JPS63138055A - 折板タイプの馳締屋根における運搬装置 - Google Patents

折板タイプの馳締屋根における運搬装置

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JPS63138055A
JPS63138055A JP28307686A JP28307686A JPS63138055A JP S63138055 A JPS63138055 A JP S63138055A JP 28307686 A JP28307686 A JP 28307686A JP 28307686 A JP28307686 A JP 28307686A JP S63138055 A JPS63138055 A JP S63138055A
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JP
Japan
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roof
drive
truck
trolley
ring
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JP28307686A
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Inventor
福本 正信
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Sanko Metal Industrial Co Ltd
Original Assignee
Sanko Metal Industrial Co Ltd
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、長尺な折板タイプの馳締屋根の葺成に際して
作業員の安全を確保し、且つ少数の作業員にて運搬でき
、ひいては施工効率を向上させることができる折板タイ
プの馳締屋根における運搬装置に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来の大型面積の折板タイプの馳締屋根の葺或は、まず
馳締屋根板を施工するロール成形機を構造物の屋m施工
箇所の高さに据え付けて、このロール成形機より馳締屋
根板を成形加工し、この馳締屋根板の長手方向と同一方
向となるように、屋根施工箇所に適宜の間隔をおいて配
置した作業員が、その馳締屋根板を支持運搬して梁等の
構造材上に葺成していた。
ところが、前記ロール成形機は重量物であり、しかも高
所に据え付けることから、極めて強固なる足場が組み立
てられており、これを容易に移動することは困難であっ
た。そのため、馳締屋根を葺成する場合には、一般に、
ロール成形機の据付箇所付近より、成形した馳締屋根板
を運搬して順次葺成していた。即ち、そのロール成形機
の据付箇所付近の葺成済箇所より、未葺成済箇所まで馳
締屋根板を作業員が運搬しなければならなかった。
その運搬作業は、運搬時に馳締屋根板に変形を生じさせ
ないように、作業員全員が歩調を合わせて移動しなけれ
ばならず、これは作業口の歩幅1歩く速度が夫々異なり
、特に、馳締屋根板が長尺の場合には、重量も重(なり
、作業員を多数必要とし、馳締屋根板の運搬は困難なも
のであった。また、折板タイプの馳締屋根は、山部が連
続する形状となっており、歩行゛には著しく不適であり
2作業員が転倒する危険もあり、作業員は常に安全面に
気を配る必要もあるし、葺成済箇所が次第に広くなって
、未葺成箇所とロール成形機との距離が長くなると作業
員の運搬距離も増え、馳締屋根の施工能率が低下する等
の問題点があった。
一方、馳締屋根板を所定位置に配置して、隣接する馳締
屋根板相互を馳締する作業は、馳締機が使用されるので
、−人の作業員で充分であり、多くの作業員が無駄とな
り、効率的に作業員が働けない、これらの理由によって
、従来の大型面積の折板タイプの馳締屋根の葺成は多数
の作業員を必要として施工費用が高原しつつも、施工性
が悪く、安全施工の面からも、この分野の改善が切望さ
