JPH0635080B2 - 溶接装置におけるワ−ク投入装置 - Google Patents

溶接装置におけるワ−ク投入装置

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JPH0635080B2
JPH0635080B2 JP61113643A JP11364386A JPH0635080B2 JP H0635080 B2 JPH0635080 B2 JP H0635080B2 JP 61113643 A JP61113643 A JP 61113643A JP 11364386 A JP11364386 A JP 11364386A JP H0635080 B2 JPH0635080 B2 JP H0635080B2
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welding
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jigs
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正夫 手川
正之 榎本
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、溶接装置におけるワーク投入装置に関する。
(従来の技術) 従来、車体構成部材等のワークを溶接する溶接装置にお
けるワーク投入装置として、特開昭58−132397
号公報に見られるように、セツトステーシヨンにインデ
ツクステーブルを配置すると共に、該セツトステーシヨ
ンから前方の溶接ステーシヨンにのびるレールを設け、
ワークをセツト治具上にセツトして該レールに沿つて該
溶接ステーシヨンに投入するようにしたものは知られて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の技術では、投入されたワークの溶接終了後、
溶接ステーシヨンからセツト治具をセツトステーシヨン
のインデツクステーブル上に復動し、次いで該テーブル
をインデツクス回転させて該テーブル上から次のワーク
をセツトしたセツト治具を該溶接ステーシヨンに往動す
る必要があつて、ワークの溶接終了後から次のワークが
溶接ステーシヨンに投入されるまでの時間が比較的長く
かかり、作業能率が悪い問題がある。
そこで、溶接ステーシヨンの横方向一側と他側とにセツ
トステーシヨンを設けて、2台のセツト治具を横方向の
動きで該各セツトステーシヨンと溶接ステーシヨンとの
間に往復動させ、溶接ステーシヨンにワークを交互に投
入し得るように構成することが考えられるが、この場
合、セツトステーシヨンが溶接ステーシヨンの横方向両
側に分設されることから、セツトステーシヨン用のスペ
ースが増し、而も作業者を各セツトステーシヨンに配置
せざるを得なくなつて生産性の向上はあまり望めない。
本発明は、かかる問題点を解決すべく、セツトステーシ
ヨンを分設せずに作業能率の向上を図れるようにした装
置を提供することをその目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、かかる目的を達成すべく、ワークをセツト治
具上にセツトしてセツトステーシヨンからその前方の溶
接ステーシヨンに投入するワーク投入装置において、該
溶接ステーシヨンと該セツトステーシヨンとの間に水平
方向にのびる1対のアームを120°の角度差を存して
取付けた旋回枠を軸設し、該各アーム上に夫々該セツト
治具を搭載し、該各セツト治具を該セツトステーシヨン
の横方向一側と他側とに120°の角度差を存して設定
した各セツト位置から該旋回枠の120°の正逆転によ
り交互に該溶接ステーシヨンに投入するようにしたこと
を特徴とする。
(作用) セツトステーシヨンの横方向一側と他側とに120°の
角度差を存して設定した各セツト位置から各セツト治具
上にセツトされたワークが旋回枠の120°の旋回動作
により前方の溶接ステーシヨンに交互に投入されるの
で、一方のセツト治具上のワークの溶接中に他方のセツ
ト治具上に次のワークをセツトし、これを溶接終了後一
方のセツト治具のセツト位置への復動と同時に溶接ステ
ーシヨンに投入でき、上記した従来技術のものに比しワ
ークの溶接終了後から次のワークが投入されるまでの時
間が短縮される。
又、各セツト位置はセツトステーシヨンの横方向一側と
他側とに120°の角度差を存して並設されるため、溶
接ステーシヨンの横方向両側にセツトステーシヨンを分
設する場合に比しセツトステーシヨン全体のスペースを
削減でき、又セツトステーシヨンに配置した共通の作業
者により一方と他方のセツト台車に交互に無理なくワー
クをセツトすることができ、人員の削減による生産性の
向上を図れる。
この場合、各セツト位置を120°より狭い角度差を存
して設定すると、両セツト位置が近ずき過ぎてワークの
ストツク部を各セツト位置の近傍に配置できなくなつて
セツト作業の能率低下を招き、又それより広い角度差に
すると、両セツト位置間の間隔が広がつて作業者の移動
