JPH0592547A - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JPH0592547A
JPH0592547A JP25358691A JP25358691A JPH0592547A JP H0592547 A JPH0592547 A JP H0592547A JP 25358691 A JP25358691 A JP 25358691A JP 25358691 A JP25358691 A JP 25358691A JP H0592547 A JPH0592547 A JP H0592547A
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Shiro Okuno
至郎 奥野
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TAISEI SANGYO YUGEN
Nissha Printing Co Ltd
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SEIBU KK
TAISEI SANGYO YUGEN
Nissha Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3次元形状を有する被転写体に対しても容易
にかつ確実に転写することができるとともに、上記被転
写体において転写材が密着しにくい部分においても確実
に転写材を転写することができる転写装置を提供する。 【構成】 可撓性シート4で転写材3を被転写体1,3
1に押し付けるとき、被転写体1,31において転写材
3が密着しにくい部分、例えば角部分1a又は端部の近
傍に転写材3を被転写体1,31により良く密着させる
ための補助的な部材2d,30,32を配置して、該部
材2d,30,32の働きにより被転写体1,31に転
写材3がより沿い易くするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被転写体として例えば
立体成形品に対して転写材により転写を行うようにした
転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、家電製品、化粧品容器、装飾
品など種々の物品表面に絵柄、文字などを形成するため
に転写装置が多く利用されている。
【0003】上記転写装置において使用される転写材と
しては、剥離シート上に絵柄層、接着層などの転写層を
設けた層構成のものが基本的であり、必要により表面保
護層が設けられたり、また絵柄層が接着性を有するとき
は接着層を省略して構成される。
【0004】上記転写材装置における転写方法として
は、ロール転写、アップダウン転写などが周知であり、
広く家電、化粧品、雑貨などの多用途に適用されてい
る。このような転写方法では、被転写体の上に転写材を
載せ、加熱されたシリコンラバーを転写材の上から被転
写体に向けてローラにより又はアップダウンする加圧部
材などにより加圧して、転写材の転写模様を被転写体上
に転写させるように構成している。上記シリコンラバー
は、ロール転写の場合には通常厚さ10〜50mm、硬
度60〜90度のものが使用され、アップダウン転写の
場合には通常厚さ2〜5mm、硬度60〜90度のもの
が使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の転写装置では、熱源であるシリコンラバーの接圧部分
が線状もしくは平面状であるため、被転写体としては2
次曲面もしくは平面に限定されることになり、3次元形
状の被転写体には転写することが困難であるといった問
題があった。
【0006】従って、本発明の目的は、上記問題を解決
することにあって、3次元形状を有する被転写体に対し
ても容易にかつ確実に転写することができるとともに、
上記被転写体において転写材が密着しにくい部分におい
ても確実に転写材を転写することができる転写装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、可撓性シートで転写材を被転写体に押し
付けるとき、被転写体において転写材が密着しにくい部
分、例えば角部分又は端部の近傍に転写材を被転写体に
より良く密着させるための補助的な部材を配置して、該
部材の働きにより被転写体に転写材がより沿い易くする
ように構成する。
【0008】すなわち、本発明は、被転写体を載置する
載置台と、上記載置台上に載置された上記被転写体の転
写領域に転写材を介して対向する可撓性シートと、上記
シートを支持するシート支持部材と、上記支持部材に支
持されかつ上記シートを加熱する加熱部材と、上記支持
部材に流体を供給して上記シートを膨らませて加圧状態
とする流体供給排出装置と、上記載置台上の上記被転写
