JPH08327488A - ガス漏洩検査装置 - Google Patents
ガス漏洩検査装置Info
- Publication number
- JPH08327488A JPH08327488A JP13137495A JP13137495A JPH08327488A JP H08327488 A JPH08327488 A JP H08327488A JP 13137495 A JP13137495 A JP 13137495A JP 13137495 A JP13137495 A JP 13137495A JP H08327488 A JPH08327488 A JP H08327488A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- pressure
- valve
- differential pressure
- gas pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ガス燃焼装置ガス配管のガス漏洩検査を、ガス
チャージ弁の作動遅れ等に関係なく、精度良く行うこと
を目的とする。 【構成】ガス燃焼装置等のガス配管11に、少容量の補
助容器6を開閉弁5を介して接続し、ガス配管11と補
助容器6との間に2個の差圧監視用差圧スイッチ8を逆
並列に装着し、規定された圧力のガス封入を完了した
後、開閉弁5を閉じて一定時間保持し、予め設定された
一定の差圧に達した時、何れかの差圧スイッチ8を作動
させて、不合格を知らせる。
チャージ弁の作動遅れ等に関係なく、精度良く行うこと
を目的とする。 【構成】ガス燃焼装置等のガス配管11に、少容量の補
助容器6を開閉弁5を介して接続し、ガス配管11と補
助容器6との間に2個の差圧監視用差圧スイッチ8を逆
並列に装着し、規定された圧力のガス封入を完了した
後、開閉弁5を閉じて一定時間保持し、予め設定された
一定の差圧に達した時、何れかの差圧スイッチ8を作動
させて、不合格を知らせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス燃焼装置等のガス
配管に係わり、特にガスバーナ点火前に行うガス漏洩検
査装置に関するものである。
配管に係わり、特にガスバーナ点火前に行うガス漏洩検
査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、ガス燃焼装置において、従来か
ら行われているガス漏洩検査の概略を示す説明図であ
る。図2において、燃焼ガスはガス流量調節弁1および
ガス遮断弁2を介しガス配管11へ導入される。ガス配
管11にはガスバーナ14の入口に設置されているガス
バーナ入口三連動弁9および燃料ガスを大気15へ逃す
ガス放出弁10が接続されている。さらにガス配管に
は、流量調節用オリフィス4を介してガスチャージ弁3
が接続されており、また、ガスチャージ弁閉用圧力スイ
ッチ7および2個の圧力スイッチ12、13が接続され
ている。
ら行われているガス漏洩検査の概略を示す説明図であ
る。図2において、燃焼ガスはガス流量調節弁1および
ガス遮断弁2を介しガス配管11へ導入される。ガス配
管11にはガスバーナ14の入口に設置されているガス
バーナ入口三連動弁9および燃料ガスを大気15へ逃す
ガス放出弁10が接続されている。さらにガス配管に
は、流量調節用オリフィス4を介してガスチャージ弁3
が接続されており、また、ガスチャージ弁閉用圧力スイ
ッチ7および2個の圧力スイッチ12、13が接続され
ている。
【0003】ガス配管11のガス漏洩検査を行う際、予
めガス遮断弁2、ガスチャージ弁3、ガスバーナ入口三
連動弁9を閉じ、ガス放出弁10を開いた状態でガスチ
ャージ弁3を開き、ガス流量調節弁1で所定の圧力およ
び流量に調節された燃焼ガスをガス配管11に導入した
後、ガス放出弁10を閉じる。するとガス配管11の圧
力は上昇し、規定の圧力Pに達した時、ガスチャージ弁
閉用圧力スイッチ7が働きガスチャージ弁3が閉じる。
その後、もしガス遮断弁2、ガスチャージ弁3に漏れが
あれば、ガスが流入してガス配管圧力が上昇し、逆にガ
スバーナ入口三連動弁9、ガス放出弁10等に漏れがあ
れば、ガス配管圧力は下降する。ガス配管11には、規
定圧力Pより一定圧力Qだけ高い上限設定圧力(P+
Q)で作動する圧力監視用圧力スイッチ12および規定
圧力Pより一定圧力Qだけ低い下限設定圧力(P―Q)
で作動する圧力監視用圧力スイッチ13が接続されてい
る。ガスチャージ弁3が閉じられた後、一定時間(通常
3分間)保持し、その間圧力監視用圧力スイッチ12、
13が作動しなければ合格とする。
めガス遮断弁2、ガスチャージ弁3、ガスバーナ入口三
連動弁9を閉じ、ガス放出弁10を開いた状態でガスチ
ャージ弁3を開き、ガス流量調節弁1で所定の圧力およ
び流量に調節された燃焼ガスをガス配管11に導入した
後、ガス放出弁10を閉じる。するとガス配管11の圧
力は上昇し、規定の圧力Pに達した時、ガスチャージ弁
閉用圧力スイッチ7が働きガスチャージ弁3が閉じる。
その後、もしガス遮断弁2、ガスチャージ弁3に漏れが
あれば、ガスが流入してガス配管圧力が上昇し、逆にガ
スバーナ入口三連動弁9、ガス放出弁10等に漏れがあ