距離が長くなつてしまい、結局両セツト位置を120°
の角度差を存して設定するのが最良である。
(実施例) 図示の実施例は第7図に示すような自動2輪車車体Aの
リヤフレームBを構成する第8図に示すような複数の車
体構成部材たるワークCを溶接するようにした溶接位置
におけるワーク投入装置を示し、(1)はセツトステーシ
ヨン、(2)は該セツトステーシヨン(1)の前方の仮付ステ
ーシヨン、(31)(32)はその前方の第1第2増打ステーシ
ヨン、(4)は該第2増打ステーシヨン(32)の前方の払出
ステーシヨン、(5)はセツト治具であり、ワークCを該
セツト治具(5)上にこれに備える各クランパー(5a)によ
り第1図示の如く位置決め保持させた状態で、該セツト
ステーシヨン(1)から該仮付ステーシヨン(2)に投入する
ようにした。
そして、該ワークCに該仮付ステーシヨン(2)において
その両側に配置した4台の溶接ロボツト(6)により仮付
溶接を施すようにした。
尚、図示のものでは、仮付ステーシヨン(2)から払出ス
テーシヨン(4)に至るライン上方にレール(7)(7)を設け
て、該レール(7)(7)に3台のハンガー台車(81)(82)(83)
を前後動自在に吊設し、該第1ハンガー台車(81)に仮付
溶接した上記ワークCから成るリヤフレームBを受渡し
て、これを該第1ハンガー台車(81)により仮付ステーシ
ヨン(2)から第1増打ステーシヨン(31)に搬送して該第
1増打ステーシヨン(31)に備える治具ユニツト(9)に受
渡し、該第1増打ステーシヨン(31)の両側に配置した2
台の溶接ロボツト(10)(10)により増打溶接するように
し、次いで該第1増打ステーシヨン(31)から該第2ハン
ガー台車(82)により第2増打ステーシヨン(32)に搬送し
て、該2増打ステーシヨンに備える上記と同様な治具ユ
ニツト(9)に受渡し、該第2増打ステーシヨン(32)の両
側に配置した2台の溶接ロボツト(11)(11)により該リヤ
フレームBに残りの増打溶接を施し、次いで該第2増打
ステーシヨン(32)から該第3ハンガー台車(83)により増
打溶接済みのリヤフレームBを前記払出ステーシヨン
(4)に払出すようにした。
ここで、仮付ステーシヨン(2)と前記セツトステーシヨ
ン(1)との間には、基台(14)にベアリング(15)を介して
軸着した旋回枠(13)が設けられており、該旋回枠(13)に
水平方向にのびる1対のアーム(12)(12)を120°の角
度差を存して取付けると共に、該各アーム(12)中央の前
後に上方に出没自在の1対の位置決めピン(16)(16)と、
その左右各側に前後1対のクランパ(17)(17)とを設け
て、これら位置決めピン(16)(16)と各クランパ(17)(17)
とにより該各アーム(12)上に各セツト治具(5)を位置決
め保持自在とし、又該基台(14)に油圧モータ(18)を設
け、第5図示の如く、該旋回枠(13)の下側の内歯ギヤ(1
9)に該モータ(18)の出力軸上のピニオンギヤをギヤ機構
(20)を介して連結して該旋回枠(13)に該モータ(18)の作
動により120°の正逆転動作を与えられるようにし、
該セツトステーシヨン(1)の横方向一側と他側とに12
0°の角度差を存して設定した各セツト位置(211)(212)
から該仮付ステーシヨン(2)に該旋回枠(13)の正逆転に
より各セツト治具(5)を交互に投入し得るようにした。
更に、上記旋回枠(13)の各アーム(12)に第4図及び第6
図に示す如く、各セツト治具(5)を移動自在に支持する
スライドベアリングその他から成る支持部材(22)を空気
圧その他により上方に出没自在に設け、第3図に示す如
く、各セツト位置(211)(212)の側方に別のセツト治具
(5)を載置したターンテーブル(23)を設けて、該各アー
ム(12)上の各セツト治具(5)を該各支持部材(22)に支持
させた状態で該各アーム(12)から該テーブル(23)上に払
出すと共に、該テーブル(23)を反転させて該テーブル(2
3)上の別のセツト治具(5)を該各アーム(12)上に投入し
得るようにし、セツト治具(5)を交換自在とした。
又、各アーム(12)の上面に第6図に明示するようなエア
ジヨイント(24)の複数個を各ばね(24a)で上方に付勢し
て設け、該各アーム(12)への各セツト治具(5)の載置時
にこれの下面に該各エアジヨイント(24)の先端が密着し
て、該各エアジヨイント(24)から該各セツト治具(5)の
下面に形成した供給口を介して該各セツト治具(5)上の
前記各クランパー(5a)に作動用エアを供給し得るように
した。
図面で(25)(25)(25)は各セツト位置(211)(212)及び仮付
ステーシヨン(2)に夫々設けた上記旋回枠(13)の各アー
ム(12)を支承するローラ、(26)(26)は該各セツト位置(2
11)(212)に夫々設けたストツパ、(27)(27)はダンパ、(2
8)(28)は該各アーム(12)の両側に設けた該各アーム(12)
の長手方向のびるガイドを示す。
次いで実施例の作用を説明するに、先ず旋回枠(13)の各
