JPS63134715A - 腹起こしの裏止め工事方法 - Google Patents
腹起こしの裏止め工事方法Info
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- JPS63134715A JPS63134715A JP28276986A JP28276986A JPS63134715A JP S63134715 A JPS63134715 A JP S63134715A JP 28276986 A JP28276986 A JP 28276986A JP 28276986 A JP28276986 A JP 28276986A JP S63134715 A JPS63134715 A JP S63134715A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a)産業上の利用分野
本発明は、腹起こしの裏止め工事方法に関し、特に、作
業性が良く、また、親杭と腹起こしとの問が狭くても裏
止めが確実にできるようにした、腹起こしの裏止め工事
方法に関するものである。
業性が良く、また、親杭と腹起こしとの問が狭くても裏
止めが確実にできるようにした、腹起こしの裏止め工事
方法に関するものである。
(b)従来の技術
一般に、オープンカット工法等の仮設工事においては、
上端面に沿ってほぼ垂直に打ち込まれた親杭と、上端面
に沿って水平に配置される腹起こしとの隙間を埋めるた
めに、いわゆる、腹起こしの裏止め工事が施工される。
上端面に沿ってほぼ垂直に打ち込まれた親杭と、上端面
に沿って水平に配置される腹起こしとの隙間を埋めるた
めに、いわゆる、腹起こしの裏止め工事が施工される。
従来の腹起こしの裏止め工事は、コンクリート工場で混
練されたモルタルを一度に2〜3+o’ずつミキサー車
等によって現場に運搬し、そのモルタルを現場で土嚢袋
に詰めて親杭と腹起こしどの間に押し込めている。
練されたモルタルを一度に2〜3+o’ずつミキサー車
等によって現場に運搬し、そのモルタルを現場で土嚢袋
に詰めて親杭と腹起こしどの間に押し込めている。
(c)発明が解決しようとする問題点
しかしながら、このような従来の腹起こしの裏止め工事
方法では、現場で土嚢袋にモルタルを詰める作業に手間
取る。
方法では、現場で土嚢袋にモルタルを詰める作業に手間
取る。
また、モルタルを詰めた土嚢袋は重いので、土嚢袋を裏
止めする箇所に運ぶ作業が重労働となるうえ、モルタル
を詰めた土嚢袋を親杭と腹起こしとの間に挿入する作業
もかなり困難である。
止めする箇所に運ぶ作業が重労働となるうえ、モルタル
を詰めた土嚢袋を親杭と腹起こしとの間に挿入する作業
もかなり困難である。
すなわち、モルタルが土嚢袋内で2疑固し始めると外形
を変形させることが困難になり、親杭と腹起こしとの間
隔が比較的広くてもモルタル人の土量袋を挿入できなく
なることがある。
を変形させることが困難になり、親杭と腹起こしとの間
隔が比較的広くてもモルタル人の土量袋を挿入できなく
なることがある。
また、その間隔が例えば20〜30mmというように特
に狭い場合には、モルタルの流動性が失われていなくて
も土嚢袋をその間隙に挿入できるように変形させるのが
不可能になる。その結果、例乏ば、入夫が5〜6人掛か
りで1日に200〜250箇所の裏止めができるに過ぎ
ず、仮設工事に多額の費用がかかるという問題がある。
に狭い場合には、モルタルの流動性が失われていなくて
も土嚢袋をその間隙に挿入できるように変形させるのが
不可能になる。その結果、例乏ば、入夫が5〜6人掛か
りで1日に200〜250箇所の裏止めができるに過ぎ
ず、仮設工事に多額の費用がかかるという問題がある。
また、土嚢袋にモルタルを詰めると土嚢袋の外形は中膨
れ1こなり、親杭や腹起こしと土嚢袋とが接触する面積
が不十分になり、確実な裏止めができなくなるという問
題もある。
れ1こなり、親杭や腹起こしと土嚢袋とが接触する面積
が不十分になり、確実な裏止めができなくなるという問
題もある。
本発明は、上記の事情を考慮してなされたものであって
、作業性が良く、また、親杭と腹起こしどの間が狭くて
も裏止めが確実にできるようにした、腹起こしの裏止め
工事方法を提供することを目的とする。
、作業性が良く、また、親杭と腹起こしどの間が狭くて
も裏止めが確実にできるようにした、腹起こしの裏止め
工事方法を提供することを目的とする。
(d)問題点を解決するための手段
本発明では、上記の目的を達成するために次のような技
術的手段が講じられている。
術的手段が講じられている。
すなわち、まず、親杭と腹起こしどの間に袋を配置し、
この袋の開口の近傍部に腹起こしの上縁上から上端に刺
し込まれる釘を貫通させて上端と腹起こしとに上記袋を
支持させた後、混練したモルタルを上記袋に充填すると
いう手順が採られる。
この袋の開口の近傍部に腹起こしの上縁上から上端に刺
し込まれる釘を貫通させて上端と腹起こしとに上記袋を
支持させた後、混練したモルタルを上記袋に充填すると
いう手順が採られる。
上記袋の材質は特に限定されず、従来の土嚢袋を使用す
ることも可能である。しかしながら、ナイロン製の袋を
使用することが袋の単価を安くすることができるので有
利である。ナイロン製の袋としてはナイロンフィルム製
のものを使用することも、ナイロン繊維を11ii!織
した布製のものを使用することも可能である。ナイロン
フィルム製の袋を使用する場合、フィルムの厚さは0.