れば、ガス配管圧力は下降する。ガス配管11には、規
定圧力Pより一定圧力Qだけ高い上限設定圧力(P+
Q)で作動する圧力監視用圧力スイッチ12および規定
圧力Pより一定圧力Qだけ低い下限設定圧力(P―Q)
で作動する圧力監視用圧力スイッチ13が接続されてい
る。ガスチャージ弁3が閉じられた後、一定時間(通常
3分間)保持し、その間圧力監視用圧力スイッチ12、
13が作動しなければ合格とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のガス漏洩
検査方法では、ガス配管11が規定の圧力Pに到達後、
圧力スイッチ7を作動させてガスチャージ弁3を閉める
が、ガスチャージ弁3が完全に閉じるまでには若干の時
間的遅れがあり、その間のガス流入によりガス配管11
の圧力は規定圧力PよりΔP上昇し、図3に示すよう
に、圧力スイッチ12、13の作動が予め設定された圧
力Qより、上限ではΔP減少し、下限ではΔP増大し
て、測定精度を大幅に低下させる問題があった。
検査方法では、ガス配管11が規定の圧力Pに到達後、
圧力スイッチ7を作動させてガスチャージ弁3を閉める
が、ガスチャージ弁3が完全に閉じるまでには若干の時
間的遅れがあり、その間のガス流入によりガス配管11
の圧力は規定圧力PよりΔP上昇し、図3に示すよう
に、圧力スイッチ12、13の作動が予め設定された圧
力Qより、上限ではΔP減少し、下限ではΔP増大し
て、測定精度を大幅に低下させる問題があった。
【0005】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、ガスチャージ弁の作動遅れに関係なく、精
度良くガス配管のガス漏洩検査を行うことを目的とす
る。
れたもので、ガスチャージ弁の作動遅れに関係なく、精
度良くガス配管のガス漏洩検査を行うことを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】ガス燃焼装置等のガス配
管に、少容量の補助容器を開閉弁を介して接続し、上記
ガス配管と上記補助容器の間に差圧監視用の2個の差圧
スイッチを逆並列に装着する。
管に、少容量の補助容器を開閉弁を介して接続し、上記
ガス配管と上記補助容器の間に差圧監視用の2個の差圧
スイッチを逆並列に装着する。
【0007】
【作用】ガスチャージ弁の作動遅れが終了してから開閉
弁を閉じると、漏洩により、補助容器圧力に対してガス
配管圧力が上昇し一定の差圧に達すれば、一方の差圧監
視用差圧スイッチが働き、逆に補助容器圧力に対してガ
ス配管圧力が下降し一定の差圧に達すれば、他方の差圧
監視用差圧スイッチが働くので、ガス配管圧力の変動し
易い絶対値に関係なく、漏洩による生じるガス配管と補
助容器の圧力差を監視することができる。
弁を閉じると、漏洩により、補助容器圧力に対してガス
配管圧力が上昇し一定の差圧に達すれば、一方の差圧監
視用差圧スイッチが働き、逆に補助容器圧力に対してガ
ス配管圧力が下降し一定の差圧に達すれば、他方の差圧
監視用差圧スイッチが働くので、ガス配管圧力の変動し
易い絶対値に関係なく、漏洩による生じるガス配管と補
助容器の圧力差を監視することができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明によるガス漏洩検査装置の全
体構成を示す説明図である。
体構成を示す説明図である。
【0009】図1において、ガス配管11には開閉弁5
を介して少容量の補助容器6が接続され、ガス配管11
と補助容器6との間には、差圧監視用差圧スイッチ8が
2個逆向きに接続されている。更に、補助容器6には規
定の圧力Pでガスチャージ弁3を閉じるガスチャージ弁
閉用圧力スイッチ7が接続されている。
を介して少容量の補助容器6が接続され、ガス配管11
と補助容器6との間には、差圧監視用差圧スイッチ8が
2個逆向きに接続されている。更に、補助容器6には規
定の圧力Pでガスチャージ弁3を閉じるガスチャージ弁
閉用圧力スイッチ7が接続されている。
【0010】ガス配管11のガス漏洩検査を行う際、開
閉弁5を開いたままで、従来の手段と同様に、ガスチャ
ージ弁3を開いて燃焼ガスをガス配管11へ導入する。
図4に示すように、ガス配管11および補助容器6の圧
力が規定圧力Pに達すると、ガスチャージ閉用圧力スイ
ッチ7が作動し、ガスチャージ弁3が閉じる。ガスチャ
ージ弁3が完全に閉じた後、開閉弁5を閉じてガス配管
11と補助容器6を分離する。開閉弁5が閉じられてか
ら一定時間(通常3分間)保持し、ガス配管11と補助
容器6の圧力差の変化を監視する。もし、ガス遮断弁
2、ガスチャージ弁3に漏れがあれば、ガスが流入して
きてガス配管11の圧力が上昇し、予め設定された一定
の差圧Qに達すると、一方の差圧監視用差圧スイッチ8
が作動し、不合格を知らせる。逆に、ガスバーナ入口三
連動弁9、ガス放出弁10その他に漏れがあれば、ガス
が流出しガス配管11の圧力は下降し、予め設定された
一定の差圧Qに達すると、他方の差圧監視用差圧スイッ
チ8が作動し、不合格を知らせる。この場合、一定の差
圧Qは目的により、上限、下限で異なった差圧を設定す
ることもできる。
閉弁5を開いたままで、従来の手段と同様に、ガスチャ
ージ弁3を開いて燃焼ガスをガス配管11へ導入する。
