JPS63152384A - 3環性セファムまたはイソセファム化合物,その製造法および用途 - Google Patents

3環性セファムまたはイソセファム化合物,その製造法および用途

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JPS63152384A
JPS63152384A JP62168247A JP16824787A JPS63152384A JP S63152384 A JPS63152384 A JP S63152384A JP 62168247 A JP62168247 A JP 62168247A JP 16824787 A JP16824787 A JP 16824787A JP S63152384 A JPS63152384 A JP S63152384A
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acid
ester
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JP62168247A
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Inventor
Akira Morimoto
明 森本
Nobuo Cho
展生 長
Noriyoshi Noguchi
野口 典良
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D501/00Heterocyclic compounds containing 5-thia-1-azabicyclo [4.2.0] octane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. cephalosporins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D513/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00
    • C07D513/12Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00 in which the condensed system contains three hetero rings
    • C07D513/14Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Cephalosporin Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、抗菌活性を有する新規な4.11−ジオキソ
−3〜オキサ−8(または7)−チア−1=アザトリザ
イクロ[7,2,0,02,6]ウンデカン=2−カル
ボン酸骨格を有する化合物お」;びそのエステルおよび
塩並びにその製造法、中間体および用途に関するもので
ある。
従来の技術 最近、土壌より分離されたエンベトバクター属およびリ
ゾバクター属に属する新菌種より、ダラム陽性菌および
ダラム陰性菌に対して抗菌活性を示す新規抗生物質TA
N−588(以下rTAN−588Jと略称することも
ある。)が見い出された。更にその誘導体も合成され、
例えば特願昭60−280139に開示されている。
該抗生物質TAN−588は、3〜オキソイソギザシリ
ジン環の窒素原子に5−オキソ−2−テトラヒドロフラ
ンカルボン酸が結合した、従来知られていない全く新し
い骨格を有している。
一方、セファロスポリンは今なお抗生物質として、重要
な位置を占め、特にセフェム骨格の1位。
2位、3位、4位、及び7位への化学修飾が広汎に展開
されている。
一オキソテトラヒドロフラン環がセフェム(またはイソ
セフェム)骨格の二重結合の部位に導入された従来には
見られなかった全く新しい基本骨格を有し、抗菌活性を
示す、化合物を得ることにある。
問題を解決するための手段 本発明者らは、TAN−588の骨格又はその部分構造
を有する種々の化合物について、鋭意研究した結果、T
AN−588の5−オキソテトラヒドロフラン環をセフ
ェム(またはイソセフェム)骨格の二重結合の部位に導
入した3環性セフアム(またはイソセファム)化合物は
、化学的に製造され得、かつ、かくして化学的に製造さ
れた化合物はすぐれた抗菌活性を有することを見い出し
、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、 (1)4,11−ジオキソ−3〜オキザ−8(または7
)−チア−1−アザトリサイクロ[7,2,0,。
02=6]ウンデカン−2−カルボン酸骨格を有する化
合物またはそのエステルまたは塩、 (2)  とりわけ10位に、アミノ基または窒素を介
する有機残基を置換基として有する (1)に記載の骨格を有する化合物、 (3)一般式 [式中、R1は、アミノ基または窒素を介する有機残基
を、R2は水素、メトキシまたはホルミルアミノ基を、
R’、R’およびR5は、同一または異なは異なって水
素または有機残基を示す。)で示される基を、それぞれ
示す。]で表わされる化合物またはそのエステルまたは
塩、 (4)2−オキソ−3〜(2−アゼチジノン−4−イル
)ヂオメチル(またはメチルチオ)グルタル酸骨格を有
する化合物またはそのエステルまたは、2位に脱離基を
有する3〜(2−アゼチンノン−4−イル)チオメチル
(またはメチルチオ)−5〜オキソテトラヒドロフラン
−2−カルボン酸骨格を有する化合物またはそのエステ
ルを閉環反応に付すことを特徴とする4、II−ジオキ
ソ−3〜オキサ−8(または7)−チア−1−アザトリ
ザイクロ[7,2,0,02,6]ウンデカン−2−カ
ルボン酸骨格を有する化合物またはそのエステルまたは
塩の製造法、 (5)2−オキソ−3〜(2−アゼチンノン−4−イル
)チオメチル(またはメチルチオ)グルタル酸骨格を有
する化合物またはそのエステルまたは塩、(6)2位に
脱離基を有する3〜(2−アゼデジノン−4−イル)チ
オメチル(またはメチルチオ)−5−オキソ−テトラヒ
ドロフラン−2−カルボン酸骨格を有する化合物または
そのエステルまたは塩、および (7)4,11−ジオキソ−3〜オキサ−8(または7
)−チア−ニーアザトリサイクロ[7,2,、O,。
02・6]ウンデカン−2−カルボン酸骨格を有する化
合物またはそのエステルまたは塩を含有する抗菌剤、 に関する。
セファム(またはイソセファム)骨格に、5−オキソテ
トラヒドロフラン環が導入された新規4゜II−ジオキ
ソ−3〜才キサ−8(または7)−チア−1−アザトリ
ザイクロ[7,2,0,02・8]ウンデカン−2−カ
ルボン酸骨格を有することを特徴とする本発明化合物の
うち、好ましい化合物は、一般式 [式中、R1はアミノ基または窒素を介する有機残基を
、R2は水素、メトキノまたはポルミルアミノ基を、R
3,R’およびR5は、同一または異なっe  R7 て、水素または有機残基を、Zは1式−5−C−は異な
って水素または有機残基を示す。)で示される基を、そ
れぞれ示す、]で表わされる化合物またはそのエステル
または塩である。
上記一般式中、R1で示される窒素を介する有機残基の
例としては、たとえばアシルアミノ、アルケニルアミノ
、ウレイドおよびチオウレイド、式−Co−CO−NH
−で表わされる基など炭素を介して置換されたアミノ、
チオアミノ、シリルアミノ、リン酸アミノなどが挙げら
れる。
上記アンルアミノにおけるアシルとしては、従来知られ
ているペニンリン誘導体の6位アミノ基に置換している
アンル基、セファロスポリン誘導体の7位アミノ基に置
換しているアンル基等が挙げられる。
該アシルアミノ基の例としては、たとえば式%式% 1式中、R8は水素、アルキル′(本明細書における各
基の説明中、′が付された基は、置換基を有していても
よい場合を示す。)、アルケニル′、ンクロアルキル′
、アリール8.複素環′、アルコキソ8またはアリール
オギシ6を、R9は水素またはアルキル8を示し、R1
1はRr′と環′を形成している場合を含むヵ]で表わ
される基1式 %式%( [式中、R”は水素、アミノ酸残基′、アミノ基の保護
基または式R”  (CH2,)n  C(−A)−(
式中、R”は複素環′、アルコキン8またはアミノ′を
、nは0,1または2を、Aは0またはSをそれぞれ表
わす。)で表わされる基を、R”はアルギル8.アリー
ル8.シクロアルケニル′または複素環8を、それぞれ
表わす。]で表わされる基7式%式% [式中、R13は式R15−C−(式中、R′5はアル
  RIO ギル8、複素環′またはアリール8を、R111は水素
、アルキル′、アルケニル′、ンクロアルキル′。
複素環8または式−R17RI8(式中、RI7はアル
キレン5.シクロアルキレンまたはアルケニレンを、R
”はアリール7、カルボキシ8またはそのエステルまた
はモノまたはジアルキルアミドを、それぞれ表わす、)
で表わされる基を、それぞれ表わす)で表わされる基を
、R”は化学結合手または式−c o −N H−CH
−(式中、R′9はアI9 キル′、アリール7または複素環′を表わす。)で表わ
される基を、それぞれ表わす。]で表わされる基。
式 %式% [式中、R”はアリール8.複素環”またはシクロアル
ケニル′を、R”はヒドロキシ、スルファモイル、スル
ホ、スルホオキシまたはアシルオキシゞをそれぞれ示す
。]で表わされる基。
R22−R”−CR2CONH− [式中、R22はアルキル′、シアノ、アリール8゜ア
リールオキシ′、アルケニレン′複素環8.アミノ8ま
たは式R”’−C(−8)−(式中、R22′はアルコ
キンを示す。)で表わされる基を、R”は化学結合手ま
たは−S−を、それぞれ示す。]で表わされる基等が挙
げられる。また前記ウレイドあるいはチオウレイドとし
ては式 [式中、R”およびR25は、同一または異なって、水
素、アルキル′、アリール′、複素環′またはシクロア
ルキルを、Aは0またはSをそれぞれ示す。]で表わさ
れる基が挙げられる。
また、R13における式R15C−は、式]I o  r+NI RI60−で表わされるンン異性体、式RI5C−で表
わされるアンチ異性体またはR′6−〇 それらの混合物を表わす。
上記R1で示される窒素を介する有機残基の例としての
その他炭素を介して置換されたアミノの例としては、た
とえば式 %式% [式中、R26はアルキル′、アリール′、アルケニル
8または複素環′を示す。]で表わされる基。
式 [式中、R”およびR”は同一または異なってアルキル
8.アリール′またはアルケニル′をそれぞれ示し、R
”とR”とが隣接する窒素原子と共に複素環を形成して
いる場合を含む。]で表わされる基。
式 [式中、R”、R”およびR”は、同一または異なって
、アルキル′、アリール′、アルケニル′をそれぞれ示
し、R29とR”あるいはR”とが隣接する窒素原子と
共に複素環8を形成している場合を含む。]で表わされ
る基がそれぞれ挙げられる。
上記R+で示される窒素を介する有機残基の例としての
アルケニルアミノの例としては、たとえば式 [式中、R32およびR33は同一または異なって、水
素、アルキル′、アリール′、シクロアルキル、アミノ
′または複素環7を示し、R32およびR33が隣接す
る炭素原子と共にシクロアルキル′または複素環′を形
成している場合を含む。]で表わされる基が挙げられる
上記R1で示される窒素を介する有機残基の例としての
チオアミノの例としては、たとえば式R34−3On−
NH− [式中、R”はアルキ)Xまたはアリールゞを、nは0
61または2をそれぞれ示す。]で表わされる基が挙げ
られる。
上記R+で示される窒素を介する有機残基の例としての
シリルアミノの例としては、 たとえば式 [式中、R”、R”およびR”は、同一または異なって
、アルキル2またはアリール7を示し、これらが環状基
を形成している場合を含む。R38は水素またはシリル
′を示す。]で表わされる基が挙げられる。
上記R1で示される窒素を介する有機残基の例としての
リン酸アミノの例としては、 たとえば式 [式中、I(39およびR”は、同一または異なって、
アルキル8.アリール′、アルコキシ′またはアリール
オキシ′を示し、R”とR”が複素環8を形成している
場合を含む。]で表わされる基が挙げられる。
上記R1で示される窒素を介する有機残基の例としての
式−CO−CO−N H−で表わされる基の例としては
、たとえば式 %式% [式中、R″は水素、アルキル′、アルコキシ′、アリ
ール7、アリールオキシ8.複素環8.アミノ′を示す
。]で表わされる基が挙げられる。
上記式中、R1で示される窒素を介する有機残基は、た
とえば分子量500までのものが好ましい。
上記式中のR+で示される基におけるアルキルとしては
、たとえば直鎖状または分枝状の炭素数1〜6のものが
好ましく、その例としてはたとえばメチル、エチル、■
−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、
5ec−ブチル、[−ブチル、1゜1−ジメチルプロピ
ル、n−ペンチル、イソペンチル6n−ヘキシル、イソ
ヘキシルなどが挙げられる。
該アルキル基が有していてもよい置換基としては、たと
えばハロゲン、オキソ、チオキソ、ニトロ。
アミノ(アルキル、アルケニル、シクロアルキル、アリ
ール、アシル、カルバモイル、N−スルホカルバモイル
を置換基として有していてもよい。)、スルホ、シアノ
、ヒドロキシ、カルボキシ(アルキルでエステル化され
ていてもよい。)、シクロアルキル、シクロアルケニル
、アルコキシ(アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、ハロ
ゲン、アリール、シクロアルキル、アルコキシを置換基
として有していてもよい。)、アリール(ハロゲン、ア
ルキル、アルコキシ。
アルキルアミノ、アミノ、カルバモイル、スルホ、アル
キルスルホニル、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、ニ
トロ、アシルオキシ、アラルキルオキシ、スルホオキシ
を置換基として有していてもよい。)、上記のアリール
と同様の置換基を有していてもよいアリールカルボニル
、上記のアリールと同様の置換基を有していてもよいア
リールオキシ、複素環にトロ、オキソ、アリール、アル
ケニレン、ハロゲノアルキル、アルキルスルボニル、ア
ルキル、アルコキシ、アルキルアミノ、アミノ、ハロゲ
ン、カルバモイル、ヒドロキシ、シアノ、カルボ牟シ、
スルホを置換基として有していてもよい。)、アシル(
ヒドロキシ、ハロゲン、アミノ、ニトロを置換基として
有していてもよいアリールカルボニルヒドラジノを置換
基として有していてもよい。)、アシルオキシ、アルコ
キンカルボニル、アルコキシカルボニルオキシ(ハロゲ
ンで置換されていてもよい。)、アシルオキシエトキシ
、アラルキル(アルキル、アルコキシ5ハロゲン、アミ
ノ、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、カルバモイル、スル
ファモイルを置換基として有していてもよい、、)5ア
ラルキルオキン(アシルオキシ、アルキル、アルコキシ
、ハロゲン、アミノ。
ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、カルバモイル、スルファ
モイルを置換基として有していてもよい。)、上記のア
ラルキルと同様の置換基を有していてもよいアラルキル
オキシカルボニル、ヒドロキシスルホニルオキシ、アル
キルスルホニルオキシ、アリールスルボニルオキシ、ア
ルキルスルホニル、アミノスルホニル、アルキルスルフ
ィニル、アリールスルホニル、アルキルスルフィニル、
アルキルチオ(シアノ、ハロゲン、カルボキシ、アルキ
ルアミノ、イミノ。
カルバモイル、アシルアミノを置換基として有していて
もよい、)、アリールチオ、複素環ヂオ(シアノ、ヒド
ロキシ、アミノ、アルキルアミノ、アルキル。
ハロゲン、オキソを置換基として有していてもよい。)
、複素環(ンアノ、ヒドロキシ、アミノ、アルキルアミ
ノ、アルキル、ハロゲン、オキソを置換基として有して
いてもよい。)アルキルチオ、イミノメチルアミノ、イ
ミノエチルアミノ、シリル(アルキル、アリールを置換
基として有していてもよい。)。
上記シリルと同様の置換基を有していてもよいシリルオ
キン、フタルイミド、スクシンイミド、ジアルキルアミ
ノ、ジアルキルアミノカルボニル、アリールカルボニル
アミノ、カルバモイル、カルバモイルオキシ、N−スル
ホカルバモイルオキン、アルギルカルポニルカルバモイ
ルオギシ(ハロゲンで置換されていてもよい。)、アル
コキンイミノ、式は、同一または異なって、水酸基また
はアミノ基を示す。)で表イクされる基などが挙げられ
る。
上記式中、R”で示されるアルキレンとしては、炭素数
1〜6のものが好ましく、その例としてはたとえばメチ
レン、エチレン1トリメチレン、テトラメヂレン、ペン
タメヂレン、ヘキザメヂレンなどが挙げられる。
該アルキレン基が有していてもよい置換基としては、た
とえばハロゲン、アミン、ヒドロキシ、アルコキン、カ
ルボキン、カルバモイル、ノアノ、ニトロなどが挙げら
れる。
上記式中のR1で示される基におけるソクロアルキル、
ンクロアルキルオキシにおけるシクロアルキルあるいは
環を形成しているシクロアルキルとしては、炭素数3〜
8のものが好ましく、その例としてはたとえばシクロプ
ロピル、ンクロブチル、シクロペンデル、ンクロヘキシ
ル、ンクロヘプチル、シクロオクチルなどが挙げられる
該シクロアルキル基が有していてもよい置換基としては
、たとえばハロゲン、二1・口、アミノ、ヒドロキシ、
スルポ、シアノ、カルボキン、オキソ、チオキソなどが
挙げられる。
上記式中の基におけるンクロアルキレンとしては、上記
シクロアルキルがさらにもう一つの結合手をもったもの
が挙げられる。
上記式中のR+で示される基におけるアリール(ary
l)、アリールカルボニル、アリールオキジカルボニル
。アリールオキシおよびアリールチオにおけるアリール
としては、たとえばフェニル、ナフヂル、ビフェニル、
アンスリル、インデニルなどが挙げられる。
該アリール基が有していてもよい置換基としては、たと
えばハロゲン、ニトロ、シアノ、アミノ(アルキル、ア
ルケニル1シクロアルキル、アリールを置換基として有
していてもよい。)、スルホ、メルカプト、ヒドロキシ
、カルボキシ1アンル、スルホオキン、スルファモイル
、カルバモイル、アルギル(アミノ、ハロゲン、ヒドロ
キシ、シアノ、カルボキシを置換基として有していても
よい。)、アルコキン、アラルキルオキシ、アルキルス
ルホンアミド。
メヂレンジオキシ、アルキルスルホニル、アルギルスル
ホニルアミノなどが挙げられる。また、シクロアルキル
と縮合環(例、テトラヒドロナフチル。
インダニル、アセナフチルなど)を形成していてもよい
上記式中のR1で示される基におけるアルコキシとして
は、炭素数1〜6のものが好ましく、その例としては、
たとえばメトキン、エトキシ、n−プロポキシ、i−プ
ロポキシ、n−ブトキノ、1−ブトキシ、t−ブトキシ
、n−ペンヂルオギン、n−へキンルオキンなどが挙げ
られる。
該アルコキシ基が有していてもよい置換基としては、た
とえばハロゲン、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、スルポ
、シアノ、カルボキシ、アリールにトロ、アミノ5ヒド
ロキン、アルキル、アルコキシを置換基として有してい
てもよい。)、シリル(アルキル、アリール、アラルキ
ルを置換基として有していてもよい。)などが挙げられ
る。
」−記式中のR1で示される基におけるアルキルチオと
しては、炭素数1〜6のものが好ましく、その例として
は、たとえばメチルチオ、エチルチオ、n−プロピルチ
オ、i−プロピルチオ、n−ブチルヂオ、i−ブチルチ
オ、n−ペンデルチオ、n−へキンルチオなどが挙げら
れる。該アルキルチオ基が有していてもよい置換基とし
ては、たとえば前記のアルコキシの置換基と同様のもの
が挙げられる。
上記式中のR1で示される基におけるアルケニルとして
は、たとえば炭素数1〜6のものが好ましく、その例と
してはたとえばメチレン、ビニル。
アリル(allyl)、イソプロペニル、1−プロペニ
ル。
2−ブテニル、3〜メチル−3〜ブテニル、1.3〜プ
タジエニル、1.3〜ペンタジェニル、4−ペンテニル
、■、3〜へキサジェニル、エチリデン、プロピリデン
、イソプロピリデン、ブチリデンなどが挙げられる。
該アルケニル基が有していてもよい置換基としては、た
とえばハロゲン、ニトロ、アミノ(アシルを置換基とし
て有していてもよい。)、スルホ、シアノ、ヒドロキシ
、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、アリー
ル(aryl) 、アシルなどが挙げられる。
上記式中のR1で示される基におけるアルケニレンとし
ては、たとえば炭素数2〜6のものが好ましく、その例
としてはたとえばビニレン、1−ブロペニレン22−ブ
テニレン、2−ペンテニレン。
1.3〜ヘキサジエニレンなどが挙げられる。
該アルケニレン基が有していてもよい置換基としては、
たとえばハロゲン、シアノ、カルバモイルなどが挙げら
れる。
」二足式中、R”、R20で表イつされるシクロアルケ
ニルとしては、たとえば炭素数3〜8のものが好ましく
、その例としては、たとえば1−シクロプロペニル、1
−シクロブテニル、■−シクロペンテニル、2−シクロ
ペンテニル、3〜シクロペンテニル、1−シクロへキモ
ニル。2−シクロへキサニル。
3〜シクロへキモニル。1−シクロへブテニル、1゜4
−シクロへキサジェニルなどが挙げられる。
該シクロアルケニル基が有していてもよい置換基として
は、たとえばハロゲン、ニトロ、アミノ。
スルホ5シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイ
ル、スルファモイルなどが挙げられる。
上記式中のR1で示される基における複素環あるいはこ
れらの基が形成している複素環としては、たとえば1個
の硫黄原子、窒素原子または酸素原子を含む5〜7貝複
素環基、2〜4個の窒素原子を含む5〜6員複素環基、
1〜2個の窒素原子および1個の硫黄原子または酸素原
子を含む5〜6員複素環基が挙げられ、これらの複素環
基は2個以下の窒素原子を含む6貝環基、ベンゼン環ま
たは1個の硫黄原子を含む5員環基と縮合していてもよ
い。
上記の複素環基の具体例としては、たとえば、ピラジン
−(1−,3〜または4−イル)、ピリミジン−(2−
,4−または5−イル)、ピラジン−2−イル6ピリダ
ジン−(3〜または4−イル)、ピペラジン−1−イル
、ピペリジン−1−イル、ピラゾール−(1−,3〜ま
たは4−イル)、4H−ピラン−3〜イル、4H−チオ
ピラン−3〜イル、チアゾール−(2−,4−または5
−イル)、イソチアゾール−(3〜,4−または5−イ
ル)、オキサゾール−(2−14−または5−イル)、
イソオキサゾール−(3〜14−または5−イル)、ピ
リド[2,,3〜cl]ピリミジン−(2−,3〜,4
−,5−または7−イル)。
ベンゾ[1、2−b]−’ 4. H−ピラン−3〜イ
ル、1゜8−ナフチリジン(2−,3〜,4−,5−,
6−または7−イル)、、 I 、 7−ナフチリジン
−(2,−,3〜、4−.5−.6−または7−イル)
、1.6−ナフチリジン−(2−,3〜,4〜、5−、
.7−または8−イル)、]、]5−ナフチリジンー2
−.3〜.4−。
6−17−または8−イル)、2,7−ナフチリジン−
(1−,3〜,4−,5−,6−または8−イル)。
2.6−ナフチリジン−(1−,3〜,4−、,5−,
7−または8−イル)、キノリン−(2−,3〜,4,
−。
5−.6−.7−または8−イル)、チェノ[2,3〜
b]ピリジン−(2−または3〜イル)、テトラゾール
−(1−または5−イル)、、 1 、、3 、5−チ
アジアゾール−(2−または4−イル)、1,3.5−
オキサジアゾール−(2−または4−イル)、トリアジ
ン−2−イル、1,2.3〜トリアゾール−(4−また
は5−イル)、1,3.5−トリアゾール−(2−また
は5−イル)、チオフェン−(2−または3−イル)、
ピロール−(1−92−または3〜イル)、フラン−(
2−または3〜イル)、ピロリジン−1−イル、イミダ
ゾリジン−(1−,2−または4−イル)、ジチェタン
−2−イル、テトラヒドロフラン−(2−,3〜または
4−イル)、テトラヒドロフラン=(1−または3〜イ
ル)、ベンゾ[1,2−b]ヂオフェン−(2−または
3〜イル)、インドール〜(l−12−または3〜イル
)、イソインドリジン−(1−42−または3〜イル)
などが挙げられる。
該複素環基が有していてもよい置換基としては、たとえ
ばアミノ(アシル、ハロゲン置換アルキルアシル、フェ
ニル、アルキルを置換基として有していてもよい。)、
ハロゲン、ニトロ、スルホ、シアノ、ヒドロキシ、カル
ボキシ、オキソ、チオキソ、C+−+oアシルル[アリ
ール、ハロゲン、アミノ、ヒドロキシ。
カルボキシ、アルコキシ、アルキルスルホニル、ジアル
キルアミノ、ホスホノ基(アルキルを置換基として有し
ていてもよい。)を置換基として有していてもよい。]
、シクロアルキル、アルコキン(ハロゲン、ヒドロキシ
を置換基として有していてもよい。)、炭素数1〜4の
アンル、アリール(ハロゲン。
ニトロ、アルキル、アルコキシ、アミノ、スルホ、ヒド
ロキシ、シアノを置換基として有していてもよい。)、
オキソ、チオキソ、アミノ酸残基−チオ(アミノ酸残基
の例としては、後述のそれらと同様のものが挙げられる
。)、C+−+。アルキルチオ[アリール、ハロゲン、
アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ。
アルコキン、アルキルスルホニル、ジアルキルアミノ、
リン酸(アルキルを置換基として有していてもよい。)
を置換基として有していてもよい。コ、複素環(アルキ
ル、アルコギン、ハロゲン、ニトロ、シアノ、カルボキ
ン、ポルミル、アルキルスルホニルを置換基として有し
ていてもよい。)5式R44−CH= N〜[式中、R
”は、複素環(アルキル、アルコキシ、ハロゲン、ニト
ロ、ンアノ、ヒドロギシ。
カルボキン、ホルミル、アルキルスルホニルを置換基と
して有していてもよい。)を示す。]で表わされる基な
どが挙げられる。
上記式中、R8がR9と共に形成する環としては、たと
えばフタロイル、スクシニル、マレオイル、シトテコノ
イル。グルタリル、アジポイルなどと共に形成する環が
挙げられ、また、形成する環としては、たとえば2.2
−ジメチル−5−オキソ−4−フェニル−イミダゾリジ
ンなども挙げられる。
該環状基が有していてもよい置換基としては、たとえば
ハロゲン、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、スルポ、シア
ノ、カルボキシなどが挙げられる。
上記式中のR1で表わされる基におけるアシルオキシに
おけるアシルとしては、たとえば炭素数1〜4のものが
好ましく、その例としてはたとえばホルミル、アセチル
、プロピオニル、ブチリル、イソブチリルなどが挙げら
れ、その置換基としてはたとえばアルキル(アミノ、ハ
ロゲン、シアノ、アルコキシ、カルボキシ、ヒドロキシ
を置換基として有していてもよい。)などが挙げられる
上記式中、RIoで示されるアミノ酸残基としては、た
とえばグリシル、アラニル、バリル、ロイシル、イソロ
イシル、セリル、スレオニル、システイニル、シスチル
、メチオニル、α−またはβ−アスパラギル、α−また
はγ−グルタミル、リジル、アルギニル、フェニルアラ
ニル、フェニルグリシル、チロシル、ヒスデジル、トリ
プトファニル、プロリルなどが挙げられる。
該アミノ酸残基が有していてもよい置換基としては、た
とえばハロゲン、ヒドロキン、スルホ、カルボキシ、シ
アノ、アルキルアミノ、アラルキルオキシカルボニル、
アラルキルオキシ、グアニジノなどが挙げられる。
上記式中、R”で示されるアミノ基の保護基としては、
たとえばβ−ラクタムおよびペプチド合成の分野でこの
目的に用いられるものが便宜に採用される。たとえばフ
タロイル、4−ニトロベンゾイル、4−tert−ブチ
ルベンゾイル、 4− tert −ブチルベンゼンス
ルホニル、ベンゼンスルボニル。
トルエンスルホニル等の芳香族アシル基、たとえばホル
ミル、アセデル、プロピオニル、モノクロロアセチル、
ジクロロアセチル、トリクロロアセデル。
メタンスルホニル、エタンスルホニル、トリフルオロア
セデル、マロニル、スクシニル等の脂肪族アシル基、た
とえば、メトキシカルボニル、エトギンカルボニル、t
−ブトキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、2
−シアノエトキシカルボニル、2゜2.2−トリクロロ
エトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、4−
ニトロベンジルオキシカルボニル、4−メトキシベンジ
ルオキシカルボニル、ジフェニルメチルオキシカルボニ
ル、メトキシメチルオキシカルボニル、アセチルメチル
オキシカルボニル、イソボルニルオキシカルボニル、フ
ェニルオキシカルボニル等のエステル化されたカルボキ
シル基、(ヘキサヒドロ−IH−アゼピン−1−イル)
メチレン等のメチレン基、2−アミノ−2−カルボキシ
エチルスルホニル等のスルホニル基。
さらに、例えば、トリデル、2−ニトロフェニルチオ、
ベンジリデン、4−ニトロベンジリデン、ジもしくはト
リアルキルシリル、ベンジル、4−ニトロベンジル等の
アシル基以外のアミノ基の保護基が挙げられる。該保護
基の選択は本発明においては特に限定されるものではな
いが、特にモノクロロアセデル、ベンジルオキシカルボ
ニル、4−メトキシベンジルオキシカルボニル、4−ニ
トロベンジルオキシカルボニルが好ましい。
上記式中のR1で表わされる基における置換基を有して
いてもよいカルボキシ基における置換基としては、β−
ラクタムおよびペプチド合成の分野で、通常カルボキシ
ル基の保護基として用いられるものなどが好ましく、た
とえば、アルキル(ハロゲン、シアノ、ヒドロキシを置
換基として有していてもよい。)、アリール(アルキル
、アルコキシ。
ハロゲン、ヒドロキシ、アシルオキシ、スルホ、ニトロ
、シアノ、スルファモイルを置換基として有していても
よい、、)、上記アリールと同様な置換基を有していて
もよいアラルキル、シリル(アルキル、アリール、アラ
ルキルを置換基として有していてもよい。)1複素環(
アミノ、アルキルアミノ、スルファモイル、カルバモイ
ル、ハロゲン、シアノ、ニトロを置換基として有してい
てもよい。)、アミノ(アルキル、了り−ル、ンクロア
ルキル、スルポまたはアラルキルを置換基として有して
いてもよい。また、該アミノ基中の窒素と共に、5〜6
貝複素環を形成してもよい。)などが挙げられる。特に
ベンジルオキシカルボニル、4−ニトロベンジルオキシ
カルボニル等が、カルボキシル保護基としては好ましい
上記式中、R18で示されるカルボキシのエステルにお
けるエステルとしては、たとえば炭素数1〜6のアルキ
ルエステルが挙げられ、その具体例としては、たとえば
メチルエステル、エチルエチル、プロピルエステル、n
−ブチルエステル、イソブチルエステル、tert−ブ
チルエステルなどが挙げられる。
上記式中のR1で表わされる基における置換基を有して
いてもよいアミノにおける置換基としては、たとえば、
アミジン、イミノメチル、イミノ(アリール置換)メチ
ル。グアニジルカルボニル、複素環′(前記の複素環と
同様の置換基を有してぃてもよい。)、イミノ(複素環
で置換されていてもよい、)メチル、アルキルカルボニ
ル、アリールカルボニル、ヒドロキシアルキル、アルキ
ルなどが挙げられる。
上記式中のR1で表わされる基における置換基を有して
いてもよいシリルにおける置換基としては、たとえばア
ルキル、アリール、アラルキルなどが挙げられる。
上記R35,R31″、R37は、R38と環状基を形
成してもよく、その例としてはたとえば、2.5−シシ
リルアザシクロペンヂルなどが挙げられ、これらはたと
えばアルキル、アリールなどの置換基を有していてもよ
い。
上記置換基の説明におけるハロゲンとしては、たとえば
塩素、臭素、フッ素、ヨウ素が挙げられる。
上記置換基の説明におけるアルキルとしては、特記して
いない限り炭素数1〜10、さらにI〜6、またさらに
1〜4のものが好ましく、その例としてはたとえば、メ
チル、エチル、n−プロピル。
j−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、t−ブチル。
5ec−ブチル、n−ペンチル、イソペンデル、n−ヘ
キシル、イソヘキシル、ヘプヂル、オクヂル、ノニル。
アシルなどが挙げられる。
上記置換基としてのシクロアルキルとしては、特記して
いない限り炭素数3〜6のものが好ましく、その例とし
てはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンデル、
シクロヘキシルなどが挙げられる。
上記置換基としてのアルコキシとしては、特記していな
い限り炭素数1〜4のものが好ましく、その例としては
たとえばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ51−プ
ロポキシ、n−ブトキシ、i−ブトキシ、t−ブトキシ
などが挙げられる。
上記置換基としてのアリールとしては、たとえばフェニ
ル、ナフチルなどが挙げられる。
上記置換基としての複素環としては、前記した複素環と
同様のものが挙げられる。
上記置換基としてのアシルとしては、特記していない限
り炭素数1〜6さらに1〜4のものが好ましく、たとえ
ばポルミル、アセデル、プロピオニル、ブヂリル、イソ
ブチリル、バレリル、イソバレリル、ピバロイル、ヘキ
サノイルなどが挙げられる。
上記置換基としてのアラルギルとしてはたとえばベンジ
ル、フェネチル。フェニループロピルなどが挙げられる
上記置換基としてのアルケニルとしては、前記したアル
ケニルと同様のものが挙げられる。
上記置換基としてのアミノ酸残基としては、前記したR
12で示されるアミノ酸残基と同様のものが挙げられる
上記置換基としてのアミノ基中の窒素と共に形成してい
る5〜6貝複素環としては、たとえばピペリシンン、ピ
ロリジン、イミダゾリジン、モルホリン、ピペラジンな
とが挙げられる。
上記各基並びに、下記する8をイリシた置換されていて
もよい各基にお0る置換基の数は、1〜3個であること
が好ましい。
更に、アルキル8.アルケニル8.ンクロアルキル′、
アルコキシ′、アリ口キン′、シクロアルケニル8.ア
ルキレン9.シクロアルキレン”、アリール2.アリー
ルオキン′、複素環′、カルボキシル8等が有していて
もよい置換基のうも、とりわけ、ハロゲン、アミノ、ヒ
ドロキシ、カルボキシ、シアノおよびニトロが好ましい
。アリール8.アリールオキシ′、複素環′およびカル
ボキシル8の置換基としては、このほかに、アルキル、
アルコキン、ハロゲン置換アルキルアシルアミノ、アル
キルアミノも好ましい。アミノ酸残基“の置換基のうち
では、とりわけ、ハロゲン、アルキルアミノ。
ヒドロキシ、カルボキシが、アミノ基7の置換基のうち
では、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、アル
ギルが特に好ましい。また、アシルオキシの置換基とし
ては、アルキルの置換基としてとりわけ好ましい例とし
て、上に挙げた置換基によって置換されていてもよいア
ルキルが挙げられる。
上記のアシル基において、式R”−CO−N−で表わさ
れるアシルアミノ基の具体例としては、たとえば3〜(
2,6−ジクロロフェニル)−5−メチルイソキサゾー
ル−4−イル−カルボニルアミノ、4−エチル−2,3
〜ジオキソ−1−ピペラノノ力ルポニルアミノ、3〜フ
ェニル−5−メチルイソキサゾール−4−イル−カルボ
ニルアミノ。
3〜(2−クロロフェニル)−5−メチルイソキサゾー
ル−4−イル−カルボニルアミノ、3〜(2−クロロ−
6−フルオロフェニル)−5−メチルイソキザゾールー
4−イルーカルボニルアミノ、ニコチニルアミノ、ベン
ゾイルアミノ、4−ブロモベンゾイルアミノ、2,6−
シメトキシベンゾイルアミノ、ホルミルアミノ、アセチ
ルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ、イソ
ブチリルアミノ。
ピバロイルアミノ、メトキシカルボニルアミノ、ペンジ
ルオキシカルホニルアミノ、1−アミノーンクロヘキシ
ルカルボニルアミノ、2−アミノ−シクロヘキシルカル
ボニルアミノ、3〜エトキシナフトイルアミノ、2−(
2−アミノ−4−チアゾリル)−2−エチリデン−アセ
デルアミノ、2−(2−アミノ−4−デアゾリル)−2
−クロロメチレシーアセチルアミノ。フタルイミド、ス
クンンイミド、1,2−ンクロヘキザンジ力ルボキンイ
ミド。
2−(トリメデルシリル)エトキンカルボニルアミノ、
2,2−ジメチル−5−オキソ−4−フェニル−イミダ
ゾリジン、4−(カルバモイルカルボキンメチレン)−
1,3〜ジチェタン−2−イル−カルボニルアミノなど
が挙げられる。
式R1°−NH−CH−Co−NH−で表わさR目 れるアンルアミノの基の具体例としては、たとえばD−
アラニルアミノ、N−カルポベンゾギシーγ−D−グル
タミル−D−アラニルアミノ、D−フェニルグリシル−
D−アラニルアミノ、N−カルボベンゾキシ−D−アラ
ニルアミノ、N−カルボベンゾキシ−D−フェニルグリ
シルアミノ、D−アラニル−D−フェニルグリシルアミ
ノ、γ−D−グルタミルーD−アラニルアミノ、2−(
4−エチル−2,3〜ジオキソ−I−ピペラジノカルボ
キサミド)−2−フェニルアセチルアミノ、2−(4−
ンクロへキシル−2,3〜ジオキソ−1−ピペラジノカ
ルボキサミド)−2−フェニルアセチルアミノ、2−(
4〜エチル−2,3〜ジオキソ−I−ピペラジノカルボ
キサミド)−2−(4−スルホキシフェニル)アセチル
アミノ、N−(4−エチル−2,3〜ジオキソー1−ピ
ペラジノカルボニル)−D−アラニルアミノ、N−(4
−エヂルー2゜3〜ジオキソ−■−ピペランノカルボニ
ル)−D−フェニルグリシルアミノ、2−(2−アミノ
−4−チアゾリル)−2−(4−エチル−2,3〜ジオ
キソー1−ピペランノカルボキサミド)アセデルアミノ
、2−(4−ヒドロキシ−6−メチルニコチンアミド)
−2−フェニルアセチルアミノ、2−(4−ヒドロキシ
−6−メチルニコチンアミド)−2=(4−ヒドロギン
フェニル)アセチルアミノ、2− [5、8−ノヒドロ
ー2−(4−ホルミル−l−ピペラジニル)−5−オキ
ソピリド[2,3〜d]ピリミジン−6−カルボキサミ
ド)−2−フェニルアセチルアミノ、2−(3,5−ジ
オキソ−1,2゜4−トリアジン−6−カルボキサミド
)−2−(4−ヒドロキシフェニル)アセチルアミノ、
2−(3〜フルフリデンアミノ−2−オキソイミダゾリ
ジン−1−カルボキサミド)−2−フェニルアセデルア
ミノ、2−(クマリン−3〜カルボキサミド)=2−フ
ェニルアセチルアミノ、2−、(4−ヒドロキシ−7−
メチル−1,8−ナフチリデン−3〜カルボキサミド)
−2−フェニルアセチルアミノ。
2−(4−ヒドロキシ−7−ドリフルオロメチルキノリ
ンー3〜カルボキサミド)−2−フェニルアセチルアミ
ノ、N−[2−(2−アミノ−4−チアゾリル)アセチ
ル]−D−フェニルグリシルアミノ、2−(6−ブロモ
−1−エチル−1,4−ジヒドロー4−オキソチエノ[
2,3〜bコピリジン−3〜カルボキサミド)−2−フ
ェニルアセデルアミノ、2−(4−エチル−2,3〜ジ
オキソ−1−ピペラジノカルボキサミド)−2−チェニ
ルアセチルアミノ、2’−(4−n−ペンデル−2,3
〜ジオキソ−I−ピペラジノカルボキサミド)−2−チ
ェニルアセチルアミノ、2−(4〜n−才クチル−2゜
3〜ジオキソ−1−ピペラジノカルボキサミド)−2−
チェニルアセデルアミノ、2−(4−シクロヘキシル−
2,3〜ジオキソ−1−ピペラジノカルボキサミド)−
2−チェニルアセデルアミノ、2−[4−(2−フェニ
ルエチル)−2,3〜ジオキソ−1−ピペラジノカルボ
キザミド]−2−チェニルアセチルアミノ、2−(3〜
メチルスルホニル−2−オキソイミダゾリジン−ニーカ
ルボキサミド)−2−フェニルアセチルアミノ、2−(
3〜フルフリデンアミノ−2−才キソイミダゾリジン−
1−カルボキサミド)−2−(4−ヒドロキシフェニル
)アセチルアミノ、2−(4−エチル−2,3〜ジオキ
ソ−1−ピペラジノカルボキサミド)−2−(4−ベン
ジルオキシフェニル)アセチルアミノ、2−(4−エチ
ル−2,3〜ジオキソ−I−ピペラジノカルボキサミド
)−2−(4−メトキンフェニル)アセチルアミノ、2
−(8−ヒドロキン−I、5−ナフチリジン−7−カル