体に対して上記シートを支持した上記支持部材を相対的
に移動させる駆動部材と、上記載置台上において上記被
転写体の所定部分に対向する部分に配置され、かつ、上
記被転写体と大略同じ高さ以上の高さに転写材支持部を
有し、該支持部により上記転写材を支持する転写材支持
部材とを備えるように構成する。
【0009】上記構成においては、上記転写材支持部材
は上記被転写体の角部分に対向して配置されるように構
成することもできる。
【0010】上記構成においては、上記転写材支持部材
は上記被転写体の周囲を囲むように形成されるように構
成することもできる。
【0011】また、本発明は、被転写体を載置する載置
台と、上記載置台上に載置された上記被転写体の転写領
域に転写材を介して対向する可撓性シートと、上記シー
トを支持するシート支持部材と、上記支持部材に支持さ
れかつ上記シートを加熱する加熱部材と、上記支持部材
に流体を供給して上記シートを膨らませて加圧状態とす
る流体供給排出装置と、上記載置台上の上記被転写体に
対して上記シートを支持した上記支持部材を相対的に移
動させる駆動部材と、上記載置台に備えられかつ上記被
転写体の側面より被転写体中心側にへこんだ側面を有し
て上記転写材を上記被転写体の載置台側の端部に密着可
能とする第1補助部材とを備えるように構成する。
【0012】上記構成においては、上記載置台は、複数
の吸引穴を有するとともに、上記転写材が上記被転写体
に接触して転写が行なわれるとき、上記吸引穴より吸引
を行う吸引部材を備えるように構成することもできる。
【0013】また、本発明は、被転写体を載置しかつ複
数の吸引穴を有する載置台と、上記載置台上に載置され
た上記被転写体の転写領域に転写材を介して対向する可
撓性シートと、上記シートを支持するシート支持部材
と、上記支持部材に支持されかつ上記シートを加熱する
加熱部材と、上記支持部材に流体を供給して上記シート
を膨らませて加圧状態とする流体供給排出装置と、上記
載置台上の上記被転写体に対して上記シートを支持した
上記支持部材を相対的に移動させる駆動部材と、上記転
写材が上記被転写体に接触して転写が行なわれるとき、
上記載置台の上記吸引穴より吸引して上記被転写体と上
記転写材との間の流体の吸引を行う吸引部材と、上記被
転写体が薄肉でかつ下面に凹部を有するものであると
き、該凹部に嵌合可能でかつ上記載置台又は上記第1補
助台のに備えられるとともに上記載置台の吸引穴に連通
可能な補助吸引穴を有する第2補助台とを備えるように
構成する。
【0014】上記構成においては、上記支持部材は開口
部を有する箱体状部材より構成され、上記開口部に上記
シートが支持されるとともに、上記加熱部材は上記支持
部材の箱体底面に固定されるように構成することもでき
る。
【0015】上記構成においては、上記加熱部材は上記
シートに対向するように上記支持部材に支持されかつ流
体出入孔を有するとともに、上記流体供給排出装置は、
上記シートと上記加熱部材との間の流体を上記加熱部材
の出入孔より排出して上記シートを上記加熱部材に接触
させる一方、上記出入孔より流体を噴き出させて上記シ
ートを膨らませて加圧状態とするように構成することも
できる。
【0016】また、上記構成においては、上記流体供給
排出装置は、上記シートが上記転写材に接触する前に、
流体を上記支持部材に供給して上記シートの加圧を行う
ように構成することもできる。
【0017】また、上記構成においては、上記駆動部材
は、上記載置台上の上記被転写体に対して上記支持部材
を移動させるように構成することもできる。
【0018】また、上記構成においては、上記駆動部材
は、上記支持部材に対して上記載置台を移動させるよう
に構成することもできる。
【0019】また、上記構成においては、上記載置台は
上記被転写体の周囲を囲みかつ該被転写体より高いとと
もに上記支持部材に上記シート及び上記転写材を介して
接触可能な壁を備えるように構成することもできる。
【0020】
【発明の作用・効果】本発明にかかる転写装置の構成に
よれば、加熱された上記シートを上記転写材に接触させ
てさらに上記被転写体に上記転写材を沿わせるとき、補
助的な部材、例えば転写材支持部材又は第1補助部材又
は第2補助部材を備えて、これらの部材により転写材が
被転写体により密着できるようにすることにより、該転
写材が被転写体に確実に転写される。すなわち、上記転
写材支持部材を載置台に備えた場合には、上記転写材支
持部材の支持部自体又は該支持部と上記シートとの間で
上記転写材の所定部分、例えば被転写体の角部分に対向
する部分であって皺が寄り易い部分、を支持するため、
転写材の上記被転写体角部分に対向する部分を所定の位
置へ転写材の延伸前に位置決めし、その状態で転写材の
伸びを利用して被転写体の角部分に転写材を沿わせるこ
