvcや絞り値Avc、
に基づいて露出を制御する。撮影レンズ5は解放絞り値
Avoや最小絞り値Avmaxや後述のKというデータを保持し
ており、このデータKを制御回路1が読み取ることがで
きる。また、レンズ駆動回路8は制御回路1からのデー
タによって撮影レンズ5を駆動する。測光回路6は被写
体輝度Bvを測り制御回路1に送る。フィルム駆動回路9
は制御回路1からの指令によってフィルムを1駒巻き上
げたりすべて巻き戻したりする。
スイッチS1はレリーズボタンを1段目まで押したとき
にONし、スイッチS2はそれより深い2段目まで押したと
きにONするようになっている。スイッチSupとSdownとは
露出のための絞り値とシャッタースピードとの組み合わ
せを変更する(以下Pシフトという)ときにONされるス
イッチである。スイッチSmfはファンタジー効果を得る
ための撮影を行うかどうかを決めるためにONされるスイ
ッチであり制御回路1は1度このスイッチがONされると
ONされたことを記憶しておくようになっている。スイッ
チSeはその効果の程度を設定するためにONされるスイッ
チである。スイッチSaeは通常撮影時でのAEモードの選
択のためにONされる。スイッチSpがONされるとカメラは
ファンタジー撮影モードにあっても強制的に初期状態に
なる。スイッチSrはフィルムを巻き戻すためにONされる
スイッチである。
以下、第2図から第6図に基づいて、このカメラの動
作フローについて説明する。
カメラに電源を投入すると第2図に示すフローが起動
される。このフローでは、スイッチS1,Se,Saeのどれか
が押されているかを循環的に検出し、押されている場合
それぞれのスイッチに対応するサブルーチンを実行す
る。この3つのサブルーチンをそれぞれ第5,3,4図に示
す。
第3図はスイッチSeをONすることで実行されるサブル
ーチンであり、3段階用意されたファンタジー効果のう
ちでどれを選ぶかを決めるためのものである。ステップ
1ではスイッチSup,SdownのON回数に応じて1から3の
うちから効果の程度を選び、強さAとして代入してお
く。また、この選択は実際の撮影に先立って行なわれる
ものなのでこのとき撮影のための初期値設定も行う。つ
まり、ステップ2においてはPシフトのためのシフト量
SHをリセットし、また、ステップ5においては多重露出
時の露出実行回数Nをリセットしリターンする。途中ス
テップ3,4では露出実行回数Nが0でなければ、前回撮
影時に多重露出を途中で終わったと判断してフィルムを
1駒巻き上げるようにしている。
第4図は第2図のフロー中スイッチSaeがONされたこ
とに応じて実行されるサブルーチンであり、P,A,S,Mの
4つのAEモードから1つを選ぶためのものである。この
ルーチンでは、まずステップ1においてスイッチSmfがO
Nされたかどうかを判定し、ONされていればステップ2
でファンタジー撮影専用のPモードに設定してリターン
する。ONされていなければ通常撮影を行うということな
のでステップ3でスイッチSup,SdownのON回数に応じて
P,A,S,Mの各モードから1つを選びリターンする。
第5図は第2図のフロー中スイッチS1がONされたこと
に応じて実行されるサブルーチンである。スイッチS1
ONされるということは撮影者にレリーズの意志があると
いうことなので、このルーチンでは実際の露出実行に関
する演算制御が行なわれる。
まず、ステップ1から3で測光回路6、フィルムデー
タ読み取り回路2、撮影レンズ5からそれぞれ被写体輝
度Bv、フィルム感度Sv、データKを入力する。次に、ス
テップ4で露出量EvをEv=Bv+Svの式によって求める。
そして、ステップ5でスイッチSmfがONされたかどうか
を判定し、ONされていない場合には通常撮影のためにス
テップ30以下のフローに進み、ONされている場合にはス
テップ6に進む。
通常撮影時は、ステップ30では公知の一般的なプログ
ラム線図に基づいて絞り値AvcとシャッタースピードTvc
とを決める。そして、ステップ31で露出実行回数Nが0
かどうかを判定し0でなければステップ25に進み、0で
あればステップ32で表示回路3に絞り値とシャッタース
ピードを表示してからステップ33でスイッチS2がONされ
ているかどうかを判定する。スイッチS2がONされていな
ければリターンし、ONされていればステップ35でAE回路
4による露出制御を行う。そしてステップ36でフィルム
駆動回路9にフィルムを1駒巻き上げさせてからリター
ンする。
ステップ6,7ではスイッチSrがONされているかどうか
を検出し、ONされていればそれぞれステップ28,27に進
む。ステップ28では初期化を行うためにシフト量SHをリ
セットし、スイッチSmfがONされたかどうかの記憶もリ
セットする。ステップ29では露出実行回数Nを判定し0
であればリターンし0でなければ巻き上げのためにステ
ップ25に進む。ステップ27ではフィルム駆動回路9によ
ってフィルムの巻き戻しを実行させ同時にSHとNとをリ
セットしてからリターンする。
ステップ6,7でスイッチのONが検出されないとき、ス
テップ8で露出量Evと第6図に示すプログラム線図とに
基づいて絞り値AvとシャッタースピードTvとを求める。
そしてステップ9から12でPシフトのためにスイッチSu
pかSdownかがONされていないかを検出し、スイッチSup
がONされているときにはシフト量SHに1を加えSdownがO
Nされているときにはシフト量SHから1を引きそれぞれ
ステップ13に進みすでに求めた絞り値Avとシャッタース
ピードTvとを Avc=Avc−ΔAvc・SH Tvc=Tvc−ΔTvc・SH の2式によって変更する。ここでΔAvcとΔTvcとは単位
変更量であり、たとえば0.5である。そして、ここまで
のフローで絞り値AvcとシャッタースピードTvcが決定し
たのでこれをステップ14で表示回路3に表示させる。
次に、ステップ15から17で現時点でのレンズ位置から
のレンズ移動量を計算する。このため、まずステップ15
でアペックス値で表された絞り値Avcを の式によってF値に変換する。撮影レンズ5は、レンズ
駆動回路8内のモーターによって駆動され、このモータ
ーには一定量の回転ごとにパルスを発生するエンコーダ
が連結されている。制御回路1にはレンズを1μm移動
させるのに必要なパルス数をデータKとしてレンズから
入力されており、レンズを移動させる量をYとするとそ
れに必要なモーターの回転量L′は L′=Y・K と表される。一方、ファンタジー撮影の効果の程度Xが
Y/Fに比例するとみなすと、Xの効果を得るための回転
量L′はF・K・Xに比例するといえる。比例定数を含
んだ数値として効果Xをテスト撮影などによってあらか
じめ決め制御回路1内に記憶させておくと、回転量L′
は L′=F・K・X で表されるので、これをステップ16で計算する。ステッ
プ17では第3図のルーチンによって決定された効果の強
さAをL′に乗じることで撮影時の実際のレンズ駆動量
Lを求める。
次に、ステップ18でスイッチS2がONされたかどうかを
判定し、ONされていない場合はリターンし、ONされてい
る場合はステップ19に進む。ステップ19では露出実行枚
数Nをカウントアップし、ステップ20でその値が2に達
したかどうかを判定する。1回目の撮影時にはN=1な
のでステップ21は実行されず(つまりレンズは移動させ
られず)にステップ23で露出が行なわれるが、2回目の
撮影時にはN=2なので焦点位置が近くなる方向に量L
だけレンズを移動させ(ステップ21)てからステップ23
で露出が行なわれる。そして、再びNが2に達している
かを判定し、達していればステップ25,26でフィルムを
1駒巻き上げ露出実行枚数Nをリセットした上でリター
ンするが、達していなければ巻き上げずにリターンす
る。
この実施例では撮影者が焦点を合わせた位置とそこか
ら自動的にある量だけ焦点位置をずらした位置との2駒
だけ多重露出を行うようにしているが、最初に自動で焦
点を合わせるようにしてもよいし、もっと多い駒数多重
露出するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
このように、本発明では多重露出の間に焦点位置をず
らすように構成したので、シャッタスピードは焦点位置
をずらす量とは無関係に設定することができる。このた
め、撮影条件によってファンタジー効果が制限されるこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカメラの回路構成を示すブロック図で
あり、第2図はカメラ動作のメインルーチンを示すフロ
ーチャートであり、第3図から第5図は第2図の一部に
相当するサブルーチンであり、第6図は第5図のフロー
中の演算で用いるためのプログラム線図である。 1……制御回路,2……フィルムデータ読み取り回路,3…
…表示回路,4……AE回路,5……撮影レンズ,6……測光回
路,8……レンズ駆動回路,9……フィルム駆動回路,S1,S
2,SUP,SDOWN,SMF,SE,SAE,SP,SR……スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−34782(JP,A) 特開 昭61−228426(JP,A) 特開 平3−230134(JP,A) 特開 平2−236535(JP,A) 特開 平2−118543(JP,A) 特開 平3−233527(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 15/00 - 15/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズの移動量を設定する設定手段と、 レリーズを開始させる開始手段と、 開始手段の指令によって同一フレームに対して複数回露
    出を行う多重露出手段と、 多重露出手段による各露出の間に設定手段が設定した量
    だけレンズを移動させるレンズ移動手段とを備えたこと
    を特徴とするカメラ。
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