JPS63139717A - 成形装置 - Google Patents

成形装置

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JPS63139717A
JPS63139717A JP28727386A JP28727386A JPS63139717A JP S63139717 A JPS63139717 A JP S63139717A JP 28727386 A JP28727386 A JP 28727386A JP 28727386 A JP28727386 A JP 28727386A JP S63139717 A JPS63139717 A JP S63139717A
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cavity
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は2合成樹脂のシート、フィルム等(以下。
単にフィルムという)を真空成形、圧空成形成いは真空
圧空成形するための成形’ATLに関し、特に使用する
フィルムとして薄い変形しやすいものを用いる場合に好
適な成形装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、絵付成形品の製造装置として、予め絵付けされた
熱可塑性合成樹脂等の絵付フィルムに、射出成形機の金
型を利用して真空成形、圧空成形、真空圧空成形等で成
形品と同じ形を付与し9次いでその金型内に樹脂を射出
して絵付けと成形とを同時に行うようにした射出成形同
時絵付装置が知られている〔例えば、特願昭57−14
2398号(特開昭59−31130号)参照〕、この
特許出願に開示の装置では、多数の絵柄を一定間陽で印
刷した帯状の絵付フィルムのロールから絵付フィルムの
一部を真空成形及び射出成形用の雌型のところに繰り出
しておき、雌型の位置にあった加熱板及び枠部材をその
絵付フィルムに対して長手方向に移動させて絵柄に対す
る所定位置に位置決めし。
次いでその絵柄部分を加熱板と枠部材とで挟持し、この
状態のまま加熱板と枠部材とをフィルムの長手方向で前
回とは逆方向に移動させ(この時、フィルムはロールか
ら引き出される)、前記絵柄部分を雌型のキャビテイ面
に望ませ7次いで加熱板によって加熱して軟化したフィ
ルムを真空成形により雌型の成形面に付着せしめ、その
後、加熱板と枠部材との挟持を解除し、加熱板と枠部材
とは次の絵柄部分の挟持のために。
再び絵付フィルムの長手方向に移動させて次の絵柄部分
に位置決めし、一方、前記フィルムを成形面に付着させ
た雌型には雄型を係合させて溶融樹脂を射出し。
樹脂と絵付フィルムとを一体成形するように構成してい
る。従って、上記装置では加熱板及び枠部材の絵付フィ
ルム長手方向の往復運動を繰り返すことにより。
ロール状の絵付フィルムの各絵柄部分を次々と間欠的に
雌型のキャビテイ面に供給することができるものである
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる従来の装置では、使用する絵付フ
ィルムとして、熱に比較的弱いもの1例えば薄いフィル
ム(40〜100μ程度)を使用した場合には。
絵柄の位置決め精度が悪くなるという問題が生じること
が判明した。即ち、上記従来装置では、加熱板及び枠部
材を絵付フィルムに対する所定値1に位置決めのために
、絵付フィルムに沿って移動させているが、その際、加
熱板及び枠部材によって挟持される前の絵付フィルムが
加熱板によって加熱されて伸縮してしまい。
正確な位置合わせを阻害しているということが判明した
そミで3本発明者らはこの問題点を解決するものとして
、第12図に示すように、キャビティIAを備えた雌型
1に対して絵付フィルム6を1巻出しロール7゜巻取り
ロール8.ガイドローラ9等からなるフィルム送り装置
によって搬送し、所定の絵柄部分°をキャビティlAに
対向する位置に位置決めし、その絵付フィルム6に加熱
板16を押付けて加熱し、真空成形成いは圧空成形し、
その後加熱板16を待機位置に後退させ雌型lに射出用
の雄型を組み合わせ、樹脂を射出成形するように構成し
た装置を開発した。ここで、使用する絵付フィルム6と
しては、成形品に絵柄のみを転写させる転写フィルムを
使用する場合と、成形品の表面を形成するオーバーレイ
用フィルムを使用する場合がある。ところが、この装置
には成形品の表面にしわが生じるという問題点のあるこ
とが判明した。
