JPH0511030Y2 - - Google Patents

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JPH0511030Y2
JPH0511030Y2 JP1987030772U JP3077287U JPH0511030Y2 JP H0511030 Y2 JPH0511030 Y2 JP H0511030Y2 JP 1987030772 U JP1987030772 U JP 1987030772U JP 3077287 U JP3077287 U JP 3077287U JP H0511030 Y2 JPH0511030 Y2 JP H0511030Y2
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jig
rail
welding
pedestal
welding jig
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は溶接治具等の作業治具を交換する機構
に関する。
(従来の技術) 溶接装置等の作業装置にあつては、受台と治具
とを別体とし、受台上に治具本体を搬入及び搬出
可能とし、機種変更に容易に対応し得るようにし
ている。斯る治具本体の交換機構として特開昭60
−67041号に開示されるものが知られている。
この交換機構は受台側に昇降枠、ガイドローラ
及びクランプ部材を設け、治具本体に前記ガイド
ローラ及びクランプ部材が入り込む凹部を形成
し、治具本体を交換するには昇降枠を上昇せし
め、治具本体に形成した位置決め孔から受台側に
設けたピンを引き抜き、レールに沿つて治具本体
を走行させて搬出し、これと逆の操作で新たな治
具を受台上に搬入し、クランプ部材にて治具本体
を受台に固定するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した従来の交換機構にあつては、治具本体
に凹部或いは位置決め孔を形成しなければならず
加工が面倒であり、また治具本体側にガイドロー
ラがないため、治具本体を受台から外した後に治
具本体を移動する手段がなく不便である。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本考案は、受台上に溶
接ガンを備えた溶接治具を交換可能にした溶接装
置において、受台側に溶接治具を搬入・搬出する
ためのレールを設け、このレールをシリンダユニ
ツトによつて昇降自在にするとともに、このレー
ルの一部にフツクを固着し、更に搬入位置で溶接
治具の下方に臨む動力供給用のコネクターを設け
た。
一方、溶接治具側には前記レール上を転動する
ローラと、搬入位置で前記コネクターの上方に臨
み且つ該コネクターに挿入可能な接続片を設け、
レールが下降する際にフツクによつて下方に押圧
される係止片を設けた。
(作用) 上昇位置にあるレールに沿つて受台上に溶接治
具を搬入し、次いでレールを下降せしめると、レ
ールに設けたフツクが治具に設けた係止片に係合
し、治具が受台に固定される。
又これと同時に係止片はフツクによつて下方に
押圧され、例えば動力供給用のコネクターと接続
片との結合にある程度の挿入力が必要とされる場
合でも結合は完全となる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案に係る交換機構を適用した溶接
装置の受台を示した正面図、第2図は第1図のA
方向矢視図、第3図は第1図のB方向矢視図であ
り、受台1は床上に固定された基板2の一側に支
柱3…を立設し、この支柱3…上に架設したフレ
ーム内にレール部材4を設け、このレール部材4
に走行体5を係合し、図示しないシリンダユニツ
トの作動で走行体5が第1図の紙面垂直方向(第
2図の左右方向)に移動するようにしている。ま
た走行体5にはシリンダユニツト6の作動で進退
動をなすチヤツキングユニツト7を取付け、この
チヤツキングユニツト7によつて後述するセツト
治具を着脱するようにしている。
更に基板2上にはボツクス部8を設け、このボ
ツクス部8内にはトランス9を収納し、ボツクス
部8上面にはトランス9から伸びるコネクター1
0を突出している。また、ボツクス部8の一側面
にはブラケツトを介して一対のシリンダユニツト
11,111を、他側面にはロツドガイド12を
取付け、シリンダユニツト11のロツド11a上
端にはレール13を、ロツドガイド12に挿通し
たロツド12a上端には前記レール13と平行な
レール14を固着し、更にロツド11a下端とロ
ツド12a下端間をリンク機構15を介して連結
し、シリンダユニツト11の作動でレール13が
上下動する際に他方のレール14も同量だけ上下
動するようにし、これらレール13,14には後
述する溶接治具を受台1側に固定するフツク16
を設けている。尚、レール13,14は図示しな
い溶接治具のストツク部まで伸びているものとす
る。
また、ボツクス部8の一側面にはブラケツトを
介して支持板17,17の下端部を固着し、これ
ら支持板17,17間の中間位置にブラケツト1
8を介して上下方向のシリンダユニツト19を枢
着し、支持板17,17の上部間に架設した軸2
0にアーム21を取付け、このアーム21に前記
シリンダユニツト19のロツド19aを連結し、
シリンダユニツト19の作動でアーム21が軸2
0を中心として上下方向に揺動するようにしてい
る。また、アーム21の先端部にはシリンダユニ
ツト22を固着し、このシリンダユニツト22の
ロツド22a先端にチヤツキングユニツト23を
設けている。
更に第3図に示すようにボツクス部8側方には
コンプレツサにつながるエア分配器24,24を
配置し、この分配器24から各シリンダユニツト
へエアを供給するようにしている。
第4図は上述した構成の受台1上に溶接治具3
0を搬入した状態を示す正面図であり、溶接治具
30はテーブル31の下面に受台1のレール1
3,14上を転動するロラ32を取付け、このロ
ーラ32の内方に前記フツク16が係合する係止
片33を設け、この係止片33よりも内方に前記
コネクター10内に挿入される接続片34を設け
ている。
また、テーブル31の上面には多数のブラケツ
ト35…を設け、これらブラケツト35…のうち
所定のものには溶接ガン36…を取付け、また所
定のブラケツト35…には位置決め固定用のシリ
ンダユニツト37を取付け、更にワークを保持す
るセツト治具50,60を溶接治具30に対して
固定する固定装置38,39を左右に離間して設
けている。
以上においてワークを溶接するには、先ず溶接
するワークの種類に応じて溶接治具30を選定す
る。つまりエンジンルームを構成するバルクヘツ
ド、ダツシユボードロア及びホイールハウスを溶
接するにあたつてはこれらのワークを保持するセ
