JPS63156122A - 橋梁用伸縮継手 - Google Patents

橋梁用伸縮継手

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JPS63156122A
JPS63156122A JP30265886A JP30265886A JPS63156122A JP S63156122 A JPS63156122 A JP S63156122A JP 30265886 A JP30265886 A JP 30265886A JP 30265886 A JP30265886 A JP 30265886A JP S63156122 A JPS63156122 A JP S63156122A
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JP
Japan
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expansion joint
pair
plates
elastic member
bridge
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JP30265886A
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Susumu Kuroda
進 黒田
Masahiro Arita
有田 昌宏
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Nitta Corp
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Nitta Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、道路橋等の橋梁の接続に用いる伸縮継手に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、この種伸縮継手には種々の型式のものが考案
されているが、これらは道路橋の橋軸方向に直角にすな
わち横方向に設置するものが大部分である。すなわち、
第3図に示すように、伸縮継手(1)は隣接する道Pr
橋(2)の端部間を接続するために用いられ、車両は伸
縮継手(1)に直交するようにその上を通過する。
ところで、近年、既設道路橋の道路幅を拡大したり、高
速道路の建設の際に本線道路にランプウェイを接続しな
りする場合が多くなっており、これらの場合には伸縮継
手を道路橋の橋軸方向に沿った側縁に設置する必要があ
る。第4図は道路幅を拡大する場合を示しており、既設
道路橋(3)の一方の側縁に拡幅用の道路橋(4)が並
設され、それらの間に伸縮継手(5)が設置されている
このような縦方向に設置する伸縮継手(5)は、横方向
に設置する伸縮継手(1)とは異なった性能・特性が必
要である。横方向の伸縮継手(1)では、車両の重量が
直接作用する時間は非常に短く、また、道路橋(2)の
温度変化に伴う伸縮によって伸縮継手(1)に作用する
力は、はとんど伸縮継手(1)に直角な方向の力のみで
ある。
これに対し、縦方向に設置する伸縮継手(5)では、車
両はほとんど伸縮継手(5)に直交することはなく、そ
の上を斜めに横切ったりそれに平行に走行する。従って
、車両の重量が直接作用する時間が比較的長く、大きな
力が伸縮継手(5)に作用することになるばかりでな(
、その作用の仕方も横方向の伸縮継手(1)とは非常に
異なったものとなる。また、温度変化に伴う道路橋(3
)(4)の変位によって作用する力は、伸縮継手(5)
の長手方向に平行な剪断力とそれに直角な曲げ力、さら
にそれに直角な水平方向の圧縮・引張力であり、この点
についても横方向の伸縮継手(1)とは全く異なってい
る。
このように伸縮継手に要求される性能・特性が非常に異
なっているにも拘らず、従来は縦方向に伸縮継手を設置
する場合にも既存の横方向に設置されるべき伸縮継手を
そのまま流用していた。この結果、強度不足となって破
損することが多く、また破損しなくても寿命が短く耐久
性に問題があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、道路橋の橋軸方向に沿った側縁間
に設置することができ、かつ耐久性に優れた伸縮継手を
提供することにある。
この発明の他の目的は、構造が簡単でかつ廉価であると
共に設置も容易に行える伸縮継手を提供することである
〔問題点を解決するための手段〕
この発明では、相互に接続する2つの橋梁の隣接する側
