JPS63147623A - 成形装置 - Google Patents

成形装置

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JPS63147623A
JPS63147623A JP29479386A JP29479386A JPS63147623A JP S63147623 A JPS63147623 A JP S63147623A JP 29479386 A JP29479386 A JP 29479386A JP 29479386 A JP29479386 A JP 29479386A JP S63147623 A JPS63147623 A JP S63147623A
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JP
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film
heating plate
cavity
wrinkles
molding
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JP29479386A
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Shinpei Ono
眞平 大野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/1418Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C2045/14286Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure means for heating the insert

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は3合成樹脂のシート、フィルム等(以下。
単にフィルムという)を真空成形、圧空成形成いは真空
圧空成形するための成形装置に関し、特に使用するフィ
ルムとして薄い変形しやすいものを用いる場合に好適な
成形装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、絵付成形品の製造装置として、予め絵付けされた
熱可塑性合成樹脂等の絵付フィルムに、射出成形機の金
型を利用して真空成形、圧空成形、真空圧空成形等で成
形品と同じ形を付与し8次いでその金型内に樹脂を射出
して絵付けと成形とを同時に行うようにした射出成形同
時絵付装置が知られている〔例えば、特願昭57−14
2398号(特開昭59−31130号)参照〕。この
特許出願に開示の装置では、多数の絵柄を一定間隔で印
刷した帯状の絵付フィルムのロールから絵付フィルムの
一部を真空成形及び射出成形用の雌型のところに繰り出
しておき、雌型の位置にあった加熱板及び枠部材をその
絵付フィルムに対して長手方向に移動させて絵柄に対す
る所定位置に位置決めし。
次いでその絵柄部分を加熱板と枠部材とで挟持し、この
状態のまま加熱板と枠部材とをフィルムの長手方向で前
回とは逆方向に移動させ(この時、フィルムはロールか
ら引き出される)、前記絵柄部分を雌型のキャビテイ面
に望ませ3次いで加熱板によって加熱して軟化したフィ
ルムを真空成形により雌型の成形面に付着せしめ、その
後、加熱板と枠部材との挟持を解除し、加熱板と枠部材
とは次の絵柄部分の挟持のために。
再び絵付フィルムの長手方向に移動させて次の絵柄部分
に位置決めし、一方、前記フィルムを成形面に付着させ
た雌型には雄型を係合させて溶融樹脂を射出し。
樹脂と絵付フィルムとを一体成形するように構成してい
る。従って、上記装置では加熱板及び枠部材の絵付フィ
ルム長手方向の往復運動を繰り返すことにより。
ロール状の絵付フィルムの各絵柄部分を次々と間欠的に
雌型のキャビテイ面に供給することができるものである
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる従来の装置では、使用する絵付フ
ィルムとして、熱に比較的弱いもの9例えば薄いフィル
