JPS63157315A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS63157315A
JPS63157315A JP30392586A JP30392586A JPS63157315A JP S63157315 A JPS63157315 A JP S63157315A JP 30392586 A JP30392586 A JP 30392586A JP 30392586 A JP30392586 A JP 30392586A JP S63157315 A JPS63157315 A JP S63157315A
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克己 両毛
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録媒体、特にS/N、走行耐久性が優れ
、ト90ツブアクトの著しく少ない磁気記録媒体に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、ビデオテープ、オーディオテープ、磁気ディスク
等の磁気記録媒体としては、強磁性微粉末を結合剤中に
分散した磁性層を非磁性支持体の両面または片面に設け
、後者の場合、必要に応じて裏面にバック層を設けた磁
気記録媒体が広く用いられている。
一般に、上記の如き磁気記録媒体を例えばディスク、オ
ーディオテープ、ビデオテープ等に用いた場合にドロッ
プアウトの発生が見られ、その原因として磁気記録媒体
自体から発生する走行中の磁性層やバック層の削れやす
り傷の発生によるものや、磁気記録媒体外から発生する
例えば嶌埃等の磁性層やバック層への付着等があげられ
る。
前者の対策として、磁性層に研磨剤を加えてテープの走
行安定性をはかったシ、磁性層の結合剤のガラス転位温
度Tgを上げて磁性層の膜強度を上げる等の手段がとら
れている。
一方、後者は主として磁気記録媒体の帯電性と電荷の漏
曳速度に起因し、テープの走行中等にテープ同志又はテ
ープと他の物質との摩擦によって帯電し、発生した静電
荷が空気中の題埃等を誘引するためと考えられている。
これを防ぐために磁性層にカーボンブラックや導電性ポ
リマーを加えて磁気記録媒体の表面電気抵抗を下げる等
の手段がとられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の上記した如き磁気記録媒体の削れ
等を防ぐ手段は未だ不十分であって、走行中のすbsの
発生等に基因するドロップアウトが依然として発生し、
また従来の上記した如き磁気記録媒体の塵埃等の付着を
防ぐ手段は、カーボンブラック等の導電性物質を磁性層
やバック層に加え、磁気記録媒体の導電性を上げ(表面
電気抵抗を下げ)て帯電した電荷を逃がすことによって
行われていたが、このような手段のみによっては帯電防
止が十分ではなく、また磁性層の導電性を更に増すため
にカーボンブラック等のフィラーの量を増すと、テープ
の走行性を悪くするばかシで、  なく、強磁性微粉末
の充填率を下げ記録・再生特性を損なう等の問題がある
。i九、後者の問題は前記した走行安定性をはかるため
に研磨剤を加える場合にも生じる。又、結合剤のT+<
を上げる事も、塗膜のもろさが生じる。
従って、本発明の目的は上記の如き欠点がなく、磁気記
録媒体のす)傷や削れ等や摩擦帯電に起因するドロップ
アウトの発生を有効に防止し走行耐久性を与える強靭な
塗膜を提供するにある。
本発明の他の目的は上記の如くドロップアウトの発生が
有効に防止された磁気記録媒体を提供することにある。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明者らは種々研究を重ねた結果、磁性層が結合剤と
して(1)塩化ビニル共重合体(以下塩ビ共重合体と称
する)または塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(塩酢ビ
共重合体と称する)と(1)  分子中に官能基を含有
するポリウレタン樹脂あるいはポリエステル樹脂を含み
且つ研磨剤としてα−アルミナを含む事によって上記目
的を達成できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は非磁性支持体上に強磁性粉末を結合
剤中に分散した磁性層を設けた磁気記録媒体において、
該磁性層が結合剤として(υ 塩ビ共重合体あるいは塩
酢ビ共重合体及び(1)  分子中に−COOM基(M
は水素又はアルカリ金属、アルカリ土類金属または炭化
水素を表わす)、−P(OM/)2基(M/は水素、ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、又は炭化水素を表わす
)、−8o3M基、−0803M基(Mは前記と同様)
、−CH2S(−0)M// (M’は炭化水素を表わ
す)のうち少くとも1種を有するポリウレタン樹脂ある
いはポリエステル樹脂を含み且つ研磨剤としてα−アル
ミナ粒子を含む事を特徴とする磁気記録媒体である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で結合剤として用いられる塩ビ共重合体あるいは
