JPS6313996B2 - - Google Patents

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JPS6313996B2
JPS6313996B2 JP8304284A JP8304284A JPS6313996B2 JP S6313996 B2 JPS6313996 B2 JP S6313996B2 JP 8304284 A JP8304284 A JP 8304284A JP 8304284 A JP8304284 A JP 8304284A JP S6313996 B2 JPS6313996 B2 JP S6313996B2
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JP
Japan
Prior art keywords
methyl
ergoline
group
hydrogen atom
dioxo
Prior art date
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Application number
JP8304284A
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English (en)
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JPS59206382A (ja
Inventor
Berunarudei Ruiji
Kiodeiini Raura
Mantegaani Serujio
Rutsujeri Daniera
Temuperiri Arudemio
Saruaatei Patorichia
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUARUMITARIA KARURO ERUBA SpA
Original Assignee
FUARUMITARIA KARURO ERUBA SpA
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Publication date
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Publication of JPS59206382A publication Critical patent/JPS59206382A/ja
Publication of JPS6313996B2 publication Critical patent/JPS6313996B2/ja
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は一般式 を有するエルゴリン誘導体を提供するものであ
る。ここで上式中R1は水素原子またはメチル
基であり、R2は水素原子、ハロゲン原子、メチ
ル、シアノ、C1〜C4アルキルチオまたはフエニ
ルチオ基であり、R7およびR8が水素原子でそし
てR3が水素原子またはメトキシ基であるか、ま
たはR7が水素原子でそしてR3およびR8が一緒に
なつて結合を表わすか、またはR3が水素原子ま
たはメトキシ基でそしてR7およびR8が一緒にな
つて結合を表わし、R4は1〜4個の炭素原子を
有する炭化水素基であり、R5は水素原子である
か、1〜4個の炭素原子を有する炭化水素基であ
るかまたはフエニル基であり、Xは酸素原子、硫
黄原子またはイミノ基であり、R9が水素原子で
そしてBがシアノ、C2〜C5アルコキシカルボニ
ルまたはカルバモイル基であるか、またはR9
よびBが一緒になつて
【式】(式中Wは酸素 原子またはイミノ基である)基を表わし、Aは式
CHR6、CH2−CHR6またはCH=CR6(これら式
中R6は水素原子またはC1〜C4アルキル基である)
を有する基を表わしそしてnは0、1または2で
ある。 これらエルゴリン誘導体の薬学的に受容しうる
塩は本発明に包含される。 R2の定義において「ハロゲン」なる用語は好
ましくは塩素および臭素原子を包含すると解釈さ
れるべきであるがそれにも拘らず「ハロゲン」な
る用語は弗素原子をも包含する。R4およびR5
定義において、1〜4個の炭素原子を有する炭化
水素基はアルキル、シクロアルキルおよび不飽和
(エチレン状およびアセチレン状の両方)基を包
含することが意図される。代表的基にはメチル、
エチル、n−プロピル、イソプロピル、ブチル、
t−ブチル、イソブチル、シクロプロピル、メチ
ルシクロプロピル、ビニル、アリルおよびプロパ
ルギルが包含される。 「薬学的に受容しうる塩」とは塩酸、臭化水素
酸、硫酸、硝酸または燐酸のような無機酸、およ
び酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、ピルビン
酸、蓚酸、りんご酸、マロン酸、コハク酸、マレ
イン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香
酸、桂皮酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エ
タンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸または
サリチル酸のような有機酸を用いて形成された生
物学的有効性(バイオアベラビリテイ)および遊
離塩基の性質を保持しそして生物学的またはその
他の点で望ましからぬことのない塩を指称する。 置換基R1、R2、R3、R7、R8およびR5は好まし
くは水素原子である。好ましくはR4はメチルで
あり、nは1であり、BおよびR9は一緒になつ
【式】基を表わす。好ましくはWおよびX は酸素原子でありそしてAは式−CH2−または−
CH2−CH2−を有する基を表わし、最も好ましく
はAは式−CH2−を有する基である。 本発明はまた、式 (式中R1、R2、R3、R4、R7、R8、A、Bおよび
nは前記定義のとおりである)を有するエルゴリ
ン誘導体を式 X=C=N=R5 (式中R5およびXは前記定義のとおりである)
を有する化合物と縮合せしめる工程を包含する前
記式の化合物の製法をも提供するものである。 得られる式(式中R9は水素原子である)を
有する化合物は環化により他の式(式中R9
よびBは一緒になつて
【式】基を表わし、 ここでWは前記定義のとおりである)を有する化
合物に変換されうる。 縮合工程は水、エタノール、酢酸またはピリジ
ンのような溶媒中塩化水素のような酸を添加する
かまたは添加せずして50〜100℃の温度で実施さ
れうる。 環化は同じ縮合媒体中でかまたは単離された式
(式中R9は水素である)の化合物を真空下に
130〜160℃に加熱することにより実施例されう
る。反応が終了すると、粗生成物は結晶化または
クロマトグラフイーにより精製されうる。 本発明方法の出発物質である一般式のエルゴ
リン誘導体は既知化合物であるかまたは既知化合
物から出発して確立された方法により調製されう
る。好ましい一つの方法によれば、一般式(式
中Aは−CH2−CHR6基である)を有する化合物
は適当なエルゴリン第一アミンを式
【式】(式中R6およびBは前記定義のと おりである)を有するアクリル誘導体と反応させ
ることにより取得されうる。あるいはまた式
【式】(式中R6およびBは前記 定義のとおりでありそしてmは0または1であ
る)を有する化合物を適当なエルゴリン第一アミ
ンと反応せしめて一般式を有する化合物となす
ことができる。 本発明方法のもう一つの出発物質である式の
化合物は既知化合物でありそして適当なその塩を
塩酸のような酸と反応させることによりその場で
生成されうる。 式の化合物の遊離塩基形態のものは常法によ
り酸付加塩形態に変換できそして逆もまた行いう
る。 本発明による化合物およびそれらの薬学的に受
容しうる塩は薬理学的活性を示す。 例えば、これらは雌ラツトの受精後5日目に子
官における受精卵着床の抑制により示されるよう
にプロラクチン分泌抑制作用を示す〔E.