れている。
C問題点を解決するための手段〕 そこで発明者は、上記問題点等を解決すべく鋭意、研究
を重ねた結果、本発明を、台車の下面側に移動用車輪を
列設し、台車が馳締屋根上に略水平を保って前後方向に
転動自在とし、原動車と従動車との間に輪状無端可撓体
を巻き掛けし、この輪状無端可撓体の外周に駆動爪を所
定間隔に複数設け、その原動車をモータ駆動部にて回動
可能とした駆動体とし、原動車及び従動車が台車の前後
方向垂直面上を回動するように駆動体を前記台車に設け
、駆動体の下側箇所に位置する駆動爪が馳締屋根の馳締
部の一側に係合可能とした折板タイプの馳締屋根におけ
る運搬装置したり、或いは前記構成において、前記台車
の上面側に巻上昇降可能のフックを有するリフトを設け
たことにより、長尺な折板タイプの馳締屋根の葺成に際
して作業員の安全を確保し、且つ少数の作業員にて運搬
でき、ひいては施工効率を向上させることができ、前記
の問題点等を解決したものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第18図に基づいて
説明する。
Aは運搬機であって、台車1の上面側にリフト2が載置
固着され、台車1の下面側には移動用車輪3.3.・・
・が列設されている。その台車1の実施例としては、軽
量C形鋼等にて略方形状の枠体laが形成され、この枠
体1a上に平坦状の金属板1bが固着されたものであり
、全体として軽量に構成されていることが好ましい(第
1図参照)。
リフト2は台車lの前後方向く第2図の左右方向)前側
に載置固着されている。そのリフト2の実施例としては
、垂直状の主柱2aと横杆状の支杆2bとが逆り字状に
形成され(第2図参照)、その支杆2bの先端が台車l
の前方より外方に位置するように構成されている。その
支杆2bの先端には、ワイヤ等で昇降可能のフック2C
が設けられている。このフック2Cの昇降機構は手動、
又は電動等による。前記リフト2は台車lにaX可能な
ものであれば、前記実施例には限定されない。
移動用車輪3は、門形状の軸受4に軸支されており、さ
らに、この軸受4が、比較的幅広の断面偏平門形状の車
輪筐体5に固着されている(第1図、第4図参照)、そ
の車輪筐体5が台車lの下面側に固着されている。即ち
、金属板1bの裏面側に固着され、台車1の前後方向の
長さに略等しく構成されている。また、移動用車輪3は
、車輪筺体5を使用せず、直接台車1の下面側に軸受4
が固着されて設けられることもある。
台車1は、その移動用車輪3,3.・・・にて、後述す
る馳締屋根Bの馳締部10上を前後方向に水平状を保ち
ながら転動自在となっている。
その移動用車輪3.3.・・・の配列の実施例としては
、第5図、第6図に示すように、移動用車輪3.3.・
・・が、車輪筺体5の長手方向に直線状に一定間隔をお
いて多数段けられ、車輪筐体5の幅方向では、移動用車
輪3.3.・・・の軸心が夫々少しづつ台車lの前後方
向にずれるように構成されている。また、第4図、第5
図に示す実施例では、車輪筺体5の幅方向に4列設けら
れているが、特に、この数には限定されない、即ち、台
車1が馳締部10上を転動するときに、台車lに設けた
移動用車輪3.3.・・・の少なくとも一個以上が馳締
部10と接触する構造となっていれば、前記実施例に限
定されない。
6は駆動体であって、台車1に設けられ、主に原動車6
a、従動車6b、チェーン又はベルト等の輪状無端可撓
体6c、駆動爪6d及びモータ駆動部6fより構成され
ている。その原動車6a。
従動車6bが、台車lの前後方向位置に、軸受6g、6
g等で軸支され、原動車6a及び従動車6bがともに台
車10前後方向垂直面上を転動可能となっている。原動
車5a、従動車6bには輪状無端可撓体6Cが巻き掛け
られ、その原動車6aがモータ駆動部6fにて回動し、
さらに、原動車6aに連動して輪状無端可撓体6Cを介
して従動車6bが回動する。
その輪状無端可撓体6Cの外周には適宜の間隔をおいて
、駆動爪6d、6d、・・・が設けられている。また、
台車1の金属板1bには前後方向に縦長の開ロアが形成
