JPS63146657A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPS63146657A
JPS63146657A JP61292600A JP29260086A JPS63146657A JP S63146657 A JPS63146657 A JP S63146657A JP 61292600 A JP61292600 A JP 61292600A JP 29260086 A JP29260086 A JP 29260086A JP S63146657 A JPS63146657 A JP S63146657A
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recording medium
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隆一 海老沼
Nobutoshi Mizusawa
水澤 伸俊
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千葉 裕司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像処理装置に関するものである。
[従来の技術] 情報を担持した媒体(原稿)から画像情報を読取り、こ
れを紙等の記録媒体に記録する一連の画像処理を行う画
像処理装置は、情報処理システムにおいて今や不可欠の
装置である。このような画像処理装置に用いられる記録
装置として、記録時における騒音か極めて小さいこと、
普通紙に記録が行えること等の多くの利点を有している
ことから、インクジェット記録装置の注目の度合いが高
まっている。
中でも電気機械変換素子である圧電素子や磁歪素子、あ
るいは電気熱変換素子などを利用して、記録に際してイ
ンク吐出を行うオンデマンド型と呼ばれるインクジェッ
ト記録装置は、記録に必要なときだけインクを消費する
ことから、不要インクの回収手段や偏向のための高電圧
電源等を必要としない大きな利点を有している。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、最近の所謂OA機器の普及に伴い、画像処理
システムの小型化や処理の高速化、操作性の向上の要求
が一層高まっており、画像読取装置と記録装置とを一体
化した画像処理装置が種々案出されている。そして、種
々の利点を有するオンデマンド型のインクジェット記録
装置と読取装置とを組合せて一体化することも考えられ
るが、この場合にも上記要求に応えるべく適切な構成配
置を行うことが強く望まれている。
一方、一般にインクジェット記録装置は、記録剤として
液体を用いるものであるから、ヘッド等記録手段のイン
クの目詰まり等を生ずる恐れがあり、記録手段のメンテ
ナンスの操作性向上が望まれている。また、紙等の記録
媒体が搬送経路で詰まることがあることから、所謂ジャ
ム処理の操作性向上が望まれている。
本発明は、これら問題点に鑑みて、記録装置と読取装置
を一体化し、記録手段にインクジェット記録装置を用い
てその利点を最大限に活用するとともに、小型にして操
作性が高く、しかも記録手段のメンテナンスの操作性向
上およびジャム処理の操作性を向上させた画像処理装置
を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段] かかる目的を達成するため本発明の第1の形態では、記
録媒体に記録を行うためのインクを情報に応じて吐出す
るインク吐出口を有する記録手段と、画像を担持した媒
体から当該画像情報を読取る読取手段と、装置の電気回
路手段の少なくとも一部とを有する上部ユニットと、記
録媒体を記録手段による記録位置で維持するプラテンを
有し、上部ユニットと相対的に離隔可能な下部ユニット
と、記録媒体を記録位置へ搬送するための搬送手段とを
具え、上部ユニットと下部ユニットとを記録手段による
記録位置で離隔開放可能な構成としたことを特徴とする
また、本発明の第2の形態では、記録媒体に記録を行な
