JPS63149815A - 磁気ヘツド - Google Patents

磁気ヘツド

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Publication number
JPS63149815A
JPS63149815A JP29799386A JP29799386A JPS63149815A JP S63149815 A JPS63149815 A JP S63149815A JP 29799386 A JP29799386 A JP 29799386A JP 29799386 A JP29799386 A JP 29799386A JP S63149815 A JPS63149815 A JP S63149815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
head
gap
pattern
recorded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29799386A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Uehara
秀雄 上原
Hideo Urata
秀夫 浦田
Shinichi Tachibana
立花 新一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP29799386A priority Critical patent/JPS63149815A/ja
Publication of JPS63149815A publication Critical patent/JPS63149815A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気カードを利用したキャッシュレス・システ
ム等に用いる偽造や変造を行いにくくすることの出来る
磁気記録が可能な磁気ヘッドに関するものである。
〔従来の技術〕
磁気カードを利用したキャッシュレス・システムは近年
広く利用されるようになってきている。
そして、このようなシステムに用いる磁気カードには磁
気記録用のトラックに必要なデータを磁気記録し、これ
を読み出して利用する。
そのため、この磁気記録内容をコピーされたり、書き替
えられたりすると大きな問題となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、従来の磁気記録ヘッドはシングルギャップの
ものが普通であり、ヘッドギャップが記録用のトラック
方向に対して直角方向に沿う形で成される。すなわち、
第6図に示すように五角形状に形成されたコア11の一
部に巻線12を巻回したもので、磁気記録媒体に接する
コア11の頂部に直線的なスリット状の空隙部13を形
成してここをヘッドギャップとする。空隙部13には通
常非磁性体のスペーサが埋めこまれ、磁気記録媒体と滑
らかな接触が成されるようにしである。尚、第6図の(
a)は平面図であり、(b)は正面図である。
そのため、ヘッドギャップが磁気記録媒体である記録用
のトラック方向に対して直角方向に沿う形でビットパタ
ーンが形成されることになるから、異なるシステムの磁
気記録媒体でも、類似のり一ダ/ライタにより比較的容
易にデータの解読や書替えを行うことが出来、偽造や変
造により不正に使用され易い欠点があった。
そこで、このような不都合を解消するため、磁気記録媒
体を低抗磁力層と高抗磁力層との二層構造にし、低抗磁
力層には意味不明の雑音をエンコードし、高抗磁力層に
は通常の情報をエンコードし、情報の読み取り時に低抗
磁力層の雑音を消去してから高抗磁力層の情報を読み取
るようにしたり(特公昭43−185号)、また、それ
ぞれの磁気カードにカード特有の情報(例えば、紙の繊
維のパターンをコード化した情報)を磁気記録し、磁気
記録内容とカード特有の情報を磁気記録し、磁気記録内
容とカード特有の情報とを照合する方法(特開昭57−
97188号)等が実施されている。
しかし、このような手法では前者の場合、磁気記録媒体
を二層構造にしなければならず、媒体の製造コストが高
くつき、また、媒体への読み取りや、書き込み過程が複
雑になるため、カードリーダ/ライタのコストも高くな
る。また、後者の場合にはカード特有の情報、例えば紙
の繊維のパターンを認識し、コード化する装置が必要で
この装置が高価になると言う欠点がある。
そこでこの発明の目的とするところは、通常の磁気カー
ドをそのまま利用できるとともに、磁気記録内容は解読
や書替えを行うことが簡単には出来ないようにして、シ
ステムのコストを安価にしつつも、偽造や変造を確実に
防止できるようにした磁気ヘッドを提供することにある
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は磁気記録媒体に書き
込み/読取りを行う磁気ヘッドにおいて、。
そのヘッドギャップ部分の磁気記録媒体に対するパター
ンが非直線状となるように形成したことを特徴とする。
〔作 用〕
磁気記録媒体に書き込み/読取りを行う一般的な磁気ヘ
ッドはへラドギャップはそのギャップのパターンが磁気