ボキサミド)−2−フェニルアセデルアミノ、2−(2
−アミノ−4−チアゾリル)−2−ホルムアミドアセチ
ルアミノ、2−(2−アミノ−4−デアゾリル)−2−
アセトアミドアセチルアミノ、2−フェニル−2−ウレ
イドアセデルアミノ、2−フェニル−2−スルポウレイ
ドアミノ、2−チェニル−2−ウレイドアセチルアミノ
、2−アミノ−3〜スルファモイルプロピオニルアミノ
、2−アミノ−2−(IH−インドール−3〜イル)ア
セチルアミノ、2−アミノ−2−(3〜ベンゾ[b]チ
ェニル)アセデルアミノ、2−アミノ−2−(2−ナフ
チル)アセチルアミノ、D−フェニルグリシル、D−2
−アミノ−(4−ヒドロキシフェニル)アセチルアミノ
、D−2−アミノ−2−(1,4−シクロへキサジェニ
ル)アセチルアミノ、D−2−アミノ−2−(1−シク
ロへキサニル)アセチルアミノ、D−2−アミノ−2−
(3〜クロロ−4−ヒドロキシフェニル)アセデルアミ
ノ、2−ヒドロキシメチルアミノ−2−フェニルアセチ
ルアミノ、2−(1−シクロへキサニル)−2−(4−
エチル−2,3〜ジオキソ−1−ピペラジノカルボキサ
ミド)アセチルアミノ、N−[2−(4−エチル−2,
3〜ジオキソー1−ピペラジノカルボニル)]−]D−
スレオニルアミノ2−グアニルカルボキサミド−2−フ
ェニルアセデルアミノ、2−(4−エチル−2,3〜ジ
オキソ−1−ピペラジノカルボキサミド−2−(3,4
−ジヒドロキシフェニル)アセチルアミノ、2−(4−
カルボキシ−5−イミダゾリルカルボキサミド)−2−
フェニルアセチルアミノ、2−アミノ−2−(3〜メチ
ルスルホンアミドフェニル)アセチルアミノなどが挙げ
られる。
式R13〜R”−Co−NH−で表わされるアンルアミ
ノ基の具体例としては、たとえば、N −[2−(2−
アミノ−4−チアゾリル)−2−メトキシイミノアセデ
ル]−D−アラニルアミノ、N−[2−(2−アミノ−
4−デアゾリル)−2−メトキシイミノアセチル]−D
−フェニルグリシルアミノ。
2−(2−アミノ−4−デアゾリル)−2−[2−(2
−アミノ−4−チアゾリル)−2−メトキシイミノアセ
トアミド]アセデルアミノ、2−(2−クロロアセトア
ミド−4−デアゾリル)−2−メトキシイミノアセチル
アミノ、2−(2〜アミノ−4−チアゾリル)−2−メ
トキシイミノアセデルアミノ、2−(2−アミノ−4−
チアゾリル)−2−エトキシイミノアセチルアミノ、2
−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2−イソプロポキ
シイミノアセチルアミノ、2−(2−アミノ−4−チア
ゾリル)−2−ブトキシイミノアセチルアミノ、2−(
2−アミノ−4−チアゾリル)−2−シクロプロピルメ
チルオキシイミノアセチルアミノ、2−(2−アミノ−
4−チアゾリル)−2−ベンジルオキシイミノアセチル
アミノ、2−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2−ア
リルオキシイミノアセチルアミノ、2−(2−アミノ−
4−チアゾリル)−2−[(1−メチル−I−カルボキ
シエチル)オキシイミノコアセチルアミノ、2−(2−
アミノ−4−チアゾリル)−2−[(1−メチル−1−
メトキシカルボニルエチルオキシイミノアセチルアミノ
、2−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2−[1−(
4−ニトロベンジルオキシカルボニル)−1−メチルエ
トキシイミノ)]アセチルアミノ、2−(2−アミノ−
4−デアゾリル)−2−カルボキシエチルオキシイミノ
アセチルアミノ、2−(2−アミノ−4−チアゾリル)
−2−カルボキシエチルオキシイミノアセチルアミノ、
2−、(2−アミノ−4−デアゾリル)−2−カルボキ
シエチルオキシイミノアセチルアミノ、2−(2−アミ
ノ−4−チアゾリル)−2−メトキシカルボニルエチル
オキシイミノアセチルアミノ、2−(2−アミノ−5−
クロロ−4−チアゾリル)−2−メトキシイミノアセチ
ルアミノ、2−、(2−アミノ−5−ブロモ−4−チア
ゾリル)−2−メトキシイミノアセチルアミノ、2−(
2−アミノ−4−チアゾリル)−2−オキシイミノアセ
デルアミノ、2−チェニル−2−メトキンイミノアセデ
ルアミノ、2−フリル−2−メトキンイミノアセチルア
ミノ、2−(+、、2.4−チアンアゾールー3〜イル
)−2−メトキシイミノアセチルアミノ、2−(1,,
2,4−チアジアゾール−5−イル)−2−メトキシイ
ミノアセチルアミノ、2−(1,3,4−チアジアゾリ
ル)−2−メトキシイミノアセチルアミノ、2−(4−
ヒドロキシフェニル)−2−メトキシイミノアセチルア
ミノ、2−フェニル−2−メトキシイミノアセデルアミ
ノ、2−フェニル−2−オキシイミノアセチルアミノ、
2−[4,−(γ〜D−グルタミルオキシ)フェニルノ
ー2−オキシイミノアセチルアミノ、2−[4−(3〜
アミノ−3〜カルボキンプロポキシ)フェニル]−2−
オキシイミノアセチルアミノ、2−チェニル−2−オキ
シイミノアセチルアミノ、2−(5−アミノ−1,2,
4−チアジアゾール−3〜イル)−2−メトキシイミノ
アセチルアミノ、2−(5−アミノ−1,2,4−デア
ジアゾール−3〜イル)−2−エトキシイミノアセデル
アミノ、2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾー
ル−3〜イル)−2−カルポキシメチルオキシイミノア
セチルアミノ、2−(5−アミノ−1,2,4−デアジ
アゾール−3〜イル)−2−[(1−メチル−1−カル
ボキンエチル)オキシイミノアセチルアミノ、2−(2
−アミノ−4−チアゾリル)−2−(2−アミノ−2−
カルボキシ)エチルオキシイミノアセチルアミノ、1−
(2−アミノ−4−チアゾリル)−2−(ジメチルアミ
ドメチルオキシイミノ)アセチルアミノ、2−(2−ア
ミノ−4−チアゾリル)−2−(3,4−ジアセトキシ
−ベンゾイルオキシイミノ)アセチルアミノ、2−(2
−アミノ−4−デアゾリル)−2−(1−カルボキシー
シクロプロビルオキンイミノ)アセチルアミノ、2−(
2−アミノ−4−チアゾリル)−2−(]−]カルポキ
シーシクロブチルオキシイミノアセチルアミノ、2−(
2−アミノ−4−デアゾリル)−2−(2−イミダゾリ
ルメチルオキシイミノ)アセデルアミノ、2−(2−ア
ミノ−4−チアゾリル)−2−(2−メチル−4−二ト
ローl−イミダゾリルエチルオキシイミノ)アセチルア
ミノ、2−(2−アミノ−4−デアゾリル)−2−(3
〜ピラゾリルメチルオキシイミノ)アセデルアミノ、2
−(2−アミノ−4−デアゾリル)−1−(IH−テト
ラゾール−5−イル−メチルオキシイミノ)アセチルア
ミノ、2−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2−(2
−オキソ−3〜ピロリジニルオキシイミノ)アセチルア
ミノ、2−[2−(2−アミノ−2−カルボキンエチル
ヂオ)]−]4−チアゾリルー2−メトキシイミノアセ
デルアミノ2−(2−チオキソ−4−チアゾリジニル)
−2−メトキシイミノアセチルアミノなどが挙げられる
式R”−CH−GO−NH−で表イつされるR” アシルアミノ基の具体例として、たとえば2−フェニル
−2−スルポアセチルアミノ、2−ヒドロキシ−2−フ
ェニルアセチルアミノ、2−フェニル−2−スルファモ
イルアセデルアミノ、2−カルボキシ−2−フェニルア
セデルアミノ、2−(4〜ヒドロキシフエニル)−2−
カルボキシアセチルアミノ、2−フェノキシカルボニル
−2−フェニルアセチルアミノ、2−フェニル−2−ト
リルオキシカルボニルアセデルアミノ、2−(5−イン
ダニルオキシカルボニル)−2−フェニルアセデルアミ
ノ、2−ホルミルオキシ−2−フェニルアセチルアミノ
、2−アラニルオキシ−2−フェニルアセチルアミノ、
2−カルボキシ−2−チェニルアセチルアミノ、1−(
2−メチルフェノキシカルボニル)−2−チェニルアセ
チルアミノ、2−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2
−ヒドロキシアセチルアミノ、2−[4−(2−アミノ
−2−カルボキシエトキシカルボキサミド)フェニル]
−2=ヒドロキシアセデルアミノなどが挙げられる。
式R”−R”−CH2−Co−NH−で表わされるアシ
ルアミノ基の具体例としては、たとえば、シアノアセデ
ルアミノ、フェニルアセデルアミノ。
フェノキシアセデルアミノ、トリフルオロメチルチオア
セチルアミノ、シアノメチルチオアセチルアミノ、ジフ
ルオロメチルヂオアセチルアミノ、IH−テトラゾリル
−I−アセデルアミノ、チェニルアセチルアミノ、2−
(2−アミノ−4−チアゾリル)アセデルアミノ、4−
ピリジルチオアセチルアミノ、2−チェニルチオアセチ
ルアミノ、3.5−ジクロロ−1,4−ジヒドロ−4−
オキソピリジン−1−アセチルアミノ、β−カルボキシ
ビニルチオアセデルアミノ、2−(2−アミノメチルフ
ェニル)アセデルアミノ、2−クロロアセチルアミノ。
3〜アミノプロピオニルアミノ、(2−アミノ−2−カ
ルボキシ)エチルチオアセデルアミノ、4−アミノ−3
〜ヒドロキシブヂリルアミノ、2−カルボキシエヂルチ
オアセチルアミノ、2−ペンジルオキシカルボニルアミ
ノ−アセチルアミノ、β−カルバモイル−β−フルオロ
ビニルチオアセチルアミノ、2−(1−イソプロピルア
ミノ−■−イソプロビルイミノメチルチオ)アセデルア
ミノ、2−[1−(2−ジメチルアミノエチル)−1H
−テトラゾール−5−イル−チオコアセチルアミノ、2
−(I−メチル−1,3,5−トリアゾール−2−イル
)アセチルアミノ、2−(4−シアノ−3〜ヒドロキシ
−5−イソチアゾリールチオ)アセデルアミノなどが挙
げられる。
Δ 具体例としては、たとえばカルバモイルアミノ。
メチルアミノカルボニルアミノ、エチルアミノカルボニ
ルアミノ、t−ブチルアミノカルボニルアミノ、イソブ
チルアミノカルボニルアミノ、ジメチルアミノカルボニ
ルアミノ、2−メチルフェニルアミノカルボニルアミノ
、フェニルアミノカルボニルアミノ、3〜クロロフェニ
ルアミノカルボニルアミノ、4−ニトロフェニルアミノ
カルボニルアミン、4−ブロモフェニルアミノカルボニ
ルアミノ、ヂ才カルバモイルアミノ、メチルアミノチオ
カルボニルアミノ、エチルアミノチオカルボニルアミノ
、フェニルアミノチオカルボニルアミノ。
ジメチルアミノカルボニルアミノ、3〜フルオロフェニ
ルアミノカルボニルアミノなどが挙げられる。
式R28−NH−で表わされる基の具体例としては、た
とえばメチルアミノ、エチルアミノ、アリルアミノ、シ
クロへキシルアミノ、シクロへキンルメチルアミノ、ベ
ンジルアミノ、4−クロロベンジルアミノ、フェニルア
ミノ、2−イミダゾリルアミノ。
1−メチル−2−イミダゾリルアミノ、2−(2−アミ
ノ−4−チアゾリル)−2−メトキシイミノ−チオアセ
デルアミノ、1−ベンジル−4−ピリジニウムアミノ、
2−アセチル−1−メヂルビニルアミノなどが挙げられ
る。
エチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジベンジルアミノ、
ジシクロへキシルアミノ、N〜ベンジル−N−メチルア
ミノ、ジアリルアミノ、N−フェニル−N−メチルアミ
ノ、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モル
ホリニルなどが挙げられる。
ム基の具体例としては、たとえばトリメチルアンモニウ
ム、トリエチルアンモニウム、トリベンジルアンモニウ
ム、ベンジルジメチルアンモニウム、メチルピロリジニ
ウム、メチルピペリジニウムなどが挙げられる。
ミノ基の具体例としては、たとえばジメチルアミノメヂ
レンアミノ、1−ジメチルアミノエチリデンアミノ、ヘ
キサヒドロ−IH−アゼピン−1−イルメチレンアミノ
、1−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)エチリデン
アミノ。4−ジメチルアミノベンジリデンアミノ、(p
−ニトロ)ベンジリデンアミノ、ベンジリデンアミノな
どが挙げられる。
式R34−8on−NH−で表わされるチオアミノ基の
具体例としては、たとえばベンゼンスルホニルアミノ、
4−メチルベンゼンスルボニルアミノ、4−メトキンベ
ンゼンスルホニルアミノ、2゜4.6−ドリメチルベン
ゼンスルホニルアミノ。
ベンジルスルホニルアミノ、4−メチルベンジルスルホ
ニルアミノ、トリフルオロメチルスルホニルアミノ、フ
ェナシルスルホニルアミノ、メチルスルホニルアミノ、
エチルスルホニルアミノ。4−フルオロベンゼンスルホ
ニルアミノ、ベンゼンスルフィニルアミノ、2−ニトロ
ベンゼンスルフィニルアミノ、2,4−ジメチルベンゼ
ンスルフィニルアミノ、4−クロロベンゼンスルフィニ
ルアミノ。
4−メトキシベンゼンスルフィニルアミノ、フェニルチ
オアミノ、2.4−ジニトロフェニルヂオアミノ、トリ
フェニルメチルチオアミノ、2−ニトロ−4−メトキン
フェニルチオアミノなどが挙げられる。
R35 ノ基の具体例としては、たとえばトリメデルシリルアミ
ノ、トリエチルシリルアミノ、t−ブチルジメチルシリ
ルアミノ、t−ブチルジフェニルシリルアミノ、イソプ
ロビルジメチルシリルアミノ、トリフェニルシリルアミ
ノ、トリイソプロピルシリルアミノ、トリベンジルシリ
ルアミノ、(トリフェニルメチル)ジメチルリンアミノ
などが挙げられる。
としては、たとえばジメチルリン酸アミノ、ジメチルリ
ン酸アミノ、ジフェニルリン酸アミノ、ジベンジルリン
酸アミノ、ジー4−クロロフェニルリン酸アミノなどが
挙げられる。
式R”−CO−Co−NH−で表わされる基の具体例と
しては、たとえばメトキサリルアミノ。
エトキサリルアミノ、フェノキサリルアミノ、ベンジル
オキサリルアミノ、ピルボイルアミノ、エチルオキザリ
ルアミノ、オキサモイルアミノ、ベンジルアミノオキザ
リルアミノ、チェニルオキサリルアミノ、2−アミノ−
4−チアゾリル−オキサリルアミノ、エヂルアミノオキ
サリルアミノなどが挙げられる。
上記式中、R3,R’、R5,R8およびR7で示され
る有機残基ζしては、炭素原子において結合する有機残
基;酸素原子、窒素原子もしくは硫黄原子を介して結合
する有機残基が挙げられる。
上記炭素原子を介して結合する有機残基としては、たと
えばアルキル9.シクロアルキル、アルケニル5.アリ
ール7、アシル、シアノ、カルバモイル。
複素環8.またはエステル化もしくはアミド化されてい
てもよいカルボキシルが好ましい。
上記酸素原子を介して結合する有機残基としては、式−
OR46[式中、R45は水素、アルキル。
アリール、アシル、カルバモイルを示す。]で表わされ
る基、またはオキソ基が好ましい。
上記窒素原子を介して結合する有機残基としては、たと
えば式 同−または異なって、水素、アルキル、アリール。
アシルを示す。]で表わされる基が好ましい。
上記硫黄原子を介して結合する有機残基としては式−3
(0)n−R′8[式中、R48は水素、アルキル8.
アリール8.複素環”、またはアミノ7を、nは0.1
または2を示す、]で表9つされる基が好ましい。
上記R3,R4,R6,R6およびR7におけるアルキ
ル基に置換していてもよい基としては、たとえばヒドロ
キシ、アシルオキシ、カルバモイルオキシ。
アミノ、ジアルキルアミノ5アシルアミノ、アルキルチ
オ、複素環チオ。カルボキシ、アルコキシカルボニル、
カルバモイル、シアノ、アンド、アリール。
ハロゲンなどが挙げられる。
上記R3、R4、R5、ReおよびR7におけるアリー
ル基に置換していてもよい基としては、たとえばハロゲ
ン、アルコキシ、アルキルなどが挙げられる。
上記R3,R’、R5,R”およびR7におけるアルケ
ニルに置換していてもよい基としては、たとえばアリー
ルなどが挙げられる。
上記R3,R’、R’、R8およびR7における複素環
に置換していてもよい基としては、たとえばアルキルな
どが挙げられる。
上記R”におけるアミノに置換していてもよい基として
は、たとえばモノアルキル、ジアルキル。
モノアリールなどが挙げられる。
上記R3、R4、R5、R6およびR7におけるエステ
ル化されていてもよいカルボキシルの例としては、たと
えばカルボキシ、アルキルオキシカルボニルなどが挙げ
られる。
上記R3、R4、R5,R8およびR7におけるアミド
化されていてもよいカルボキシルの例としては、たとえ
ば式 [式中、R”およびR”は、同一または異なって、水素
、アルキルを示し、隣接する窒素原子と共に複素環を形
成していてもよい。コで表わされる基が挙げられる。
上記のアルキル(基の中の置換基としてのアルキルの場
合を含む、)としては、たとえば炭素数1〜6のものが
好ましい。
上記のシクロアルキルとしては、炭素数3〜6のものが
好ましい。
上記のアルケニルとしては、炭素数1〜4のものが好ま
しい。
上記アシル(基の中の置換基としてのアシルの場合を含
む、、)としては、炭素数1〜6のもの、アリールカル
ボニルが好ましい。
上記のアルコキシ(基の中のアルコキンの場合を含む、
、)としては、炭素数1〜6のものが好ましい。
上記炭素数1〜6のアルキル、炭素数3〜6のシクロア
ルキル、炭素数1〜4のアルケニル、炭素数1〜6のア
シル、炭素数1〜6のアルコキシ、アリール、複素環(
隣接する窒素原子と共に形成している場合を除く、)お
よびハロゲンの具体例としては、前記したR1で示され
るそれらと同様のものが挙げられる。
上記隣接する窒素原子と共に形成している複素環として
は、たとえば5〜6貝環のものが好ましく、その具体例
としては、たとえばピロリル、ピロリンニル、ピペリジ
ニル、ピペラジニルなどが挙げられる。
上記のR3で示される基の好ましい例としては、たとえ
ばメチル。エチル、イソプロピル、ビニールアリル(a
llyl)、シクロプロピル、シクロペンデル。
シクロヘキシル。フェニル、パラクロルフェニル。
バラメトキシフェニル、アセデル、プロピオニル。
ベンゾイル、メトキンカルボニル、エトキシカルボニル
、カルバモイル、ジメチルアミノカルボニル。
シアノ、カルボキシル、ヒドロキシメチル、アセトキシ
メヂル、カルバモイルオキジメチル。クロロメチル、メ
チルチオメチル、1−メチル−I H−5−テトラゾリ
ルチオメチル、アジドメチル、アセトアミドメチル、シ
アノメチル、メトキシカルボニルメチル、ヒドロキンエ
チル、アセトキシヒド口キンエチル、カルバモイルオキ
シエチル、クロロエチル。
メチルチオエチル、I−メチル−5−テトラゾリルチオ
エチル、シアノエチル、アセトアミドエチル。
スチリル、フェネチルなどが挙げられる。
上記のR4、R5、RBおよびR7で示される基の好ま
しい例としては、たとえばメチル、エチル、シクロプロ
ピル、シクロペンデル、シクロヘキシル、ビニール、ア
リル、フェニル、パラクロルフェニル、バラメトキシフ
ェニル、アセチル、プロピオニル、ベンゾイル5シアノ
、カルバモイル、メトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニル、ジメチルアミノカルボニル、アセトキシメチル、
メチルチオメチル。アセトアミドメチル、ヒドロキシ、
メトキン、エトキシ。
アセトキシ、フェニルオギシ、ベンゾイルオキシ。
カルバモイルオキシ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、
フェニルアミノ、アセデルアミノ5メチルチオ。
エチルチオ、2−アセトアミドエヂルチオ、2−N。
N−ジメチルアミノエチルチオ、2−アミノエヂルチオ
、2−ヒドロキシエチルチオ、カルボキシメチルチオ、
メトキシカルボニルメトキシチオ、カルバモイルメチル
チオ、フェニルチオ、3〜ピリダジニルチオ、2−ピリ
ミジニルチオ、4−ピリジルチオ、■−メチルーIH−
5−テトラゾリルチオ、ペンジルチオ、4−ピリンルメ
チルチオ、スルファモイル、フェニルアミノスルホニル
などが挙げられる。
本発明目的化合物のエステルとしては、例えば、式(I
)であられされる化合物の、2位あるいは10位の側鎖
に式 %式% [式中、R”は、アルキル”、アルケニル′、アリール
ゞ、シクロアルキル′5複素環8またはシリル8を示す
。]で表わされる基を有する化合物などが挙げられる。
上記−〇〇〇R”で表わされる基は、分子量が500ま
でのものが好ましい。
上記式中、R51が示すアルキル′、アルケニル′。
アリール′、シクロアルキル′、複素環8またはシリル
′の各基についての、説明および例示としては、R1に
関して前記した対応する各基の説明および例示が、その
まま適用される。
式−〇〇OR”で表わされる基の具体例としては、たと
えばメチルエステル、エチルエステル、n−プロピルエ
ステル、イソプロピルエステル、1−ブチルエステル。
t−アミルエステル、ベンジルエステル、4−ブロモベ
ンジルエステル、4−ニトロベンノルエステル、2−ニ
トロベンジルエステル。
3.5−ジニトロベンジルエステル、4−メトキシベン
ジルエステル、ベンズヒドリルエステル、フェナシルエ
ステル、4−ブロモ−フェナシルエステル、フェニルエ
ステル、4−ニトロフェニルエステル、メトキシメチル
エステル、メトキシエトキシメチルエステル、エトキシ
メヂルエステル、ベンジルオキシメチルエステル、アセ
トキンメチルエステル、ピバロイルオキシメチルエステ
ル、2−メチルスルホニルエチルエステル、2−トリメ
チルシリルエチルエステル、メチルチオメヂルエステル
、トリチルエステル、2,2.2−トリクロロエチルエ
ステル、2−ヨードエチルエステル、シクロヘギシルエ
ステル、シクロペンチルエステル、アリルエステル、ソ
ンナミルエステル、4−ピコリルエステル。
2−テトラヒドロピラニルエステル、2−テトラヒドロ
フラニルエステル、トリメチルシリルエステル、t−ブ
チルジメチルシリルエステル、t−ブチルジフェニルシ
リルエステル、アセチルメチルエステル、4−ニトロベ
ンゾイルメチルエステル、4−メシルベンゾイルメチル
エステル、フタルイミドメヂルエステル、プロピオニル
オキシメチルエステル、1.1−ジメチルプロピルエス
テル、3〜メチル−3〜ブテニルエステル、スクシンイ
ミドメチルエステル、3.5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンンルエステル、メシルメチルエステル、ベ
ンゼンスルホニルメチルエステル、フェニルチオメチル
エステル、イミノメチルアミノエチルエステル、■−イ
ミノエヂルアミノエチルエステル、ジメチルアミノエチ
ルエステル。ピリジン−I−才キシト−2−メチルエス
テル、メチルスルフィニルメチルエステル、ビス−(4
−メトキシフェニル)メチルエステル、2−シアノ−1
,1−ジメチルエチルエステル、L−ブチルオキシ力ル
ポニルメチルエステル、ベンゾイルアミノメチルエステ
ル。
1−アセトキシエチルエステル、1−イソブチリルオキ
シエチルエステル、1−エトキシカルボニルオキシエチ
ルエステル、フタライドエステル、4−t−ブチルベン
ジルエステル、5−インダニルエステル、5−メチル−
2−オキソ−1,3〜ジオキソレン−4−イルメチルエ
ステル、5−t−ブチル−2−才キソー1,3〜ジオキ
ソレン−4−イルメチルエステルなどが挙げられる。
本発明化合物は、2位または10位側鎖のカルボキシル
基について、遊離のままで用いてもよいが、自体公知の
方法により薬理上許容される塩の形にして用いることも
できる。たとえばナトリウム、カリウム等の無毒性カチ
オン、たとえばアルギニン、オルニチン、リジン、ヒス
チジン等の塩基性アミノ酸、たとえばN−メチルグルカ
ミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、ト
リスヒドロキシメチルアミノメタンなどのポリヒドロキ
シアルキルアミン等との塩を形成させて用いてもよい。
また、R1に塩基性基(例えばアミノ基)が含まれてい
る場合には、たとえば酢酸、酒石酸、メタンスルポン酸
などの有機酸との塩、たとえば塩酸、臭化水素酸、硫酸
、リン酸などの無機酸との塩、たとえばアルギニン、ア
スパラギン酸、グルタミン酸などの酸性アミノ酸との塩
などを形成させて用いてもよい。
上記した式(I)で示される本発明化合物のうち、とり
わけ、R1がアミノまたはカルボン酸から誘導されるア
シルアミノ基で、R2が水素、メトキシまたはポルミル
アミノ基で、R3,R’、、R5がそれぞれ水素または
アルキル基で、Zが −8−CHI−または−C’H2S−で示される基であ
る化合物またはそのエステルまたはその塩が好ましい。
更に、これらのうち、R1で示されるカルボン酸から誘
導されるアシルアミノ基が、式[式中、Roは、保護さ
れていてもよいアミン基を、R16′は水素又は、ハロ
ゲン、アミノ、水酸基および保護されていてもよいカル
ボキシから選ばれた置換基を1〜3個有していてもよい
アルキル基を、Wは−N−又は−CH−を示す。]で表
わされる基である化合物が特に好ましい。
次に本発明の目的化合物の製造法について説明する。
本発明の目的化合物である4、11−ジオキソ−3〜オ
キサ−8(または7)−チア−1−アザトリサイクロ[
7,2,0,02°6]ウンデカン−2−カルボン酸骨
格を有する化合物またはそのエステルまたは塩は、2−
オキソ−3〜(2−アゼチジノン−4−イル)チオメチ
ル(またはメチルチオ)グルタル酸骨格を有する化合物
またはそのエステルまたは、2位に脱離基を有する3〜
(2−アゼチンノン−4−イル)チオメチル(またはメ
チルチオ)=5−オキソ−テトラヒドロフラン−2−カ
ルボン酸骨格を有する化合物またはそのエステルを閉環
反応に付すことによって得られる。
更に詳しくは、本発明の目的化合物のうち、一般式 [式中、Rl 、 R2、R3、R4、R5およびZは
前記と同意義を有する。]で表わされる化合物またはそ
のエステルまたは塩は、一般式 [式中、R”は窒素を介する有機残基を示し、R52は
カルボキシル基から誘導され得る基を示す。
R2、R3、R4、R5およびZは前記と同意義を有す
る。、]で表わされる化合物またはそのエステル、また
は、一般式 [式中、Yは脱離基を示す。R+ ′、 R2、R3,
R4゜R5,R52およびZは前記と同意義を有する。
]で表わされる化合物またはそのエステルを閉環反応に
付し、一般式 [式中、Rl ′、 Rffi 、 R3、R4、R5
、R52およびZは前=68− 記と同意義を有する。]で表わされる化合物(T′)を
得、さらに所望により化合物(■′)のR”および/ま
たはR”の変換反応に付すことにより、製造される。
上記式中のR”の説明並びに例示としては、前記したR
1において、R1がNを介する有機残基を示す場合の説
明並びに例示が、そのまま適用される。
上記式中、R52で示されるカルボキシル基から誘導さ
れ得る基の例としては、たとえば式%式% [式中、R5I′はアルキル9.アルケニル7、アリー
ル′、シクロアルキル′、複素環′またはシリル′を示
す。]で表イっされる基1式 [式中、R53およびR”は、同一または異なって、水
素、アルキル′、アリール8.シクロアルキル8゜アル
ケニル8または複素環′を示し、R5″およびR54が
隣接する窒素原子と共に複素環′を形成している場合を
含む。コで表わされる基がそれぞれ挙げられる。
上記式中、R52で示されるカルボキシル基から誘導さ
れ得る基は、たとえば分子量が500までのものが好ま
しい。
式−〇〇〇R”で表わされる基について、さらに詳しく
は前記した一GOOR”についての説明及び具体例が、
そのまま挙げられる。
としては、たとえばジメチルアミド、ジエチルアミド、
ジプロピルアミド、ジベンジルアミド。シンクロヘキシ
ルアミド、N−ベンジル−N−メヂルアミド、ジアリル
アミド、N−フェニル−N−メチルアミド、ピロリジン
アミド、ピペリジンアミド。
ピペラジンアミド、モルホリンアミド、カルボキシメチ
ルアミド、I−カルボキシエチルアミドなどが挙げられ
る。
上記式中、Yで示される脱離基としては、化合物(II
I)のβ−1aCtam環のN I−I基の窒素と置き
換わりうるちのであれば如何なるものでもよい。その例
としては、たとえばハロゲン(例、ブロム、クロル)、
置換基(例、アルキル、アリール(アルキル。
アリールとしてはR1に関して前記した置換基と同様の
ものが挙げられる。))を有するスルボニルオキシ(そ
の具体例としては、たとえばp−トルエンスルホニルオ
キシ、p−ニトロフェニルスルホニルオキシ、メタンス
ルホニルオキン)、ジ置換ホスホリルオキシ(例、ジフ
ェニルホスホリルオキシ。
ジエチルホスホリルオキシ)などが挙げられる。
化合物(Il)から化合物(■′)への反応は、縮合剤
C端活性化剤、酸あるいはルイス酸の存在下で行われる
該反応は望ましくは溶媒中で行なわれる。ここでC端活
性化剤とは、ペプタイト分野のペプヂド結合形成あるい
はβ−ラクタム類のアミノ基のアシル化においてカルボ
ン酸を反応性誘導体に変換させる試薬を意味する。ここ
で用いられる縮合剤としては、具体的にはたとえば、N
、N’ −ジシクロへキシルカルボジイミド(以下DC
Cと略称することがある。)、D CCにN−ヒドロキ
ンスクンンイミドあるいは1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾールを添加したちの;N−エチル−N’−[3〜(ジ
メチルアミノ)プロピル]カルボジイミド、カルボニル
ジイミダゾール;N−エチル−5−イソキサゾリウム−
3′−スルホン酸塩、2−エチル−7−ヒトロキシベン
ズイソキサゾリウムトリフルオロホウ素塩=1−エトキ
シカルボニル−2−エトキシ−1,2−ジヒドロギノリ
ン、2.2’ −ジピリジルジスルフィドとトリフェニ
ルホスフィンの組み合わせ:四塩化炭素とトリフェニル
ホスフィンの組み合わせ:たとえばヨウ化2−クロロ−
1−メチル−ピリジニウム、2−フルオロ−■−メチル
ーピリジニウムトシレートなどの2−ハロゲノピリジニ
ウム塩、たとえば2−クロロ−1−メチルピリミジニウ
ムフルオロサルフエートなどのピリミジニウム塩、2−
クロロ−3〜エチル−ベンゾキサゾリウムテトラフルオ
ロボーレート、2−フルオロ−3〜メチル−ベンゾチア
ゾリウムフルオロザルフェートなどのアザアレンのオニ
ウム塩類[アンゲバンテ・ヘミ−・インターナショナル
・ニブインロン(A ngewandte  Chem
ie。
T nte、rnatjonal  Edition)
、上8,707(1979)参照]などが挙げられる。
上記カルボン酸の反応性誘導体とは、酸クロリド、酸プ
ロミドなどの酸ハライド、酸アジド、炭酸モノアルキル
エステルとの混合酸無水物、たとえば酢酸、ピバル酸、
吉草酸、イソ吉草酸、トリクロル酢酸等の脂肪族カルボ
ン酸とからなる混合酸無水物、たとえばジフェニルリン
酸、ジエチルリン酸等のリン酸、硫酸等の酸とからなる
混合酸無水物、たとえば安息香酸等からなる混合酸無水
物、対称型酸無水物;たとえばピラゾール、イミダゾー
ル、4−置換イミダゾール、ジメチルピラゾール、ベン
ゾトリアゾール、チアゾリジン−2−チオン等の環内の
窒素にアシル基が結合したアミド化合物、たとえば4−
ニトロフェニル、2.4−ジニトロフェニル。トリクロ
ロフェニル、ペンタクロロフェニル。
ペンタフルオロフェニル、シアツメデル、N−ヒドロギ
ンサクンンイミド、N−ヒト口キノフタルイミド等との
活性エステル;たとえば2−ピリジルチオール、2−ヘ
ンズヂアゾリルヂオール等の複素環チオール等との活性
チオエステル等が挙げられる。
これらの反応性誘導体に変換させるC端活性化剤として
は、たとえば、泉屋信夫:加藤哲夫、大野素徳、青柳東
彦著“ペプチド合成”、II7頁〜I53頁、1975
年発行、(丸善)に記載の試薬が用いられる。これら活
性化剤として、さらに具体例には、例えば、チオニルク
ロリド、チオニルプロミド、スルフリルクロリド、オキ
シ塩化リン、オキザリルクロリド、塩素、臭素あるいは
四塩化炭素とトリフェニルホスフィンなどのハロゲン化
剤、たとえば無水p−トルエンスルホン酸、無水p−ニ
トロベンゼンスルホン酸、無水2,4.6−トリイソプ
ロビルフエニルスルホン酸、無水メタンスルホン酸、p
−トルエンスルホニルクロリド、p−クロロベンゼンス
ルホニルクロリドなどのスルホニル化剤、たとえばジフ
ェニルリン酸クロリド、ジメチルリン酸クロリド6ジエ
ヂルリン酸クロリドなどのホスホリル化剤などが挙げら
れる。
本反応で用いられる酸としては、たとえば、塩酸、硫酸
、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸、カンファース
ルポン酸等が挙げられる。
本反応で用いられるルイス酸としてはたとえば三フッ化
ホウ素エーテラート、塩化亜鉛、四塩化スズ、塩化アル
ミニウム、四塩化ヂタン、三塩化ホウ素などが挙げられ
る。
溶媒としては反応に影響を及ぼさないものであれば何ら
さしつかえないが、たとえばシクロ口メタン、クロロポ
ルム、テトラヒドロフラン、ジオキサン、′)エチルエ
ーテル、酢酸エチル。ベンゼン、トルエン、n−ヘキサ
ン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミドなどの通常
の溶媒が用いられる。
本反応において塩基の存在下実施してもよい場合(たと
えば、縮合剤としてヨウ化2−クロロ−1−メヂルピリ
ジニウム、2.2’ −ジピリジルジスルフィド−トリ
フェニルポスフィン、四塩化炭素−トリフェニルホスフ
ィンなどを使用する場合など)もあり、ここにおいて用
いられる塩基としては、たとえばトリエチルアミン、ジ
イソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリン、3
.4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジ
ン−2−オンなどの有機塩基、たとえば炭酸水素ナトリ
ウムなどの無機塩基が挙げられ、なかでも3゜4−ジヒ
ドo−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−オ
ンが好適である。
また、たとえば塩化銀、四フッ化ホウ素酸銀、過塩素酸
銀などの存在下に反応させてもよい場合(たとえば、2
.2’−ジピリジルジスルフィド−トリフェニルポスフ
ィンを縮合剤として用いる場合)もある。
反応温度は、反応が進行するかぎりとくに限定されない
が、通常的−50℃ないし150℃、好ましくは約−1
O℃ないし100℃で行なわれる。反応時間は用いられ
る原料、試薬、溶媒の種類。
反応温度などにより異なるが、通常約5分間ないし30
時間程度である。
なお、ルイス酸を触媒として縮合する際、反応系内にた
とえばモレキュラーシーブスなどの脱水剤を共存させる
場合もある。
また、化合物(I)を閉環反応に付し、化合物(]′)
とし、さらに所望により化合物(I′)のR”および/
またはR52の変換反応に付すことによっても、化合物
(J 、)を製造することができる。
化合物(III)から化合物(I′)への変換反応は、
通常化合物(III)を塩基で処理することにより行な
われる。該反応は、好ましくは溶媒中で、行なわれる。
塩基としては、たとえば、トリエチルアミン、トリプロ
ピルアミン、トリーn−ブチルアミン。
ジイソプ口ピルエチルアミン、トリエチレンジアミン、
■、4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン(以下
DABCOと略称することもある)、l、8−ジアザビ
シクロ[5,4,0]−7−ウンデセン(以下DBUと
略称することもある)、N−メチルモルホリン、N−メ
チルピペリジン、N−メチルピロリジン。3,4−ジヒ
ドロ−2H−ピリド[1,2−a3ピリミジン−2−オ
ン、4−ジメチルアミノピリジン、ピリジン、ルチジン
、γ−コリジンなどの有機アミン類、たとえばリチウム
、ナトリウム、カリラム。セシウムなとのアルカリ金属
、たとえばマグネシウム、カルシウムなどのアルカリ土
類金属あるいはこれらの水素化物、水酸化物、炭酸塩あ
るいはアルコラード類などが用いられる。溶媒としては
、たとえばジクロロメタン、クロロホルム、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ベンゼン、トルエン、アセトニ
トリル1ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド
などの通常の溶媒が用いられる。
また、前記の塩基のなかで液体のものは溶媒を兼ねて使
用することもできる。本反応において、化合物(III
)に対し塩基は通常約当量用いるが、反応に支障のない
かぎり過剰に用いることもできる。
反応温度は、通常的−20℃ないし100°Cで行なわ
れ、反応時間は、通常約5分間ないし30時間である。
このようにして得られる化合物(1′)を、さらに必要
によりl’(+’およびR”の変換反応に付すことによ
り、化合物(I)またはそのエステルまたは塩を製造す
ることができる。該変換反応としては、たとえば、イミ
ノエーテル法によるアシル切断反応、脱保護反応、アシ
ル化反応、ウレイド化(チオウレイド化)反応、アルキ
ル化反応、アルケニル化反応、チオ化反応、シリル化反
応、リン酸化反応、エステル化反応、アミド化反応など
が挙げられる。
イミノエーテル法によるアシル切断反応は、化合物(I
′)において、R”がR”’−〇−NH−[式中、r(
”’−C−は窒素を介する有機残基における−NH−以
外の部分を示す。]で表われる基である化合物に、五塩
化リン、ホスゲン7三塩化リン。
オキシ塩化リンなどを反応させる。上記反応試薬は、約
1〜5当量さらに好ましくは約1.5〜3UM用いるの
が好ましい。該反応はたとえばメチレンクロライド。ジ
クロロエタン、クロロホルム。
四塩化炭素、トリクロロエタンなどの溶媒の存在下に行
なうと好都合である。反応を促進させるために、たとえ
ばピリジン、N、N−ジメチルアニリン、トリエチルア
ミン、アニリン、トルイジンなどを過剰量たとえば約3
〜20当量さらに好ましくは約5〜10当量用いるとよ
い。
該アシル切断反応は、反応温度約−30℃ないし0℃さ
らに好ましくは−15°Cないし一5℃で、反応時間約
15分ないしS時間さらに好ましくは約30分ないし2
時間で行なうのが良い。反応は攪拌下に行なうのが好都
合である。
中間体として生成されるイミノクロライドをイミノエー
テルにするために反応液中に過剰のメタノールを加え、
約−30℃〜0℃好ましくは約−15°C〜−5°Cで
約15分ないし2時間好ましくは約30分ないし1時間
攪拌し、さらに反応の終結のために約10°C〜40°
C好ましくは約208C〜30℃で約30分ないし2時
間攪拌する。さらに反応液中に希塩酸を加え、C−N結
合を切断する。反応温度は約10℃〜40℃好ましくは
約20℃〜30℃で、反応時間は約15分ないし2時間
好ましくは約30分ないし1時間である。
かくして得られる反応液はたとえば炭酸水素ナトリウム
で中和され、水と混和しない有機溶媒たとえばメチレン
クロライド、ジエチルエーテル、酢酸エチルなどで、抽
出することにより反応生成物は得られる。要するに、こ
れらの一連のアシル切断反応は、通常の方法に従って行
なわれる。
上記の脱保護反応としては、その保護基の種類に応じて
、酸による方法、塩基による方法、ヒドラジンによる方
法、還元による方法等の常用の方法を適宜選択して行な
うことができる。ここで酸による方法の場合には、保護
基の種類その他の条件によって異なるが、酸として例え
ば塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸、ギ酸、酢酸、トリフ
ルオロ酢酸、プロピオン酸等の有機酸の他、酸性イオン
交換樹脂等が使用される。塩基による方法の場合には、
保護基の種類その他の条件によって異なるが、塩基とし
て例えばナトリウム、カリウム等のアルカリ金属もしく
はカルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属の水
酸化物、炭酸塩等の無機塩基、金属アルコキサイド類、
有機アミン類、第四アンモニウム塩等の有機塩基の他、
塩基性イオン交換樹脂等が使用される。上記酸または塩
基による方法の場合において溶媒を使用する場合には親
水性宿根溶媒、水または混合溶媒が使用されることが多
い。
還元による方法による場合には、保護基の種類その他の
条件により異なるが、例えばスズ、亜鉛等の金属あるい
は二塩化クロム、酢酸クロム等の金属化合物と、酢酸、
プロピオン酸、塩酸等の有機および無機酸等の酸を使用
する方法、接触還元用金属触媒の存在下に還元する方法
等が用いられ、ここで接触還元による方法で使用される
触媒としては、例えば白金線、白金海綿、白金黒、酸化
白金。
コロイド白金等の白金触媒、パラジウム海綿、パラジウ
ム黒、酸化パラジウム、パラジウム硫酸バリウム、パラ
ジウム炭酸バリウム、パラジウム炭素。
パランウムンリカゲル、コロイドパラジウム等のパラジ