ム(40〜100μ程度)を使用した場合には。
絵柄の位置決め精度が悪くなるという問題が生じること
が判明した。即ち、上記従来装置では、加熱板及び枠部
材を絵付フィルムに対する所定位置に位置決めのために
、絵付フィルムに沿って移動させているが、その際、加
熱板及び枠部材によって挟持される前の給付フィルムが
加=+aによって加熱されて伸縮してしまい。
正確な位置合わせを阻害しているということが判明しそ
こで1本発明者らはこの問題点を解決するものとして、
第11図に示すように、キャビティIAを備えた雌型1
に対して絵付フィルム6を1巻出しロール7゜巻取りロ
ール8.ガイドローラ9等からなるフィルム送り装置に
よって搬送し、所定の絵柄部分をキャビテイ面 置、にあった加熱板16を絵付フィルム6に面する図示
位置に移動させ1次いで絵付フィルム6に加熱板16を
押付けて加熱し、真空成形成いは圧空成形し、その後加
熱板16を待機位置に後退させ雌型1に射出用の雄型を
組み合わせ、樹脂を射出成形するように構成した装置を
開発した。ここで、使用する絵付フィルム6としては、
成形品に絵柄のみを転写させる転写フィルムを使用する
場合と、成形品の表面を形成するオーバーレイ用フィル
ムを使用する場合がある。ところが。
この装置には成形品の表面にしわが生じるという問題点
のあることが判明した。
本発明者は成形品表面のしわの原因を鋭意検討した結果
1次の事項を見出した。即ち1例えば、絵付フィルムと
して転写フィルムを使用する場合には、フィルム成形及
び樹脂射出を行った後、金型を開き、成形品を絵付フィ
ルムから剥がして取り出すことにより1回の同時給付成
形動作が終了するが1次の工程を行うために絵付フィル
ム6を巻取りロール8で搬送すると。
第12図に示すように搬送される絵付フィルム6には前
の工程で真空成形によって形成された凹凸部6Aが存在
するため、絵付フィルム6のキャビティIAに面する部
分にしわ6Bが生じる。このしわ6Bは第13図に示す
ように比較的大きい湾曲のものではあるが。
このようなしわ6Bを有する絵付フィルム6に加熱板1
6を接触させて加熱すると、絵付フィルム6は加熱板1
6に対してあまり滑らないので、第15図に示すように
小さいしね6Cとなり、これが絵付フィルム6の真空成
形後にも残っており、射出成形品の表面にしわとして現
れてしまう。このようなしわは、絵付フィルムとして転
写フィルムを使用した場合に限らず、オーバーレイ用フ
ィルムを使用した場合にも生じている。即ち、その場合
には射出成形後、成形品と一体となったフィルム部分を
打ち抜いているため、残りのフィルムには打ち抜き穴が
存在し、この穴によってフィルム搬送時にその上流にし
わが生じている。また。
このようなしわは絵付フィルム6が薄い場合に特に顕著
に生じている。
本発明は、かかる問題点に鑑みて為されたもので。
薄いフィルムを使用した場合においてもフィルムを加熱
板に接触させて加熱する際のしわの発生を防止し。
それによって、真空成形、圧空成形、真空圧空成形等を
行った時に成形されたフィルムのしわの発生を防止しう
る成形装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、真空成形、圧空成形又は真空圧空成形するだ
めのキャビティを備えた雌型と、成形すべきフィルムを
前記キャビティに対向する位置を通って搬送するフィル
ム送り装置と、前記キャビティに対向する位置のフィル
ムに接触して加熱する加熱板と、該加熱板に面するフィ
ルムを該加熱板に対して凸形状に湾曲させるガイドとを
をする成形装置を要旨とする。
〔作用〕
上記構成の装置によれば、フィルム送り装置によりフィ
ルムの所定の部分を雌型のキャビティに対する所定位置
に位置決めし1次いで加熱板がそのフィルム部分に接触
して加熱し、その後、キャビティによって真空成形、圧
空成形成いは真空圧空成形が行われる。ここで、フィル
ムに加熱板が接触する際、第5図に示すようにフィルム
6は加熱板16に対して凸形状になっているので、フィ
ルム6の中央部6aがまず加熱板16に接触し1次いで
、その外側が順次加熱板16に接触することとなる。こ
のため、フィルム6に多少しわがあっても、加熱板16
に接触する際、シわが伸ばされ、第6回に示すようにし
