JPS5929814Y2 - レ−ルガス圧接機 - Google Patents

レ−ルガス圧接機

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Publication number
JPS5929814Y2
JPS5929814Y2 JP15820481U JP15820481U JPS5929814Y2 JP S5929814 Y2 JPS5929814 Y2 JP S5929814Y2 JP 15820481 U JP15820481 U JP 15820481U JP 15820481 U JP15820481 U JP 15820481U JP S5929814 Y2 JPS5929814 Y2 JP S5929814Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
pressure welding
base
clamp
machine
Prior art date
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Expired
Application number
JP15820481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5866094U (ja
Inventor
宏次 大石橋
且芳 上山
宗行 大原
久男 杉田
君夫 清水
光雄 中村
Original Assignee
日本国有鉄道
株式会社白山製作所
株式会社全溶
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本国有鉄道, 株式会社白山製作所, 株式会社全溶 filed Critical 日本国有鉄道
Priority to JP15820481U priority Critical patent/JPS5929814Y2/ja
Publication of JPS5866094U publication Critical patent/JPS5866094U/ja
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  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレールガス圧接に伴ない生成された余盛中、レ
ール底面に生成された余盛の押抜き専用バイトを具備さ
せて成るレールガス圧接機に関する。
現在、主なロングレールの製作は25m又は50m定尺
レールを工場あるいは現場基地において約100〜20
0mに長尺化し、それらをレール敷設現場に運搬後、さ
らに溶接して所要の長さく例えば11−5k程度)にし
ている。
前者の工場あるいは基地における溶接にはフラッシュ溶
接及びガス圧接が、後者のレール敷設現場での溶接には
ガス圧接、エンクローズ溶接、チル□ット溶接が用いら
れている。
而して上記敷設現場での溶接には各種溶接中、接続部の
信頼性の高いガス圧接が多く用いられており、主として
可搬性に富むポータプル形のガス圧接機によって施工し
ている。
このポータプル形圧接機にはレールの腹部をクランプし
加圧する方式のものと、レールの底部をクランプし加圧
する方式とがある。
倒れの場合もレールを左右一対のクランプ装置でレール
を突合せ状態に把持し、これを相対方向に加圧しつつ、
突合せ部へガス加熱を与えて溶融金属を突合せ部周囲に
押出し、所謂余盛を生じさせて接合を得る方法であり、
接合後の処理としてこの余盛を何等かの方法で除去する
作業が不可欠となる。
前記した基地溶接では余盛押抜き機付のガス圧接機で高
温のまま自動的に切除できるが、これをレール敷設現場
に適用することは圧接機の重量が重く扱い憎く、機動性
に欠ける。
而して、レール敷設現場では軽量のポータフルなガス圧
接機を用いてレール接合を行ない、余盛はガススカーフ
インク等で除去する方法に依っている。
然るに、ガススカーフインク時にレールに損傷を与えな
いようにするのには高度の技術と熟練を要する。
特にレール底面の余盛除去は軌道敷からの作業スペース
が狭いこともあり、作業に一層の困難を生ずる。
而して、本考案に係るレールガス圧接機は圧接にて生ず
る上記レール底面の余盛を高温時に簡便に除去すること
を目的としており、殊にレール底部をクランプする方式
のポータフルガス圧接機において、圧接終了時に移動ク
ランプ台の前方に余盛押抜きバイトを着脱可に設置し、
ガス圧接機の加圧機構を利用してレール接合部底面の余
盛を高温のまま的確且つ美麗に応抜きぜんとするもので
ある。
以下、本考案を図示の実施例に基いて説明する。
第1図乃至第4図はレール底部クランプ式のガス圧接機
を例示し、同圧接機中1は固定クランプ台、2は同移動
クランプ台、3は該圧接機へ着脱可に設置するレール底