Fluckiger氏他編「HANDB.EXP PHARMAC.」
第49巻第615頁(1978年)参照〕。 特に本発明の化合物およびそれらの塩は降圧剤
として活性である。 収縮期血圧の間接的測定はチヤールス・リバー
(Charles River)系の8〜10週令の本態性高血
圧ラツト(以下SHRと略記する)4匹の群で実
施された。 動物を36℃の環境中に10〜15分間保持して脈圧
を記録しそして次にW+W、BPレコーダー、
8005型を使用して間接的尾叩打(tail cuff)法に
より収縮期血圧および心摶度数を測定した。 供試化合物は5%アラビアゴム中に懸濁して連
続する4日間毎日1回経口投与しそして処置開始
前および処置第1日および第4日目の投薬1およ
び5時間後に測定を実施した。薬量は遊離基につ
いてのものである。対照動物はビヒクルのみ
(0.2ml/体重100g)を与えられた。 参照標準として、ヒドララジン(1〜5mg/
Kg、経口)およびα−メチルドーパ(30〜100
mg/Kg、経口)も試験された。収縮期血圧および
心摶度数における薬物に誘起された変化を処置前
の値からの差として計算しそしてラツト4匹の平
均として報告した。 第1表および第2表には本発明の化合物に関す
る結果を対照ビヒクルおよび2種類の参照標準で
あるヒドララジンおよびα−メチルドーパに関す
るデータと一緒に示す。 収縮期血圧(以下「SBP」と略記する)およ
び心摶度数(以下「HR」と略記する)はビヒク
ルで処置されたラツトでは実験期間の間ずつと安
定したままであつた。一方、本発明の化合物すべ
ては経口で1〜20mg/Kgの薬量範囲でSBPを低
下させるのに非常に有効であつた。この効果は
HRにおける反射増大を伴わず、一方代りにHR
における中程度の低下が同じ化合物で観察され
た。 全化合物の降圧作用は即刻開始されそして全実
験期間中非常に著明なままであつた。これらの効
果は処置第1日目と第4日目で同様であり、この
ことは本発明の化合物では過耐性が生じないこと
を示している。特に例1および例3で調製された
化合物はいずれも実質上HRを変化させることな
く非常に著明かつ長期なる作用を示した。 参照標準と比較すると例4、5、8、9、12、
13、16、19、23、24および28に記載された化合物
〔投薬量1〜7.5mg/Kg(経口)で試験された〕が
ヒドラジン(1〜5mg/Kg、経口)およびα−メ
チルドーパ(30〜100mg/Kg、経口)で観察され
たHRにおける反射増大を誘起することなくこれ
ら後者薬物よりいかにより作用があるかが示され
た。 次に第1表ではSHRラツトにおける収縮期血
圧(SBP)に及ぼす供試化合物の作用を処置前
の値からの差の平均(mmHg)(1群当り4ラツ
ト)として報告し、そして第2表ではSHRラツ
トの心摶度数(HR)に及ぼす供試化合物の作用
を処置前の値からの差の平均(摶動/分)(1群
当り4ラツト)として報告する。
【表】
【表】
【表】 本発明はさらに薬学的に受容しうる希釈剤また
は担体と混合した式を有する化合物またはその
薬学的に受容しうる塩の治療的有効量を含有する
薬学的組成物をも包含するものである。 化合物およびそれらの無毒性の薬学的に受容
しうる酸付加塩またはそれらの混合物の投与は非
経口または経口によりなすことができ、経口によ
るのが好ましい。 ここで使用される「治療的有効量」なる用語は
不利な副作用を惹起することなく所望の作用を生
ずる量を包含するものである。しかしながら、有
効な薬用量は1日当り約0.001〜0.5mg/Kg好まし
くは0.01〜0.25mg/Kgの範囲である。 本発明の化合物と一緒に代表的に使用される薬
学的担体は固体または液体であることができそし
て一般に意図された投与方法の如何に応じて選択
される。従つて、例えば固体担体には乳糖、蔗
糖、ゼラチンおよび寒天等が包含され、一方液体
担体には水、シロツプ、落花生油およびオリーブ
油等が包含される。 選択された化合物および担体の組み合せは錠
剤、カプセル、坐薬、溶液、乳剤、粉末およびシ
ロツプのような多数の受容しうる形態に調製され
うる。 以下に本発明を例により説明する。 例 1 6−メチル−8β−〔(1H,3H)−2,4−ジオ
キソ−ジヒドロ−1−ピリミジニルメチル〕−
エルゴリン〔:R1=R2=R3=R7=R8=H、
R4=CH3、n=1、A=CH2CHR6、R6=H、
Bおよび
【式】 W=X=O、R5=H〕 100mlのメタノール中における5.1gの8β−アミ
ノメチル−6−メチル−エルゴリンおよび1.8ml
のアクリル酸メチルの混合物を4時間還流した。
溶媒を減圧下で蒸発させそして残留物をジエチル
エーテルから晶出させて130〜132℃で融解する6
gの6−メチル−8β−〔N−(2−メトキシカル
ボニルエチル)−アミノメチル〕−エルゴリン
(:R1=R2=R3=R7=R8=H、R4=CH3、n
=1、A=CH2−CHR6、R6=H、B=
COOCH3)を得た。 30mlの水中における2.86gのシアン酸カリウム
の溶液に120mlの水および35mlの1N塩酸中におけ
る6gの6−メチル−8β−〔N−(2−メトキシ
カルボニルエチル)−アミノメチル〕−エルゴリン
の溶液を加えた。この反応混合物を80℃で4時間
加熱しそして一夜室温に放置した。その固体を完
全に析出させそして別しついてエタノールから
再結晶させて分解を伴つて330℃で融解する4.5g
の表題化合物を得た。 例 2 6−メチル−8β−〔N−(2−メトキシカルボ
ニルエチル)−N−カルバモイルアミノメチル〕
−エルゴリン〔:R1=R2=R3=R5=H、R4
=CH3、n=1、A=CH2CHR6、R6=H、X
=O、B=COOCH3、R7=R8=R9=H〕 120mlの水および35mlの1N塩酸中における8.5
gの6−メチル−8β−〔N−(2−メトキシカル
ボニル−エチル)アミノメチル〕−エルゴリン
(:R1=R2=R3=H、R4=CH3、n=1、A=
CH2−CHR6、R6=H、B=COOCH3、例1に記
載のように製造された)および2.86gのシアン化