うためのインクを情報に応じて吐出するインク吐出口を
有する記録手段と、画像を担持した媒体から当該画像情
報を読取る読取り手段とを有する第1ユニットと、記録
媒体を記録手段による記録位置で維持するプラテンと、
記録手段へ供給されるインクを貯蔵するインク貯蔵手段
と、を有し、第1ユニットと相対的に離隔可能な第2ユ
ニットと、記録媒体を記録位置へ搬送するための搬送手
段と、第1ユニットと第2ユニットとの離隔に応じて変
位可能であって、記録ヘッドとインク貯蔵手段とを連結
し、インク貯蔵手段から記録手段へインクを供給するた
めのインク供給連結部材と、を備え、第1ユニットと第
2ユニットとを記録手段による記録位置で離隔開放可能
な構成としたことを特徴とする。
[作 用] すなわち、本発明によれば、インクジェット記録手段と
画像人力手段とを一体に構成したことによりインクジェ
ット記録手段の利点を生かしつつ小型にして操作性の高
い画像処理装置を得ることができる。また、各ユニット
を記録位置で離隔開放可能としたことにより、記録手段
のメンテナンスを行う際の空間を大きくすることができ
るとともに、搬送経路を開放することができる。さらに
、本発明の第2の形態によれば、インク供給連結部材を
変位可能としたので、各ユニットの離隔は、例えはイン
ク供給系の分離を伴わずに許容されることになる。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を適用した画像処理装置の外観構成の一
例を示す斜視図、第2図は便宜上その外装カバーを除い
た状態を示す斜視図である。
ここで、lは本体ユニット部で、上部ユニットないしは
第1ユニットとしての上ユニットla、および下部ユニ
ットないし第2ユニットとしての下ユニットlbを有し
、上ユニットlaはヒンジ11を回動中心にして、下ユ
ニット1bに対して上下方向へ回動可能である。ここで
上ユニット1aには、後に詳述する記録ヘッド101、
電気回路部103、ファン150、排出上ローラ115
a、 JIi2送上ローラ113a、紙ガイド201お
よび給紙ローラ111が設けられている。一方、下ユニ
ットlbには、プラテン203、インク吸収体235、
インクタンク231、紙力セット2211排紙トレイ9
八およびアイドラ213.215が設けられている。ま
た、5は本体ユニット部1の上側を覆って配置したカバ
ーであり、このカバー5はオンラインスイッヂ等各種の
指令スイッチ7a、7bやモート表示を行う表示器76
等を配置した操作部7の他、読取りに係る画像情報を担
持した媒体(原稿)の挿入口8Aと読取りの終了した原
稿の排出口8Bとを有し、第2図につき後述する読取装
置を覆う原稿読取装置収納部8を設けである。9は装置
の一側面に設けた排出口であり、記録済の記録媒体Sは
この排出口9を介して排出トレイ9A上に積載される。
第2図および第3図はそれぞれ、第1図示の装置の内部
構成例を説明するために、第1図示の装置のカバー5を
取外した状態を示す斜視図および第1図示の装置の側断
面を示す図である。これら図において、101は排出口
9近傍に配置した画像処理ヘッドであり、例えば1mm
当り16木の密度で本装置の記録可能幅(例えばA4版
記録紙)の全幅に対応する範囲にノズル101aを配列
した所謂フルマルチタイプの形態を有する。また、この
ノズル等、インク液流路内の適切な部位に電気機械変換
素子(図示せず)あるいは電気熱変換素子(図示せず)
等が配置され、記録すべき画像に応じた駆動信号(すな
わち原稿読取装置800の読取信号に対応した駆動信号
)の供給に応じてインクに吐出エネルギを作用せしめ、
これにより吐出口101bからインクが吐出される。本
例において、この記2Qヘッド101は各ノズル101
aの吐出口101bが鉛直方向下向きに開口するように
設けである。
103は、フレキシブルケーブル302を介して記録ヘ
ッド101を駆動するドライバ回路の他、原稿読取装置
800に対するドライバ回路、信号処理回路、電源回路
、制御回路、装置内の各部回路のインタフェース回路等
を基板103Aに設けた本装置の主要な電気回路部であ