本発明者は成形品表面のしわの原因を鋭意検討した結果
1次の事項を見出した。即ち9例えば、絵付フィルムと
して転写フィルムを使用する場合には、フィルム成形及
び樹脂射出を行った後、金型を開き、成形品を絵付フィ
ルムからff1l+がして取り出すことにより1回の同
時給付成形動作が終了するが1次の工程を行うために絵
付フィルム6を巻取りロール8で搬送すると。
第13図に示すように搬送される絵付フィルム6には前
の工程で真空成形によって形成された凹凸部6Aが存在
するため、絵付フィルム6のキャビティIAに面する部
分にしわ6Bが生じる。このしね6Bは第14図に示す
ように比較的大きい湾曲のものではあるが。
このようなしわ6Bを有する絵付フィルム6に加熱板1
6を接触させて加熱すると、絵付フィルム6は加熱板1
6に対してあまり滑らないので、第15図に示すように
小さいしね6Cとなり、これが絵付フィルム6の真空成
形後にも残っており、射出成形品の表面にしわとして現
れてしまう、このようなしわは、絵付フィルムとして転
写フィルムを使用した場合に限らず。
オーバーレイ用フィルムを使用した場合にも生じている
。即ち、その場合には射出成形後、成形品と一体となっ
たフィルム部分を打ち抜いているため、残りのフィルム
には打ち抜き穴が存在し、この穴によってフィルム搬送
時にその上流にしわが生じている。また。
このようなしわは絵付フィルム6が薄い場合に特に顕著
に生じている。
本発明は、かかる問題点に鑑みて為されたもので。
薄いフィルムを使用した場合においてもフィルムを加熱
板に接触させて加熱する際のしわの発生を防止し。
それによって、真空成形、圧空成形、真空圧空成形等を
行った時に成形されたフィルムのしわの発生を防止しう
る成形装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、真空成形、圧空成形又は真空圧空成形するた
めのキャビティを備えた雌型と、成形すべきフィルムを
前記キャビティに対向する位置を通って搬送するフィル
ム送り装置と1前記キヤビテイに対向する位置のフィル
ムに接触して加熱する加熱板と、前記雌型の直ぐ下流の
フィルム送り経路に、前記フィルムが全幅に渡って接触
し且つ屈曲して通過するように配置された少なくとも2
個のガイドを有する成形2alを要旨とする。
〔作用〕
上記構成の装置によれば、フィルム送り装置によりフィ
ルムの所定の部分を雌型のキャビティに対する所定位置
に位置決めし2次いで加熱板がそのフィルム部分に接触
して加熱し、その後、キャビティによって真空成形、圧
空成形成いは真空圧空成形が行われる。ここで、フィル
ムには前の成形工程によって凹凸部(或いは成形部を打
ち抜く場合には打ち抜き穴)が形成されており、この凹
凸部(或いは打ち抜き穴)がフィルム送り時にその上流
のフィルム部分にしわを生しさせる傾向があるが、フィ
ルム搬送によってこの凹凸部(或いは打ち抜き穴)が金
型下流に配置された少なくとも2個のガイドを通り過ぎ
ると、フィルムの平坦な部分が2個のガイドに全幅に渡
って、且つ適当な屈曲角で接触するので、そのガイドよ
りも上流のフィルム部分に対する凹凸部(或いは打ち抜
き穴)による影響がなくなり、従って、キャビティに対
向する部分のフィルムのしわがなくなる。このため、こ
のフィルム部分に加熱板を押付けて加熱する際に、フィ
ルムにしわが発生せず、良好な形状の成形が可能となる
〔実施例〕
以下8図面に示す本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を転写絵付フィルムを用いた射出成形同
時絵付装置に適用した一実施例を示す断面図、第2図は
その実施例の装置を第1図の矢印n−n方向に見た側面
図である。同図において、1は真空成形又は圧空成形可
能な且つ射出成形用の雌型であり、キャビティIAと、
キャビティIAを真空吸引vt置に連通させる真空吸引
口(図示せず)が設けられている。2は雌型1に対応し
て設けられる雄型、3は雌型1を保持して雄型2に向か
って移動可能な可動Q、4は雄型2を保持した固定盤、
5は溶融樹脂の射出孔であり、これらは樹脂の射出成形
装置の一部を構成している。
6は雌型1と雄型2との間を走行するように配置された
転写フィルムからなる絵付フィルム、7は絵付フィルム
6を繰り出す巻出しロール、8′は絵付フィルム6の巻
取りロール、9はガイドローラである0巻取りロール8
には駆動装置(図示せず)が連結されており、駆動装置
で巻取りロール8を回転させることにより、絵付フィル
ムを巻取しロール7から繰り出し、雌型1のキャビティ