カリウムの混合物を1時間60℃で加熱した。つい
でこの溶液を1N水酸化ナトリウムで中和しそし
てクロロホルムで抽出した。その有機層を蒸発さ
せそして残留物をシリカゲル上でのカラムクロマ
トグラフイーにより精製して6.5gの表題化合物
を得た。 酢酸エチル/ジメチルホルムアミド/n−ブタ
ノール/ピリジン(4:3:3:1容量比)中に
おけるRf=0.45。MS(F.D.):384(M+)、352(M+
−CH3OH)。 例 3 6−メチル−8β−(2,4−ジオキソ−1−イ
ミダゾリジニル−メチル)−エルゴリン〔:
R1=R2=R3=H、R4=CH3、n=1、A=
CHR6、R6=H、R7=R8=R5=H、Bおよび
【式】 W=X=O〕 30mlのジメチルホルムアミド中における1.3ml
のブロモ酢酸エチルの溶液を90mlのジメチルホル
ムアミド中における6gの8β−アミノメチル−
6−メチル−エルゴリンの温められた溶液に加え
た。反応が終了したらこの溶液を真空中での蒸発
により容量を減少させ、氷冷水中に注ぎついでク
ロロホルムで抽出した。 その有機層を真空中で除去しそして残留物を溶
離剤として酢酸エチル/メタノール(9:1容量
比)を使用してシリカゲル上でカラムクロマトグ
ラフイーにかけることにより精製した。ジエチル
エーテルからの晶出後に融点が174〜176℃である
3.5gの6−メチル−8β−(N−エトキシカルボニ
ルメチル−アミノメチル)−エルゴリン(:R1
=R2=R3=H、R4=CH3、n=1、A=CHR6
R6=H、B=CO2C2H5)を得た。 3.5gの6−メチル−8β−(N−エトキシカルボ
ニルメチル−アミノメチル)−エルゴリンを例1
に記載のように1.75gのシアン酸カリウムで処理
しそして前記表題化合物(融点>300℃)を72%
収率で得た。 例 4 6−メチル−8β〔N−(2−メトキシカルボニ
ルエチル)−N−メチルカルバモイルアミノメ
チル〕−エルゴリン〔:R1=R2=R3=H、
R4=CH3、n=1、A=CH2CHR6、R6=R7
R8=R9=H、R5=CH3、B=COOCH3、X=
O〕 100mlのピリジン中における8.5gの6−メチル
−8β−〔N−(2−メトキシカルボニルエチル)−
アミノメチル〕−エルゴリン(例1に記載のよう
にして製造された)および2.95mlのイソシアン酸
メチルの混合物を1時間60℃で加熱した。溶媒を
蒸発させた後残留物をメタノールから晶出させて
融点が140〜142℃である8.5gの前記表題化合物
を得た。 例 5 6−メチル−8β−〔(1H,3H)−2,4−ジオ
キソ−3−メチル−ジヒドロ−1−ピリミジニ
ル−メチル〕−エルゴリン〔:R1=R2=R3
H、R4=CH3、n=1、A=CH2CHR6、R6
H、Bおよび
【式】 R5=CH3、R7=R8=H、X=W=O〕 6−メチル−8β−〔N−(2−メトキシカルボ
ニルエチル)−N−メチルカルバモイル−アミノ
メチル〕−エルゴリン(例4に記載のようにして
製造された)を真空中で145℃において1時間加
熱してメタノールからの晶出後の融点が118〜120
℃である6.5gの前記表題化合物を得た。 例 6 6−メチル−8β−(N−エトキシカルボニルメ
チル−N−メチルカルバモイルアミノメチル)
−エルゴリン〔:R1=R2=R3=H、R4
CH3、n=1、A=CHR6、R6=R7=R8=R9
=H、R5=CH3、B=COOC2H5、X=O〕 6−メチル−8β−〔N−(2−メトキシカルボ
ニルエチル)−アミノメチル〕−エルゴリンの代わ
りに6−メチル−8β−(N−エトキシカルボニル
メチル−アミノメチル)−エルゴリン(例3に記
載のように製造された)を用いる以外は例4のよ
うに操作して融点が165〜167℃である前記表題化
合物を得た。 例 7 6−メチル−8β−(2,4−ジオキソ−3−メ
チル−1−イミダゾリジニルメチル)−エルゴ
リン〔:R1=R2=R3=H、R4=CH3、n=
1、A=CHR6、R6=R7=R8=H、R5=CH3
Bおよび
【式】 W=X=O〕 6−メチル−8β−(N−エトキシカルボニルメ
チル−N−メチルカルバモイル−アミノメチル)
−エルゴリンから140℃で1時間真空中において
加熱することにより分解を伴つて融点が250℃で
ある前記化合物が77%収率で得られた。 例 8 6−メチル−8β−〔N−(2−メトキシカルボ
ニルエチル)−N−プロピルカルバモイル−ア
ミノメチル〕−エルゴリン〔:R1=R2=R3
H、R4=CH3、R5=CH2CH2CH3、n=1、
A=CH2CHR6、R6=R7=R8=R9=H、X=
O、B=COOCH3〕 イソシアン酸メチルの代わりにイソシアン酸プ
ロピルを用いる以外は例4に記載のようにして前
記表題化合物が製造された。その収率は85%であ
りそして融点は130〜132℃であつた。 例 9 6−メチル−8β−〔(1H,3H)−2,4−ジオ
キソ−3−プロピル−ジヒドロ−1−ピリミジ
ニル−メチル〕−エルゴリン〔:R1=R2=R3
=H、R4=CH3、n=1、A=CH2CHR6、R6
=R7=R8=H、R5=CH2CH2CH3、Bおよび
【式】 X=W=O〕 6−メチル−8β−〔N−(2−メトキシカルボ
ニルエチル)−N−メチルカルバモイル−アミノ
メチル〕−エルゴリンの代わりに6−メチル−8β
−〔N−(2−メトキシカルボニルエチル)−N−
プロピルカルバモイル−アミノメチル〕−エルゴ
リン(例8のようにして製造された)を用いる以
外は例5のように操作して融点が201〜202℃であ
る前記表題化合物を70%収率で得た。 例 10 6−メチル−8β−〔N−(2−メトキシカルボ
ニルエチル)−N−イソプロピルカルバモイル
−アミノメチル〕−エルゴリン〔:R1=R2
R3=H、R4=CH3、n=1、A=CH2CHR6
R5=CH(CH32、R6=R7=R8=R9=H、B=
COOCH3、X=O〕 イソシアン酸メチルの代わりにイソシアン酸イ
ソプロピルを用いる以外は例4のように操作して
融点が112〜115℃である前記表題化合物を得た。 例 11 6−メチル−8β−〔(1H,3H)−2,4−ジオ