図4に示すように、ガス配管11および補助容器6の圧
力が規定圧力Pに達すると、ガスチャージ閉用圧力スイ
ッチ7が作動し、ガスチャージ弁3が閉じる。ガスチャ
ージ弁3が完全に閉じた後、開閉弁5を閉じてガス配管
11と補助容器6を分離する。開閉弁5が閉じられてか
ら一定時間(通常3分間)保持し、ガス配管11と補助
容器6の圧力差の変化を監視する。もし、ガス遮断弁
2、ガスチャージ弁3に漏れがあれば、ガスが流入して
きてガス配管11の圧力が上昇し、予め設定された一定
の差圧Qに達すると、一方の差圧監視用差圧スイッチ8
が作動し、不合格を知らせる。逆に、ガスバーナ入口三
連動弁9、ガス放出弁10その他に漏れがあれば、ガス
が流出しガス配管11の圧力は下降し、予め設定された
一定の差圧Qに達すると、他方の差圧監視用差圧スイッ
チ8が作動し、不合格を知らせる。この場合、一定の差
圧Qは目的により、上限、下限で異なった差圧を設定す
ることもできる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるガ
ス漏洩検査装置においては、ガス配管圧力の変動し易い
絶対値でなく、ガス配管と補助容器との圧力差を検出し
ているので、ガスチャージ弁の作動遅れに関係なく、精
度良くガス配管のガス漏洩検査を行うことができる。
ス漏洩検査装置においては、ガス配管圧力の変動し易い
絶対値でなく、ガス配管と補助容器との圧力差を検出し
ているので、ガスチャージ弁の作動遅れに関係なく、精
度良くガス配管のガス漏洩検査を行うことができる。
【図1】本発明によるガス漏洩検査装置の全体構成図で
ある。
ある。
【図2】従来のガス漏洩検査装置の説明図である。
【図3】従来技術の圧力変化の説明図である。
【図4】本発明によるガス漏洩検査装置の圧力変化の説
明図である。
明図である。
1・・・ガス流量調節弁 2・・・ガス遮断弁 3・・・ガスチャージ弁 5・・・開閉弁 6・・・補助容器 7・・・ガスチャージ弁閉用圧力スイッチ 8・・・差圧監視用差圧スイッチ 11・・・ガス配管
Claims (1)
- 【請求項1】ガス燃焼装置等のガス配管に、少容量の補
助容器を開閉弁を介して接続し、上記ガス配管と上記補
助容器の間に差圧監視用の2個の差圧スイッチを逆並列
に装着することを特徴とするガス漏洩検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13137495A JPH08327488A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | ガス漏洩検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13137495A JPH08327488A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | ガス漏洩検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08327488A true JPH08327488A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15056453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13137495A Pending JPH08327488A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | ガス漏洩検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08327488A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003090777A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-03-28 | Ito Koki Kk | ガス漏洩検知装置 |
JP2014522967A (ja) * | 2011-06-27 | 2014-09-08 | エルスター・ゲーエムベーハー | 安全弁の漏れ防止性を検査するための方法 |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP13137495A patent/JPH08327488A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003090777A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-03-28 | Ito Koki Kk | ガス漏洩検知装置 |
JP2014522967A (ja) * | 2011-06-27 | 2014-09-08 | エルスター・ゲーエムベーハー | 安全弁の漏れ防止性を検査するための方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20031216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |