JPS63156721A - 骨粗鬆症治療剤 - Google Patents

骨粗鬆症治療剤

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JPS63156721A
JPS63156721A JP30606286A JP30606286A JPS63156721A JP S63156721 A JPS63156721 A JP S63156721A JP 30606286 A JP30606286 A JP 30606286A JP 30606286 A JP30606286 A JP 30606286A JP S63156721 A JPS63156721 A JP S63156721A
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Yukiyoshi Ajisawa
味澤 幸義
Seiichi Ikeguchi
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Shinsei Ujiie
氏家 新生
Naoyuki Tsutsumi
堤 直行
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明の目的は、一般式(I) (式中のR1およびR2は水素原子または炭素数1〜3
のアルキル基である)で表される2−フェニル−4H−
1−ベンゾピラン−4−オン誘導体またはそれらの薬理
学的に許容できる塩を含有する骨粗髭症治療剤を提供す
るものである。
〔従来の技術〕
骨粗髭症とは骨の化学的組成に変化を来すことなく、骨
量の減少した病態をいい、骨中の蛋白およびカルシウム
、リンの減少がその生理的な特徴である。
骨粗髭症は加齢とともに増加し、通常を髄を侵し、腰背
痛および身長の短縮を起こす。特に進行した例では、長
管骨も侵されるので、ときに骨折を起こす場合もある。
老年者にみられる大腿骨頚部骨折の原因のほとんどは老
人性骨粗順序によるものであるといわれている。
この骨粗髭症の原因は内分泌および栄養障害等多種多様
であり、治療剤としてビタミンD製剤、カルシウム製剤
、カルシトニン製剤、リン製剤等が使用されているが、
その効果が確実でないために、より効果が確実な製剤の
開発が強く望まれている。
近年、上記製剤とは化学構造を全く異にするある種の3
−フェニル−4H−1−ベンゾピラン−4−オン誘導体
(イソフラボン誘導体)が骨吸収抑制作用を有し、骨粗
髭症の治療剤として有用であることが報告されている(
特公昭54−13391号、特開昭60=48924号
、特開昭60−54379号、特開昭60−13291
7号、特開昭60−132976号)。
しかしながら、本発明の2−フェニル−4H−1−ベン
ゾピラン−4−オン誘導体(フラボン誘導体)またはそ
れらの薬理学的に許容できる塩が骨吸収抑制作用を示し
、骨粗厭症治療剤として有用であることは今まで全く報
告されていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記特許出願に開示されている3−フェニル−414−
1−ベンゾピラン−4−オン誘導体くインフラボン誘導
体)の骨吸収抑制作用は弱く、骨粗髭症の治療剤として
は決して満足できるものでない。それ故、本発明者らは
ベンゾピラン−4−オン誘導体の骨11収抑制作用につ
いて鋭意検討したところ、ある種ノ2−フェニルー4H
−1−ベンゾピラン−4−オン11体(フラボン誘導体
)またはそれらの薬理学的に許容できる塩が強い骨吸収
抑制作用を有し、かつ骨形成促進作用をも示し、より優
れた骨粗顆症治療剤になり得ることを見出した。
本発明はこれらの知見に基づくものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の前記一般式(I)で表される2−フェニル−4
H−1−ベンゾピラン−4−オン誘導体(フラボン誘導
体)またはそれらの薬理学的に許容できる塩は強い骨吸