わを残すことなく平坦に加熱板に接触し、良好な形状の
成形が可能となる。
〔実施例〕
以下9図面に示す本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を転写絵付フィルムを用いた射出成形同
時絵付装置に適用した一実施例を示す断面図、第2図は
その実施例の装置を第1図の矢印n−n方向に見た側面
図である。同図において、1は真空成形又は圧空成形可
能な且つ射出成形用の雌型であり、キャビティIAと、
キャビティIAを真空吸引装置に連通させる真空吸引口
(図示せず)が設けられている。2は雌型1に対応して
設けられる雄型、3は雌型1を保持して雄型2に向かっ
て移動可能な可動盤54は雄型2を保持した固定盤、5
は溶融樹脂の射出孔であり、これらは樹脂の射出成形装
置の一部を構成している。
6は雌型lと雄型2との間を走行するように配置された
転写フィルムからなる絵付フィルム、7は絵付フィルム
6を繰り出す巻出しロール、8は絵付フィルム6の巻取
りロール、9はガイドローラである。巻取りロール8に
は駆動装置(図示せず)が連結されており、駆動装置で
巻取りロール8を回転させることにより、給付フィルム
を巻取しロール7から繰り出し、雌型lのキャビティI
Aに面する位置を走行させるようになっている。また2
巻取りロール8はフィルム走行方向に対して横方向に移
動可能となっており、フィルム走行位置を横方向に調整
可能である。この絵付フィルム6は、基材フィルムに対
し、成形品に絵付けすべき絵柄を所定ピッチで転写可能
に印刷したものであり。
更に一定ビノチで送り方向の位置決めマーク10と横方
向の位置決めマーク11が印刷されている。12゜13
は位置決めマーク10.11をそれぞれ検出するマーク
キ食出器であり、マーク検出器12.13の出力は前記
した巻取りロール8の駆動装置及び巻取りロール8を横
方向に移動させる装置を制御するために使用される。即
ち、絵付フィルム6は1巻取りロール8によってキャビ
ティIAに対向する位置を走行させられ。
マーク検出器12.13が位置決めマーク10.11を
検出する位置に位置決めされて停止させられる。この時
、絵付フィルム6の絵柄部分がキャビティに対向する所
定の位置に位置決めされている。従って5巻取りロール
8.ガイドローラ9.マーク検出器12,13等は、絵
付フィルムを前記雌型のキャビティIAに対向する位置
を通って搬送し、所定の絵柄を前記キャビティに対向す
る位置に位置決めするフィルム送り装置を構成する。な
お、絵付フィルム6に搬送力を与えるには5巻取りロー
ル8のみを駆動する場合に限らず。
雌型lの下流のガイドローラ9を駆動するようにしても
よい。
14A、14Bは、雌型lの直ぐ下流のフィルム送り経
路に配置されたガイド、15はこのガイド14A。
14Bを保持するブラケットである。上流側のガイド1
4Aは、第3図、第4図に示すように、フィルム走行方
向に見た場合、雌型lの方向に凹形状に、従って。
雌型1に対向する位置に位置した加熱板16 (詳細は
後述)に対しては凸形状に湾曲した丸棒状のものであり
、下流側のガイド14Bは真直ぐな丸棒状のものである
。なお、下流のガイド14Bは真直ぐなものに限らず湾
曲した形状としてもよい。これらのガイド14A、14
Bは、給付フィルム6が全幅に渡って接触し。
且つ屈曲して通過するように配置されている。この構成
により、絵付フィルム6はガイド14A、14Bにそれ
ぞれ押付けられ、そのガイド形状に規制され、ガイド1
4Aの上流の給付フィルム6が加熱板】6に向う凸形状
になる。また、ガイド14A、14Bの下流の給付フィ
ルム6の部分に前回の成形によって形成された凹凸部6
Aや切り抜き穴があっても、その影ビがガイド14A、
14Bによって無くなり、その上流の絵付フィルム部分
にしわが発生することが防止される。
ここで、ガイド14A、14Bにおけるフィルム屈曲角
θ3.θ2は、絵付フィルム6をガイド14Δ、14B
に必要な押圧力で押付けて上流のフィルム部分を湾曲さ
せ、かつしわの発生を防止しうる限り、大きい方が好ま
しい。この屈曲角をあまり小さくすると、絵付フィルム
6とガイド14A、14Bとの押圧力が大きくなり、摩
擦抵抗が大きくなってフィルムに過度な伸びを生じさせ