とができ、皺が寄るのを効果的に防止しつつ、より確実
に転写材を被転写体に沿わせることができる。また、被
転写体の側面よりくぼんだ側面を有する上記第1補助部
材を備えたものでは、第1補助部材の側面が被転写体の
側面より被転写体の中心側に位置しているため転写材が
被転写体の載置台側の端部においても確実に密着するこ
とができてより確実に転写することができる。さらに、
上記被転写体が薄肉でかつ下面に凹部を有するものであ
るときには、該凹部に嵌合するとともに載置台の吸引穴
に連通する吸引穴を有する上記第2補助部材を備えたも
のでは、吸引部材により被転写体と転写材との間の流体
を吸引するとき、載置台の吸引穴及び第2補助部材の吸
引穴を通じて被転写体と転写材との間の流体をも吸引す
ることができる。よって、第2補助部材により薄肉の被
転写体を支持しつつ転写材を被転写体の表面にシートに
より密着させることができるとともに、被転写体と転写
材との間の余分な流体をも確実に吸引することができ
て、被転写体に対する転写材の転写をより確実に行うこ
とができる。
【0021】従って、本発明によれば、被転写体の表面
が3次元形状であっても又被転写体に皺が寄り易い部分
があっても、シート及び転写材を被転写体の3次元形
状、特に上記部分にも沿わせることができ、3次元形状
を有する被転写体にも転写材の図柄層を容易にかつ確実
に転写させることができる。従って、例えば被転写体の
上記部分が尖ったものに限らずアールが形成されている
被転写体に対してもそのアール部分に沿ってシートと転
写材とが接触するため、アール部にも転写材の図柄層が
奇麗にかつ確実に転写される。また、被転写体に凹部な
どがあっても凹部内の気体を吸引部材で吸引することに
より、転写材を上記凹部内の壁面に密着させることがで
きて、凹部にも奇麗な転写が行える。
【0022】また、被転写体の3次元形状に転写材で転
写を行う方法としては、インモールド転写法があるが、
このインモールド転写法では、成形型内に転写材を予め
挿入するため、転写材の配置が制限されたり成形型が複
雑となるといった欠点があるが、上記本発明の転写装置
によればこのような欠点はない。
【0023】
【実施例】以下に、本発明にかかる実施例を図1〜8,
11,12,14に基づいて詳細に説明する。
【0024】本実施例にかかる転写装置は、図1に示す
ように、被転写体1を載置台2の上に載置し、支持部材
5で支持されかつ加熱された可撓性シート4を上記被転
写体1に転写材3を介して対向させ、駆動部材(図示せ
ず)の駆動により上記支持部材5を上記載置台2に対し
て下降させて、上記シート4を転写材3を介して被転写
体1に加圧状態で押し付けて、転写を行うように構成し
ている。
【0025】上記載置台2は、図6にその平面図が示さ
れるように、上面に載置される上記被転写体1の周囲を
囲みかつ該被転写体1より高い壁2bを備えるととも
に、被転写体1を載置する平面2cに多数の吸引穴2a,
…,2aが形成しており、これらの吸引穴2a,…,2aは吸
引部材12に連結され、被転写体1と転写材3との間に
ある気体を主として吸引するものである。さらに、載置
台2の被転写体1を載置したのちに被転写体1の所定部
分、言い換えれば平面である転写材3を立体である被転
写体1に沿わせるようにするとき皺が寄り易い部分であ
って具体的には例えば角部分に対向する位置に、L字状
平面を有する転写材支持材2dを4個設ける。各転写材
支持部材2dの高さは被転写体1と同じか又はそれ以上
の高さとして、その上面を支持部としての平面として構
成し、該平面とシート4との間で転写材3の一部が挟持
できるようにする。なお、この転写材支持部材2dの上
面に平面として構成された支持部は、平面に限らず曲面
でもよいとともに、面でなくとも転写材3をシート4と
の間で挟持できるものならば任意のものでよい。また、
この転写材支持部材2dは載置台1に別体ではなく一体
的に形成するようにしてもよい。
【0026】上記転写材3は、剥離性を有するベースフ
ィルムからなる剥離シート3b上に、該剥離シート3b
を剥がすときに図柄層側に残って図柄層3aの保護層と
して機能する剥離層と、絵柄などの模様を有する図柄層
3aと、接着層とを順に積層して構成されてロール状と
なったものである。上記図柄層3aは多層でもよいとと
もに金属蒸着層を含んでいてもよい。また、図柄層3a
は必要に応じて表面保護層を含んでいてもよい。すなわ
ち、上記「図柄層」とは、被転写体表面を保護する無色
透明等の表面保護層や、転写によらず筆で絵柄を描くよ
うな場合の下地としての下地調整層を含むものである。
【0027】上記載置台2と上記支持部材5との対向す
る領域の両側には夫々送り出しローラ8と巻取ローラ9
とが配置されている。上記ロール状転写材3は送り出し
ローラ8から巻取ローラ9に向けて順に送り出され、被
