JPS6313792B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6313792B2 JPS6313792B2 JP55028454A JP2845480A JPS6313792B2 JP S6313792 B2 JPS6313792 B2 JP S6313792B2 JP 55028454 A JP55028454 A JP 55028454A JP 2845480 A JP2845480 A JP 2845480A JP S6313792 B2 JPS6313792 B2 JP S6313792B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- torch
- pipe
- flat plate
- welded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 31
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテイグ溶接方法に関する。
第１図は従来のテイグ溶接方法を示す構成図
で、図中１は裏あて金、３は被溶接板、４は被溶
接パイプ、５は押さえ金、１３はトーチを示す。
すなわち、裏あて金１中に被溶接パイプを挿入
し、その上に被溶接板３を乗せて、その上を押さ
え金５で押えた状態でトーチ１３又は被溶接物側
のいずれかを溶接線に沿つて移動させながら溶接
している。しかし、この方法で良好な溶接を行う
には溶接時の熱量を一定とするため被溶接物と、
トーチ電極との距離を一定に保つ必要がある。そ
して、このため高精度の送り機構が必要となり、
又、特に溶接距離が長い場合、全域にわたつて一
定距離に保つため、作業者がそのセツトに長時間
を費やすという欠点がある。さらに又、第２図に
示したようにパイプと板とを溶接する場合、板３
とパイプ４とを密着させた状態で溶接する必要が
ある。そのため押さえ金５に十分な圧力を全域に
わたつて加えなければならない。所が板３の溶接
部周辺は溶接熱により膨張するが、この膨張によ
る伸びを押さえ金具により押さえているため逃す
ことが出来ず、板の溶接部が浮き上り、密着が悪
くなつて良好な溶接が得られにくいという欠点を
もある。
で、図中１は裏あて金、３は被溶接板、４は被溶
接パイプ、５は押さえ金、１３はトーチを示す。
すなわち、裏あて金１中に被溶接パイプを挿入
し、その上に被溶接板３を乗せて、その上を押さ
え金５で押えた状態でトーチ１３又は被溶接物側
のいずれかを溶接線に沿つて移動させながら溶接
している。しかし、この方法で良好な溶接を行う
には溶接時の熱量を一定とするため被溶接物と、
トーチ電極との距離を一定に保つ必要がある。そ
して、このため高精度の送り機構が必要となり、
又、特に溶接距離が長い場合、全域にわたつて一
定距離に保つため、作業者がそのセツトに長時間
を費やすという欠点がある。さらに又、第２図に
示したようにパイプと板とを溶接する場合、板３
とパイプ４とを密着させた状態で溶接する必要が
ある。そのため押さえ金５に十分な圧力を全域に
わたつて加えなければならない。所が板３の溶接
部周辺は溶接熱により膨張するが、この膨張によ
る伸びを押さえ金具により押さえているため逃す
ことが出来ず、板の溶接部が浮き上り、密着が悪
くなつて良好な溶接が得られにくいという欠点を
もある。
本発明は、これらの欠点を解消し、簡単な装置
で良好な溶接を可能にするテイグ溶接方法の提供
を目的とする。
で良好な溶接を可能にするテイグ溶接方法の提供
を目的とする。
以下、図示する実施例により本発明の構成及び
作用を詳細に説明する。第３図は本発明を実施す
るための装置例を溶接線方向から見た構成図、第
４図は第３図の左側面の一部を示した構造図であ
る。図中、１は裏あて金で、その中央上部に一方
の被溶接材であるパイプ４を挿入してセツトする
凹部を有し、その下側にレール２上を走行するた
めの滑車を有するものである。２はレール、３は
他方の被溶接材である平板でパイプ４上に接する
ような状態で裏あて金１上に置かれる。５は固定
枠で地上に固定された支柱と一体となつており、
その中央に雌ネジの貫通孔があり、その貫通孔に
ハンドル１５に取付けられた雄ネジを有するシヤ
フトがネジ結合されて他方側に突出している。そ
して、そのシヤフトの突出端に加圧部材６が固着
されている。又、加圧部材６にはその固着された
部分の反対側に穴が設けられ可動部材７に取付け
られたシヤフト８と滑合している。９は加圧部材
６と可動部材７との間に挿入されたスプリングで
ある。可動部材７には溶接線方向にアーム１１が
固着されていて、そのアーム１１にトーチ１３が
取付部材１４により取付けられる。そしてこのア
ーム１１へのトーチの取付け位置によつて、被溶
接板３とトーチ先端との距離を調整できるように