ることがあり、好ましくない、ガイド14A、14Bの
取付位置は9通過するフィルムの屈曲角が所望の値にな
るように定められるが、この屈曲角は使用するフィルム
によって異なる場合があるので。
各種のフィルムに対応することができるよう、ガイドの
位置を容易に調整可能としておいてもよい。なお。
図示実施例では2本のガイドを使用しているが、上流の
湾曲したガイドのみを用いるとか或いは3本以上のガイ
ドを用いるようにしてもよい。また、ガイド14A、1
4B等は必ずしも丸棒状に限らず、ガイドとなる縁部を
備えた平板状のものであっても、或いは回転自在なロー
ラ又は回転駆動されるローラであってもよい。
16は雌型1のキャビティIAを覆う大きさを有する加
熱板であり、エアシリンダ17によって、給付フィルム
の走行路から横に外れる待機位置と絵付フィルムを介し
て前記キャビティを覆う位置に移動可能である。更に加
熱板16には加熱板16を第1図の位置から、雌型1方
向に移動させるエアシリンダ(図示せず)も連結されて
いる。この加熱板16には給付フィルム6に面する側に
、多数の通気孔18を有する通気性の部分を有しており
5 この通気孔18は切換弁(図示せず)を介して真空
源及び圧空源に連結されている。
従って、この多数の通気孔18を真空吸引することによ
り、絵付フィルム6を加熱板16に吸着保持することが
でき、また、圧空を供給することにより、絵付フィルム
6を加熱板16から剥がしてキャビティ内面に押付ける
ことが可能である。なお、加熱板16のフィルム6に面
する部分を通気性にするためには2図示のように多数の
通気孔18を設ける場合に限らず。
焼結金属等の多孔質材料を配置してもよい。
次に、上記構成になる装置による成形動作を説明する。
第2図に示すように、加熱板16が給付フィルム  ・
6の走行路から離れた待機位置にある状態で2巻取りロ
ール8によって絵付フィルム6が搬送され、マーク検出
器12によって給付フィルム6の送り方向の位置決めマ
ーク10が検出された位置で、絵付フィルム6は停止す
る。なお、この際、マーク検出器13が位置決めマーク
11を監視しており、常に絵付フィルム6の横方向位置
が巻取りロール8の横方向移動により調整されている。
かくして、絵付フィルム6の一つの絵栖が雌型1のキャ
ビティIへに対向する所定位置に精密に位置決めされる
。この時、ガイド14Aによってその上流の絵付フィル
ム6は雌型1に向って凹形状をなしている。また2前回
の成形工程において、キャビティIAに面していた部分
には凹凸部6Aが形成され。
フィルム送りの際この凹凸部6八によって、その上流の
フィルム部分にしわが生じる1頃向があるが、この凹凸
部6Aが一対のガイド14A、14Bを通り過ぎてしま
うと、その影響がほとんど無くなり、ガイド14ノ〜、
14B上流のフィルム部分にはしわは生じていない。
次に、エアシリンダ17によって、加熱板16が雌Q1
のキャビティIAに対向する位置に移動し9次いで図示
しないエアシリンダによって第7図に示すように、#型
1に押付けられ、」1型1と加熱板16とで絵付フィル
ム6をはさみ付ける。この時、加熱板16の多数の通気
孔18は真空吸引されており、絵付フィルム6が加熱板
に吸着保持される。ここで、加熱板16に接触する前の
給付フィルム6は、第5図に示すように加熱板16に対
して凸形状となっているので、加仏板16が移動して絵
付フィルム6に接触する際、まず中央部6aが接触し1
次いで、その外側が順次接触することとなる。これによ
って、接触する前の絵付フィルム6に多少しわがあった
としても、第6図に示すように絵付フィルム6全体が加
熱板16に平坦に接触し。
第14図に示すようなしね6Cの発生が防止される。
しかも1本実施例ではガイド14A、14Bによって接
触前の絵付フィルム6のしわが防止されているので。
加熱板16に吸着保持された桧(’lフィルムのしわ発
生が一層確実に防止される。加熱板16に吸着保持され
た絵付フィルム6は、加熱板16によって加り九され軟
化する。IJI熱板16による加ターと並行して、キ、
−ビティIA内が排気され、絵付フィルム6が十分加弘
軟化した時点で、加熱板16の通気孔18に圧空が供給
される。これによって、絵付フィルム6は第8図に示す
