JPH0342276B2 - - Google Patents

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JPH0342276B2
JPH0342276B2 JP58050590A JP5059083A JPH0342276B2 JP H0342276 B2 JPH0342276 B2 JP H0342276B2 JP 58050590 A JP58050590 A JP 58050590A JP 5059083 A JP5059083 A JP 5059083A JP H0342276 B2 JPH0342276 B2 JP H0342276B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D413/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D413/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings
    • C07D413/04Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings directly linked by a ring-member-to-ring-member bond
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D261/00Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings
    • C07D261/02Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings not condensed with other rings
    • C07D261/06Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings not condensed with other rings having two or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D261/10Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings not condensed with other rings having two or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D261/14Nitrogen atoms

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は式 〔式中、Rは炭素数が1〜4の低級アルキルま
たはフエニルもしくはハロフエニルを表わし; R1+R2はアルキレン基−(CH2o−を表わし、
ここでnは3〜5の整数であり、そしてこれらの
メチレン基の1つは基
【式】により置き換え られていてもよく、ここでR6は低級アルキル、
低級アルカノイルまたは(低級アルコキシ)カル
ボニルを表わし;R3は1個だけ存在しておりそ
して水素、低級アルキル、ヒドロキシ−低級アル
キル、ベンジルを表わし、そしてそれが複素環式
窒素と結合している場合には、このアミン窒素が
ジアルキル置換されていてもよくもしくは飽和複
素環式環中に包含されていてもよいハロー低級ア
ルキルまたはアミノ−低級アルキルをも表わし; 点線は二重結合が複素環式窒素原子と炭素原子
との間または酸素と炭素原子との間のいずれかに
存在していることを示しており、第一の場合には
基R3は酸素と結合しており、第二の場合には窒
素原子と結合している〕 の新規なイソキサゾール〔5,4−b〕ピリジン
類に関するものである。 ここで使用されている“低級アルキル”という
語は、直鎖もしくは分枝鎖状の(C1〜C6)アル
キル基、例えばメチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、n−ブチル、セカンダリー−ブチル、