転写体1に所望の図柄層3aが転写されると、所定ピッ
チだけ送り出しローラ8から剥離シート3bに形成され
た新たな図柄層3aが送り出される一方、図柄層3aが転
写されて除去された剥離シート3bが上記巻取ローラ9
に巻き取られる。なお、上記転写材3はロール状のもの
に限定されず、短柵状のシートより構成し、転写が一回
行なわれる度に取り替えるものでもよい。
【0028】上記シート4は、例えば、厚さ1〜3mm程
度のシリコンラバーなど被転写体1の3次元形状に沿っ
て弾性的に変形でき、耐熱性のあるものであればよい。
【0029】上記支持部材5は、本体5aの上記被転写
体1に対向する面に板状加熱部材6を配置するとともに
該加熱部材6を囲む上記本体5aの周縁部分にシート4
を密着させて支持する。上記加熱部材6は、その表面を
粗く仕上げて凹凸面とするとともに多数の微細孔6a,
…,6aを流体出入孔として形成する。又は凹凸面形成の
代わりに、各微細孔6aを連通させるように溝(図示せ
ず)を形成してもよい。微細孔6a,6a間には熱源6bを
埋設して該熱源6bにより加熱部材全体を加熱するよう
にしている。熱源6bとしては、電気ヒータ又はスチー
ム又は熱媒油が適用できる。また、支持部材5とシート
4の間に流体例えば水若しくは油などの液体又は蒸気若
しくは圧縮空気などの気体を供給するための流体供給部
材11と支持部材5とシート4の間に供給された流体を
排出するための流体排出部材7を備えて、流体供給排出
装置を構成する。
【0030】流体供給部材11より供給路11aを介し
て流体が供給されると、加熱部材6の微細孔6a,…,6a
より流体が排出され、上記シート4が膨張して加圧状態
となる。一方、シート4を加熱するときには、加熱部材
6の微細孔6a,…,6a及び溝よりシート4と加熱部材6
との間の流体を排出路7aを介して流体排出部材7より
排出して、シート4を加熱部材6に吸着して接触させ、
熱伝導によりシート4を加熱できるようにする。
【0031】また、上記支持部材5は上記載置台2の上
記被転写体1に対して図示しない駆動部材により上下動
可能となっている。
【0032】上記構成によれば、図1に示すように、上
記載置台2の壁2bで囲まれた上面2cであって転写材
支持部材2d,…,2dで囲まれた領域に平面形状が大
略長方形状の被転写体1を載置する。この状態では、各
転写材支持部材2dは被転写体1の各角部分に対向する
ようになっており、上記転写材3の転写すべき図柄層3
aを上記接着層を介して上記被転写体1に対向させる。
このとき、シート4は流体排出部材7より流体が排出さ
れることによりシート4の大略全面が加熱部材6の表面
に吸着され、加熱部材6の熱源6b,6bにより加熱部材
6に接触するシート4が直接的に熱伝導で加熱される。
そして、図2に示すように、上記支持部材5を下降させ
てシート4及び転写材3を介して載置台2の壁2bに圧
接するとともに、シート4の一部を転写材3に接触させ
るとともに、転写材3の一部を被転写体1に接触させ
る。次いで、図3に示すように、流体供給部材11より
流体を加熱部材6の微細孔6a,…,6aを通して支持部材
5とシート4の間に噴き出させて、加熱部材6よりシー
ト4を膨張させてシート4を加圧し、該シート4ととも
に転写材3を各転写材支持部材2dの上面及び被転写体
1の上面に押し付けて、シート4と転写材支持部材2d
との間に被転写体1の角部分に対向する転写材3の一部
を挟持した状態で、シート4と転写材3とを被転写体1
の上面の3次元形状に沿わせるようにするとともに、シ
ート4から伝わる熱及び流体の圧力により転写材3の図
柄層3aを被転写体1の3次元形状の表面に転写させ
る。この転写時、吸引部材12により載置台2の吸引穴
2a,…,2aより被転写体1と転写材3との間の流体例え
ば気体を吸引して、転写材3の図柄層3aが上記接着層
を介して被転写体1の表面に密着しうるようにする。次
いで、流体排出部材7より流体を抜き出してシート4の
大略全面を加熱部材6に接触させたのち、図4に示すよ
うに、上記支持部材5を上昇させる。そして、図5に示
すように、送り出しローラ8と巻取ローラ9とを駆動し
て図柄層3aが被転写体1に転写された剥離シート3bを
被転写体1の表面から剥がして巻取ローラ9に巻取ると
ともに、次の転写すべき図柄層3aを載置台2の上方に
位置させる。この状態では、被転写体1の表面に剥離シ
ート3bから剥がされた剥離層と図柄層3aの転写模様1
3とが接着層を介して転写されて付着している。この剥
離層は図柄層3aの保護層として機能する。
【0033】上記実施例によれば、加熱された上記シー
ト4を上記転写材3に接触させてさらに上記被転写体1
に上記転写材3を沿わせるとき、被転写体1の角部分に
対応する転写材3の部分を転写材支持部材2dとシート
4との間で挟持することにより転写材3の上記被転写体