されており、第1図、第3図に示すように、原動車6a
、従動車6b、輪状無端可撓体6Cの夫々の下部箇所が
、開ロアより台車1の下面側に突出するように構成され
ている。或は、駆動体6の下側箇所に位置する駆動爪6
d。
6d、・・・のみが、開ロアより台車1の下面側に突出
するように構成されることもある。
また、その駆動爪6dは、輪状無端可撓体6cが回動し
、駆動体6の下側、即ち台車1の下面側に位置したとき
に、前記移動用車輪3の下端より下側位置に存在する構
成となっている(第1図。
第3図参照)。
また、第15図に示すように、台車1に開ロアを設けず
に、駆動体6の原動車6a、従動車6bを台車1の幅方
向の外方に位置させることもあり、この実施例において
も、その駆動体6の下側箇所に位置する駆動爪5d、5
d、・・・は、移動用車輪3の下端より下側に存在する
ことは、開ロアを設けた実施例と同様である。
駆動体6は、原動車6aと従動車6bとスプロケットと
が使用され、輪状無端可撓体6Cにはチェーンが使用さ
れる鎖伝動タイプとすることが多く、チェーンには、第
8図に示すような、駆動爪6dの取付可能な取付用片6
c+が設けられている。
また、原動車5a、従動車6bにヘルド車が使用され、
輪状無端可撓体6Cとしてゴム等の弾性を有するベルト
が使用されるベルト伝動タイプにすることもある(第1
4図参照)。そのベルトには、駆動爪6dが一体成形さ
れている。この駆動爪6dの具体的な実施例としては、
保合部6d、及び固定片6dlとから形成されている。
その係合部6d、は馳締部IBの馳締部10の形状に応
じて形成され、まず、馳締部IOが円弧状の場合には、
第7図、第8図に示すように保合部6a+の係合面もそ
の馳締部10に対応するように円弧状に形成されるし、
また、馳締部lOが逆V字状の場合には、第9図に示す
ように、その係合部6d1の係合面も平坦な傾斜状に形
成される。また、保合部6d+の形状は、馳締部10に
容易に係合、離脱可能であれば、上記実施例に限定され
ない、そして、駆動爪6dの固定片6tttが前記チェ
ーンタイプの輪状無端可撓体6cの取付用片6c+にポ
ルト・ナツト等の固着具にて固着されている。
また、必要に応じて係合部6d+の係合面には、ゴム、
合成樹脂等の緩衝材6eが貼着されている。
モータ駆動部6rは、モータ6t、と減速機6「2より
なり、原動車6aは、減速機6rzの出力軸に固着され
ている(第2閏、第3図参照)。
モータ駆動部6fが始動することによって、原動車6a
及び輪状無端可撓体6Cが回動し、駆動爪6dは馳締部
10と係合し、輪状無端可撓体6Cの回動方向に従って
馳締部10を台車1の後方に押し出すことにより、運*
iAを馳締屋根B上で移動させる。
輪状無端可撓体6Cの外周には、実施例では、駆動爪6
d、6d、・・・が等間隔のピンチm、m。
・・・にて4個設けられていることが多く、駆動体6の
下側箇所に位置する駆動爪6dは常時、馳締部10に係
合する状態となっている。
また、第1)図、第12図に示すように、馳締部10に
接近し、保合を開始しようとする駆動爪6dは、その隣
接する前位の駆動爪6dが同じく前位の馳締部10より
離脱を完了すると同時に係合することが好ましく、原動
車6a及び従動車6bの軸心間の距離9輪状無端可撓体
6Cの外周の長さ、及び駆動爪6d、6d、・・・の間
隔は上記構成となるように実験にて決定されている。
図中8はハンガーであって、リフト2のフック2cに取
り付けられ、馳締屋根板9の吊着を行うものである。
馳締屋根Bは馳締屋根板9.9.・・・にて施工される
ものであって、この馳締屋根板9は有底V字状部9aの
両側に頂部9b、9bが形成され、この−側の頂部9b
の外端より上側に下馳部9Cが屈曲形成され、他側の頂
部9bの外端より上馳部9dが屈曲形成されている。隣
接する馳締屋根板9.9の対向する下馳部9Cと上馳部
9dとが馳締されて、馳締部IOが形成され、これらが
順次繰り返されて馳締屋根Bが葺成施工される。下馳部
9Cと上馳部9dの実施例は、第7図に示すように、円
弧状に形成されていたり、或は第9回に示すように、逆
