JPH0664143A - 転写基台 - Google Patents
転写基台Info
- Publication number
- JPH0664143A JPH0664143A JP24865892A JP24865892A JPH0664143A JP H0664143 A JPH0664143 A JP H0664143A JP 24865892 A JP24865892 A JP 24865892A JP 24865892 A JP24865892 A JP 24865892A JP H0664143 A JPH0664143 A JP H0664143A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- transferred
- transfer material
- flexible sheet
- suction
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被転写体の天面にも転写層が完全に形成され
た転写製品を常に得ることができる転写基台を提供す
る。 【構成】 上下に動くことができる被転写体載置部２を
中央に有し、その外周に吸収孔５を備えた吸引部３を有
し、さらにその外周に転写材および可撓性シートの周囲
を固定するシート固定部４を有するように転写基台を構
成した。
た転写製品を常に得ることができる転写基台を提供す
る。 【構成】 上下に動くことができる被転写体載置部２を
中央に有し、その外周に吸収孔５を備えた吸引部３を有
し、さらにその外周に転写材および可撓性シートの周囲
を固定するシート固定部４を有するように転写基台を構
成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、立体形状の被転写体へ
の転写に用いる転写基台に関する。
の転写に用いる転写基台に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、家電製品、化粧品容器、装飾
品など種々の物品の表面に絵柄、文字などを形成するた
めに、転写法が使用されている。転写法とは、剥離性を
有するベースフィルム上に図柄層、接着層などが印刷法
またはコーティング法により形成された転写材を使用
し、転写材の接着層側を物品表面に重ね合わせ、転写材
の基体シート側より熱圧を加えて転写材を物品表面に接
着させた後、ベースフィルムのみを剥離除去するもので
ある。
品など種々の物品の表面に絵柄、文字などを形成するた
めに、転写法が使用されている。転写法とは、剥離性を
有するベースフィルム上に図柄層、接着層などが印刷法
またはコーティング法により形成された転写材を使用
し、転写材の接着層側を物品表面に重ね合わせ、転写材
の基体シート側より熱圧を加えて転写材を物品表面に接
着させた後、ベースフィルムのみを剥離除去するもので
ある。
【０００３】とくに、立体形状をした物品（被転写体）
の表面に転写するために、以下のような工程からなる転
写方法が知られている。
の表面に転写するために、以下のような工程からなる転
写方法が知られている。
【０００４】まず、吸引部３およびシート固定部４が被
転写体載置部２の周りを順次取り巻くように一体的に形
成された転写基台１を使用し（図５参照）、被転写体載
置部２上に被転写体を載置する。
転写体載置部２の周りを順次取り巻くように一体的に形
成された転写基台１を使用し（図５参照）、被転写体載
置部２上に被転写体を載置する。
【０００５】次いで、被転写体上に転写材および可撓性
シートを順次被せるとともに、転写材および可撓性シー
トの周囲をシート固定部４で固定する。
シートを順次被せるとともに、転写材および可撓性シー
トの周囲をシート固定部４で固定する。
【０００６】次に、吸引部３に備えられた吸引孔５より
空気を吸引して転写材および可撓性シートを被転写体の
立体形状に沿わせ、転写材を沿わせた後かそれ以前に加
熱されていた可撓性シートからの熱伝導により転写材を
加熱して被転写体に熱接着させる。
空気を吸引して転写材および可撓性シートを被転写体の
立体形状に沿わせ、転写材を沿わせた後かそれ以前に加
熱されていた可撓性シートからの熱伝導により転写材を
加熱して被転写体に熱接着させる。
【０００７】最後に、転写材のベースフィルムを被転写
体より剥離して転写製品を得る。
体より剥離して転写製品を得る。
【０００８】また、上記の転写方法において、可撓性シ
ートを被転写体の立体形状により沿わせやすくしたり、
被転写体に転写材を接着させる時間を短くする目的で、
熱転写パッドなどの押圧部材や流体（たとえば、水や油
などの液体、蒸気や圧縮空気などの気体）によって、可
撓性シートの転写材と対向する面と反対側の面から加圧
する方法も知られている。
ートを被転写体の立体形状により沿わせやすくしたり、
被転写体に転写材を接着させる時間を短くする目的で、
熱転写パッドなどの押圧部材や流体（たとえば、水や油