2丁am程度で十分である。このように薄いフィルムを
使用できるのは、モルタルを充填するときに、モルタル
の重量全部が釘に負担されるのではなく、その重量の一
部分が、モルタルから親杭及び腹起こしに掛かる側面圧
により生じる摩擦力によって分散されるためであると思
われる。また、袋の大きさは、親杭と腹起こしどの間隔
が最も太き(なる場合、例えば、150IΩmに対応し
て適当に設定される。
ることも可能である。しかしながら、ナイロン製の袋を
使用することが袋の単価を安くすることができるので有
利である。ナイロン製の袋としてはナイロンフィルム製
のものを使用することも、ナイロン繊維を11ii!織
した布製のものを使用することも可能である。ナイロン
フィルム製の袋を使用する場合、フィルムの厚さは0.
2丁am程度で十分である。このように薄いフィルムを
使用できるのは、モルタルを充填するときに、モルタル
の重量全部が釘に負担されるのではなく、その重量の一
部分が、モルタルから親杭及び腹起こしに掛かる側面圧
により生じる摩擦力によって分散されるためであると思
われる。また、袋の大きさは、親杭と腹起こしどの間隔
が最も太き(なる場合、例えば、150IΩmに対応し
て適当に設定される。
上記袋へのモルタルの充填は、シャベル等を使用しても
よいが、作業能率を高める観点からパイプ式移送手段を
使用することが特に好ましい。
よいが、作業能率を高める観点からパイプ式移送手段を
使用することが特に好ましい。
また、袋へのモルタルの充填を容易にするため(こ、モ
ルタルは現場で混練することが好ましい。
ルタルは現場で混練することが好ましい。
また、このように現場でモルタルを混練する場合には、
硬化時間が短い半硬セメントを使用し、工事期間を短縮
できる利点も得られる。
硬化時間が短い半硬セメントを使用し、工事期間を短縮
できる利点も得られる。
(e)作用
本発明方法によれば、袋がモルタルを詰める前に親杭と
腹起こしとの間に挿入される。従って、モルタルを詰め
た土嚢袋を挿入する場合に比べると極めて簡単に、しか
も、短時間で袋を親杭と腹起こしとの間に挿入できる。
腹起こしとの間に挿入される。従って、モルタルを詰め
た土嚢袋を挿入する場合に比べると極めて簡単に、しか
も、短時間で袋を親杭と腹起こしとの間に挿入できる。
この袋に流動性が殆)/キ1−た5名でいない」1Mモ
ル゛タルを充垣するので、親杭と腹起こしとの間隙が狭
い場合でも広い場合でも、短時間で、袋が許される限り
大きな面積にわたって親杭および腹起こしに接するよう
にモルタルが充填される。従って、従来のように土嚢袋
内にモルタルを詰めてから裏止めするのに比べると、親
杭と腹起こしとの面に容易に、かつ、簡単に、しかも、
迅速にモルタルを詰めることができ、作業性が高くなる
。また、モルタルと親杭及び腹起こしとの接触面積を十
分大きくすることができ、親杭と腹起こしとの間隔が狭
くても確実な裏止めをすることができる作用を有するの
である。
ル゛タルを充垣するので、親杭と腹起こしとの間隙が狭
い場合でも広い場合でも、短時間で、袋が許される限り
大きな面積にわたって親杭および腹起こしに接するよう
にモルタルが充填される。従って、従来のように土嚢袋
内にモルタルを詰めてから裏止めするのに比べると、親
杭と腹起こしとの面に容易に、かつ、簡単に、しかも、
迅速にモルタルを詰めることができ、作業性が高くなる
。また、モルタルと親杭及び腹起こしとの接触面積を十
分大きくすることができ、親杭と腹起こしとの間隔が狭
くても確実な裏止めをすることができる作用を有するの
である。
上記袋へのモルタルの充填にパイプ式移送手段を使用す
る場合は、シャベル等を使用する場合に比べて作業能率
が一層高められ、かつ、袋の外側へのモルタルの付着を