ウム触媒、還元ニッケル、酸化ニッケル、ラネーニッケ
ル、漆原ニッケル等が挙げられる。また金属と酸による
還元方法の場合においては鉄。
クロム等の金属と塩酸等の無機酸またはギ酸、酢酸、プ
ロピオン酸等の有機酸が使用される。還元による方法は
通常溶媒中で行なわれ、例えば接触還元による方法にお
いてはメタノール、エタノール、プロピルアルコール、
イソプロピルアルコール等のアルコール類、酢酸エチル
等が繁用される。
また金属と酸による方法においては水、アセトン等が繁
用されるが酸が液体のときは酸自身を溶媒として使用す
ることもできる。
酸による方法、塩基による方法、還元による方法におけ
る反応温度は、通常冷却下ないし加温程度で行なわれる
また、得られた化合物の各基の中の保護基を脱離するに
は、上記と同様の方法で行なうことができる。要するに
脱保護反応は自体公知の方法により行イつれうる。
化合物(1′)を脱保護反応に付すことにより、化合物
(J)においてR1がアミノ基である化合物のエステル
(T−1)、または化合物(1)においてR1が窒素を
介する有機残基である化合物(1−2)を製造すること
ができ、さらにこれらの化合物をさら1こ脱保護反応に
付すことにより化合物(,1)においてR1がアミノ基
である化合物(T−3)を製造することができる。
また、化合物(■′)を脱保護反応に付し、−挙に化合
物(1−3)とすることもできる。
また、化合物(1−1)を、たとえばアシル化、ウレイ
ド化(チオウレイド化)、アルキル化、アルケニル化、
チオ化、シリル化、リン酸化などの反応に付すことによ
って、化合物(,1−2)に変換することもできる。次
に、該反応について詳述する。
アシル化 アミノ基のアシル化は溶媒中で、原料化合物と、基R1
中のアシル基を含むアシル化剤、たとえばカルボン酸の
反応性誘導体とを反応させることにより行なうことがで
きる。カルボン酸の反応性誘導体としては、たとえば酸
ハライド、酸無水物、アミド化合物、活性エステル、活
性チオエステル等が用いられ、このような反応性誘導体
を具体的に述べると次のとおりである。
1)酸ハライド。
ここで酸ハライドとしては、たとえば酸クロリド、酸プ
ロミド等が用いられる。
2)酸無水物・ ここで酸無水物としては、たとえばモノアルキル炭酸混
合酸無水物、脂肪族カルボン酸(たとえば、酢酸、ピバ
ル酸、吉草酸、イソ吉草酸、トリクロル酢酸等)からな
る混合酸無水物、芳香族カルボン酸(たとえば、安息香
酸等)からなる混合酸無水物、対称型酸無水物等が用い
られる。
3) アミド化合物; ここでアミド化合物としては、たとえばピラゾール、イ
ミダゾール、4−置換イミダゾール、ンメチルピラゾー
ル、ベンゾトリアゾール等の環内の窒素にアシル基が結
合した化合物が用いられる。
4)活性エステル: ここで活性エステルとしては、たとえばメチルエステル
、エチルエステル、メトキシメチルエステル、プロパル
ギルエステル、4−ニトロフェニルエステル、2,4−
ジニトロフェニルエステル、トリクロロフェニルエステ
ル、ペンタクロロフェニルエステル、メシルフェニルエ
ステル、ベンゾトリアゾリルエステル(例、IH−ヘン
ゾトリアゾール)等のエステルの他、■−ヒドロキシー
I11−2−ピリドン、N−ヒドロキシザクンンイミド
、N〜ヒドロキシフタルイミド等とのエステル等が用い
られる。
5)活性チオエステル: ここで活性チオエステルとしては、たとえば2−ピリノ
ルヂオール、2−ペンズチアゾリルヂオール等の複素環
チオール等とのチオエステル等が用いられる。
以上のような各種反応性誘導体は、カルボン酸の種類に
よって適宜選択される。
本反応において塩基の存在下実施される場合があり、用
いられる塩基としては、たとえば脂肪族第三アミン(た
とえばトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロ
ピルアミン、トリーn−ブチルアミンなど)、N−メチ
ルピペリジン、N−メチルピロリジン、シクロへキシル
ジメチルアミン、N−メチルモルホリンなどの第三アミ
ン、たとえばジーn−ブチルアミン。ジイソブチルアミ
ン、ジシクロヘキシルアミンなどのジアルキルアミン、
たとえばピリノン、ルチジン、γ−コリジンなどの芳香
族アミン、たとえばリチウム、ナトリウム、カリウムな
どのアルカリ金属、たとえばカルシウム、マグネシウム
などのアルカリ土類金属等の水酸化物または炭酸塩など
が用いられる。
本方法においては、化合物(I−1)に対してカルボン
酸の反応性誘導体を通常約当量用いるが、反応に支障の
ないかぎり過剰に用いることもできる。塩基を用いる場
合、塩基の使用量は、用いられる原料化合物(I −1
)、カルボン酸の反応性誘導体の種類、他の反応条件に
よって異なるが、化合物(1−1)に対して通常約当量
ないし30当量、好ましくは約当量ないし10当量であ
る。本反応は、通常溶媒中で行なわれる。該溶媒として
は、たとえばジオキサン、テトラヒドロフラン5ジエチ
ルエーテル、ジイソプロピルエーテル、プロピレンオキ
シド、ブチレンオキシドなどのエーテル類、たとえば酢
酸エチル、ギ酸エチルなどのエステル類、たとえばクロ
ロホルム、ジクロロメタン、1゜2−ジクロロエタン、
1,1.1−トリクロルエタンなどのハロゲン化炭化水
素類、たとえばベンゼン、トルエン、n−ヘキサンなど
の炭化水素類、たとえばN、N−ジメチルホルムアミド
、N、N−ジメヂルアセトアミドなどのアミド類、たと
えばアセトニトリルなどのニトリル類など通常の有機溶
媒が単独または混合して用いられる。また、前述の塩基
のうち液体のものは溶媒を兼ねて使用することもできる
。反応温度は、反応が進行するかぎり特に限定されない
が、通常的−50℃ないし150°C好ましくは約−3
0℃ないし80℃で行なわれる。用いられる原料、塩基
、反応温度、溶媒の種類により異なるが、■常数十分間
から数十時間で反応は終了するが、ときに数十日間を要
することもある。
ウレイド化(チオウレイド化) アミノ基のウレイド基あるいはチオウレイド基への変換
反応は例えば溶媒の存在下、原料化合物に、式R”−N
=C=A 、(式中、R24およびAは前記と同意義を
有する。)で表わされる置換イソシアネートあるいは置
換イソチオシアネートを反応させることによって行なわ
れる。該置換イソシアネートとしては、たとえば、メチ
ルイソンアネート、エチルイソシアネート、フェニルイ
ソシy*−ト、p−ブロモフェニルイソシアネートなど
が、置換イソチオシアネートとしては、たとえば、メチ
ルイソチオシアネート、フェニルインチオシアネートな
どが用いられる。本反応においては、化合物(J−1,
)に対して置換イソシアネートあるいは置換イソチオシ
アネートを通常約当量用いるが、反応に支障のないかぎ
り過剰に用いることもできる。用いられる溶媒としては
、たとえばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、酢
酸エチル、クロロホルム、ジクロロメタン、トルエンな
どが用いられる。反応温度は約−208Cから50℃付
近、反応時間は通常約10分間から5時間程度である。
アルキル化 化合物(I−1)のアミノ基に、炭素を介して結合する
基としてアルキル基を導入する反応は、以下に、アルキ
ル化として説明する。
化合物(1−1)のアルキル化は、化合物(1−1)に
、基R1の該窒素に炭素を介して結合する基を含むアル
キル化剤を作用させることにより製造することができる
。アルキル化剤としては、例えばプロピルクロリド、ブ
チルクロリド、ベンジルクロリド、ブチルブロミド、ベ
ンジルプロミド、アリルプロミド、ヨウ化メチル、ヨウ
化エチル、ヨウ化プロピル等のハロゲン化アルキル化合
物、例えばジメチル硫酸、ジエチル硫酸等のジアルキル
硫酸化合物、例えばメチルメシレート、エチルメシレー
ト。メチルトシレート、エチルトシレート等の置換スル
ホン酸エステル化合物、ジハロゲン化アルキル化合物(
例、■、5−ジクロロペンクン、1.4−ジクロロブタ
ン等)等が用いられる。本反応は通常溶媒中で行なわれ
、使用される溶媒としては、水、メタノール6エタノー
ル、ベンジルアルコール。
ベンゼン、N、N−ジメチルホルムアミド、テトラヒド
ロフラン、アセトニトリル等があげられる。
本反応の温度は約20℃ないし200℃であり、反応時
間は約30分間から50時間である。本反応は反応条件
、例えば化合物(1−1)とアルキル化剤とのモル比を
変えることにより、第二アミン化合物、第三アミン化合
物あるいは第四アンモニウム化合物を選択的に製造する
ことができる。また段階的に反応を行なうことにより、
窒素に異なる置換基を導入することも可能である。アル
キル以外の炭素を介して結合する基を導入する反応も、
上記と同様に行なうことができる。
又、該アルキル化は、化合物(I−1)とカルボニル化
合物とを還元剤の存在下で反応させて行なうことも出来
る。本反応で用いられる還元剤としては、水素化アルミ
ニウムリチウム、水素化ンアノホウ素ナトリウム、水素
化ホウ素ナトリウム、ナトリウム、ナトリウムアマルガ
ム、亜鉛と酸との組み合わせ等があげられる。またパラ
ジウム、白金。
ロジウム等を触媒とする接触還元によっても行なわれる
アミノ基をR”−NH−(イミノ基置換アルキルアミノ
基、アルキルイミノ基置換アルギルアミノあるいは置換
グアニジノ基)で表わされる化合物に変換する反応ニ アミノ基のイミノ基置換アルキルアミノ基、アルキルイ
ミノ基置換アルキルアミノ基への変換反応は、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、N、Il−ジメチルホルムア
ミド、クロロホルム、アセトン。
アセトニトリル、水などの溶媒中、たとえば、イミドエ
ステル類と反応させることによって行なわれる。適当な
イミドエステル類としては、たとえば、メチルホルムイ
ミデート、エチルホルムイミデート、ベンジルホルムイ
ミデート、メチルアセトイミデート、エチルアセトイミ
デート、メチルフェニルアセトイミデート、エチル N
−メチルホルムイミデート、メチル N−エチルホルム
イミデート。メチル N−イソプロピルホルムイミデー
トなどが用いられる。反応温度は0℃から25°C付近
、反応時間は通常1時間から6時間程度である。アミノ
基のグアニジノ基への変換反応は、水。
N、N−ジメチルホルムアミド、ヘキサメチレンホスホ
ルアミドなどの溶媒中、たとえば、0−アルキルまたは
、0−アリールプソイド尿素、または、S−アルキルま
たは、S−アリールプソイド尿素尿素類と反応させるこ
とによって行なわれる。上記プソイド尿素類としては、
0−メチルプソイド尿素、S−メチルプソイド尿素、O
−2,4−ジクロロフェニルプソイド尿素、O−N、N
−トリメチルプソイド尿素など、上記プソイドチオ尿素
類としては、5−p−ニトロフェニルプソイドチオ尿素
などが用いられる。反応温度は0℃から40°C付近、
反応時間は通常1時間から24時間程度である。
アルケニル化(イミノ化) 化合物(I−1)のアルケニル化(イミノ化)は、化合
物(1−1)とカルボニル化合物(例、プロピオンアル
デヒド、ジエチルケトン)との脱水縮合により行なうこ
とが出来る。本反応は無溶媒でも進行するが、溶媒中で
行なうことも出来る。酸あるいは塩基を触媒として使用
することもある。また化合物(1−1)とカルボニル化
合物とを脱水剤の存在下あるいはディーンスタークのよ
うな脱水装置を用い加熱還流して製造することも出来る
。本反応で使用される溶媒としては、例えばベンゼン。
トルエン、ジクロロメタン、エタノール等であり、反応
温度は約0℃から200℃であり、反応時間は約1時間
から20時間である。触媒として用いられる酸としては
、例えばベンゼンスルホン酸。
メタンスルホン酸、硫酸、三フッ化ホウ素、塩化亜鉛等
があり、塩基としては水酸化カリウム、炭酸ナトリウム
などがあげられる。本反応で用いられる脱水剤としては
、モレキュラーシーブス、シリカゲル、無水硫酸マグネ
シウム、無水硫酸ナトリウムなどが挙げられる。
九を傷 化合物(1−1)のチオ化反応は、通常、化合物(I−
1)と、式R”−8on−X(式中、又は塩素、臭素等
のハロゲンを示し、R34およびnは前記と同意義を有
する。)で表わされるハロゲン化チオ化合物(例、ハロ
ゲン化スルホニル、ハロゲン化スルフィニル、ハロゲン
化スルフェニル)とを塩基の存在下に溶媒中で反応させ
ることにより行なわれる。
本反応で用いられる溶媒としては、例えば水、アセトン
、ジオキサン、N、N−ツメデルホルムアミド、ベンゼ
ン、テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、あるいはこ
れらの混合溶媒などが挙げられる。
塩基としては、ピリジン、ピコリン、トリエチルアミン
、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリン
などの有機塩基あるいは、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カ
リウムなどの無機塩基が用いられる。本反応は通常化合
物(I−1)に対しハロゲン化チオ化合物を約1当景、
塩基を約1当量ないし10当量使用し、反応温度は約−
20°Cないし80℃であり、反応時間は15分間ない
し10時間である。
本反応はハロゲン化チオ化合物のかわりにチオ酸無水物
(例、トルエンスルポン酸無水物、トリフルオロメタン
スルホン酸無水物など)を用いても行なわれる。また例
えば、N−スルホニル−N−メチルピロリジニウム、N
−スルホニルイミダゾリドあるいはN−スルボニル−I
H−]、、]2.4−トリアゾリなどのチオ化試薬と反
応させることによっても行なうことができる。
シリル化 化合物(I−1)のシリル化反応は、通常、化合R38
′X[式中、R35−37は前記と同意義を有し、R3
8′はシリルX(シリル×は、R1におけるシリルゞの
置換基として例示したのと同様な置換基を有していても
よいシリルを表わす。)を、Xはハロゲンをそれぞれ示
す。コで表わされるハロゲン化シリル化合物(例、シリ
ルクロリド化合物、シリルプロミド化合物)とを塩基の
存在下に反応させることにより行なうことができる。該
塩基としては、たとえばピリジン、ピコリン、トリエチ
ルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモ
ルホリンなどの有機塩基が挙げられる。反応は溶媒中で
行なうのが好ましく、該溶媒としてはたとえばアセトン
、ジオキザン、N、N−ジメチルホルムアミド、ベンゼ
ン、テトラヒドロフラン、ジクロロメタンなどが挙げら
れる。反応温度は約−20’Cないし溶媒の沸点まで、
あるいは約−20℃ないし80℃であり、反応時間は約
15分間ないし20時間である。
リン酸化 化合物(1−1)のリン酸化反応は、通常化合R38,
R”は前記と同意義を有する。)で表わされるリン酸ク
ロリド(例えばジメチルリン酸クロリド、ジエチルリン
酸クロリド、ンフェニルリン酸クロリド、ジベンジルリ
ン酸クロリドなど)とを約当量ないし過剰量の塩基と溶
媒中で反応させることにより行なわれる。塩基としては
ピリジン、ピコリン、トリエチルアミン、N−メチルモ
ルホリンなどの有機塩基あるいは、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム
などの無機塩基などが用いられる。溶媒としてはたとえ
ば水、アセトン、アセトニトリル1ジオギザン、N、N
−ジメヂルホルムアミド、テトラヒドロフラン、ジクロ
ロメタンなど、あるいはこれらの混合溶媒が用いられる
。反応温度は約−20℃ないし80℃であり、反応時間
は15分間ないし15時間である。
化合物(1−3)を、たとえばアシル化、ウレイド化(
チオウレイF化)、アルキル化、アルケニル化。
チオ化、シリル化、リン酸化などの反応に付すことによ
って、化合物(1−2)に変換することができる。該変
換反応は、上記した化合物(11)から化合物(1−2
)への変換反応と同様に行なうことができる。
また、化合物(I −2)を、たとえばカルボン酸のエ
ステル化反応、カルボン酸のアミド化反応に付すことに
より、化合物(I′)または(T−1)に変換すること
もできる。次に該反応について説明する。
カルボン酸のエステル化 カルボン酸のエステル化は、たとえば次の方法により行
なわれる。
■)原料化合物をジアゾアルカン、例えば、ジアゾメタ
ン、フェニルジアゾメタン、ジフェニルジアゾメタンな
ど、と溶媒、例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン、
酢酸エチル、アセトニトリルなど、の中で、約O℃ない
し還流温度で約2分間から2時間反応させる。
2)原料化合物のアルカリ金属塩を活性化アルキルハラ
イド、例えば、ヨウ化メチル、ベンジルプロミド、p−
ニトローベンジルブロミト1m−フエノキシベンンルブ
ロミド、1)−L−ブチルベンジルブロミド、ピバロイ
ルオキンメチルクロリド、などと反応させる。適当な反
応条件は、溶媒、例えば、N、N−ジメチルホルムアミ
ド、N、N−ジメチルアセトアミドまたはへキサメチル
ポスホルアミドなどを使用し、約0°Cないし60°C
で、約2分間から4時間反応させる。この反応液中にト
リエチルアミンなどを共存させても反応の進行には差し
つかえない。
3)原料化合物を式R”−OHまたはR5′′−〇■(
[式中、R”、R”は前記と同意義を有する。コで示さ
れるアルコール、例えば、メタノール、エタノール、ベ
ンジルアルコールなどと反応させる。この反応は、カル
ボジイミド縮合剤、例えば、DCCなどの存在下で行な
われる。約0℃ないし還流温度で、約15分間ないし1
8時間行ない、溶媒としてはクロロホルム、ジクロロメ
タン。
ジクロロエタンなどが用いられる。
4)原料化合物を酸クロリド、たとえば、クロロ炭酸エ
チル、り四回炭酸ベンジルなどと反応させて得られた原
料化合物の酸無水物をアルコール、例えば、3)に挙げ
たものと、3)に記載の反応条件下で反応させる。この
無水物は原料化合物を酸クロリドと、溶媒、例えば、テ
トラヒドロフラン。
ジクロロメタン、などの中で25℃ないし還流温度で、
約15分冊ないし10時間反応させることにより得られ
る。
5)原料化合物をシリル化剤たとえばトリメチルシリル
クロリド、t−ブヂルージメチルシリルクロリドとトリ
エチルアミンなどとの共存化、溶媒たとえばジクロロメ
タン、クロロポルム、テトラヒドロフランなどの中で約
0℃ないし還流温度て約15分間ないし16時間反応さ
せる。
カルボン酸のアミド化 カルボン酸のアミド化は、原料化合物を酸クロリド、た
とえば、クロロ炭酸エチル、クロロ炭酸ベンジル、ピバ
リン酸クロリドまたは酸無水物、たとえば無水酢酸、無
水トリフルオロ酢酸などで原料化合物の酸無水物を合成
し、アンモニア又は選んだアミン、例えば、前記のアル
キル−、ジアルキル−、アラルキル−又は複素環アミン
類とを反応させることにより行なわれる。あるいはカル
ボン酸と上記アミン類とをDCC,N−3〜ジメチルア
ミノプロビル−N−エチルカルボジイミドなどの縮合剤
の存在下反応させることによっても行なわれる。
上記反応は溶媒たとえばジクロロメタン、テトラヒFロ
フラン、N、N−ジメチルホルムアミドなどの中で約0
℃ないし還流温度で約15分間ないし16時間反応させ
ることにより行なわれる。
化合物(■′)においてR2がメトキシである化合物は
、化合物(J′)においてR2が水素である化合物をメ
トキシ化反応に付すことによっても製造できる。
メトキシ化 上記のメトキシ化は、ペニシリン1セフアロスポリンの
分野で行なわれている、6位あるいは7位のメトキシ化
法を適用することができる。ペニシリンあるいはセファ
ロスポリンのメトキシ化については、たとえばE、 M
、 Gordon、、R,BS ykesらケミストリ
ー・アンド・バイオロジー・オブ・ベーターラクタム・
アンティビオティクス(Chemisiry  and
 B iology ofβ−L aCtamAnti
biotics) vol、  1 、 p、 199
 (1982)。
Academic Pressに詳しく述べられており
、(1)ジアゾ中間体、(2)アシルイミン中間体、(
3)ケテンイミンおよび関連イミン中間体、(4)キノ
イドイミン中間体、(5)スルフェンイミン中間体5(
6)エンイミン中間体、等を経由する方法が記載されて
いる。これらのいずれの方法によっても、目的化合物を
製造することが可能であるが代表的なメトキシ化の例と
して、アシルイミン中間体を経由する方法について詳し
く説明する。
メトキシ化反応は、原料化合物をメタノールの存在下、
メタノールのアルカリ金属塩とハロゲン化剤とを作用さ
せることにより行なわれる。メタノールのアルカリ金属
塩としては、リヂウムメトキシド、ナトリウムメトキン
ド、カリウムメトキシド等が用いられる。またハロゲン
化剤としては、例えばt−ブチルヒポクロリド、N−ク
ロルスクシンイミド、N−ブロモスクシンイミド、N−
クロルアセトアミド、N−ブロモアセトアミド、N−ク
ロルベンゼンスルホンアミド、塩素、臭素などが用いら
れる。本反応は溶媒中で行なわれ、溶媒としては、例え
ばテトラヒドロフラン、ジオキザン、ンククロメタン、
クロロポルム、アセトニトリル、メタノール、N、N−
ジメチルホルムアミト等が使用される。本反応は原料化
合物を前記溶媒に溶解または懸濁し、これにメタノール
のアルカリ金属2メタノールおよびハロゲン化剤を加え
反応させる。
この際、原料化合物に対してメタノールは1当量以上、
メタノールのアルカリ金属塩は約1ないし3.5当量、
ハロゲン化剤は約1ないし2当量加えて反応させること
が好ましい。反応は約−80℃ないし30℃で進行し、
反応系内を酸性にすることにより反応が停止される。反
応停止のための適当な酸としては、例えばギ酸、酢酸、
トリクロル酢酸等が用いられる。反応終了後、過剰のハ
ロゲン化剤は、例えばチオ硫酸ナトリウム、亜リン酸の
トリアルキルエステル等の還元剤で処理することにより
除去される。
化合物(I)においてR2がホルミルアミノである化合
物は、化合物(I′)においてR′が水素である化合物
をホルミルアミノ化反応に付すことによっても製造でき
る。
ホルミルアミノ化 ホルミルアミノ化は、化合物(■′)においてR2が水
素である化合物を一般式 [式中、R””は窒素を介する有機残基における窒素以
外の部分を、R3,R4,R5,R62およびZは前記
と同意義を有する。コで表わされるイミン体とし、これ
に式 [式中、R55およびR56は同一または異なって水素
、シリル′(シリル′は、R1におけるシリル′の置換
基として例示したのと同様な置換基を有していてもよい
シリル基を表わす。)、スタニルまたはホスホリル]で
表わされるホルムアミドの親核性誘導体を作用させるこ
とにより行なわれる。なかでも好適なホルムアミドの親
核性誘導体は、N。
N−ヒス(トリメデルシリル)ホルムアミドである。
該ホルミルアミド化反応は通常、溶媒中で、窒素。
アルゴン等の不活性雰囲気下で行なわれ、反応温度は約
−100°Cないし一20°Cてあり、好ましくは約−
80℃ないし一50℃である。反応時間は約10分間な
いし8時間てあり、好ましくは約15分間ないし2時間
である。使用される溶媒としては好適には非プロトン系
溶媒であればよく、例えばテトラヒドロフラン、N、N
−ジメチルホルムアミド、ヘキザメチルホスホルアミド
またはジオキサンである。反応に引き続き、酸あるいは
塩基による加水分解することによりホルミルアミド基を
生成することができる。なお原料化合物であるイミン体
の製造は前記メトキシ化のE、M。
G ordonらの文献に記載の方法と同様の方法で製
造することができる。かくして得られる目的化合物は、
自体公知の手段たとえば濃縮、液性変換、転溶、溶媒抽
出、凍結乾燥、結晶化、再結晶1分留、クロマトグラフ
ィーなどにより単離精製することができる。
目的化合物は基本骨格中に2個以上の不斉炭素があるた
め理論上4種類以上の立体異性体が存在するがそれらの
各異性体、およびそれらの混合物も本発明に含まれる。
またR1で示される基に不斉炭素を有する場合およびエ
ステルの場合、基本骨格の2位の一〇〇OR”[式中、
R”は前記と同意義を有する]で表わされる基に不斉炭
素を有する場合も同様に立体異性体を生ずるが、それら
の各異性体1およびそれらの混合物も本発明に含まれる
。前記の反応でこれらの異性体が混在して生成する場合
には必要に応じて、それぞれの異性体を種々のクロマト
グラフィー、再結晶等の常法により単離することができ
る。
本発明の基本構造として4.11−ジオキソ−3〜オキ
ザ−7(または8)−チア−1−アザトリサイクロ[7
,2,0,02,6]ウンデカン−2−カルボン酸骨格
を有する化合物は、塩基と作用して塩を形成することが
あり得る。該塩としてはたとえばナトリウム、カリウム
、リヂウム、カルシウム。
マグネシウム、アンモニウムイオンなどを含む無機塩基
との塩、たとえばピリンン、コリジン、トリエチルアミ
ン、トリエタノールアミンなどの有機塩基との塩などが
挙げられる。
本発明の化合物が遊離形で得られた場合にこれを常套手
段を用いて塩を形成させてもよく、また、塩として得ら
れたものを常套手段を用いて遊離形としでもよい。
また目的化合物は分子内塩を形成する場合もあり、その
場合も本発明に含まれる。
目的化合物の立体異性体はそれぞれ単独で、あるいは混
合物のいずれの状態でも医薬として使用することができ
る。
本発明方法において原料化合物として用いられる化合物
(II)は、たとえば次の方法により製造することがで
きる。なお、式中のRI ′、 R2、R3、R4゜R
5,R6およびR7は、前記と同意義を示す。
本工程は、式 [式中、R”は水素または水銀、銀、タリウムなどの金
属イオンを、R”は水素または水素に変換され得る基を
示す。R”およびR2は前記と同意義を有する。]で表
わされる化合物(W、)またはそのエステルと、式 [式中、R5gはカルボキシル基またはそれから誘導さ
れ得る基をそれぞれ示す。Rj、 R5,Re、 R7
およびR”は前記と同意義を示す。]で表わされる化合
物(V、)またはそのエステルまたは塩とを反応させ、 または、式 [式中、R1′、Rffi、R11,R7,R57およ
びR58は前記と同意義を示す。]で表わされる化合物
(Vl)またはそのエステルと、式 に′ [式中、R60は脱離基を、示し、R3、R4、R5、
R62およびR59は前記と同意義を示す。]で表わさ
れる化合物(■)またはそのエステルまたは塩とを反応
させ、式 [式中、R重’、R2,R3,R’、R5,R”、R5
8,R59およびZは前記と同意義を示す。]で表わさ
れる化合物(■)またはそのエステルまたは塩を得、当
該化合物のR5gがカルボキシル基でない場合、R”を
カルボキシル基に変換し、またR58が水素でない場合
、R58を水素に変換し、あるいは、要すればR1’お
よびR52を脱保護等の変換反応に付して化合物(、I
I)またはそのエステルまたは塩を製造する工程である
。尚、以下の記載において「化合物(■)。
(V)、(■〕、(■)またはそのエステルまたは塩ゴ
を、それぞれ単に「化合物(II)、(V)、(■)、
(■)」と、また「化合物(]IV)、(VI)または
そのエステル」を、それぞれ単に「化合物(IV)、(
Vl)Jと称することがある。上記式(N)におiJる
R57としては、例えば水素または水銀、銀、タリウム
などの金属イオンが挙げられる。上記式(W、)、、 
(V[)、、 (■)におけるR58としては、水素ま
たは、たとえばトリメデルシリル。
t−ブチルジメチルシリル、ジフェニルメチルシリルな
どのシリル基、たとえばイソプロピリデン炭素を介する
有機残基]が挙げられる。上記式(■)におけるR”で
示される脱離基としては、たとえばハロゲン(例、ブロ
ム、クロル)、置換基(例、アルキル、アリール)(ア
ルキル、アリールとしてはR1に関して前記した置換基
と同様のものが挙げられる。)を有するスルホニルオキ
シ(その具体例としては、たとえばp−1−ルエンスル
ホニルオキシ、p−ニトロフェニルスルホニルオキシ、
メタンスルホニルオキシ)、ジ置換ホスホリルオキシ(
例、ジフェニルホスホリルオキシ、ジエチルホスホリル
オキシ)などが挙げられる。
上記式(V)、(■)、(■)におけるR”としては、
カルボキシル基または、たとえばt−ブチオキシカルボ
ニル、ベンジルオキシカルボニル、4−ニトロベンジル
オキシカルボニル、ジフェニルメチルオキシカルボニル
、アリールオキシカルボニルなどのカルボン酸エステル
が挙げられる。
化合物(IV)と化合物(V)とまたは化合物(VI)
と化合物(■〕とを反応させ、化合物(■)を得る工程
は、溶媒中、反応に支障のない限り、たとえばトリエチ
ルアミン、ジイソプロピルアミン、ピリジン。
4−ジメチルアミノピリジンなどの塩基を使用する場合
もある。溶媒としては、たとえばジクロルメタン、クロ
ロホルム、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ベンゼン
、トルエン、アセトニトリル、N。
N−ジメチルアセトアミド、N、N−ジメチルホルムア
ミド、ヘキサメチルホスポルアミドなどが挙げられる。
反応温度は、通常−20℃ないし100℃程度であり、
反応時間は約10分間ないし50時間程度である。
化合物(■)から化合物(II)への反応は、化合物(
■)のR58がシリル基の場合、溶媒中酸(たとえば塩
酸、酢酸、ギ酸、トリフルオロ酢酸などが挙げられる。
、)あるいはフッ素アニオン(たとえばテトラ−n−ブ
チルアンモニウム・フルオライド、カリウムフルオライ
ド、トリチルボロンテトラフルオライドなどが挙げられ
る。)と反応させることにより行われる。R58がイソ
プロピリデン酢酸エステル基の場合、酸化剤(たとえば
、過マンガン酸カリウム、オゾン)と反応させることに
よって行われる。また化合物(■)のR50が前記した
カルボキシル基から誘導される基である場合及び化合物
(■)において、R”で表4つされる基がシリル基(該
シリル基がアルキル基等で置換されている場合も含む)
で保護されている場合等には(I′)から(J)を製造
する方法に関連して、RI′およびR”の変換反応とし
て前記した脱保護反応に付すことにより、化合物(■)
から化合物(II)へ変換される。
たとえばR58がt−ブチルオキシカルボニルまたはジ
フェニルメチルオキシカルボニルの場合、アニソールの
存在下トリフルオル酢酸と反応させて実施される。ベン
ジルオキシカルボニルまたは4−ニトロベンジルオキシ
カルボニルの場合、接触還元反応によって実施される。
原料化合物である化合物(IV)は、公知の種々の方法
又はそれに準じる方法により製造することができる。た
とえばつぎに掲げる文献などにより、化合物自体が公知
であるか、またはそれらに記載の方法に準じて化合物(
IV)を得ることができる。
(1)/”シマら(Y、 Hamashima  et
、 al、)’り一セント・アドバンス イン ザ ケ
ミストリーオブ β−ラクタム アンティバイオティッ
クス(Recent Advences  in th
e Chemistry ofβ−Lactam An
tibiotics)” No、 28 、243〜2
51頁(1977)。
(2) り−パーら(R,D、G、Cooper、 G
、A、Koppel)。
“ケミストリー アンド バイオロン−イブβ−ラクタ
ム アンティバイオティックス(Chemistry 
 and  Biology  of  β−Lact
amAntibiotics)” 1巻 1〜92頁、
2巻 315〜360頁(1982,)。
化合物(IVXR2が水素、R1′がNを介する有機残
基の場合)はたとえば次反応式に従っても製造すること
ができる。
(以 下 余 白) (TX)              (X)(XI)
              (XI[)[式中、φは
フェニール基を、その他の各記号は前記と同意義を示す
。コ 化合物(■)[イ・ジー・ブライアンら、ジャーナル・
オブ・ザ・ケミカル・ササイエティ パーキンI  (
E、G、Brajn et、 al、、J、 Chem
、 Soc。
PerkinJ)、447(1976,)]から化合物
(X)を得る反応は、化合物(IX)を溶媒中で、塩基
の存在下、トリチルメルカプタンと反応させることによ
って行なわれる。塩基としては、たとえば、トリエチル
アミン、トリーn−ブチルアミンなどの有機アミン類、
たとえばリチウム、ナトリウム、カリウム。
セシウムなどのアルカリ金属の水素化物9水酸化物、炭
酸塩などが用いられる。溶媒としては反応を用害しない
かぎりどのようなものでもよく、具体的には例えば水、
テトラヒドロフラン、ジオキサン2アセトニトリル、N
、N−ンメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセト
アミド、ヘキサメチルホスホルアミドあるいはこれらの
混合溶媒などが用いられる。反応時間は約5分間ないし
30時間程度であり、反応温度は、通常的−20℃ない
し100°C程度である。
化合物(X)から化合物(XI)への反応は、化合物(
X)を溶媒中で酸と反応させることによって行われる。
酸としては、たとえば、p−トルエンスルホン酸、塩酸
、ギ酸などが用いられる。溶媒は反応を阻害しないかぎ
りどのようなものでもよ(、具体的には例えば、水、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン2アセトニトリル、アセ
トン、ジクロルメタン。
酢酸エチルおよびこれらの混合溶媒などが用いられる。
化合物(XI)から化合物(Xll)への反応は、ペニ
シリンの6位のアミノ基あるいはセファロスポリンの7
位のアミノ基への保護基の導入反応あるいはアシル化反
応に準じて行なうことができる。より具体的には、(I
′)から(I)への製造に関し、R1′の変換反応とし
て、前記したアシル化の方法に従い行なうことができる
前記式中、R58が前記した意義のうち、水素に変換さ
れ得る基である場合、化合物(X[1,)から化合物(
XI[I)の反応は、化合物(■)を溶媒中例えばトリ
メチルシリルクロリド、t−ブチルジメチルシリルクロ
リド、t−プチルノメチルンリルトリフレートあるいは
ジフェニルメチルシリルクロリド等のシリル化剤と塩基
の存在下反応させることによって行われる。溶媒は、反
応を阻害しないかぎりどのようなものでもよく、具体的
には例えばジクロルメタン、酢酸エチル、ベンゼン、ク
ロロホルム、N。
N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトア
ミドなどがあげられる。塩基としては、トリエチルアミ
ン、トリーn−ブチルアミン、N、、N−ジメチルアミ
ノピリジン、イミダゾールまたはメチルイミダゾールな
どの有機アミン類が挙げられる。
反応時間は約5分間ないし30時間程度であり、反応温
度は、通常約−20℃ないし100°C程度である。
化合物(XI[[)から化合物(■)への変換反応は、
溶媒中、例えば、塩化第二水銀、硝酸第二水銀、硝酸銀
または硝酸タリウム等を加えることにより、水銀、銀、
またはタリウムなどの金属イオン存在下で行われる。R
”が水素の化合物(IV)は、生成物を硫化水素と反応
させることにより得られる。またR57が水素の化合物
(IV)は、さらに、たとえば塩酸等の無機酸、または
、例えば酢酸、ギ酸、トリフルオル酢酸などの有機酸等
の酸を作用させることによって得られる。反応溶媒は、
メタノール。
エタノール、テトラヒドロフラン、ジクロルメタン。
酢酸エチル、クロロホルム、N、N−ンメチルアセトア
ミド、N、N−ジメチルホルムアミドなどが具体例とし
て挙げられ、反応温度は通常約−78℃から50℃程度
で行われるが、これ以外の温度で行なってもよい。
原料化合物である化合物(V)において、R8とR7が
水素、R59が前記した意義のうち、カルボキシル基か
ら誘導される基である場合、たとえば次反応式に従って
製造することができる。
(XIV)        (V) [式中、各記号は前記と同意義を示す。]上式で示され
る反応において、化合物(XIV)は、それ自体公知の
方法たとえば、庄野達哉、松村功啓らの有機合成化学協
会誌、39,358−373(1981)に記載の方法
で化合物(V)に変換される。たとえば化合物(、XI
V)において、R4−R5−Hで、R5”−R511=
 COOCH2CH3である化合物から、化合物(V)
において、R4= R5= R8−R’=Hで、R52
=R”−CO,0CH2CH3である化合物を製造する
方法は、例えばジャーナルフユアプラクテッシエヘミー
(J 、 Prak、、 Chem、 )37.302
C1968)に記載されている。化合物(V)において
、R6とR7のいずれも、またはいずれかが水素でない
場合、たとえば次反応式で示される方法により製造する
ことができる。
[式中、各記号は前記と同意義をしめず。]本方法では
、化合物(XIV)を、それ自体公知の方法たとえば、 1)岩澤伸冶ら有機合成化学協会誌44732)自由ら
オーガニック リアクションズ28巻3章(1982) 3)エバンズら トピックス イン ステレオケミスト
リー 13巻 1章(1982)4) ヒースコック 
アシンメトリツク シインセシス 3巻 2章(198
4) に記載の方法で、化合物(XV)とのアルドール反応に
付すことにより化合物(XUに変換し、これを脱水反応
に付し、化合物(V)に変換する。
原料化合物である化合物(Vl)は、たとえば次反応に
準じて製造される。
[式中、R”は脱離基を、φ、R”、’R2,R0,R
7゜R57およびR58は前記と同意義を示す。]化合
物(χ■)[千代らのジャーナル オブ アンティバイ
オティクス(J、 Antibiotics)  38
 。
346(1985)に記載されている方法またはこれに
準じた方法で合成される。]から化合物(X■)を得る
反応は、化合物(X■)を溶媒中で、塩基の存在下トリ
チルメルカプタンと反応させることによって行われる。
R62で示される脱離基の具体例としては、臭素、塩素
、ヨウ素、メタンスルホニルオキシ、トリフルオルメタ
ンスルボニルオキシなどが挙げられる。
化合物(X■)から化合物(Vl)への変換反応は、溶
媒中、例えば、塩化第二水銀、硝酸第二水銀、硝酸銀ま
たは硝酸タリウム等を加えることにより、水銀、銀4ま
たはタリウムなどの金属イオン存在下で行われる。R5
8が水素の化合物(Vl)は、このようにして得られた
性成物を更に硫化水素と反応させることにより得られる
。またR50が水素の化合物(VI)は、硫化水素と反
応させる代わりに、たとえば塩酸等の無機酸、または、
例えば酢酸、ギ酸。
トリフルオル酢酸などの有機酸等の酸を作用させること
によっても得られる。反応溶媒は、メタノール、エタノ
ール、テトラヒドロフラン、シクロルメタン、酢酸エチ
ル、クロロホルム、N、N−ジメチルアセトアミド、N
、N−ジメチルホルムアミドなどが具体例として挙げら
れ、反応温度は通常−78℃から50℃程度で行われる
が、これ以外の温度で行なってもよい。塩基としては、
たと&ば、ピリジン、トリエチルアミン、トリーローブ
チルアミンなどの有機アミン類、たとえばリチウム。
ナトリウム、カリウム、セシウムなどのアルカリ金属の
水素化物、水酸化物、炭酸塩などが用いられる。
溶媒としては反応を阻害しないかぎりどのようなもので
もよく、具体的には例えば水、テトラヒドロフラン5ジ
オキサン、アセトニトリル、N、N−ジメチルホルムア
ミド、N、N−ジメチルアセトアミド2ヘキザメチルホ
スホルアミドあるいはこれらの混合溶媒などが用いられ
る。反応時間は約5分間ないし30時間程度であり、反
応温度は、通常的−20℃ないし100℃程度である。
原料化合物である化合物(XIV)は、たとえば次反応
式で示される方法によって製造できる。
[式中、R3は水素を、R4、R5およびR51′は前
記と同意義を有する。] 本反応では、化合物(XIX)を、ペプタイド分野で知
られている自体公知のカルボン酸のエステル化等の方法
、就中、(1)へ導くための(1′)のR”および/ま
たはR52の変換反応に関して前記したエステル化の方
法に従って化合物CXN’)に変換する。
原料化合物である化合物(■)においてR59か前記し
た意義のうち、カルボキシル基から誘導される基である
場合、たとえば次反応式で示される方法により製造する
ことができる。
[式中、各記号は、前記と同意義を有する。]本方法で
は化合物(XIX)を、溶媒中ブロム、塩素などのハロ
ゲン化剤を作用させて化合物(、XX)に変換し、これ
をペプタイド分野で知られている自体公知のカルボン酸
のエステル化等の方法、就中、(I)へ導くための(■
′)のR”および/またはR52の変換反応に関して前
記したエステル化の方法に従って化合物(■)に変換す
る。化合物(XIX)から化合物(X、X)への反応に
用いられる溶媒としては、酢酸、クロロホルム、ジクロ