塩酢ビ共重合体は、電化ビニル100OG(電気化学)
MPR−TA、MPR−TM(B信化学)、4゜X、M
Rllo、KP−2(日本ゼ、tン)、VMCH,VA
GH(UCC)、MRIIO,MTB−10等が用いら
れる。これらの樹脂は軟化温度が150’以下、平均分
子1蛤310000〜200000、重合度が150〜
2000ズある。
本発明で結合剤として上記共重合体と共に用いられる官
能基含有ポリウレタン樹脂あるいはポリxxfh樹Mh
、バイロン530、パイt” 7280RV820.R
V−830,UR−8600(X洋41j)、TIM3
005、Tl−3060(三洋化成)等がある。
これらの化合物は、一つの官能基が樹脂111当、りl
Xl0”’〜1XIQ−2eq  を含む。又数平均分
子i(Mn)が20000〜45000.重量平均分子
量(My)が50000〜130000Mv/Mn−2
,0〜4.5である。
これらの各々の結合剤の単独又は組合わされたものが使
われ、他に添加剤が加えられる。強磁性微粉末又は六方
晶フェライト系の磁性体と結合剤との混合割合は重量比
でそれぞれ強磁性体1009  重量部に対して結合剤
8〜400!量部、好ましくは10〜200重i部の範
囲で使用される。
本発明で研磨剤として用いられるα−アルミナは、電子
顕微鏡による平均粒子サイズが0.05〜.1.0μm
であることが好ましいゆ本発明で用いられるα−アルミ
ナとしては具体的には住友化学製のAICPl 5.A
KP20 、AKP30.AXP−50,AKPIμ。
AKP30B、AXPBO,Ett50.H4t50B
、AKP−X、 −<シネ−A25.A15.A6不二
見(製)WA、上材工業製などのもの等の市販品を用い
ることができる。
本発明においては、結合剤として上記(1)の塩ビ共重
合体または塩酢ビ共重合体と(1)のポリウレタン樹脂
またはポリエステル樹脂を用いるが、これらと共にさら
にポリイソシアネートを含むことが好ましい。
こ\で用いられるポリイソシアネートとしては、下記の
一般式(1)または(2)で表わされるポリイソシアナ
ト・イソシアヌレートが好ましい。
上式においてRはインシアナト・アルキル基、インシア
ナト・フェニル基、又はイソシアナト・アルキル・フェ
ニル基を表わし、式(2)のR1は氷菓原子、メチル基
、又はエチル基を表わす)を表わす。
?−−h  Lnイ’r l+’tlxr 、ル ) 
 で¥@ k θ)L σ)41 古B! (hておシ
、例えばインホロンジイソシアネートのインシアヌレー
トとして下記式体)の如き構造を有するもツカHffi
ls社から工PDニー’I’1890S、工PDI−T
1890M、IPDI−’r1890  として市販さ
れている。
又、上記イソシアヌレートの縮合物として、例えば下記
の式(L G)等の構造七有するものがコロネー)20
30,2031(日本ポリウレタン(株))、スプラセ
ツク3240.3340(日本ポリウレタン(株)、工
C工社)、タケネー)D200.D202(弐EBgC
a))、デスモジュールエL、デスモジュールHL、7
’スモジュールFL、スミジュールF’L(住友バイエ
ル(株))等の商品名で市販されている。
(スミジエールFL) (デスモジュールHL) また、次の式口の構造を有するものが、コロネートIH
(日本ポリウレタン(株))の商品名で市販されてbる
(CH2)、NCO 本発明においては後記するように強磁性粉末100部に
対して全結合剤を約8〜400部用いるが、上記のポリ
イソシアナト・イソシアヌレートを全結合剤の1〜50
重量%、好ましくは5〜40重量%用いる。
本発明の塩ビまたは塩酢ビ共重合体:官能基含有ポリフ
レタン樹脂またはポリエステル樹脂:ポリイソシアネー
トの比率は、10〜50重量部:15〜80重量部:5
〜40重量部が好ましい。
本発明においては上記のように、塩ビ共重合体または塩
酢ビ共重合体及び官能基含有ポリウレタン樹脂またはポ
リエステル樹脂を磁性層の結合剤とし、研磨剤としてα
−アルミナと共に用いているので、磁性層のすbeや削
れの発生を防止すると共に、磁気記録媒体の摩擦係数を
低下させ、ド誼ツブアウトの発生を抑制することができ
、これらの効果はポリイノシアネート、特にポリイソシ
アナイト・インシアヌレートを上記結合剤と共に用いる
ことによシさらに顕著になる。
また、本発明においては、上記結合剤を組み合せ且つα
−アルミナを用いているので、従来のフィラーを用いた
場合の走行の悪化等の問題は生じない。
本発明で磁性層を設けるには、後記する強磁性微粉末を
上記結合剤中にα−アルミナ等と共に有機溶媒を用いて
分散して塗布するが、この分散には分散剤が用いられる
本発明に使用する分散剤としては、カプリル酸、カプリ
ン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステ
アリン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リ
ルン酸、ステアロール酸等の炭素数10〜22個の脂肪
酸(RICOC砥R1は炭素数9〜21個のアルキル基
)、等が用いられる。
これらの分散剤は結合剤1003!量部に対して0.0
05〜20重量部の範囲で添加される。