面の余盛押抜き専用のバイトを示し、第5図乃至第7図
は該押抜きバイトとそのホルダーの具体的構造例を示し
ている。
4は上記固定クランプ台1及び移動クランプ台2を床高
に支える機台であり、上記固定クランプ台1は該機台4
上の一端に固装され、移動クランプ台2は同他端に該固
定クランプ台1と相対方向に移動可に取付けられる。
両クランプ台1,2の夫々はレールRの底部R1の張り
出しを左右側方からクランプすべく対置された一対のク
ランプ手段を備える。
該クランプ手段は図に例示する如く台座5,6の上に喰
え板7,8がレール介挿間隙をおいて向かい合せに設げ
られ、該喰え板7. 8の自由端に締付ポル)9.10
を設けて上記台座5,6に螺合し、該締付ポル)9,1
00回動にて喰え板I。
8の開閉を行ない、該開閉にて台座5.6との間にレー
ル底部R1の張出しを左右から把持又は解除する構成で
ある。
固定クランプ台1は該台座5を機台4上に載設固装し、
他方移動クランプ台2は台座6を機台4上に載設した上
で、該台座6の下部へ一体に設げた摺動部15を機台4
のガイド部11に滑合し、これを軌道として機台4上を
直線移動可に取付ゆられている。
上記構成により、固定クランプ台1と移動クランプ台2
とで接合すべきレールRの底部R1を把持し、各クラン
プ台1.2より突出させたレール端部を両りランプ台1
,2間で突合せて機台4上位に支架し、加圧機構(油圧
ラム)12による移動クランプ台の移動にて突合せ部を
加圧しつつ、突合せ部にセットしたガスバーナ(図示せ
ず)にて突合せ部周囲の加熱、溶融を促し、加圧進行に
伴なって該溶融金属を突合せ部周囲に押出して第8図に
示す如き余盛R1を生じさせ、接合を得るものである。
前記押抜きバイト3は上記の如きレール底部クランプ式
のレールガス圧接機に適用される。
即ち、機台4は上記両クランプ台1.2間を連絡するレ
ール底面と平行なガイド面4aを備え、該ガイド面4a
上を上記移動クランプ台20台座6が移動する如くなさ
れると共に、該移動クランプ台2の前部に上記押抜きバ
イト3を取付けたホルダー13を着脱可に設置し、以っ
てホルダ−13背面を移動クランプ台2の台座6部に、
その底面を上記ガイド面4a上にその上面をレール底面
R1/に夫々支持させる。
ホルダー13とレール底面R1′とは接面状態か又は若
干の間隙を存して接面に近い状態に置かれ、バイト3及
びホルダー13の前傾に対し支持可能な状態に置かれれ
ば良い。
上記バイトホルダー13は移動クランプ台2の台座6に
対する接面部と、機台4のガイド面4aに対する接面部
13bと、レールRの底面R1に対する接面部13cと
を備えた略し−ル巾に亘る四角の金物で構成され、その
一端に着脱操作用の柄13dを備え、−側部にバイト取
付座13eを備える。
バイト3は該座13eにボルトにて締付は取付げされ、
図示のように、レール底面R1の巾方向に亘って該レー
ル底面R1と平行に延ばされ、該レール底面R1と近接
状態に置かれる。
又該バイト3はその両端の刃先を弧形にして前方に突出
させ、該両端の弧形刃部3aをレール底面R1の余盛の
両端へ中央部の刃部3bに先行して切り込ませる形状と
する。
斯くして、レールガス圧接完了後、移動クランプ台2の
レール把持を解除し、固定クランプ台1で引続きレール
把持を行なわせたーLで、上記押抜きバイト付ホルダー
13を移動クランプ台2の前部に上述の配置構成となる
ようにセットする。
図中14はバイトホルダー13の横滑りを防止しバイト
の巾方向の位置決を図るため台座6に設けたストッパー
である。
バイトセット後加圧機構12によって移動クランプ台2
をレールRに沿って突合せ接合部方向に加圧移動させれ
ば移動進行に伴ない前記の如き配置により、押抜きバイ
ト3がレール底面R1に沿って平行に移動し、レール接
合部周囲に押出された余盛R′中、レール底面の余盛を
第8図B図の如く平面的に押抜きするに到る。
既述のように、レール敷設現場では機動性に富むポータ
フルなガス圧接機を用いて接合が行なわれ、ガス圧接に
よって生じた余盛はガススカーフィング等で除去する方
法によっていたが、本考案は斯るレール敷設現場でのガ
ス圧接及び圧接直後の余盛除去に極めて好適に実用され
る。
殊に、レール底部を機台上でクランプしてガス圧接を行
なう方式のガス圧接機に、前記押抜きバイトを付属させ
ることにより、これまで最も困難とされていた敷設現場
でのレール底面の余盛除去が、ガススカーフインクに頼
らずにレールな圧接機に保持させたまま簡便に遂行でき
、他の部分のガススカーフィングの大巾な作業性の向上
、省力化を達成でき、上記レール底部クランプ式圧接機
の機動性を損なうことなく、その機能向上を図ることが
できる。
又押抜きバイト付ホルダーを上記圧接機に単に設置する
のみで、圧接機既設の加圧機構等を利用した余盛押抜き
を可能とし、圧接機の大巾な構造変更、大型化、重量増
加を招かない。
押抜きバイトはそのホルダーを以って移動クランプ台の
前部に設置するのみで、その背面を同クランプ台に、そ
の底面を機台ガイド面に夫々支持させ、その前傾をレー
ル底面にて規制しつつ、レール底面に沿う平行移動を的
確に行なわせることができ、従ってレール底面の余盛の
平面押抜きが確実且つ美麗に行なえ、押抜きバイトを本
機に移動可に組付ける場合に比べ、構造が著しく簡素化
し、バイトの交換、補修等も頗る簡単である。
又該バイト形状は前記の如くその両端をレール底面の余
盛の両端へ先行して切り込ませ、その刃先内に余盛を抱
え込んで押抜きする構造であるため、過大な押抜き力を
必要とせず、比較的容易に押抜きでき、刃先の損傷も少
ない等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す。 第1図は圧接機の平面図、第2図は同側面図、第3図は
同正面図、第4図は同背面図を示し、第5図は押抜きバ
イトと同ホルダーの分解平面図、第6図は同組立側面図
、第7図は同バイトの底面図、第8図A、 B図はレー
ルのガス圧接によって生じた余盛の状態と押抜き状態を
模擬的に説明するレール断面図である。 1・・・・・・固定クランプ台、2・・・・・・移動ク
ランプ台、3・・・・・・押抜きバイト、13・・・・
・・同ホルダー、4・・・・・・機台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機台上に固装した固定クランプ台と、同機台上に該固定
    クランプ台と相対する方向へ移動可に取付けた移動クラ
    ンプ台とを備え、固定クランプ台と移動クランプ台とで
    接合すべきレールの底部を把持し、各クランプ台より突
    出させたレール端部を両クランプ台間で突合せて上記機
    台上位に支架しつつ、ガスバーナによる上記レール突合
    せ部の加熱溶融と加圧機構による上記移動クランプ台の
    移動とにより上記突合せ部局域へ溶融金属を押出して余
    盛を生じさせ、接合を得るレールガス圧接機において、
    上記機台に上記両クランプ間を連絡するレール底面と平
    行なガイド面を備えさせ、該ガイド面上に沿って移動ク
    ランプ台の上記移動を得る構成となし、該移動クランプ
    台の前部に余盛押抜きバイトホルダーを着脱可に設置し
    てその背面を移動クランプ台に、その底面を上記ガイド
    面上に夫々支持させると共にその上面をレール底面に近
    接させ、該押抜きバイトホルダーには上記レール底面の
    巾方向に亘って該レール底面と平行に近接する押抜きバ
    イトを備えさせ、該押抜きバイトはその両端の刃先を弧
    形にして前方に突出させ、該押抜きバイト付ホルダーを
    上記移動クランプ台の移動に伴ない上記ガイド面の案内
    下でレール底面に沿い移動させ該移動にて上記レール圧
    接直後のレール底面の余盛を押抜きする構成としたこと
    を特徴とするレールガス圧接機。
JP15820481U 1981-10-23 1981-10-23 レ−ルガス圧接機 Expired JPS5929814Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15820481U JPS5929814Y2 (ja) 1981-10-23 1981-10-23 レ−ルガス圧接機

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JP15820481U JPS5929814Y2 (ja) 1981-10-23 1981-10-23 レ−ルガス圧接機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5866094U JPS5866094U (ja) 1983-05-04
JPS5929814Y2 true JPS5929814Y2 (ja) 1984-08-27

Family

ID=29950706

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15820481U Expired JPS5929814Y2 (ja) 1981-10-23 1981-10-23 レ−ルガス圧接機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5840633B2 (ja) * 2013-02-15 2016-01-06 株式会社三森総業 軌道レールにおける分岐器の設置方法およびマクラギ吊金具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5866094U (ja) 1983-05-04

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