トラックに対して一直線状であるが、本装置はそのヘッ
ドギャップのパターンが非直線状になるようにギャップ
の溝形成方向を非直線状に形成したことにより、トラッ
クに記録されるデータはそのヘッドギャップパターンが
通常のものと異なり、従って、通常の磁気カードリーダ
/ライタにかけても、隣接ビットの干渉を生じて読取り
不能になり、解読や書き込みが出来ない。
このように、通常の形では記録内容の読み出しや書き込
みが出来ないばかりか、ヘッドギャップ方向のパターン
を変えた形で記録するというプロテクトであるから、ヘ
ッドギャップ方向が一致しなければデータを読み出すこ
とは不可能であり、使用しているヘッドギャップのパタ
ーンに一致する磁気ヘッドを持つリーダ/ライタは偽造
が難しいから、安全性が極めて高い。
従って、本発明によれば、磁気記録内容を解読や書替え
を行うことが簡単には出来ないので、偽造や変造を防止
できるようになり、安価な構成で不正使用がより確実に
防止できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
磁気データを記録−再生する場合、記録ヘッドのギャッ
プ方向に対して再生ヘッドのギャップ方向が傾くと再生
レベルが減衰し、ついには隣接ビットの干渉を生じて読
取り不能にすることは周知の通りである。
本発明はこの現象を逆に利用したもので、記録及び再生
用の磁気ヘッドにはギャップ方向が非直線を呈する磁気
ヘッドを利用して、データを記録、再生してゆく方法を
とることにより、ベッドギャップのパターンが一致しな
ければデータの記録、再生が全く不可能で、従来のよう
な偽造、変造を一層確実に抑制できるものであり、以下
、その詳細を説明する。
第1図(a)は本発明による磁気ヘッド(記録用及び再
生用とも同一の配置構成となる)の正面図であり、第1
図(b)はその平面概略図である。
図に示すように磁気ヘッド20は五角形状に形成された
コア21の一部に巻線22を巻回したもので、磁気記録
媒体に接するコア21の頂部に非直線的(例えばS字状
)に伸びるスリット状の空隙部(溝部)23を形成して
ここをヘッドギャップとする。空隙部23には通常非磁
性体のスペーサが埋めこまれ、磁気記録媒体と滑らかな
接触が成されるようにしである。尚、βはコア21の幅
であり、これは磁気記録媒体に対するトラック幅に対応
する。
コア23はパーマロイ等のような透磁率が高く、しかも
、飽和磁束密度が8000G乃至1000 G程度のパ
ーマロイを使用する。また、磁気ヘッド20が書込みヘ
ッドであるならば、巻線22は磁性体への磁気書込みに
十分な磁力線が空隙部23に生じるだけの磁束密度がコ
ア21に生じるような巻回数とする。
また、磁気ヘッド20が読み取り(再生)ヘッドである
ならば、巻線22は磁性体に書込まれた磁気情報を読み
取れるだけの起電力が得られるだけの巻回数とする。
空隙部23は磁気ヘッド20が書込みヘッドであるなら
ば、この空隙部23から磁気記録媒体に書込めるだけの
磁力線が漏洩するようになっており、また6、磁気ヘッ
ド20が読み取りヘッドであるならば、空隙部23が書
込まれた磁気情報を読み取る。なお、一般に、空隙部に
は非磁性体の金属スペーサが挟み込まれている。また、
この磁気ヘッド2oは図には示さないが、シールド板よ
って空隙部23以外の外部に磁力線が漏洩しないような
構造になっている。また、コア21は磁気記録媒体の磁
気トラックの幅β分の幅を有しており、また、空隙部2
3の分布幅はαとなっている。
第2図は本発明による磁気ヘッド2oによって記録され
る信号の例を示したもので、31は磁気記録媒体である
磁気カードの基体、32はこの基体31の上面に塗布さ
れた磁性体、33は磁気記録部となる部分で、ここでは
磁性体32の塗布面の一部を利fTIしている。磁気ヘ
ッド20はこの磁気カードの磁性体32にその空隙部2
3側を接して配され、磁気カードが送られることによっ
て、βなる幅でS字型ギャップのビットパターンで磁気
データが記録される。
第3図は本発明の磁気ヘッドにより記録された磁気デー
タのパターン例と再生信号の波形を従来との比較のもと
に示した図である。
(a)図は磁気記録部(磁気トラック) 4]の記録パ
ターンであり、(b)は本発明の磁気ヘッド20による
再生波形である。また、(C)は従来より使用されてい
る通常の磁気ヘッドにより得た再生波形図である。図か
ら分かるように従来ヘッドではビット間のギャップが直
線的であるものを対象としていることから、本発明のよ
うに隣接するビットかS字状であると、隣接ビットのデ
ータが相互に干渉することで、その影響により波形が鈍
ったり、乱れたり、あるいはレベルが下がったりして、
本来の正常な波形である(b)図のような波形が得られ
ない。
第4図はへラドギャップの他のパターン例を示したもの
である。(a>はくの字状の例であり、(b)はつづら
折り状の例、(C)は何型の例、(d)は非対象くの字
型の例、(8)はちぢれ綿様のギャップ形状を示してい
る。このようにしても、上述の本願と同様の効果が得ら
れる。
第5図は本発明の磁気ヘッドにより記録された磁気デー
タのパターン例と再生信号の波形を従来との比較のもと
に示した図である。
(a)図は磁気記録部(磁気トラック)41の記録パタ