これらの脂肪酸は、本発明の樹脂の官能基と同様である
ため、ポリイソシアネートを用いる場合にはポリイソシ
アネートの添加と同時かそれ以降に加えねばならない。
あらかじめ、これらの脂肪酸が加えられると、磁気記録
媒体の塗膜強度が低下する。tた、ポリイノシアネート
もあらかじめ添加すると系内で失活し、塗膜の光沢度等
の物性が低下してしまう、このため、本発明において、
脂肪酸及び/又はポリイソシアネートを用いる場合には
、これらの成分を加えた後に、箪布液を1時間以内に塗
布しなければならない。
本発明に使用する強磁性微粉末としては、γ−F’e2
03.Go含有のγ−Fez03.Fe30a、Co含
有のFe20asγ−FeOx 、 Co含有のγ−F
eOx(X= 1.33〜1.50 ) 、 CrO2
、Co−N1−P合金、 Co−N1−Fe−BQ金、
Fe−Ni−Zn合金、 Ni−Co合金、 Co−N
1−F’e合金など、公知の強磁性微粉末が使用でき、
具体的には、特公昭44−14090号、特公昭45−
18372号、特公昭47−22062号、特公昭47
−22513号2%公昭46−28466号、特公昭4
6−38755号、特公昭47−4286号、特公昭4
7−12422号、特公昭47−17284号。
特公昭47−18509号、特公昭47−18573号
、特公昭39−10307号、特公昭48−39639
号、米国特許3026215号、同3031.341号
同3100194号、同3242005号、同3389
014号などに記載されている。これら強磁性微粉末の
粒子サイズは約0.01〜1ミクロンの長さで、軸長/
細幅の比は、1/1〜50/1程度である。
又、これらの強磁性微粉末の比表面積は、1 、276
〜60m  7g  程度である。これらの強磁性微粉
末の表面に、後に述べる分散剤、潤滑剤、帯電防止剤等
をそれぞれの目的の為に分散に先だって溶剤中で含浸さ
せて、吸着させてもよい。
また本発明に使用する強磁性微粉末としては、板状六方
晶のバリウムフェライトも使用できる。バリウムフェラ
イトの粒子サイズは約0.001〜1ミクロンの直径で
厚みが直径の1/2〜l/20である。バリウムフェラ
イトの比重は4〜6g/ccで、比表面積は1n2/g
〜60m  7g である。これらの強磁性微粉末の表
面には後に述べる分散剤、潤滑剤、帯電防止剤等をそれ
ぞれの目的の為に分散に先だって溶剤中で含浸させて、
吸着させてもよい。
特に強磁性合金粉末の例としては、強磁性合金粉末中の
金属分が75重、tチ以上であシ、そして金属分の80
重i%以上が少なくとも1種類の強磁性金属あるいは合
金(例、F’e、Go、Ni、Fe−Co、Fe−Ni
、Co41.Go−Ni−1’e) テあシ、該金属分
の20重量%以下の範囲内で他の成分(例、Al 、S
i 、S、Sc 、Ti 、V、Or、Mn、Cu、Z
n、Y、Mo。
Rh、Pa、Ag、Sn、Sb、To、Ba、Ta、W
、Re、Au。
Hg、Pb、Bi、La、Os、Pr、Nd、B、P)
  を含むことのある合金を挙げることができる。また
、上記強磁性金属が少量の水、水酸化物または酸化物を
宮むものであってもよい。これらの強磁性金属粉末の製
造方法は既に公知であシ、本発明で用いる強磁性粉末の
代表例でおる強磁性合金粉末についてもこれら公知の方
法に従って製造することができる。
すなわち、強磁性合金粉末の製造方法の例としては、下
記の方法を挙げることがで亀る。
(a)  複合有機酸塩(主としてシェラ酸塩)を水素
などの還元性気体で還元する方法: (1))  酸化鉄を水素などの還元性気体で還元して
FeあるいはF’e−Go粒子などを得る方法:(c)
  金属カルボニル化合物を熱分解する方法:(d) 
 強磁性金属の水溶液に水素化ホウ素ナトリウム、次亜
リン酸塩あるいはヒドラジノなどの還元剤を添加して還
元する方法: (e)  水銀陽極を用い強磁性金属粉末を電解析出さ
せたのち水銀と分離する方法: (f)  金属を低圧の不活性気体中で蒸発させて微粉
末を得る方法: 強磁性合金粉末を使用する場合に、その形状にとくに制
限はないが通常は針状、粒状、サイコロ状、米粒状およ
び板状のものなどが使用される。
この強磁性合金粉末の比表面積(S BEIFI’)は
40m27g以上であることが好ましく、さらに45m
27g以上のものを使用することが特に好ましい。
本発明においては、必要に応じてバック層を設けること
ができ、バック層に使用されるバインダーとしては従来
分節の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂やこれ
らの混合物が使用される。
熱可塑性樹脂としては軟化温度が150’c以下、平均
分子量が10000〜300000、重合度が約50〜
1000程度のもので、例えば塩化ビニル酢酸ビニル共
重合体、塩化ビニル塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニ
ルアクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステルアク
リキニトリル共重合体、アクリル酸エステル塩化ビニリ
デン共重合体、アクリル酸エステルスチレン共重合体、
メタクリル酸エステルアクリ四ニトリル共重合体、メタ
クリル酸エステル塩化ビニリデン共重合体、メタクリル
酸エステルスチレン共重合体、ウレタンエラストマー、
ナイロン−シリコン系樹脂、ニトロセルロース−ポリア
ミド1樹脂、ポリ7ツカビニル、塩化ビニリデンアクリ
ロニトリル共重合体、ブタジェンアクリロニトリル共重
合体、ポリアミド9樹脂、ポリビニルブチラール、セル
ロース誘導体(セルロースアセf −) 7’チレート
、セルロースダイアセテート、セルローストリアセテー
ト、セルロースフロビオネート、ニトロセルロース等)
、 !チレンブタジエン共重合体、ポリエステル樹脂、
クロロビニルエーテルアクリル酸エステル共重合体、ア
ミノ樹脂、各種の合成ゴム系の熱可塑性樹脂及びこれら
の混合物等が使用される。
これらの樹脂の例示は特公昭37−6877号。
特公昭39−12528号、特公昭39−19282号
特公昭40−5349号、特公昭40−20907号。
特公昭41−9463号1%公昭41−14059号。
特公昭41−16985号、特公昭42−6428号。
特公昭42−11621号、特公昭43−4623号。
特公昭43−15206号、特公昭44−2889号。
特公昭44−17947号、特公昭44−18232号
特公昭45−14020号、特公昭45−14500号
特公昭47−18573号1%公昭47−22063号
特公昭47−22064号、特公昭47−22068号
特公昭47−22069号、特公昭47−22070号
特公昭47−27886号等の公報に記載されている。
熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては塗布液の状態では
200000以下の分子量であ)、塗布、乾燥後に加熱
することにより、縮合、付加等の反応により分子量は無
限大のものとなる。又、これらの樹脂のなかで、樹脂が
熱分解するまでの間に軟化又は溶融しないものが好まし
い。具体的には例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂、
ポリウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、ア
ルキッド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂。
エポキシ−ポリアミド樹脂、ニトロセルロースメラミン
樹脂、高分子量ポリエステル樹脂とインシアネートプレ
ポリマーの混合物、メタクリル酸塩共重合体とジイソシ
アネートプレポリマーの混合物、ポリエステルポリオー
ルとポリイソシアネートとの混合物、尿累ホルムアルデ
ヒド樹脂、低分子量グリコールl高分子量ジオール/ト
リ7エ二ルメタントリイソシアネートの混合物、ポリア
ミン樹脂及びこれらの混合物等である。
これらの樹脂の例示は特公昭39−8103号。
特公昭40−9779号、特公昭41−7192号、特
公昭41−8016号、I#公昭41−14275号、
特公昭42−18179号、特公昭43−12081号
、4!公昭44−28023号、特公昭45−1450
1号、特公昭45−24902号1%公昭46−131
03号、特公昭47−22065号、1JIi公昭47
−22066号、%公昭47−22067号、特公昭4
7−22072号、特公昭47−22073号、特公昭
47−28045号、特公昭47−28048号、特公
昭47−28922号9等の公報に記載されている。
バック層の粉体と結合剤の混合割合は重量比で粉体10
0重量部に対して結合剤30〜300重量部の範囲で使
用される。これらの熱可塑、熱硬化性樹脂、反応型樹脂
は、主たる官能基以外に官能基としてカルボン酸、スル
フィン酸、スルホン醸、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エ
ステル基などの酸性基、アミノ酸類;アミノスルホン酸
類、アミノアルコールの硫酸または燐酸エステル類、ア
ルキルベタイン型等の両性類基、アミノ基、イミノ基、
イミド基、アミド基等、又水酸基、アルコシル基、チオ
ール基2ハロゲン基、シリル基、シロキサン基を通常一
種以上犬種以内含み、各々の官能基は樹脂1g当F) 
I Xi O−6eq〜IXI 0−2eqを含む事が
好ましい。
本発明にシいては、帯電防止剤としてカーボンブラック
を゛磁性層やバック層に含有させてもよい。
本発明の磁性層やバック層に使用されるカーボンブラン
クはゴム用7アーネス、ゴム用t−−qル。
カラー用ブラック、アセチレンズラック等を用いる事が
できる。これらカーボンブラックの米国における略称の
具体例をしめすとSAF 、 工5AII’ 。
工l5AF’、 T 、HAF’、 SPF 、 F’
r 、l;’EF、 HMF、 GPF 、APF 。
SRI’、MPF、ECI;’、BCF、OF、FT、
MT、HCC,HCF。
MOP、IJ’F、RCF’等があシ、米国のASTM
規格のD−1765−82aに分類されているものを使
用することができる。本発明に使用されるこれらカーボ
ンブラックの平均粒子サイズは10〜1oooミIJ 
ミクロン(電子顕微鐘)、窒素吸着法比表面積は1〜8
00m27g、pHは6〜11(J工S規格に−622
1−1982法)、DBP吸油証は10〜400m1!