角部分に対向する部分に皺が寄るのを効果的に防止しつ
つ転写材3を被転写体1に確実に転写する。すなわち、
図8にも示すように、上記転写材支持部材2dを載置台
2に設けることにより、上記転写材支持部材2dの上面
と上記シート4との間で上記転写材3の一部すなわち被
転写体1の角部分1aに対向する部分3eを支持するこ
とができるので、転写材3において上記被転写体1の角
部分1aに対向する部分3eが転写材支持部材2dとシ
ート4とで押え付けられて、転写材3の上記角部分対向
部分3eが一定の位置に延伸前に位置決めされた状態で
転写材3の伸びを利用して被転写体1の角部分1aにお
いても転写材3を沿わせることができ、より確実に転写
材3を被転写体1に沿わせることができる。言い換えれ
ば、図9,10に示すように、転写材3の被転写体1の
角部分1aに対向する部分3eを何ら支持しない場合に
は、転写時に被転写体1の角部分1aの近傍の側面にお
いて転写材3に大きな皺が生じたり、又は、被転写体1
の角部分1aに転写材3の奇麗に折り曲げられた部分3
fが図10のように形成されずに複雑に皺が寄って被転
写体1の角部分1aに転写材3が奇麗に沿うことができ
なくなり、該部分において転写が行えなくなるといった
問題があったのである。
【0034】従って、上記実施例によれば、被転写体1
の表面が3次元形状であっても又被転写体1に角部分1
aがあっても、シート4及び転写材3を被転写体1の3
次元形状、特に角部分1aにも沿わせることができ、3
次元形状を有する被転写体1にも転写材3の図柄層を容
易にかつ確実に転写させることができる。従って、例え
ば被転写体1の角部分1aが尖ったものに限らずアール
が形成されている被転写体1に対してもそのアール部分
に沿ってシート4と転写材3とが接触するため、アール
部にも転写材3の図柄層が奇麗にかつ確実に転写され
る。また、被転写体1に凹部などがあっても凹部内の気
体を吸引部材で吸引することにより、転写材3を上記凹
部内の壁面に密着させることができて、凹部にも奇麗な
転写が行える。
【0035】また、被転写体の3次元形状に転写材で転
写を行う方法としては、インモールド転写法があるが、
このインモールド転写法では、成形型内に転写材を予め
挿入するため、転写材の配置が制限されたり成形型が複
雑となるといった欠点があるが、上記本実施例の転写装
置によればこのような欠点はない。
【0036】また、上記実施例によれば、シート4を加
熱するとき流体を流体排出部材7より排出してシート4
の大略全面を加熱部材6に吸着させて接触させ、この状
態で加熱部材6の熱源6b,…,6bにより直接的に熱伝導
を利用して加熱するようにしたので、熱源の輻射熱を利
用してシート4を加熱する場合と比較して効率良く加熱
することができる。また、加熱部材6の表面を凹凸面と
して粗くしたり溝6cを多数形成するようにしたので、
シート4の加熱部材6の表面に対する吸着力を向上させ
ることができ、シート4が弛みにくくなる。また、載置
台2に被転写体1を囲む壁2bを形成して、転写時にシ
ート4と転写材3とを介して支持部材5と載置台2とを
圧接させて載置台2の被転写体載置部分を密閉状態にし
てシート4をその加圧作用により被転写体1の表面に押
圧させることができる上に、吸引部材12により載置台
2の吸引穴2a,…,2aより被転写体1と転写材3との間
の流体を吸引して転写材3と被転写体1との間に余分な
気体が入り込まないようにしたので、被転写体1の表面
が3次元形状であってもシート4及び転写材3を被転写
体1の3次元形状に沿わせることができ、3次元形状を
有する被転写体1にも転写材3の図柄層3aをより容易
にかつ確実に転写させることができる。
【0037】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の態様で実施できる。
【0038】例えば、図7に示すように、上記転写材支
持部材2dは被転写体1の周囲をすべて囲む壁部2eに
より構成するようにしてもよい。
【0039】また、上記転写材支持部材2dは、転写材
3が短冊状のものである場合には、転写材3の被転写体
1に対する位置決め部材としての機能をもたせるように
して、転写材3をシート4と転写材支持部材2dとの間
で挟持するのではなく、転写材支持部材単独ですなわち
支持部だけで転写材3を支持するようにしてもよい。
【0040】また、上記加熱部材は支持部材5の下面に
固定した板状のものに限らず、図11に示すように、容
器本体5aの底面に固定したヒータ16,16より構成
してもよい。この変形例においては、載置台2に壁2b
を形成せず、被転写体1は支持部材5内に入り込んで被
転写体1の表面に転写材3及びシート4が流体圧力で押
し付けられるようにしている。
【0041】また、図12に示すように、被転写体1と