ーンであり、くの字型の磁気ヘッド20を使用した例で
ある。第5図(b)は本発明の磁気ヘッド20による再
生波形であり、また、(C)は従来より使用されている
通常の磁気ヘッドにより得た11丁生波形図である。
磁気ヘッド20のギャップはβに対してαを大きくとっ
てあり、従って、図から分かるように従来ヘッドではビ
ット間のギャップが直線的であるものを対象としている
ことから、近隣の多数のビットのデータが相互に干渉し
てしまい、その影響により波形レベルが著しく下がるか
零となって、本来の正常な波形である(b)図のような
波形が得られない。
このヘッドギャップのパターンで記録されたデータを読
取る再生ヘッドは書き込み用の記録ヘッドと同一形状の
ものを用いるが、これによって、ギャップパターンとパ
ターン位置が一致し、ていない他の磁気ヘッドでは隣接
ビット間で干渉を起12て読取り不可能となり、且つ、
このようなバターンでの書き込みも出来ない。
このように本発明は磁気ヘッドをそのヘッドギャップの
溝方向形状を非直線状の任意形状にしたものである。従
って、従来の磁気ヘッド(リーダ)では記録内容が解読
できない他、仮に出来たとしても従来のリーダ/ライタ
ではデータは記録出来ず、従って、複製やデータ書替え
等の偽造が極めて困難である。
クレジットカードに代表されるキャッシュレスサービス
カードとして、磁気カードが広く利用されていることは
周知の通りである。これらのカードは通貨に変わ・るも
ので、カードに記録された磁気情報が解読されると、偽
造や変造して不正使用され易くなり、社会問題になる。
このため、カードの互換性を無くしたり、真偽をチェッ
クしたりする方法が種々工夫されているが、本発明によ
れば、従来の磁気ヘッドを用いて解読したり、データを
書き変えたりすることが容易には出来ないから、偽造や
変造による不正使用の防止効果が極めて高くなる。
尚、本発明は上記し且つ、図面に示す実施例に限定する
ことなく要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施し
得ることは勿論であり、ヘッドギャップパターンもそれ
以外の任意形状とするようにして良い。
〔発明の効果〕
以上、詳述したように本発明によれば、簡単な構成であ
り、しかも、磁気記録内容の解読や書替えが簡単には出
来ず、従って、偽造や変造を効果的に防止できるように
なる磁気ヘッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いる磁気ヘッドの構成を示す図、第
2園+辷i用状況を説明するための図、第3図は本発明
の一実施例を説明するための図、第4図は本発明の他の
実施例を示す図、第5図は他の例を説明するための図、
第6図は従来例を説明出願人復代理人 弁理士 鈴江武
彦 \23:空持郁(スペーサ) 第1図 20:、i成4〜へ、、ト・ 第2図 (a)      (b)     (c)第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁気記録媒体書き込み/読取りを行う磁気ヘッドにおい
    て、そのヘッドギャップ部分の磁気記録媒体に対するパ
    ターンが非直線状となるように形成したことを特徴とす
    る磁気ヘッド。
JP29799386A 1986-12-15 1986-12-15 磁気ヘツド Pending JPS63149815A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29799386A JPS63149815A (ja) 1986-12-15 1986-12-15 磁気ヘツド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29799386A JPS63149815A (ja) 1986-12-15 1986-12-15 磁気ヘツド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63149815A true JPS63149815A (ja) 1988-06-22

Family

ID=17853741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29799386A Pending JPS63149815A (ja) 1986-12-15 1986-12-15 磁気ヘツド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63149815A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02297721A (ja) * 1989-05-12 1990-12-10 Mineruba:Kk 磁気記録媒体及び磁気ヘッド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02297721A (ja) * 1989-05-12 1990-12-10 Mineruba:Kk 磁気記録媒体及び磁気ヘッド

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