/100,9(J工S規格K −6221−1982法
)である。本発明に使用されるカーボンブラックのサイ
ズは、塗布膜の表面電気抵抗を下げる目的で10〜10
0ミリミクロンのカーボンブランクを、また塗布膜の強
度を制御するときに50〜1000ミリミクロンのカー
ボンブラックヲモチいる。また塗布膜の表面粗さを制御
する目的でスベーシ7グロス減少のための平滑化のため
にょシ微粒子のカーボンブラック(Zooミリミクロン
以下)を、粗面化して摩擦係数を下げる目的で粗粒子の
カーボンブラック(50ミリミクロン以上)をもちいる
。このようにカーボンブラックの程類と添加量は磁気記
録媒体に要求される目的に応じて使い分けられる。また
、これらのカーポンプ2ツクを、後述の分散剤などで表
面処理したり、樹脂でグラフト化して使用してもより0
また、カーボンブラックを製造するときの炉の温度を2
000℃以上で処理して表面の一部をグラファイト化し
たものも使用できる。また、特殊なカーボンブラックと
して中空カーボンブランクを使用することもできる。こ
れらのカーボンブラックは磁性層の場合強磁性微粉末1
00重量部に対して031〜20重量部で用いることが
望ましい。本発明に使用出来るカーポンプフックは例え
ば「カーボンブランク便覧」、カーボンブラック協会逼
、(昭和46年発行)を参考にすることが出来る。
本発明のバック層にも、必要によシポリイソシアネート
を加えてもよい。バック層に用いるポリイソシアネート
どしては、トリレンジイソシアネート、  4.4’−
ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、す7チ
レンー1,5−ジイソシアネート、0−)ルイジンジイ
ソシアネート。
インホロンジイソシアネート、トリフェニルメタントリ
イノシアネート等のイソシアネート類、又当該イソシア
ネート類とポリアルコールとの生成物、又イソシアネー
ト類の縮合に依って生成したポリイソシアネート等を使
用することができる。
これらポリイソシアネート類の市販されている商品名と
しては、コロネートL、コロネートH−コロネート20
30.  コロネート2031.  ミリオネートMR
,ミリオネートMTL(日本ポリウレタン(株)製)、
タケネー)D−102,タケネー)D−110N、タケ
ネートD−200,タケネー)D−202(式日薬品(
株)製)、デスモジュールL。
デスモジュールエL、7’スモジュールN、fスモジュ
ールHL  (住友バイエル社製)等があ虱これらを単
独若しくは便化反応性の差を利用して二つ若しくはそれ
以上の組み合わせによって使用することができる。
本発明の磁性層やバック層にはまた潤滑剤を用いてもよ
く潤滑剤としては、シリコンオイル、グラファイト、二
硫化モリブデン、チツカ硼素、7ツカ黒鉛、フッ素アル
コール、ポリオレフィン(ポリエチレンワックス等)、
ポリグリコール(ポリエチレンオキシドワックス等)、
アルキル燐酸エステル、ポリフェニルエーテル、二硫化
タングステン、炭素数10〜20の一塩基性脂肪酸と炭
素数3〜12個の一価のアルコールもしくは二価のアル
コール、三価のアルコール、四価のアルコール、六価の
アルコールのいずれか1つもしくは2つ以上とから成る
脂肪酸エステル類、炭素数10個以上の一塩基性脂肪酸
と該脂肪酸の炭素数と合計して炭素数が11〜28個と
成る一価〜六価のアルコールから成る脂肪酸エステル類
等が使用できる。又、炭素数8〜22の脂肪酸或いは脂
肪酸アミド、脂肪酸アルコールも使用できる。これら有
機化合物潤滑剤の具体的な例としては、カプリル酸ブチ
ル、カプリル酸オクチル、ラウリン酸エチル、ラウリン
酸ブチル、ラウリン酸オクチル、ミリスチン酸エチル、
ミリスチン酸ブチル、ミリスチン酸オクチル、パルミチ
ン酸エチル、パルミチン酸ブチル、パルミチン酸オクチ
ル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸ブチル、ステア
リン酸オクチル、ステアリン酸アミル、アンヒドロソル
ビタンモノステアレート、アンヒドロンルビタンジステ
アレート、アンヒドロソルビタントリステアレート、ア
ンヒビロノルビタ/テトラステアレート、オレイルアル
コール、ラウリルアルコール等がある。また本発明に使
用される潤滑剤としては所謂潤滑油添加剤も単独で使用
出来、酸化防止剤(アルキルフェノール等)、錆どめ剤
(ナフテン酸、アルケニルコハク酸、ジラウリルフォス
フェート等)、油性剤(ナタネ油、ラウリルアルコール
等)、極圧剤(ジベンジルスルフィy、トvクレジル7
オス7エート、トリブチルホスファイト等)、清浄分散
剤、粘度指数向上剤、流動点降下剤、泡どめ剤等がある
。これらの潤滑剤は結合剤100重量部に対して0.0
5〜2o!!量部の範囲で添加される。これらについて
は、特公昭43−23889号、特H昭42−2864
7号、特願昭43−81543号、特公昭47−280
43号。
米国特許3423233号、米国特許3470021゜
米国特許3492235.米国特許3497411号。