キソ−3−イソプロピル−ジヒドロ−1−ピリ
ミジニル−メチル〕−エルゴリン〔:R1=R2
=R3=H、R4=CH3、n=1、A=
CH2CHR6、R6=R7=R8=H、R5=CH
(CH32、Bおよび
【式】 X=W=O〕 6−メチル−8β−〔N−(2−メトキシカルボ
ニルエチル)−N−イソプロピルカルバモイル−
アミノメチル〕−エルゴリン(例10のようにして
製造された)から150℃で2時間加熱することに
より前記表題化合物(融点175〜177℃)を60%収
率で得た。 例 12 6−メチル−8β〔N−エトキシカルボニルメチ
ル−N−プロピルカルバモイル−アミノメチ
ル〕−エルゴリン〔:R1=R2=R3=H、R4
=CH3、R5=CH2CH2CH3、n=1、A=
CHR6、R6=R7=R8=R9=H、X=O、B=
COOCH2CH3〕 イソシアン酸メチルの代わりにイソシアン酸プ
ロピルを用いる以外は例6のように操作して融点
が109〜110℃である前記表題化合物を80%収率で
得た。 例 13 6−メチル−8β(2,4−ジオキソ−3−プロ
ピル−1−イミダゾリジニル−メチル)−エル
ゴリン〔:R1=R2=R3=H、R4=CH3、n
=1、A=CHR6、R6=R7=R8=H、R5
CH2CH2CH3、Bおよび
【式】 X=W=O〕 例12で製造された6−メチル−8β−〔N−エト
キシカルボニルメチル−N−プロピルカルバモイ
ル−アミノメチル〕−エルゴリンから140℃で1時
間真空中において加熱することにより融点が188
〜190℃である前記表題化合物を68%収率で得た。 例 14 6−メチル−8β−(N−エトキシカルボニルメ
チル−N−イソプロピルカルバモイル−アミノ
メチル)−エルゴリン〔:R1=R2=R3=H、
R4=CH3、n=1、A=CHR6、R6=R7=R8
=R9=H、R5=CH(CH32、B=COOC2H5
X=O〕 イソシアン酸メチルの代わりにイソシアン酸イ
ソプロピルを用いる以外は例6のように操作して
融点が118〜120℃である前記表題化合物を得た。 例 15 6−メチル−8β−(2,4−ジオキソ−3−イ
ソプロピル−1−イミダゾリジニルメチル)−
エルゴリン〔:R1=R2=R3=H、R4=CH3
n=1、A=CHR6、R6=R7=R8=H、R5
CH(CH32、Bおよび
【式】 X=W=O〕 6−メチル−8β−(N−エトキシカルボニルメ
チル−N−イソプロピルカルバモイル−アミノメ
チル)−エルゴリン(例14のようにして製造され
た)から出発して160℃で2時間真空中において
加熱することにより前記表題化合物(融点210〜
212℃)を75%収率で得た。 例 16 6−メチル−8β{2−〔(1H,3H)−2,4−ジ
オキソ−ジヒドロ−1−ピリミジニル〕−エチ
ル}−エルゴリン〔:R1=R2=R3=H、R4
=CH3、n=2、A=CH2CHR6、R5=R6=R7
=R8=H、Bおよび
【式】 W=X=O〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8β−アミノエチル−6−メチル−エ
ルゴリンを用いる以外は例1のように操作して融
点が140〜142℃℃である前記表題化合物を74%収
率で得た。 例 17 6−メチル−8β−〔2−(2,4−ジオキソ−
1−イミダゾリジニル)−エチル〕−エルゴリン
〔:R1=R2=R3=H、R4=CH3、n=2、A
=CHR6、R5=R6=R7=R8=H、Bおよび
【式】 X=W=O〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8β−アミノエチル−6−メチル−エ
ルゴリンを用いる以外は例3のように操作して融
点が242〜244℃である前記表題化合物を68%収率
で得た。 例 18 6−メチル8β−〔(1H,3H)−2,4−ジオキ
ソ−ジヒドロ−1−ピリミジニル〕−エルゴリ
ン〔:R1=R2=R3=H、R4=CH3、n=0、
A=CH2CHR6、R5=R6=R7=R8=H、Bお
よび
【式】 X=W=O〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8β−アミノ−6−メチル−エルゴリ
ンを用いる以外は例1のように操作して融点が
312〜314℃である前記表題化合物を79%収率で得
た。 例 19 6−メチル−8β−(2,4−ジオキソ−1−イ
ミダゾリジニル)−エルゴリン〔:R1=R2
R3=H、R4=CH3、n=0、A=CHR6、R5
=R6=R7=R8=H、Bおよび
【式】 X=W=O〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8β−アミノ−6−メチル−エルゴリ
ンを用いる以外は例3のように操作して融点が
295〜297である前記表題化合物を80%収率で得
た。 例 20 1,6−ジメチル−8β−〔(1H,3H)−2,4
−ジオキソ−ジヒドロ−1−ピリミジニルメチ
ル〕−エルゴリン〔:R2=R3=R5=R6=R7
=R8=H、R1=R4=CH3、n=1、A=
CH2CHR6、Bおよび
【式】 X=W=O〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8β−アミノメチル−1,6−ジメチ
ル−エルゴリンを用いる以外は例1のように操作
して融点から314〜316℃である前記表題化合物を
75%収率で得た。 例 21 1,6−ジメチル−8β−(2,4−ジオキソ−
1−イミダゾリジニル−メチル)−エルゴリン
〔:R2=R3=R5=R6=R7=R8=H、R1=R4
=CH3、n=1、A=CHR6、Bおよび
【式】 X=W=O〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8β−アミノメチル−1,6−ジメチ
ル−エルゴリンを用いる以外は例3のように操作
して融点が292〜294℃である前記表題化合物を65
%収率で得た。 例 22 6−メチル−10−メトキシ−8β−(2,4−ジ
オキソ−1−イミダゾリジニルメチル)−エル
ゴリン〔:R1=R2=R5=R6=R7=R8=H、
R3=OCH3、R4=CH3、n=1、A=CHR6
Bおよび
【式】 X=W=O〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8β−アミノメチル−6−メチル−10
−メトキシ−エルゴリンを用いる以外は例3のよ
うに操作して融点が234〜236℃である前記表題化
合物を68%収率で得た。 例 23 6−メチル−8β−〔(1H,3H)−2,4−ジオ
キソ−1−ピリミジニル−メチル〕−エルゴリ
ン〔:R1=R2=R3=R5=R6=R7=R8=H、
R4=OCH3、n=1、A=CH=CR6、Bおよ
【式】 X=W=O〕 6−メチル−8β−〔N−(2−メトキシカルボ
ニルエチル)−アミノメチル−エルゴリンの代わ
りに6−メチル−8β−〔(3−アクリル酸エチル
エステル)−3−アミノメチル〕−エルゴリンを用
いる以外は例1のように操作してm.p.>320℃で
ある前記表題化合物を48%収率で得た。 例 24 6−メチル−8β−〔(1H)−2−チオキソ−4−
オキソ−テトラヒドロ−1−ピリミジニルメチ
ル〕−エルゴリン〔:R1=R2=R3=R5=R6
=R7=R8=H、R4=CH3、n=1、A=
CH2CHR6、Bおよび
【式】 W=O、X=S〕 シアン酸カリウムの代わりにチオシアン酸カリ
ウムを用いる以外は例1のように操作してm.p.>
300℃である前記表題化合物を58%収率で得た。 例 25 6−メチル−8β−〔(1H)−2−チオキソ−4−
オキソ−3−メチル−テトラヒドロ−1−ピリ
ミジニル−メチル〕−エルゴリン〔:R1=R2
=R3=R6=R7=R8=H、R4=R5=CH3、n=
1、A=CH2CHR6、Bおよび
【式】 W=O、X=S〕 シアン酸カリウムの代わりにメチルイソチアシ
アネートを用いる以外は例1のように操作して融
点が266〜268℃である前記表題化合物を74%収率
で得た。 例 26 6−n−プロピル−8β−〔(1H)−2−チオキソ
−4−オキソ−3−メチル−テトラヒドロ−1
−ピリミジニル−メチル〕−エルゴリン〔:
R1=R2=R3=R6=R7=R8=H、R4=n−
C3H7、R5=CH3、n=1、A=CH2CHR6
Bおよび
【式】 W=O、X=S〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8β−アミノメチル−6−n−プロピ
ル−エルゴリンを用いる以外は例25のように操作
して前記表題化合物を63%収率で得た。 例 27 6−アリル−8β−〔(1H)−2−チオキソ−4−
オキソ−3−メチル−テトラヒドロ−1−ピリ
ミジニル−メチル〕−エルゴリン〔=R1=R2
=R3=R6=R7=R8=H、R4=アリル、R5
CH3、n=1、A=CH2CHR6、Bおよび
【式】 W=O、X=S〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8β−アミノメチル−6−アリル−エ
ルゴリンを用いる以外は例25のように操作して前
記表題化合物を77%収率で得た。 例 28 6−メチル−8β−(2−チオキソ−4−オキソ
−3−メチル−1−イミダゾリジニルメチル)
−エルゴリン〔:R1=R2=R3=R6=R7=R8
=H、R4=R5=CH3、n=1、A=CHR6、B
および
【式】 W=O、X=S〕 シアン酸カリウムの代わりにメチルイソチオシ
アネートを用いる外は例3のように操作して融点
が263〜265℃である前記表題化合物を83%収率で
得た。 例 29 6−プロピル−8β−(2−チオキソ−4−オキ
ソ−3−メチル−1−イミダゾリジニルメチ
ル)−エルゴリン〔:R1=R2=R3=R6=R7
=R8=H、R4=n−C3H7、R5=CH3、n=
1、A=CHR6、および
【式】 W=O、X=S〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8β−アミノメチル−6−プロピル−
エルゴリンを用いる以外は例28のように操作して
前記表題化合物を88%収率で得た。 例 30 6−アリル−8β−(2−チオキソ−4−オキソ
−3−メチル−1−イミダゾリジニル−メチ
ル)−エルゴリン〔:R1=R2=R3=R6=R7
=R8=H、R4=アリル、R5=CH3、n=1、
A=CHR6、Bおよび
【式】 W=O、X=S〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8β−アミノメチル−6−アリル−エ
ルゴリンを用いる以外は例28のように操作して前
記表題化合物を69%収率で得た。 例 31 6−メチル−8β−〔N−(2−シアノエチル)−
N−カルバモイル−アミノメチル〕−エルゴリ
ン〔:R1=R2=R3=R5=R6=R7=R8=R9
=H、R4=CH3、n=1、A=CH2CHR6、X
=O、B=CN〕 アクリル酸メチルの代わりにアクリロニトリル
を用いる以外は例1のように操作して6−メチル
−8β−〔N−(2−シアノエチル)−アミノメチ
ル〕−エルゴリン(融点169〜171℃)を80%収率
で得た。これから例2のように操作して融点が
252〜254℃である前記表題化合物を得た。 例 32 6−メチル−8β−〔(1H,3H)−2−オキソ−
4−イミノ−ジヒドロ−1−ピリミジニル−メ
チル〕−エルゴリン〔:R1=R2=R3=R5
R6=R7=R8=H、R4=CH3、n=1、A=
CH2CHR6、Bおよび
【式】 W=NH、X=O〕 例31で製造された化合物を真空中150℃で1時
間加熱して融点が248〜250℃である前記表題化合
物を45%収率で得た。 例 33 2−ブロモ−6−メチル−8β−(2,4−ジオ
キソ−1−イミダゾリジニル−メチル)−エル
ゴリン〔:R1=R3=R5=R6=R7=R8=H、
R2=Br、R4=CH3、n=1、A=CHR6、B
および
【式】 X=W=O〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8β−アミノメチル−2−ブロモ−6
−メチル−エルゴリンを用いる以外は例3のよう
に操作して融点が279〜281℃である前記表題化合
物を64%収率で得た。 例 34 2,6−ジメチル−8β−(2,4−ジオキソ−
1−イミダゾリジニル−メチル)−エルゴリン
〔:R1=R3=R5=R6=R7=R8=H、R2=R4
=CH3、n=1、A=CHR6、Bおよび
【式】 X=W=O〕 8β−アミノエチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8β−アミノメチル−2,6−ジメチ
ル−エルゴリンを用いる以外は例3のように操作
して融点が215〜217℃である前記表題化合物を75
%収率で得た。 例 35 2−チオメチル−6−メチル−8β−(2,4−
ジオキソ−1−イミダゾリジニルメチル)−エ
ルゴリン〔:R1=R3=R5=R6=R7=R8
H、R2=SCH3、R4=CH3、n=1、A=
CHR6、Bおよび
【式】 X=W=O〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8β−アミノメチル−2−チオメチル
−6−メチル−エルゴリンを用いる以外は例3の
ように操作して融点が255〜257℃である前記表題
化合物を62%収率で得た。 例 36 6−n−プロピル−8β−(2,4−ジオキソ−
1−イミダゾリジニル−メチル)−エルゴリン
〔:R1=R2=R3=R5=R6=R7=R8=H、R4
=nC3H7、n=1、A=CHR6、Bおよび
【式】 X=W=O〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8β−アミノメチル−6−n−プロピ
ル−エルゴリンを用いる以外は例3のように操作
して融点が168〜170℃である前記表題化合物を80
%収率で得た。 例 37 6−メチル−8α−(2,4−ジオキソ−1−イ
ミダゾリジニル−メチル)−エルゴリン〔:
R1=R2=R3=R5=R6=R7=R8=H、R4
CH3、n=1、A=CHR6、Bおよび
【式】 X=W=O〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8α−アミノメチル−6−メチル−エ
ルゴリンを用いる以外は例3のように操作して融
点が199〜201℃である前記表題化合物を58%収率
で得た。 例 38 6−メチル−8−〔(1H,3H)−2,4−ジオ
キソ−ジヒドロ−1−ピリミジニル−メチル〕
−8,9−ジデヒドロ−エルゴリン〔:R1
=R2=R3=R5=R6=H、R4=CH3、R7および
R8=結合、n=1、A=CH2CHR6、Bおよび
【式】 X=W=O〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8−アミノメチル−6−メチル−8,
9−ジデヒドロ−エルゴリンを用いる以外は例1
のように操作して融点が190〜192℃である前記表
題化合物を63%収率で得た。 例 39 6−メチル−8−(2,4−ジオキソ−1−イ
ミダゾリジニル−メチル)−8,9−ジデヒド
ロ−エルゴリン〔:R1=R2=R3=R5=R6
H、R4=CH3、R7およびR8=結合、n=1、
A=CHR6、Bおよび
【式】 X=W=O〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8−アミノメチル−6−メチル−8,
9−ジデヒドロ−エルゴリンを用いる以外は例3
のように操作して融点が204〜206℃である前記表
題化合物を72%収率で得た。 例 40 6−メチル−8β−〔(1H,3H)−2,4−ジオ
キソ−ジヒドロ−1−ピリミジニルメチル〕−
9,10−ジデヒドロ−エルゴリン〔:R1
R2=R5=R6=R7=H、R3およびR8=結合、R4
=CH3、n=1、A=CH2CHR6、Bおよび
【式】 X=W=O〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8β−アミノメチル−6−メチル−9,
10−ジデヒドロ−エルゴリンを用いる以外は例1
のように操作して融点が290〜292℃である前記表
題化合物を77%収率で得た。 例 41 6−メチル−8β−(2,4−ジオキソ−1−イ
ミダゾリジニル−メチル)−9,10−ジデヒド
ロ−エルゴリン〔:R1=R2=R5=R6=R7
H、R3およびR8=結合、R4=CH3、n=1、
A=CHR6、Bおよび
【式】 X=W=O〕 8β−アミノメチル−6−メチル−エルゴリン
の代わりに8β−アミノメチル−6−メチル−9,
10−ジデヒドロ−エルゴリンを用いる以外は例3
のように操作して融点が282〜284℃である前記表
題化合物78%収率で得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 〔式中、R1は水素原子またはメチル基であり、
    R2は水素原子、ハロゲン原子、メチル、シアノ、
    C1〜C4アルキルチオまたはフエニルチオ基であ
    り、R7およびR8が水素原子でそしてR3が水素原
    子またはメトキシ基であるか、またはR7が水素
    原子でそしてR3およびR8が一緒になつて結合を
    表わすか、またはR3が水素原子またはメトキシ
    基でそしてR7およびR8が一緒になつて結合を表
    わし、R4は1〜4個の炭素原子を有する炭化水
    素基であり、R5は水素原子であるか、1〜4個
    の炭素原子を有する炭化水素基であるかまたはフ
    エニル基であり、Xは酸素原子、硫黄原子または
    イミノ基であり、R9が水素原子でそしてBはシ
    アノ、C2〜C5アルコキシカルボニルまたはカル
    バモイル基であるか、またはR9およびBが一緒
    になつて基【式】(式中Wは酸素原子または イミノ基である)を表わし、Aは式CHR6、CH2
    −CHR6またはCH=CR6(これら式中R6は水素原
    子またはC1〜C4アルキル基である)を有する基
    を表わしそしてnは0、1または2である〕 を有する化合物またはその薬学的に受容しうる
    塩。 2 R1が水素原子またはメチル基であり、R2
    水素原子、臭素原子、メチル基またはチオメチル
    基であり、R7およびR8が水素原子でそしてR3
    水素原子またはメトキシ基であるか、またはR7
    が水素原子でそしてR3およびR8が一緒になつて
    結合を表わすか、またはR3が水素原子でそして
    R7およびR8が一緒になつて結合を表わし、R4
    C1〜C4アルキルまたはC2〜C4アルケニル基であ
    り、Xは酸素または硫黄原子であり、R5が水素
    原子またはC1〜C4アルキル基であり、R9が水素
    原子でそしてBがシアノ基またはC2〜C5アルコ
    キシカルボニル基であるか、またはR9およびB
    が一緒になつて基【式】(式中Wは酸素原 子またはイミノ基である)を表わし、Aが式
    CH2、CH2CH2またはCH=CHを有する基を表わ
    しそしてnが0、1または2である前記特許請求
    の範囲第1項記載の化合物またはその薬学的に受
    容しうる塩。 3 6−メチル−8β−〔(1H,3H)−2,4−ジ
    オキソ−ジヒドロ−1−ピリミジニル−メチル〕
    −エルゴリンである前記特許請求の範囲第1項記
    載の化合物またはその薬学的に受容しうる塩。 4 6−メチル−8β−〔2,4−ジオキソ−1−
    イミダゾリジニルメチル)−エルゴリンである前
    記特許請求の範囲第1項記載の化合物またはその
    薬学的に受容しうる塩。 5 6−メチル−8β−〔N−(2−メトキシカル
    ボニルエチル)−N−カルバモイル−アミノメチ
    ル〕−エルゴリン、 6−メチル−8β−〔N−(2−メトキシカルボ
    ニルエチル)−N−メチルカルバモイル−アミノ
    メチル〕−エルゴリン、 6−メチル−8β−〔(1H,3H)−2,4−ジオ
    キソ−3−メチル−ジヒドロ−1−ピリミジニル
    −メチル〕−エルゴリン、 6−メチル−8β−〔N−エトキシカルボニルメ
    チル−N−メチルカルバモイル−アミノメチル〕
    −エルゴリン、 6−メチル−8β−(2,4−ジオキソ−3−メ
    チル−1−イミダゾリジニル−メチル)−エルゴ
    リン、 6−メチル−8β−〔N−(2−メトキシカルボ
    ニルエチル)−N−プロピル−カルバモイル−ア
    ミノメチル〕−エルゴリン、 6−メチル−8β−〔(1H,3H)−2,4−ジオ
    キソ−3−プロピル−ジヒドロ−1−ピリミジニ
    ル−メチル〕−エルゴリン、 6−メチル−8β−〔N−(2−メトキシカルボ
    ニルエチル)−N−イソプロピル−カルバモイル
    −アミノメチル〕−エルゴリン、 6−メチル−8β−〔(1H,3H)−2,4−ジオ
    キソ−3−イソプロピル−ジヒドロ−1−ピリミ
    ジニル−メチル〕−エルゴリン、 6−メチル−8β−〔N−エトキシカルボニルメ
    チル−N−プロピルカルバモイル−アミノメチ
    ル〕−エルゴリン、 6−メチル−8β−(2,4−ジオキソ−3−プ
    ロピル−1−イミダゾリジニル−メチル)−エル
    ゴリン、 6−メチル−8β−(N−エトキシカルボニルメ
    チル−N−イソプロピル−カルバモイル−アミノ
    メチル)−エルゴリン、 6−メチル−8β−(2,4−ジオキソ−3−イ
    ソプロピル−1−イミダゾリジニル−メチル)−
    エルゴリン、 6−メチル−8β−{2−〔(1H,3H)−2,4−
    ジオキソ−ジヒドロ−1−ピリミジニル〕−エチ
    ル}−エルゴリン、 6−メチル−8β−〔2−(2,4−ジオキソ−
    1−イミダゾリジニル)−エチル〕−エルゴリン、 6−メチル−8β−〔(1H,3H)−2,4−ジオ
    キソ−ジヒドロ−1−ピリミジニル〕−エルゴリ
    ン、 6−メチル−8β−(2,4−ジオキソ−1−イ
    ミダゾリジニル)−エルゴリン、 1,6−ジメチル−8β−〔(1H,3H)−2,4
    −ジオキソ−ジヒドロ−1−ピリミジニル−メチ
    ル〕−エルゴリン、 1,6−ジメチル−8β−(2,4−ジオキソ−
    1−イミダゾリジニル−メチル)−エルゴリン、 6−メチル−10−メトキシ−8β−(2,4−ジ
    オキソ−1−イミダゾリジニル−メチル)−エル
    ゴリン、 6−メチル−8β−〔(1H,3H)−2,4−ジオ
    キソ−1−ピリミジニル−メチル〕−エルゴリン、 6−メチル−8β−〔(1H)−2−チオキソ−4−
    オキソ−テトラヒドロ−1−ピリミジニル−メチ
    ル〕−エルゴリン、 6−メチル−8β−〔(1H)−2−チオキソ−4−
    オキソ−3−メチル−テトラヒドロ−1−ピリミ
    ジニル−メチル〕−エルゴリン、 6−n−プロピル−8β−〔(1H)−2−チオキソ
    −4−オキソ−3−メチル−テトラヒドロ−1−
    ピリミジニル−メチル〕−エルゴリン、 6−アリル−8β−〔(1H)−2−チオキソ−4−
    オキソ−3−メチル−テトラヒドロ−1−ピリミ
    ジニル−メチル〕−エルゴリン、 6−メチル−8β−(2−チオキソ−4−オキソ
    −3−メチル−1−イミダゾリジニル−メチル)
    −エルゴリン、 6−プロピル−8β−(2−チオキソ−4−オキ
    ソ−3−メチル−1−イミダゾリジニル−メチ
    ル)−エルゴリン、 6−アリル−8β−(2−チオキソ−4−オキソ
    −3−メチル−1−イミダゾリジニル−メチル)
    −エルゴリン、 6−メチル−8β−〔N−(2−シアノエチル)−
    N−カルバモイル−アミノメチル〕−エルゴリン、 6−メチル−8β−〔(1H,3H)−2−オキソ−
    4−イミノ−ジヒドロ−1−ピリミジニル−メチ
    ル〕−エルゴリン、 2−ブロモ−6−メチル−8β−(2,4−ジオ
    キソ−1−イミダゾリジニル−メチル)−エルゴ
    リン、 2,6−ジメチル−8β−(2,4−ジオキソ−
    1−イミダゾリジニル−メチル)−エルゴリン、 2−チオメチル−6−メチル−8β−(2,4−
    ジオキソ−1−イミダゾリジニル−メチル)−エ
    ルゴリン、 6−n−プロピル−8β−(2,4−ジオキソ−
    1−イミダゾリジニル−メチル)−エルゴリン、 6−メチル−8α−(2,4−ジオキソ−1−イ
    ミダゾリジニル−メチル)−エルゴリン、 6−メチル−8−〔(1H,3H)−2,4−ジオ
    キソ−ジヒドロ−1−ピリミジニル−メチル〕−
    8,9−ジデヒドロ−エルゴリン、 6−メチル−8−(2,4−ジオキソ−1−イ
    ミダゾリジニル−メチル)−8,9−ジデヒドロ
    −エルゴリン、 6−メチル−8β−〔(1H,3H)−2,4−ジオ
    キソ−ジヒドロ−1−ピリミジニル−メチル〕−
    9,10−ジデヒドロ−エルゴリン、または 6−メチル−8β−(2,4−ジオキソ−1−イ
    ミダゾリジニル−メチル)−9,10−ジデヒドロ
    −エルゴリン である前記特許請求の範囲第1項記載の化合物ま
    たはその薬学的に受容しうる塩。 6 式 〔式中、R1は水素原子またはメチル基であり、
    R2は水素原子、ハロゲン原子、メチル、シアノ、
    C1〜C4アルキルチオまたはフエニルチオ基であ
    り、R7およびR8が水素原子でそしてR3が水素原
    子またはメトキシ基であるか、またはR7が水素
    原子でそしてR3およびR8が一緒になつて結合を
    表わすか、またはR3が水素原子またはメトキシ
    基でそしてR7およびR8が一緒になつて結合を表
    わし、R4は1〜4個の炭素原子を有する炭化水
    素基であり、Aは式CHR6、CH2−CHR6または
    CH=CR6(これら式中R6は水素原子またはC1
    C4アルキル基である)を有する基を表わし、B
    はシアノ、C2〜C5アルコキシカルボニルまたは
    カルバモイル基であり、そしてnは0、1または
    2である〕を有する化合物を式 X=C=N=R5 (式中、R5は水素原子であるか、1〜4個の炭
    素原子を有する炭化水素基であるかまたはフエニ
    ル基であり、Xは酸素原子、硫黄原子またはイミ
    ノ基である) を有する化合物と縮合させ、所望の場合は得られ
    る式 〔式中、R1は水素原子またはメチル基であり、
    R2は水素原子、ハロゲン原子、メチル、シアノ、
    C1〜C4アルキルチオまたはフエニルチオ基であ
    り、R7およびR8が水素原子でそしてR3が水素原
    子またはメトキシ基であるか、またはR7が水素
    原子でそしてR3およびR8が一緒になつて結合を
    表わすか、またはR3が水素原子またはメトキシ
    基でそしてR7およびR8が一緒になつて結合を表
    わし、R4は1〜4個の炭素原子を有する炭化水
    素基であり、R5は水素原子であるか、1〜4個
    の炭素原子を有する炭化水素基であるかまたはフ
    エニル基であり、Xは酸素原子、硫黄原子または
    イミノ基であり、R9が水素原子でそしてBがシ
    アノ、C2〜C5アルコキシカルボニルまたはカル
    バモイル基であり、Aは式CHR6、CH2−CHR6
    またはCH=CR6(これら式中R6は水素原子また
    はC1〜C4アルキル基である)を有する基を表わ
    しそしてnは0、1または2である。〕 を有する化合物を環化させて、他の式(式中B
    およびR9は一緒になつて【式】基を表わし、 Wは酸素原子またはイミノ基である)を有する化
    合物とすることからなる式を有する化合物の製
    法。 7 縮合が水、エタノール、酢酸またはピリジン
    中で実施されることからなる前記特許請求の範囲
    第6項記載の方法。 8 縮合が50〜100℃で実施されることからなる
    前記特許請求の範囲第6または7項記載の方法。 9 環化が同じ縮合媒体中で実施されることから
    なる前記特許請求の範囲6〜8項のいずれか一つ
    に記載の方法。 10 単離された式(式中R9は水素である)
    を有する化合物を真空下に130〜160℃に加熱する
    ことにより環化させることからなる前記特許請求
    の範囲第6〜8項のいずれか一つに記載の方法。 11 薬学的に受容しうる希釈剤または担体と混
    合した式 〔式中、R1は水素原子またはメチル基であり、
    R2は水素原子、ハロゲン原子、メチル、シアノ、
    C1〜C4アルキルチオまたはフエニルチオ基であ
    り、R7およびR8が水素原子でそしてR3が水素原
    子またはメトキシ基であるか、またはR7が水素
    原子でそしてR3およびR8が一緒になつて結合を
    表わすか、またはR3が水素原子またはメトキシ
    基でそしてR7およびR8が一緒になつて結合を表
    わし、R4は1〜4個の炭素原子を有する炭化水
    素基であり、R5は水素原子であるか、1〜4個
    の炭素原子を有する炭化水素基であるかまたはフ
    エニル基であり、Xは酸素原子、硫黄原子または
    イミノ基であり、R9が水素原子でそしてBがシ
    アノ、C2〜C5アルコキシカルボニルまたはカル
    バモイル基であるか、またはR9およびBが一緒
    になつて基【式】(式中Wは酸素原子または イミノ基である)を表わし、Aは式CHR6、CH2
    −CHR6またはCH=CR6(これら式中R6は水素原
    子またはC1〜C4アルキル基である)を有する基
    を表わしそしてnは0、1または2である〕 を有する化合物またはその薬学的に受容しうる塩
    からなる降圧剤組成物。
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