載置台2との間に第1補助部材としての第1補助台30
を配置することにより、被転写体1の載置台側端部まで
奇麗に転写材3を沿わせるようにしてもよい。すなわ
ち、この第1補助台30は被転写体1の平面形状より小
さな平面形状を有するものであって、その側面30aは
被転写体1の側面1bよりくぼんだ状態にする。よっ
て、第1補助台30の側面30aが被転写体1の側面1
aより被転写体1の中心側に配置されているため転写材
3が被転写体1の載置台側の端部においても確実に接触
することができてより確実に転写することができる。言
い換えれば、第1補助台30無しに被転写体1を直接的
に平面である載置台2の上においた場合には、図13に
示すように、被転写体1の載置台側の端部と転写材3と
の間に隙間35が形成される傾向が強く、このため被転
写体1の載置台側の端部においては転写材3が奇麗に転
写されにくいといった問題があったのである。しかしな
がら、この実施例によればこのような問題は効果的に解
消することができる。なお、上記第1補助台30は載置
台2に別体ではなく一体的に形成することもできる。
【0042】また、図14に示すように、上記被転写体
31が薄肉でかつ下面に凹部31bを有するものである
ときには、該凹部31bに嵌合する第2補助台32を上
記載置台2に配置するとともに、該第2補助台32が載
置台2の吸引穴2a,…,2aに連通する吸引穴32
a,…,32aを有するように構成する。この変形例で
は、吸引部材12により被転写体1と転写材3との間の
流体を吸引するとき、載置台2の吸引穴2a,…,2a
及び第2補助台32の吸引穴32a,…,32aを通じ
てさらに被転写体31に貫通孔31aが形成されている
場合にはこの貫通孔31aを介して被転写体31の凹部
31bに対向する被転写体31の上面と転写材3の下面
との間の流体をも吸引することができる。よって、第2
補助台32により薄肉の被転写体31を支持しつつ転写
材3を被転写体31の表面にシート4により密着させる
ことができるとともに、被転写体31と転写材3との間
の余分な流体をも確実に吸引することができて、被転写
体31に対する転写材3の転写をより確実に行うことが
できる。言い換えれば、もし、第2補助台32に吸引穴
がなければ、被転写体31が通気性を有する材質の場合
や被転写体31が上記したように穴31aを有する場合
においては、載置台2の吸引穴2aより吸引しても被転
写体31と転写材3との間の気体を吸引するのが困難で
あったのである。しかしながら、この変形例によれば、
第2補助台32に吸引穴32aを形成したので、載置台
2の吸引穴2aより吸引しても第2補助台32の吸引穴
32aを介して被転写体31と転写材3との間の気体を
吸引することができ、転写材3を被転写体1により確実
に密着させることができる。
【0043】また、本発明の他の変形例としては、上記
支持部材5に対して載置台2を上下動させることによ
り、同様な作用・効果をもたらせるようにすることもで
きる。
【0044】また、流体を供給するタイミングは、シー
ト4が転写材3に接触する前に流体を供給して、加圧状
態のシート4を転写材3に接触させるとともに、該転写
材3を介して被転写体1に押し付けるようにしてもよ
い。
【0045】また、流体を排出するタイミングは、シー
ト4が転写材3から離れたのち、排出するようにしても
よい。また、供給する流体が加熱してあれば、加熱効率
がよくなる。
【0046】また、被転写体1の転写されるべき領域に
対してのみ転写材3を介して上記シート4が押し付けら
れるようにしてもよい。
【0047】また、転写材3としては、上記構成のもの
に限らず、種々の構成のものでもよい。
【0048】例えば、上記実施例では、剥離シート3b
を剥がすとき、該剥離シート3bのうちの剥離層は図柄
層側に残り保護層として機能するようにしていたが、ベ
ースフィルムと離型層とより剥離シートを構成するよう
にして、剥離シートを図柄層3aより剥がすことにより
離型層も図柄層3aから剥がされるようにしてもよい。
このような離型層としては、樹脂コーティングや又はフ
ィルムをラミネートしたものなどが好ましい。
【0049】また、転写材3としては、接着層を特に設
けることなく、ベースフィルムからなる剥離シートと、
該剥離シートを剥がすときに図柄層側に残る剥離層と、
接着性を有しかつ図柄を含んだ図柄層とより構成しても
よい。この場合には、図柄層が接着層として機能するこ
とができ、接着層が無い分だけ転写材の構成が簡単なも
のとなる。
【0050】また、転写材3を、ベースフィルムからな
る剥離シートと、該剥離シートを剥がすときに図柄層側
に残る剥離層と、接着性を持たずかつ図柄を含んだ図柄
層とより構成して、転写前に接着剤を転写材の図柄層に
塗布し又は接着テープを転写材の図柄層に配置したの