IAに面する位置を走行させるようになっている。また
1巻取りロール8はフィルム走行方向に対して横方向に
移動可能となっており、フィルム走行位置を横方向に調
整可能である。この絵付フィルム6は、基材フィルムに
対し、成形品に絵付けすべき絵柄を所定ピッチで転写可
能に印刷したものであり。
更に一定ピノチで送り方向の位置決めマーク10と横方
向の位置決めマーク11が印刷されている。12゜13
は位置決めマーク10.11をそれぞれ検出するマーク
検出器であり、マーク検出器12.13の出力は前記し
た巻取りロール8の駆動装置及び巻取りロール8を横方
向に移動させる装置を制御するために使用される。即ち
、給付フィルム6は、!!取りロール8によってキャビ
ティIAに対向する位置を走行させられ。
マーク検出器12.13が位置決めマーク10.2を検
出する位置に位置決めされて停止させられる。この時、
絵付フィルム6の絵柄部分がキャビティに対向する所定
の位置に位置決めされている。従うて1巻取りロール8
.ガイドローラ9.マーク検出器12.13等は、絵付
フィル11を前記雌型のキャビティIAに対向する位置
を通って搬送し、所定の絵柄を前記キャビティに対向す
る位置に位置決めするフィルム送り装置を構成する。な
お、絵付フィルム6に搬送力を与えるには2巻取りロー
ル8のみを駆動する場合に限らず。
雌型lの下流のガイドローラ9を駆動するようにしても
よい。
14A、14Bは、雌型1の直ぐ下流のフィルム送り経
路に配置された一対のガイド、15はこのガイド14A
、14Bを保持するブラケットである。一対のガイド1
4A、14Bは、第3図、第4図に示すように真直ぐな
丸棒状のものであり、絵付フィルム6が全幅に渡って接
触し、且つ屈曲して通過するように配置されている。こ
の構成により、絵付フィルム6はガイド14A、14B
にそれぞれ押付けられ、そのガイド形状に規制され、ガ
イド14A、14Bの下流の絵付フィルム6の部分に前
回の成形によって形成された凹凸部6Aや切り抜き穴が
あっても、ガイド14A、14Bの上流の絵付フィルム
部分を平坦に維持し、しわの発生を防止することができ
る。ここで、ガイド14A、14Bにおけるフィルム屈
曲角θ1.θ2は、絵付フィルム6をガイド14A、1
4Bに必要な押圧力で押付けて上流のフィルム部分のし
わの発生を防止しうる限り、大きい方が好ましい、この
屈1角をあまり小さくすると、絵付フィルム6とガイド
14A:14Bとの押圧力が大きくなり、 F1i!t
a抵抗が大きくなってフィルムに過度な伸びを生じさせ
ることがある。ガイド14A、14Bの取付位置は1通
過するフィルムの屈曲角が所望の値になるように定めら
れるが、この屈曲角は使用するフィルムによって異なる
場合があるので、各種のフィルムに対応することができ
るよう、ガイドの位置を容易に調整可能としておいても
よい、なお1本実施例に使用するガイドは、第4図に示
すように2本の場合に限定されず、第5図に示すように
3本のガイド14A、14B、14Cとするとか、更に
多くのガイドを使用するようにしてもよい、また、ガイ
ド14A、14B等は必ずしも丸棒状に限らず、ガイド
となる縁部を備えた平板状のものであっても、或いは回
転自在なローラであってもよい。
16は雌型lのキャビティIAを覆う大きさを有する加
熱板であり、エアシリンダ17によって、給付フィルム
の走行路から横に外れる待機位置と絵付フィルムを介し
て前記キャビティを覆う位置に移動可能である。更に加
りさ板16には加熱板16を第1図の位置から、a型1
方向に移動させるエアシリンダ(図示せず)も連結され
ている。この加熱板16には絵付フィルム6に面する側
に、多数の通気孔18を有する通気性の部分を有してお
り、この通気孔18は切換弁(図示せず)を介して真空
源及び圧空源に連結されている。
従って、この多数の通気孔18を真空吸引することによ
り、絵付フィルム6を加熱板16に吸着保持することが
でき、また、圧空を供給することにより、絵付フィルム
6を加熱板16から剥がしてキャビティ内面に押付ける
ことが可能である。なお、加熱板1Gのフィルム6に面
する部分を通気性にするためには1図示のように多数の
通気孔18を設ける場合に限らず。
焼結金属等の多孔質材料を配置してもよい。
次に、上記構成になる装置による成形動作を説明する。
第2図に示すように、加熱板16が絵付フィルム6の走
行路から離れた待機位置にある状態で、S取りロール8
によって給付フィルム6が搬送され、マーク検出器12
によって絵付フィルム6の送り方向の位置決めマーク1