ルメタン、四塩化炭素などが挙げられ、反応温度は通常
約−20℃ないし100℃、で行われる。
化合物(XX)から化合物(■)への変換は、例えば塩
酸または硫酸などの酸の存在下、メタノール、エタノー
ル、ベンジルアルコールを作用させること、例えばジア
ゾメタン、ジフェニルジアゾメタンを作用させること、
または例えば硫酸存在下イソブチンを作用させることな
どの方法によってエステル化された化合物(■)に変換
される。
原料化合物として用いられる化合物(XIX)は、たと
えば次の方法により製造することができる。
なお、式中のR3,R4、R5およびR”は、前記と同
意義を有する。
化合物(XXI)→化合物(XIX):本工程は、式 で表わされる化合物の2つあるカルボキシル基のうち1
位のカルボキシル基のみを選択的にエステル化し、ハー
フェステル体である化合物(XIK)を製造する工程で
ある。本反応は化合物(XXI)を溶媒中で、当量の塩
基の存在下、約当債ないし小過剰のエステル化剤と反応
させることにより行なゎれる。ここで用いられるエステ
ル化剤としては、たとえばヨウ化メチル、ベンジルプロ
ミド、p−ニトロベンジルプロミド、m−フェノキシベ
ンジルプロミド、p−t−ブチルベンジルプロミド、ジ
フェニルメチルプロミド、ピバロイルオキシメチルクロ
リドなどのハライド類、たとえば硫酸ジメチル、硫酸ジ
エチルなどの硫酸ジアルキル類などが挙げられる。塩基
としては、たとえば、ジイソプロピルアミン、ジシクロ
ヘキシルアミン、シクロヘキシルイソプロピルアミン、
トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリーn−ブ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、DABCO
,、DBU、N−メチルモルホリン、N−メチルピペリ
ジン、N−メチルピロリジン、3,4−ジヒドロ−2H
−ピリド[1゜2−a]ピリミジン−2−オン、4−ジ
メチルアミノピリジン、ピリジン、ルチジン、γ−コリ
ジンなどの有機アミン類、たとえばリチウム、ナトリウ
ム。
カリウム、セシウムなどのアルカリ金属との水素化物、
水酸化物、炭酸塩などが用いられる。
溶媒としては、N、N−ジメチルホルムアミド。
N、N−ジメチルアセトアミド、ヘキザメチルポスホル
アミド、ジメチルスルホキシド、ジクロロメタン、アセ
トニトリル、テトラヒドロフランなどが用いられる。反
応温度は、通常約−20℃ないし100℃程度であり、
反応時間は、約5分間ないし30時間程度である。
化合物(XXI)→化合物(X■)−化合物(XXII
I)−化合物(X IX)・ 本工程は、化合物(XX[)にベンジルカルバメートを
反応させ、式 で表わされる化合物(XXII)を製造し、次いでこれ
をエステル化反応に付すことにより、式で表わされる化
合物(XXI[f)に変換した後、酸処理することによ
り、化合物(XIX)を製造する工程である。
本反応は化合物(XXI)に対し、ペンジルヵルバノー
上を約当量ないし小過剰用い、通常無溶媒で減圧下に加
熱して脱水縮合することにより行なわれる。減圧度は約
0.1mmHHないし50mmI−TH程度である。反
応温度は、通常的50℃ないし120℃程度であり、反
応時間は、約30分間ないし20時時間径である。化合
物(XXn)はついでエステル化反応に付し、化合物(
XXI)に変換する。
エステル化反応は前記の化合物(XX[)から化合物(
XIX)へのエステル化と同様の条件を適用することに
より実施される。さらにたとえばジアゾメタンなどのよ
うなジアゾアルカン類と、あるいはたとえばメタノール
、エタノール、ベンジルアルコールなどと、たとえばD
CCなどのカルボジイミド縮合剤の存在下にエステル化
を行なう場合もある。
エステル化の方法は適宜目的とするエステルにより選択
されるが、ここで用いられるエステルは次反応で酸を使
用するために比較的酸に安定なものが選ばれる。化合物
(XXII)は酸処理することにより化合物(XJX)
へ変換される。ここで用いられる酸としては、たとえば
過剰量の塩酸、硫酸、臭化水素酸、過塩素酸、過ヨウ素
酸、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、p−トルエンスル
ホン酸などが単独あるいは組み合わせて用いられる。そ
れらの中で臭化水素酸−酢酸を組み合わせたものが好適
である。
反応温度は約θ℃ないし50℃程度であり、反応時間は
約15分間ないし5時間径度である。
化合物(XXI)−化合物(XXIV)→化合物(XI
X):本工程は化合物(XXI)にハロゲノ炭酸エステ
ルを反応させ式 で表わされる化合物(XXIV)に導き、ついで脱炭酸
することにより化合物(X、]XXを製造する工程であ
る。例えば、2−オキソグルタル酸(化合物(X累)に
おいてR3=R’=R5=Hの化合物)とクロロ炭酸エ
チルとを反応させ、ついで脱炭酸して2−オキソグルタ
ル酸の1−エチルエステルを合成する例は、例えば、J
 、 M、 Domagala、 、テトラヘドロン・
レターズ(T e、trahedron  L ett
ers)21巻、4997頁、1980年に記載されて
いる。
本反応は化合物(XX[)を溶媒中で塩基の存在下に、
ハロゲノ炭酸エステルと反応させ、ついで脱炭酸するこ
とにより化合物(XIX)を製造する。ハロゲノ炭酸エ
ステルの具体例として、たとえば、クロロ炭酸メチル、
クロロ炭酸エチル、クロロ炭酸ベンジル、クロロ炭酸−
2,2,2−トリプロピルチルなどが挙げられる。ここ
で用いられる塩基としては、たとえばトリエチルアミン
、トリプロピルアミン、トリーn−ブチルアミン、ジイ
ソプロピルエチルアミン、トリエチレンジアミン、DA
BCO,DBU、N−メチルモルホリン、N−メチルピ
ペリジン、N−メチルピロリジン、3.4〜ジヒドロ−
2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−オン、4
−ジメチルアミノピリジン、ピリンン、ルチジン、γ−
コリジンなどの有機アミン類、たとえばリヂウム、ナト
リウム、カリウム、セシウムなどのアルカリ金属、たと
えばマグネシウム、カルシウムなどのアルカリ土類金属
あるいはこれらの水素化物、水酸化物、炭酸塩あるいは
アルコラード類などが用いられるゎ溶媒としては、たと
えばジクロロメタンクロロホルム、テトラヒドロフラン
、ジオキザン、ベンゼン、トルエン、アセトニトリル、
ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミドなどの通
常の溶媒が用いられる。本反応は化合物(XXI)に対
して約当量の塩基ならびに約当量のハロゲノ炭酸エステ
ルが使用される。反応温度は通常約−30℃ないし60
℃であり、反応時間は約1分間ないし2時皿程度である
。化合物(XXIV)はとくに単離する必要がなく、前
記反応条件で脱炭酸反応も引き続き進行し、化合物(x
IM、)を−挙に得ることができる。
化合物(XXI)−化合物(XXV)−化合物(XIX
):本工程は化合物(XXI)に脱水剤を作用させ。酸
無水物である式 で表わされる化合物(XXV)を製造し、ついでアルコ
ールを反応させ、化合物(X JX )を製造する工程
である。本反応で用いられる脱水剤としては、たとえば
オキン塩化リン、チオニルクロリド、ククロスルポン酸
などのハロゲン化合物、たとえば無水酢酸、無水トリフ
ルオロ酢酸などの低級脂肪酸の酸無水物、たとえばアセ
チルクロリドなどの酸ハライド、たとえばN、N’−カ
ルボニルシイミグゾール、N−トリフルオロアセデルイ
ミダゾールなどのイミダゾール誘導体、DCCなどが挙
げられる。上記の酸ハライドを使用する時は、たとえば
ピリジン、トリエチルアミンなどの有機塩基を併用する
場合もある。本反応は化合物(XXI)に対し、約当量
ないし過剰量の脱水剤を使用し、溶媒中で行なうか、あ
るいは脱水剤が液体の場合は溶媒を兼ねて行なわれる。
溶媒としては、たとえば、ジクロメタン、ベンゼン、ト
ルエン、アセトニトリルなどが用いられる。反応温度は
、通常的o℃ないし100°C程度であり、反応時間は
約15分間から30時間程度である。ついで化合物(X
XV)と約当量ないし過剰量のアルコールを反応させる
と、化合物(XIX’)が得られる。ここでアルコール
のとしては、前記したR”OHまたはR”’OHE式中
、R51およびR”’は前記と同意義を有する。]で表
わされるアルコールが用いられる。たとえばメチルアル
コール。エチルアルコール、ベンジルアルコール、p−
ニトロベンジルアルコール、t−ブチルアルコールなど
が挙げられる。この反応では、たとえば硫酸、p−トル
エンスルホン酸、塩化亜鉛。
酢酸ナトリウム、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジ
ン。4−ピロリジノピリジン、トリエチルアミン。炭化
カルシウムなどの触媒を用いる場合もある。反応温度は
、約0℃ないし100℃程度であり、反応時間は約10
分間ないし4日間程度である。
本工程は化合物(XXI)をジエステル化して式で表わ
される化合物(XXVI)を製造し、ついで1位のエス
テル基のみを選択的に加水分解し、式で表わされる化合
物(XX■)に変換後、1位のカルボキシル基に5位の
エステル基と異なるエステル基を導入し、式 で表わされる化合物(XX■)を得、最後に5位のエス
テル基のみを選択的にカルボキシル基に変換し、化合物
(XIX)を製造する工程である。上記式%式% は、たとえばメチル、エチルなどのアルキル基たとえば
ベンノル、p−ブロムベンジル、p−ニトロベンジルな
どのアラルキル基などが挙げられる。
化合物(XXDから化合物(XXVI)の反応は、さき
に化合物(XXI)から化合物(XIX)の製造法で記
載した方法において、エステル化剤および塩基を化合物
(XXI)に対し、それぞれ約2当量ないし過剰量使用
することにより行なわれる。化合物(XXVI)から化
合物(XX■)の加水分解は、通常、たとえばリヂウム
、ナトリウム、カリウム、センウムなどのアルカリ金属
の水酸化物、炭酸塩、アルコラードなどの塩基により溶
媒中で行なわれる。溶媒としては、水、メタノール、エ
タノ、−ル、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシ
ドなどが単独にあるいは混合溶媒として用いられる。本
加水分解反応は、化合物(XXVI)に対して約当量の
塩基を用いて行なわれる。反応温度は、通常的O℃ない
し80℃程度であり、反応時間は、約10分間ないし2
0時間程度である。化合物(XX■)から化合物(XX
■)のエステル化反応は、さきに化合物(XXI)から
化合物(X IX)の製造法で記載した方法に従って行
なうことができる。さらに化合物(XX■)を酸触媒存
在下イソブチンと反応させt−ブチルエステルを製造す
る場合もある。化合物(XX■)から化合物(XIX)
への変換反応は、1位の−エステル基が塩基に対して安
定であり、5位のエステル基が安定でない場合(たとえ
ば、R52−t1ブチル、R63=メヂルなどの場合)
は、前記の化合物(XXVI)から化合物(XX■)へ
のアルカリ加水分解の方法を適用することにより達成さ
れる。また1位のエステル基が還元条件に安定であり、
5位のエステル基が安定でない場合(たとえば、R52
−1−ブチル、R63〜ベンジルなどの場合)は、還元
による方法により選択的にハーフェステル体[化合物(
XIX)]が得られる。還元方法としては、たとえばパ
ラジウム炭素5パラジウム黒、パラジウム炭酸バリウム
、酸化白金、白金黒、ラネーニッケルなどの金属触媒を
用いる触媒還元による方法、たとえば亜鉛、鉄、クロム
などの金属と、たとえば塩酸、ギ酸、酢酸などの酸によ
る還元方法などが適用される。還元による方法は通常溶
媒中で行なわれ、たとえば水、メタノール、エタノール
、酢酸エチル。
アセトンあるいは上記の酸などが用いられる。反応温度
は通常的O℃ないし60°C程度であり、反応時間は約
10分間ないし20時間である。
叶 本工程は、式 で表わされる化合物(XXIX)をエステル化シ、式で
表わされる化合物(XXX)に導いた後、加水分解反応
に付して、式 で表わされる化合物(XXX[)を得、これを再びエス
テル化して、式 で表わされる化合物(XX■)に変換し、さらに水酸基
を酸化して化合物(、X、X■)(前出)とし、これを
前記した化合物(XX■)から化合物(XTX)の反応
に付し、化合物(X、IM)を製造することができる。
原料化合物(、X XI X )においてR3= R4
= R5−Hである化合物は文献既知であり、グルタミ
ン酸から容易に合成することができる[呑口ら、テトラ
ヘドロン(Tetrahedron)、30,3547
 (1974)参淵、]、R3〜R5に置換基のある化
合物も、この方法に準じて合成することができる。化合
物(XX 、IM、)から化合物(、XXX)へのエス
テル化は、さきに化合物(XXI)から化合物(X’l
X)への製造法で記載した方法と同様にして製造される
。さらに化合物(XXIX)をたとえばイソブチンなど
のアルケンと、たとえば硫酸、塩酸等の酸あるいは三フ
ッ化ホウ素などを触媒として付加させ、t−アルキルエ
ステルを製造する場合もあり、本反応は通常溶媒中で行
なイっれる。溶媒としては、ジクロロメタン、クロロホ
ルム、ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、ベンゼンなどが用いられ、過剰量のイソブチンを
導入後、密封し、約0℃ないし50°Cで、約5時間な
いし数日間程度反応させることにより実施される。化合
物(XXX)から化合物(XX、Xr)のアルカリによ
る加水分解は、さきの化合物(XXVI)から化合物(
XX■)の製造法で記載した方法が適用できる。なお、
本反応を行なうためには化合物(XXX)のエステル基
がアルカリに対して比較的安定なもの(たとえばR52
−t−ブチルオキシカルボニル)を選択する必要がある
。化合物(XXXI)から化合物(X、X■)へのエス
テル化は、前記の化合物(X X[[)から化合物(X
X朋)への方法と同様に実施される。化合物(XX、X
l[)から化合物(XX■)への酸化反応は、化合物(
XXX[l)を溶媒中で、酸化剤と処理することにより
行なわれる。酸化剤としては、たとえば過マンガン酸カ
リウム、二酸化マンガン、ジメチルスルポキシド(DM
SO)−DCC,DMSO−無水酢酸、DMSO−オキ
ザリルクロリド、DMSO−五酸化リンなどが用いられ
る。溶媒としては、ジクロロメタン、クロロホルム、ア
セトニトリル、酢酸エチル、ベンゼン、トルエン、DM
SO,N、N−ジメチルホルムアミド、アセトン、エー
テルなどが用いられる。本反応は通常化合物(XXX[
l)に対し約当量ないし過剰量の酸化剤を使用する。反
応温度は約−80℃ないし60℃程度であり、反応時間
は約10分間ないし30時間である。
化合物(XIX)においてR52がアミド化されたカル
ボキシル基である化合物の製造は、前記の化合物(XX
■)に前記したカルボン酸のアミド化の製造法を適用し
、ついで化合物(XX■)から化合物(XIX)を製造
する方法で記載した方法に従って行なうことができる。
本発明に用いられる原料化合物である化合物(、X X
[)は、既に報告されている種々の方法によって製造す
ることができる。たとえば以下に挙げる文献によって、
化合物自体が公知であるか、またはこれらの文献に記載
の方法に従って化合物(X累〕を得ることができる。
(1)、オーガニック・シンセシス(OrganicS
ynthesis)、Co11ective  vol
、 3.510(+ 955) (2)、 M、 E、 E、 Blaise  et 
 al、 、ブレテン・デュ・う・ソシエテ・シミク・
デュ・フランス(Bulletin  de  la 
 5ociete  Chimique  deFra
nce、)、9,4.58(1911,)(3)、 W
、 H,Perkin  et  al、 、ジャーナ
ル・オブ・ザ・ケミカル・ソサエティ(J ourna
l  ofthe  Chemical  S oci
ety) 79 、729(4)、 J、 C,Bar
dhan、ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサエテ
ィ、 、1928,2591(5)、 W、 N、 H
aworth  et  al、 、ジャーナル・才ブ
・ザーケミカル・ソサエテ仁105゜1342(191
4,) (6)、 F、 C,Hartman、バイオケミスト
リー(Biochemistry)20 、 894 
(1981)(7)、 G、 He5se  et  
al、 、アナーレン・デア命ヘミ−(Annalen
   der  Chemje)、697゜化合物(X
XI)は、次反応式などに従って製造することができる
(XXXIII)(XXXIV)       (XX
XV)(XXI) なお、上記式中、R3,R’、R5およびR”は前記と
同意義を有する。
化合物(XXXI)から化合物(XXXV)への変換は
いわゆる CJaisen縮合としてよく知られている
反応であり、化合物(XXXII[)と化合物(XXX
Jv)を溶媒中塩基の存在下に縮合させる工程である。
本反応に用いられる塩基としては、たとえばリチウム、
ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属、たとえばマ
グネシウム、カルシウムなどのアルカリ土類金属、ある
いはこれらの水素化物、アルコラード、アミド、アルキ
ル金属など、あるいは第四アンモニウムなどが挙げられ
る。溶媒としてはメタノール、エタノールなどのアルコ
ール類(アルコラードを用いる場合には、アルコラード
のアルコキシル基と同一のアルコキシル基を有するアル
コール)、エーテル、テトラヒドロフラン1ジオキサン
、、N 、、 N−ジメチルホルムアミド、1.2−ジ
メトキシエタン、ジクロロメタン、ベンゼン、トルエン
などが用いられる。反応温度は、通常的0℃ないし80
℃程度であり、反応時間は、約10分間ないし10時間
程度である。
化合物(XXXV)から化合物(XXI)への変換は酸
、アルカリあるいは還元的処理を行なうことにより化合
物(XXI)を製造する工程である。本反応は前記のた
とえば化合物(XXV[、)から化合物(XX■)へあ
るいは化合物(XX■)から化合物(XIX)への製造
法に従って実施することができる。
化合物(III)の製造法 本工程は、化合物(■)を反応させ、式1式中、R”、
R2,R3,R’、R5,R”、R58,ZおよびYは
前記と同意義を示す。」で表わされる化合物またはその
エステルまたは塩を得、当該化合物のR58が前記した
意義のうち、水素に変換し得る基である場合、R56を
水素に変換して化合物(III)またはそのエステルま
夫は塩を製造する工程である。
本反応は通常溶媒中あるいは無溶媒で化合物(■)を活
性化剤と反応させることにより実施される。ここで用い
られる活性化剤としては先に、化合物U1.)から(I
′)への反応に関し、説明し、例示したカルボキシル基
の活性化剤が用いられ得るが、本反応は化合物(■)を
、該化合物に対し約当量から過剰量の前記活性化剤で、
溶媒中あるいは無溶媒で処理することにより実施される
。また反応に支障のない限り、たとえば、トリエチルア
ミン、ジイソプ口ピルエチルアミン、ピリジン、4−ジ
メチルアミノピリジンなどの塩基を使用する場合もある
。溶媒としては、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩
化炭素、1,2−ジクロロエタン、N。
N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトア
ミド、アセトニトリル、テトラヒドロフラン。
ベンゼン、トルエンなどが用いられる。反応温度は、通
常的−20℃ないし100℃程度であり、反応時間は、
約30分間ないし50時間程度である。化合物(XXX
V[)において、R58が前記した意義のうち水素に変
換しうる基である場合、化合物(■)から化合物(U 
、)への製造法に準じて、当該化合物(XXXVI)は
化合物(I)に変換される。
尚、上記化合物(II)〜(■)のエステルとしては、
各置換基または側鎖の置換基としてカルボキシル基等を
含む場合、これらカルボキシル基の化合物(1)につい
て前記したようなエステルが挙げられる。また上記化合
物(fl)、、(I)、(V)、、(■)、(■)の塩
としても、カルボキシル基や塩基性基を置換基と含む場
合、これらの基についての化合物CI)について前記し
たような塩が挙げられる。
かくして得られる各中間体化合物は、自体公知の手段た
とえば濃縮、液性変換、転溶、溶媒抽出、凍結乾燥、結
晶化、再結晶1分留、クロマトグラフィーなどにより半
部することができる。
このようにして得られる化合物(n)および(III)
は、新規物質でありたとえば化合物(J′)を製造する
ための原料化合物として有用である。
また、上記のようにして得られる化合物(I)またはそ
のエステルまたは塩は医薬として有用であり、たとえば
ある種のダラム陽性菌、ダラム陰性菌に対して抗菌力を
有する。化合物(−1,)のなかで代表的な化合物の各
種微生物に対する抗菌スペクトルは次表1に示すとおり
である。
(注1)培地: Trypticase  soy  
agar接種菌量:  106CFU/ml (注2)化合物(1−5)、(1−6)および(1−1
8)はそれぞれ後述の実施例5,6.18で製造された
化合物を示す。
本発明化合物の毒性は低い。
このように、本発明の化合物は、ある種のグラム賜性菌
、ダラム陰性菌に対し抗菌力を示すので、細菌による感
染をひきおこされた晴乳動物(例、マウス、ラット、犬
、豚、牛2人など)の細菌感染症(例、呼吸器感染症、
尿路感染症、化膿性疾患、胆道感染症、腸内感染症、産
婦人科感染症、外科感染症など)の治療に細菌感染症治
療剤あるいは抗菌剤として用いることができる。
本発明化合物を投与するには、適宜の薬理的に許容され
得る置体、賦形剤、希釈剤と混合し、たとえば錠剤、顆
粒剤、カプセル剤、ドロップ剤などの剤型にして経口的
に投与することができ、または常套手段によってたとえ
ば注射剤に成型し、常套手段によってMAされた滅菌性
担体中に配合し非経口的に投与することができる。
本発明化合物の1日投与量は、例えば、注射剤として投
与する場合化合物(J、)として約2〜100mg/K
g、さらに好ましくは約5〜40mg/に2となる量で
ある。
上記経口製剤、例えば錠剤を製造する際には、結合剤(
例、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、マクロゴールなどう、崩壊剤(例
、デンプン、カルボキシメチルセルロースカルシウムな
ど)、賦形剤(例、乳糖、デンプンなど)、滑沢剤(例
、ステアリン酸マグネシウム、タルクなど)などを適宜
配合することができる。
また、非経口製剤、たとえば注射剤を製造する際には、
等張化剤(例、ブドウ糖、D−ソルビトール、D−マン
ニトール、塩化ナトリウムなど)、防腐剤(例、ベンジ
ルアルコール、クロロブタノール。
パラオキン安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピ
ルなど〕、緩衝剤(例、リン酸塩緩衝液、酢酸ナトリウ
ム緩衝液など)などを適宜配合することができる。
衷嵐鯉 本発明は、さらに下記の実施例、参考例で詳しく説明さ
れるが、これらの例は単なる実例であって本発明を限定
するものではなく、また本発明の範回を逸脱しない範回
で変化させてもよい。
実施例、参考例のカラムクロマトグラフィにおける溶出
は、特記しない場合はTLC(ThinLayer C
hromatography、薄層りaマドグラフィ)
による観擦下に行なわれた。、TLC観察においては、
TLCプレートとしてメルク(Merck)社製の60
F、5□を、展B8溶媒としてカラムクロマトグラフィ
で溶出溶媒として用いられた溶媒を、検出法としてUV
検比器を採用した。また、TLCプレート上のスポット
に48%HB rを噴霧し、加熱して加水分解した後に
ニンヒドリン(ninhydrin)試薬を噴霧し、再
び加熱して赤〜赤紫色に変わる現象も検圧法として併用
して目的物を含む溶出分画を確認し、集めた。
展開溶媒に関して、()に示した数値は、各混合溶媒の
容量混合比を表し展開溶媒として二種類のものが用いら
れている場合は、特記しない限り、()内の最初に示し
た容量混合比の溶媒で副産物を溶出し、つづいて()内
の矢印の後に示した容量混合比の溶媒で目的物を溶出し
た。“アンバーライト(Amberlite)X A 
D −2’を用いるカラムクロマトグラフィ精製では、
展開溶媒として実施例、参考例中に特に言及がされてい
なければ、最初に水、ついでエタノール水溶液を濃度を
徐々に上げながら用いた。
“アンバーライト”はローム アンド ハース社(Ro
hm & 1laas Co、 in U、S、A)製
である。特記しない限りカラム用シリカゲルは、和光純
薬社製の和光ゲル(、−300(200〜300メツシ
ユ)を用い、ジャーナル オブ ザ オーガニック ケ
ミストリー、先走、 2923 (1978)に記載さ
れている方法に準じてフラッシュクロマトグラフィーに
付した。NMRスペクトルは、内部または外部基準とし
てテトラメチルシランを用いてVARIANEM390
型(90MHz)、VARIANT 60型(60MI
−(Z)、JEOL(日本電子)JNM−GX270型
(270M HZ)またはJEOL(日本電子)JNM
−G X 400 fM (4QOM Hz)スペクト
ロメーターで測定し、全δ値をppmで示した。質量ス
ペクトルとして、FDMS、およびSIMSと記したも
のは、それぞれツイールドブソープション マススペク
トル(F D−MS :Pield Desorpti
on  MassSpectrum)およびセコンダリ
ーイオンマススペクトル(S I M S :5eco
ndary Ion Mass Spectrum)を
、1+itachiM −80A型スペクトロメーター
で測定したものである。尚“室温”とあるのは通常的0
℃から40℃を意味する。また、特記しない限り、%は
重量百分率を示す。混合溶媒を用いた場合の()内の数
字は各溶媒の容量混合比を示す。実施例、参考例中の記
号は次のごときを意味する。
S   ンングレット(singlet)d  :ダブ
レット(doublet)t   Jリプレット(tr
iplet)q  :クワルテット(quartet)
ABq°AB型クワルテッり(AB  typ−e q
uartet)dd、ダブルダブレット(double
 doublet)m  ・マルヂプレット(mult
iplet)sh・ショルダー(shoulder)b
又はbrニブロード(broad) J  :カップリング定数(coupling con
stant)mg:ミリグラム(m i I l ig
ram)g  :グラム(gram) 淑  :ミリリーター(milliliter)uQ 
 :マイクロリーター(mjcrol 1ter)ρ 
 :リーター(liter) ppm  百万分の−(part per m1lli
on)H2:ヘルツ(Herz) DMSOニジメチルスルホキシド(dimethyls
ulfoxjde) D x O+重水 参考例1 2−オキソグルタル酸 1−(4−ニトロベンジル)エ
ステル[化合物(1)]の製造:(a)2−オキソグル
タル酸2.93gのジメチルホルムアミド20滅溶液に
シンクロヘキシルアミン363gを加え50℃に加温し
た。ついで4−ニトロベンジルプロミド4.75gを加
え、70℃で15分間攪拌した。今後酢酸エチルI00
顧を加え析出した結晶をろ去し、酢酸エチルで洗浄した
。ろ液および洗液を合わせ、水および飽和食塩水で洗浄
後、乾燥(MgSO4)した。溶媒を減圧下に留去し、
残留物をシリカゲルを用いるカラムクロマトグラフィ〜
に付し、ヘキザンー酢酸エヂルー酢酸(50゜50:I
)で溶出後、目的物を含む分画を集めて、減圧濃縮する
と、題記化合物(])5.2gが結晶として得られた。
融点:l0O−102℃ I RvKBrcm−’: 1735.1707.15
30.1345゜ay 1275、1010 85N (90MI−Iz、 CD C1,−d、−D
 M S O)δ;2.5−2.8(2H,m)、2.
9−3J(2H,m)、5.40(2t(、s)。
7.62(2+1.dj二9Hz)、8.28(2H,
d、J=9Hz)元素分析値:C,2H,、No7 計算値 C,51,25,H,3,94,N、4.98
実測値 C,51,17,H,3,92,N、4.96
(b)、2−オキソグルタル酸2.93gのジメチルホ
ルムアミド20蔵溶液に、トリエチルアミン2.79一
ついで4−ニトロベンジルプロミド4.53gを加え室
温で5時間攪拌した。反応液を氷水中に注加し、酢酸エ
チルで抽出(2回)した。ついで参考例1(a)と同様
に処理すると、題記化合物(+)3.6gが結晶として
得られた。
(C)、2−オキソグルタル酸モノナトリウム塩3.3
6gのジメチルホルムアミド30旋懸濁液に4−ニトロ
ベンジルプロミド4.53gを加え、506C〜60℃
で2時間攪拌した。反応液を氷水中に注加し、酢酸エチ
ルで抽出(2回)した。ついで実施例1(a)と同様に
処理すると、題記化合物(1)3.92gが結晶として
得られた。
参考例2 2−オキソグルタル酸 1−メチルエステル[化合物(
2)]の製造・ ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(Jo
urnal  of  Organic  Chemi
stry)、6゜878(1941)に記載の方法によ
り得た2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−5=オキ
ソ−2−テトラヒドロフランカルボン酸27.93gの
ジメチルポルムアミド100滅溶液に、水冷攪拌下水素
化ナトリウム4.0g(60%油性)を加え、ついでヨ
ウ化メチル284gを加え室温で4時間反応した。
ヨウ化メチル14.2gを追加しさらに3時間攪拌した
。反応液を水に注加し酢酸エチルで抽出した。
有機層は炭酸水素ナトリウム、飽和食塩水で順次洗浄後
、乾燥(MgSO,)した。溶媒を留去し、析出した結
晶をろ取し、エーテルで洗浄すると2=ベンジルオキシ
カルボニルアミノ−5−オキソ−2−テトラヒドロフラ
ンカルボン酸 メチルエステル27.25gが無色結晶
として得られた。
融点 134−134.5℃。
I RシKBrCm−’: 3295.17g0,17
58,1700,1540゜ax 1308.1196.1049 氷晶10.0gに30%臭化水素酢酸溶液20滅を加え
30分間攪拌した。反応混合物を水冷下ヘギサンーエー
テル(9:I)500滅(2回)で洗浄(デカンテーシ
ョン)後、残渣に水を加え酢酸エチルで抽出(4回)し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄後、乾燥(MgS 04
) シ、溶媒を留去した。残留物をシリカゲルを用いる
カラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチ
ル(1:l)で溶出し、目的化合物を含む分画を集め、
減圧濃縮すると題記化合物(1)2.95gが無色結晶
として得られた。
融点:54.5755.0℃ I Rv KBrcm−’: 3430,1750,1
735,1710,1275゜aX 1255.1225.108O N M R(90M Hz、 CD CIs)δ:2.
60−3.27(4H,m)。
3.88(3H,s)、8.20(IH,bs)元素分
析値: Ce Ha Os 計算値 C,45,01; H,5,04実測値 C9
44,92; H,4,92参考例3 2−オキソグルタル酸 1−(4−ニトロベンジル)エ
ステル[化合物(1)]の製造・2−ベンジルオキシカ
ルボニルアミノ−5−オキソ−2−テトラヒドロフラン
カルボン酸838mgのジメチルホルムアミド5戒溶液
に水冷攪拌下、水素化ナトリウム120mg(60%油
性)を加え、ついで4−ニトロベンジルプロミド64.
8mgを加え、室温で2.5時間攪拌した。反応液に飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄後、乾燥(MgSOJし
、溶媒を留去した。残留物をシリカゲルを用いるカラム
クロマトグラフィーに付し、ヘキザンー酢酸エチル(1
:l)で溶出後、目的物を含む分画を集め、減圧濃縮す
ると2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−5−オキソ
−2−テトラヒドロフランカルボン酸 4−ニトロベン
ジルエステル687mgが無色結晶として得られた。
融点:I27−127.5℃ T RシKBrcm−’+3310.1780,175
9.1728.1520゜aX 1.345,1185.1042 氷晶2.07gを用い参考例2の方法と同様に反応処理
を行なうと題詞化合物(1)1.14gが得られた。
氷晶は参考例1で得た化合物(1)と融点、IRおよび
NMRスペクトルが完全に一致した。
参考例4 2−オキソグルタル酸 I−ヘンシルエステル[化合物
(4)]の製造: 2−才キソグルタル酸2.92gを無水ジメチルホルム
アミド20ノ波に溶解し、ジシクロヘキシルアミン3.
63gとベンジルプロミド2.61滅を加え、室温で2
時間攪拌した。反応液に酢酸エチルを加え析出した結晶
をろ去した。ろ液を水洗後、乾燥(Na2SO4)し、
溶媒を留去した。残留物をシリカゲルを用いるカラムク
ロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル−酢酸
(50:50:J)で溶出後、目的物を含む分画を集め
て、減圧濃縮するき題詞化合物(4)3.20gが無色
結晶として得られた。エーテル−ヘキサンから再結晶す
ると無色プリズム晶が得られた。融点・51−52°C
N M R(90M Hz、 CD C13)δ: 2
.67(2H,tj−6Hz) 、 2.97(2H,
m) 、5.26(2tL s) 、 7.35(5H
,s) 、8.9(IH,b) 元素分析値: CI 2 HI 20 s計算値 C,
61,01,、H,5,12実測値 C,61,,02
,H,5,12参考例5 4−メチル−2−オキソグルタル酸 I−(4−ニトロ
ベンノル)エステル[化合物(5)]の製造・4−メチ
ル−2−オキソグルタル酸0.74gを無水ジメチルホ
ルムアミド6滅に溶解し、ジシクロヘキシルアミン0.
93減と4−ニトロベンジルプロミド1.0gを加え、
室温で14時間攪拌した。反応液に酢酸エチルを加え析
出した結晶をろ去した。
ろ液を水洗、乾燥(N a2S o j後、溶媒を留去
した。
残留物をシリカゲルを用いるカラムクロマトグラフィー
に付し、ヘキサン−酢酸エチル(1:I−1:3)で溶
出後、目的化合物を含む分画を集めて、減圧濃縮すると
題詞化合物(5)0.66gが淡黄色油状物として得ら
れた。
I RシN0atcm−’+ 1780−1700.1
520.1345゜ax 1220.117O NMR(90MHz、CDCl5)δ:x、g2c3H
,d、J=6Hz)。
2.2−3.3(3H,m)、5.38(2H,s)、
6.0(IH,b)、7.55(2H,d、J=9Hz
)、8.22(2H,d、J=9Hz)参考例6 2〜オキソ−3〜フェニルチオグルタル酸 I−(4−
ニトロベンジル)エステル[化合物(6)]の製造・ 3〜ブロモ−2−オキソグルタル酸225gのジクロロ
メタン40M1懸濁液に水冷、攪拌下チオフェノール1
.0轍を加え、次いでトリエチルアミン415蔵を加え
た。反応液を室温で45分間攪拌後、溶媒を留去し、残
留物を酢酸エチルとIN−塩酸に分配した。酢酸エチル
層を分取し、水洗、乾燥(N a2 S O4)後、溶
媒を留去すると2−才キソー3〜フェニルチオグルタル
酸2.28gが淡黄色油状物として得られた。
I Rv蕃atcm−’:3000(b)、 1720
.1470.1440゜1400.1280.120O NMR(90MHz、 CD CIs)δ:2.87(
2H,d、J=8Hz)。
4.73(IH,t、J−8Hz)、7.40(5H,
s)、9.4(2H,b)氷晶2.28gのジメチルホ
ルムアミド18M1溶液に水冷、攪拌下ジシクロヘキシ
ルアミン1.43轍と4−ニトロベンジルプロミド1.
56滅を加えた。反応液を室温で15時間攪拌し、酢酸
エチルで希釈した。析出した結晶をろ去し、ろ液を水洗
、乾燥(Na、504)後、溶媒を留去した。残留物を
シリカゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付し、
ヘキサン−酢酸エチル(] :]2−i−1:3)で溶
出後、目的化合物を含む分画を集め、減圧濃縮すると題
詞化合物(6)、2.25gが無色結晶として得られた
。エーテル−ヘキサンから再結晶すると無色プリズム晶
が得られた。融点 119−120℃ 144Q、 1350.128O N M R(90M Hz、 CD CI3)δ:2.
85(2H,dj=8Hz)。
4 、7(IH,m)、 5.43(2H,s) 、 
6.7(IH,b) 、 7.35(5H,s) 。
7.60(2H,d、J= 9Hz) 元素分析値:Cl8H15NO?S 計算値 C,55,52,H,3,88,N、3.60
実測値 C,55,49,I−T、3.90. N、3
.5(1参考例7 3〜エチルチオ−2−オキソグルタル酸 1−(4−ニ
トロベンジル)エステル[化合物(7)]の製造: 3〜ブロモ−2−オキソグルタル酸1.OOgのジクロ
ロメタン20減@濁液に水冷、攪拌下エタンチオール0
.33滅を加え、次いでトリエチルアミン1.83dを
加えた。反応液を室温で3時間攪拌後、溶媒を留去し、
残留物を酢酸エチルとIN−塩酸に分配した。酢酸エチ
ル層を分取し、水洗、乾燥(Na2SO4)後、溶媒を
留去すると3〜エチルチオ−2−オキソグルタル酸08
2gが淡黄色油状物として得られた。
I R]/ NoatCm−’: 30[)O(b)、
 1720.1400.1250aX N M R(90M Hz、 CD C13)δ:1.
23(31+、L、J=8Hz)。
2、55(2H,q、 J = 8Hz) 、 3.0
(2H,b) 、 4.4(it(、t+) 、 8.
9(2)1.b) 氷晶0.82gのジメチルホルムアミド8フn1溶液に
水冷、攪拌下ジシクロヘキシルアミン0.65滅と4−
ニトロヘンシルプロミド0.70gを加えた。
反応液を室温で3時間攪拌し、酢酸エチルで希釈した。
析出した結晶をろ去し、ろ液を水洗、乾燥(Na2s0
4)後、溶媒を留去した。残留物をシリカゲルを用いる
カラムクロマトグラフィーに付し、ヘキザンー酢酸エチ
ル(3:2)および酢酸エチルで溶出後、目的化合物を
含む分画を集めて、減圧濃縮すると題詞化合物(7)0
.61gが無色結晶として得られた。イソプロピルエー
テルから再結晶すると無色プリズム品が得られた。
融点  100〜1010C z55 N M R(90M I4 Z、 CD C13)δ:
1.18(3H,t、J二8Hz) 。
2.48(2H,Qj=8Hz)、2.95(21(、
m)、4.3(IH,b)。
5.41(2H,s)、7.0(II、b)、7.57
(2H,d、J= 9Hz)。
8.25(2H,d、J= 911z)元素分析値: 
CI4 HI 5 N O? S計算値 C,49,2
6; H,4,43; N、4.LQ実測値 C,49
,32,H,4,33,N、3.99参考例8 2−オキソグルタル酸 1−t−ブチルエステル[化合
物(8)]の製造; 5−オキソ−2〜テトラヒドロフランカルボン酸50g
のジクロロメタン100d溶液に一60°Cで濃硫酸0
.3dを加え、次いで過剰のイソブチン(約50鎚)を
加えた。反応混合液を密栓して室温で一夜静置後、冷却
した炭酸水素ナトリウム飽和水溶液中に注加し、ジクロ
ロメタン層を分取した。ジクロロメタン層を水洗、乾燥
(N a2S O4)後、濃縮すると5−オキソ−2−
テトラヒドロフランカルボン酸 t−ブチルエステルが
無色油状物として得られた。
I Rv Noatcm−’: 1760aX NMR(6QMHz、CDC15)δ: C50(9H
,s)、2.4(4H,m)、4.8(11(、m) 氷晶を無水メタノール50戚に溶解し、水冷。
攪拌下ナトリウム メチラート100mgを加えた。
反応液を水冷下3時間攪拌後、濃縮し、酢酸エチルと塩
化アンモニウム水中に注加した。酢酸エチル層を分取し
、乾燥(N a2s O4)後、溶媒を留去すると2〜
ヒドロキシグルタル酸 1−t−ブチル5−メチルエス
テル8.2gが無色結晶として得られた。ヘキサノから
再結晶すると無色プリズム晶が得られた。融点36−3
7℃ I Rv Nuj”am−’ :3450.1735.