ち、被転写体に図柄層を転写するようにしてもよい。こ
の場合には、接着剤として粘着性のある接着剤や水性の
接着剤を使用することもでき、低温で転写が可能となり
被転写体の熱変形を防止することができる。上記接着テ
ープを使用した場合には、転写工程において加熱作業が
不要となるといった利点がある。
【0051】また、転写材3を、ベースフィルムからな
る剥離シートと、該剥離シートを剥がすときに図柄層側
に残る剥離層と、接着性を持たずかつ図柄を含んだ図柄
層とより構成して、接着剤が塗布された被転写体又は接
着テープが配置された被転写体に、この転写材の図柄層
を転写するようにしてもよい。この場合にも、上記接着
剤として粘着性のある接着剤や水性の接着剤を使用する
こともでき、低温で転写が可能となり被転写体の熱変形
を防止することができる。上記接着テープを使用した場
合には、転写工程において加熱作業が不要となるといっ
た利点がある。
【0052】なお、上記実施例においては、流体供給部
材11と流体排出部材7とを別々に加熱部材6の微細孔
6aに接続するようにしたが、1つの微細孔6aに両方
の部材11,7を接続して共用できるようにしてもよ
い。
【0053】また、転写材3の転写以外に、本発明の転
写装置は、ベースフィルムを剥離しない貼付材の貼付に
も使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 転写工程における本発明の一実施例にかかる
転写装置を示す断面図である。
【図2】 転写工程における上記転写装置を示す断面図
である。
【図3】 転写工程における上記転写装置を示す断面図
である。
【図4】 転写工程における上記転写装置を示す断面図
である。
【図5】 転写工程における上記転写装置を示す断面図
である。
【図6】 上記転写装置の載置台の平面図である。
【図7】 上記転写装置の載置台の変形例を示す平面図
である。
【図8】 上記転写装置の転写材支持部材の機能を説明
するための説明図である。
【図9】 上記転写装置の転写材支持部材が無い場合の
転写材と被転写体との関係を説明するための説明図であ
る。
【図10】 図9において転写材を被転写体に転写させ
る場合の説明図である。
【図11】 上記転写装置において加熱部材と載置台の
変形例を示す断面側面図である。
【図12】 上記転写装置において変形例を示す断面側
面図である。
【図13】 図12の変形例の機能を説明するための説
明図である。
【図14】 上記転写装置において変形例を示す断面側
面図である。
【図15】 図14の変形例の機能を説明するための説
明図である。
【符号の説明】
1,31…被転写体、2…載置台、2a…吸引穴、2b…
壁、2c…上面、2d…転写材支持部材、3…転写材、
3a…図柄層、3b…剥離シート、4…可撓性シート、5
…支持部材、5a…本体、6…加熱部材、6a…微細孔、
6b…熱源、6c…溝、7…流体排出部材、8…送り出し
ローラ、9…巻取ローラ、11…流体供給部材、12…
吸引部材、13…転写模様、16…ヒータ、30…第1
補助台、32…第2補助台、32a…吸引穴。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被転写体(1,31)を載置する載置台
    (2)と、 上記載置台上に載置された上記被転写体(1,31)の
    転写領域に転写材(3)を介して対向する可撓性シート
    (4)と、 上記シート(4)を支持するシート支持部材(5)と、 上記支持部材(5)に支持されかつ上記シート(4)を
    加熱する加熱部材(6,61)と、 上記支持部材(5)に流体を供給して上記シート(4)
    を膨らませて加圧状態とする流体供給排出装置(7,1
    1)と、 上記載置台上の上記被転写体(1,31)に対して上記
    シート(4)を支持した上記支持部材(5)を相対的に
    移動させる駆動部材と、 上記載置台上において上記被転写体(1,31)の所定
    部分に対向する部分に配置され、かつ、上記被転写体
    (1,31)と大略同じ高さ以上の高さに転写材支持部
    を有し、該支持部により上記転写材(3)を支持する転
    写材支持部材(2d,2e)とを備えるようにしたこと
    を特徴とする転写装置。
  2. 【請求項2】 上記転写材支持部材(2d,2e)は上
    記被転写体(1,31)の角部分に対向して配置される
    ようにした請求項1に記載の転写装置。
  3. 【請求項3】 上記転写材支持部材(2d,2e)は上
    記被転写体(1,31)の周囲を囲むように形成される
    ようにした請求項1に記載の転写装置。
  4. 【請求項4】 被転写体(1,31)を載置する載置台
    (2)と、 上記載置台上に載置された上記被転写体(1,31)の