V字状に形成されたものがあり、その形状に応じて、馳
締部lOも円弧状又は逆V字状となっている。
その葺成された馳締屋根Bの馳締部10,10゜・・・
の間隔は等間隔でピッチn、 n、・・・に構成され、
該ピッチnは、前記ピッチmより小さな値となっている
ことが多い。
1)は母屋等の構造材、12は馳締屋根板9を支持する
受金具、13は吊子、14は馳締屋根板9を成形するロ
ール成形機、15は馳締屋根板9の原材料となるロール
状金属板である。
〔作用〕
まず、運搬機Aを馳締屋根B上に載置し、駆動体6下側
、即ち、台車1の下面側の駆動爪6dを馳締部10に係
合させる。このとき、運搬4illAの進行方向に一致
するように駆動爪6dを馳締部lOの一側(第10図で
は馳締部lOの右側)に係合させる。そして、第10図
において、原動車6aは時計方向に回動するものとし、
初期状態においては、台車1の下面側の駆動爪6dは原
動車6aと従動車6bの中間に位置するものとする(第
10図参照)。この状態でモータ駆動部6fを始動させ
、原動車6aを時計方向に回動させる。馳締部10に係
合した駆動爪6dは、台車lに対して後方(第1)図左
側方向)に移動し、これによって馳締部lOを台車1の
後方に押し出すことになり、運搬機Aは馳締圧IIB上
を前進(第1)図右側方向)する。
運搬機Aが前進するにつれて、次位の駆動爪6dが、前
位の馳締部10に隣接する次位の馳締部10に接近する
(第12図参照)。ただし、前位及び後位の関係は、任
意に決めた駆動爪6d及び馳締部10を前位とし、これ
らの次に位置する駆動爪6d及び馳締部lOを次位とす
る。そして、前位の駆動爪6dが馳締部lOより離脱が
行われ、これが完了すると同時に次位の駆動爪6dが次
位の馳締部10に係合し、これらが順次繰り返されて、
運搬4!!八が馳締屋根B上を転動する(第13図参照
)。
次に、本発明にて馳締屋根Bの葺成施工を第16図乃至
第17図にて説明すると、馳締屋根板9を成形するロー
ル成形機14は、馳締屋根Bの葺成箇所において軒先か
つ妻側等に設置されている。
次いで、ロール成形機14にロール状金属板15が挿入
され、馳締屋根板9が成形されつつ運搬機A、 A、・
・・上に送り出されて、運搬@A、A、・・・上に載置
される。具体的には、運GiAにリフト2等を設けてい
るときには、このリフト2を使用する0次いで、夫々の
運搬機A、 A、・・・を始動させ、馳締屋根板9を馳
締屋根Bの未葺成箇所まで運搬し、馳締屋根板9を構造
材1),1).・・・上に載置し、運搬機A、 A、・
・・を最初の位置に戻し、前述の作業を順次行う。
〔発明の効果〕
まず、特許請求の範囲第1項記載の発明においては、台
車1の下面側に移動用車輪3.3.・・・を列設し、台
車lが馳締屋根B上に略水平を保って前後方向に転動自
在とし、原動車6aと従動車6bとの間に輪状無端可撓
体6C巻き掛けし、この輪状無端可撓体6Cの外周に駆
動爪6d、6d。
・・・を所定間隔に複数設け、その原動車6aをモータ
駆動部6rにて回動可能とした駆動体6とし、原動車6
a及び従動車6bが台車1の前後方向垂直面上を回動す
るように駆動体6を前記台車1に設け、駆動体6の下側
箇所に位置する駆動爪6dが馳締屋根Bの馳締部工0の
一側に係合可能とした折板タイプの馳締屋根における運
搬装置としたことにより、まず第1に作業員を極めて少
数にでき、折板タイプの馳締屋根Bの施工性を格段と向
上できるし、第2に作業員の安全を確保でき、第3に極
めてスムーズに転動でき、第4に馳締屋根板9に負担を
かけずに馳締屋根B上に運搬できる等の効果を奏する。
これらの効果について詳述すると、従来、特に、大型面
積の馳締屋根Bの葺成においては、ロール成形機14を
馳締屋根Bの葺成箇所に据え付け、このロール成形4a
14より馳締屋根板9を成形し、後は、その成形された
馳締屋根板9を一定の間隔に並んだ作業員が支持して梁
等の構造材1)上に葺成するものであるが、重量物であ
るロール成形機14は一旦据え付けると容易に移動でき
ないので、葺成法箇所(9通はロール成形機14yA付
箇所付近より葺成が完了してゆく)より未葺成箇所まで