などの液体、蒸気や圧縮空気などの気体）によって、可
撓性シートの転写材と対向する面と反対側の面から加圧
する方法も知られている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかし、被転写体載置
部２，吸引部３，シート固定部４が一体的に形成された
従来の転写基台１を使用して転写すると、得られた転写
製品１０の転写層１１が、立体形状をした被転写体６の
側面のみに形成されて天面には形成されないことがあっ
た（図６ｂ参照）。この問題は、転写材７と被転写体６
の天面との間の空気を完全に吸引して排除する前に、転
写材７が被転写体６の側面に密着するために発生する。
すなわち、転写材７と被転写体６の天面との間の空間が
吸引部３と隔離され、前記空間の空気を吸引して排除す
ることができないので、空気溜り９ができる（図６ａ参
照）。その結果、転写材７の接着層側と被転写体６の天
面とが密着していないので、転写材７を加熱しても、被
転写体６の天面に接着層を熱接着させることができなく
なる。
部２，吸引部３，シート固定部４が一体的に形成された
従来の転写基台１を使用して転写すると、得られた転写
製品１０の転写層１１が、立体形状をした被転写体６の
側面のみに形成されて天面には形成されないことがあっ
た（図６ｂ参照）。この問題は、転写材７と被転写体６
の天面との間の空気を完全に吸引して排除する前に、転
写材７が被転写体６の側面に密着するために発生する。
すなわち、転写材７と被転写体６の天面との間の空間が
吸引部３と隔離され、前記空間の空気を吸引して排除す
ることができないので、空気溜り９ができる（図６ａ参
照）。その結果、転写材７の接着層側と被転写体６の天
面とが密着していないので、転写材７を加熱しても、被
転写体６の天面に接着層を熱接着させることができなく
なる。
【００１０】したがって、本発明は、以上のような問題
点を解決し、被転写体６の天面にも転写層１１が完全に
形成された転写製品１０を常に得ることができる転写基
台１を提供することを目的とする。
点を解決し、被転写体６の天面にも転写層１１が完全に
形成された転写製品１０を常に得ることができる転写基
台１を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、上下に動くことができる被転写体載置
部２を中央に有し、その外周に吸収孔５を備えた吸引部
３を有し、さらにその外周に転写材および可撓性シート
の周囲を固定するシート固定部４を有するように転写基
台を構成した（図１参照）。
めに、本発明は、上下に動くことができる被転写体載置
部２を中央に有し、その外周に吸収孔５を備えた吸引部
３を有し、さらにその外周に転写材および可撓性シート
の周囲を固定するシート固定部４を有するように転写基
台を構成した（図１参照）。
【００１２】また、本発明は、被転写体載置部２を中央
に有し、その外周に吸収孔５を備えかつ上下に動くこと
ができる吸引部３を有し、さらにその外周に転写材およ
び可撓性シートの周囲を固定するシート固定部４を有す
るように転写基台を構成した（図２参照）。
に有し、その外周に吸収孔５を備えかつ上下に動くこと
ができる吸引部３を有し、さらにその外周に転写材およ
び可撓性シートの周囲を固定するシート固定部４を有す
るように転写基台を構成した（図２参照）。
【００１３】
【作用】被転写体載置部２を上下に動かす場合、まず、
被転写体６天面と吸引部３上面とがほぼ並ぶ位置まで被
転写体６を載置した被転写体載置部２を移動させる。こ
の状態で、被転写体６の天面に転写材７および可撓性シ
ート８を沿わせる（図３ａ参照）。
被転写体６天面と吸引部３上面とがほぼ並ぶ位置まで被
転写体６を載置した被転写体載置部２を移動させる。こ
の状態で、被転写体６の天面に転写材７および可撓性シ
ート８を沿わせる（図３ａ参照）。
【００１４】次に、被転写体６の上半分が吸引部３上面
より露出するように、被転写体載置部２を上方に移動さ
せる。この状態で、吸引孔５から空気を下方向に吸引
し、新たに露出した被転写体６の側面に転写材７および
可撓性シート８を沿わせる（図３ｂ参照）。
より露出するように、被転写体載置部２を上方に移動さ
せる。この状態で、吸引孔５から空気を下方向に吸引
し、新たに露出した被転写体６の側面に転写材７および
可撓性シート８を沿わせる（図３ｂ参照）。
【００１５】その後、被転写体６全体が吸引部３上面よ
り露出するように、被転写体載置部２を上方に移動させ
る。この状態で、吸引孔５から空気を下方向に吸引し、
新たに露出した残りの被転写体６の側面に転写材７およ
び可撓性シート８を沿わせる（図３ｃ参照）。
り露出するように、被転写体載置部２を上方に移動させ
る。この状態で、吸引孔５から空気を下方向に吸引し、
新たに露出した残りの被転写体６の側面に転写材７およ
び可撓性シート８を沿わせる（図３ｃ参照）。
【００１６】すなわち、被転写体６の転写材７を沿わせ
たい部分以外は吸引部３上面より下方に隠れており、被