    転写領域に転写材(3)を介して対向する可撓性シート
    (4)と、 上記シート(4)を支持するシート支持部材(5)と、 上記支持部材(5)に支持されかつ上記シート(4)を
    加熱する加熱部材(6,16)と、 上記支持部材(5)に流体を供給して上記シート(4)
    を膨らませて加圧状態とする流体供給排出装置(7,1
    1)と、 上記載置台上の上記被転写体(1,31)に対して上記
    シート(4)を支持した上記支持部材(5)を相対的に
    移動させる駆動部材と、 上記載置台(2)に備えられかつ上記被転写体(1,3
    1)の側面より被転写体中心側にへこんだ側面(30
    a)を有して上記転写材(3)を上記被転写体(1,3
    1)の載置台側の端部に密着可能とする第1補助部材
    (30)とを備えるようにしたことを特徴とする転写装
    置。
  5. 【請求項5】 上記載置台(2)は、複数の吸引穴(2
    a)を有するとともに、上記転写材(3)が上記被転写
    体(1,31)に接触して転写が行なわれるとき、上記
    吸引穴(2a)より吸引を行う吸引部材(12)を備え
    るようにした請求項1〜3のいずれかに記載の転写装
    置。
  6. 【請求項6】 被転写体(31)を載置しかつ複数の吸
    引穴(2a)を有する載置台(2)と、 上記載置台上に載置された上記被転写体(31)の転写
    領域に転写材(3)を介して対向する可撓性シート
    (4)と、 上記シート(4)を支持するシート支持部材(5)と、 上記支持部材(5)に支持されかつ上記シート(4)を
    加熱する加熱部材(6,16)と、 上記支持部材(5)に流体を供給して上記シート(4)
    を膨らませて加圧状態とする流体供給排出装置(7,1
    1)と、 上記載置台上の上記被転写体(31)に対して上記シー
    ト(4)を支持した上記支持部材(5)を相対的に移動
    させる駆動部材と、 上記転写材(3)が上記被転写体(31)に接触して転
    写が行なわれるとき、上記載置台(2)の上記吸引穴
    (2a)より吸引して上記被転写体(31)と上記転写
    材(3)との間の流体の吸引を行う吸引部材(12)
    と、 上記被転写体(31)が薄肉でかつ下面に凹部(31
    a)を有するものであるとき、該凹部(31a)に嵌合
    可能でかつ上記載置台(2)又は上記第1補助台(3
    0)のに備えられるとともに上記載置台(2)の吸引穴
    (2a)に連通可能な補助吸引穴(32a)を有する第
    2補助台(32)とを備えるようにしたことを特徴とす
    る転写装置。
  7. 【請求項7】 上記支持部材(5)は開口部を有する箱
    体状部材より構成され、上記開口部に上記シート(4)
    が支持されるとともに、上記加熱部材(16)は上記支
    持部材(5)の箱体底面に固定されるようにした請求項
    1〜6のいずれかに記載の転写装置。
  8. 【請求項8】 上記加熱部材(16)は上記シート
    (4)に対向するように上記支持部材(5)に支持され
    かつ流体出入孔(6a)を有するとともに、上記流体供
    給排出装置(7,11)は、上記シート(4)と上記加
    熱部材(6)との間の流体を上記加熱部材(6)の出入
    孔(6a)より排出して上記シート(4)を上記加熱部
    材(6)に接触させる一方、上記出入孔(6a)より流
    体を噴き出させて上記シート(4)を膨らませて加圧状
    態とするようにした請求項1〜6のいずれかに記載の転
    写装置。
  9. 【請求項9】 上記流体供給排出装置(7,11)は、
    上記シート(4)が上記転写材(3)に接触する前に、
    流体を上記支持部材(5)に供給して上記シート(4)
    の加圧を行うようにした請求項1〜8のいずれかに記載
    の転写装置。
  10. 【請求項10】 上記駆動部材は、上記載置台上の上記
    被転写体(1)に対して上記支持部材(5)を移動させ
    るようにした請求項1〜9のいずれかに記載の転写装
    置。
  11. 【請求項11】 上記駆動部材は、上記支持部材(5)
    に対して上記載置台(2)を移動させるようにした請求
    項1〜9のいずれかに記載の転写装置。
  12. 【請求項12】 上記載置台(2)は上記被転写体
    (1)の周囲を囲みかつ該被転写体(1)より高いとと
    もに上記支持部材(5)に上記シート(4)及び上記転
    写材(3)を介して接触可能な壁(2b)を備えるよう
    にした請求項1〜11のいずれかに記載の転写装置。
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