アーム(12)に載置された2台のセツト治具(5)(5)のう
ち、第3図にXで示すセツト治具(5)上に一方のセツト
位置(211)においてワークCをセツトした後に該旋回枠
(13)を同図実線示の状態から時計方向に120°回転さ
せるもので、これによればXのセツト治具(5)が該セツ
ト位置(211)から仮付ステーシヨン(2)に往動されて、ワ
ークCが該ステーシヨン(2)に投入されると共に、今ま
で該ステーシヨン(2)に居た第3図でYで示すセツト治
具(5)が他方のセツト位置(212)に復動される。
次いで、仮付ステーシヨン(2)でのワークCの仮付溶接
中に、他方のセツト位置(212)においてYのセツト治具
(5)上に次のワークCをセツトし、溶接終了後仮付され
たリヤフレームBを第1ハンガー台車(81)に受渡してこ
れを搬送し、次いで旋回枠(13)を反時計方向に120°
回転させる。これによれば、ワークセツト済みのYのセ
ツト治具(5)が他方のセツト位置(212)から仮付ステーシ
ヨン(2)に往動されると共に、空になつたXのセツト治
具(5)が一方のセツト位置(211)に往動され、この状態で
仮付ステーシヨン(2)での溶接作業と該セツト位置(211)
でのワークセツト作業とを行なう。以上の作動を繰返え
してワークCを連続的に溶接する。
尚、旋回枠(13)の各アーム(12)に各セツト治具(5)を移
動自在に支持する支持部材(22)を上方に出没自在に設
け、該各セツト治具(5)を該各支持部材(22)に支持させ
た状態で該各アーム(12)上に投入及び払出し自在とすれ
ば、セツト治具(5)の交換時にセツト治具(5)が該各アー
ム(12)上を転動し得るようになりセツト治具(5)の交換
作業を容易に行ない得られて有利である。
(発明の効果) このように本発明によるときは、ワークの溶接終了後か
ら次のワークが投入されるまでの時間を短縮できて作業
能率の向上が図れ、又両セツト位置間の距離を短かくで
きてセツトステーシヨンが比較的狭いスペースで足り、
而も作業者を各セツト位置に配置する必要がなく、更に
その構成はセツトステーシヨンと溶接ステーシヨンとの
間に水平にのびる1対のアームを取付けた旋回枠を軸設
するだけで足り、構造簡単にして安価に得られる効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動2輪車車体のリヤフレームを構成する複数
の部材を溶接するようにした溶接装置に本発明装置を適
用した全体の側面図、第2図はその正面図、第3図はそ
の平面図、第4図は本発明装置の要部の拡大平面図、第
5図及び第6図は夫々第4図のV−V線及びVI−VI線截
断面図、第7図は自動2輪車車体の斜視図、第8図はそ
のリヤフレームを構成する複数の部材の分解斜視図であ
る。 (1)……セツトステーシヨン (2)……仮付ステーシヨン(溶接ステーシヨン) (5)……セツト治具、(12)(12)……アーム (13)……旋回枠、(211)(212)……セツト位置 C……ワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークをセツト治具上にセツトしてセツト
    ステーシヨンからその前方の溶接ステーシヨンに投入す
    るワーク投入装置において、該溶接ステーシヨンと該セ
    ツトステーシヨンとの間に水平方向にのびる1対のアー
    ムを120°の角度差を存して取付けた旋回枠を軸設
    し、該各アーム上に夫々該セツト治具を搭載し、該各セ
    ツト治具を該セツトステーシヨンの横方向一側と他側と
    に120°の角度差を存して設定した各セツト位置から
    該旋回枠の120°の正逆転により交互に該溶接ステー
    シヨンに投入するようにしたことを特徴とする溶接装置
    におけるワーク投入装置。
  2. 【請求項2】該各アームに該各セツト治具を移動自在に
    支持する支持部材を上方に出没自在に設け、該各セツト
    治具を該支持部材に支持させた状態で該各アーム上に投
    入及び払出し自在としたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の溶接装置におけるワーク投入装置。
JP61113643A 1986-05-20 1986-05-20 溶接装置におけるワ−ク投入装置 Expired - Lifetime JPH0635080B2 (ja)

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JPS62270298A JPS62270298A (ja) 1987-11-24
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CN103372734B (zh) * 2012-04-18 2015-07-01 珠海格力电器股份有限公司 毛细管组件单向阀的入口端的焊接装置及焊接方法
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