なつている。可動部材７には又、トーチ位置の両
側に夫々、溶接線と平行となるように突出部が設
けられ、それに加圧ローラ１０が回転可能な状態
で取付けられている。そして、その加圧ローラ１
０は被溶接材との接触部分を小さくするため、図
示のようにローラの円周面がテーパー状となつて
いる。１４はトーチ用のリード線である。
作用を詳細に説明する。第３図は本発明を実施す
るための装置例を溶接線方向から見た構成図、第
４図は第３図の左側面の一部を示した構造図であ
る。図中、１は裏あて金で、その中央上部に一方
の被溶接材であるパイプ４を挿入してセツトする
凹部を有し、その下側にレール２上を走行するた
めの滑車を有するものである。２はレール、３は
他方の被溶接材である平板でパイプ４上に接する
ような状態で裏あて金１上に置かれる。５は固定
枠で地上に固定された支柱と一体となつており、
その中央に雌ネジの貫通孔があり、その貫通孔に
ハンドル１５に取付けられた雄ネジを有するシヤ
フトがネジ結合されて他方側に突出している。そ
して、そのシヤフトの突出端に加圧部材６が固着
されている。又、加圧部材６にはその固着された
部分の反対側に穴が設けられ可動部材７に取付け
られたシヤフト８と滑合している。９は加圧部材
６と可動部材７との間に挿入されたスプリングで
ある。可動部材７には溶接線方向にアーム１１が
固着されていて、そのアーム１１にトーチ１３が
取付部材１４により取付けられる。そしてこのア
ーム１１へのトーチの取付け位置によつて、被溶
接板３とトーチ先端との距離を調整できるように
なつている。可動部材７には又、トーチ位置の両
側に夫々、溶接線と平行となるように突出部が設
けられ、それに加圧ローラ１０が回転可能な状態
で取付けられている。そして、その加圧ローラ１
０は被溶接材との接触部分を小さくするため、図
示のようにローラの円周面がテーパー状となつて
いる。１４はトーチ用のリード線である。
以上の構成によりパイプ４を平板３に溶接する
とき、裏あて金１はパイプ４をセツトし、その上
に平板３を乗せる。その後ハンドル１５を時計方
向に回転すると、加圧部材６によつてスプリング
８が下方に圧縮される。したがつて、可動部材７
を経て加圧ローラ１０が平板３を加圧する。この
とき、このローラ１０の加圧が溶接するのに適当
な圧力となるようハンドル１５を操作する。その
後、トーチ１３の先端と平板３との距離が溶接に
最適となる距離に取付部材１２のアーム１１への
取付位置を選ぶことにより調整する。その状態で
平板の一端から他端の方向へ裏あて金１をレール
２上に移動させながらトーチ１３より順次溶接す
る（このとき当然のことながら、トーチの真下に
あらかじめ溶接線が来るように調節しておく）。
したがつて、ローラ先端とトーチ先端との平板に
対する距離が溶接中、常に一定になるため、自動
的に平板とトーチ先端との距離が一定に保たれる
こととなり、その結果、溶接熱量が一定となり、
良好な溶接が可能となる。又、平板の押えを二つ
のローラ１０の点接触により行うこととなるた
め、従来の押え金を使用する場合のような被溶接
材の熱膨張による歪みが生ぜず、この点からも良
好な溶接が可能となる。
とき、裏あて金１はパイプ４をセツトし、その上
に平板３を乗せる。その後ハンドル１５を時計方
向に回転すると、加圧部材６によつてスプリング
８が下方に圧縮される。したがつて、可動部材７
を経て加圧ローラ１０が平板３を加圧する。この
とき、このローラ１０の加圧が溶接するのに適当
な圧力となるようハンドル１５を操作する。その
後、トーチ１３の先端と平板３との距離が溶接に
最適となる距離に取付部材１２のアーム１１への
取付位置を選ぶことにより調整する。その状態で
平板の一端から他端の方向へ裏あて金１をレール
２上に移動させながらトーチ１３より順次溶接す
る（このとき当然のことながら、トーチの真下に
あらかじめ溶接線が来るように調節しておく）。
したがつて、ローラ先端とトーチ先端との平板に
対する距離が溶接中、常に一定になるため、自動
的に平板とトーチ先端との距離が一定に保たれる
こととなり、その結果、溶接熱量が一定となり、
良好な溶接が可能となる。又、平板の押えを二つ
のローラ１０の点接触により行うこととなるた
め、従来の押え金を使用する場合のような被溶接
材の熱膨張による歪みが生ぜず、この点からも良
好な溶接が可能となる。
以上、述べたように本発明により簡単な装置で
複雑な調整を必要とせず、良好なテイグ溶接が可
能になるという優れた効果がもたらされる。
複雑な調整を必要とせず、良好なテイグ溶接が可
能になるという優れた効果がもたらされる。
第１図は従来のテイグ溶接方向を示す構成図、
第２図はパイプと平板との溶着状態を示す図、第
３図は本発明を実施するための装置例を溶接線方
向から見た構造図、第４図は第３図の左側面の一
部を示す構造図である。
第２図はパイプと平板との溶着状態を示す図、第