ように、瞬間的に変形してキャビティ内面に押付けられ
1キャビティ内面に合った形杖に成形される。前記した
ように、加熱板16に吸着保持された絵付フィルムには
しわがないので、キャビティ内面に密着して成形された
後においても、そのフィルム部分にしわが発生すること
はなく、良好な成形が行われる。
なお、キービティIA内を排気することなく、加熱板1
6の通気孔18に圧空を供給して、絵付フィルム6を圧
空のみによってキャビティ内面に押付け、成形するよう
にしてもよい。しかし、その場合には、キャビティ内の
残留空気を排出するため、キャビティ内面に多数の排気
孔を設ける必要があり、成形品表面に多数の排気孔の痕
跡が残る恐れがある。この点から上記したように予めキ
ャビティ内を真空に排気することが好ましい。また、絵
付フィルム6を加熱板16に真空吸着させることなく1
加熱することは可能である。しかし、加熱板16に真空
吸着させておき、この真空を切ると同時に圧空を作用さ
せて、瞬間的に絵付フィルム6をキャビティ内面に押付
ける方法を取ると、絵付フィルム6の絵柄が不安定にゆ
がむことがなく、良好な絵柄を得ることができる。
第8図に示すように絵付フィルム6をキャビティIAの
内面に付着させて成形した後、加熱板16が元の待機位
置(第2図に示す位置)に戻り、第9図に示すように、
雌型1が可動g13によって前進して、雄型2と合体し
、キャビティIA内に溶融樹脂が射出孔5から射出され
る。射出され成形された溶融樹脂が冷却。
固化した後、雌型1が雄型2から後退して開き、内部の
成形品が排出される。この時、成形品は絵付フィルム6
から剥がされるが、その表面には絵付フィルムの絵柄が
転写されており、第10図に示すように表面に絵20や
文字21等の絵柄を備えた樹脂成形品22が得られる。
以上で1回の成形動作が終了し、以下、同様の動作を繰
り返すことにより、連袂して表面にしわの無い良好な絵
付成形品が製造される。
上記実施例において使用する絵付フィルム6を構成する
基材フィルムとしては、印刷時の乾燥温度における伸び
率が0.1%以下である印刷時寸法安定性を有し。
100℃前後の温度における真空成形性が良好であり。
射出成形機から射出される140℃以上の溶融樹脂に接
触しても溶融することのない耐熱性を有するものが好適
である。基材フィルムの厚みとしては、特に限定される
ものでなく、フィルム位置決め時に加熱板による熱の影
響を受けず、また搬送時のしわの発生を防止することが
できるので、熱の影響を受けやすい薄いもの(例えば4
0〜100μ程度のもの)も使用可能である。
なお、上記実施例では雌型lの下流側に湾曲したガイド
14Aを設け、このガイド14Aによって加熱板16に
面する絵付フィルム6を湾曲させる構成としたが、本発
明はこの構成に限定されず、湾曲ガイドを雌型1の上流
側に設けてもよい。この場合においても。
」′付型1の下流側に5第1図に示すようなガイド14
A。
14Bを設け5前回の成形によって形成した凹凸部6A
によるしわの発生を防止するように構成することが好ま
しい。ただし、この場合、雌型lの下流に配置するガイ
ドは湾曲させるl・要はなく直線状のものでもよい。
また、上記実施例では絵付フィルムとして、転写フィル
ムを使用したが、絵付フィルムはこれに限らず。
成形した際に成形品の表面に、そのまま接合して製品の
表面を構成するオーバーレイ用フィルムであってもよい
。このようなオーバーレイ用フィルムを使用する際には
、樹脂の射出成形後に、雄型又は雌型に設けた刃物によ
り、絵付フィルムから成形品と一体化した部分を打ち抜
くようにすればよい。
更に、上記実施例では雌型のキャビティに溶融樹脂を射
出して成形品を製造しているが1本発明はこの構成に限
らす1低圧或いは低温で反応性液状樹脂を7王大して成
形するようにしてもよい。
以上に本発明を1絵付フイルムを成形し次いで樹脂を射
出或いは注入して成形する樹脂成形同時絵付装置に通用
した場合について説明したが9本発明はこの場合に限定
されず、キャビティを備えた雌型lと加熱(反16とも
用いて真空成形、圧空成形成いは真空圧空成形のみを行
う成形装置にも適用可能であることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上に説明したように1本発明の成形装置は、雌型のキ