り、本実施例では、この主要な電気回路部103を記録
ヘッド101 と同じ上ユニットlaに設けたので、記
録に際してのインク吐出や、あるいは万−子期せぬイン
ク漏洩が生じても、インクの影響は電気回路部103に
は呼ばないことになる。すなわち、万一インクが吐出口
101bから漏れ出すことがあっても、その流路は下ユ
ニットib側に形成されるので、本実施例ではその流路
より上方に電気回路部103が配置されていることにな
り、インクの影響は本装置の主要な電気回路部103に
は及ばない。またさらに本実施例では、この電気回路部
103を記録ヘッド101の各吐出口101bの配設位
置よりも高い位置に配置しである。これによってさらに
、インクの影響は電気回路部103には及ばないことに
なる。しかし、電気回路部103と吐出口101bとの
前述配置は必ずしも必要なことではない。
さらに111は円弧の一部を切欠いて形成した給紙ロー
ラであり、例えば紙、フィルムあるいは布等の記録媒体
Sを収容するカセット221から記録媒体Sを記録ヘッ
ド1(11による記録位置に向けて供給するためのロー
ラである。
+13および115は、それぞれ、記録ヘッド101に
よる記録位置に対し、記録媒体搬送経路P上の上流側に
配置した排出ローラおよび下流側の排出口9近傍に配置
した排出ローラであり、モータ117によりタイミング
ベルト119を介して回転駆動される。而して、この回
転駆動に応じ、搬送ローラ113および排出ローラ11
5は、それぞれに対向させて配置したアイドラ213お
よび215と協働し、それらの間に記録媒体Sを挟持し
た状態で記録位置への記録媒体Sの搬送、ないし記録位
置から排出トレイ9Aへの記録媒体Sの排出を行う。
201は記録媒体Sの搬送経路P上に設けられ、搬送縁
mPを規制する紙ガイド、また203は記録ヘッド10
1の吐出口101bに対向させて下ユニットlb側に設
けられ、記録ヘッド101によって記録媒体Sに記録を
行う際に、記録媒体Sを記録位置に維持する、すなわち
記録面を規制するプラテンである。
前述した紙カセット221に積載された記録媒体Sは給
紙ローラ111により分離手段(図示せず)との協働で
1枚ずつ分離されて記録位置に向は搬送される。225
は装置の底板であり、本例にあってはこの底板225を
、記録ヘッド101等から万−子期せぬインク漏洩が生
したとしても装置外への漏洩インクの流出を阻止する隔
壁に兼用しである。
231は記録ヘッド101 に対するインク供給源とし
てのインクタンクであり、プラテン203の下側に配置
され、記録ヘッド101に対し可撓性の供給チューブ2
33を介してインクを供給する。また235は吸水性の
多孔質材料で形成したインク吸収体であり、本例にあっ
てはプラテン203下側のインクタンク231上部に配
置しである。なお、このインク吸収体235を、プラテ
ン203と適切に位置を置換して記録ヘッド101の吐
出口101bと対向ないし当接できるように構成し、記
録ヘッド101の吐出回復処理やキャッピング処理に供
するようにしてもよい。これにより記録ヘッド101か
ら滴下したインクは適切に捕集される。
さらに、150は装置外より空気を取込むことにより各
部を冷却するファンであり、本例にあってはこれを排出
口9とは反対側の装置側面に配置することにより、当該
配置部分の空気取込み口5aから排出口9へ至る気流(
第2図において矢印aで示す)が生じるようにする。上
述のように、本例において記録ヘッド101は排出口9
の近傍に設けられているので、記録ヘッド101からの
インク摘吐出に際して副次的に発生し得るサテライトや
記録媒体Sの表面でインクの飛散により生じ得るインク
ミストや塵埃、記録媒体の紙粉等は、気流に乗って直ち
に排出口9から装置外に運搬され、原稿読取袋@800
をはじめ装置内の各部に付着してこれを汚染したり、あ
るいは電気回路部103に故障が生じるのを予防できる
ことになる。すなわち、本例にあっては、電気回路を冷
却する冷却ファン150はインクミストを除去する装置
内の送風手段に兼用されるものである。
800は電気回路部103の上方に配置した原1f4 
KN取装置であり、画像情報を読取るためのセンサユニ
ット(例えば図示したようなコンタクトセンサユニット
) aol、 抑大口8Aに挿入された原稿をセンサユ
ニット801に向けて送る原稿送りローラ813および
読取られた原稿を排出口8Bから排出するための原稿排
出ローラ815を有する。
センサユニット801には、ローラ813および815
間を搬送される原稿の読取り位置を照明するための照明
装置803 、および原稿の全幅にわたって1ラインの
読取りが行えるように受光素子を配列したラインセンサ
805を設けである。そしてこれにより読取られた画像
情報は電気回路部103に設けた適宜の処理回路に導か
れ、当該処理された画像情報につき記録ヘッド101を
駆動して画像形成を行うことが可能である。 また、原
稿読取装置800における各部ローラ813および81
5は、タイミングベルト819およびギア821等の伝
動機構を介してモータ117に結合されて駆動され、そ
れぞれに対向して配置したアイドラ823および825
と協働して原稿の搬送を行う。
上記構成に加え、本例ではざらに以下のように本体ユニ
ット部1を上ユニットlaと下ユニットlbとに分離開
放可能となして、各部の補修作業や、ジャム処理等が容
易に行われるようにする。
第4図は上ユニットIaと下ユニットlbとを分離させ
て内部を開放することにより上記作業用のスペースを確
保するための機構の構成例を示す。ここで、11は排出
口9と反対側の側面に配置され、下ユニット1bに対し
上ユニット部1aを回動させるためのヒンジ、13は上
ユニットlaを開放位置に保持するためのばねである。
本例においては、上述のように、記録ヘッド101 、
各部ローラ113および115等は本体上ユニット部l
a内の排出口9近傍に配設され、プラテン203、アイ
ドラ213 、215 、紙カセツト2211インクタ
ンク231およびインク吸収体235等は本体下ユニッ
トlb内の排出口9近傍に配設されているので、第4図
示のような本体ユニット部1の開放状態にあっては、記
録ヘッド101、インクタンク231およびインク吸収
体235等を含むインク系、および紙カセット221お
よび各部ローラ部材を含む給紙ないし搬送系は大きく開
放されることになる。
すなわち本実施例では、記録媒体Sがカセット221か
ら送り出されて排出口9へ至る経路に沿って、上ユニッ
ト1aと下ユニットlbとが離隔するので、上ユニット
laが下ユニットIbに対して上方へ回動すれば、搬送
経路が開放することになる。
従って、この状態で各部の補修やインク吸収体の交換、
ジャムの除去処理に要する作業スペースが確保され、従
ってそれら作業が容易となる。また、この状態で記録媒
体Sの補充やインク補給を行うようにしてもよい。なお
本例では、記録媒体Sの搬送経路の全経路に沿って離隔
開放する例を示したが、これに限られずに、少なくとも
記録ヘッドによる記録位置の部分が離隔開放すれば上述
効果を得ることができる。
また、このように作業領域を確保するための構成は、第
4図示のものに限られることなく、種々のものとするこ
とができる。例えば、下ユニット1bの四隅に上ユニッ
ト1aを支える適宜の支柱を設け、その支柱に沿って上
ユニット1aを上下可能としてもよいし、平行リンク機
構を用いて上ユニットlaを水平状態で斜め上方へスラ
イドされても良いし、あるいは上ユニット1aと下ユニ
ット1bとを上下方向へ開放するのに限定されることな
く、例えば上ユニットと下ユニットとを左右方向へ開放
するようにしても良い。
ところで、本例にあっては、インク系において記録ヘッ
ド101が本体上ユニットla側に、インクタンク23
1は下ユニットlb側に配置され、それらは併給チュー
ブ233を介して連通されるものである。
第5図(A)はこのような供給チューブの連結状態を示
す概略側断面図、第5図(B)はその斜視図である。
本例にあっては、第5図(^)に示すように、記録ヘッ
ド101およびインクタンク231とインク供給チュー
ブ233との接続部分に、それぞれ、回動可能なインク
ジヨイント部材101Aおよび231Aを設け、本体ユ
ニット部1の開閉に伴う変位が回動インクジヨイント部
101八および231Aの回転により吸収されるように
した。なお、図において101Bおよび231Bはイン
クを封止するOリングである。
第5図(B)は供給チューブ接続部分の詳細を示すもの
で、図ではインクタンク231側の構成を示している。
ここで、231Dは供給チューブ233と一体に、その
端部に設けたエルボ、231CはOリング231Bの押
えリング、231Eはインクタンク231に固定され、
エルボ231Oをインクタンク231 に対し垂直方向
に規制してエルボ231Dがインクタンク231から脱
落しないように保持する押え板である。而して、インク
タンク231%Oリング231B、押えリング231C
およびエルボ押え板231Eに対してエルボ2130を
回転摺動可能とする。
また、このような構成を本例にあってはH己録ヘッド1
01側に対しても同様に採用する。
かかる構成により、供給チューブ233を、ポリエチレ
ン等の可撓性を有する管材とすることによって、インク
の流路に大きな影響を与えることなく滑らかに上ユニッ
トlaと下ユニット1bとが離隔開放することができる
。さらに本例では、エルボ231Dがインクタンク23
1.記録へラド101に対して回動可能な構成となって
いるため、上ユニットlaと下ユニットlbとの離隔開
放の際に供給チューブ233自身の弾性によってその取
付角が自然に変位することができる。
このことによりて、上ユニット1δと下ユニットIbと
が閉じている際の供給チューブ233のたるみを小さく
することができ、供給チューブ233の変形量を小さく
することかできるので、すなわち、供給チューブ233
を、各ユニットlaおよびIbが最大開角で離隔開放し
た際にインクタンク23! と記録ヘッド101 とを
ほぼ直線的に連結するに足る長さく第4図参照)とする
ことができるので、供給チューブ233に要求される可
撓性も小さく設計することが可能である。これらのこと
は、供給チューブとして管路を太くかつ短くすることを
実現可能とするもので、インクタンクから記録ヘッドへ
のインク供給路の流路抵抗の低減と管路への空気の侵入
防止あるいは供給チューブ233のたわみ空間を小さく
できることによる装置の小型化等に大きく貢献する。
なお、このような効果が十分に期待されるのであれば、
第5図(^)および(B)に示した接続部の構成は、イ
ンクタンク231側または記録ヘッド101側のいずれ
か一方のみとしてもよい。
また、各ユニットlaおよびlbの離隔開放を受容する
構成としては、可撓性の供給チューブと回動ジヨイント
とを組合せた上記構成にのみ限られず、例えば比較的側
の供給チューブをベローズ等を介して連絡したようなも
のであってもよい。
ところで、インクジェット記録においてはインク滴の飛
翔距離、すなわち記録ヘッド101のノズル開孔部と紙
との距離は、記録品位に大ぎな影響を与える要因の1つ
である。特に本例では、記録ヘッド101を有する上部
ユニットlaと紙を規制するところのプラテン203を
有する下部ユニットlbとを離隔可能としたため、その
接合状態において記録ヘッドとプラテンとが精度よく平
行に対向するように配慮するのが望ましい。
これを実現するために、例えば記録ヘッド101を上部
ユニットlaのフレームに対して上下方向に可動となる
ように保持し、下部ユニット1bのプラテン203に対
して固定された突きあて部材を上下ユニットの接合状態
において記録ヘッドの一部に突きあてるようにする等が
考えられる。
木実層側においては、これを小型かつ簡単に実現するた
めに記録ヘッド101を上部ユニットlaに固定し、プ
ラテン203を下部ユニットlbに固定し、上下ユニッ
トla、lbの接合状態において、記録ヘッド101の
両端近傍の二点に上下ユニットにそれぞれ設けた突きあ
て部材(不図示)を突きあてる構成とした。また、当該
接合状態を確保すべく、適宜のロック手段を設けてもよ
い。
これによれば、上下ユニットla、lbそれぞれの突き
あて部材に対して記録ヘッド101またはプラテン20
3の取付寸法を精度よく管理することによって簡単に高
精度で、かつ上下ユニットla、lbの開閉に際して再
現性のよい記録ヘッド−紙間距離を保つことが可能にな
る。
以上のような本例に係る画像処理装置においては、原稿
の読取装置をインクジェット記録装置に対して一体に、
適切な部位すなわち電気回路部の上方に配置したことに
より、小型にして操作性の高いシステム構成が可能とな
る。
また、オンデマンド型の記録ヘッドlotを、装置の排
出口9近傍に吐出口を鉛直方向下向きにした状態で配置
し、電気回路部103の下方に紙カセット221を配設
して、ヘッドの吐出口下側にプラテン203を含む記録
媒体搬送経路が形成されるようにしたので、記録媒体の
搬送距離が短かく、搬送系が簡略化され、従って装置構
成を極めて小型にすることができた。
また、原稿読取装置や主要な電気回路部103を記録へ
ラド101 と同じ上ユニットla側に設けたので、イ
ンク吐出の際、あるいは漏洩インクが万−生じた際にも
、これらが原稿読取装置800や電気回路部103に及
んでこれに悪影響をもたらすことがなくなる。
加えて、装置内部を大気圧より高圧とし、排出口9を介
して流出する空気流が形成されるようにしたことにより
、排出口9近傍に設けたヘッド101によるインク滴吐
出に際して生じるインクミストや記録媒体の搬送により
生じる紙粉等は速やかに装置外に運搬されるので、原稿
読取装置800をはじめ装置内各部へのインク付着等に
よる汚染や事故が確実に予防されることになる。
さらに加えて、上ユニット1aを、排出口9と反対側の
側面に配置したヒンジ11により、下ユニットlbに対
し回動可能としたことにより、その回動時にはインク系
、搬送系等が大きく開放され、従って各部の補修、ジャ
ム処理等に要する作業が容易となる。
なお、上剥においては、電気機械変換素子または電気熱
変換素子を用いたオンデマンド型であってフルマルチタ
イプの記録ヘッドを有する画像処理装置に本発明を適用
した場合について説明したが、本発明は種々の駆動方式
や走査方式を採用した画像処理装置にも適用できるのは
勿論である。
また、記録ヘッドを排出口付近に設けて搬送糸環各部の
小型化を図ったが、その配設位置は必ずしも排出口近傍
に限られない。そしてこの場合には、インクミスト等が
速やかに排出されるように、記録ヘッド近傍に空気の流
出口を別途設ければよい。
また、原稿読取装置800の構成も上剥にのみ限られる
ことなく、例えば光学系を用いた構成のものであっても
よい。
さらに、原稿読取装置800に加えて、別途・画像情報
供給源としてのホスト装置を設けてもよい。
[発明の効果コ 以上説明したよ゛うに、本発明によれば、読取手段を記
録手段に一体とし、記録手段にインクジェット記録装置
を用いたので、その利点を最大限に活用できるとともに
、小型にして操作性が高い画像処理装置を実現できた。
また、各ユニットを分離開放可能としたのでメンテナン
スやジャム処理の操作性を向上させることかできた。加
えて、インクの供給管を変位可能としたので、各ユニッ
トの分離開放を、インク供給系の分離を伴わずに許容で
きるとともに、例えば上側のようにインクタンクを下部
に、記録ヘッドおよび読取装置を上部に配置する等の適
切な構成が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用可能な画像処理装置の一実施例を
示す斜視図、 第2図は本発明の一実施例に係る装置のカバ一部を取外
した状態を示す斜視図、 第3図は実施例に係る装置の側断面図、第4図は実施例
に係る装置において本体ユニット部と給紙部とを分離さ
せた状態で示す側断面図、 第5図(A)および(B)は、それぞれ、実施例におけ
る記録ヘッドおよびインクタンクと供給チューブとの接
続部の構成例を示す説明図およびその主要部分を示す斜
視図である。 1・・・本体ユニット部、 la・・・上ユニット、 lb・・・下ユニット、 5・・・カバー、 9・・・排出口、 9A・・・排出トレイ、 11・・・ヒンジ、 +01 ・・・記録ヘッド、 101A、231A・・・回動ジヨイント、1018.
231B・・・0リング、 103・・・電気回路部、 103A−・・基板、 111.113,115・・・ローラ、117 ・・・
モータ、 119・・・タイミングベルト、 150・・・冷却ファン、 201 ・・・紙ガイド、 203・・・プラテン、 213.215・・・アイドラ、 221 ・・・紙カセット、 225・・・底板、 231・・・インクタンク、 233・・・供給チューブ、 235・・・インク吸収体、 800・・・原稿読取装置、 801・・・センサユニット、 803・・・照明装置、 805・・・ラインセンサ、 81’3・・・原稿送・リローラ、 815・・・原稿排出ローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)記録媒体に記録を行うためのインクを情報に応じて
    吐出するインク吐出口を有する記録手段と、画像を担持
    した媒体から当該画像情報を読取る読取手段と、装置の
    電気回路手段の少なくとも一部とを有する上部ユニット
    と、 前記記録媒体を前記記録手段による記録位置で維持する
    プラテンを有し、前記上部ユニットと相対的に離隔可能
    な下部ユニットと、 前記記録媒体を前記記録位置へ搬送するための搬送手段
    とを具え、 前記上部ユニットと前記下部ユニットとを前記記録手段
    による記録位置で離隔開放可能な構成としたことを特徴
    とする画像処理装置。 2)特許請求の範囲第1項記載の画像処理装置において
    、前記記録手段は鉛直方向下向きに開口したインク吐出
    口を有する記録ヘッドの形態を有し、前記電気回路手段
    の少なくとも一部は前記吐出口より鉛直方向に関して高
    い部位に配置されていることを特徴とする画像処理装置
    。 3)特許請求の範囲第1項または第2項記載の画像処理
    装置において、前記記録ヘッドは記録済の記録媒体を排
    出するための排出口近傍に設けられ、前記記録媒体の幅
    に対応した範囲にわたって前記吐出口を配置した形態を
    有することを特徴とする画像処理装置。 4)特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかの項
    に記載の画像処理装置において、前記搬送手段により前
    記記録ヘッドの配設位置を経て前記排出口に至る前記記
    録媒体の搬送経路に対し、前記記録媒体を供給するため
    の記録媒体供給系を、前記下部ユニットに配設したこと
    を特徴とする画像処理装置。 5)記録媒体に記録を行なうためのインクを情報に応じ
    て吐出するインク吐出口を有する記録手段と、画像を担
    持した媒体から当該画像情報を読取る読取り手段とを有
    する第1ユニット と、 前記記録媒体を前記記録手段による記録位置で維持する
    プラテンと、前記記録手段へ供給されるインクを貯蔵す
    るインク貯蔵手段と/を有し、前記第1ユニットと相対
    的に離隔可能な第2ユニットと、 前記記録媒体を前記記録位置へ搬送するための搬送手段
    と、 前記第1ユニットと前記第2ユニットとの離隔に応じて
    変位可能であって、前記記録ヘッドと前記インク貯蔵手
    段とを連結し、前記インク貯蔵手段から前記記録手段へ
    インクを供給するためのインク供給連結部材とを備え、 前記第1ユニットと前記第2ユニットとを前記記録手段
    による記録位置で離隔開放可能な構成としたことを特徴
    とする画像処理装置。 6)特許請求の範囲第5項記載の画像処理装置において
    、前記インク供給連結部材は可撓性のインク供給管を有
    し、該インク供給管と前記インク貯蔵手段との接続部分
    または前記インク供給管と前記記録手段との接続部分の
    少くとも一方に回動可能なジョイント部材を設けたこと
    を特徴とする画像処理装置。
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