ターシヤリー−ブチルなど、を表わし、“低級ア
ルコキシ”という語は、直鎖もしくは分枝鎖状の
(C1〜C6)アルコキシ基、例えばメトキシ、エト
キシ、プロポキシ、イソ−プロプキシ、n−プト
キシ、t−ブトキシなどどを表わし、“低級アル
カノイル”という語は直鎖もしくは分枝鎖状の
(C1〜C6)アルカノイル基、例えばアセチル、プ
ロパノイル、ブタノイルなど、を表わす、 本発明の化合物類、並びに以下に記されている
それらの合成用の多くの中間生成物類は抗炎症、
心臓血管及びCNS抑制活性を有する。 本発明の化合物を製造するための一般的方法は
3−置換された5−アミノイソキサゾールから
出発し、該方法ではそれを環式ケトンと反応さ
せて3,4−ジ置換された5−アミノイソキサゾ
ールを生成する。 これらの式中、R,R1及びR2は上記の意味を
有する。反応は溶媒としての低級カルボン酸、好
適には酢酸、中で、室温と溶媒の沸騰温度との間
の温度範囲において、好適には40〜70℃におい
て、最良に実施される。2種の反応物間のモル比
は反応物の性質により変化する。普通1モルのイ
ソキサゾール当り1モルより過剰な3モルまでの
環式ケトンが良好な結果を与える。反応時間は広
い範囲内で変化し、それは大部分使用温度に依存
している。ある場合には完全な反応を得るには3
〜4時間で充分であるが、ある場合には24〜36時
間が適当である。 化合物を、低級アルキルイソシアネートで処
理すると、イソキサゾール〔5,4−b〕−ピリ
ドンVを与え、それをアルカリ水素化物及び次に
アルキル化剤で処理すると、O−及びN−置換さ
れたイソキサゾロ−〔5,4−b〕−ピリジン類
及びを与える。 これらの全ての式中、R,R1及びR2は上記の
意味を有する。それとは対照的に、R3は水素、
低級アルキル、ヒドロキシ−低級アルキル及びベ
ンジルだけを表わす。のへの転化は、溶媒と
して例えばトリエチルアミンまたはピリジンの如
き第三級塩基を使用してを低級アルキルイソシ
アネートと共に溶媒の沸騰温度において1〜6時
間にわつて加熱することにより最良に実施され
る。中間生成物である尿素が反応中に生成する
が、徐々にそれはを高収率で与える。 を及びの混合物に転化させるためには、
化合物を最初に無水溶媒中で水素化ナトリウム
で処理してナトリウム塩を得て、それを同じ溶媒
中でも40〜80℃に1〜3時間加熱する。化合物
及びが反応条件により可変性である相互比で生
成する。場合毎に最適な反応条件を選択すること
により、反応をまたはの好ましい生成方向に
向けることが大体可能である。 R3がハロー低級アルキルまたはアミノ−低級
アルキルを意味し、ここでアミノ窒素がジアルキ
ル置換されていてもよくまたは飽和複素環式環中
に含まれていてもよいような式の化合物を希望
するときには、R3がヒドロキシ−低級アルキル
を意味する上記もしくは化合物またはそれら
の混合物を最初に対応するハロー低級アルキル誘
導体に転化し、そしてこれらの後者は当技術の全
ての専門家に良く知られている方法によりアミノ
−低級アルキル誘導体に転化させる。この反応段
階の出発化合物としての化合物の使用は、環式
中間生成物の生成による酸素から窒素原子へのク
ロロ−低級アルキル基の転位を包含している。 いずれの場合にもそれにより最終化合物は複素
環式窒素原子と結合されている置換基R3を有す
る。実際的には、R3がヒドロキシ−低級アルキ
ル基である化合物もしくは化合物またはそれ
らの混合物類を例えばC1〜C4ハロゲン化炭化水
素の如き適当な有機溶媒中に溶解または懸濁さ
せ、そして1モルより過剰量の、好適には約1〜
約3モル当量の、ハロゲン化剤を加える。実質的
に全ての一般的ハロゲン化剤は満足のいくように
作用するが、ハロゲン化チオニル、例えば塩化チ
オニルまたは臭化チオニル、を室温と約70℃との
間の範囲内の低級で使用することにより最良の結
果が普通得られ、そしてそれは1〜4時間内に完
了する。 次にアミノ−低級アルキル誘導体類を明白な工
程により、例えばクロロアルキル誘導体を当技術