転写体６を上方に移動させることにより、転写材７と被
転写体６の間の空気を押し出しながら被転写体６の天面
から側面の順に転写材７および可撓性シート８を沿わせ
るのである。
たい部分以外は吸引部３上面より下方に隠れており、被
転写体６を上方に移動させることにより、転写材７と被
転写体６の間の空気を押し出しながら被転写体６の天面
から側面の順に転写材７および可撓性シート８を沿わせ
るのである。
【００１７】一方、吸引部３を上下に動かす場合、ま
ず、被転写体載置部２上面に載置された被転写体６天面
と吸引部３上面とがほぼ並ぶ位置まで吸引部３を移動さ
せる。この状態で、被転写体６の天面に転写材７および
可撓性シート８を沿わせる（図４ａ参照）。
ず、被転写体載置部２上面に載置された被転写体６天面
と吸引部３上面とがほぼ並ぶ位置まで吸引部３を移動さ
せる。この状態で、被転写体６の天面に転写材７および
可撓性シート８を沿わせる（図４ａ参照）。
【００１８】次に、被転写体６の上半分が吸引部３上面
より露出するように、吸引部３を下方に移動させる。こ
の状態で、吸引孔５から空気を下方向に吸引し、新たに
露出した被転写体６の側面に転写材７および可撓性シー
ト８を沿わせる（図４ｂ参照）。
より露出するように、吸引部３を下方に移動させる。こ
の状態で、吸引孔５から空気を下方向に吸引し、新たに
露出した被転写体６の側面に転写材７および可撓性シー
ト８を沿わせる（図４ｂ参照）。
【００１９】その後、被転写体６全体が吸引部３上面よ
り露出するように、吸引部３を下方に移動させる。この
状態で、吸引孔５から空気を下方向に吸引し、新たに露
出した残りの被転写体６の側面に転写材７および可撓性
シート８を沿わせる（図４ｃ参照）。
り露出するように、吸引部３を下方に移動させる。この
状態で、吸引孔５から空気を下方向に吸引し、新たに露
出した残りの被転写体６の側面に転写材７および可撓性
シート８を沿わせる（図４ｃ参照）。
【００２０】すなわち、被転写体６の転写材７を沿わせ
たい部分以外は吸引部３上面より下方に隠れており、吸
引部３を下方に移動させることにより、転写材７と被転
写体６の間の空気を押し出しながら被転写体６の天面か
ら側面の順に転写材７および可撓性シート８を沿わせる
のである。
たい部分以外は吸引部３上面より下方に隠れており、吸
引部３を下方に移動させることにより、転写材７と被転
写体６の間の空気を押し出しながら被転写体６の天面か
ら側面の順に転写材７および可撓性シート８を沿わせる
のである。
【００２１】なお、上記説明では、被転写体載置部２あ
るいは吸引部３の移動、および吸引部３による空気の排
除を２回に分けて行ったが、３回以上に分けてもよい
し、連続的に行ってもよい。
るいは吸引部３の移動、および吸引部３による空気の排
除を２回に分けて行ったが、３回以上に分けてもよい
し、連続的に行ってもよい。
【００２２】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。
本願発明の転写基台１は、中央に被転写体載置部２を有
し、その外周に吸引部３を有し、さらにその外周にシー
ト固定部４を有しており、被転写体載置部２または吸引
部３のいずれかをエアシリンダーなどにより上下に動く
ように構成する。
本願発明の転写基台１は、中央に被転写体載置部２を有
し、その外周に吸引部３を有し、さらにその外周にシー
ト固定部４を有しており、被転写体載置部２または吸引
部３のいずれかをエアシリンダーなどにより上下に動く
ように構成する。
【００２３】被転写体載置部２は、被転写体６を載せる
ものであり、その上面の面積は被転写体６の底面の面積
に近似させるのが好ましい。
ものであり、その上面の面積は被転写体６の底面の面積
に近似させるのが好ましい。
【００２４】シート固定部４は、転写材７および可撓性
シート８を被転写体６上に順次被せた後、転写材７およ
び可撓性シート８の周囲を転写基台１の吸引部３の外周
で固定することにより密閉空間を形成するものである。
ここでいう転写材７および可撓性シート８の周囲とは、
一回の絵付工程で転写すべき図柄と、転写材７を被転写
体６に沿わせるために必要な領域とを囲む部分のことを
指し、転写材７および可撓性シート８の縁を指すもので
はない。また、図１および図２では常にシート固定部４
が被転写体載置部２上面より上になっているが、転写基
台１の立ち上がり部分の高さを変えることにより、シー
ト固定部４を被転写体載置部２上面と同じか、それより
下としてもよい。
シート８を被転写体６上に順次被せた後、転写材７およ
び可撓性シート８の周囲を転写基台１の吸引部３の外周
で固定することにより密閉空間を形成するものである。
ここでいう転写材７および可撓性シート８の周囲とは、
一回の絵付工程で転写すべき図柄と、転写材７を被転写
体６に沿わせるために必要な領域とを囲む部分のことを
指し、転写材７および可撓性シート８の縁を指すもので
はない。また、図１および図２では常にシート固定部４
が被転写体載置部２上面より上になっているが、転写基