0が検出された位置で、絵付フィルム6は停止する。な
お、この際、マーク検出器13が位置決めマーク11を
監視しており、常に絵付フィルム6の横方向位置が巻取
りロール8の横方向移動により調整されている。かくし
て、絵付フィルム6の一つの絵柄が雌型lのキャビティ
IAに対向する所定位置に精密に位置決めされる。また
、前回の成形工程において。
キャビティIAに面していた部分には凹凸部6Aが形成
され、フィルム送りの際この凹凸部6Aによって、その
上流のフィルム部分にしわが生しる傾向があるが。
この凹凸部6Aが一対のガイド14A、14Bを通り過
ぎてしまうと、その影響がほとんど無くなり、ガイド1
4A、14B上流のフィルム部分は平坦となり。
しわは生じていない。
次に、エアシリンダ17によって、加熱板16が雌型l
のキャビティIAに対向する位置に移動し1次いで図示
しないエアシリンダによって第8図に示すように、雌型
lに押付けられ、雌型1と加熱板16とで絵付フィルム
6をはさみ付ける。この時、加熱板16の多数の通気孔
18は真空吸引されており2絵付フイルム6が加熱板に
吸着保持されるとともに加熱板によって加熱され軟化す
る。加熱板16による加熱と並行して、キャビティIA
内が排気され、絵付フィルム6が十分加熱軟化した時点
で、加熱板16の通気孔18に圧空が供給される。これ
によって、絵付フィルム6は第9図に示すように、瞬間
的に変形してキャビティ内面に押付けられ、キャビティ
内面に合った形状に成形される。ここで、加熱板16に
接触する前のフィルム部分にはしわがなく平坦であるの
で、加熱板16に吸着保持された時にもしわが生じるこ
とがなく、従ってキャビティ内面に密着して成形された
後においても。
そのフィルム部分にしわが発生することはない。
なお、キャビティIA内を排気することなく、加熱板1
6の通気孔18に圧空を供給して、給付フィルム6を圧
空のみによってキャビティ内面に押付け、成形するよう
にしてもよい。しかし、その場合には、キャビティ内の
残留空気を排出するため、キャビティ内面に多数の排気
孔を設ける必要があり、成形品表面に多数の排気孔の痕
跡が残る恐れがある。この点から上記したように予めキ
ャビティ内を真空に排気することが好ましい、また、絵
付フィルム6を加熱板16に真空吸着させることなく、
加熱することは可能である。しかし、加熱板16に真空
吸着させておき、この真空を切ると同時に圧空を作用さ
せて、瞬間的に絵付フィルム6をキャビティ内面に押付
ける方法を取ると、絵付フィルム6の絵柄が不安定にゆ
がむことがなく、良好な絵柄を得ることができる。
゛  第9図に示すように絵付フィルム6をキャビティ
IAの内面に付着させて成形した後、加熱板16が元の
待機位置(第2図に示す位置)に戻り、第1θ図に示、
 すように、雌型lが可動盤3によって前進して、m型
2と合体し、キャビティIA内に溶融樹脂が射出孔5か
ら射出される。射出され成形された溶融樹脂が冷却。
固化した後、雌型lが雄型2から後退して開き、内部の
成形品が排出される。この時、成形品は絵付フィルム6
から工11がされるが、その表面には絵付フィルムの絵
柄が転写されており、第11図に示すように表面に桧2
0や文字21等の絵柄を備えた樹脂成形品22が得られ
る。
以上で1回の成形動作が終了し、以下、同様の動作を繰
り返すことにより、j1続して表面にしわの無い良好な
絵付成形品が製造される。
上記実施例において使用する絵付フィルム6を構成する
基材フィルムとしては、印刷時の乾燥温度における伸び
率が0.1%以下である印刷時寸法安定性を有し。
100℃前後の温度における真空成形性が良好であり。
射出成形機から射出される140℃以上の溶融樹脂に接
触しても溶融することのない耐熱性を有するものが好適
である。基材フィルムの厚みとしては、特に限定される
ものでなく、フィルム位置決め時に加=+aによる熱の
影響を受けず、また搬送時のしわの発生を防止すること
ができるので、熱の影響を受けやすい薄いもの(例えば
40〜100μ程度のもの)も使用可能である。
なお、上記実施例ではガイド14A、14Bとして真直
ぐなものを使用したが、この代わりに第6図、第7図に
示すように、少なくとも上流側のガイドとして。
加2A板16方向に凸形状に湾曲したガイド14aを用
いてもよい、このように湾曲したガイド14aを用いる
と、その上流の絵付フィルム6が加熱板16に向かって
凸形状に湾曲し、加熱vi、16に接触する際フィルム
の中央部から接触することとなるため、加熱板上での絵