収抑制作用と骨形成促進作用を示し、安全性の高い骨粗
髭症治療剤として有用である。
本発明の前記一般式(I)で表される2−フェニル−4
H−1−ベンゾピラン−4−オン誘導体は公知化合物で
あり、文献記載の方法またはその類似方法に従い製造す
ることができる。例えば、オルガニック シンセシス 
コレクティブ ボリュウム ■、478〜481ページ
(Org、Syn、 Co11.Vol、 IV’。
478〜481) ;  ジャーナル オブ ザ ケミ
カルソサエティー(J、 C,S、)  1939.9
56〜960ページ; プロシーディングズ オン ザ
 インディアン アカデミ−オン サイエンスズ(Pr
oc。
Indian Acad、 Sci、) 23巻、27
8ページ、(1946年)等の方法またはその類似方法
により容易に製造することができる。
すなわち、前記一般式(I>で表される2−フェニル−
4日−1−ベンゾピラン−4−オン誘導体は、一般式 (式中のR1およびR1′は前記と同じ意味をもつ)で
表されるアセトフェノン誘導体を塩化ベンゾイルと反応
させて、一般式 (式中のR″およびR4はベンゾイル基または炭素数1
〜3のアルキル基である)で表されるベンゾイルオキシ
アセトフェノン誘導体を得たのち、このものをペイカー
 ベン力タラマン転位(BakerVenkatara
man r’earrangement)により、式(
式中のR″およびR4は前記と同じ意味をもつ)で表さ
れるジベンゾイルメタン誘導体とし、次いで酢酸中酢酸
ナトリウムの存在下または濃硫酸中で脱水閉環させ、必
要ならば加水分解することにより製造することができる
本発明の前記一般式(■)で表される2−フェニル−4
日−1−ベンゾピラン−4−オン誘導体でR1およびR
2またはR1が水素原子である化合物は、R1およびR
2が低級アルキル基である化合物を酸の存在下に脱アル
キル化することによっても製造することができる。
特に、一般式(I)で表される2−フェニル−48−1
−ベンゾピラン−4−オン誘導体でR1が水素原子であ
る化合物を製造する場合、2,6−ジハイドロオキシア
セトフエノン誘導体を原料として用いると、ペイカー 
ベン力タラマン転位において、トリベンゾイルメタン誘
導体が生成するので、2−ハイドロオキシ−6−アルコ
キシアセトフェノン誘導体ヲ原料として用い、生成物を
酸性条件下、例えば酢酸と塩酸の混液中で脱アルキル化
して製造する方が好ましい。
また、本発明の前記一般式(I)で表される2−フェニ
ル−4H−1−ベンゾピラン−4−オンit%導体テR
’およびR2が炭素数1〜3のアルコキシ基である化合
物は、R1およびR2のうち少なくともいずれか一方が
水素原子である本発明の2−フェニル−4H−1−ベン
ゾピラン−4−オン誘導体をアルキルハライドと反応さ
せることにより製造することもできる。
本製造方法において、原料として使用する前記一般式(
n)で表されるアセトフェノン誘導体は公知化合物であ
り、文献記載の方法に従い製造することができる。
本発明の前記一般式(I)で表される2−フェニル−4
H−1−ベンゾピラン−4−オン誘導体で、R1および
R2のうち少なくともいずれか一方が水素原子である化
合物は、常法に従い薬理学的に許容できる塩とすること
ができる。例えば、本発明の一般式(■)で表される2
−フェニル−4日−1−ベンゾピラン−4−オン誘導体
をこれと当量の水酸化ナトリウムを溶解したアルコール
溶液に加え、加温したのち、  ゛減圧下に濃縮するこ
とによりナトリウム塩とすることができる。
本発明の前記一般式(I)で表される2−フェニル−4
H−1−ベンゾピラン−4−オン誘導体は常法に従い、
医薬品製剤とすることができる。すなわち、通常用いら
れる賦形剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤等の医薬品添加物
を混合し、常法に従い調剤し種々の製剤、例えば錠剤、
散剤、カプセル剤等とすることができる。
本発明の前記一般式(I)で表される2−フェニルー4