ャビティに対向する位置にあるフィルム部分を。
そのキャビティに対向する位置に位置した加熱板に対し
て凸形状に湾曲させるように構成しているので、加熱板
をフィルムに接触させる際に、絵付フィルムに多少しわ
があっても、そのしわを伸ばしながら接触させることが
でき、従って、フィルムにしわを生じさせることなくフ
ィルムに接触して加熱することができ、良好な形状の成
形が可能となるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略断面図、第2図は
第1図の装置を矢印■−■方向に見た側面図、第3図は
第1図の■−■矢視図親図4図はガイド14八。 14Bの取付位置を拡大して示す側断面図、第5図。 第6図はその装置において加熱板に絵付フィルム6が接
触する状態を示す断面図、第7図5第8図、第9図は第
1図、第2図の実施例による動作を説明する要部の断面
図、第1O図は第1図に示す装置によって製造した絵付
成形品を示す斜視図、第11図は本出願人が先に開発し
た装置の概略断面図、第12図はその概略側面図、第1
3図、第14図はその装置において加熱板に絵付フィル
ム6が接触する状態を示す断面図である。 1−雌型  IA−キャビティ  2−・−雄型3−可
動盤  4・・−固定盤  5−樹脂射出孔6−絵付フ
ィルム  6A−凹凸部 6B、6C−Lわ  7・−巻出しロール8−巻取りロ
ール  9−ガイドロール14A、14B・−ガイド 
15・−、ブラケット16−加熱板   17−エアシ
リンダ18−・−通気孔 代理人 弁理士 乗 松 恭 三 牙3図   第4図 牙2図 オ6図6 牙11図     才12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 真空成形、圧空成形又は真空圧空成形するためのキャビ
    ティを備えた雌型と、成形すべきフィルムを前記キャビ
    ティに対向する位置を通って搬送するフィルム送り装置
    と、前記キャビティに対向する位置のフィルムに接触し
    て加熱する加熱板と、該加熱板に面するフィルムを該加
    熱板に対して凸形状に湾曲させるガイドとを有する成形
    装置。
JP29479386A 1986-12-12 1986-12-12 成形装置 Pending JPS63147623A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29479386A JPS63147623A (ja) 1986-12-12 1986-12-12 成形装置

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JP29479386A JPS63147623A (ja) 1986-12-12 1986-12-12 成形装置

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JP29479386A Pending JPS63147623A (ja) 1986-12-12 1986-12-12 成形装置

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JP (1) JPS63147623A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990011878A1 (en) * 1989-04-06 1990-10-18 Libbey-Owens-Ford Co. Molded plastic products having chemically bonded protective coatings
US6325607B1 (en) * 1998-04-30 2001-12-04 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Process and apparatus for effecting injection-molded-in foil decoration

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