縁部(11a)  (12a)め各対向面に橋軸方向に
形成された一対の凹溝(23)内に各々固設された一対
の下部プレート (22)と、上記2つの側縁部(11
a)  (12a)の上記凹溝(23)より上方の部分
(26)の対向面に各々固設された一対の上部プレート
(28)と、上記一対の下部プレート(22)間に架設
された弾性部材(24)を設けている。
当該弾性部材(24)は、その両端部を上記一対の下部
プレート(22)に固着していると共に、その上下両面
と上記凹溝(23)の上下両側面との間に隙間を有して
いる。さらに、上記一対の上部プレート(28)は、小
さな隙間(30)をおいて相互に対向している。
〔作用〕
橋梁の隣接する側縁部(11a)  (12a)の凹溝
(23)より上方の部分(26)に固設された一対の上
部プレート(28)は、小さな隙間(30)をおいて対
向しているので、この隙間(30)の上を車両が通行し
ても車両には支障は生じない。
また、弾性部材(24)は、上記側縁部(11a)(1
2a)に橋軸方向に形成された一対の凹溝(23)内に
ある下部プレート(22)に端部を固着しているので、
弾性部材(24)は橋軸方向の剪断力に応じて自由に変
形することができる。さらに、弾性部材(24)の上下
両面と上記凹溝(23)の上下両側面との間には隙間が
あるので、弾性部材(24)は橋軸方向に直角な水平方
向の圧縮・引張力に応じてなんら支障なく変形すること
ができ、また、橋軸を中心とする周方向の曲げ力に対し
ても同様に変形可能である。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいてこの発明の実施例について説
明する。
第1図及び第2図は、この発明に係る伸縮継手を設置し
た状態を示しており、(11)は既設の道路橋、(12
)は拡幅用の道路橋である。道路橋(11)は、並設さ
れた複数の橋脚(13)の上端面に支持パッド(14)
を介して桁(15)を架設し、さらにこの桁(15)の
上端面に支持パッド(16)を介して設置されている。
道路橋(12)も同様にして、上記道路H(11)に沿
ってその側縁付近に並設された複数の橋脚(17)の上
端面に支持パッド(18)を介して桁(19)を架設し
、この桁(19)の上端面に支持パッド(20)を介し
て設置されている。
上記2つの道路橋 (11)  (12)の隣接する側
縁の間には、この発明に係る伸縮継手(21)が設置さ
れているが、この伸縮継手(21)は以下に述べるよう
な構造である。
(22)は一対の下部プレートで、この実施例では帯状
の金属板から形成されており、道路橋(11)(12)
の隣接する側縁部(11a)  (12a)の対向面の
中央付近に橋軸方向に沿って形成された凹溝(23)の
底部に各々取り付けられている。この一対の下部プレー
ト(22)の対向面には、断面矩形の棒状とした弾性部
材(24)の左右の側面が各々固着されている。従って
、弾性部材(24)は2つの下部プレート(22)間に
架設されていることになる。尚、上記下部プレート (
22)の上記凹溝(23)への取り付けは、下部プレー
1− (22)の弾性部材(24)とは反対側の側面を
側縁部(11a)  (12a)に埋設された鉄筋より
なるアンカー(25)に固着することにより、なされて
いる。
上記側縁部(11a)  (12a)の凹溝(23)よ
り上方の部分(26)は、その下方の部分(27)より
も水平方向に突出しており、2つの上方部分(26)の
対向面間の距離は非常に小さくなっている。この上方部
分(26)の対向面と凹溝(23)の上側面には、L字
形に屈曲した帯状の金属板よりなる上部プレート(28
)が取り付けてあり、これら側面全体を覆うようにして
いる。上部プレート(28)の上方部分(26)への取
り付けは、上方部分(26)の対向面に接している側面
を上方部分(26)に埋設された鉄筋よりなるアンカー
(29)に固着することにより、なされている。
2つの上部プレート (28)の対向面の間には、隙間
(30)が形成されており、この隙間(30)には弾性
シール材(31)が充填されている。また、上部プレー
ト(28)の水平部分すなわち凹溝(23)の上側面と
接する部分の端部は、凹溝(23)内において下部プレ
ート(22)の上端縁に当接し、かつ弾性部材(24)
の上面は下部プレート(22)の上端縁より少し下方に
あるので、上部プレート(28)と下部プレート(22
)と弾性部材(24)により囲まれる部分には空間が形
成されている。この空間には、弾性シール材(32)が
充填されている。弾性部材(24)の下面も、下部プレ
ート(22)の下端縁より少し上方にあるので、凹! 