米国特許3523086 、米国特許3625760゜
米国特許3630772号、米国特許3634253゜
米国特許3642539.米国特許3687725号。
”IBM Technical Diaalosure
 Buxlettn(アイ・ビーエムテクニカルディス
クロジャー プリテン)1Vow、 9 y腐7.p7
79(1966年12月);瞳E部KTRONl[’ 
 (エレクトロニク)1961年、膚r12−p380
;化学便覧、応用編、p954−967゜1980年丸
善(株)発行等に記載されている。
本発明でバック層を用いる場合、ノZツク層に研磨剤を
用いてもよい。バック層に用いる研磨剤としては一般に
使用される研磨作用若しくは琢磨作用をもつ材料で熔融
アルミナ、α−アルミナ、炭化ケイ素、酸化クロム、酸
化セリウム、フランダム、人造ダイヤモンド”、α−酸
化鉄、ザクロ石。
エメリー(主成分:コランダムと磁鉄鉱)、ガーネット
、ケイ石、窒化ケイ素、窒化硼素、炭化モリブデン、炭
化硼素、炭化タングステン、チタンカーノイド、トリポ
リ、ケインウ土、ト0口!イト等で、主としてモース硬
度6以上の材料が1乃至4種迄の組み合わせで使用され
る。これらの研磨剤は平均粒子サイズが0.01〜5ミ
クロンの大きさのものが使用され、特に好ましくは0.
05〜5ミクロンである。これらの研磨剤は1Mf!r
剤100重量部に対して0.001〜20重量部の範囲
で添加される。これらについては特願昭48−2674
9号、米国特許3687725号、米国特許30078
07号。
米国特許3041196号、米国特許3293066号
、米国特許3630910号、英国特許1145349
号、西独特許853211号等に記載されている。
本発明の磁気記録媒体には帯電防止剤として前記したカ
ーボンブラックの代シ又はそれと共にグラファイト、カ
ーボンブラックグラフトポリマー等の導電性粉末;サポ
ニン等の天然界面活性剤;アルキレンオキサイド系、グ
リセリ/系、グリシドール系、 多価フルコール、多価
アルコールエステル、アルキルフェノールEo付加体等
のノニオン界面活性剤;高級アルキルアミン類、環状ア
ミン、ヒダントイン誘導体、アミドアミン、エステルア
ミド9.第四級アンモニウム塩類、ピリジンそのほかの
複素環類、ホスホニウムまたはスルホニウム類1等のカ
チオン界面活性剤;カルボン酸。
スルホン酸、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エステル基な
どの酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸類;ア
ミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸または燐酸
エステル類、アルキルイタイン型等の両性界面活性剤等
を使用してもよい。これら帯電防止剤として使用し得る
界面活性剤化合物例の一部は米国特許2271623号
、同2240472号、同2288226号、同267
6122号、同2676924号、同2676975号
、同2691566号、同2727860号、同273
0498号、同2742379号、同2739891号
、同3068101号、同3158484号、同320
1253号、同3210191号、同3294540号
、同3415649号、同3441413号、同344
2654号、同3475174号、同3545974号
、西独特FF公h4 (OLS) 1942665 号
、 英国特許1077317号、同1198450号等
をはじめ、小田良平他著「界面活性剤の鍼、とその応用
」(槙書店1972年版) ; A、W、ベイリ著「サ
ーフェス アクティブ 二一ジエンツ」(インターサイ
エンスフ1プリケーシヨンコーポレイテツ21958年
版) ; T、P、シスリー著「エンサイクロペディア
オプ サーフェスアクティブ エージエンツカ第二巻」
(ケミカルパプリシュカンノ署ニーx9e4年版’)z
「外聞活性剤便覧」第六刷(産業図書株式会社。
昭和41年12月20日);丸茂秀雄著「帯電防止剤」
幸書房(1968)等の成書に記載されている。
これらの界面活性剤は単独または混合して添加しても良
い。これらは帯電防止剤として用いられるものであるが
、時としてそのほかの目的、例えば分散、磁気特性の改
良、潤滑性の改良、塗布助剤として適用される場合もあ
る。
本発明の磁気記録媒体は、上記成分を有機溶媒を用いて
分散、混練し、非磁性支持体に塗布し、必要に応じて配
向した後に乾燥して得られる。乾燥後、必要によシ平面
処理を施こしてもよい。
本発明の分散、混練、塗布の際に使用する有機溶媒とし
ては、任意の比率でア七トン、メチルエチルケトン、メ
チルインブチルケトン、シクロヘキサノン、イソホロン
、テトラヒドロフラン等のケトン系;メタノール、エタ
ノール、フロノぞノール、ブタノール、イソブチルアル
コール、イソプロピルアルコール、メチルシクロヘキサ
ノールなどのアルコール系;酢酸メチル、酢酸エチル、
酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸インプロピル。
乳酸エチル、酢酸グリコール・モノエチルエーテル等の
エステル系;エーテル、グリコールジメチルエーテル、
/リコールモノエチルエーテル、ジオキサンなどのグリ
コールエーテル系;ベンゼン。
トルエン、キシレン、クレゾール、クロルベンゼン ス
チレンなどのタール系(芳香族炭化水素);メチレンク
ロライド、エチレンクロライr、四塩化炭素、クロロホ
ルム、エチレンクロルヒドリン。
ジクロルベンゼン等の塩素化炭化水素、 N、N−ジメ
チルホルムアルデヒド、ヘキサ/等のものが使用できる
混線の方法には特に制限はなく、また各成分の添加順序
などは適宜設定することができる。磁性塗料の調製には
通常の混練機、例えば、二本ロールミル、三本ロールミ
ル、ホールミル、ペブルミル、トロンミル、サンドグラ
インダー、  Szegvari(ツエグバリ)アトラ
イター、高速イン堅う−2分散機、高速ストーンミル、
高速度gRsミル、ディスノー、ニーダ−9高速ミキサ
ー、リボンプレンター、コニ−ター、インテンシブミキ
サー、タンブラ−、プレンダー、ディスパーザ−、ホモ
ジナイザー、単軸スクリュー押し出し機、二軸スクリュ
ー押し出し機、及び超音波分散機などを用いることがで
きる。混線分散に関する技術の詳細は、T、C,FAT
TON g (f −・V −、Aッ) ン)”Pa1
nt Flow and Pigment Dispe
rslon”(ペイント・フロー・アンド・ピグメント
・ディスパージョン(1964年John Wiley
 & 5ons(ジョン・ウィリー アンドサンズ)社
発行)や田中信−著「工業材料」25巻37(1977
)などに記載されている。また、米国特許第25814
14号及び同第2855156号などの明細書にも記載
がある。
本発明においても上記の文献などに記載された方法に準
じて混線分散を行い磁性塗料を調製することができる。
本発明で用いる非磁性支持体としてはテープとして使用
する場合には支持体の厚み2.5〜100ミクロン程度
、好ましくは3〜70ミクロン程度が良い。ディスクも
しくはカート9状の場合は厚みが0.5〜10rnR程
度であシ、ドラムの場合は円筒状で用いる事も出来る。
素材としてはポリエチレンテレフタレート。
ポリエチレンナフタレート等のポリエステル類、ポリプ
ロピレン等ポリオレフィン類、セルローストリアセテー
ト、セルロースダイアセテート等のセルロース誘導体、
ポリ塩化ビニル等のビニル系樹脂類、ポリカーボネート
、ポリアミド9.ホリスルホン等のプラスチック等が用
いられる。
これらの支持体は塗布に先立って、コロナ放電処理、プ
ラズマ処理、下塗処理、熱処理、除塵埃処理、金属蒸着
処理、アルカリ処理をおこなってもよい。これら支持体
に関しては例えば西独特許3338854 A、特開昭
59−116926号。
米国特許4388368号;三石幸夫著、「繊維と工業
」31巻p50〜55.1975年などに記載されてい
る。
支持体上へ前記の磁気記録層やバック層を塗布する方法
としてはエアードクターコート、プレート9コート、エ
アナイフコート、スクイズコート。
含浸コート、リバースロールコート、トランスフアーロ
ールコート、f;i?”ヤコート、キスヨード。
キャスコート、スプレィコート、等が利用出来、その他
の方法も可能であシ、これらの具体的説明は朝食書店発
行の「コーティング工学」253頁〜277頁(昭和4
6.3,20.発行)に詳細に記載されている。
このような方法によシ、支持体上に塗布された磁性層は
必要により層中の磁性粉末を直ちに乾燥しながら配向さ
せる処理を施したのち、形成した磁性層を乾燥する。こ
のときの支持体の搬送速度は、通常Ion/分〜800
m/分でおこなわれ、乾燥温度が20℃〜120’で制
御される。ス必要によシ表面平滑化加工を施した夛、所
望の形状に裁断したりして、本発明の磁気記録体を製造
する。
これらは、例えば、特公昭40−23625号公報、特
公昭39−28368号公報、来日特許第347396
0号明細書、等にしめされている。
又、特公昭41−13181号公報にしめされる方法は
この分野における基本的、且つ重要な技術と考えられて
いる。
〔実施例〕
以下に本発明を実施例によ)更に具体的に説明する。こ
こに示す成分、割合、操作頭外等は本発明の精神から逸
脱しない範囲において変更しうるものであることは本業
界に携わるものにとっては容易に理解されることである
従って、本発明は、下記の実施例に制限されるべきでは
ない、猶を、実施例中の部は重量部をしめす。
実施例1 次の組成物をボールミルに入れ充分混練したあと、バー
ノック D−802(大日本インキ製ポリイソシアネー
ト化合物の商品名)10部とステアリン酸3部、オレイ
ン酸3部を加え、均一に混合分散して磁性塗料を作成し
た。
(VAGH,ユニオンカーバイド社製)研磨剤    
              X部レシチン     
           1部ラウリン酸オクチル   