、その馳締屋根板9を作業員が運搬しなければならない
、特に、馳締屋根板9が長尺の場合には、多数の作業員
が必要としつつも、馳締作業では、馳締機を使うので作
業員は一人で済むため、馳締屋根板9の運搬のみを行う
作業員(実際にはこれらが殆どを占める)は有効に使う
ことができず、屋根施工において極めて大きな無駄とな
っていた。
しかるに、本発明においては、台車1に駆動体6を設け
、この駆動体6によって台車lが馳締層mB上を自走す
ることができるので、従来の馳締屋根B上における馳締
屋根板9等の運搬作業を多数の作業員にとってかわるこ
とができ、台車1の駆動体6を始動させるに必要な最少
の作業員のみを確保すれば、従来と比較して極めて多数
の作業員を削減することができ、作業員を有効に使用で
き、施工性を格段と向上することができるものである。
以上のように、従来に比較して作業員を格段と少なくで
きることで事故の発生も少なくできる。
特に、馳締屋根の葺成で最も多数の作業員を必要とする
馳締屋根板9の運搬作業は、その馳締屋根Bが歩行に不
適であるため、作業員が転倒しやすく危険な作業であり
、事故の発生率が最も高いものであったが、この危険な
作業を全て本発明にて行うことにより、運搬作業に従事
する作業員を不要とし、作業員はただ台車lの動きのみ
を監視するだけでよく、作業員の安全を確保することが
できる大きな効果がある。
特に、台車1の下面側に移動用車輪3,3.・・・を列
設し、台車lが馳締屋根B上に略水平を保って前後方向
に転動自在とした折板タイプの馳締屋根における運搬装
置としたことにより、台車lが駆動体6により進行する
ときに、波形状の折板で、かつ馳締部10,10.・・
・が所定間隔に突出した上でも、極めて滑らかに進行す
ることができる。
即ち、台車1の下面側に移動用車輪3,3.・・・を列
設したことにより、台車l及びこれに載置等した馳締屋
根板9の荷重は、その移動用車輪3.3゜・・・にて支
え、その台車1は移動用車輪3.3.・・・にて、直接
、馳締部JI!Bの馳締部10.10.・・・を転動し
て極めて摩擦力を小さくなっており、台車1の駆動体6
によって、僅かな駆動力にて容易かつスムーズに移動で
きる効果がある。
従って、駆動体6のモータ駆動部6fのモータ6flを
比較的小出力のものとしても、良好なる転動可能である
し、台車lに重量物(長尺な折板タイプの馳締屋根板9
)を載置しても台車1の動きをスムーズにできる利点が
ある。さらには、モータ6f、を比較的小出力のものと
すれば、経済性的にできる。
次に本発明においては、台車1に設けた駆動体6は、そ
の原動車6aと従動車6bとの間に巻き掛けした輪状無
端可撓体6Cの外周に駆動爪6dを所定間隔に設け、駆
動体6の下側箇所で少なくとも1以上の駆動爪6dが馳
締部10に常時係合しているので、台車1が馳締部10
上を滑ることなく、一定の速度で進行できるため、台車
1を複数同時に進行させても、全ての台車1.1.・・
・が進んだり遅れたりすることなく、同時に所定位置に
転動させることができる。これは、その馳締屋根Bに設
けた一定間隔のピンチn、  n、・・・の馳締1aB
10. 10.−、b<、運vlH!IA(7>被送り
部(機械要素のラックと同等)としての役割をなしてい
るためである。
このため、併設した複数の台車1,1.・・・に一本の
長尺なる馳締屋根板9を載置して進行させても、馳締屋
根板9に曲げを与えたり、タワミを生ぜしめることなく
運搬できるし、また、駆動爪6dが馳締部10に常時係
合しているので、台車1の進行方向が勾配になっていて
も上り方向に対しては確実に登って行くことができるし
、また、下り勾配に対しても、台車1及びこれに載置し
た馳締屋根板9等の重量によって、滑り落ちることなく
一定速度を常に保つことができる。さらに、停止時にお
いても、駆動爪6dが馳締部10に係合していることに
よって確実に停止でき、馳締屋根板9の葺成を安定した
状態でできる利点もある。
次に、特許請求の範囲第2項記載の発明においては、特
許請求の範囲第1項記載の発明に、前記台車lの上面側
に巻上昇降可能のフック2Cを有するリフト2を設けた
