JPS6010788Y2 - スポツト溶接機 - Google Patents

スポツト溶接機

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Publication number
JPS6010788Y2
JPS6010788Y2 JP16206880U JP16206880U JPS6010788Y2 JP S6010788 Y2 JPS6010788 Y2 JP S6010788Y2 JP 16206880 U JP16206880 U JP 16206880U JP 16206880 U JP16206880 U JP 16206880U JP S6010788 Y2 JPS6010788 Y2 JP S6010788Y2
Authority
JP
Japan
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gun
arm
main body
tip
guide
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Expired
Application number
JP16206880U
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English (en)
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JPS5786085U (ja
Inventor
俊隆 永野
Original Assignee
日産車体株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP16206880U priority Critical patent/JPS6010788Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスポット溶接機の改良に関するものである。
車体組立ての際に行われる溶接作業においては、スポッ
ト溶接が多く採用されている。
そしてこのスポット溶接の方法として、マルチ溶接機、
溶接用ロボット等によるシリーズ溶接、プッシュプル溶
接等により行われるのが普通である。
しかしながら、上記の方法により車体フロアの凸部(通
常トンネル部といわれている)等を溶接する場合にはバ
ックバーを使用しなければならないだけではなく、マル
チ溶接機によるものは、溶接ガンの大きさ及びガンの配
置などから制約を受ける場合が多い。
又、溶接用ロボットによるものは、取付ける溶接ガンの
大きさや取付方法によっては多少のバラツキが出る虞れ
があるため、そのバラツキを許容できるようなラップ代
を確保しなければならないし、又、溶接部及びその周辺
は溶接ガンが無理なく入り、かつ、容易に移動できる構
造、形状のものでなくてはならないという問題があった
本考案は上記従来の問題点を解消するためになされたも
のであって、車体フロアのトンネル部等二次元曲面のス
ポット溶接に汎用性をもたせ、かつ、溶接品質の向上を
計ることができるスポット溶接機を提供することを目的
とするものである。
以下、本考案を図示せる実施例に随って説明する。
aはスポット溶接機であって、該スポット溶接機の主体
11は略鈎形をなす一対の板体からなりその下端はブラ
ケット12及びスプリング13を介して基台14に取付
けられている。
該スポット溶接機aは、上記基台14を手動や油圧機構
等により、前後方向、左右方向もしくは上下方向に作動
せることにより、任意な位置に移動することが可能にな
っている。
15は逆門形をなすアームであって、該アーム15の基
端は上記牛体11の内側の垂直部上方の支軸27に回動
自在に枢着され、その下方は、リンク28の一端が連結
され、該リンク28の他端は、主体11のピン29に回
動自在に枢着されたリンク30の一端にピン31で連結
されている。
又、該リンク30の他端は、主体11の支柱16に枢着
されたシリンダ17の先端に連結されている。
18は上記アーム15の先端に取付けられた電極チップ
である。
上記シリンダ17を操作して、アーム15の電極チップ
18側を上げると、アーム15の基端側が主体11に設
けられているストッパ32に当接し、それによって、ア
ーム15を所定の位置にセットすることができる。
該ストッパ32によってアーム15の所定位置を調整可
能にしておくことができる。
上記主体11の水平部の先端は円弧状に形威され、その
外側の縁部にはガイド19が一体に形威されている。
20はガンブラケットであって、該ガンブラケットには
回動自在なローラ21が取付けられ上記ガイド19に移
動自在に装着されている。
該ガンブラケット20の移動は上記主体11の支軸33
に回動自在に取付けられたシリンダ22によって行われ
るように、該シリンダのロッド23の先端は上記左右の
ガンブラケット20を連結する連結板24に取付けられ
ている。
上記ガンブラケット20の一側には、ガン25aとシリ
ンダ25bとからなるスタッドガン25が取付けられ、
ガン25aはシリンダ25bを操作することによって、
上記電極チップ18の所定位置におけるチップ中心の方
向に作動するようになされている。
又、上記スタッドガン25はガンブラケット20と共に
ガイド19に沿って移動自在であり、移動時、該スタッ
ドガン25は、所定位置における電極チップ18の中心
を常に向いて旋回するようになされ、該スタッドガン2
5の任意な位置において、常に該スタッドガン25の作
動方向が所定位置における電極チップ18の中心に向く
ようになされている。
例えば第1図に示す実施例のように、スタッドガン25
の中心線1をガンブラケット20の中心線に位置させた
場合、スタッドガン25の中心線1はガイド19の円弧
に対し、法線をなすことになる。
この場合に、電極チップ18の所定位置におけるチップ
中心がガイド19の円弧rの中心と一致するようになさ
れている。
上記実施例ではガイド19を主体11の外側に形成しシ
リンダ22を主体11の内側に設けたが、これを第3図
、第4図に示すようにガイド19を主体11の内側に形
威し、シリンダ(図示せず)を主体11の外側に設けて
もよい。
この場合アーム15の基端と電極チップ18とは偏心さ