台１の立ち上がり部分の高さを変えることにより、シー
ト固定部４を被転写体載置部２上面と同じか、それより
下としてもよい。
【００２５】吸引部３は、真空ポンプなどに連結する吸
引孔５を有しており、転写材７および可撓性シート８と
転写基台１との間の空気を吸引孔５を通して吸引するも
のである。
引孔５を有しており、転写材７および可撓性シート８と
転写基台１との間の空気を吸引孔５を通して吸引するも
のである。
【００２６】以上のような転写基台１を用いて、次のよ
うに転写を行う。まず、転写基台１中央の被転写体載置
部２上に被転写体６を載置する。次いで、被転写体６上
に転写材７および可撓性シート８を順次被せるととも
に、転写材７および可撓性シート８の周囲をシート固定
部４で固定する。
うに転写を行う。まず、転写基台１中央の被転写体載置
部２上に被転写体６を載置する。次いで、被転写体６上
に転写材７および可撓性シート８を順次被せるととも
に、転写材７および可撓性シート８の周囲をシート固定
部４で固定する。
【００２７】上記転写材７は、剥離性を有するベースフ
ィルム上に図柄層、接着層などの転写層１１が設けられ
たものであり、ロールタイプ，枚葉タイプのいずれを使
用してもよい。ロールタイプの転写材７を使用する場
合、転写基台１の外側に、送り出しローラと巻き取りロ
ーラとを配置し、図柄層と被転写体６とが対向するよう
に転写材７を送り出しローラから送り出す（図示せ
ず）。なお、図柄層を被転写体６に転写した後は、転写
材７を送り出しローラにより所定ピッチだけ送り出して
新たな図柄層と被転写体６とを対向させ、剥離後のベー
スフィルムを巻き取りローラにより巻き取る。
ィルム上に図柄層、接着層などの転写層１１が設けられ
たものであり、ロールタイプ，枚葉タイプのいずれを使
用してもよい。ロールタイプの転写材７を使用する場
合、転写基台１の外側に、送り出しローラと巻き取りロ
ーラとを配置し、図柄層と被転写体６とが対向するよう
に転写材７を送り出しローラから送り出す（図示せ
ず）。なお、図柄層を被転写体６に転写した後は、転写
材７を送り出しローラにより所定ピッチだけ送り出して
新たな図柄層と被転写体６とを対向させ、剥離後のベー
スフィルムを巻き取りローラにより巻き取る。
【００２８】また、上記可撓性シート８は、転写材７を
介して被転写体６の立体形状に沿い、転写材を沿わせた
後かそれ以前にヒーターなどにより加えられた熱を転写
材７に伝導させて被転写体６に転写材７を熱接着させる
ものである。したがって、可撓性シート８の材質として
は、被転写体６の立体形状に沿って変形する柔軟さや伸
び易さと、加熱に対する耐熱性の両方を備えたものを用
い、たとえば、厚さ１〜３mm程度のシリコンラバーなど
がある。
介して被転写体６の立体形状に沿い、転写材を沿わせた
後かそれ以前にヒーターなどにより加えられた熱を転写
材７に伝導させて被転写体６に転写材７を熱接着させる
ものである。したがって、可撓性シート８の材質として
は、被転写体６の立体形状に沿って変形する柔軟さや伸
び易さと、加熱に対する耐熱性の両方を備えたものを用
い、たとえば、厚さ１〜３mm程度のシリコンラバーなど
がある。
【００２９】次に、前記作用の欄で説明したように、空
気溜り９を発生させないように転写材７および可撓性シ
ート８を被転写体６の天面から側面の順に沿わせるとと
もに、加熱されていた可撓性シート８からの熱伝導によ
り転写材７を加熱して被転写体６に熱接着させる。な
お、可撓性シート８の加熱の時期は、シート固定部４で
固定される前、変形中、あるいは被転写体６の立体形状
に沿った後のいずれでもよい。
気溜り９を発生させないように転写材７および可撓性シ
ート８を被転写体６の天面から側面の順に沿わせるとと
もに、加熱されていた可撓性シート８からの熱伝導によ
り転写材７を加熱して被転写体６に熱接着させる。な
お、可撓性シート８の加熱の時期は、シート固定部４で
固定される前、変形中、あるいは被転写体６の立体形状
に沿った後のいずれでもよい。
【００３０】最後に、転写材７のベースフィルムを被転
写体６より剥離して、図３ｄおよび図４ｄに示すよう
に、被転写体の天面に転写層１１が完全に形成された転
写製品１０を得る。
写体６より剥離して、図３ｄおよび図４ｄに示すよう
に、被転写体の天面に転写層１１が完全に形成された転
写製品１０を得る。
【００３１】
【発明の効果】本発明は、吸引部およびシート固定部が
被転写体載置部の周りを順次取り巻き、被転写体載置部
または吸引部のいずれかをエアシリンダーなどにより上
下に動くように転写基台を構成しているので、この転写
基台を用いて転写を行うと、転写材と被転写体の間の空
気を押し出しながら被転写体の天面から側面の順に転写
材および可撓性シートを沿わせることができる。
被転写体載置部の周りを順次取り巻き、被転写体載置部
または吸引部のいずれかをエアシリンダーなどにより上
下に動くように転写基台を構成しているので、この転写
基台を用いて転写を行うと、転写材と被転写体の間の空
気を押し出しながら被転写体の天面から側面の順に転写
材および可撓性シートを沿わせることができる。
【００３２】したがって、転写材と被転写体の間の空気
が被転写体の天面から側面の順に押し出されて転写材と
被転写体の天面との間に空気溜りが発生しないので、本
発明の転写基台は、被転写体の天面に転写層が完全に形
成された転写製品を常に得ることができる。
が被転写体の天面から側面の順に押し出されて転写材と
被転写体の天面との間に空気溜りが発生しないので、本
発明の転写基台は、被転写体の天面に転写層が完全に形
成された転写製品を常に得ることができる。
【図１】本発明の転写基台の一実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図２】本発明の転写基台の他の実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図３】本発明の転写基台を用いた転写方法の一実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図４】本発明の転写基台を用いた転写方法の他の実施
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図５】従来の転写基台の一実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図６】従来の転写基台を用いた転写方法の一実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
１ 転写基台 ２ 被転写体載置部 ３ 吸引部 ４ シート固定部 ５ 吸引孔 ６ 被転写体 ７ 転写材 ８ 可撓性シート ９ 空気溜り １０ 転写製品 １１ 転写層
Claims (2)
- 【請求項１】 上下に動くことができる被転写体載置部
を中央に有し、その外周に吸収孔を備えた吸引部を有
し、さらにその外周に転写材および可撓性シートの周囲
を固定するシート固定部を有することを特徴とする転写
基台。 - 【請求項２】 被転写体載置部を中央に有し、その外周
に吸収孔を備えかつ上下に動くことができる吸引部を有
し、さらにその外周に転写材および可撓性シートの周囲
を固定するシート固定部を有することを特徴とする転写
基台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24865892A JPH0664143A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 転写基台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24865892A JPH0664143A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 転写基台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664143A true JPH0664143A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=17181410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24865892A Withdrawn JPH0664143A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 転写基台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0664143A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101460913B1 (ko) * | 2013-11-25 | 2014-11-12 | 주식회사 윌리언스 | 전사필름 고정장치를 이용한 전사방법 |
| JP2014233922A (ja) * | 2013-06-03 | 2014-12-15 | 株式会社ミマキエンジニアリング | 積層体の製造方法 |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP24865892A patent/JPH0664143A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014233922A (ja) * | 2013-06-03 | 2014-12-15 | 株式会社ミマキエンジニアリング | 積層体の製造方法 |
| KR101460913B1 (ko) * | 2013-11-25 | 2014-11-12 | 주식회사 윌리언스 | 전사필름 고정장치를 이용한 전사방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991102 |