ツト治具50,60と、所定箇所を溶接する溶接
ガン36を備えた溶接治具30を選定し、この溶
接治具30をローラ32を介して受台1のレール
13,14に沿つて受台1の中央まで搬入し、次
いで第5図に示すように受台1のシリンダユニツ
ト11の作動でレール13,14を降下せしめ、
レール13,14に固着したフツク16により溶
接装置本体30の係止片33をボツクス部8の上
面に押し付ける。これと同時に受台1のストツパ
1aと溶接治具30のストツパ30aとが当接
し、またコネクター10に接続片34が挿入さ
れ、分配器24に溶接治具30がジヨイントされ
る。
このようにして受台1に溶接治具30が位置決
め固定されたならば、シリンダユニツト19に伸
び動作をなさしめ、アーム21を上方へ揺動し、
アーム21の先端に設けたシリンダユニツト22
によつてチヤツキングユニツト23を前進せし
め、固定装置38に保持されているセツト治具5
0をチヤツキングユニツト23で受け取り、次い
でシリンダユニツト19に引き動作をなさしめ、
セツト治具50が略上向きになるまでアーム21
を揺動せしめ、セツト治具50にバルクヘツドW
1をセツトする。
一方、これと併行して走行体5のシリンダユニ
ツト6を作動してチヤツキングユニツト7を前進
せしめ、固定装置39に保持されているセツト治
具60をチヤツキングユニツト7で受け取り、チ
ヤツキングユニツト7を後退した後、走行体5を
移動せしめてチヤツキングユニツト7に取付けた
セツト治具60をセツト位置まで移動し、このセ
ツト位置にてセツト治具60にダツシユボードロ
アW2をセツトする。
また、ホイールハウスW3についても同様に図
示しないセツト治具にセツトする。
以上のようにして各セツト治具にバルクヘツド
W1、ダツシユボードロアW2及びホイールハウ
スW3をセツトしたならば、第6図に示すように
走行体5を溶接治具30の位置まで移動せしめる
とともにシリンダユニツト6,19等を作動せし
め、バルクヘツドW1、ダツシユボードロアw2
を保持した状態のセツト治具50,60を溶接治
具30に固定装置38,39を介して位置決め固
定する。尚、ホイールハウスW3についても同様
にしてセツト治具保持した状態で溶接治具30側
に位置決め固定する。
以上の操作が終了したならば、溶接ガン36…
にてバルクヘツドW1、ダツシユボードロアW2
及びホイールハウスW3の所定箇所を溶接してエ
ンジンルームを形成する。そしてエンジンルーム
が形成されたならば、これを次工程へ移送し、増
打ちを行う。
また、溶接するワークが変る場合には溶接治具
30を交換しなければならない。この場合にはセ
ツト治具50,60を固定装置38,39に取付
けた後、シリンダユニツト11の作動でレール1
3,14を上昇せしめ、フツク16と係止片33
との係合を解除し、レール13,14上にローラ
32を載置する。
そして溶接治具30をレール13,14に沿つ
てストツク位置まで移送し、新たな溶接治具を受
台1上に搬入する。
尚、実施例にあつては、溶接装置に本考案に係
る交換機構を適用したがこれに限定されるもので
はない。
(考案の効果) 以上に説明したように本考案によれば、作業治
具側にローラを設けているため、治具側に凹部や
位置決め孔を設ける必要がなくなり、またレール
の昇降と一体的にフツクが昇降し、このフツクと
治具側の係止片とが係合するようにしたので作業
治具を受台側に確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る交換装置を適用した溶接
装置の受台の正面図、第2図は第1図のA方向矢
視図、第3図は第1図のB方向矢視図、第4図は
受台に溶接装置本体を搬入した状態の正面図、第
5図及び第6図は溶接手順を説明した溶接装置の
正面図である。 尚、図面中、1は受台、5は走行体、7,23
はチヤツキングユニツト、13,14はレール、
16はフツク、30は溶接治具、32はローラ、
33は係止片、36は溶接ガン、38,39は固
定装置、50,60はセツト治具である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受台上に溶接ガンを備えた溶接治具を交換可能
    に配設してなる溶接装置において、前記受台は溶
    接治具を搬入・搬出するためのレールと、このレ
    ールを昇降自在にするためのシリンダユニツト
    と、レールの一部に固着されるフツクと、搬入位
    置で溶接治具の下方に臨む動力供給用のコネクタ
    ーを備えるとともに、前記溶接治具は前記レール
    上を転動するローラと、搬入位置で前記コネクタ
    ーの上方に臨み且つ該コネクターに挿入可能な接
    続片と、前記レールが下降する際に前記フツクに
    係合して該フルクによつて下方に押圧される係止
    片を備えたことを特徴とする治具交換機構。
JP1987030772U 1987-03-03 1987-03-03 Expired - Lifetime JPH0511030Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987030772U JPH0511030Y2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03

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JP1987030772U JPH0511030Y2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03

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JPS63138980U JPS63138980U (ja) 1988-09-13
JPH0511030Y2 true JPH0511030Y2 (ja) 1993-03-17

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS629781A (ja) * 1985-07-05 1987-01-17 Nissan Motor Co Ltd 溶接装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS629781A (ja) * 1985-07-05 1987-01-17 Nissan Motor Co Ltd 溶接装置

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JPS63138980U (ja) 1988-09-13

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