JPS63162414A - 絵付製品の製造方法 - Google Patents

絵付製品の製造方法

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JPS63162414A
JPS63162414A JP30292686A JP30292686A JPS63162414A JP S63162414 A JPS63162414 A JP S63162414A JP 30292686 A JP30292686 A JP 30292686A JP 30292686 A JP30292686 A JP 30292686A JP S63162414 A JPS63162414 A JP S63162414A
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一志 宮澤
恵嗣 花本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、絵付シートを物品に適確に被着させる給付製
品の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来は、特開昭52−56617号公報に記載されてい
るように、下方に真空ポンプを具備する箱状部材上の通
気孔を有する台盤の上に装飾基材を置き、この上に転写
紙を載せるとともに、これを上方より加熱装置付の箱状
支持体で支持して転写紙を加熱し、これを真空ポンプの
吸引にて台盤の通気孔により装飾基材に被着させる技術
があった。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記のような技術にあっては、被着される転写
紙は連続状のものではなく、枚葉のものをその都度手作
業で装飾基材に載せ、この転写紙を押さえて加熱しなが
ら吸引して被着するものであるから、転写紙の位置合わ
せが不充分となるおそれがあり、また絵柄がゆがみ易く
、手作業による煩わしさより非能率であった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、製品に付けた絵柄の損傷やゆがみをなくし、連続
状の給付シートより、物品の定位置に自動的に絵柄を付
けることを可能にして、しかも樹脂製品に限らず、他の
物品に対しても能率的な絵付けが可能にすることを目的
とするものである。
これがため、本発明にあっては、箱部材内の物品に対し
、箱部材上を水平方向に供給される連続状の絵付シート
を、それに設けられたシートの流れ方向と幅方向とのセ
ンサー用マークと、それぞれのセンサーとによって正確
な位置に停止させる工程と、下面に通気性板を、また周
縁に切断刃を有する蓋部材を下降させて、絵付シートを
切断するとともに、それの周囲部を箱部材に対して挟持
し、切断された絵付シートを、蓋部材の加熱でその成形
に適するまで軟化させつつ、蓋部材の減圧により通気性
板に吸着保持する工程と、箱部材内を減圧するとともに
、蓋部材内の減圧を解くか、あるいは減圧を解くと同時
に加圧することにより、軟化状態にある給付シートを急
速に物品に引き伸ばして被着させる工程とからなる方法
により、問題点の解決を図ったものである。
(実施例) 本発明に使用される絵付シートは、連続状のものであっ
て、それに印刷される絵柄は、減圧(真空)成形時の伸
び、変形等を予め考慮に入れて印刷されたものである。
材料としては、通常の減圧成形に使用可能なものが利用
でき、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリス
チレン、ポリ塩化ビニール、ポリカーボネート、ポリア
ミド、ABS、ポリエステル等の熱可塑性樹脂シート、
あるいはこれらの積層体が使用される。そして厚みは、
一般的な真空成形機で成形可能な厚みの範囲であり、通
常は0.1〜0.5mm程度である。これらの樹脂シー
トは、これらを被着すべき物品との被着を考慮して、適
当な接着剤を裏面に塗着しておく場合もある。上記の樹
脂シートの印刷は、グラビア印刷、シルク印刷等の一般
的な印刷でよいが、透明シートの場合には、表面が摩耗
することを考慮して裏印刷にする場合もある。
絵付けすべき物品としては、樹脂の射出成形品、注入成
形品、押出成形品等の他、金属成形品等任意である。
以下、本考案の方法を実施するための装置を図面につい
て説明する。
本発明の方法を実施するための装置は、蓋部材(a)と
箱部材(b)と、これらの間を水平方向に移送される連
続状の絵付シート(c)とより構成され、蓋部材(a)
と箱部材(b)とは、上下方向に一致する位置にある。
蓋部材(a)は、蓋本体(1)の下面に、通気性板(2
)が空間部(3)をおいて設けられ、蓋本体(1)の上
面中央部に設けられたシリンダー(4)にて昇降するよ
うになっている。
空間部(3)には、配管(5)が外部の吸引ポンプ(P
l)に連通し、また切換弁(6)を介して圧空源に連通
している。
蓋本体(1)の内部には、加熱用のヒーター(7)が埋
め込まれており、また下端周縁には切断刃(8)が下方
に突設されている。
箱部材(b)は、下底(9)の中央部に物品固定台(1
0)があり、その上には、絵付シート(C)を被着すべ
き物品(d)が載置される。
また、下底(9)は、その周囲に吸引透孔(11)があ
って、これらの透孔(11)は、外部の吸引ポンプ(P
2)に配管(12)をもって連通している。
絵付シー1− (C)は、箱部材(b)の上方を水平方
向に供給ロール(13)より2つの案内ロール(14)
 (14)を経て巻取ロール(15)に巻きとられるこ
とにより、移動するようになっている。
また、給付シート(c)には、絵柄の1ピツチごとに、
その絵柄を箱部材(b)内の物品(d)の位置に合わせ
るためのセンサー用マーク(16) (17)が設けら
れている。このマーク(16)は給付シート(C)の流
れの方向のものであり、(17)は幅方向のものであっ
て、これらは絵付シート(c)上に印刷するか、シート
(C)に穿孔するかして設けられている。
マーク(16)及び(17)を感知するセンサー(S、
)及び(Sl)は、絵付シート(C)の下方で箱部材(
b)の側部近くに設けられている。しかし、この位置は
、マーク(16)及び(17)を感知することができれ
ば、何れにあってもよい。またセンサー(Sl)及び(
Sl)は、特に制限はないが、例えば、反射センサー、
透射センサー等が用いられる。
なお、通気性板(2)としては、例えば、多数の小孔(
内径0.2〜0.5鶴程度)を穿孔した多孔板、連通し
た空隙を有する多孔質の焼結金属板、通気性セラミック
板等が使用される。
次に、その絵付シート(C)を物品(d)に被着する製
品の製造工程を説明する。
■ 物品(d)を箱部材(b)内の物品固定台(10)
上に載置する。
■ 供給ロール(13)より案内ロール(14) (1
4)を介して巻取ロール(15)に巻取られる絵付シー
ト(C)は、それのマーク(16)をセンサー(Sl)
が感知することにより、送り方向の移動が規制されると
ともに、幅方向の位置規制は、供給ロール(13)、案
内ロール(14) (14)、巻取ロール(15)を含
めた絵付シートの幅方向の移動を、マーク(17)をセ
ンサー(Sl)が感知することにより行われる。このマ
ーク(16)及び(17)による位置決めで、絵付シー
ト(c)の絵柄は、物品(d)に対して正確な位置に対
峙する。
■ ヒーター(7)によって通気性板(2)が加熱状態
にある蓋部材(a)は、そのシリンダー(4)の作用に
よって下降するとともに、空間部(3)内は、吸引ポン
プ(p+)の吸引によって減圧される。
都 蓋部材(りの下降により、絵付シート(c)は通気
性板(2)に吸着されるとともに、切断刃(8)によっ
て切断され、その周囲部は、蓋部材(a)と箱部材(b
)との間に挟持される。
■ 2部材間に挟持された絵付シート(C)は、加熱に
より成形に適するまで軟化したところで、吸引ポンプ(
P2)の吸引により箱部材(b)内を減圧するとともに
、他方において吸引ポンプ(P、)の作動を停止して空
間部(3)の減圧を絶って切換弁(6)を切換えて大気
に連通ずるか、あるいは圧空源に連通ずると、軟化状態
にある絵付シート(C)は、その周囲が挟持されたまま
引き伸ばされて、物品(d)に被着する。
■ 絵付シー) (C)が物品(d)に被着すると、蓋
部材(a)は、それのシリンダー(4)によって上昇し
、他方において吸引ポンプ(P’s)を停止することに
よりその吸引を絶ち、絵付シート(c)を被着した物品
(d)を取出し、余分なシート部分をカットして製品と
する。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の方法は、連続状の絵付シ
ートを所定形状の物品に対して適確に自動セットし、こ
れを加熱して減圧成形により被着させるのであるから、
樹脂製物品に限らず、任意の物品に絵付けをすることが
でき、しかも絵付シートを減圧成形する際に、絵付シー
トを通気性板に吸着保持した状態で軟化状態まで加熱し
、物品を収容した空間を減圧し、その後、通気性板によ
る絵付シートの吸着保持を解除するようにしたから、周
縁が挟持されている絵付シートは急激に引き伸ばされて
変形して被着することになり、各成形ごとの絵付シート
の被着が均一となって、連続状の絵付シートより物品に
対する所定の位置に、能率的にしかも正確に良好な絵柄
を付けることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の方法を実施するための装置であって、第
1図は縦断正面図、第2図は平面図、第3図及び第4図
は第1図と同様の作動状態の“縦断正面図である。 符号a・・・・・・・蓋部材 b・・・・・・・箱部材 C・・・・・・・絵付シート d・・・・・・・物品 P+ 、P2  ・・・吸引ポンプ S+ 、St  ・・・センサー 2・・・・・・・通気性板 3・・・・・・・空間部 4・・・・・ ・ ・シリンダー 6・・・・・・・切換弁 7・・・・・・・ヒーター 8・・・・・・・切断刃 10・・・・・・・物品固定台 11・・・・・・・吸引透孔 13・・・・・・・供給ロール 15・・・・・・・巻取ロール 16.17・・・・・マーク 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 箱部材内の物品に対し、箱部材上を水平方法に供給され
    る連続状の絵付シートを、それに設けられたシートの流
    れ方向と幅方向とのセンサー用マークと、それぞれのセ
    ンサーとによる正確な位置に停止させる工程と、下面に
    通気性板を、また周縁に切断刃を有する蓋部材を下降さ
    せて、絵付シートを切断するとともに、それの周囲部を
    箱部材に対して挟持し、切断された絵付シートを、蓋部
    材の加熱でその成形に適するまで軟化させつつ、蓋部材
    の減圧により通気性板に吸着保持する工程と、箱部材内
    を減圧するとともに、蓋部材内の減圧を解くか、あるい
    は減圧を解くと同時に加圧することにより、軟化状態に
    ある絵付シートを急速に物品に引き伸ばして被着させる
    工程とからなる絵付製品の製造方法。
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