の全ての専門家にとつて一般的に公知でありそし
て実施例から明白である条件下で、塩基で処理す
ることにより、製造する。上記の如く、本発明の
化合物類は興味あるCNS−抑制、抗不安及び抗
炎症活性を有する。さらに、それらは一般にそら
のLD50値がハツカネズミへの腹腔内投与時には
500mg/Kgより高くそして経口的投与時にはめつ
たに1000mg/Kgより低くないため相当低い毒性を
有する。抗炎症活性はネズミ中での“カラゲエニ
ン誘発性浮腫試験”により確かめられる。そのよ
うな試験はC.A.ウインター(Winter)他著、
Proc.Soc.Exptl.Biol.Med.111,544,1962により
提唱されている操作式に従つて行なわれ、そして
実施例5a,21,22及び24の化合物類(N−異性
体類)のLD50値の約1/5〜約1/10の間の経口投与
量が対照用に比べて35%以上の浮腫の相当な減少
を生じ得るということが見出された。 CNS−抑制活性はS.アーウイン(Irwin)著、
Psychopharmacologia(Barl.)13,222−257,
1968中に記されている如き一般的精神物理学的予
検方法により試験された。特に、ハツカネズミに
対して実施されたいくつかの代表的実験は、約5
〜約100mg/Kg腹腔内の化合物の量が瞬間的活性
及び筋肉緊張の抑制に有効であるが、約30〜約
300mg/Kg腹腔内の量は研究室動物の運動共調及
び正向反射を相当損なうことを示していた。 上記の要素が直接鎮時、催眠及び筋弛緩に関連
していることに注意すべきである。本発明の化合
物の抗不安活性はG.マツフイ(Maffii)著、
Journ.Pharm.Pharmacol.11,129,1959中に記
載されている如くして実施される。“柱登り回避
試験”により試験され、そこでは条件づけ動物
(一般にネズミ)を条件解除しすなわち適当量の
試験しようとする化合物の投与によりそれの通常
の精神行動にさせる。G.マツフイに従うと、主
条件づけ応答(CR)と条件づけされていない応
答(UR)の同期抑制なしの、すなわち主条件づ
け応答と条件づけされていない応答(UR)の意
味のない抑制と結合した副条件づけ応答(CR1
の抑制は抗不安効果の明白な指示であり、その理
由はこれらの最後の2個の要素は鎮静及び催眠性
に関連しているからである。 10匹のネズミ群に対して実施された代表的実験
は、実施例1b,4a,12a,25(o−異性体)及び
41(o−異性体)の化合物類の約15〜約60mg/Kg
の体重に変化する腹腔内投与される投与量はCR2
−要素の抑制に非常に有効でありそして同時に
CR及びURに対して実際的に影響を有さないこ
とを示していた。 本発明の化合物類は異なる経路により投与でき
る。好適な投与経路は経口的及び直腸内投与で
り、非経口投与も使用できる。経口的投与用に
は、化合物類を製薬学的投与形、例えば錠剤、カ
プセル、エリキシル、溶液など、にする。投与単
位は普通の賦形薬、例えばでんぷん、ゴム、脂肪
酸類、アルコール類、糖類など、を含有できる。
直腸内投与用には、化合物類は一般的賦形薬、例
えばココアバター、ワツクス、鯨ろうまたはポリ
オキシエチレングリコール類及びそれらの誘導体
類、と混合された坐薬の形で投与される。 投与量範囲は1日当り約0.05〜約200gであり、
それは好適には分割投与で投与される。 従つて、本発明は活性成分としての本発明の化
合物を製薬学的に認容できる担体と一緒に含有し
ている治療用組成物を提供するものである。 下記の追加記載及び実施例はさらに本発明を説
明するものでありそしてそれの製造及び使用方法
は当技術の専門家が実行できるものであり、以下
に本発明を実施するための発明者等により意図さ
れる最良の形態を示す。 実施例 1 6,7,8,9−テトラヒドロ−1−メチルイ
ソキサゾール−〔5,4−c〕−イソキノリン−
5(H)−オン a) 5−アミノ−3−メチルイソキサゾール
(17g)の酢酸(170ml)中溶液に35mlのシクロ
ヘキサノンを加え、そして混合物を70℃に17時
間加熱した。酢酸を真空中で蒸留除去し、残渣
を酢酸エチル中に溶解させ、溶液を炭酸水素ナ
トリウムの飽和水溶液及び次に水で洗浄し、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥しそして蒸発乾固し
た。粗製生成物をそのまま次の段階用に使用で
きた。それはSiO2上のクロマトグラフイ及び
n−ヘキサン:酢酸エチルの9:1混合物を用
いる溶出により得られた。収量26g(84%)の
4−(1−シクロヘキセン−1−イル)−3−メ
チル−5−イソキサゾールアミン(ジエチルエ
ーテルから)。融点48℃。 b) 粗製4−(1−シクロヘキセン−1−イル)
−3−メチル−5−イソキサゾールアミン
(9.5g)、95mlのピリジン及び15.8mlのエチル
イソシアネートの混合物を3時間還流させ、次
に溶媒を真空中で蒸留除去した。残渣を2〜3
mlの酢酸エチルと共に数分間還流させ、そして
生成した純粋な6,7,8,9−テトラヒドロ
−1−メチルイソキサゾール−〔5,4−c〕−
イソキノリン−5(4H)−オンをフイルター上
で集め、そして乾燥した。ジメチルホルムアミ
ド/メタノールからの再結晶化後に、生成物は
融点255℃を有していた。純粋な中間生成物か
ら出発したときには、中間生成物に対して計算
して88〜92%の収率が得られた。 実施例 2〜14 a) イソキサゾールアミン類 式のオキサゾールアミン及び式のケトンか
ら出発すると、実施例1a)に記されている方法
と実質的に同一の方法により下記の式の化合物
類が製造された。
【表】 b) イソキサゾール−イソキノリン類 上記で得られたイソキサゾールアミン類から
出発しそして実質的に実施例1b)に記されてい
る如く行なうと、下記の式の化合物類が製造さ
れた。
【表】 実施例 15 6,7,8,9−テトラヒドロ−1−メチル−
5−プロポキシイソキサゾール−〔5,4−c〕
−イソキノリン及び6,7,8,9−テトラヒ
ドロ−1−メチル−4−プロピルイソキサゾー
ル−〔5,4−c〕−イソキノリン−5(4H)−
オン。 22.5gの6,7,8,9−テトラヒドロ−1−
メチルイソキサゾール−〔5,4−c〕−イソキノ
リン−5(4H)−オンの無水ジメチルホルムアミ
ド(600ml)中の撹拌されている懸濁液に、5.81
gの水素化ナトリウムの鉱油中50%懸濁液を少部
分ずつ20℃において窒素雰囲気下で加えた。混合
物を70℃で1時間加熱し、次に150℃に冷却し、
そして50mlのジメチルホルムアミド中の15mlの臭
化プロピルを滴下した。加熱を70℃で2.5時間続
け、溶媒を真空中で蒸発させ、そして残渣を塩化
メチレン及び水で洗浄した。有機層を分離し、水
層を塩化メチレンで洗浄し、そして一緒にした有
機層を中性反応となるまで洗浄した。溶媒を真空
中で蒸発させた。生成した異性体混合物(26g)
をシリカゲル(400g)上のクロマトグラフイと
塩化メチレン及び酢酸エチルを用いる溶出により
分離した。極性の比較的小さい生成物、すなわち
5−プロポキシ誘導体は、エチルエーテル/ヘキ
サンから結晶化させたときに、融点97〜98℃を有
していた。収量12.3g。比較的極性の大きい生成
物、すなわち4−プロピル誘導体、はエチルエー
テル/ヘキサンから結晶化させたときに融点82〜
83℃を有していた。収量11.8g。 実施例 16〜44 実施例15と実質的に同一の方法により下記の式
及びの化合物類が製造された。
【表】
【表】
【表】 該工程の可能な変法をより良く説明するため
に、実施例24を以下に完全に記載する。20.4gの
実施例1bに従つて製造された6,7,8,9−
テトラヒドロ−1−メチルイソキサゾール−〔5,
4−c〕−イソキノリン−5(4H)−オンの550ml
の無水ジメチルホルムアミド中の撹拌されている
懸濁液に、3.3gの水素化ナトリウム80%懸濁液
を20℃において窒素下で少量部分ずつ加えた。70
℃で1時間加熱した後に、混合物を15℃に冷却
し、そして50mlのジメチルホルムアミド中の8ml
の2−ブロモエタノールを滴下した。混合物を70
℃に3時間加熱し、溶媒を真空中で蒸発させ、そ
して残渣を塩化メチレンで抽出した。有機溶媒を
水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして
真空中で蒸発乾固した。残渣を酢酸エチルから再
結晶化させることにより8gの6,7,8,9−
テトラヒドロ−1−メチル―4−ヒドロキシエチ
ルイソキサゾール−〔5,4−c〕−イソキノリン
−5(4H)−オンが得られた。融点163〜164℃。 母液から400gのシリカゲル上でクロマトグラ
フイ並びにヘキサン及び酢酸エチルを用いる溶出
により、7gの6,7,8,9−テトラヒドロ−
1−メチル−5−(2−ヒドロキシエトキシ)−イ
ソキサゾール−〔5,4−c〕−イソキノリン−5
(4H)−オンが得られた。融点157−159℃。 別の群の4−ヒドロキシエチル誘導体(6.7g)
がクロマトグラフイの最後の留分から得られた。 実施例 45 6,7,8,9−テトラヒドロ−1−メチル−
4−(2−クロロエチル)−イソキサゾール−
〔5,4−c〕−イソサノリン−5(4H)−オン。 12gの実施例24に従つて得られた2種の異性体
類の分離前の混合物の200mlの塩化メチレン中の
0℃に冷却されている撹拌されている溶液に、
6.96mlの塩化チオニルの30mlの塩化メチレン中溶
液を滴々添加した。20℃における2時間後に、溶
媒を真空中で除去し、そしてジエチルエーテルを
残渣に加えた。固体を集めると、それは実質的に
純粋な6,7,8,9−テトラヒドロ−1−メチ
ル−4−(2−クロロエチル)−イソキサゾール−
〔5,4−c〕−イソキノリン−5(4H)−オンで
あつた。収量12g(94%)。分析的に純粋な試料
が酢酸エチルから再結晶化により得られた。融点
161〜162℃。 実施例 46〜50 実施例45と実質的に同じ方法により、下記の式
の化合物類が製造された。
【表】 実施例 51 6,7,8,9−テトラヒドロ−1−メチル−
4−〔2−(1−モルホリノエチル)〕−イソキサゾ
ール−〔5,4−c〕−イソキノリン−5(4H)−
オン。 7gの実施例45に従つて製造されたN−クロロ
エチル化合物の35mlのモルホリン中懸濁液を窒素
下で1.5時間還流させた。過剰のモルホリンを真
空中で蒸留除去した後に、酢酸エチルを残渣に加
え、有機溶液を水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で
乾燥し、そして真空中で蒸発乾固した。140gの
シリカゲル上でのクロマトグラフイ及びヘキサ
ン:酢酸エチルの2:8混合物を用いる溶出によ
り、標記の化合物が得られた。収量4.8g(54
%)。 有機溶液から塩化水素を用いて沈殿させること
により普通製造される塩酸塩は、エタノールから
再結晶化させたときには、融点190℃(分解)を
有していた。 実施例 52〜56 実施例51の溶媒/試薬モルホリンの代りに場合
によりエタノールまたはジメチルホルムアミドの
如き溶媒を使用したこと以外は実施例51と実質的
に同じ方法により、下記の式の化合物類が製造
された。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 [式中、Rは炭素数が1〜4の低級アルキルま
    たはフエニルもしくはハロフエニルを表わし;
    R1+R2はアルキレン基−(CH2)n−を表わし、
    ここでnは3〜5の整数であり、そしてこれらの
    メチレン基の1つは基【式】により置き換え られていてもよく、ここでR6は低級アルキル、
    低級アルカノイルまたは(低級アルコキシ)カル
    ボニルを表わし; R3は1個だけ存在しておりそして水素、低級
    アルキル、ヒドロキシ−低級アルキル、ベンジル
    を表わし、そしてそれが複素環式窒素と結合して
    いる場合にはそのアミン窒素がジアルキル置換さ
    れていてもよくもしくは飽和複素環式環中に包含
    されていてもよいハロー低級アルキルまたはアミ
    ノ−低級アルキルをも表わし; 点線は二重結合が複素環式窒素原子と炭素原子
    との間または酸素と炭素原子との間のいずれかに
    存在していることを示しており、第一の場合には
    基R3は酸素と結合しており、第二の場合には窒
    素原子と結合している] のイソキサゾール[5,4−b]ピリジン類。 2 式 [式中、Rは炭素数が1〜4の低級アルキルま
    たはフエニルもしくはハロフエニルを表わし;
    R1及びR2は一緒になつてアルキレン基−(CH2
    n−を表わし、ここでnは3〜5の整数であり、
    そしてこれらのメチレン基の1つは基【式】 により置き換えられていてもよく、ここでR6
    低級アルキル、低級アルカノイルまたは(低級ア
    ルコキシ)カルボニルを表わし; R3は1個だけ存在しておりそして水素、低級
    アルキル、ヒドロキシ−低級アルキル、ベンジル
    を表わす] の化合物の製造方法であつて、式 の化合物を、第三級塩基中で、低級アルキルイソ
    シアネートと共に1〜6時間にわたつて該塩基の
    沸騰温度に加熱し、そして得られた式 の中間生成物化合物を無水溶媒中で最初は室温に
    おいて、水素ナトリウムで処理し次に同一溶媒中
    で40〜80℃において1〜3時間にわたつて、処理
    し、そして所望により低級アルキルハライド、ヒ
    ドロキシ−低級アルキルハライドまたはベンジル
    ハライドで処理することを特徴とする方法。 3 式 [式中、Rは炭素数が1〜4の低級アルキルま
    たはフエニルもしくはハロフエニルを表わし;
    R1及びR2は一緒になつてアルキレン基−(CH2
    n−を表わし、ここでnは3〜5の整数であり、
    そしてこれらのメチレン基の1つは基【式】 により置き換えられていてもよく、ここでR6
    低級アルキル、低級アルカノイルまたは(低級ア
    ルコキシ)カルボニルを表わし; R3はこのアミン窒素がジアルキル置換されて
    いてもよくもしくは飽和複素環式環中に包含され
    ていてもよいアミノ−低級アルキルを表わす] の化合物の製造方法であつて、式 [式中、R4は1個だけ存在しておりそしてヒ
    ドロキシ−低級アルキルを表わし、 点線は二重結合が複素環式窒素原子と炭素原子
    との間または酸素と炭素原子との間のいずれかに
    存在していることを示しており、第一の場合には
    基R4は酸素と結合しており、第二の場合には窒
    素原子と結合している] の化合物またはR4が同じ意味を有する2種の異
    性体類の混合物を、室温と約70℃との間の温度に
    おいて、モル過剰量のハロゲン剤と反応させ;そ
    して得られたハロアルキル誘導体を公知の方法に
    よりアミノアルキル誘導体に転化することを特徴
    とする方法。 4 式 [式中、Rは炭素数が1〜4の低級アルキルま
    たはフエニルもしくはハロフエニルを表わし;
    R1+R2はアルキレン基−(CH2)n−を表わし、
    ここでnは3〜5の整数であり、そしてこれらの
    メチレン基の1つは基【式】により置き換え られていてもよく、ここでR6は低級アルキル、
    低級アルカノイルまたは(低級アルコキシ)カル
    ボニルを表わし; R3は1個だけ存在しておりそして水素、低級
    アルキル、ヒドロキシ−低級アルキル、ベンジル
    を表わし、そしてそれが複素環式窒素と結合して
    いる場合にはそのアミン窒素がジアルキル置換さ
    れていてもよくもしくは飽和複素環式環中に包含
    されていてもよいハロー低級アルキルまたはアミ
    ノ−低級アルキルをも表わし; 点線は二重結合が複素環式窒素原子と炭素原子
    との間または酸素と炭素原子との間のいずれかに
    存在していることを示しており、第一の場合には
    基R3は酸素と結合しており、第二の場合には窒
    素原子と結合している] のイソキサゾール[5,4−b]ピリジン類の少
    なくとも1種を活性成分として含有している中枢
    神経抑制剤。
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