３図は本発明を実施するための装置例を溶接線方
向から見た構造図、第４図は第３図の左側面の一
部を示す構造図である。
Claims (1)
- １ 一方の被溶接材としてのパイプ４を挿入する
凹部を有する裏あて金１を溶接線方向に移動可能
とした可動部、トーチ１３の左右に他方の被溶接
材である平板３を点接触状態で加圧する加圧ロー
ラ１０を設け、且つ、トーチ１３と上記平板３と
の距離および上記加圧ローラ１０の加圧力を調整
可能とした固定部、とを備え、上記裏あて金１の
凹部に上記パイプ４を挿入した後、その上に平板
３をパイプ４に接するような状態で乗せ、その上
を上記加圧ローラ１０で加圧した状態で、上記可
動部を移動させて溶接するようにしたテイグ溶接
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2845480A JPS56126076A (en) | 1980-03-05 | 1980-03-05 | Tig welding method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2845480A JPS56126076A (en) | 1980-03-05 | 1980-03-05 | Tig welding method |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56126076A JPS56126076A (en) | 1981-10-02 |
| JPS6313792B2 true JPS6313792B2 (ja) | 1988-03-28 |
Family
ID=12249107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2845480A Granted JPS56126076A (en) | 1980-03-05 | 1980-03-05 | Tig welding method |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56126076A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5897484A (ja) * | 1981-12-07 | 1983-06-09 | Babcock Hitachi Kk | メンブレンパネル自動溶接装置 |
| US7745757B2 (en) | 2006-09-11 | 2010-06-29 | Lincoln Global, Inc. | Welding apparatus for carrying a welding gun along a surface to be welded |
| CN102896403B (zh) * | 2012-07-23 | 2014-11-05 | 江苏碧松照明电气有限公司 | 自动氩焊压底板一体机 |
| KR101423468B1 (ko) * | 2013-03-14 | 2014-07-29 | 주식회사 을지전기 | 전동기 하우징과 브라켓 조립용 용접치구 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS514511A (ja) * | 1974-07-01 | 1976-01-14 | Seiko Instr & Electronics | Denjiichigimesochi |
| JPS52124445A (en) * | 1976-04-13 | 1977-10-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Automatic tig welding of lapped sheets |
-
1980
- 1980-03-05 JP JP2845480A patent/JPS56126076A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS514511A (ja) * | 1974-07-01 | 1976-01-14 | Seiko Instr & Electronics | Denjiichigimesochi |
| JPS52124445A (en) * | 1976-04-13 | 1977-10-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Automatic tig welding of lapped sheets |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56126076A (en) | 1981-10-02 |
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