H−1−ベンゾピラン−4−オン誘導体を骨粗瓢症治療
剤として用いる場合、大人1日当り約10〜1000m
gを適宜な剤型、例えば錠剤、散剤、カプセル剤などに
し、0服経口投与するか、または大人1日当り約1〜1
00mgを注射剤等にして非経口投与する。
本発明の前記一般式(1)で表される2−フェニル−4
日−1−ベンゾピラン−4−オン誘導体またはそれらの
薬理学的に許容できる塩は鶏胚大腿骨を用いた試験管内
実験におい・て、強い骨吸収抑制作用と骨形成促進作用
を示し、かつカルシウム欠乏食餌を与えた時に生じるラ
ットの骨中のカルシウムおよびリンの含有量の減少を著
しく抑制させる作用を有し、安全性の高い骨粗黙症治療
剤として有用である。
〔実施例〕
本発明をさらに詳述するために以下に実施例をあげる。
なお、実施例中の化合物の融点は未補正である。
実施例 1 (a)  3.6−ジベンゾイルオキシ−2−メトキシ
アセトフェノン 3.6−ジハイドロオキシー2−メトキシアセトフェノ
ン1.1gを乾燥ピリジン3mlに溶解し、塩化ベンゾ
イル1.80gを加え沸騰水浴上で20分間加熱した後
、反応液に氷を加え10%塩酸でpH1にする。
析出結晶をろ取し、水洗後エタノールで再結晶し、淡褐
色針状晶の3,6−ジベンゾイルオキシ−2−メトキシ
アセトフェノン2.1gを得る。
融  点:  158〜159℃ (b)  3−ベンゾイルオキシ−6−ハイドロオキシ
−2−メトキシジベンゾイルメタン 3.6−ジベンゾイルオキシ−2−メトキシアセトフェ
ノン7.7gを乾iN、 N−ジメチルホルムアミド3
5戒に溶解し、この溶液に60%水素化ナトリウム(油
性0.03gを5分間で加え、15分間室温で放置する
。反応液を200−の水に注ぎ、10%塩酸でpH1に
する。析出結晶をろ取し、水洗後、エタノールで再結晶
し、黄色結晶の3−ベンゾイルオキシ−6−ハイドロオ
キシ−2−メトキシジベンゾイルメタン5.6gを得る
融  点:  154〜155℃ (C)6−ハイドロオキシ−5−メトキシ−2−フェニ
ル−4H−1−ベンゾピラン−4−オン 3−ベンゾイルオキシ−6−ハイドロオキシ−2−メト
キシジベンゾイルメタン23.1gを濃硫酸24〇−に
加え、完全に溶解させたのち、10分間室温で攪拌する
。反応液を2βの氷水に注ぎ、析出結晶をろ取し水洗す
る。析出結晶をエタノール−水で再結晶し、淡黄色結晶
の6−ハイドロオキシ−5−メトキシ−2−フェニル−
484−ベンゾピラン−4−オン12.8gを得る。
融 点:  189.5〜190℃ 元素分析値’  (C+J+Jnとして)0%   H
% 理論値  71.63   4.51 実測値  71.64   4.39 実施例 2 6−ハイドロオキシ−5〜メトキシ−2−フェニル−4
日−1−ベンゾピラン−4〜オン4゜55 gを乾iア
セトン300 dに溶解し、ヨウ化メチル20m1と無
水炭酸カリウム25 gを加える。この混合物を6.5
時間加熱還流する。反応液をろ過し、ろ液に水を加え、
減圧下でアセトンを留去する。析出結晶をろ取し、水洗
後エタノールで再結晶し、無色結晶の5,6−シメトキ
シー2−フェニル−4H−1−ベンゾピラン−4−オン
3.95gを得る。
融  点:  201〜202.5℃ 元素分析値=(C1□H1404として)0%   H
% 理論値  72.33   5.00 実測位  72゜35   4.93 実施例 3 5、6− シハイトロオキシー2−フェニル−4H−1
−ベンゾピランー4−オン 6−ハイドロオキシ−5−メトキシ−4H−1−ベンゾ
ピラン−4−オン1.0g、酢酸30mAおよび濃塩酸
30mAの混合物を2.5時間加熱還流する。反応液を
氷水に注ぎ、析出結晶をろ取し、水洗し、エタノール−
水で再結晶すると、黄色結晶の5.6−ジハイドロオキ
シー2−フェニル−48−1−ベンゾピラン−4−オン
0.63gが得られる。
融  点 :   189.5 〜190.5℃元素分
析値’  (C+sfl+oLとして)0%   H% 理論値  70.86   3.96 実測値  70.81   3.80 実施例 4 5.6−シメトキシー2−フェニル−4H−1−ベンゾ