せる必要はなく、直線状とすることができる。
又、上記ガイド19に取付けたガンブラケット20は上
記シリンダ22によらずモータ(図示せず)により作動
させるようにしてよい。
尚、第3図、第4図に示すものはガイド19を二条にし
てローラ21を嵌込むようにしているが、この場合上方
向の移動にはシリンダの押圧力によりローラ21は内側
のガイド19aに当接して回動し、下方向への移動には
シリンダの引張り力によりローラ21は外側のガイド1
9bに当接して回動するためガンブラケット20の移動
には支障はない。
又、上記第1実施例、第2実施例共に溶接時における加
圧力をローラ21で受けるようにしているが、該ローラ
21間にガイド19(第2実施例の場合外側のガイド1
9b)に当接するプレート(図示せず)を設けて、該加
圧を該プレートで受けるようにしてもよい。
bは車体フロア、26はトンネル部である。
今、上記スポット溶接機aにより車体フロアbのトンネ
ル部26の溶接作用をする場合、先ずシリンダ17を操
作してリンク30を引き、ピン29を中心に回動させる
と、リンク28とリンク30の連結部(ピン31で連結
された部分)が上方に移動し、リンク28によってアー
ム15が引かれて、該アーム15が開く、又、スタッド
ガン25のシリンダ25bを操作してスタッドガン25
のガン25aを引上げる。
次に該アーム15を開いた状態でスポット溶接機aを基
台14と共に移動させ、該アーム15を車体フロアb下
方に挿入した後、再びシリンダ17を操作してアーム1
5を所定の位置にセットする。
然る後サーボ制動により基台14を上下、左右に動かし
電極チップ18を打点面にセットすると共にスタッドガ
ン25を上記打点面に直角に加圧できるようシリンダ2
2によりガンブラケット20を移動させる。
その状態でスタッドガン25のシリンダ25bを操作し
て、ガン25aを押上げて車体フロアbの打点面を電極
チップ18で挟んで、スタッドガン25で加圧し、通電
する。
これにより溶接作業をすることができる。
尚、このとき、溶接時の加圧力はローラ21を介して主
体11に伝わるが、該主体11と基台14との間にはス
プリング13が介在されているため、加圧力は該スプリ
ング13により吸収され、打点面には無理な力は加わら
ない。
以上述べたように本考案によれば、略鈎形をなす主体に
、略逆門形をなすアームを回動自在に枢着し、その先端
に電極チップを取付けると共に、上記主体の先端に円弧
状をなすガイドを形威し、該ガイド部ガンブラケットを
介してスタッドガンを移動自在に装着し、上記電極チッ
プの所定位置において、該スタッドガンの先端が常に上
記電極チップの中心を向いて旋回するようになしたので
、車体フロアのトンネル部等の溶接作用でもバンクバー
なしで容易に該作業をすることができる。
又、本考案によれば、マルチ溶接機なしで溶接をするこ
とができ、しかも、各打点面に合せてそれぞれガンを取
付ける必要がないので、形状の違った各ワークの組立治
具の複数種に容易に対応できるだけではなく、打点不良
があった場合、どこでも再溶接が行えるため溶接品質を
向上させることができる。
さらに本考案によれば、チップを取付けたアームを主体
に回動自在に取付けたのでワークの搬送を自由に設定す
ることができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるスポット溶接機の側面図、第2図
は同上の部分平面図、第3図は本考案の他の実施例を示
す部分側断面図、第4図は同上の部分平面図である。 aはスポット溶接機、11は主体、15はアーム、18
は電極チップ、19はガイド、20はガンブラケット、
25はスタッドガン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略鈎形をなす主体に、略逆門形をなすアームを回動自在
    に枢着し、その先端に電極チップを取付けると共に、上
    記主体の先端に、円弧状をなすガイドを設け、該ガイド
    にスタッドガンを移動自在に装着し、上記ガイドの円弧
    は、上記電極チップの所定位置において、上記スタッド
    ガンが常に上記電極チップの中心を向いて旋回可能にな
    るように設定されていることを特徴とするスポット溶接
    機。
JP16206880U 1980-11-14 1980-11-14 スポツト溶接機 Expired JPS6010788Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16206880U JPS6010788Y2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14 スポツト溶接機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16206880U JPS6010788Y2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14 スポツト溶接機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5786085U JPS5786085U (ja) 1982-05-27
JPS6010788Y2 true JPS6010788Y2 (ja) 1985-04-11

Family

ID=29520955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16206880U Expired JPS6010788Y2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14 スポツト溶接機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5191120B2 (ja) * 2006-12-12 2013-04-24 本田技研工業株式会社 溶接ガン

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JPS5786085U (ja) 1982-05-27

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