1280.1230.1160゜aX 11O N M R(90M Hz、 CD C13)δ: 1
.47(9+1.S)、1.7−2.6(41Lm) 
、2.87(it(、d、 J = 5FIZ) 、3
.63(311,s) 、 4.1(IH,m) 元素分析値・C8゜H+sO’; 計算値 C,55,03; H,8,31実測値 C,
54,60,H,8,35オキザリルクロリド0.39
dのジクロロメタン4滅溶液に窒素雰囲気下、−70℃
でジメチルスルホキシド0.60滅のジクロロメタン4
滅溶液を攪拌下加えた。次いで上記で得た2−ヒドロキ
シグルタル酸 1−t−ブチル 5−メチルエステル0
.95gのジクロロメタン3.5Ml溶液を加え一70
℃で15分間攪拌後、トリエチルアミン30祿を加えた
。反応液を一40’C迄昇温させた後、氷水中に注加し
、ジクロロメタンで抽出液を水、希酢酸、水で順次洗浄
後、乾燥(Na、SO,)し、溶媒を留去した。残留物
をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに付し
、ヘキサン−酢酸エチル(5:I)で溶出後、目的物を
含む分画を集め、減圧濃縮し2−オキソグルタル酸 1
−t−ブチル 5−メチルエステル0.60gが淡黄色
油状物として得られた。
I RシN0ajcm−’:1730,1370,12
95,1260,1200゜ax 1160.108O NMR(108ON、CDC13)δ: 1.57(9
H,s)、2.63(2H,t、J=6Hz)J、10
(2H9s、J=6Hz)、3.69(3H,s)氷晶
108mgをテトラヒドロフランl7n1と水I滅に溶
解し、水冷、攪拌下IN−水酸化ナトリウム0.4蔵を
加えた。反応液を水冷下、45分間攪拌後、水および酢
酸エチルの混液に注加した。水層を分取し、IN−塩酸
を加えてpH4に調整後、酢酸エチルで抽出した。抽出
液を食塩水で洗浄後、乾燥(Na2So、)L、溶媒を
留去した。残留物をシリカゲルを用いるカラムクロマト
グラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(3:2−1
:2)で溶出後、目的物を含む分画を集めて、減圧濃縮
すると題詞化合物(8)26mgが無色油状物として得
られた。
I RLJNoatcm−’:1740,1370,1
300,1255.1160゜aX 08O NMR(90MHz、CDCL)δ: 1.53(9H
,m)、2.75(4H9b) 参考例9 2−オキソグルタル酸 1−ジフェニルメチルエステル
[化合物(9)1の製造: 2−才キソグルタル酸2.93g、ジフェニルメチルプ
ロミド4.75gおよびジシクロヘキシルアミン3.6
3gを用いて参考例1(a)と同様の方法により題詞化
合物(9)3.2gを結晶として得た。
融点=107°−109°C I RvKBrcm−’: 1730.1710aX N M R(60M Hz、 CD C13)δ: 2
.58−3.17(4H,m)。
6.99(IH,s)、7.31−7.54(IOH,
m)元素分析値:C+eH+605 計算値 C269,22,H,5,16実測値 C96
9,30,H,5,18参考例10 2−オキソ−3〜フェニルチオグルタル酸 1−ジフェ
ニルメチルエステル[化合物(10)]の製造: 参考例6の方法で得た粗製の2−オキソ−3〜フェニル
チオグルタル酸6.7gのジメチルホルムアミド301
n1溶液に室温、攪拌下ジシクロヘキシルアミン4.0
滅とジフェニルメチルプロミド5、Ogとを加えた。反
応液を室温で15時間攪拌後、酢酸エチルで希釈した。
析出した結晶をろ去し、ろ液を水洗、乾燥(N at 
S O4)後、溶媒を留去した。残留物をシリカゲルを
用いるカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢
酸エチル(3゜1−1:I)で溶出後、目的物を含む分
画を集め、減圧濃縮すると題詞化合物(10)3.2g
が淡黄色結晶として得られた。ヘキザンー酢酸エチルか
ら再結晶すると無色針状晶が得られた。融点98−10
0°C I Rl7Nuj0’cm−’ :1740.1205
.1180゜aX N M R(60M Hz、 CD C13)δ:2.
85(2H,d、J=8Hz)。
4.70(11+、t、J=8Hz)、7.05(In
、s)、7.3(15H,m)。
参考例11 2−オキソグルタル酸 1−ピバロイルオキシメチルエ
ステル[化合物(II)]の製造・2−オキソグルタル
酸293gおよびN、N−ジイソプロピルエチルアミン
3.4.8dのジメチルホルムアミド20フn1.溶液
にヨウ化ナトリウム3.13gおよびピバリン酸クロロ
メチル3.02滅を加え室温で2時間攪拌した。酢酸エ
チルで希釈し、析出した結晶をろ去した。ろ液を減圧下
濃縮乾固し、残留物に酢酸エチルを加え、水洗後乾燥(
MgSO4)した。ついで溶媒を留去し、残留物をシリ
カゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付し、ジク
ロロメタン−酢酸エチル(1:I)で溶出後、目的物を
含む分画を集め、減圧濃縮すると、題詞化合物(11)
1.52gが無色油状物として得られた。
I RνN8a”  cm−’:2970,1750.
1710aX NMR(90M、Hz、CDC13)δ・1.24(9
H,s)、2.67−3.19(4H,m)、5.89
(2H,s)参考例12 4−フェニル−2−オキソグルタル酸 1−(4−ニト
ロベンジル)エステル[化合物(12)]の製造: 4−フェニル−2−オキソグルタル酸426gのジメチ
ルホルムアミド30産溶液にジシクロヘキシルアミン2
.67ydと4−ニトロベンジルプロミド2.9gを加
え、室温で20時間攪拌した。
反応液を酢酸エチルで希釈し、析出結晶をろ去した。ろ
液を水洗、乾燥(MgSO,)後、溶媒を留去し、残留
物をシリカゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付
した。ヘキザンー酢酸エチル(2゜1−”1:1)で溶
出後、目的物を含む分画を集め、減圧濃縮すると題詞化
合物(12)2.89gが淡黄色結晶として得られた。
酢酸エチル−ヘキサンから再結晶すると淡黄色プリズム
品が得られた。
融点  149−150℃。
IRシKBrcm−’:1760,1740,1710
.1600aX NMR(90MHz、CDC13)δ:2.5−4.5
(3H,m)。
5.40(2H,s)、7.30(5H,s)、7.6
8(2H,d、J=9Hz)。
8.24(2H,d、J=9Hz) 参考例13 4−ベンジル−2−オキソグルタル酸 1−(4−ニト
ロベンジル)エステル[化合物(13)]の製造: 窒素雰囲気下ジイソプロピルアミン0.98−の無水テ
トラヒドロフラン13〜溶液に1.5Mn−ブチルリチ
ウム(ヘキサン溶液)4.291n1を一78℃で攪拌
下加えた。15分間攪拌後、2−オキソグルタル酸 ジ
メチルエステル ジメチルケタール1.18gの無水テ
トラヒドロフラン77Rfl溶液を5分間を要して加え
、15分間攪拌した。
次いで臭化ベンジル0.76−とへキサメチルホスホル
アミド0.287nflの無水テトラヒドロフラン7旋
溶液を5分間を要して加え、30分間。
−78℃で攪拌した。反応液を攪拌下2時間を要して一
20℃まで昇温後、飽和塩化アンモニウム水を加え、酢
酸エチルで抽出した。抽出液を水洗。
乾燥(MgSO,)後、溶媒を留去した。残留物をシリ
カゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキ
サン−酢酸エチル(5・1−”2+1)で溶出すると4
−ベンジル−2−オキソグルタル酸 ジ17ロー メチルエステル ジメチルケタール1.64gが淡黄色
油状物として得られた。
I Rv Noatcm−’:1740.1600aX N M R(90M Hz、 CD CIs)δ:2.
2−3.0(5H,m)。
3.07(3H,s)、 3.17(3H,s)、 3
.57(3H,s)、 3.68(3H。
s)、7.0−7.4(5H,m) 本島をメタノール10dに溶解し、3,5M水酸化カリ
ウム水溶液15滅を加え、室温で3.5時間攪拌後、メ
タノールを留去した。反応液に6N塩酸を加えてpH1
とし、食塩で飽和させ、酢酸エチルで抽出した。抽出液
を食塩水で洗浄、乾燥(N a2s o j後、溶媒を
留去すると4−ベンジル−2−オキソグルタル酸 ジメ
チルケタール1.43gが黄色油状物とし得られた。
本油状物をテトラヒドロフラン40成に溶解し、IN塩
酸40−を加えて室温で30分間攪拌した。
テトラヒドロフランを留去し、水層を食塩で飽和させ酢
酸エチルで抽出した。抽出液を食塩水で洗浄、乾燥(N
 a2S O4)後、溶媒を留去すると4−べレジルー
2−オキソグルタル酸1.40gが黄色油状物として得
られた。
本油状物をジメチルホルムアミド10滅に溶解し、ジシ
クロヘキシルアミン0.83歳と4−ニトロベンジルプ
ロミドO’、90gを加えて室温で15時間攪拌した。
反応液に酢酸エチルを加え、析出結晶をろ去し、ろ液を
水洗、乾燥(MgSO4)後、溶媒を留去した。残留物
をシリカゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付し
、ヘキサン−酢酸エチル(2:1)で溶出後、目的物を
含む分画につき減圧濃縮すると連記化合物(13)1.
35gが無色油状物として得られた。
T Rv ””” cm−’:3700−3200.3
150−3000゜ax 1760(b)、160O NMR(90MHz、CDC13)δ:2.5−3.4
(51(、m)。
5、30(2H,s) 、 7.0−7.4(5H,m
) 、 7.45(2H,d、 J = 9Hz) 。
8.18(2H,d、J=9Hz) マススペクトル m/z: 371 (M”)参考例I
4 4−メトキシメチル−2−オキソグルタル酸1−(4−
ニトロベンジル)エステル[化合物(14)]の製造ニ ジイソプロピルアミン2.85成の無水テトラヒドロフ
ラン30滅溶液に1.5Mn−ブチルリチウム(ヘキサ
ン溶液用2.5−を窒素雰囲気下、−78°Cで加え、
15分間攪拌した。この溶液に2−オキソグルタル酸 
ジメチルエステル ジメチルケクール3.45gの無水
テトラヒドロフラン15戒溶液を10分間を要して加え
、15分間攪拌した。次いでクロロメチルメチルエーテ
ル1.32dとヘキサメチルホスポルアミド1.36轍
の無水テトラヒドロフラン溶液107麓を10分間を要
して加え、30分間を要して一20°Cまで昇温後、こ
の温度で3時間攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウ
ム水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、乾
燥(MgSO,)後、溶媒を留去した。残留物をシリカ
ゲルを用いるカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサ
ン−酢酸エチル(2:1)で溶出すると4−メトキシメ
チル−2−オキソグルタル酸 ジメチルエステル ジメ
チルケクール 228gが淡黄色油状物として得られた
I RvNoatcm−’:1750 aX NMR(90MH2,CDCl5)δ:2.02(IH
,dd、J=5゜15Hz)、2.35(IH,dd、
J=9.15Hz)、2.75(IH,m)。
3.23(6H,s)、3.28(3H,s)、3.4
4(IH,d、J= 5Hz)。
3.46(11(、d、J= 6Hz)、3.67(3
H,s)、3.77(3H,s)氷晶560mgのメタ
ノール4滅溶液に1.8M水酸化カリウム水溶液6旋を
加え、室温で3時間攪拌した。メタノールを留去し、水
層をエーテルで洗浄後、6N塩酸を加えてpH1とし、
食塩で飽和させ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を食塩
水で洗浄、乾燥(MgSO,)後、溶媒を留去すると4
−メトキシメチル−2−オキソグルタル酸 ジメチルケ
クール471mgが黄色油状物として得られた。本油状
物をテトラヒドロフラン10dに溶解し、IN塩酸10
滅を加えて室温で4日間攪拌した。テトラヒドロフラン
を留去し、水層を食塩で飽和させ酢酸エチルで抽出した
。抽出液を食塩水で洗浄、乾燥(MgSO4)後、′溶
媒を留去すると4−メトキシメチル−2−オキソグルタ
ル酸397mgが無色油状物として得られた。
本油状物355mgをジメチルホルムアミド37nI。
に溶解し、ジシクロヘキシルアミン030轍と4−ニト
ロベンジルプロミド323mgを加えて室温で15時間
攪拌した。反応液に酢酸エチルを加え、析出結晶をろ去
し、ろ液を水洗、乾燥(MgSO4)後、溶媒を留去し
た。残留物をシリカゲルを用いるカラムクロマトグラフ
ィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(2・I)で溶出後
、目的物を含む分画につき減圧濃縮すると連記化合物(
+ 4.)293Dが黄色油状物として得られた。
I Rv ”” cm−’:1750(b)、1600
ma× NMR(90MHz、CDCL+)δ:3.05(3H
,m)、3.48(311、s) 、 3.6−3.9
(2H,m) 、 5.37(2H,s) 、 7.5
2(2H,d、 J=9Hz)、8.21(2H,dj
=911z)参考例15 2−オキソグルタル酸 1−アニリド[化合物(15)
]の製造 2−オキソグルタル酸1.46gのアセトニトリル溶液
(20祿)にDCC2,06gを加え室温で10分間攪
拌した。ついでアニリン930mgを加え室温で5時間
攪拌した。析出した白色性でんをろ去し、ろ液に酢酸エ
チル(40滅)を加えた後、炭酸水素ナトリウム水溶液
(30滅)で抽出した。
ついで2N塩酸でl)Hを30に調整し、酢酸エチルで
抽出した。有機層は水洗、乾燥(MgS O、)後、溶
媒を留去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィーに
付し、ヘキサン−酢酸エチル(1:2)で溶出後、目的
物を含む分画を減圧層線すると連記化合物(15)39
0mgが無色結晶として得られた。
融点=192°−193℃ IRv KBr cm −菫:3340,1700,1
690,1600゜aX 1540.1450.132O NMR(90MH2,CDC1CDC13〜d6−Dδ
:2、42−2.70(2H,m) 、 2.90−3
.32(2H,m) 、 7.01−7、.90(5t
l、m) 参考例16 2−オキソグルタル酸 1−ピロリジンアミドU化合物
(+6)]の製造: 2−オキソグルタル酸584mgおよびピロリジン28
4 mgを用い、参考例15と同様に処理すると連記化
合物(16)4. I 2mgが無色結晶として得られ
た。融点=I01°−102°C I Rv KBrcm−’:2970,1730,17
10,1600,1390aX 1330.1210.117O NMR(90MHz、 CD 013)δ:1.81−
2.06(4H,m)。
2、65−2.84(2H,m) 、 3.08−3.
27(2H,m) 、 3.43〜3.80(4If、
m)、8.60−9.吋(IH,m)参考例17 2−オキソグルタル酸 1−n−プロピルアミド[化合
物(17)]の製造・ 2−才キソグルタル酸1.4.6gおよびn−プロピル
アミン0.828dを用い、参考例I5と同様に処理す
ると連記化合物(17)496mgが淡黄+1tA− 色結晶として得られた。融点;79°−81℃IRシK
Brcm−’:3250,2960,1730,169
0゜ax 1660.1530,1440.140ON M R(
90M Hz、 CD C13)δ:0.81−1.1
9(3H,t、J−GHz)、1.36−1.75(2
H,m)、2.58−2.72(21(、m)。
3、12−3.34(4H,m) 、 6.79−7.
03(IH,m) 、 7.9l−8J7(IH,m) 参考例18 3〜ブロモ−2−オキソグルタル酸 1−(4−ニトロ
ベンジル)エステル[化合物(18)]の製造: 2−オキソグルタル酸 1−(4−ニトロベンジル)エ
ステル(1)1.5gを無水クロロポルム15歳に溶か
し、50℃に加熱攪拌下、ブロム0.3蔵の無水クロロ
ポルム5蔵の溶液を4時間かけて徐々に滴下する。冷後
反応液に飽和食塩水を加えジクロルメタンで抽出する。
有機層を水洗。
乾燥(MgSO4)した後、溶媒を減圧下留去して連記
化合物(18)を淡黄色油状物として1.89g得る。
I Rνn0atcm−’: 3300.1800.1
735.1605゜ax 1520、135O N M R(90MHz、 CDC13)δ: 2.6
7−3.55(2H,m)、 5.30−5.38(I
H,m)、 5.46(2H,s)、 7.5−8 a
nd 8.22(4H。
2dJ−9Hz)、 8.80−9.50(IH,br
)参考例19 3〜ブロモ−2−オキグルタル酸 1−(4−ニトロベ
ンジル)−5−t−ブチルジエステル[化合物(19)
]の製造: 3〜ブロモ−2−オキソグルタル酸 1−(4−ニトロ
ベンジル)エステル(18)1.89gを無水ジクロル
メタン10歳に溶かし、水冷攪拌下、泰硫酸0.1−を
加える。水冷下、液化させたイソブチン10成を加え、
密栓した後、反応液を徐々に昇温し室温で一夜放置した
。反応液に重層水を加えて中和し、ついで窒素ガスを通
じて過剰のイソブチンを留去する。残留物に水を加えて
ジクロルメタンで抽出し、有機層を水洗、乾燥(Mg5
04)した後溶媒を減圧下留去した。残留物をシリカゲ
ルカラムに通しジクロルメタンで溶出後、目的物を含む
分画を集めて、減圧濃縮して連記化合物(19)を淡黄
色油状物表して1.44.8g得た。
I Rシn0atcm−’: 2980.1735.1
605.1525゜aX 1370、135O NMR(90Ml(Z、CDCl5)δ: 1.42(
9H,s)、 2.82−3.41(2H,m)、 5
.26−5J6(IH,m)、5.46(2H1s)、
 7.62and 8.21(4H,2d、J=9Hz
)参考例20 3〜ブロモ−2−オキソグルタル酸 1−(4−ニトロ
ベンジル)−5−エチルジエステル[化合物(20)]
の製造: 2−オキソグルタル酸 1−(4−ニトロベンジル)エ
ステル[化合物(])]1.Ogを参考例18の合成法
に従って、溶媒として一級クロロホルムを用いブロム化
反応に付すことにより連記化合物(20)を淡黄色油状
物として772mg得、副生物として化合物(18)を
368.5mg得た。
N M R(90MHz、 CDCl5)δ: 1.2
3(3H,t、J=6)1z)。
2.89−3.48(2H,m)、 4.14(2H,
qj=6t(z)、 5.26−5.42(LH,m)
、 5.46(2H,s)、 7.63 and 8.
23(4H,2d、J=9Hz) 参考例21 (3R,4R)−3〜トリデルアミノ−4−トリヂルヂ
オー2−アゼデジノン[化合物(21)]の製造: (3R,4R)−3〜トリチルアミノ−4−メタンスル
ホニル−2−アゼチジノン1.0gをテトラヒドロフラ
ン20滅に溶かし、水冷下これにトリチルメルカプタン
816mgのテトラヒドロフラン溶液25滅と1規定水
酸化ナトリウム水溶液2゜83滅を加え室温で25分間
攪拌した。反応液を減圧下濃縮した後、水30戚を加え
40滅の酢酸エチルで抽出した。有機層を減圧下濃縮し
析出した結晶をろ取した。ろ液を乾燥(MgSO,)L
、溶媒を減圧下留去した。残留物をシリカゲルのカラム
に通し、酢酸エチル−n−ヘキサジ(1:5)で溶出後
、目的物を含む分画を集めて減圧濃縮し、連記化合物(
25)を白色結晶として486.5mg得た。
I RvKBrcm−’: 3400.3060.17
60.14911゜aX 1445、1180. 745. 70ONMR(90
MH2,CDCl5)δ: 2.89(IH,d、J=
8Hz)。
3.93(ills)、 4.39(LH,dj=5H
z)、 4.56(IH,dd。
J=51(z、8Hz)、 7.14−7.59(30
H,m)参考例22 (3R,4,R)〜3〜フェニルアセトアミドー4−ト
リチルチオ−2−アゼチジノン[化合物(22)]の製
造: 参考例21で得た化合物(21)302mgをアセトン
IOdに溶かし、これに水冷下p−トルエンスルポン酸
・1水和物b で1時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、これにエー
テルを加えて結晶化させた。結晶をろ取しエーテル10
−で洗う。この白色結晶をジクロルメタンLOdに溶か
し、水冷下これにトリエチルアミン0.21dとフェニ
ルアセデルクロリド0.097n1を加えた後、1時間
攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残留物をシリカゲル
のカラムに通し、酢酸エチル−n−ヘキサジ(1:I)
で溶出後、目的物を含む分画を集め、減圧濃縮して連記
化合物(22)を白色粉末として204. mg得た。
I RvKBrcm−’: 3270.3050.17
65.1665゜ay 1495、1440. 740. 70ON M R(
90MHz、 CDCl5)δ: 3.62(2H,s
)、 4.63(1■、d。
J=511z)、4.76(IH,br、s)、 5.
43(IH,dd、J=5Hz。
91(z)、 6.47(IH,d、J=9Hz)、 
7.27(2H,’s)参考例23 (3R,4R)−3〜(4−ニトロ)ベンジルオキシカ
ルボニルアミノ−4−トリチルチオ−2−アゼチジノン
[化合物(23)]の製造。
参考例2Iで得た化合物(21)3.9125gをアセ
トン130−に溶かし、これに水冷下p−)ルエンスル
ホン酸・1水和物1.482gを加えた後、室温で1時
間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残留物にエーテル
15M!を加え結晶化させた。結晶をろ取しエーテル5
0旋で洗い、白色結晶として(3R,4,r()−3〜
アミノ−4−トリデルチオ−2−アゼデジノンのp−)
ルエンスルホン酸塩を3゜211g得た。
I RシKBrcm−’: 3050.1760.14
95.1445゜ax 1185、1120.1030.1010.740.7
00.68ONMR(90MI(z、d6DMSO)δ
: 2.27(3H,s)、 4.43(IH,d、J
=5Hz)、 4.53〜4.61(LH,m)、 ’
7.07(2H2d、J−8Hz)、7.19−7.3
7(15H,m)、7.48(2H,d、J=8Hz)
L81(31(、br、s)、 8.99(LH,s)
得られたp−トルエンスルホン酸塩799mgをテトラ
ヒドロフラン10滅に懸澗させ、水冷下これに水10滅
と炭酸水素ナトリウム277mgを加えた。つぎにこの
溶液に4−二トロペンジルオキシカルボニルクロリド3
88mgのテトラヒドロフラン溶液3滅を水冷下滴下し
た後、40分間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、−酢
酸ニブル20滅で抽出した。有機層を水で洗い、乾燥(
MgSO4)した後、減圧下溶媒を留去した。残留物を
シリカゲルのカラムに通し、酢酸エチル−n−ヘキサン
(I:1)で溶出後、目的物を含む分画を集めて、減圧
濃縮して、連記化合物(23)を白色粉末として760
mg得た。
I RvKBrcm−’: 3290.3060.17
75.1730゜aX 1525、1350.1250.745.70ONMR
(90MH2,CDCl5)δ: 4.66(IH,d
、J=51(z)。
5.03〜5.42(4H,m)、  6.1.3(I
ll、d、J=9Hz)、 7.15−7.41(15
H,m)、 7.49(2H,d、J=91(z)、 
8.10(2H,d。
J=9Hz) 参考例24 (3R,4R)−1−(t−ブチルジメチル)シリル−
3〜フェニルアセトアミド−4−トリデルチオ−2−ア
ゼチジノン[化合物(24)]の製造:参参考22で得
た化合物(22)456mg、!:t −ブチルジメチ
ルクロロンラン187mgをN、N−ジメチルホルムア
ミド5滅に溶かず。水冷攪拌下これにトリエチルアミン
153μgを滴下した後、室温で14,5時間攪拌した
。さらにt−ブチルジメチルクロロンラン86mgとト
リエチルアミン66μρを加えて室温で2.5時間攪拌
した。反応液に水507n1を加え酢酸エチル507n
1で抽出した。
有機層を水洗、乾燥(MgS O、) シた後、溶媒を
減圧上留去した。残留物をシリカゲルカラムに通し、n
−ヘキサン−酢酸エチル(1・I)で溶出後、目的物を
含む分画を集めて、減圧濃縮し、連記化合物(24)を
白色粉末として451.5mg得た。
r RνKBrcm−’: 3300.2930.28
55.1760゜aX 1685、1495.1250.840.820.74
0.70ONMR(90MHz、CDCl3)δ: 0
.19(6B、s)、 0.86(9H。
s)、 3.12(IH,d、J=15Hz)、 3.
39(it(、d、J=15Hz)。
4.76(In、dj=5[(z)、 5.41(LH
,dd、J=511z、9Hz)。
5.95(LH,d、J=9Hz)、 7.1Q−74
8(20H,m)参考例25 (3R,4R)−1−(t−プチルジメチル)シリル−
3〜フェニルアセトアミド−4−メルカプト−2−アゼ
チジノン[化合物(25)]の製造。
参考例24で得た化合物(24)100mgをメタノー
ル3Mlに溶かし、−53°C〜−47℃に水冷下、酢
酸第二水銀70mgのメタノール2滅の溶液を滴下した
。反応液を一53℃〜−47℃で70分間攪拌した後、
−70℃以下で硫化水素ガスを5分間通じた。ついで窒
素ガスを30分間通じて硫化水素ガスを除去した。反応
液を減圧下濃縮し、残留物をジクロルメタンに溶かし、
不溶物をろ去した。ろ液を減圧下濃縮し、残留物をシリ
カゲルカラムに通し、n−ヘキサン−酢酸エチル(7:
3)で溶出後、目的物を含む分画を集めて減圧濃縮して
連記化合物(25)をオイルとして48mg得た。
I Rν””tcm−’: 3300.2960.29
40.2860゜ax 2550、1765.1740.1660.1540.
1255.1020゜840、 82O N M R(90MHz、 CDC13)δ: 0.2
6(6H,s)、 0.94(9H。
s)、 1.81(IH,d、J=8Hz)、 3.6
1(2H,s)、 4.96(IH。
dd、J=5Hz、8Hz)、 5.45(IH,dd
、J=5t(z、9Hz)。
6.85(IH,d、J= 9Hz)、7.28(5H
,s)参考例26 (3R,4R>3〜フェニルアセトアミド−4−メルカ
プト−2−アゼチジノン[化合物(26)]の製造。
参考例25で得た化合物(25)27mgをアセトン1
2滅に溶かし、これに1規定塩酸0.5滅を加え室温で
1時間攪拌した。水冷下9反応液に水20蔵を加えジク
ロルメタン30滅で抽出した。
溶媒を減圧下留去して題詞化合物(26)を白色結晶と
して16.5mg得た。
I RシKBrcm−’: 3270.2540.17
80.1760゜aX 1725、1660.1550.1250.980.7
0ONMR(90MHz、do  DMSO)δ: 2
.89(IH,d、J=9Hz)。
3.52(211,s)、4.98(IH,dd、J=
5Hz、9Hz)、 5.25(IH,dd、 J =
 5Hz、 9Hz) 、 7.31(5H,s) 、
 8.73(]、H,br、s) 。
8.85(IH,d) 参考例27 (3R,4R)−1−(t−ブチルジメチル)シリル−
3〜(4−ニトロ)ベンジルオキシカルボニルアミノ−
4−トリチルチオ−2−アゼデジノン[化合物(27)
]の製造: 参考例23で得た化合物(23)367mgとt−ブチ
ルツメデルクロロンラン133mgをN、N−ジメチル
ホルムアミド4轍に溶かし、水冷攪拌下これにトリエチ
ルアミン109μ夕を滴下した後、室温で14時間攪拌
した。さらにt−ブチルツメデルクロロンラン62mg
とトリエチルアミン47μρを加えて室温で3時間攪拌
した。反応液に水40滅を加え、酢酸エチル40蔵で抽
出した。有機層を水洗、乾燥(MgSO,)t、た後、
溶媒を減圧下留去した。残留物をシリカゲルのカラムに
通し、n−ヘキザンー酢酸エチル(4:I)で溶出後、
目的物を含む分画を集めて、減圧濃縮し、題詞化合物(
27)を白色粉末として286mg得た。
I RvKBrcm−’: 2960.2930.28
60.1765゜aX I730.1530.1345.1250.740.7
0ONMR(90MHz、CDCl5)δ: 0.30
(6H,s)、0.96(9H,s)。
4.70−5.31(5H,m)、 7.18−7.4
9(17H,m)、 8.15(2H,d、J=9H2
) 一1!19− 参考例28 (3R,4R)−3〜[(2R)−2−(4−エチル−
2,3〜ンオキソー1−ピペラジンカルボキザアミド)
フェニルアセトアミド]−4−トリチルヂオー2−アゼ
チジノン[化合物(28)]の製造:(2R)−2−(
4−エチル−2,3〜ジオキソ−I−ピペラジンカルボ
キサアミド)フェニル酢酸383mgをジクロルメタン
10dに懸濁させ、これに水冷下トリメデルクロルシラ
ン165μρとトリエチルアミン181μりを滴下した
。滴下後室温で30分間攪拌した後、−25〜−20’
Cに冷却した反応液にN、N〜ジメチルホルムアミド1
01μρとトリクロロメチルクロロポルメート78μa
を加え、−25℃〜20’Cで2時間攪拌した。反応液
を一70℃に冷却し、これにピリジン186μρ、(3
R,4R)−3〜アミノ−4−トリデルチオ−2−アゼ
チジノンのp−トルエンスルホン酸塩533mgとプロ
ピレンオキシドl7n1.を加えた後、冷却浴(ドライ
アイス−アセトン浴)をはずし、1時間かけて反応液を
室温まで昇温した。
反応液を減圧上濃縮し、得られた残留物をシリカゲルの
カラムに通し、酢酸エチルで溶出後、目的物を含む分画
を集めて、減圧濃縮して題詞化合物(28)を白色粉末
として496mg得た。
I RνKBrcm−’: 3300.1780.17
70.1720゜aX 1690、1510.1360.11g0.740.7
0ONMR(90MH2,CDC13)δ: 1,18
(3H,tj=7H2)。
3.22−3.93(6H,m)、 4.54(IH,
d、J=511z)、 5.21(LH,br、s)、
 5.47−5.62(2H,m)、 7.17−7.
57(20H,m)。
8.03(IH,d、J=!1Hz)、 10.06(
IH,d、J=6Hz)参考例29 (3R,4R)−1−(t−ブチルジメチル)シリル−
3〜[(2R)−2−(4−エチル−2,3〜)オキソ
−1−ピペラジンカルボキサアミド)フェニルアセトア
ミド]−4−トリチルヂオ−2−アセチジノン[化合物
(29)]の製造: 参参考28で得た化合物(28)200mgをジクロル
メタン3滅に溶かし、これに水冷下トリエチルアミン4
7μgを加えた。水冷攪拌下、窒素気流中これにt−ブ
チルジメチルシリルトリフルオルメタンスルホネート7
0μQを滴下し、同じ温度で1時間攪拌した。反応液を
水20滅に注ぎジクロルメタンで抽出した。有機層を炭
酸水素ナトリウム飽和水溶液で洗い、乾燥(MgSO4
)した後、溶媒を減圧下留去した。得られた残留物をシ
リカゲルのカラムに通し、酢酸エチルで溶出後、目的物
を含む分画を集めて、減圧濃縮して、連記化合物(29
)を白色粉末として183.5mg得た。
I RvKBrcm−’: 330(1,2930,1
765,1730゜aX 1695、1500.1360.1250.1180.
70ONMR(90MH2,CDC13)δ: 0.1
2(6H,s)、0.91(9H,s)。
1.24(311,t、J=8Hz)、 3.26−4
.40(7H,m)、 4.73(IH,d、J=5H
z)、 5.48−5.63(2H,m)、 7.02
−7.40(20tLm)、 10.00(LH,d、
J=7Hz)参考例30 (3R,4R)−3〜[(2R)−2−(4−エチル−
2,3〜ジオキソー1−ピペラジンカルボキザアミド)
−2−フェニルアセトアミド]−2−アゼデジノン−4
−チオール「化合物(30)]の製造:参参考29で得
た化合物(29)I 、Ogをメタノール35滅に溶か
し、これを−55℃〜−50℃に冷却した後、酢酸第二
水銀534 mgのメタノール14−の溶液を15分間
で滴下し、攪拌した。
43分後酢酸第二水銀267mgのメタノール72液の
溶液を、また82分後酢酸第二水銀134mgのメタノ
ール4jnflの溶液を順次追加し、−55℃〜−50
℃に保ちながら合計2時間IO分間攪拌した。反応液に
硫化水素ガスを一50℃以下で2分間通じ、さらに窒素
ガスを20分間通じた後、反応液の溶媒を減圧下留去し
た。残留物をジクロルメタンに溶かし不溶物をろ去した
。得られたろ液を濃縮して粗生成物として連記化合物(
30)の淡黄色粉末1.037g得た。
参考例31 3〜ブロモ−2−オキソグルタル酸 1−(4−ブロモ
)ベンジルエステル[化合物(31)]の製造; 参考例3の製造例に従って合成した2−才キソグルタル
酸 1−(4−ブロモ)ベンジルエステル3、Ogを乾
燥クロロホルム25−に溶カル、50〜60℃で加熱攪
拌下ブルム0.54M1の乾燥クロロホルム溶液10d
を徐々に6時間かけて滴下した。反応液を室温まで冷却
し、これにジクロルメタン100M/、を加え、飽和食
塩水で洗浄し、乾燥(MgSO,)した後、溶媒を減圧
下留去して連記化合物(31)を淡黄色油状物として3
.6615g得た。
I Rv noatcm−’: 3360.3000.
1800.1740゜ax 1595、1490.1405.1280.1210.
1070.101ON M R(90M)lz、CDC
l5)δ: 2.88−3.50(2H,m)、 5.
19−5.41(3H,m)、 7.26 and 7
.51(4H,2d、J=9Hz)。
9.43(ill、br) 参考例32 (3S、4S)−3〜ベンジルオキシカルボニルアミノ
−4−ヨードメチル−2−アゼデジノン[化合物(32
)]の製造: (3S、4S)−3〜ベンジルオキシカルボニルアミノ
−4−ヒドロキンメチル−2−アゼチジノン1.9gと
トリエチルアミン1.15gをジクロルメタン80戒に
溶かした溶液に、水冷下メタンスルホニルクロリド1.
13gを含むジクロルメタン5滅の溶液を滴下した。反
応液を水冷下40分間かき混ぜた後、水洗、乾燥(Mg
SO,)した。
溶媒を減圧下留去し、得られた残留物を2−ブタノン1
50淑に溶かし、これにナトリウム ヨーダイト4.2
8gを加え、35時間加熱還流した。溶媒を減圧下留去
し、得られた残留物に酢酸エチル100蔵とテトラヒド
ロフラン50M1を加え、10%(W/W)亜硫酸水素
ナトリウム水溶液ついて飽和食塩水で洗浄、乾燥(Mg
S O4) シた。溶媒を減圧下留去して、得られた結
晶をエーテルで洗い、ろ取して連記化合物(32)を1
.835g得た。
I Rv KBrcm−’:3320,176B、17
27.1693,1528゜aX N M R(90MHz、d、 −DMSO)δ 3.
22(2H,m)、3.99(IH。
m)、4.91(lH,dd、J=411z、]、0H
z)、5.05(2H’、s)、7.33(5H,s)
、8.00(IH,d、J= 10Hz)、8.48(
III、s)参考例33 (3S、4.5)−3〜ベンジルオキシカルボニルアミ
ノ−4−トリチルチオメチル−2−アゼチジノン[化合
物(33)]の製造ニ トリチルメルカプタン1.06gをN、N−ジメチルホ
ルムアミド30滅に溶かし、これに水冷上窒素気流中水
素化ナトリウム(60%油性)0.147gを加えた後
室温で5分間かき混ぜた。
ついで(3S 、4 S)−3〜ベンジルオキシカルボ
ニルアミノ−4−ヨードメチル−2−アゼチジノン1.
2gを加え、60°〜70℃で1.5時間かき混ぜた。
反応液を室温にもどし、これに酢酸エチル100−を加
え、水、飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO4)した
。溶媒を減圧下留去し、残留物をシリカゲルのカラムに
通し、酢酸エチル−ヘキサン(2・3)で溶出後、目的
物を含む分画を集め減圧濃縮して連記化合物(33)を
粉末として1.38g得た。
I RνK”” cm−’: 3275,1762.1
715.1243ax N M R(90MHz、CDC1,)  δ 2.4
0(2H,m)、3.47(LH,m)。
4.93(IH,m)、5.06(211,s)、5J
6(IH,d、J=9Hz)。
7.15−7.50(20H,m) 参考例34 (3S、4S)−3〜ベンジルオキシカルボニルアミノ
−2−アゼチジノン−4−チオールの銀塩[化合物(3
4)]の製造。
参考例33で得た化合物(33)1.19gをメタノー
ル20蔵に溶かし、これに硝酸銀0.439gを含むメ
タノール30滅の溶液とピリジン0.204gを加え、
室温で4時間かき混ぜた。析出した沈澱物をろ取し、メ
タノールで洗浄、減圧乾燥して連記化合物(34)を0
.88g得た。
I RシKBrcm−’ : 3275,1763,1
681.1255aX 参考例35 (6S、7S)−2−ヒドロキソ−3〜(t−ブチルオ
キシカルボニルメチル)−7−ベンジルオキシカルボニ
ルアミノ−8−オキソ−4−チア−1〜アザビシクロ[
4,2,0]オクタン−2−カルボン酸4−ニトロベン
ジルエステル[化合物(35a)]と 3〜[(3S、
4 S)−3〜ベンジルオキシカルボニルアミノ−2−
アゼチジノン−4−イルコメチルチオ−2−オキソグル
タル酸 1−(4−ニトロベンジル)−5−(t−ブチ
ル)ジエステル[化合物(35b)コの製造: 参考例34で得た化合物(34)0.1gをジクロルメ
タン107nflに懸濁し、これに水冷下硫化水素ガス
を2時間通じた。不溶物をろ去して得られたろ液を減圧
下濃縮した。得られた残留物をアセトン3戒とへキサメ
チルホスルホルアミド2轍の混合物にとかし、これに窒
素気流下、参考例19で得た化合物(19)0.168
gを加え室温で2.5時間かき混ぜた。反応液に酢酸エ
チル(25d)を加え水ついで飽和食塩水で洗浄し、乾
燥(MgSO,)l、た。
溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をシリカゲルのカ
ラムに通し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3〜I :I
)で溶出後、目的物を含む分画を集め、減圧濃縮して、
連記化合物(35a)を油状物として46mg得、さら
に連記化合物(35a)と連記化合物(35b)の3.
5の混合物を油状物として81mg得た。
化合物(35a) I RシNeatcm−’:3380.1768.1?
30,1525,1346゜aX NMR(90MH2,CDC1−)δ:L、41(9t
(、s)、2.28(2H,m)。
2.45−3.03(2H,m)、3.86(1)1.
dd、J=6t(z、7Hz)。
4.12(IH,m)、4.36(IH,s)、4.8
2(IH,dd、J=4Hz。
6Hz)、5.07(2H,s)、5.35(2H,A
Bqj= 12Hz、20Hz)。
5.57(IH,d、J=6Hz)、7.31(5H,
s)、7.56(2H,d、J−9Hz)、8.18(
2)1.d、J=91(z)参考例36 3〜 [(3S 、4. S)−3〜ベンジルオキシカ
ルボニルアミノ−2−アゼチジノン−4−イル]メチル
ヂオー2−オキソグルタル酸 1−(4−ニトロベンジ
ル)エステル[化合物(36)]の製造:参参考35で
得た化合物(35a)と化合物(35b)の混合物0.
282gをジクロルメタン1.5厳に溶かし、これに氷
冷下アニソール0.5滅とトリフロロ酢酸5+Jを加え
、同温度で25時間かき混ぜた。溶媒を減圧留去して得
られた残留物を、ヘキサン10−で3回洗浄し、減圧留
去して連記化合物(36)の粗生成物を得た。本島は精
製せずに、下記の実施例1に用いた。
参考例37 (3S、4S)−4−ヒドロキシメチル−3〜(4−ニ
トロベンジルオキシカルボニルアミノ)−2−アゼデジ
ノン[化合物(37)]の製造:(3S、4S)−3〜
ベンジルオキシカルボニルアミノ−4−ヒドロキシメチ
ル−2−アゼチジノン5gをエタノール120旋に溶か
し、これに10%パラジウム−炭素0.5gを加えて水
素ガスを通じながら1時間かき混ぜた。不溶物をろ去し
、ろ液を減圧下濃縮した。得られた残留物をテトラヒド
ロフラン100gと水50滅の混合物に溶かし、これに
水冷下戻酸水素ナトリウム2.86gと塩化カルボ(4
−ニトロ)ベンゾキシ5.18gを加え、同温度で1時
間かき混ぜた。反応液に酢酸エチル200滅とメタノー
ル50滅と飽和食塩水50滅を加え、有機層を分離した
。水層を酢酸エチル50滅で抽出し、有機層を合わせ飽
和食塩水で洗浄、乾燥(MgSO,)した。溶媒を減圧
下留去し、得られた結晶をエーテルで洗い、ろ取して連
記化合物(37)を5.75g得た。
I Rv KBrcm−’:3460,3298,17
55,1715,1705゜aX 1563.1542,1352.1276NMR(90
MHz、DMSOde)δ:3.57(3H,m)、4
.73(IH。
t、J=5Hz)、4.87(IH,ddj=4Hz、
9Hz)、5.20(2H。
s)、、7.62(2H,d、J=9Hz)、7.88
(IH,d、J=9Hz)。
8.1+3(1)[、s)、8.23(2H,dj=9
Hz)参考例38 (3S、4S)−4−ヨードメチル−3〜(4−ニトロ
ベンジルオキシカルボニルアミノ)−2−アゼチジノン
[化合物(38)]の製造:参参考37で得た化合物(
37)6.08gとトリエチルアミン3.13gをN、
N−ジメチルホルムアミド20厳とテトラヒドロフラン
30滅の混合物に溶かした溶液に、水冷下メタンスルホ
ニルクロリド3.07gを含むテトラヒドロフラン8旋
の溶液を滴下した。反応液を水冷下1時間かきまぜた後
、これに酢酸エチル200成を加え、水80滅で3回洗
浄し乾燥(MgSO4)した。溶媒を減圧下留去し、得
られた残留物を2−ブタノン300戒に溶かし、これに
ナトリウムヨーダイトio、98gを加え、3時間加熱
還流した。溶媒を減圧下留去し、得られた残留物に酢酸
エチル200−とテトラヒドロフラン700滅を加え、
10%亜硫酸水素ナトリウム水溶液ついで飽和食塩水で
洗浄、乾燥(MgSO4)した。溶媒を減圧下留去して
得られた結晶をエーテルで洗い、ろ取して連記化合物(
38)を7.037g得た。
融点 208−209°C(分解) I RJ/ KBrcm−’:3330,1762,1
730,1690,1543゜aX 1515.1326,1283.1261N M R(
90MHz、DMSOd6)δ:3.26(2H,m)
、4.00(IH。
m)、4.93(IH,dd、J−4Hz、1011z
)、5.24(2H,s)、7.62(2H,d、J=
9Hz)、8.22(LH,d、J=10Hz)、8.
25(2H,d。
J=9Hz)、8.57(IH,s) 参考例39 (3S 、4 S)−3〜(4−ニトロベンジルオキシ
カルボニルアミノ)−4−)リチルチオメヂルー2−ア
ゼデジノン[化合物(39)]の製造ニトリチルメルカ
プタン4.42gをN、N−ジメチルホルムアミド80
−に溶かし、これに水冷下室素気流中水素化ナトリウム
(60%油性)0.61gを加えた後室温で5分間かき
混ぜた。ついで参考例38で得た化合物(38)5gを
加え、55〜60℃で1時間かきまぜた。反応液を室温
にもどし、これに酢酸エチル400顧を加え、水、飽和
食塩水で洗浄し、乾燥(MgS O4) した。溶媒を
減圧下留去し、得られた残留物をシリカゲルのカラムに
通し、酢酸エチル−ヘキサン(3・2)で溶出後、目的
物を含む分画を集め減圧濃縮して連記化合物(39)を
粉末として5.77g得た。
I Rv KBrcm−’:3300,1760,17
28.1522.1346maX N M R(90MHz、 CDCl5)δ:2.39
(2H,d、J=7Hz)。
3.40(IH,m)、4.89(IH,ddJ=4H
z、9Hz)、5.13(28゜ABq、 J= 13
Hz、 15Hz) 、 5.93(IH,s) 、 
6.05(LH,d、 J =9Hz)、7.10−7
.53(17H,m)、8.08(2H,d、J=9H
z)参考例40 (6S、7S)−2−ヒドロキシ−3〜(t−ブチルオ
キシカルボニルメチル)−7−(4〜ニトロベンジルオ
キシカルボニルアミノ)−8−オキソ−4−チア−1−
アザビシクロ[4,2,01オクタン−2−カルボン酸
 4−ニトロベンジルエステル[化合物(40a)]と
3〜[(3S、4S)−3〜(4−ニトロ)ペンジルオ
キソカルボニルアミノ−2−アゼチジノン−4−イルコ
メチルチオ−2−オキソグルタル酸 1−(4−ニトロ
ベンジル)−5−(t〜ブチル)ジエステル[化合物(
40b)]の製造・参考例39で得た化合物(39)を
ジクロルメタン1001nIlとメタノール150yd
の混合物に溶がし、これに硝酸銀1.5gを含むメタノ
ール100滅の溶液とピリジン0,7gを加え、室温で
15時間かき混ぜた。析出した沈でんをろ取し、メタノ
ールで洗浄した。
これを、ジクロルメタン100滅とメタノール100滅
に懸濁し、これに水冷下硫化水素ガスを通じながら、3
0分間はげしくかき混ぜた。不溶物をろ去し得られたろ
液を減圧下濃縮した。得られた残留物をアセトン40旋
とへキサメチルホスホルアミド10滅の混合物にとかし
、これに窒素気流下、参考例19で得た化合物(19)
3.05gとピリジン0.699gを加え室温で1時間
かきまぜた。
反応液に酢酸エチル150滅を加え、水ついで飽和食塩
水で洗浄し、乾燥(MgS O、) した。溶媒を減圧
下留去し、得られた残留物をシリカゲルのカラムに通し
、酢酸エチル−ヘキサン(3:2)で溶出後、目的物を
含む分画を集め減圧濃縮して、題詞化合物(40a)と
題詞化合物(40b)のl:1の混合物を油状物として
2.64g1iた。
I Rv ”’  cm−’:3325.1755.1
72g、1524,1347゜aX 参考例41 3〜[(3S、4S)−3〜(4−ニトロベンジルオキ
シカルボニルアミノ)−2−アゼデジノン−4−イル]
メチルチオー2−オキソグルタル酸1−(4−ニトロベ
ンジル)エステル[化合物(41)]の製造: 参考例40で得た化合物(40a)と化合物(40b)
の混合物2.44gをアニソール3滅に溶がし、これに
水冷下トリフロロ酢酸30滅を加え、同温度で5時間か
き混ぜた。溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をヘキ
サンlOO滅て3回洗浄し、減圧留去して題詞化合物(
4I)の粗生成物を得た。氷晶は精製せずに、下記実施
例2に用いた。
参考例42 2−オキソグルタル酸 1−(4−二トロベンジル)−
5−(t−ブチル)ジエステル[化合物(42)]の製
造: 2−オキソグルタル酸 I−(4−ニトロベンジル)エ
ステル[化合物(1)]15gをジクロルメタン600
滅に溶かし、これに水冷上液化させたイソブチン807
nfV、と硫酸I祿を加え密栓した後、室温で2日間放
置した。反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて中
和し、ついで窒素ガスを通じて過剰のイソブチンを留去
した。有機層を分離し、水洗、乾m(Mgso、)した
。溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をシリカゲルの
カラムに通し、酢酸エチルーヘキザン(l・3)で溶出
後、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して題詞化合物(
42)を結晶として14.93g得た。
I Rv KBrCm−’:1750,1723,15
13,1345,1270゜aX 1238.1210,1161.1077N M R(
90MHz、CDC13)δ:1.43(9H,s)、
2.60(2)Lt。
J= 6Hz) 、3.10(2H,t、 J= 8H
z)、5.40(21+、s)、 7.55(2H,d
、、J=9Hz)、8.23(2H,d、J=9Hz)
参考例43 3〜メチレン−2−オキソグルタル酸 ジエチルエステ
ル[化合物(43)]の]製造:2−オキソグルタル酸
シェヂルエステル1gに、水冷下N、N、N’ 、N’
 −テトラメチルジアミノメタン2.5轍と無水酢酸2
.5滅を加え、室温で15時間かき混ぜた。溶媒を減圧
下留去し、得られた残留物をシリカゲルのカラムに通し
、酢酸エチルーヘキザン(l 4)で溶出後、目的物を
含む分画を集め減圧濃縮して、題詞化合物(43)を油
状物として0.744g得た。
I RシKBrcm−’ :1735,1685,12
50,1180,1045ax N M R(90MHz、CDC13)δ:1.24(
3H,t、J=7Hz)。
1、.36(31(、tl= 71(z)、33B(2
)1.S)、4.111(,21(、ΔBq、J−7H
z) 、 4.36(2H,ABq、 J = 7Hz
) 、 6.27(]、H,s) 、 6.37(II
I、s) 参考例44 3〜メチレン−2−オキソグルタル酸 1−(4−ニト
ロベンジル)−5−(t−ブチル)ジエステル[化合物
(44)コの製造・ 参考例42で得た化合物(42)0.337gを窒素気
流中−20℃でN、N、N’ 、N’ −テトラメチル
ジアミノメタン0.55dに懸濁し、これに無水酢酸0
.47蔵を加えた後、室温で6時間かき混ぜた。溶媒を
減圧下留去し、得られた残留物をシリカゲルのカラムに
通し、酢酸エチルーヘギサン(1:2)で溶出後、目的
物を含む分画を集め減圧濃縮して、題詞化合物(44)
を結晶としてOJl、8g得た。
融点 86−876C I RI7KBrcm−’:1752,1720,16
83.1515.+350ax N M R(90MHz、CDC13)δ・1.43(
9H,s)、3.33(21+、s)。
5.43(2H,s) 、 6.21(IH,s) 、
 6JO(IH,s) 、 7.60(2H,d。
J=9)1z)、8.27(28,d、J=91(z)
参考例45 (6R,7R)−3〜t−プチルオキシカルボニルメチ
ル−2−ヒドロキソ−8−才キソー7−フェノキシアセ
トアミド−5−チア−■−アザビシクロ[4,2,0]
オクタン−2−カルボン酸 (4−ニトロ)ベンジルエ
ステル[化合物(45a)]ト3〜[(3R、4,R)
−3〜フェノキシアセトアミド−2−アゼデジノン−4
−イルコチオメチル−2−オキソグルタル酸 1−(4
−ニトロベンジル)−5−21!+− −(t−ブチル)ジエステル[化合物(45b)]の製
造=(3R,4R)−4−メルカプト−3〜フェノキシ
アセトアミド−2−アゼチジノン0.242gと参考例
44で得た化合物(44,)OJ35gを窒素気流中ア
セトン4戒に懸蜀し、これにヘキサメチルホスホルアミ
ド0.5蔵を加えた後、室温で1時間かき混ぜた。反応
液に酢酸エチル30鍾を加え、水洗。
乾燥(MgSO4)した。溶媒を減圧下留去し、得られ
た残留物をシリカゲルのカラムに通し、酢酸エチルーヘ
キザン(3:2)で溶出後、目的物を含む分画を集め減
圧濃縮して題詞化合物(45a)と題詞化合物(45b
)の混合物を粉末として[)−,556g得た。
I RシKBrcm−’:3400,1775,175
84730,1693゜ax 1525.1350 参考例46 3〜[(3R,4,R)−3〜フェノキシアセトアミド
−2−アゼデジノン−4−イルコチオメチル−2−オキ
ソグルタル酸 I−(4−ニトロベンジル)エステル[
化合物(46)]の製造:参参考45で得た化合物(4
5a)と化合物(45b)の混合物0.215gをアニ
ソール0.1顧に溶かし、これに水冷下トリフロロ酢酸
4滅を加え、同温度で2時間かき混ぜた。溶媒を減圧下
留去し、得られた残留物にジクロルメタン5滅とヘキサ
ン5滅を加え、再び減圧濃縮する操作を2回行った。得
られた残留物をヘキサン5威で洗浄し、溶媒を減圧留去
して題詞化合物(46)の粗生成物を得た。
水晶は精製せずに、下記実施例9に用いた。
参考例47 (6R,7R)−3〜t−プチルオキシカルボニルメチ
ル−2−ヒドロキシ−8−オキソ−7−フェニルアセト
アミド−5−チア−1−アザビシクロ[4,,2,0]
オクタン−2−カルボン酸 4−ニトロベンジルエステ
ル[化合物(47a)と3〜[(3R。
4R)−3〜フェニルアセトアミド−2−アゼチジノン
−4−イルコチオメチル−2−オキソグルタル酸 1−
(4−ニトロベンジル)−5−(t−ブチル)ジエステ
ル[化合物(47b)]の製造:(3R,4R)−4−
メルカプト−3〜フェニルアセトアミド−2−アゼチジ
ノン4,02gと参考例44で得た化合物(4,4)5
.49gを窒素気流中アセトン50m12に懸濁し、こ
れにヘキザメチルホスホルアミド10−を加えた後、室
温で1時間かき混ぜた。反応液に酢酸エチル200滅を
加え、水洗、乾燥(MgS O4)シた。溶媒を減圧下
留去し、得られた残留物をシリカゲルのカラムに通し、
酢酸エチル−ヘキサン(3:2)で溶出後、目的物を含
む分画を集め減圧濃縮して題詞化合物(47a)と題詞
化合物(47b)の混合物を粉末として9.40g得た
I Rv KBrcm−’ :3400−3300.1
785.1774.1760゜aX 1635、1526.1350 参考例48 3〜 [(3R,4R)−3〜フェニルアセトアミド−
2−アゼチジノン−4−イルコチオメヂルー2=オキソ
グルタル酸 1(4−ニトロベンジル)エステル[化合
物(4,8)]の製造。
参考例47で得た化合物(47a)と化合物(4,7b
)の混合物9.40gをアニソール5滅に溶かし、これ
に水冷下トリフロロ酢酸100旋を加え、同温度で2時
間かきまぜた。溶媒を減圧下留去し、得られた残留物に
ジクロルメタン507nlとヘキサン50蔵を加え、再
び減圧濃縮する操作を2回行った。
得られた残留物をヘキサン50蔵で洗浄し、減圧留去し
て題詞化合物(48)の粗生成物を得た。本島は精製せ
ずに、下記実施例12に用いた。
参考例49 (6R,7R)−3〜t−ブチルオキンカルボニルメチ
ル−2−ヒドロキシ−8−オキソ−7−フェニルアセト
アミド−5−チア−1−アザピックロ[4,2,0]オ
クタン−2−カルボン酸 4−ニトロベンジルエステル
[化合物(47a)]の製?jX・参考例47で得た化
合物(47a)と化合物(47b)の混合物4,70g
をジクロルメタン60gに溶かし、これにシリカゲル5
0gを加え、室温で3時間かき混ぜた。反応液に酢酸エ
チル400威を加え、不溶物をろ去し、ろ液を減圧、濃
縮して題詞化合物(47a)4.70gを得た。本島は
精製せずに、下記参考例50に用いた。
参考例50 (6R,7R)−3〜カルボキシメチル−2−ヒドロキ
シ−8−オキソ−7−フェニルアセトアミド−5−チア
−1−アザビシクロ[4,2,0]オクタン−2−カル
ボン酸 4−ニトロベンジルエステル[化合物(50)
]の製造: 参考例49で得た化合物(47a)4.70gをアニソ
ール2.5旙に溶かし、これに水冷下トリフロロ酢酸5
0滅を加え、同温度で2時間かき混ぜた。反応液にジク
ロルメタン50滅を加え、溶媒を減圧下留去した。得ら
れた残留物にジクロルメタン25旋とヘキサン25蔵を
加え、再び減圧、濃縮する操作を2回行なった。得られ
た残留物をヘキサン25dで洗浄し、題詞化合物(50
)の粗生成物を得た。本島は精製せずに、下記実施例2
3に用いた。
参考例51 (3S 、4 R)−1−t−ブチルジメチルシリル−
3〜メトキシ−3〜フェニルアセトアミド−4−トリフ
ェニルメチルチオ−2−アゼチジノン[化合物(51)
]の製造: (3R,4R)−1−t−ブチルジメチルシリルー3〜
フェニルアセトアミド−4−トリフェニルメチルチオ−
2−アゼチジノン0.1gを無水テトラヒドロフラン8
旙に溶かし、これに窒素気流中−78℃でリヂウムメト
キシド0.50mMを含むメタノール0.67d溶液と
次亜塩素酸t−ブチル0.027gを加え、15分間で
一25℃まで昇温した。反応液を一78℃に冷却し酢酸
0.034−gを加えた後、溶媒を減圧下留去した。得
られた残留物を酢酸エチル10滅にとかし、10%(W
/W)チオ硫酸ナトリウム水溶液で洗浄し乾燥(MgS
O3)した。溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をシ
リカゲルのカラムに通し、酢酸エチル−ヘキサン(1:
3)で溶出後、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して、
題詞化合物(51)を油状物として0.079g得た。
T Rν”””  cm−’: 3390,1765.
16g8,1491,1245max N M R(90M Hz 、 CD CI 3)δ:
  0.33(3H,s)、0.38(3ILs) 、
 0.96(9H,s) 、 3.23(3H,s) 
、 3.32(2+(、s) 、 4.46(IH,s
)、4.59(IH,s)、7.1(1−7,50(2
0)1.m)参考例52 3〜[(3S、4 R)−1−t−ブチルジメチルシリ
ル−3〜メトキシ−3〜フェニルアセトアミド−2−オ
キソアゼチジン−4−イル]チオメチルー2−オキソグ
ルタル酸 1−(4−ニトロベンジル)−5−(t−ブ
チル)ジエステル[化合物(52)]の製造: 参考例5Iで得た化合物(51)1.11gを無水メタ
ノール40−に溶かし、これに酢酸第二水銀0.739
gを含む無水メタノール15滅溶液を−15〜−13℃
で滴下した後、同温度で15分間かき混ぜた。反応液を
一78℃に冷却し、硫化水素ガスを5分間導入した後、
窒素ガスを10分間導入した。溶媒を減圧下留去し、得
られた残留物にジクロルメタン50旋を加え、不溶物を
ろ去した。ろ液を減圧下約10M1まで濃縮した後、こ
れに参考例44で得た化合物(4,4)、0.97.8
gを加え、窒素気流中室温で1時間かき混ぜた。溶媒を
減圧下留去し、得られた残留物をシリカゲルのカラムに
通し、酢酸エチルーヘキザン(l:2→1:1)で溶出
後、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して、題詞化合物
(52)を油状物として0.984g得た。
T RvnoaLcm−’: 3310.1760,1
735.1690,1525ax 1346、1250 参考例53 (6R,7S)−3〜t−プチルオキシカルボニルメチ
ル−2−ヒドロキシ−7−メドキシー7−フエニルアセ
トアミドー8−オキソ−5−チア−1−アザビシクロ[
4,,2,0]オクタン−2−カルボン酸 4−ニトロ
ベンジルエステル[化合物(53)]の製造。
参考例52で得た化合物(52)0.143gをアセト
ニトリル3滅に溶かし、これに水冷下メタノ一ル03滅
と酢酸0.047gとフッ化カリ0.034gを加え、
同温度で10分間かき混ぜた。
反応液に酢酸エチルIOdを加え、飽和食塩水で洗浄し
乾燥(MgSO4)L、た。溶媒を減圧下留去し、得ら
れた残留物をシリカゲルのカラムに通し、酢酸エヂルー
ヘキサン(1:I)で溶出後、目的物を含む分画を集め
減圧濃縮して、題詞化合物(53)を油状物として0.
097g得た。
I Rνn0atcm−’: 3305,17B0,1
726.1672,152[)。
aX 参考例54 (6R,7S)−3〜カルボキシメチル−2−ヒドロキ
シ−7−メドキシー7−フエニルアセトアミドー8−オ
キソ−5−チア−1−アザビシクロ[4,2,0]オク
タン−2−カルボン酸 4−ニトロベンジルエステル[
化合物(54)]の製造。
参考例53で得た化合物(53)0.105gをアニソ
ール0.2旋に溶かし、これに水冷下トリフロロ酢酸2
旋を加え、同温度で3時間かき混ぜた。
−224〜 反応液にジクロルメタン3轍を加えた後、溶媒を減圧下
留去した。得られた残留物にジクロルメタン2滅とヘキ
サン2滅を加え、再び減圧濃縮する操作を2回行なった
。得られた残留物をヘキサン3戚で洗浄し、題詞化合物
(54)の相生酸物を得た。本島は精製せずに、下記実
施例4Iに用いた。
参考例55 2−ブロモ−4,4−ジメチルグルタル酸 ジメチルエ
ステル[化合物(55)]の製造。
2.2−ジメチルグルタル酸326gを塩化チオニル4
5gに加え、70℃で4時間かき混ぜた。
反応液に水冷下、三臭化リン40滅と臭素2■滅を加え
、90℃で14時間かき混ぜた。反応液に水冷下、過剰
の無水メタノールを滴下し、室温で一晩かき混ぜた。メ
タノールを減圧下留去し、得られた残留物を酢酸エチル
200滅に溶かし、水で洗浄し乾燥(MgSO,)した
。溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をシリカゲルの
カラムに通し、酢酸エチルーヘキザン(14)で溶出後
、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して、題詞化合物(
55)を油状物として493g得た。
I Rvnoa”  cm ’: 1750,1740
.1200aX N M R(90M Hz、 CD C13)δ: 1
,20(6H,dj=8Hz) 、 2.26(IH,
dd、 J= 6.1.8Hz) 、 2.58(IH
,dd、 J = 11.。
18Hz)、3.70(6H,s)、4.30(IH,
ddJ=6.1lllz)参考例56 4.4−ンメヂルー2−ヒドロギシグルタル酸ジメチル
エステル[化合物(56a)]と]3,3〜ジメヂルー
5−メトキノカルボニルテトラヒドロ2−フラノン[化
合物(56b)]の製造参考例55で得た化合物(55
)36.6gを3.7N水酸化ナトリウム水溶液150
旋に加え、室温で一晩かき混ぜた。さらに、70℃で1
50分間かき混ぜた。反応液にベンゼン100滅を加え
、減圧濃縮する操作を3回行なった。得られた白色固体
にN、N−ジメチルホルムアミド100−1よう化メチ
ルI 00Ml、臭化n−テトラブチルアンモニウムX
Ogを加え、この懸濁液を室温で2日間かき混ぜた。不
溶物をろ去し、ろ液に酢酸エチル200蔵を加え、水で
3回洗浄し乾燥(MgSO4)した。溶媒を減圧下留去
し、題詞化合物(56a)と題詞化合物(56b)の混
合物] 7.1gを得た。本島は精製せずに、下記参考
例57に用いた。
参考例57 4.4−ジメチル−2〜オギソグルタル酸 ジメチルエ
ステル[化合物(57)]の製造・オギザリルクロリト
1.1.dを無水塩化メチレン10蔵に加え、−70℃
に冷却した。この溶液に無水ジメチルスルホキシド1減
を滴下した。
−70℃で10分間かき混ぜた後、参考例56で得た化
合物(56a)と化合物(56b)の混合物t、tgを
滴下した。−70℃で20分間かき混ぜた後、トリエチ
ルアミン37滅を滴下した。
−65℃で15分間かき混ぜた後、反応液にジクロルメ
タン30祿を加え、水、飽和食塩水で洗浄し乾燥(Mg
S O4) シた。溶媒を減圧下留去し、得られた残留
物をシリカゲルのカラムに通し、酢酸エヂルーヘキサン
(1:4.)で溶出後、目的物を含む分画を集め減圧濃
縮して、題詞化合物(57)を油状物として418mg
得た。
I R17n0atcm−’: 1750.1730t
laX N M R(90M Hz、 CD CI3)δ: 1
.27(3H,s)、3.08(2H,s)、3.65
(3H,s)、3.85(3H,s)参考例58 4.4−ジメチル−2−オキソグルタル酸 1〜(4−
ニトロベンジル)エステル「化合物(58)]の製造。
参考例57て得た化合物(57)4.1gを0.6N水
酸化ナトリウム水溶液70蔵に加え、室温で1日かき混
ぜた。反応液に過剰のDOW(IX 50− H型イオ
ン交換樹脂を加え、室温で3時間かき混ぜた。樹脂をろ
去し、ろ液を凍結乾燥した。得られた白色固体をN、N
−ジメチルポルムアミド60藏に溶かし、ジシクロヘキ
シルアミン2滅を加え、50℃で20分間かき混ぜた。
反応液に4−二トロペンジルブロミド216gを加え、
70℃て70分間かき混ぜた。冷却後、酢酸エチル+0
0蔵を加え、析出した結晶をろ去し、ろ液を水で3回洗
浄し、乾燥(MgS O4) シた。溶媒を減圧下留去
し、得られた残留物をシリカゲルのカラムに通し、酢酸
エチルーヘキザン(1:2)で溶出後、目的物を含む分
画を集め減圧濃縮して、題詞化合物(58)を油状物と
して2.04g得た。
IRνn0atcm−’+ 1785.1770.17
50+l1aX N M R(90M Hz、 CD C13)δ: 1
.37(6H,s)、2.47(2H,bs) 、 5
.37(2H,s) 、 7.50(2H,d、 J 
= 9Hz) 、 8.23(2H。
d、J=9)1z) 参考例59 3〜ブロモ−4,4〜ジメチル−2−オキソグルタル酸
 1−(4−ニトロベンジル)エステル[化合物(59
)]の製造: 参考例58で得た化合物(58)910mgを酢酸5蔵
に溶かした。反応液に臭素166μρと30%臭化水素
酸酢酸溶液数滴を加え、50℃で50分間かき混ぜた。
反応液に酢酸エチル30滅を加え、水で5回洗浄し、 
乾燥(MgSO4)した。
溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をシリカゲルのカ
ラムに通し、酢酸エチルーヘキザン(l:2)で溶出後
、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して、連記化合物(
59)を油状物として664mg得た。
I Rv CH”3cm−’: 1790.1760.
1750ax N M R(90M Hz、 CD C+3)δ: 1
.34(3H,S)、1,47(3H,s)、4.65
(IH,s)、5.44(2H,s)、7.54(21
1,dj=、9Hz)、8.25(2H,d、J= 9
Hz)参考例60 2−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4,4−ジメチ
ル−2−ペンテンニ酸 ジメチルエステル[化合物(6
0)]の製造: 参考例57で得た化合物(57)298mgをジクロル
メタン5滅に溶かした。この溶液を一78°Cに冷却し
、窒素気流中トリエチルアミン029滅とトリフルオロ
メタンスルホン酸 t−ブチルジメチルノリル04艷を
加え、徐々に室温まで昇温した。反応液にジクロルメタ
ン30.d、を加え、水で洗浄し乾燥(MgSO4)し
た。溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をシリカゲル
のカラムに通し、酢酸エチルーヘキザン(1,+6)で
溶出後、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して、連記化
合物(60)を油状物として1.48mg得た。
N M R(90M Hz、 CD C+3)δ: 0
.15(6H,S)、0.90(9H,s) 、 1.
40(6H,s) 、 3.67(3H,s) 、3.
74(3H,s) 、5.95(IH,s) 参考例61 4.4−ジメチル−3〜メチルヂオー2−オキソグルタ
ル酸 ジメチルエステル[化合物(61)]の製造 参考例60で得た化合物(60)60mgとメタンチオ
スルホン酸メチル29mgとモレキューラーンーブス(
3A)10個をジクロルメタン3滅に加え、−78℃に
冷却した。この混合物にフッ化テトラ−n−ブチルアン
モニウム60mgを加え、室温で1日かき混ぜた。さら
に、メタンチオスルポン酸メチル20mgとフッ化テト
ラ−t−ブチルアンモニウム40mgを加え、室温で1
日がき混ぜた。不溶物をろ去し、ろ液を減圧下濃縮し、
得られた残留物をシリカゲルのカラムに通し、酢酸エチ
ルーヘキザン(1:4)で溶出後、目的物を含む分画を
集め減圧濃縮して、連記化合物(61)を油状物として
29mg得た。
I RνCH” cm−’: 1740.1730aX N M R(90M Hz、 CD CI!I)δ: 
1.38(38,s)、1.41(3H,s) 、 2
.26(38,s) J、 67 (3H,s) 、 
3.91(311,s) 、 4.、25(lH,s) 参考例62 4.4−ジメチル−2−オキソ−3〜フェニルチオクル
クル酸 ジメチルエステル[化合物(6,2)]の製造
: 参考例60で得た化合物(60)59mgをジクロルメ
タン2艷に溶かした溶液を、−70’Cに冷却した。こ
の溶液に、ジクロルメタン15成にフェニルスルフェニ
ルクロリド36mgを溶かした溶液を加え、室温で3日
間かき混ぜた。反応液にジクコルメタン15轍を加え、
水で洗浄し乾燥(MgSO4)した。溶媒を減圧下留去
し、得られた残留物をシリカゲルのカラムに通し、酢酸
エチル−ヘキサン(1:6)で溶出後、目的物を含む分
画を集め減圧濃縮して、連記化合物(62)を油状物と
して7mg得た。
I RシCI■C13cm−’: 1800,1740
,1730.1720aX N M R(90M Hz、 CD C+3)δ: 1
.43(3H,s)、1.47(3H,s)、3.63
(3H,s)、3.73(3t(、s)、4.82(2
11,s)。
7.2−7.8(5H,m) 参考例63 2−t−ブチルジメチルシリルオキシ−2−ペンテンニ
酸 1−(4−ニトロベンノル)−5−(t−ブチル)
ジエステル[化合物(63)]の製造・参考例42で得
た化合物(4,2)0.1gを無水ジクロルメタン2減
に溶かし、これに窒素気流中−78°Cでトリフルオロ
メタンスルホン酸t−ブチルジメチルシリル0.094
gとトリエチルアミン0.042gを加え、かき混ぜな
がら一30°Cまで昇温した。反応液を1%炭酸水素ナ
トリウム水溶液、ついで飽和食塩水で洗浄し乾燥(Mg
SO,)した。溶媒を減圧下留去し、得られた残留物を
シリカゲルのカラムに通し、酢酸エチルーヘキザン(1
ニア)で溶出後、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して
、連記化合物(63)を油状物として0、I34.g得
た。
I Rシn0athcm−’: 1727,1522,
1348.1250,1146゜aX NMR(90MHz、CDC13)δ: o、1.6(
6H,s)、0.95(9J1.、 s)、1.45(
9,1(、s) 、 3.15(2H,d、 J = 
7Hz) 、 5.27(21Ls)、6.24(LH
,t、J=7Hz)、7.52(2H,d、J=9Hz
)。
8J!2(Jl(、、d、、J= 9.)12)参考例
64 3〜メチルチオ−2−オキソグルタル酸 1−(4−ニ
トロベンジル)−,5−(t−ブチル)ジエステル[化
合物(64)]の製造。
参考例63で得た化合物(63)0.115gを無水ジ
クロルメタン2顧に溶かし、これに窒素気流中モレギュ
ーラーシーブス0.2gを加え、ついで−78℃でメタ
ンチオスルホン酸メチル0.0.39gとフッ化テトラ
−n−ブチルアンモニウム0.074gを含む一無水ン
クロルメタン」滅溶液を加えた。
反応液をかき混ぜながら30分間で0℃まで昇温した後
、不溶物をろ去した。ろ液を減圧濃縮し、得られた残留
物をシリカゲルのカラムに通し、酢酸エヂルーヘキサン
(,1:4)で溶出後、目的物を含む分画を集め減圧濃
縮して連記化合物(64)を油状物としてO,,036
,g得た。
I Rシneatcm−’: 1720,1525.1
348aX N M R(90M Hz、 CD CIJδ: 1.
4](9H,s)、1.90(3)1. s) 、2.
63(l)l、dd、 J = 6.1.7)1z) 
、 3. [11(ill、dd、J = 9 。
J7Jlz) 、 4−41(ILdd、 J = 8
,9Hz)、 5.、.2.I C2Ls) 、7.5
7(28,d、J−9Hz)、8.24(2)t、d、
J=9Hz)参考例65 3〜フェニルチオ−2−オキソグルタル酸 1−(4−
ニトロベンジル)−,5−(、t−ブチル)ジエステル
[化合物(65)]の製造ニ ー235〜 参考例63で得た化合物(63)65mgをジクロルメ
タン3旋1こ加え、−60℃に冷却した。この溶液に、
ジクロルメタン2成にフェニルスルフェニルクロリF2
1vXを溶かした溶液を加え、室温で3日間かきまぜた
。反応液にジクロルメタン15艷を加え、水で洗浄し乾
燥(M、g S 04) 、した。溶媒を減圧下留去し
、得られた残留物をシリカゲルのカラムに通し、酢酸エ
チル−ヘキサン(,1:5)で溶出後、目的物を含む分
画を集め減圧濃縮して、連記化合物(65)を油状物と
して3.1 mg得た。
NMR(9(1MHz、cDCl、)δ: 0,93(
9H,s)、2.72(in、dd、 J = 11.
18Hz) 、−3,、03(IE、dd、、 J =
 81.1&H,z) 。
4.18(1B、dd、J=8.11Hz)、5.19
(2H,s)、7.23(5H。
m)、7.42C2JJ、d、J= 9B−z)、8.
−1.3(,2B、d、、J= 9Hz)参考例66 4.4−ジメチル−2−オキソグルタル酸 1−(4−
ニトロベンジル)−5−(、t−ブチル)ジエステルし
化合物(66)]の製造。
参考例58で得た化合物(58)945mgとアニソー
ル0−1dをジクロルメタン20蔵に加えた。
この溶液に水冷下、硫酸0.1滅とイソブチン5成を加
え、密栓し、室温、暗中で5日間放置した。
反応液を水で洗浄し乾燥(MgSO,)した。溶媒を減
圧下留去し、得られた残留物をシリカゲルのカラムに通
し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出後、目的物
を含む分画を集め減圧濃縮して連記化合物(66)を油
状物として385mg得た。また化合物(58)を59
1mg回収した。
I Rv    cm  、 1740,1530.1
350ax N M R(90M’HZ’、 CD C13)δ: 
1.25(6H,s)、1,40(9B、 s) 、 
3.03(2H,s) 、 5.36(2t1. s)
 、 7.58(2H,d、 J =9Hz)、8.2
2(2H,d、J=9Hz)参考例67 4.4−ジメチル−3〜メチレン−2−オキソグルタル
酸 1−(4−ニトロベンジル)−5−(t−ブチル)
ジエステル[化合物(67月の製造:参考例66で得た
化合物(66)400mgとN。
N、N’、N’−テトラメチルジアミノメタン0.6轍
と無水酢酸05戚の混合物を窒素気流中、氷冷下で1時
間そして室温で一晩かき混ぜた。反応液に酢酸エチル3
0滅を加え、水で2回洗浄し乾燥(MgSO4)した。
溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をシリカゲルのカ
ラムに通し、酢酸エヂルーヘキサン(1:2)で溶出後
、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して連記化合物(6
7)を淡黄色固体として379mg得た。
I RvKBrcm−’: 1740.1735.16
85aX N M R(90M HZ、 CD CIJδ: IJ
7(15H2s)、5.41(2H,s)、6.16(
2H,d、J−1,3Hz)、7.56(2H,d、J
=9Hz)、8.23(2H,d、J=9Hz)参考例
68 (6R,7R)−3〜(2−t−ブチルオキソカルボニ
ルイソプロピル)−2−ヒドロキシ−8−オキソ−7−
フェニルアセトアミド−5−チア−1−アザビシクロ[
4,2,0]オクタン−2−カルボン酸 (4−ニトロ
)ベンジルエステル[化合物(68a)]と]4.4−
ジメヂルー3〜(3R,4R)−3〜フェニルアセトア
ミド−2−アゼチジノン−4−イル]チオメチルー2−
オキソグルタル酸1−(4−ニトロベンジル)−5−(
t−ブチル)ジエステル[化合物(68b)]の製造参
考例67で得た化合物(67)350mgと(3R94
R)−4−メルカプト−3〜フェニルアセトアミド−2
−アゼチジノン220mgをアセトン5蔵に溶かし、1
0分間かき混ぜた。この溶液に、窒素気流中、ヘキザメ
チルホスポルアミド0.7轍を加え、室温で4日間かき
混ぜた。アセトンを減圧下留去し、得られた残留物に酢
酸エチル30威を加え、水で2回洗浄し乾燥(MgSO
4)した。゛溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をシ
リカゲルのカラムに通し、酢酸エヂルーヘキサン(1:
1)で溶出後、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して連
記化合物(68a)と連記化合物(68b)をそれぞれ
油状物として4−0mgと67mg得た。
化合物(68a) I  Rv CHC”cm −’:  17g0,17
30.1685aX N M R(90M Hz、 CD CI3)δ: 1
.15(6H,bs)、1.40(9tl、 s) 、
 2.62(IH,dd、 J = 2.12Hz) 
、 2.6−2.9(IH,m) 。
3、18(IH,dd、 J = 10 、12Hz)
 、 3.60(2H,s) 、 5.12(18゜d
、J= 5Hz)、5J3(2H,q)、5.43(1
1(、dd、J= 5.9Hz)。
6.23(IH,ddj−9[1z)、7.29(5H
,d、J=2Hz)、7.56(2H2d、J= 9H
z)、8.20(2H,d、J= 9Hz)化合物(6
8b) I RνCH”cm−’ : 1770,1750.1
680ax N M R(90M Hz、 CD C13)δ: 1
.16(6H,s)、1.35(9H,s) 、 2.
5−2.7(2H,m) 、 3.60(2H9s) 
、 3.95(1)1. dd 。
J= 5,9[(z)、4.90(IH,d、J= 5
)1z)、5.36(2B、q)。
5.42(IH,dd、J= 5.9112)、6.5
8(IH,ddj= 9Hz)。
6.77(IH,bs)、7.27(5H,s)、7.
57(2)1.d、J=9Hz)。
8.18(2H,d、J=9Hz) 参考例69 4.4−ジメチル−3〜[(3R,4R)−3〜フェニ
ルアセトアミド−2−アゼチジノン−4−イルコチオメ
チル−2−オキソグルタル酸 1−(4−ニトロベンジ
ル)エステル[化合物(69)]の製造参考例68で得
た化合物(68bH87mgとシリカゲル(200〜3
00mesh)2.3gを1,2−ジクロロエタン10
M1iこカロえ、70℃で1日かき混ぜた。シリカゲル
をろ去し、ろ液を減圧濃縮した。得られた残留物をシリ
カゲルのカラムに通し、酢酸エチル−ヘキサン(3:2
)で溶出後、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して連記
化合物(69)を油状物として70mg得た。また化合
物(68b)を71mg回収した。
I Rv ”IC13cm−’ : 1780,176
0.1525aX N M R(90M Hz、 CD CI3)δ: 1
.16(3H,s)、1,23(3H,s)、2.3〜
3.0(3H,m)、3.58(2H,s)、4.82
(IH,d、J−4Hz)、5.28(2H,s)、5
J6(IH,m)、5.78(IH,bd、J= 8H
z) 、 6.6−6、9(2H,m) 、 7.27
(5H,s) 、7.47(2H,d。
J=8Hz)、8.16(2H,d、J=8Hz)実施
例1 (9S、105)−10−ベンジルオキシカルボニルア
ミノ−4,11−ジオキソ−3〜オキサ−7−チア−1
−アザトリザイクロ [7,2,0,02,8]ウンデ
カン−2−カルボン酸 4−ニトロペンジルエステルの
製造・ 参考例36で得た化合物(36)の粗生成物をジクロル
メタン5dに溶かし、これに窒素気流下ジシクロへキシ
ルカルボジイミド0.145gを加え室温で1時間かき
混ぜた。溶媒を減圧下留去し、得られた残留物に酢酸エ
チルI5滅を加え不溶物をろ去した。ろ液を減圧下濃縮
し、得られた残留物をシリカゲルのカラムに通し、酢酸
エチル−ヘキサン(2:3)で溶出後、目的物を含む分
画を集め、減圧濃縮して、連記化合物の異性体Aおよび
異性体Bをそれぞれ粉末として95mgと63mg得た
異性体A:(2R,6R,9S、1’08)−異性体r
 RνC11”3cm−’:1805,1780,17
25.1344ax N M R(90MH2,CDCl!+)δ:2,45
−3.10(4H,m)、4.10(2H,m)、4.