ピラン−4−オン470mg、酢酸20mf2および濃
塩酸20屁の混合物を2時間加熱還流する。反応液に氷
水を加え、析出結晶をろ取し、エタノールで再結晶して
黄色結晶の5−ハイドロオキシ−6−メトキシ−2−フ
ェニル−4H−1−ベンゾピラン−4−オン350mg
を得る。
融  点+   129.5 〜131℃元素分析値’
  (CI6HI204として)0%   H% 理論値  71.63   4.51 実測値  71.44   4.43 実施例 5 骨吸収抑制作用 骨吸収抑制作用を「組織培養応用研究法」ページ111
〜114(山根績、遠藤浩良絹集、ソフトサイエンス社
出版、 1985年)記載の方法に従い測定した。
貯部10〜11日の鶏胚大腿骨を摘出し、骨に付着する
柔組織をよく取り除いた後、本発明の2−フェニル−4
H−1−ベンゾピラン−4−オン誘導体を添加したフェ
ノールレッドを含有しないBGJb−H1l12培養液
(以下培養液という)1mj2を用いて37℃で1日間
回転培養法により前培養を行う。なお、本発明の化合物
はジメチルスルホキサイドに溶解させた溶液を直接培養
液に1000倍希釈し、10−4モル濃度とする。
翌日、新鮮な培養液に45CaC12をlμci/r+
+j!の濃度に溶解し、前培養した鶏胚大腿骨をその1
+nj2に浸漬し、37℃にて2時間振盪培養する。こ
れにより培養骨中の骨塩は45(”aで標識される。培
養終了後ただちにあらかじめ37℃に加温しておいたリ
ン酸緩衝生理食塩水で培養骨を洗浄して骨に付着してい
る4SCaを取り除く。この4SCaの標識培養骨を再
び培養液で回転培養法(10回回転時)により前培養を
行う。12.24.48.72時間ごとに培養液から正
確に一定量の培養液を分取し、同時に残りの培養液を捨
て、新しい培養液を加える。分取した培養液中の45C
a放射活性を液体シンチレーションカラターで測定し、
全培養液中の45 (: aの放射活性を換算する。培
養終了後、骨組織を1規定塩酸中に1日放置し、全カル
シウムを溶出させ、その放射活性を測定し、培養骨中の
最終残存放射活性とする。
得られた測定値から、最初に骨組織に取り込まれた全放
射活性に対する培養骨中に残存している放射活性の割合
を算出し、24時間以降の培養骨中の放射活性残存減衰
曲線で破骨細胞による骨塩溶出を直線回帰し、得られた
直線の勾配より、培養骨へ沈着した骨塩中のカルシウム
のターンオーバー率を生物学的半減期T%として求める
本発明の化合物群および対照群は各々1群5例で実施し
た。
対照群のT%の値と比較して、本発明の化合物群のTz
O値が大きい値を示した場合、本発明の化合物は骨吸収
抑制作用を有することを示す。本発明の化合物の骨吸収
抑制作用の効力をTy2の値を用い、以下の式により求
める。
結果を以下に示す。
化 合 物    骨吸収抑制作用の効力実施例 6 骨形成促進作用 骨形成促進作用を「組織培養応用研究法」ページ103
〜111(山根績、遠藤浩良絹集、ソフトサイエンス社
出版、 1985年)記載の方法に従い測定した。
断部9日の鶏胚大腿骨を摘出し、骨に付着する柔組織を
よく取り除き、1個体の左右の大腿骨のうち一方を本発
明の2−フェニル−4H−1−ベンゾピラン−4−オン
誘導体群、他方を対照群として用い、培養用平角試験管
の内面に一本ずつ付着させ、これにBGJb−HW2培
溶液(以下培養液という)2m#を加えシリコン栓で密
栓し、37℃で回転培養(10回回転時間)する。本発
明の化合物はジメチルスルホキサイドに溶解後直接培養
液に10−4モル濃度になるよう1000倍希釈する。
1日毎に骨の長さを測定しつつ、新鮮な培養液で交換し
ながら前培養を6日間継続する。
培養終了時に培養骨をリン酸緩衝生理食塩水で洗い、1
規定塩酸中に1日放置して、骨組織からカルシウムを溶
出させ、溶出したCa量をオルトクレゾールフタレイン
によりキレート法で定量する。
本実験は各群6例で実施した。