         3部酢酸ブチル         
    600部メチルエチルケトン        
 400部この磁性塗料を粘度調整した後インシアネー
トと脂肪酸添加後1時間でポリエチレンテレフタレート
基体表面に塗布、配向、乾燥して試料を作成した。
下記組成物のノζツク液をボールミルで混練調整したあ
と、コロネート2061(日本ポリウレタン社製ポリイ
ソシアネート)20部を加え、均一に混合分散したあと
磁性層と逆のポリエステル基体面に2.0μ厚に塗布、
乾燥した。
ニラポラン−230430部 (日本ポリウレタン製) サランレジン(ダウケミカル製)       25部
オレイン酸鋼               0.1部
ステアリン阪               0.1部
メチルエチルケト7         700部シクロ
ヘキサノン            300部このテー
プをカレンダーで鏡面出ししたあと、1インチ巾にスリ
ットして試料番号1〜9のサンプルを作成した。
実施例2 実施例1の磁性層のポリウレタン T工M3005を官
能基のないニラポランN−2304(日本ポリウレタン
)にかえて同様にサンプルを作り試料番号10とした。
〈ヤング率〉 ヤング率はストレス・ストレインカーブより求めた。
くヘッド摩耗〉 繰り返し走行100パス後のヘッドの摩耗量を測定し友
くテンション〉 繰シ返し走行100パス後のテンション増加を示した。
YS/N(映像輝度信号線f) 画像信号5 Q 工RE の映像信号を基壇録画電流で
記録した。これをくり返し再生100パスし、50kH
z  の高域フィルタを通して、再生出力信号の雑音を
雑音測定器で測定した。腐10を基単テープとして測定
し、得られた基準値と試料についての測定値との差をa
Bで表した。
(ドロップアウト数) lOOパス繰り返し走行後の、ドロップアウト数を示し
た。ドロップアウトは、ト90ツブアウトカウンターで
5×10  θec以上の期間で再生出力レベルを16
clE以上低下した個数1分を表示した。
〔発明の効果〕
本実施例から分かるようにα−アルミナと官能基官有ポ
リウレタン塩酢ビの系は、ヤング率が上昇し、塗膜の結
合剤三次元ネットワーク構造が発達すると考えられる。
これは同程度の粒子サイズの酸化クロムにおいてはみら
れない現象である。
これらの結果は、総じて走行耐久性を向上させる方向に
作用すると考えられ、く9返しのヘッド摩耗が少なく且
つ、走行テンション上昇が低下、YS/N Do 増加
が極めて良好でめシ、本発明の組み合せが特に優れてい
る。
手続補正書 昭和62年8月11日

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性支持体上に強磁性微粉末と結合剤を主体と
    する磁性層を有する磁気記録媒体において、該磁性層が
    結合剤として(i)塩化ビニル共重合体または塩化ビニ
    ル−酢酸ビニル共重合体及び(ii)分子中に−COO
    M基(Mは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属
    、または炭化水素を表わす)▲数式、化学式、表等があ
    ります▼基(M′は水素、アルカリ金属、アルカリ土類
    金属、または炭化水素を表わす)、−SO_3M基、−
    OSO_3M基、(Mは前記と同様である)、及び−C
    H_2S(=O)V″(M″は炭化水素を表わす)のう
    ちの少くとも1つの官能基を有するポリウレタン樹脂ま
    たはポリエステル樹脂を含み且つ研磨剤としてα−アル
    ミナ粒子を含むことを特徴とする磁気記録媒体。
  2. (2)ポリウレタン樹脂またはポリエステル樹脂が(i
    i)に記載の官能基を1g当り1×10^−^6〜1×
    10^−^2eq有する特許請求の範囲第(1)項に記
    載の磁気記録媒体。
  3. (3)(iii)のα−アルミナ粒子の平均粒子サイズ
    が0.05〜1.0μmである特許請求の範囲第(1)
    項に記載の磁気記録媒体。
  4. (4)磁性層がさらに結合剤としてポリイソシアネート
    を含む特許請求の範囲第(1)項に記載の磁気記録媒体
  5. (5)ポリイソシアネートがポリイソシアナト・イソシ
    アヌレートである特許請求の範囲第(4)項に記載の磁
    気記録媒体。
  6. (6)磁性層がさらに脂肪酸及び/又は脂肪酸エステル
    を含む特許請求の範囲第(1)項乃至第(6)項の何れ
    かの項に記載の磁気記録材料。
  7. (7)磁性層が、脂肪酸を添加後、1時間以内に塗布さ
    れたものである特許請求の範囲第(6)項に記載の磁気
    記録媒体。
  8. (8)磁性層が、ポリイソシアネートと脂肪酸が塗加さ
    れた後1時間以内に塗布されたものである特許請求の範
    囲第(6)項に記載の磁気記録媒体。
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