(23)の下側面と弾性部材(24)の間にも隙間が形
成されている。この弾性シール材(32)及び上記の弾
性シール材(31)は、いずれもこの空間や上記隙間(
30)に不純物が侵入するのを防止するためのもので、
ウレタン系、チオコール系のシール材が好ましい。
尚、上部プレート(28)の垂直部分すなわち上方部分
(26)の対向面と接する部分の上端縁は、道路橋(1
1)  (12)の路面と面一となっているが、上記弾
性シール材(31)の上端縁は路面よりも少し低くされ
て、その上に排水用の溝が形成されている。
以上のような構成とした伸縮継手(21)は、長手方向
には適宜長さに仕切られており、設置する際には複数の
伸縮継手(21)をその両端を当接させながら並設する
ことになる。
この伸縮継手(21)は、道路端(11)  (12)
の路面には小さな隙間(30)が形成されているのみで
あるから、車両が伸縮継手(21)上を通過するのにな
んら支障がない・。
また、道路橋(11)  (12)が温度変化によって
相対変位を生じた場合には、弾性部材(24)が弾性変
形するため、この変位を吸収することができる。すなわ
ち、道路’a (11)  (12)に橋軸方向に相対
変位が生じたときには、弾性部材(24)には横軸方向
に剪断力が作用するが、この力に応じて弾性部材(24
)が同方向に変形するので、道路橋(11)  (12
)には大きな力は作用しない。
道路橋(11)  (12)が橋軸方向に直角な水平方
向に相対変位したときは、弾性部材(24)に圧縮また
は引張力が作用するが、この力に応じて弾性部材(24
)が変形し、この力を吸収することができる。道路W 
(11)  (12)が橋軸を中心として周方向に相対
変位した場合、弾性部材(21)には曲げ力が作用する
が、この場合も同様に弾性部材(24)が変形し、この
力を吸収することができる。
尚、以上の場合に弾性シール材(31)  (32)も
弾性変形が可能なので、これらは弾性部材(24)の変
形には悪影響を及ぼすことはない。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、この発明に係る伸縮継
手(21)は、道路橋(11)  (12)の橋軸方向
に沿った側縁部(11a)  (12a)間に設置する
ことができると共に、耐久性に優れたものである、しか
も、必要部品は一対の上部プレート(28)と一対の下
部プレート(22)及び弾性部材(24)のみであって
、構造も非常に簡単であり、かつ廉価に製造しうるちの
である。
さらに、この伸縮継手(21)の設置は、側縁部(11
a)  (12a)に形成した凹溝(23)内に下部プ
レート(22)を固設し、凹溝(23)の上方部分(2
6)の対向面に上部プレート (28)を固設するのみ
でよいので、非常に簡単に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る伸縮継手を道路橋に設置した
状態を示す一部拡大斜視図。第2図は、同全体斜視図。 第3図は、従来の横方向の伸縮継手を設置した道路橋の
平面図。第4図は、縦方向の伸縮継手を設置した道路橋
の平面図。 (11)  (12) ・・・道路橋 (11a)  
(12a)−側縁部(21)・・・伸縮継手   (2
2)・・・下部プレート(23)・・・凹溝     
(24)・・・弾性部材(26)・・・上方部分   
(28)・・・上部プレート(30)・・・隙間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、相互に接続する2つの橋梁の隣接する側縁部(11
    a)(12a)の各対向面に橋軸方向に形成された一対
    の凹溝(23)内に各々固設された一対の下部プレート
    (22)と、上記2つの側縁部(11a)(12a)の
    上記凹溝(23)より上方の部分(26)の対向面に各
    々固設された一対の上部プレート(28)と、上記一対
    の下部プレート(22)間に架設された弾性部材(24
    )から成り、当該弾性部材(24)はその両端部を上記
    一対の下部プレート(22)に固着していると共に、そ
    の上下両面と上記凹溝(23)の上下両側面との間に隙
    間を有しており、さらに上記一対の上部プレート(28
    )は小さな隙間(30)をおいて相互に対向しているこ
    とを特徴とする橋梁用伸縮継手。
JP61302658A 1986-12-17 1986-12-17 橋梁用伸縮継手 Expired - Lifetime JPH0625402B2 (ja)

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JPH0525804A (ja) * 1991-07-18 1993-02-02 Sumitomo Constr Co Ltd 橋梁のエキスパンシヨンジヨイント及び橋梁
CN104975562A (zh) * 2015-07-10 2015-10-14 泉州市洛江区大明鞋厂 一种带导槽的自动清洁式伸缩缝装置的桥梁

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