本発明の化合物の骨形成促進作用の効力を以下の式によ
り求めた。
結果を以下に示す。
化 合 物   骨形成促進作用の効力実施例 7 3週齢のウィスター系雄性ラット20匹を1群10匹ず
つ2群に分け、1群にCa欠乏食を、他の1群にCa欠
乏食と本発明の6−ハイドロオキシ−5−メトキシ−2
−フェニル−411−1−ベンゾピラン−4−オン30
0 mg / kgを与えて2週間飼育し、大腿骨の中
のカルシウムおよびリン景を測定した。
結果を以下に示す。
実施例 8    ゛ 急性毒性 6−ハイドロオキシ−5−メトキシ−2−フェニル−4
日−1−ベンゾピラン−4−オンをCMCにけんだくし
、7週齢ICR系マウス雌雄各10匹を用い、10圓、
2000.3000 mg / kgを経口投与し、7
日間観察した。
いずれの群においても死亡例はなく、中毒症状も認めら
れなかった。
実施例 9 製剤の製造 (a)錠剤 6−ハイドロオキシ−5−メトキシ−2−フェニル−4
H−1−ベンゾピラン−4−オン100 g、乳糖95
 gおよびトウモロコシデンプン40 gを混合し、次
いで5%ハイドロオキシプロピルセルロース水溶液を加
えて練合したのち、乾燥し、乾燥物にカルボキシメチル
セルロースカルシウム8gおよびステアリン酸カルシウ
ムを加え混合したのち、1000錠に成形する。
ら) カプセル剤 6−ハイドロオキシ−5−メトキシ−2−フェニル−4
H−1−ベンゾピラ、ソー4−オン100 g、乳糖3
9 gおよびトウモロコシデンプン35 gを混合し、
さらに混合物にクルクロgを加えて混合したのち、硬カ
プセル1000カプセルに充填する。
〔発明の効果〕
本発明の一般式(I)で表される2−フェニル−4H−
1−ベンゾピラン−4−オン誘導体およびそれらの薬理
学的に許容できる塩は鶏胚大腿骨を用いた試験管内実験
において、強い骨吸収抑制作用と骨形成促進作用を示し
、また、カルシウム欠乏食餌を与えた時に生じるラット
の骨中のカルシウムおよびリン含有量の減少を著しく抑
制する。
従って、本発明の一般式(I)で表される2−フェニル
−4H−1−ベンゾピラン−4−オン誘導体は骨粗畿症
治療剤として有用である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR^1およびR^2は水素原子または炭素原子
    数1〜3のアルキル基である)で表される2−フェニル
    −4H−1−ベンゾピラン−4−オン誘導体またはそれ
    らの薬理学的に許容できる塩を有効成分として含有する
    骨粗鬆症治療剤。
  2. (2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される2−フェニル−4H−1−ベンゾピラン−4
    −オン誘導体またはその薬理学的に許容できる塩を有効
    成分として含有する特許請求の範囲第1項記載の骨粗鬆
    症治療剤。
  3. (3)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される2−フェニル−4H−1−ベンゾピラン−4
    −オン誘導体またはその薬理学的に許容できる塩を有効
    成分として含有する特許請求の範囲第1項記載の骨粗鬆
    症治療剤。
  4. (4)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される2−フェニル−4H−1−ベンゾピラン−4
    −オン誘導体を有効成分として含有する特許請求の範囲
    第1項記載の骨粗鬆症治療剤。
  5. (5)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される2−フェニル−4H−1−ベンゾピラン−4
    −オン誘導体またはその薬理学的に許容できる塩を有効
    成分として含有する特許請求の範囲第1項記載の骨粗鬆
    症治療剤。
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