95(11+、dd、J=4Hz、7Hz)、5.10
(2H,s)。
5.33(2H,ABqj= 13Hz、14Hz)、
5.66(IH,d、7Hz)。
7.33(511,s)、7.53(21(、d、J=
 9Hz)、8.19(2H,d、J=9Hz)。
異性体B:(2S、6 S、9 S、10 S)−異性
体I Rv CHC13cm−’:1816.177G
、1755.172(1,1343aX N M R(90MHz、CDC15)  δ :2.
26−3.27(4t(、m)、2.66(LH,+n
) 、 4.10(LH,m) 、 4 、90(IH
,dd、 J = 511z、 71iz) 。
5、08(2H,s) 、 5.36(2H、ABq、
 J = ]、4Hz、 1.5Hz) 、 6.07
 (IIL d、 J = 7Hz) 、 7,32(
511,s) 、 7.54(2H,d、 J = 9
t(z) 。
8.22(2H,dj=9Hz)。
実施例2− (9S、10S)=4,11−ジオキソ−10−(4−
ニトロベンジルオキシカルボニルアミノ)−3〜オキサ
−7−チア−ニーアザトリサイクロ[7゜2.0.02
・8]ウンデカン−2−カルボン酸 4−ニトロベンジ
ルエステルの製造・参 考例4■て得た化合物(4I)の粗生成物をジクロルメ
タン20滅とテトラヒドロフラン10蔵の混合物に溶か
し、これに窒素気流下ジシクロへキシルカルボジイミド
233gを加え、室温で1時間かき混ぜた。溶媒を減圧
下留去し、得られた残留物に酢酸エチル50滅を加え不
溶物をろ去した。
ろ液を減圧下濃縮し、得られた残留物をシリカゲルのカ
ラムに通し、酢酸エヂルーヘキサン(3:2)で溶出後
、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して、連記化合物の
異性体Aおよび異性体Bをそれぞれ粉末としてQ、91
411!と0.732g得た。
異性体A:(2R,6R,9S、10S)〜異性体FD
−MS  m/z :  572  (M”)I RL
J KBrcm−’ :3375.1805.1780
,1730,1520゜aX N M R(90MHz、 CDCIJ δ:2.30
−3.12(4H,m)、4.15(IH,d、J=6
Hz)、4.18(IH,m)、5.0O(ill、d
d、J=5Hz。
7)1z) 、 5.20(2H,s) 、 5.39
(2tl、 ABq、 J= 12Hz、 13Hz)
 。
5.75(11(、dj=7Hz)、7.47(2ft
、dj=91(z)、7.54(2H,d、J= 9H
2)、8.18(4H,d、J= 9Hz)異性体B:
(2S、6S、9S、l08)−異性体FD−MS  
m/z :  572(M+)I RシKBrcm−’
:3350,1812,1772,1724,1520
゜aX N M R(90MH2,CDCl5)δ:2.30−
3.30(4H,m)、3.7(1(1t1.t、J=
 1.0Hz)、4.14(LH,m)、4.98(L
H,dd、J−5Hz、 8Hz) 、 5.17(2
H,s) 、 5.39(2H,ABQ 、 J = 
1.3Hz、 14Hz)、6.41(IH,d、J=
8Hz)、7.48(2H,d、J=9Hz)。
7.50(2H,dj= 9Hz)、8.13(2H,
d、J= 9H2)、8.19(21(、d、 J= 
91(z) 実施例3 (2R96R,9S、10S)−4,11−ジオキソ−
10−フェニルアセトアミド−3〜オキザ=7−チアー
1−アザトリサイクロ[7,2,0,0”I]]ウンデ
カン−2−カルボン酸・ナトリウム塩の製造: 実施例2て得た異性体A0.15gを酢酸エチル4成に
溶かし、これにpl 7.0の0,1モルリン酸緩衝液
4滅と10%パラジウム−炭素0.075g1D工、水
冷攪拌下水素ガスを通じた。反応開始後、15時間経過
した時点で10%パラジウム−炭素0.075gを加え
、さらに1時間かき混ぜた。触媒をろ去し、水層を分離
した後、有機層を水2蔵で抽出した。水層を合わせ、水
冷下これにテトラヒドロフラン4滅と炭酸水素ナトリウ
ム0.032gとフェニル酢酸クロリド0.0473g
を加え、同温度で30分間かき混ぜた。反応液に含まれ
るテトラヒドロフランを減圧下留去した後、酢酸エチル
3蔵で洗浄した。得られた水溶液をアンバーライトXA
D−2のカラムに通し、水−エタノール(90:10)
で溶出後、目的物を含む分画を集めて、減圧下エタノー
ルを留去した後、凍結乾燥して連記化合物を粉末として
0.078g得た。
IRべF、rcm−’ :3410.3250.179
0. (sh)、 1780(sh)。
1766.1662,1,659,1362.1195
NMR(90MHz、D20)δ:2.10−3.10
(4H,m)、3.78(2H,s)、3.78(10
2m)、4.16(LH,d、J= 6Hz)、5.2
5(IH。
d、J=611z)、7.48(5H,s)実施例4 (2S、68,9S、I 08)−4,11−ジオキソ
−10〜フェニルアセトアミド−3〜オキサ−7−デフ
−17ザトリサイクロ[7,2,0,0’−’]ウンデ
カンー2−カルボン酸・ナトリウム塩の製造。
実施例2で得た異性体BO,15gを酢酸エチル4威に
溶かし、これにI)H7,Oの0.1モルリン酸緩衝液
4滅と10%パラジウム−炭素0.075gを加え、水
冷攪拌下水素ガスを通じた。反応開始後、1.5時間経
過した時点で10%パラジウム−炭素0.075gを加
え、さらに1時間かき混ぜた。触媒をろ去し、水層を分
離した後、有機層を水2成で抽出した。水層を合わせ、
水冷下これにテトラヒドロフラン4滅と炭酸水素ナトリ
ウム0.032gとフェニル酢酸クロリド0.0473
gを加え、同温度で30分間かき混ぜた。反応液に含ま
れるテトラヒドロフランを減圧下留去した後、酢酸エチ
ル3蔵で洗浄した。得られた水溶液をアンバーライトX
AD−2のカラムに通し、水−エタノール(90・10
)で溶出後、目的物を含む分画を集めて、減圧下エタノ
ールを留去した後、凍結乾燥して連記化合物を粉末とし
て0.057g得た。
I Rv KBrcm−’:3450,3270,17
93.1752(sh)。
aX 1743.1663,1653,1640.1364N
MR(90MHz、DzO)  δ:2.37−3.2
0(41(、m)、3.76(2H,s) 、3.89
(IH,t 、 J = 10Hz) 、4 、32(
IH,m) 、4 、99(IH,d、J=5Hz)、
7.47(5H,s)実施例5 (2R,6R,9S、10S)−10−[2−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)−(Z)−2−メトキシイ
ミノアセトアミド]−4,11−ジオキソ−3〜オキサ
ーフ−チア−1−アザトリサイクロ[7,2,0,02
,ll]ウンデカン−2−カルボン酸・ナトリウム塩の
製造: 実施例2で得た異性体A0.20gを酢酸エチル5滅に
溶かし、これに1)H2Oの01モルリン酸緩衝液5蔵
と10%パラジウム−炭素0.1gを加え、水冷攪拌下
水素ガスを通じた。反応開始後1時間を経過した時点で
10%パラジウム−炭素0.1gを加え、さらに2時間
かき混ぜた。触媒をろ去し、水層を分離した後、有機層
を水1滅で抽出した。水層を合わせ、水冷下これにテト
ラヒドロフラン4−と炭酸水素ナトリウム0.086g
と2−(2−クロロアセタミドチアゾール−4−イル)
−(Z)−2一メトキシイミノ酢酸クロリドの塩酸塩0
.136gを加え、同温度で2時間かき混ぜた。反応液
に含まれるテトラヒドロフランを減圧下留去した後、こ
れにN−メチルジチオカルバミン酸ナトリウム0 、0
88gを加え、室温で2時間かき混ぜた。反応液を酢酸
エチル5滅で洗浄した後、アンバーライトXAD−2の
カラムに通した。水−エタノール(95: 5 )で溶
出してくる分画を集めて、減圧下エタノールを留去した
後、凍結乾燥して連記化合物0.116gを粉末として
得た。
I Rv KBlcm−’ :3430.1787,1
775,1768,1670゜ax 1654.1385.1368 NMR,(90MHz、D20)δ:2.43〜3.4
5(4H,m)、4.10(3H,s) 、 4.23
(IH,d、 J = 7Hz) 、 4.41(IH
,m) 、 5.45(IH。
dj−6Hz)、7.09(IH,s)実施例6 (2S、6S、9S、I 08)−10−[2−(2−
アミノデアゾール−4−イル)−(Z)−2−メトキシ
イミノアセトアミド]−4,,11−ジオキソー3〜オ
キサーフ−チア−l−アザトリサイクロ[7,2,0,
02,6]ウンデカン−2−カルボン酸ナトリウム塩の
製造。
実施例2で得た異性体80.20gを酢酸エチル5成に
溶かし、これにpH7,0の01モルリン酸緩衝液5戒
と10%パラジウム−炭素0.1gを加え、水冷攪拌上
水素ガスを通じた。反応開始後1時間を経過した時点で
10%パラジウム炭素−0,1gを加え、さらに2時間
かき混ぜた。触媒をろ去し、水層を分離した後、有機層
を水I滅で抽出した。水層を合イっせ、水冷下これにテ
トラヒドロフラン4滅と炭酸水素ナトリウム0.086
gと2−(2−クロロアセタミドチアゾール−4−イル
)−(Z)−2−メトキシイミノ酢酸クロリドの塩酸塩
0.1.36gを加え、同温度で2時間かき混ぜた。反
応液に含まれるテトラヒドロフランを減圧下留去した後
、これにN−メチルジチオカルバミン酸ナトリウム0.
088gを加え、室温で2時間かき混ぜた。反応液を酢
酸エチル5旋で洗浄した後、アンバーライトXAD−2
のカラムに通した。水−エタノール(95:5)で溶出
してくる分画を集めて、減圧下エタノールを留去した後
、凍結乾燥して連記化合物0.108gを粉末として得
た。
I RシKBram−’:3420,1795.1?5
4,1652,1525゜aX N M R(90MH2,D20)62.55−3.1
.0(4H,m)、3.94(111、m)、4.07
(3H,s)、4.47(18,m)、5.18(LH
,dj= 511z)、7.05(IH,s) 実施例7 (2R,6R,9S、10S)−10−[2−(2−ア
ミノデアゾール−4−イル)−(Z)−2−[1−(4
−ニトロベンジルオキシカルボニル)−1−メチルエト
キノイミノ]アセトアミド]−4,,11−ジオキソ−
3〜オキサ−7−ヂアー1−アザトリサイクロ[7,2
,0,02・6]ウンデカン−2−カルボン酸・ナトリ
ウム塩の製造・ 実施例2で得た異性体へ0.2gを酢酸エチル6滅に溶
かし、これにpH7,0の0.1モルリン酸緩衝液6厳
と10%パラジウム−炭素0.1gを加え、水冷攪拌上
水素ガスを通じた。反応開始後1時間、2時間経過した
時点で合計2回パラジウム炭素0.1gを加えた。触媒
をろ去し、水層を分離した後、有機層を水1旋で抽出し
た。水層を合わせ、これに水冷下テトラヒドロフラン5
1n1.と炭酸水素ナトリウム0 、 (188gと2
−(2−クロロアセタミドチアゾール−4−イル)−(
Z)−2−[1−(4−ニトロベンジルオキシカルボニ
ル)−1−メチルエトキシイミノ]酢酸クロリドの塩酸
塩0.21gを加え、同温度で30分間かき混ぜた。反
応液にN−メチルジチオカルバミン酸ナトリウム0.0
9gを加え、室温で1.5時間かき混ぜた。反応液を減
圧上駒8鑓まで濃縮した後、アンバーライトXAD−2
のカラムに通した。水−エタノール(75:25)で溶
出してくる分画を集めて、減圧下エタノールを留去した
後、凍結乾燥して連記化合物を粉末として0.178g
得た。
I RI7KBrcm−’ :3420.1765.1
655.1522.1348aX N M R(90MHz、D、0)δ:1.68(6H
,s)、2.38−3.40(4H,m)、4.10−
4.50(2H,m)、5J7(LH,d、J= 5H
z)。
5、43(2H,ABqj = 12Hz、 17Hz
) 、 6.97(IH,s) 、 7.83(2H,
d、J=91(z)、8.15(211,dj=9Hz
)実施例8 (2r(,6R,9S、10S)−10−[2−(2−
アミノデアゾール−4−イル)−(Z)−2−L(+ 
−カルボキシ−1−メチルエトキシイミノ)アセトアミ
トコ−4,11−ジオキソ−3〜オキザー7−ヂアー■
−アザトリサイクロ[7,2,0,02,0コウンデカ
ン−2−カルボン酸・ジナトリウム塩の製造: 実施例7で得られた化合物0.148gを水5威に溶か
し、これにI)117.0の0.1モルリン酸緩衝液5
轍とエタノール5旋と10%パラジウム−炭素0.07
5gを加え、水冷攪拌上水素ガスを通じた。反応開始後
、1.5時間経過した時点で10%パラジウム−炭素0
.04gを加え、さらに1時間かき混ぜた。触媒をろ去
し、ろ液を減圧上駒5蔵まで濃縮した後、これをアンバ
ーライトXAD−2のカラムに通した。水で溶出する分
画を集めて、凍結乾燥して連記化合物を粉末として0.
091g得た。
I RνKBrcm ’:3410.1762J652
,1580.1362aX N M R(90MHz、DzO)δ:1.56(3H
,s)、1.59(31(、s)。
2.45−3.10(4H,m)、4.26(IH,d
、J= 7Hz)、4.40(王H1m)、5.43(
LH,d、J= 5)1z)、7.08(]、H,s)
実施例9 (9R,10R)−4,,11−ジオキソ−IO−フェ
ノキシアセトアミド−3〜オキサ−8−チア−1=アザ
トリザイクロ[7,2,0,02・6]ウンデカン−2
−カルボン酸 4−ニトロベンジルエステルの製造。
参考例46で得た化合物(46)の粗生成物をジクロル
メタン5滅に溶かし、これに水冷下室素気流中1−エヂ
ルー3〜(3〜ジメチルアミノプロピル)カルボジイミ
ドの塩酸塩0.205gを加え、室温で1時間かき混ぜ
た。溶媒を減圧上留去し、得られた残留物をシリカゲル
のカラムに通し、酢酸エチル−ヘキサン(4,3→3:
2)で溶出後、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して、
連記化合物の異性体Aを結晶として0.096g得た。
また、連記化合物の異性体Bを粉末として0.090g
得た。
異性体A:(2R,6R,9R,10R)−異性体融点
 206−207°C IRv KBram−’ :3412.1800.1?
93.1755.169Q。
aX 1520.135O NMR(90MHz、DMSOde)δ:2.60−3
.20(5H,m)。
4.60(2H,S)、5.05(IH,d、J=4H
2)、5.32(IH,dd、J= 4Hz、 9Hz
) 、5.43(2H,s) 、 7.00(3H,m
) 、 7 、30(2H。
m)、7.68(2H,d、J=91(z)、8.23
(2H,d、J=9Hz)。
8.73(LH,d、J=9H2) 異性体B・(2S、6S、9R,10R)−異性体T 
Rv KBrcm−’:3360,1813,1782
.1?50,1690゜ax 1520.135O N M R(90Ml(Z、CDC13)δ:2.40
−3.40(51(、m)、4.53(211,s) 
、 5.08(III、d、 J = 4Hz) 、 
5.43(211,s) 、 5.55(IH,dd、
 J = 4Hz、 911z)、、 6.78−7.
75(8H,m) 、 8.22(2)1゜d 、 J
 = 9Hz) 実施例10 (2R,6R,9R,10R)−4,11−ジオキソ−
10−フェノキンアセトアミド−3〜オキサ−8−チア
−1−アザトリサイクロ[7,2,G、Q’°6]ウン
デカン−2−カルボン酸・ナトリウム塩の製造: 実施例9で得た異性体A0.2gを酢酸エチル6滅に溶
かし、これにpH7,0の0.1モルリン酸緩衝液6鎚
と10%パラジウム−炭素0.1gを加え、8−10°
Cで水素ガスを通じながら1時間かき混ぜた。
反応液に10%パラジウム−炭素01gを加え、さらに
2時間かきまぜた。触媒をろ去し、水層を分離した後、
有機層を水1旙で抽出した。水層を合わせアンバーライ
トXAI)−2のカラムに通した。
水−エタノール(85:15)で溶出してくる分画を集
めて、減圧下エタノールを留去した後、凍結乾燥して連
記化合物を粉末として0.135g得た。
I RシKBrcm−’ :3450,178g、17
75.1550ax N M R(90Mtlz、DtO)δ:2.76−3
.35(5t(、m)、4.83(2H,s)、5.2
8(IHld、J−IHz)、5.56(LH,d、J
=4Hz)。
−25f+− 7,08−7,65(5H,m) 実施例II (2S、6S、9R,I 0R)−4,,11−ジオキ
ソ−10−フェノキシアセトアミド−3〜オキサ−8−
チア−1−アザトリサイクロ[7,2,0,02,8]
ウンデカン−2−カルボン酸・ナトリウム塩の製造: 実施例9で得た異性体80.2gを酢酸エチル6顧に溶
かし、これに1)H7,Oの01モルリン酸緩衝液6威
と10%パラジウム−炭素0]gを加え、8−10℃で
水素ガスを通じながら1時間かき混ぜた。
反応液に10%パラジウム−炭素(1,1gを加え、さ
らに2時間かきまぜた。触媒をろ去し、水層を分離した
後、有機層を水l滅で抽出した。水層を合わせアンバー
ライトXAD−2のカラムに通した。
水−エタノール(85:15)で溶出してくる分画を集
めて、減圧下エタノールを留去した後、凍結乾燥して連
記化合物を粉末としてO,131,g得た。
I Rv KBrcm−’:3450,1800.L7
9Q、1772.1750゜aX ]653 N M R(90MH7,D20)δ:2.67−3.
60(5H,m)、4.82(2It、s)、5.35
(2H,s)、7.03〜7.60(51(、m)実施
例12 (9R,I 0R)−4,11−ジオキソ 10−7.
r−ニルアセトアミド−3〜才キサー8−チア−1−ア
ザトリザイクロ[7,2,0,02,6]ウンデカン−
2−カルボン酸 4−二トロペンシルエステルの製造: 参考例48で得た化合物(48)の粗生成物をジクロル
メタン100滅に溶かし、これに水冷上窒素気流中1−
エヂルー3〜(3〜ジメヂルアミノプロピル)カルボジ
イミドの塩酸塩6.16gを加え、室温で1時間かきま
ぜた。溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をシリカゲ
ルのカラムに通し、酢酸エチルーヘキザン(4・3〜”
2:1)で溶出後、目的物を含む分画を集め減圧濃縮し
て、連記化合物の異性体Aおよび異性体Bをそれぞれ粉
末として4.19gと2.67g得た。
異性体A:(2R,6R,9R,I 0R)−異性体T
 Rv KBrcm−’ :3350.1800(sh
)、 1782.1755゜aX 1519.1348゜ N M R(90MHz、CDCl3)  δ:2.4
4−3.40(5H,m)、3.63(2H,s) 、
 4.96(IHld、 J = 5Hz) 、’5.
35(21L s) 、 5.45(IH,dd、 J
 = 5Hz、 9Hz) 、 6.15(it(、d
 、 J = 9Hz) 、 7J3(5H。
s)、7.53(2t1.d、J=9Hz)、8.22
(2H,d、J=911z)異性体B:(2S、6S、
9R,] 0R)−異性体IRνKBrcm−’+33
60.1810,1773,1748,1680゜ax 1520.1346 NMR(90MHz、CDCl5)  δ:2.35−
3.35(5H,m)、3.55(2H,s) 、 5
.03(ill、 d、 J = 4Hz) 、 5.
32(211,s) 、 5.46(]11、dd、J
−4Hz、911z)、7.08(IH,d、J=9H
z)、7.25(5H。
s)、7.48(2H,dj= 9Hz)、8.1.5
(2H9d、J=9Hz)実施例l3 (2R,6R,9R,10R)−4,11−ジオキソ−
10−フェニルアセトアミド−3〜オキサ−8−チア−
1−アザトリザイクロ[7,2,0,02,6]ウンデ
カン−2−カルボン酸・ナトリウム塩の製造。
実施例I2で得た異性体A0.15gを酢酸エチル4蔵
に溶かし、これにpH7,0の0.1モルリン酸緩衝液
4滅と10%パラジウム−炭素0.075gを加え、8
−10℃で水素ガスを通じながら1時間がき混ぜた。反
応液に10%パラジウム〜炭素0.075gを加え、さ
らに2時間かきまぜた。触媒をろ去し、水層を分離した
後、有機層を水IM/、で抽出した。
水層を合わせアンバーライトXAD−2のカラムに通し
た。水−エタノール(90:10)で溶出してくる分画
を集めて、減圧下エタノールを留去した後、凍結乾燥し
て連記化合物を粉末として0.08g得た。
I RシKBrcm−’ :3340,1785.17
70.1670aX N M R(90MHz、D20) δ:2.65−3
.33(51(、m)、3.79(2H,s)、5.2
2(IH,d、J=4Hz)、5.45(IH,dj=
4Hz)、7゜46(58,s) 実施例14 (2S、6S、9R,l 0R)−4,11〜ジオキソ
−10−フェニルアセタミド−3〜オキサ−8−チア−
1−アザトリサイクロ[7,2,0,02″6]ウンデ
カン−2−カルボン酸・ナトリウム塩の製造・ 実施例12で得た異性体B0.15gを酢酸エチル4滅
に溶かし、これにpH7,0の01モルリン酸緩衝液4
滅と10%パラジウム−炭素0.075gを加え、8−
10℃で水素ガスを通じながら1時間かき混ぜた。反応
液に10%パラジウム−炭素0.075gを加え、さら
に2時間かきまぜた。触媒をろ去し、水層を分離した後
、有機層を水1滅で抽出した。
水層を合わせアンバーライトXAD−2のカラムに通し
た。水−エタノール(90:10)で溶出してくる分画
を集めて、減圧下エタノールを留去した後、凍結乾燥し
て連記化合物を粉末として0.07g得た。
T RシKBrcm−’:3440.1802,179
5,1753,1655゜aX NMR(90MHz、DzO)δ:2.70−3.60
(58,m)、3.79(2[+、s)、5.36(2
H,s)、7.50(5H,s)実施例15 (2R,6R,9R,10負)−4,11−ジオキソ−
10−フェニルアセトアミド−3〜オキ用−8−デア川
−アザトリサイクロ[7,2,0,02゛6]ウンデカ
ン−2−カルボン酸 4−ニトロベンジルエステルの製
造: 実施例9で得た異性体A0.1gを無水ジクロルメタン
4轍に溶かし、これに−78℃でN、N−ジメチルアニ
リン0.092gと五塩化リン0.079gを加−え、
−45〜40°Cで1.5時間かき混ぜた。反応液に一
78°Cで無水メタノール0.2滅を加え、=35〜−
30°Cで3時間かき混ぜた。これに水2蔵を加え0℃
で30分間かき混ぜた後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液を加え、1)H6,5とした。
有機層を分離し、水層をジクロルメタン2戚で抽出した
後、有機層を合わせ飽和食塩水で洗浄し乾燥(MgSO
,)した。溶媒を減圧上留去し、得られた残留物をジク
ロルメタン5戚に溶かした。この溶液に水冷下トリエチ
ルアミン0.038gとフェニル酢酸クロリド0.04
4gを加え、同温度で30分間がき混ぜた。反応液を2
N塩酸ついで飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO,)
した。溶媒を減圧上留去し、得られた残留物をシリカゲ
ルのカラムに通し、酢酸エチルーヘキザン(3・2)で
溶出し、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して連記化合
物を粉末として0.07g得た。氷晶のNMRスペクト
ルは、実施例12で得た異性体Aのそれと完全に一致し
た。
実施例l6 (2R,6R,9R,] 0R)−10−[2−(1−
クロロアセトアミドチアゾール−4−イル)−(Z)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−4,11−ジオキ
ソ−3〜オギザー8−デアー1−アザトリザイクロ[7
,2,0,02,8]ウンデカン−2−カルボン酸 4
−ニトロベンジルエステルの製造実施例9で得た異性体
A0.1gを無水ジクロルメタン4成に溶かし、これに
−78℃でN、N−ジメチルアニリン0.092gと五
塩化リン0.079gを加え、−45〜−40°Cで1
5時間かき混ぜた。反応液に一78℃で無水メタノール
0.2成を加え、−35〜−30℃で3時間かき混ぜた
。これに水2轍を加え0℃で30分間かき混ぜた後、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えpH6,5とした。
有機層を分離し、水層をジクロルメタン2Mlで抽出し
た後、有機層を合わせ飽和食塩水で洗浄し乾燥(MgS
O,)t、た。溶媒を減圧上留去し、得られた残留物を
ジクロルメタン5滅に溶かした。この溶液に水冷下トリ
エチルアミン0.046gと2−(2−クロロアセトア
ミドチアゾール−4−イル)−(Z)−2−メトキシイ
ミノ酢酸クロリドの塩酸塩0.076gを加え、同温度
で15分間かきまぜた。
反応液を2N塩酸ついで飽和食塩水で洗浄し、乾燥(M
gSO,)した。溶媒を減圧上留去し、得られた残留物
をシリカゲルのカラムに通し、酢酸エチル−ヘキサン(
21)で溶出後、目的物を含む分画を減圧濃縮して、連
記化合物を粉末として0.086g得た。
T R17KBrcm−’ +3450〜3150.1
810.1805.1790゜aX 1780.1690,1542,1523.1348N
MR(90MH7,CDC13)  δ:2.53〜3
.15(5)1.m)、4.07(3H,s)、 4.
26(2H,s)、 5.14(il+、、d、 J 
= 5Hz) 、 5.39(2II、 s) 、 5
.68(LH,dd、 J = 51+z、 9Hz)
 、 7.25(IH,d、 J−9Hz)、 7.4
1(In、s) 、 7.55(28,d、 J = 
9Hz)1g、 21(2H,d、J=911z) 実施例17 (2R,6R,9R,10R)−10−[2−(2−ア
ミノデアゾール−4−イル)−(Z)−2−メトキシイ
ミノアセトアミド]−4,、]]I−ジオキソー3〜オ
キザー8−デア1−アザトリザイクロ[7,2,0,0
2・e]ウンデカン−2〜カルボン酸4−ニトロヘンシ
ルエステルの製造・ 実施例16で得た化合物0.334gを無水N、N−ン
メヂメチルムアミド5滅に溶かし、これにN−メチルン
チオカルバミン酸ナトリウムO,132gを加え、室温
で15時間かきまぜた。反応液に酢酸エチル30滅を加
え、水洗、乾燥(MgS04)t、た。
溶媒を減圧上留去し、得られた残留物をシリカゲルのカ
ラムに通し、酢酸エチル−り口口ポルム−メタノール(
15:15:1)で溶出後、目的物を含む分画を集め減
圧濃縮して、連記化合物を粉末として0.206g得た
I Rv KBram−’ :3440.3370.1
802.1783.1525゜ax 35O NMR(90MHz、DMSOd8)δ:2.70−3
.20(5H,m)、3.86(3H,s) 、5.1
5(IHld、 J = 5Hz) 、 5.30−5
.60(3H。
m)、 6.77(IH,s) 、 7.14(2H2
s) 、7.72(2H,d、 J= 9Hz) 。
8.23(2H,d、J=91(z)、9.61(IH
,d、J=8Hz)実施例18 (2R,6R,9R,I 0R)−10−[1−(2−
アミノチアゾール−4−イル)−(Z)−2−メトキシ
イミノアセトアミド]−4,11−ジオキソ−3〜オキ
サ−8−チア−1−アザトリサイクロ[7,2,0,0
2°6]ウンデカン−2−カルボン酸−ナトリウム塩の
製造・ 実施例17で得た化合物θ、196gを酢酸エチル6−
に溶かし、これにpH7,0の0.1モルリン酸緩衝液
6滅と10%パラジウム−炭素0.1gを加え、8−1
08Cで水素ガスを通じながら40分間かき混ぜた。反
応液に10%パラジウム−炭素01gを加え、さらに1
時間かき混ぜた。触媒をろ去し、水層を分離した後、有
機層を水1蔵で抽出した。水層を合イつせアンバーライ
トXAD−2のカラムに通し、水で溶出後、目的物を含
む分画を集め凍結乾燥して、連記化合物を粉末としてO
,127g得た。
I Rv KBrcm−’ :3420,1790(s
h)、1780.1775゜ax 1665.165O N M R(90MHz、D−0)62.73〜3.I
Q(5t(、m)、4.(19(3H,s)、5.37
(Itl、dj=4肚)、5.67(IH,d、J=4
H2)、717(ill、s) 実施例1つ (2S、6S、9r(、l0R)−10−アミノ−4゜
11−ジオキソ−3〜オキサ−8−チア−1−アザトリ
ザイクロ[7,2,0,02・6]ウンデカン−2−カ
ルボン酸 4−ニトロヘンシルエステル 塩酸塩の製造
: 実施例12で得た異性体Bigを無水ジクロル26フー メタン15gに溶かし、これに−78℃でN、N−ジメ
ヂルアニリン0.92gと五塩化リン0.79gを加え
、−60−55℃で1時間かき混ぜた。反応液に一78
℃で無水メタノールl旋を加え、−26−24℃で3.
5時間かき混ぜた。これに水10滅を加え、水冷下30
分間かき混ぜた後、析出した沈でんをろ取し、水ついで
エーテルで洗い乾燥して、連記化合物を0.606g得
た。
I Rv KBrcm−’ :3430,27g5.2
600,1804,1773゜aX 1744、1525.1352 実施例20 (2S、6S、9R,l0R)−10−[2−(2−ク
ロロアセトアミドチアゾール−4−イル)−(Z)=2
−メトキシイミノアセトアミド]−4,11−ジオキソ
−3〜オキサ−8−チア−1−アザトリサイクロ[7,
2,0,O’゛’]ウンデカン−2−カルボン酸 4−
ニトロベンジルエチルの製造:実施例19で得た化合物
0.043gをジクロルメタン3滅に懸濁し、これに水
冷下トリエチルアミン0.040gと2−(2−クロロ
アセトアミドチアゾール−4−イル)−(Z)−2−メ
トキシイミノ酢酸クロリドの塩酸塩0.040gを加え
、同温度で20分間かき混ぜた。反応液をIN塩酸、つ
いで飽和食塩水で洗浄し乾燥(M g S O4) シ
た。溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をシリカゲル
のカラムに通し、酢酸エチル−ヘキサン(3:I)で溶
出後、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して連記化合物
を粉末として0.065g得た。
I RシKBrcm−’ :3270.1813,17
80,1750,1690ax 1522.1346 N M R((90MH2,CDCl!l)δ:2J3
〜3.48(5H,m)。
4.02(3H,s)、4.25(2H,s)、5.1
4(11(、d、J=4Hz)。
5.35(2H,s) 、 5.47(1B、dd、 
J = 4Hz、 1.0Hz) 、 7.37(IH
−s)、7.52(28,d、J= 9Hz)、8.0
4(ll+、d、J= 10Hz)。
8.25(2tl、d、J=9Hz)、10.40(I
H,br、s)実施例21 (2S、6S、9R,10R)−10−[:2−(2−
アミノチアゾール−4−イル)”−(Z)−2−メトキ
シイミノアセトアミド]−4,11−ジオキソ−3〜オ
キサ−8−チア−1−アザトリサイクロ[7,2,0,
02・0]ウンデカン−2−カルボン酸4−ニトロベン
ジルエステルの製造: 実施例20で得た化合物0.359gをN、N−ジメチ
ルポルムアミド8滅に溶かし、これにpH6,86の0
.1モルリン酸緩衝液5滅とN−メチルジチオヵルバミ
ン酸ナトリウム0.142gを加え、室温で15時間か
き混ぜた。反応液に酢酸エチル40祿を加え、水洗、乾
燥(MgSO,)した。溶媒を減圧下留去し、得られた
残留物をシリカゲルのカラムに通し、酢酸エチル−クロ
ロホルム−メタノール(10: 10 :1)で溶出後
、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して、連記化合物を
粉末として 0.218g得た。
I Rv KBrcm ’:3340,1812.17
84.1753,1665゜aX 1522.1347 NMR(90MHz、DMSOd8)δ:2.30−3
.40(5H,m)、3゜85(3H,s)、5.13
(LH,d、J=5Hz)、5.43(2H,s)、5
.55(IH,dd、J = 5Hz、 9Hz) 、
 6.68(IH,S) 、 7.15(2H,s)、
 7゜71(2H,d、J=9H2)、8.26(2H
,d、J= 9Hz)、9.53(IH。
d、J=9Hz) 実施例22 (2S、6S、9R,l0R)−10−[2−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)−(Z)−2−メトキシイ
ミノアセトアミド]−4,41−ジオキソ−3〜オキサ
−8−チア−1−アザトリザイクロ[7,2,0,02
,6]ウンデカン−2−カルボン酸ナトリウム塩の製造
・ 実施例21で得た化合物0.218gを酢酸エチル5−
に懸濁し、これにpH7,0の01モルリン酸緩衝液5
滅と10%パラジウム−炭素0.12gを加え、8−1
2℃で50分間かき混ぜた。反応液に10%パラジウム
−炭素0.12gを加え、さらに2時間かき混ぜた。触
媒をろ去し、水層を分離した後、有機層を水1滅で抽出
した。水層を合わせアンバーライトXAD−2のカラム
に通し、水で溶出後目的物を含む分画を集め凍結乾燥し
て、連記化合物を粉末として0.104g得た。
I RシKBrcm−’:3410.1797,177
5,1755,1646゜ax N M R(90MH2,D20)  δ:2.70−
3.33(5H,m)、4.07(3H,s)、5.4
6(LH,d、J=4Hz)、5.55(IH,d、J
=4Hz)。
7.15(IH,s) 実施例23 (2R,6R,9R,10R)−4,11−ジオキソ−
10−フェニルアセトアミド−3〜オキサ−8−チア−
1−アザトリサイクロ[7,2,0,0″・6]ウンデ
カン−2−カルボン酸 4−ニトロベンジルエステルと
(2S、6S、9R,10R)−異性体と(2R,6S
、9R,10R)−異性体の製造。
参考例50で得た化合物(50)の粗生成物をジクロル
メタン50滅に溶かし、これに水冷下室素気流中1−エ
チル−3〜(3〜ジメチルアミノプロピル)カルボジイ
ミドの塩酸塩308gを加え、室温で30分間かきまぜ
た。溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をシリカゲル
のカラムに通し、酢酸エチルーヘキサン(4:3→2:
1)で溶出後、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して、
連記化合物の(2R,6R,9R,l0R)−異性体を
結晶として2.09g、また連記化合物の(2S、6S
、9R;10R)−異性体と(2R,6S、9R,I 
0R)−異性体の混合物を粉末として1.33g得た。
この混合物を酢酸エチル5滅に溶かし、放置して析出す
る結晶をろ取し、連記化合物の(2R,6S、9R。
10R)−異性体を0.34g得た。またろ液を減圧濃
縮して連記化合物(2S、6S、9R,l0R)−異性
体を粉末として0.99g得た。なお、(2R,6R,
9R,+ 0R)−異性体と(2S、68,9R2IO
R)−異性体は、それぞれ実施例12で得た異性体Aと
異性体Bと同一物であった。
(2R,6S、9R,10R)−異性体融点216−2
17°C(分解) I Rv ””rcm−’: 3410,1795,1
757,1683,1522゜ax 1510.1345 N M R(90M HZ、 CD CI3)δ: 2
.00〜3.43(5H,m)。
3.62(2H,s)、5.32(2H,s)、5.4
0(LH,d、J= 511z);5.72(IH2d
d、J= 5.9Hz)、6.18(IH,d、J= 
9Hz)。
7.31(5H,s)、7.50(2H,d、J= 9
Hz)、8.25(2H,d、J−91(Z) 元素分析値・C24H21N 30 e S計算値 C
,56,36,H,4,14,N、8.21゜S、6.
27 実測値 C,56,48,H,C13,N、8.21゜
S、6.31 実施例24 (2R,6S、9R,10R)−4,1]−]ジオキン
=10−フェニルアセトアミド3〜オキサ−8−チアー
I−アザトリサイクロ[7,2,0,02・6コウンデ
カンー2−カルボン酸・ナトリウム塩の製造・ 実施例23で得た(2R,6S、9R,10R)−異性
体0.12gを酢酸エチル12旙に溶かし、これ+、:
pH7,0の0.1モルリン酸緩衝液6滅と10%パラ
ジウム−炭素0.075gを加え、水冷下水素ガスを通
じながら1時間かき混ぜた。反応液に10%パラジウム
−炭素0.06gを加え、さらに1時間かき混ぜた。触
媒をろ去し、水層を分離した後、有機層を水2成で抽出
した。水層を合わせアンバーライトXAD−2のカラム
に通した。
水=エタノール(9・I)で溶出してくる分画を集めて
、減圧下エタノールを留去した後、凍結乾燥して連記化
合物を粉末として0.038g得た。
I RvKBrcm−’: 3420.’1800,1
755.1640ay NMR(90MH2,D20)δ: 2.60〜3.3
0(5H,m)。
3.77(2H,s)、5.33(2H,s)、7.4
8(5H,s)実施例25 (2R,6S、9R,10R)−10−[2,−(2−
クロロアセトアミドデアゾール−4−イル)−(Z)=
2−メトキシイミノアセトアミド]−4,、+1−ジオ
キソ−3〜オキサ−8−チア−1−アザトリサイクロ[
7,2,0,02=61ウンデカン−2−カルボン酸 
4−ニトロベンジルエステルの製造・実施例23で得た
(2R,6S、9R,I 0R)−異性体0.1gを無
水ジクロルメタン15滅に溶かし、これに−78℃でN
、N−ジメチルアニリン0.092gと五塩化リン0.
