JPS63134931A - 二重安全遮断弁の漏洩検出方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はガス燃焼装置等に使用する二重安全遮断弁の漏
洩、特にそのうちの下流側の遮断弁の漏洩検出方法に関
するものである０ （従来の技術およびその問題点） ガス燃焼装置の安全装置を構成する二重安全遮断弁の漏
洩を検出するための従来の方法としては、例えば第３図
に模式的に示すものがある。この方法は、上流側遮断弁
ａ及び下流側遮断弁すが閉状態に於いてそれらの間の配
管Ｃ内の圧力を、ポンプｄによる吸引、排出によって低
下させ、しかる後に圧力の時間的変化を圧力検出′ｍｅ
で監視して、所定以上の圧力上昇を漏洩として検出する
ものである。

しかしながら、この方法はポンプｄ′Ｉｔ用いるため装
置的に複雑となシ高価であると共に、所定の圧力低下を
得るために、弁ａ、ｂ間の配管容量に応じた現場調整が
必要であり、また微菫ではおるものの、ガスを放散する
ので、放散位Ｉｆを考慮する必要がおるというような問
題点がある。

本発明はこれらの問題点ｔＳ決することを目的とするも
のである。

（問題点全解決するだめの手段及び作用）即ち、本発明
は前述した問題点を解決するために、上流側及び下流側
の遮断弁を有する二重安全遮断弁に於いて、これら上流
側と下流側の遮断弁間の圧力を検出自在な圧力検出手段
を設け、該二重安全遮断弁を介してのガスの供給を停止
する際には、下流側の遮断弁を先行して閉とし、しかる
抜上流側の遮断弁を閉とすることにより、これらの遮断
弁間にガスの供給圧を残留させ、この残留圧の低下を前
記圧力検出手段によυ検出することにより、前記下流側
の遮断弁の漏洩を検出することｔ−要旨とするものであ
る。以下本発明’ｔ％施例に対応する第１図、第２図に
基づいて説明する。

第１図は二重安全遮断弁によるガスの供給系統を模式的
に示すもので、この図に於いて、符号１が上流側遮断弁
、２が下流測遮１１ｒ９ｆｔ−示すものであり、また３
がこれらの遮断弁間４の圧力を検出自在な圧力検出手段
を示すものでおる。

以上の構成に於いて本発明は、二重安全遮断弁を介して
のガスの供給を停止する際には、第２図のタイムチャー
トに示すように、まず下流側遮断弁２を先行して閉とし
くＡ点）、シかる後上流側遮断弁１を閉とする（Ｂ点）
のである。

かかる動作により、これらの遮断弁間４にはガスの供給
圧Ｐｓが残留圧として残留し、この残留圧は、第２図に
示すように、下流側遮断弁２が漏洩していると時間の経
過と共に次第に低下して、時間を経過後には圧力Ｐ、と
な９、また漏洩がない場合には圧力りが維持される０尚
、第２図に於いて、圧力Ｐ、は許容し得る漏洩の場合に
於ける時間を経過後の圧力、圧力Ｐ、は該時間を経過後
に於ける許容限界圧力である。

こうして本発明は、かかる残留圧の低下を前記圧力検出
手段３によって検出することにより、下流側遮断弁２の
漏洩を検出することができるのである。尚、前記時間を
及び許容限界圧力Ｐ、は、配管径、ガス供給圧等の条件
に応じて適宜に設定すれば良い。

ここで、前記圧力検出手段３は、例えば前述した所定時
間を経過時の圧力を検出して前記限界圧力烏と比較し、
残留圧が圧力Ｐ、よりも低い場合に漏洩検出信号を自動
的に発生させるようにした構成の他、単に圧力を表示す
るようにした圧力ゲージとしても良く、具体的構成は適
宜である。

特に両省の構成では、例えばガス燃焼装置の制御装置の
一部として構成することにより、燃焼停止時に自動的に
漏洩の検出を行なって安全側の制御を行なうようにする
ことができる。また後者の構成では、かかる燃焼停止時
に人手により漏洩の検出を行なえる他、両側の遮断弁１
，２及びそれらの間の配管ｉ一体に製造してバルブユニ
ットとして販売するような場合には、出荷時または設置
試運転等に簡易に漏洩の検査を行なうことかで色る０尚
、本発明に於ける二重安全遮断弁は、両側の遮断弁１，
２を配管４によって接続する構成とする他、上流側遮断
弁１に於ける弁シートの下流側室と下流側遮断弁２に於
ける弁シートの上流側室とを共用するように一体化した
構成としても良い。

（発明の効果） 本発明は以上の通り、両側の遮断弁を閉じるタイミング
によって、この遮断弁間にガスの供給圧を残留させ、そ
してこの残留圧の時間経過による低下を圧力検出手段に
よって検出して漏洩を検出するので、従来方法では必要
であったポンプが不要となり、従って装置的に簡素化さ
れて安価に実施し得ると共に、二重安全遮断弁全体を工
場で組立可能となり、現場調整が不要となると共に、′
ガスを放散しないので、設置の自由度が萬いという効果
がある。かくして本発明は二重安全遮断弁の付加価値を
高め、ガス燃焼装置等の安全性を向上し得るという効果
がおる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用する二重安全遮断弁によるガスの
供給を模式的に示す系統貌明図、第２図は本発明の動作
を示すタイムチャート、第３図は従来例を示す模式的系
統説明図である。 符号１・・・上流側遮断弁、２・・・下流９′ｌｌｌ運
断升、３・・・圧力検出手取、４・・・遮断弁間（配管
）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上流側及び下流側の遮断弁を有する二重安全遮断弁に於
   いて、これら上流側と下流側の遮断弁間の圧力を検出自
   在な圧力検出手段を設け、該二重安全遮断弁を介しての
   ガスの供給を停止する際には、下流側の遮断弁を先行し
   て閉とし、しかる後上流側の遮断弁を閉とすることによ
   り、これらの遮断弁間にガスの供給圧を残留させ、この
   残留圧の低下を前記圧力検出手段により検出することに
   より、前記下流側の遮断弁の漏洩を検出することを特徴
   とする二重安全遮断弁の漏洩検出方法