付フィルムのしわの発生を−N確実に防止することがで
き、好ましい。
また、上記実施例では絵付フィルムとして、転写フィル
ムを使用したが、絵付フィルムはこれに限らず。
成形した際に成形品の表面に、そのまま接合して製品の
表面を構成するオーバーレイ用フィルムであってもよい
。このようなオーバーレイ用フィルムを使用する際には
、樹脂の射出成形後に、a型又は雌型に設けた刃物によ
り、給付フィルムから成形品と一体化した部分を打ち抜
くようにすればよい。
更に、上記実施例では」L型のキャビティに溶融樹脂を
射出して成形品を製造しているが1本発明はこの構成に
限らず、低圧或いは低温で反応性液状樹脂を注入して成
形するようにしてもよい。
以上に本発明を、絵付フィルムを成形し次いで樹脂を射
出或いは注入して成形する樹脂成形同時絵付装置に適用
した場合について説明したが9本発明はこの場合に限定
されず2キヤビテイを備えた雌型1と加熱板j6とも用
いて真空成形、圧空成形成いは真空圧空成形のみを行う
成形装置にも適用可能であることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上に説明したように1本発明の成形装置は、キャビテ
ィを備えた雌型の直ぐ下流のフィルム送り経路に。
フィルムが全幅に渡って接触し且つ屈曲して通過するよ
うに少なくとも2個のガイドを配置しているので。
フィルムの搬送位置決め時において、前の成形時にフィ
ルムに形成された凹凸部(或いは打ち抜き穴)が前記の
ガイドを通り過ぎると、フィルムの平坦な部分が2個の
ガイドに全幅に渡って且つ適当な屈曲角で接触し、その
ガイドよりも上流のフィルム部分に対する凹凸部(或い
は打ち抜き穴)による影響を無くシ。
従ってキャビティに対向する部分のフィ′ルムのしわを
防止することができる。このため、このフィルム部分に
加熱板を押付けて加熱する際に、フィルムにしわが発生
せず、良好な形状の成形が可能となるという効果を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略断面図、第2図は
第1図の装置を矢印■−■方向に見た側面図、第3図は
第1図のIII−III矢視図、第4図はガイド14A
。 14Bの取付位置を拡大して示す側断面図、第5図は他
の実施例を示す第4図と同一部分の側断面図、第6図は
更に他の実施例を示す第3図と同一部分の断面図。 第7図は第6図の実施例における要部側断面図、第8図
、第9図、第10図は第1図、第2図の実施例による動
作を説明、する要部の断面図、第】1図は第1図に示す
装置によって製造した絵付成形品を示す斜視図。 第12図は本発明者が先に開発した′!J置の概略断面
図。 第13図はその概略側面図、第14図、第15図はその
装置において加熱板に絵付フィルム6が接触する状態を
示す断面図である。 1・・・雌型  IA・・・キャビティ  2−・・雄
型3−・可動盤  4・・・固定盤  5・−・・樹脂
射出孔6−絵付フィルム  6八−・−凹凸部6 B、
6 C−Lわ  7−巻出しロール8−・巻取りロール
  9・・−ガイドロール14A、14B−・・−ガイ
ド 15−・ブラケット16・−加熱板   17−エ
アシリンダ18−−・通気孔 代理人 弁理士 乗 松 恭 三 第2図 第6図   オフ図 第10図     第111 才12図     第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 真空成形、圧空成形又は真空圧空成形するためのキャビ
    ティを備えた雌型と、成形すべきフィルムを前記キャビ
    ティに対向する位置を通って搬送するフィルム送り装置
    と、前記キャビティに対向する位置のフィルムに接触し
    て加熱する加熱板と、前記雌型の直ぐ下流のフィルム送
    り経路に、前記フィルムが全幅に渡って接触し且つ屈曲
    して通過するように配置された少なくとも2個のガイド
    を有する成形装置。
JP28727386A 1986-12-02 1986-12-02 成形装置 Expired - Lifetime JPH0755517B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28727386A JPH0755517B2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02 成形装置

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