079gを加え、−50〜−45℃で1時間かき混ぜた
。反応液に一78℃で無水メタノール0.6蔵を加え、
−35〜−30℃で3時間かき混ぜた。これに氷水5滅
を加え0℃で30分間かき混ぜた後、飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液を加えpH6,5とした。
有機層を分離し、水層をジクロルメタン3轍で抽出した
後、有機層を合わせ乾燥(MgS04)した。
溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をジクロルメタン
IO−に溶かした。この溶液に水冷下トリエチルアミン
0.046gと2−(2−クロロアセトアミドチアゾー
ル−4−イル)−(Z)−2−メトキシイミノ)酢酸ク
ロリドの塩酸塩0.076gを加え、同温度で15分間
かき混ぜた。反応液を2N塩酸ついて飽和食塩水で洗浄
し、乾燥(MgSo、Iした。溶媒を減圧下留去し、得
られた残留物をシリカゲルのカラムに通し、酢酸エチル
−ヘキサン(3I)で溶出後、目的物を含む分画を集め
減圧濃縮して、連記化合物を粉末とじて0.097g得
た。
I RvKBrcm−’+ 3330.1800,17
50,1690,1524゜aX N M R(90M Hz、 CD C+3)62.3
0−3.47(5H,m)。
4.07(3H,s) 、4.28(2H,s) 、 
5.39(211,s) 、 5.54(IH,d。
J=4Hz)、5.88(11(、dd、J=4.!1
Hz)、6.99(l)l、d、J−9Hz) 、 7
.38(IH,s) 、 7.53(2H,d、 J 
= 9Hz) 、 8.19(2H。
d、J=91(z)、1.0.0O(ill、br、s
)実施例26 (2R,6S、9R,] 0R)−] 0−[2−(2
−アミノデアゾール−4−イル)−(Z)−2−メトキ
シイミノアセトアミド]−4−、Ll−ジオキソ−3〜
オキサ−8−チア−1−アザトリザイクロ[7,2,0
,02,6]ウンデカン−2−カルボン酸4−ニトロベ
ンジルエステルの製造。
実施例25で得た化合物0.3gをN、N〜ジメチルホ
ルムアミド6威に溶かし、これに水冷下pI(7,0の
0.1Mリン酸緩衝液2減とN−メチルジチオカルバミ
ン酸ナトリウムO,lIJを加え、室温で2時間かきま
ぜた。反応液に酢酸エチル30歳を加え、水洗したのち
乾燥(MgSO4)した。溶媒を減圧下留去し、得られ
た残留物をシリカゲルのカラムに通し、酢酸エヂルーク
ロロホルムーメタノール(10:10:1)で溶出後、
目的物を含む分画を集め減圧濃縮して、連記化合物を粉
末として0.232g得た。
I RシKBrcm−’+ 3360.1800,17
52,1665,1521゜aX NMR(90MH2,CDC1G−CD30D)δ: 
2.30〜3.47(5H,m) 、 4 、02(3
H,s) 、 5.44(2H,ABq、 J = 1
3.18Hz)、 5.59(LH,d、J=4Hz)
、 5.78(LH,d、J=4Hz)。
6.83(IH,s)、 7.62(21(、d、J=
9Hz)、 8.24(2H,dj=9Hz) 実施例27 (2R,6S、9R,l0R)−10−[2−(2−ア
ミノデアゾール−4−イル)−(Z)−2−メトキシイ
ミノアセトアミド]−4,11−ジオキソ−3〜オキサ
−8−チア−1−アザトリザイクロ[7,2,0,02
,8]ウンデカン−2−カルボン酸・ナトリウム塩の製
造: 実施例26で得た化合物0.09gを酢酸エチル6滅に
溶かし、これにpT(7,0の0.1モルリン酸緩衝液
5滅と10%パラジウム−炭素004gを加え、水素ガ
スを通じながら水冷下1時間かき混ぜた。反応液に10
%パラジウム−炭素004gを加え1時間かき混ぜたの
ち、さらに10%パラジウム−炭素0.02gを追加し
、1時間かき混ぜた。触媒をろ去し、水層を分離した後
、有機層を水1成で抽出した。水層を合わせアンバーラ
イトXAD−2のカラムに通し、水ついで5%エタノー
ルで溶出後目的物を含む分画を集め凍結乾燥して、連記
化合物を粉末として0.054g得た。
SIMS  m/z:464(M+1)I RvKBr
Cm−’: 3425,1782,1648.1532
ax NMR(90MH2,D 2o)δ: 2.55〜3.
27(5H,m)。
4、1.0(3H,S’) 、 5.82(2H,’s
) 、 7.15(LH,S)実施例28 (2R,6R,9R,I 0R)−10−[2−(2−
クロロアセトアミドデアゾール−4−イル)−(Z)−
2−[1−(4−ニトロベンジルオキシカルボニル)−
1−メチルエトキシイミノ]アセトアミド]−4,11
−ジオキソ−3〜オキサ−8−チア−1−アザトリサイ
クロ[7,2,0,02,6コウンデカンー2−カルボ
ン酸 4−ニトロベンジルエステルの製造・ 実施例23で得た(2R,6R,9R,10R)−異性
体0.25gを無水ジクロルメタン10滅に溶かし、こ
れに−78℃でN、N−ジメチルアニリン0.23gと
五塩化リンO,+98gを加え、−50〜−45℃で1
時間かき混ぜた。反応液に一78℃で無水メタノール0
.6威を加え、−25〜−24℃で3時間かき混ぜた。
これに氷水5滅を加え0℃で30分間かき混ぜた後、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えpH6,5とした。
有機層を分離し、水層をジクロルメタン3〜で抽出した
後、有機層を合わせ乾燥(MgSO4)シた。
溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をジクロルメタン
10威に溶かした。この溶液に水冷下トリエチルアミン
O,116gと2−(2−クロロアセトアミドチアゾー
ル−4−イル)−(Z)−2−[1−(4−ニトロベン
ジルオキシカルボニル)−1−メチルエトキンイミノ]
酢酸クロリド・I塩酸塩0.28.7gを加え、同温度
で15分間かきまぜた。
反応液を2N塩酸で洗浄し、乾燥(MgSO4)した。
溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をシリカゲルのカ
ラムに通し、酢酸エヂルーヘキサン(3:2)で溶出後
、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して、連記化合物を
粉末として0.42g得た。
I Rν”Brcm−’: 3400,1785,17
53□1690,1525゜ax N M R(90M Hz、 CD CI3)δ: 1
.64.(3H,S)、1.70(3H,S) 、 2
.40−3.40(5H,m) 、 4 、28(2H
2s)、5.12(IH,d。
J = 5Hz) 、 5.25(2H,s) 、5.
40(2H,s) 、 5.65(IH,dd、 J=
 5.9Hz)、7.26(IH,s)、7.42(I
H,dj−911z)、7.55(2H,d、J=91
(z)、7.58(2H,d、J=9Hz)、8.12
(2H,d。
J=9Hz)、8.22(2H,d、J=9Hz)実施
例29 (2R,6R,9R,I 0R)−] 0−[2−(1
−アミノチアゾール−4−イル)−(Z)−1−[+ 
−(4−ニトロベンジルオキシカルボニル)−1−メチ
ルエトキシイミノ]アセトアミド]−4,+1−ジオキ
ソ−3〜オキサ−8−チア−1−アザトリサイクロ[7
,2,0,02,6]ウンデカン−2−カルボン酸 4
−ニトロベンジルエステルの製造・実施例28で得た化
合物0.383gをN、N−ジメチルホルムアミド5滅
に溶かし、これに水冷下pH7,0の0.1Mリン酸緩
衝液2成とN−メチルノチオカルバミン酸ナトリウム0
.115gを加え、室温で1.5時間かきまぜた。反応
液に酢酸エチル30滅を加え、水洗したのち乾燥(Mg
SO,)した。溶媒を減圧下留去し、得られた残留物を
シリカゲルのカラムに通し、酢酸エチル−ヘキサン(3
1)で溶出後、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して、
連記化合物を粉末とじて0.26g得た。
I RシKBrcm−’: 3450,3375,17
85,1752,1522゜aX N M R(90M Hz、 D M S Odo)δ
:  1.49(6H,s)。
2.40〜3.40(5H,m) 、 5.18(IH
,d、J −5Hz) 、 5.32(2H。
s) 、 5.38(2H,ABq、 J = 13 
、18Hz) 、 5.55(]、H,dd、 J =
 5゜8Hz) 、 6.75(IH,s) 、 7.
28(21+、br、s) 、 7 、62(2H,d
、 J=9H2)、7.70(2+1.d、J=9H2
)、8.12(2H,d、J=9H2)。
8.22(211,d、J=9Hz)、9.55(it
(、d、J=8Hz)実施例30 (2R,6R,9R,I 0R)−10−[2−(2−
アミノデアゾール−4−イル)−(Z)−2−(+ −
カルボキシ−I−メチルエトキソイミノ)アセトアミト
コ−4,11−ジオキソ−3〜オキサ−8−チア−■−
アザトリサイクロ[7、2、0、02゛6]ウンデカン
−2−カルボン酸・ジナトリウム塩の製造。
実施例29で得た化合物0.235gを酢酸エチル8祿
に溶かし、これにpI−+7.Oの0.1モルリン酸緩
衝液5滅と10%パラジウム−炭素0.1gを加え、水
素ガスを通じながら12〜15℃で1時間かき混ぜた。
反応液に10%パラジウム−炭素0.1gを加え1時間
かき混ぜたのち、さらに10%パラジウム−炭素0−、
 I gを追加し、1時間かき混ぜた。触媒をろ去し、
氷層を分離した後、有機層を水3戚で抽出した。水層を
合わせアンバーライトXAD−2のカラムに通し、水で
溶出後目的物を含む分画を集めて凍結乾燥して、連記化
合物を粉末として0.113g得た。
SIMS  m/z:558(M+1)、580(M+
Na)I Rv K”rcm−’: 3425,177
0,1660,1590.1535゜aX N M R(90M Hz 、 D 20 )δ: 1
.5g(3H,s)、1.61(3H1s)、2.70
〜3.47(5H,m)、5.37(IH,d、J= 
4Hz)、5.69(IH,d、J=4Hz)、7.1
4(LH,s)実施例31 (2R,6R,9R,10R)−10−[2−(2−ク
ロロアセトアミドチアゾール−4−イル)アセトアミド
]−4,11−ジオキソ−3〜オキサ−8−チア−1−
アザトリサイクロ[7,2,0,02・6]ウンデカン
−2−カルボン酸 4−ニトロベンジルエステルの製造
:   一 実施例23で得た(2R,6R,9R,10R)−異性
体O1gを無水ジクロルメタン7蔵に溶かし、これに−
78℃でN、N−ジメヂルアニリン0.078gと五塩
化リン0.08gを加え、−50〜−45℃で1時間か
き混ぜた。反応液に一78℃で無水メタノール0.3d
を加え、−25〜−24°Cで3時間かき混ぜた。これ
に氷水3轍を加え0℃で30分間かき混ぜた後、飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液を加えpH6、5とした。有機
層を分離し、水層をジクロルメタン3滅で抽出した。
有機層を合わせ乾燥(MgSO,)したのち、減圧上駒
5蔵まで濃縮した。このようにして、10−アミノ体を
得た。
2−(2−クロロアセトアミドデアゾール−4−イル)
酢酸0.058gと1−ヒドロキシ−IH〜ヘンシトリ
アゾール・l水和物0.038gをジメチルホルムアミ
ド0.5産に溶かし、これに水冷下ジクロルメタン3滅
とジシクロへキシルカル 。
ポジイミド0.051gを加え室温で1時間かき混ぜた
。この反応液に、上記アミノ体を含む溶液を加え、室温
で2時間かき混ぜた。不溶物をろ去し、ろ液を減圧濃縮
した。得られた残留物を酢酸エチル10滅に溶かし、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液、2N塩酸、飽和食塩水で
順次洗浄した後乾燥(MgS O4) した。溶媒を減
圧下留去し、得られた残留物をシリカゲルのカラムに通
し、酢酸エチル=ヘキサン(3:1〜4:1)で溶出後
、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して、連記化合物を
粉末として0.062g得た。
FD−MS  m/z: 610(M+1)I RシK
Brcm−’: 3300,1783,1780,16
90,1522゜aX N M R(90M Hz、 D M S Ode)δ
: 2.70〜3.40(5H,m)、3.60(21
1,ABq、J= 27.30Hz)、4JO(2H,
s)。
5.29(LH,d、J=4Hz)、5.35(IH,
ddJ−4,9Hz)。
5.42(2H,ABq、 J = 14 、17Hz
) 、 6.93(ill、 s) 、7 、71(2
11゜d、J−9Hz)、8.22(2)1.d、J=
9Hz)、8.98(IH,d、J=9Hz) 実施例32 (2R,6R,9R,10R)−10−[1−(2−ア
ミノデアゾール−4−イル)アセトアミド]−4゜11
−ジオキソ−3〜オキサ−8−チア−ニーアザトリサイ
クロ[7,2,0,02′’]ウンデカン−2−カルボ
ン酸 4−ニトロベンジルエステルの製造: 実施例3Iで得た化合物0.255gをN、N−ジメチ
ルポルムアミド6蔵に溶かし、これに水冷下pH7,0
の0.1Mリン酸緩衝液2滅とN−メチルジチオカルバ
ミン酸ナトリウム0.108gを加え、室温で2時間か
きまぜた。反応液に酢酸エチル20滅を加え、水洗した
のち乾燥(MgSO,)した。溶媒を減圧下留去し、得
られた残留物をシリカゲルのカラムに通し、酢酸エチル
−クロロホルム−メタノール(10:10:1)で溶出
後、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して、連記化合物
を粉末として0.144g得た。
FD−MS  m/z: 534(M+ 1)I Rv
 KBrcm−’: 3350.1780.1677.
1518.1346aX N M R(90M Hz、 D M S Ode)δ
: 2.55〜3.60(7H,m)、5.07(IH
,d、J=5Hz)、5.34(18,dd、J=5.
9Hz)、548(2H,ABq、’J= 13.18
Hz)、6.23(IH,s)。
6.78(211,s)、7.71(2H,d、J=9
Hz)、8.24(2H,dj−9Hz)、8.111
7(LH,dj=9Hz)実施例33 (2R,6R,9R,I 0R)−10−[2−(2−
アミノチアゾール−4−イル)アセトアミド]−4゜1
1−ジオキソ−3〜オキサ−8−チアーI−アザトリザ
イクロ[7,2,0,02,8]ウンデカン−2−カル
ボン酸・ナトリウム塩の製造:実施例32で得た化合物
0.137gを酢酸エチル5滅に溶かし、これにpH7
,0の01モルリン酸緩衝液5蔵と10%パラジウム−
炭素0.07gを加え、水素ガスを通じながら10〜1
5℃で1時間かき混ぜた。反応液に10%パラジウム−
炭素005gを加え1時間かき混ぜたのち、さらに10
%パラジウム−炭素0.05gを追加し、1時間かき混
ぜた。触媒をろ去し、水層を分離した後、有機層を水2
TnD、で抽出した。水層を合わせアンバーライトXA
I)−2のカラムに通し、水で溶出後目的物を含む分画
を集め凍結乾燥して、連記化合物を粉末として0.07
g得た。
r RvKBrcm−’: 3410,1773,16
67.1650.1520aX NMR(90MH2,D、O)δ: 2.75〜3.3
5(5H,m)。
3.67(2H,s) 、5.24(IH,d、 J 
= 5Hz) 、 5.48(IH,d、 J −5H
z)、6.61(lH,s) 実施例34 (2R,6R,9R,l0R)−10−[2−(2−ク
ロロアセトアミドデアゾール−4−イル)−(Z)−2
−(4−ニトロペンジルオキノカルボニルメトキシイミ
ノ)アセトアミド]−4,Il−ジオギソ−3〜オキサ
−8−チア−1−アザトリサイクロ[7,2,0,02
・6]ウンデカン−2−カルボン酸 4−ニトロベンジ
ルエステルの製造・実施例23で得た(2R,6R,9
R,I OR>異性体03gを無水ジクロルメタン10
滅に溶かし、これに−78℃でN、N−ジメヂルアニリ
ン0.284gと五塩化リン0.245gを加え、−5
0〜−45℃で1時間かき混ぜた。反応液に一78℃で
無水メタノール08蔵を加え、−25〜〜24°Cで3
時間かき混ぜた。これに水氷10dを加え0℃で30分
間かき混ぜた後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え
pH6,5とした。有機層を分離し、水層をジクロルメ
タン5滅で抽出した。有機層を合わせ乾燥(M g S
 O4) シた後、約10蔵まで減圧下濃縮した。これ
に水冷下トリエチルアミン0.14.3gと2−(2−
クロロアセトアミドデアゾール−4−イル)−(Z)−
2−(4−二トロペンジルオキンカルボニルメトキシイ
ミノ)酢酸クロリド・l塩酸塩0.364gを加え、同
温度で15分間かき混ぜた。溶媒を減圧下留去し、得ら
れた残留物をシリカゲルのカラムに通し、酢酸エチル−
ヘキサジ(2:I)で溶出後、目的物を含む分画を集め
減圧濃縮して、連記化合物を粉末として0.438g得
た。
P D−MS : m/z  832(M+ 1 )I
 RシKBrcm−’ :3350,1785,176
3,1690,1525゜ax 35O N M R(90M Hz、 CD Cl 3)δ: 
2.40−3.45(5H,m)。
4、26(2H,s) 、 4.96(2H,s) 、
 5.1.0(LH,d、J = 5Hz) 。
5、27(2H,s) 、5.39(2H,s) 、 
5.82(IH,bd、 J = 5.9Hz) 。
7、26(IH,s) 、7.50(211,d 、 
J = 911z) 、 7.58(2H,d、 J 
=9Hz)、8.07(IH,dj= 9Hz)、8.
23(4H,d、J= 9Hz)実施例35 (2R,6R,9R,I 0R)−10−[2−(2−
アミノデアゾール−4−イル)−(Z)−2−(4−ニ
トロペンンルオキシカルホニルメトキシイミノ)アセト
アミド]−4,11−ジオキソ−3〜オキサ−8−チア
−1−アザトリザイクロ[7、2。
0.02・6]ウンデカン−2−カルボン酸 4−ニト
ロベンジルエステルの製造: 実施例34て得た化合物041gをN、N−ジメチルポ
ルムアミド6滅に溶かし、これに水冷下pH7,0の0
.1Mリン酸緩衝液2藏とN−メチルジチオカルバミン
酸ナトリウムO,+27gを加え、室温で2時間かきま
ぜた。反応液に酢酸エチル20滅を加え、水洗したのち
乾燥(MgS O4) した。溶媒を減圧下留去し、得
られた残留物をシリカゲルのカラムに通し、酢酸エチル
−クロロホルム−メタノール(10・IO:I)で溶出
後、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して、連記化合物
を粉末として0.315g得た。
FD−MS  m/zニア56(M+1)I RvKB
rcm−’: 3475〜3250.1782,176
0.1685゜ax 1522、1348 NMR(90MHz、’DMSO−ds)δ: 2.7
0〜3.45(5H,m) 、4.78(2H,s) 
、 5.16(IH,d、 J = 5Hz)、 5.
33(2H。
s) 、 5.40(2H,ABq 、 J = 15
,21)1z) 、 5.52(IH,dd、 J =
 5゜9Hz) ;6.83(ill、 s) 、 7
.21(2H,s) 、 7.65(2H,d、 J 
= 9Hz)、7.68(21(、d、J=9Hz)、
8.18(211,dl−911z)。
8.22(2H,d、J=9Hz)、9.62(LH,
d、J=9Hz)実施例36 (2R,6R,9r(、I 0R)−10−[2−(2
−アミノデアゾール−4−イル)−(Z)−2−カルボ
キンメトキシイミノアセトアミド]−4,11−ジオキ
ソ−3〜オキサ−8−チア−1−アザトリザイクロ[7
,2,0,02,6]ウンデカン−2−カルボン酸・ジ
ナトリウム塩の製造、 実施例35で得た化合物0.29gを酢酸エチル10滅
に溶かし、これにI)H7、Oの0.1モルリン酸緩衝
液8歳と10%パラジウム−炭素0.151!を加え、
水素ガスを通じながら15〜20°Cで1時間かき混ぜ
た。反応液に10%パラジウム−炭素0.15gを加え
1時間かき混ぜたのち、さらに10%パラジウム−炭素
0.07gを追加し、1時間かき混ぜた。触媒をろ去し
、水層を分離した後、有機層を水2滅で抽出した。水層
を合わせアンバーライトXAD−2のカラムに通し、水
で溶出後目的物を含む分画を集め凍結乾燥して、連記化
合物を粉末として0.144.g得た。
S I MSm/z: 530(M+ 1 )、552
(M+ Na)I RI7KBrcm ’: 3425
,1770,1653,1610.1530max N M R(90M Hz、 D 20 )δ: 2.
65〜3.40(5H,m)。
4、66(211,s) 、 5.34(It(、d、
 J = 4Hz)、 5.67(IHld、 J −
4Hz)、7.17(LH,s) 実施例37 (2R,6R,9R,10R)−10−[2−(2−ア
ミノチアジアゾール−4−イル)−(Z)−2−メトキ
シイミノアセトアミド]−4,11−ジオキソ−3〜オ
キサ−8−チア−1−アザトリザイクロ[7,2,0,
02,6]ウンデカン−2−カルボン酸 4−ニトロベ
ンジルエステルの製造。
実施例23で得た(2R,6R,9R,10R)−異性
体035gを無水ジクロルメタン1o滅に溶かし、これ
に−78℃でN、N−ジメチルアニリン0.332gと
五塩化リン0.285gを加え、−50〜−45℃で1
時間かき混ぜた。反応液に=78°Cで無水メタノール
1.5gを加え、−25〜−24℃で3時間かき混ぜた
。これに氷水8轍を加え0℃で30分間かき混ぜた後、
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えpH6,5とした
有機層を分離し、水層をジクロルメタン5滅て抽出した
。有機層を合わせ乾燥(MgSO,)t、た後、減圧上
駒8滅まで濃縮した。これに、N、N−ジメチルホルム
アミド2滅と2−ベンゾチアゾリル2−(2−アミノデ
アジアゾール−4−イル)=(Z)−2−メトキノイミ
ノチオアセテート024gを加え、室温で18時間かき
混ぜた。溶媒を減圧下留去し、得られた残留物を酢酸エ
チル40滅とテトラヒドロフラン10滅に溶かし、2N
塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順
次洗浄し乾燥(M g S 04) した。溶媒を減圧
下留去し、得られた残留物をシリカゲルのカラムに通し
、酢酸エチル−クロロポルム−メタノール(12:I 
2:1)で溶出後、目的物を含む分画を集め減圧濃縮し
て、連記化合物を粉末として0.182g得た。
I RシKBrcm−’: 3430,3340.17
g2.]、682.l523゜aX N M R(90M Hz、 D M S Od6)δ
: 2.70〜3.40(5H,m) 、3.90(3
H2s) 、 5.17(IH,d、 J = 5Hz
) 、 5.38(211゜ABQ、J= 12,19
117)、5.60(IH,ddj=5,9H2)、7
.70(2H,d、J=9H)、8.08(2H,s)
、8.25(28,dj=9H)。
9.63(IH,dj= 9Hz) 実施例38 (2R,f3R,9R,10R)−10−[2−(1−
アミノチアジアゾール−4−イル)−(Z)−2−メト
キシイミノアセトアミド]−4,11−ジオキソ−3〜
オキサ−8−チア−1−アザトリザイクロ[7,2,0
,02・0]ウンデカン−2−カルボン酸・ナトリウム
塩の製造: 実施例37で得た化合物0.157gを酢酸エチル10
滅に溶かし、これにpH7、0の0.1モルリン酸緩衝
液6成と10%パラジウム−炭素0.1gを加え、水素
カスを通じながら15〜200Cで1時間かき混ぜた。
反応液に10%パラジウム−炭素0.07gを加え1時
間かき混ぜたのち、さらに10%パラジウム−炭素0.
07gを追加し、−296〜 1時間かき混ぜた。触媒をろ去し、水層を分離した後、
有機層を水3滅で抽出した。水層を合わせアンバーライ
トXAI)−2のカラムに通し、水で溶出後目的物を含
む分画を集め凍結乾燥して、連記化合物を粉末として0
.083g得た。
S T MS  m/z: 465(M+ 1 )I 
RvKBrcm−’: 34204770.1850a
X NMR(90MH2,D20)δ: 2.75〜3.3
6(5H,m)。
4、19(311,s) 、 5.38(iH,d 、
 J = 5Hz) 、 5.72(LH,d、 J 
−51(z) 実施例39 (2R,6R,9R,10R)−4,11−ジオキソ−
10−(D−2−ヒドロキソ−2−フェニルアセトアミ
ド)−3〜オキサ−8−チア−1−アザトリサイクロ[
7,2,0,02・6]ウンデカン−2−カルボン酸 
4−ニトロヘンシルエステルの製造・ 実施例23で得た(2R,,6R,9R,I 0R)−
異性体0.4gを無水ノクロルメクン1OyJに溶かし
、これに−78℃でN、N−ジメチルアニリン0.38
gと五塩化リン0.326gを加え、−50〜−45℃
で1時間かき混ぜた。反応液に一78℃で無水メタノー
ルl滅を加え、−25〜−24℃で3時間かき混ぜた。
これに氷水5dを加え0℃で30分間かき混ぜた後、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えpH6,5とした。
有機層を分離し、水層をジクロルメタン3歳で抽出した
。有機層を合わせ乾燥(MgSO,)した後、減圧上駒
8滅まで濃縮した。これにD−マンデル酸0.238g
と1−ヒドロキシ−IH−ベンゾトリアゾール1水和物
0.132gとジシクロへキシルカルボジイミド0.3
56gを加え、室温で2時間かき混ぜた、溶媒を減圧下
留去し、得られた残留物に酢酸エチル30滅を加え、不
溶物をろ去した。ろ液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
、水、2N塩酸で順次洗浄し乾燥(MgSO4)した。
溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をシリカゲルのカ
ラムに通し、酢酸エチル−ヘキサン(3:2)で溶出後
、目的物を含む分画を集め減圧層線して、連記化合物を
粉末として0.226g得た。
I RI7KBrCm−’: 34QO,1802,1
781,1755,1680゜aX 1520.1.348 N M R(90M Hz、 CD CI3)δ: 2
.45〜3.43(6H,m)。
4.99(IH,d、J= 5Hz)、5.34(IH
,’s)、5.37(2H,s)。
5.44(LH,dd、J=5.9Hz)、7.37(
5)1.s)、7.37(11(、d。
J=9Hz)、7.53(2H,d、J=9Hz)、8
.20(2H,d、J=9fiz) 実施例40 (2R,6R,9R,10R)−4,11〜ジオキソ−
10−(D−2−ヒドロキン−2−フェニルアセトアミ
ド)−3〜才キザ−8−チア−1−アザトリサイクロ[
7,2,0,02・6コウンデカンー2−カルボン酸・
ナトリウム塩の製造: 実施例39で得た化合物0.2gを酢酸エチル10顧に
溶かし、これにI)I−17,0の0.1モルリン酸緩
衝液6gと10%パラジウム−炭素0.1gを加え、水
素ガスを通じながら12〜15℃で1時間かき混ぜた。
反応液に10%パラジウム−炭素0.1gを加え1時間
かき混ぜたのち、さらに10%パラジウム−炭素0.0
5gを追加し、1時間かき混ぜた。触媒をろ去し、水層
を分離した後、有機層を水3蔵で抽出した。水層を合わ
せアンバーライトXAD−2のカラムに通し、水ついで
10%エタノールで溶出後目的物を含む分画を集め凍結
乾燥して、連記化合物を粉末として0.1g得た。
I Rv KBram−’: 3425,1773,1
652.1360+l′1aX N M R(90M HZ、 D 20 )δ: 2.
60〜3.35(5H,m)。
5.26(11(、dj= 5Hz)、5.38(1)
1.s)、5.5[1(1)1.dj=5Hz)、7.
59(5H,s) 実施例41 (9’R,I 08)−4,11−ジオキソル10−メ
トキシーIO−フエニルアセトアミド−3〜オキサ−8
−チア−1−アザトリサイクロ[7,2゜0.02・8
]ウンデカン−2−カルボン酸 4−ニトロベンジルエ
ステルの製造・ 参考例54で得た化合物(54)の粗生成物をジクロル
メタン10yJに溶かし、これに水冷下室素気流中1−
エチル−3〜(3〜ジメチルアミノプロピル)カルボジ
イミドの塩酸塩0.93gを加え、室温で15分間かき
混ぜた。溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をシリカ
ゲルのカラムに通し、酢酸エチルーヘキザン(3・2〜
2:1)で溶出後、目的物を含む分画を集め減圧濃縮し
て、連記化合物の異性体Aおよび異性体Bと異性体Cの
混合物をそれぞれ粉末として0.32gと0.353g
得た。
異性体A F D −M S  m/ z:541(M” )I 
RvKBrcm−’: 3345.1800,1777
.1680,1517゜aX NMR(90MH2,CDC13)δ: 2.35〜3
.40(511,m)。
3.42(:(H,s) 、 3.68(2B、 s)
 、 4.83(IH,s) 、 5.39(21(。
s) 、 6.05(IHls) 、 7.37(5H
,s) 、 7.62(2H; d、 J= 9Hz)
 。
8.20(28,d、J=9)1z) 異性体Bと異性体Cの混合物 FD−MS  m/z:541(M”)I Rv KB
rcm−’: 3330,1811,1775,168
0,1515゜maX 実施例42 (9R,10S)−4,11−ジオキソ−1O−メトキ
シ−10−フェニルアセトアミド−3〜オキサ−8−デ
アル1−アザトリサイクロ[7,2゜0.02・8]ウ
ンデカン−2−カルボン酸・ナトリウム塩の製造・ 実施例4Iで得た異性体A  0.2’Ogを酢酸エチ
ル4dに溶かし、これにpi(7,0の0.1モルリン
酸緩衝液4滅と10%パラジウム−炭素0.1gを加え
、水素ガスを通じながら8〜12°Cで1時間かき混ぜ
た。反応液に10%パラジウム−炭素0.1gを加え1
時間かき混ぜたのち、さらに10%パラジウム−炭素0
.05gを追加し、1時間かき混ぜた。触媒をろ去し、
水層を分離した後、有機層を水2蔵で抽出した。水層を
合わせアンバーライトXAD−2のカラムに通し、水つ
ぃで10%エタノールで溶出後目的物を含む分画を集め
凍結乾燥して、連記化合物の異性体Aを粉末として0.
128g得た。
I RvKBrcm−’: 342(1,1768,1
652aX N M R(90M Hz 、 D 20 )δ: 2
.63〜3.34(5H,m)。
3、54(3H,s) 、 3.81(2H,s) 、
 5.26(IH,s) 、 7 、54(511゜実
施例43 (9R,10S)−4,11−ジオキソ−10−メトキ
シ−10−フェニルアセトアミド−3〜オキサ−8−チ
ア−1−アザトリサイクロ[7,2゜0.02・6]ウ
ンデカン−2−カルボン酸・ナトリウム塩の製造: 実施例41で得た異性体Bと異性体Cの混合物0.20
8gを酢酸エチル4威に溶かし、これにpH7、0の0
.1Mリン酸緩衝液4威と10%パラジウム−炭素0.
1gを加え、水素ガスを通じながら8〜15℃で1時間
かき混ぜた。反応液に10%パラジウム−炭素0.1g
を加え1時間かき混ぜたのち、さらに10%パラジウム
−炭素005gを追加し、1時間かき混ぜた。触媒をろ
去し、水層を分離した後、有機層を水2成で抽出した。
水層を合わせアンバーライトXAD−2のカラムに通し
、水ついで10%エタノールで溶出後目的物を含む分画
を集め凍結乾燥して、連記化合物の異性体Bを粉末とし
て0.124g得た。
I Rν””rcm−’: 3450,1795,17
57,1642,1630aX N M R(90M Hz、 D x O)δ:2,6
5〜3.58(5H,m)。
3.59(3H,s)、3.82(2H,s)、5.4
1(1)1.s)、7.53(5H。
S) 実施例44 (9R,10R)−5,5−ジメチル−4,11−ジオ
キソ−3〜オキサ−10−フェニルアセトアミド−8−
チア−ニーアザトリサイクロ[7,2゜0.02・8]
ウンデカン−2−カルボン酸 4−ニトロベンジルエス
テルの製造。
参考例68で得た化合物(68a)43 mgとアニソ
ール0,3戒をトリフロロ酢酸2滅に溶かし、窒素気流
中、水冷下で70分間かき混ぜた。溶媒を減圧下留去し
、得られた残留物に適量のヘキサンとジクロルメタンを
加え、減圧濃縮した。この操作を2回くり返した後、得
られた残留物をヘキサンで2回洗浄し、ヘキサン可溶物
を除いた。得られた残留物をシリカゲルのカラムに通し
、酢酸エチル−ヘキサン(1:1)で溶出後、目的物を
含む分画を集め減圧濃縮して連記化合物の異性体Aを油
状物として27,5mg得た。
I Rν”013cm−’: 1785.1755.1
690ax N M R(90M Hz、 CD C13)δ: 1
.12(3H,s)、1.27(311、s) 、 2
.59−2.66(IH,m) 、 2.87−2.9
5(21Lm) 、 3.63(2H,Q)、5.00
(18,d、J= 5H7)、5.38(2H,Q)5
.55(IH。
ddJ−5,9Hz)、6.19(IH2bd、J=9
Hz)、7.26−7.39(5H,m)、 7.55
C2H,d、 J= 9H2)、8.21C2H,d、
 J= 9Hz)実施例45 (9R,I 0R)−5,5−ジメチル−4,11−ジ
オキソ−3〜オキサ−IO−フェニルアセトアミド−8
−チア−1−アザトリサイクロ[7,2゜0.02°6
]ウンデカン−2−カルボン酸 4−ニトロベンジルエ
ステルの製造・ 参考例69で得た化合物(69)4.3mgと1−エチ
ル−3〜(3〜ジメチルアミノプロピル)カルボジイミ
ドの塩酸塩30mgをジクロルメタン3成に溶かし、窒
素気流中、水冷下で80分間、室温で4時間かき混ぜた
。溶媒を減圧下留去し、得られた残留物をシリカゲルの
カラムに通し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1)で溶出
後、目的物を含む分画を集め減圧濃縮して連記化合物の
異性体Bを油状物として18mg得た。
I RvCH”cm−’: 1800.1780.17
55aX N M R(90M Hz、 CD CI3)δ: 1
.19(3H,s)、1.30(3H,s)、2.55
(IH,dd、J=8.14Hz)、2.72(IH,
ddj=5゜8)1z)、2.79(IH,dd、J=
5.14t(z)、3.66(2H,d、J=211z
) 、 5.07(IH,d、 J = 411z)、
 5.37(2)1.Q) 、 5.45(IH。
dd、J=4.81(Z)、6.H(11(、dd、J
=9肚)、7.26−7、.38(5H,m)、7.5
3(2H,d、J=9Hz)、8.25(211,d、
J=9H2)実施例46 (9R,10R)−10−[2−(2−クロロアセトア
ミドデアゾール−4−イル)−(Z)−2−メトキシイ
ミノアセトアミド]−5,5−ジメチル−4、,11−
ジオキソ−3〜オギザー8−デアーI−アザトリザイク
ロ[7,2,0,02・6]ウンデカン−2−カルボン
酸 4−ニトロベンジルエステルの製造・ 実施例44で得た異性体A128mgをジクロルメタン
5威に加え、窒素気流中、−70℃に冷却した。この溶
液にN、N−ジメチルアニリン130μQと五塩化リン
116mgを加え、−60℃で50分間かき混ぜた。反
応液に無水メタノール03滅を加え、−20°Cで4.
5時間かき混ぜた後、水を加え、0℃で30分間かき混
ぜた。反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液を加え水層の
pHを6にした。反応液にジクロルメタン30滅を加え
、飽和食塩水で洗浄し乾燥(MgSO,)した。溶媒を
減圧下留去し、得られた残留物をジクロルメタン5最に
溶かし、水冷下で2−(2−クロロアセトアミドチアゾ
ール−4−イル)−(Z)−2−メトキシイミノ酢酸ク
ロリドの塩酸塩115mgとトリエチルアミン80μσ
を加え40分間かき混ぜた後、2N塩酸を加え、反応液
のpHを1にした。反応液にジクロルメタン30滅を加
え、飽和食塩水で洗浄し乾燥(MgSOjした。溶媒を
減圧下留去し、得られた残留物をシリカゲルのカラムに
通し、酢酸エヂルーヘキサン(2:I)で溶出後、目的
物を含む分画を集め減圧濃縮して連記化合物の異性体A
を粉末として130mg得た。
T Rv CH””cm−’: 1785.1780.
1690ax NMR(90MH2,CDC13)δ:1.16(3H
,s)、1.30(3H2s)、 2.60−3.30
(3H,m)、 4.03(31L s) 、 4.2
5(2H,s)。
5.28(2H,q)、5.41(IH,d、J=4H
z)、5.77(IH,ddj−4,9Hz) 、7.
26(18,s) 、7.56(211,d、J = 
9Hz) 、7.68(]、H,bd、J=91(Z)
、8.18(2H,d、J=9H2)実施例47 (9R,I OR)−10−[2−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−(Z)−2−メトキンイミノアセト
アミド]〜5.5−ジメチル−4,11−ジオキソ−3
〜オキサ−8−デアル1−アザトリサイクロ[7,2,
0,0”I]]ウンデカン−2−カルボン酸 4〜ニト
ロベンジルエステルの製造実施例46で得た異性体A1
30mgとN−メチルジチオカルバミン酸ナトリウム5
.0 mgをN。
N−ジメチルホルムアミド5旋とpI(7,0の0.1
モルリン酸緩衝液5滅の混合溶媒に加え、室温で90分
間かき混ぜた。反応液に酢酸エチル30蔵を加え、水で
3回洗浄し乾燥(MgSO4)した。溶媒を減圧下留去
し、得られた残留物をシリカゲルのカラムに通し、酢酸
エチルーヘキザンーメタノール(45・l)で溶出後、
目的物を含む分画を集め減圧濃縮して連記化合物の異性
体Aを油状物として91mg得た。
I RvCHC13cm−’: 1790,1785,
1760.1680ax N M R(90M Hz、 CD C19)δ: 1
.13(31(、s)、1.29(3H,s) 、 2
.40−3.30(3111m) 、 4’、 00(
311,s) 、 5.23(21,4) 。
5.38(IH,d、 J = 4Hz) 、 5.6
8(ltl、 bs) 、 5.78(]、H,dd、
 J−4,8Hz) 、 6.70(IH,s) 、 
7.55(2H,d、 J = 911z) 、 7.
90(IH,d、J=8H2)、8.]6(2H,d、
J= 9Hz)実施例48 (9R,I 0R)−] 0−[2〜(2−アミノチア
ゾール−4−イル)−(Z)〜2−メトキンイミノアセ
トアミド]−5,5−ジメチル−4,11−ジオキソ−
3〜オキサ−8−デアー■−アザトリサイクロ[7,2
,0,02・8]ウンデカン−2−カルボン酸・ナトリ
ウム塩の製造 実施例47で得た異性体A34mgと10%パラジウム
−炭素0.2gを酢酸エチル5滅とpH7,0の0.1
Mリン酸緩衝液5淑の混合溶媒に加え、水冷下水素ガス
を通じながら80分間かき混ぜた。反応液にさらに10
%パラジウム−炭素0.12gを加え、1時間かき混ぜ
た。触媒をろ去し、水層を分離した後、有機層を水2轍
で抽出した。水層を合わせアンバーライトXAD−2の
カラムに通し、水で溶出後、目的物を含む分画を集め凍
結乾燥して、連記化合物の異性体Aを白色粉末として3
9mg得た。
I RシKBrcm−’: 1.770.1760aX NMR(90MH2,’D 20)δ:  1.26(
3H,s)、1.29(3H。
s)、 2.85−3.18(311,m) 、 4.
00(3H,s) 、 5.24(11(、d、 J=
5Hz)、5.59(LH,d、J=5Hz)、7.0
4(IH,s)発明の効果 本発明の目的化合物は、前記した通り、抗菌作用を有し
ており、化学構造的に、かつてなかった新しい系統の抗
菌剤あるいは細菌感染治療剤を提供することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基本構造として4,11−ジオキソ−3−オキサ
    −8(または7)−チア−1−アザトリサイクロ[7,
    2,0,0^2^,^6]ウンデカン−2−カルボン酸
    骨格を有する化合物またはそのエステルまたは塩。
  2. (2)10位に、アミノ基または窒素を介する有機残基
    を置換基として有する請求の範囲第一項記載の化合物
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1はアミノ基または窒素を介する有機残基
    を、R^2は水素、メトキシまたはホルミルアミノ基を
    、R^3、R^4およびR^5は、同一または異なって
    、水素または有機残基を、Zは式▲数式、化学式、表等
    があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼
    (式中、R^6およびR^7は同一または異なって水素
    または有機残基を示す。)で示される基を、それぞれ示
    す。]で表わされる請求の範囲第一項記載または第二項
    記載の化合物またはそのエステルまたは塩。
  4. (4)2−オキソ−3−(2−アゼチジノン−4−イル
    )チオメチル(またはメチルチオ)グルタル酸骨格を有
    する化合物またはそのエステルまたは、2位に脱離基を
    有する3−(2−アゼチジノン−4−イル)チオメチル
    (またはメチルチオ)−5−オキソ−テトラヒドロフラ
    ン−2−カルボン酸骨格を有する化合物またはそのエス
    テルを閉環反応に付すことを特徴とする4,11−ジオ
    キソ−3〜オキサ−8(または7)−チア−1−アザト
    リサイクロ[7,2,0,0^2^,^6]ウンデカン
    −2−カルボン酸骨格を有する化合物またはそのエステ
    ルまたは塩の製造法。
  5. (5)2−オキソ−3−(2−アゼチジノン−4−イル
    )チオメチル(またはメチルチオ)グルタル酸骨格を有
    する化合物またはそのエステルまたは塩。
  6. (6)2位に脱離基を有する3−(2−アゼチジノン−
    4−イル)チオメチル(またはメチルチオ)−5−オキ
    ソ−テトラヒドロフラン−2−カルボン酸骨格を有する
    化合物またはそのエステルまたは塩。
  7. (7)4,11−ジオキソ−3−オキサ−8(または7
    )−チア−1−アザトリサイクロ[7,2,00^2^
    ,^6]ウンデカン−2−カルボン酸骨格を有する化合
    物またはそのエステルまたは塩を含有する抗菌剤。
JP62168247A 1986-07-15 1987-07-06 3環性セファムまたはイソセファム化合物,その製造法および用途 Pending JPS63152384A (ja)

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JP61-167283 1986-07-15

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Cited By (3)

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