ことにより、複数の台車1゜1、・・・のフック2c、
2c、・・・にて、長尺な馳締屋根板9を吊着して運搬
して、所望の位置においての昇降等の馳締屋根板9の取
扱が容易、且つ迅速にでき、ひいては屋根施工能率を向
上させることができるし、さらには、例え、各台車l、
1゜・・・の進行速度に多少の差が生じても、フック2
Cはリフト2より適宜の範囲を揺動できるので、馳締、
堅根板9に大きな負担がかからず、タワミを生じさせる
ことがない利点もある。
この外の構成は、特許請求の範囲第1項記載の発明と同
等であるため、これと同等の効果を発揮しうる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、その第1図
は本発明の一部切除した斜視図、第2図は本発明の一部
断面にした側面図、第3図は本発明の一部断面にした正
面図、第4図は移動用車輪箇所の縦断正面図、第5図は
移動用車輪の配列の実施例の略示底面図、第6図は馳締
部上を転動する台車の要部断面図、第7図は駆動爪の実
施例の側面図、第8図は第7図の斜視図、第9図は第7
図とは別の実施例の側面図、第10図乃至第13図は馳
締屋根上を転動する状態を示す略示図、第14図は第1
図とは別の実施例の要部略示l、第15図は第1図とは
別の実施例の縦断正面図、第16図は馳締屋根板をロー
ル成形機より成形して台車に載置する状態を示す略示図
、第17図、第18図は馳締屋根を本発明にて葺成する
工程を示ず略示平面図である。 1・・・・・・台車、   2・・・・・・リフト、2
C・・・・・・フック、   3・・・・・・移動用車
輪、6・・・・・・駆動体、 6a・・・・・・原動車
、6b・・・・・・従動車、 6C・・・・・・輪状無
端可撓体、6d・・・・・・駆動爪、 6r・・・・・
・モータ駆動部、B・・・・・・馳締屋根、10・・・
・・・馳締部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)台車の下面側に移動用車輪を列設し、台車が馳締
    屋根上に略水平を保って前後方向に転動自在とし、原動
    車と従動車との間に輪状無端可撓体を巻き掛けし、この
    輪状無端可撓体の外周に駆動爪を所定間隔に複数設け、
    その原動車をモータ駆動部にて回動可能とした駆動体と
    し、原動車及び従動車が台車の前後方向垂直面上を回動
    するように駆動体を前記台車に設け、駆動体の下側箇所
    に位置する駆動爪が馳締屋根の馳締部の一側に係合可能
    としたことを特徴とした折板タイプの馳締屋根における
    運搬装置。
  2. (2)台車の下面側に移動用車輪を列設し、台車が馳締
    屋根上に略水平を保って前後方向に転動自在とし、原動
    車と従動車との間に輪状無端可撓体を巻き掛けし、この
    輪状無端可撓体の外周に駆動爪を所定間隔に複数設け、
    その原動車をモータ駆動部にて回動可能とした駆動体と
    し、原動車及び従動車が台車の前後方向垂直面上を回動
    するように駆動体を前記台車に設け、駆動体の下側箇所
    に位置する駆動爪が馳締屋根の馳締部の一側に係合可能
    とし、前記台車の上面側に巻上昇降可能のフックを有す
    るリフトを設けたことを特徴とした折板タイプの馳締屋
    根における運搬装置。
JP28307686A 1986-11-29 1986-11-29 折板タイプの馳締屋根における運搬装置 Pending JPS63138055A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103233559A (zh) * 2013-01-04 2013-08-07 森特士兴集团股份有限公司 一种屋面板高空传输系统及方法
JP2020076281A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 三晃金属工業株式会社 歩行台車

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