防止できるので、仕上がりの見栄えが良くなる作用を有
するのである。
る場合は、シャベル等を使用する場合に比べて作業能率
が一層高められ、かつ、袋の外側へのモルタルの付着を
防止できるので、仕上がりの見栄えが良くなる作用を有
するのである。
また、モルタルを現場で混練する場合には、流動性が殆
ど失われていないうちにモルタルを袋に充填できるので
、モルタルの充填が一層容易になリ、また、硬化時間が
短い半硬セメントを使用し、工事期間を短縮することも
可能になる。
ど失われていないうちにモルタルを袋に充填できるので
、モルタルの充填が一層容易になリ、また、硬化時間が
短い半硬セメントを使用し、工事期間を短縮することも
可能になる。
上記のように現場でモルタルを混疎し、パイプ移送によ
ってモルタルを袋に充填する場合には、例えば、従来は
5〜6人掛かりでやっていた作業を僅か2人掛かりでで
きるようになる。
ってモルタルを袋に充填する場合には、例えば、従来は
5〜6人掛かりでやっていた作業を僅か2人掛かりでで
きるようになる。
(f)実施例
以下、本発明を実施例図面に基づいて詳細に説明するが
、本発明はこれに限定されるものではない。
、本発明はこれに限定されるものではない。
まず、第1図に示すように、上端面1に沿ってほぼ垂直
に打ち込まれた各親杭2と、上端部1に沿ってほぼ水平
に配置される腹起こし3との間にナイロンフィルム製の
袋4を配置し、腹起こし3の上縁上から各親杭2の両横
の上端部1に向かって差し込まれるL字形状の釘5によ
りその袋4の上端開口6の近傍を突き刺して当該袋4を
釘5を介して腹起こし3と上端面1とに支持させる。
に打ち込まれた各親杭2と、上端部1に沿ってほぼ水平
に配置される腹起こし3との間にナイロンフィルム製の
袋4を配置し、腹起こし3の上縁上から各親杭2の両横
の上端部1に向かって差し込まれるL字形状の釘5によ
りその袋4の上端開口6の近傍を突き刺して当該袋4を
釘5を介して腹起こし3と上端面1とに支持させる。
上記袋4の材質は特に限定されず、従来の土嚢袋を使用
することも可能である。しかしながら、ナイロン等の合
成樹脂製の袋4を使用することが袋・tの単価を安くす
ることができるので有利である。
することも可能である。しかしながら、ナイロン等の合
成樹脂製の袋4を使用することが袋・tの単価を安くす
ることができるので有利である。
ナイロン製の袋4としては上述のようにナイロンフィル
ム製のものを使用することも、ナイロンa維を編織して
布製のものを使用することも可能であり、ナイロンフィ
ルム製のものを使用する場合には一層袋4の単価を安く
することができる。
ム製のものを使用することも、ナイロンa維を編織して
布製のものを使用することも可能であり、ナイロンフィ
ルム製のものを使用する場合には一層袋4の単価を安く
することができる。
ナイロンフィルム製の袋4を使用する場合、フィルムの
厚さは0.2mto程度で十分である。このように薄い
フィルムを使用できるのは、モルタルMを充填するとき
に、モルタルの重量全部が釘に負担されるのではなく、
その重量の一部分が、モルタルMから親杭2及び腹起こ
し3に掛かる側面圧により生じる摩擦力によって支持さ
れるためであると思われる。
厚さは0.2mto程度で十分である。このように薄い
フィルムを使用できるのは、モルタルMを充填するとき
に、モルタルの重量全部が釘に負担されるのではなく、
その重量の一部分が、モルタルMから親杭2及び腹起こ
し3に掛かる側面圧により生じる摩擦力によって支持さ
れるためであると思われる。
この場合、第3図に示すよう1こ、袋4の上端部を突出
させてモルタルMを当該袋4に充填することにより、上
記釘5がモルタルMによって完全に埋設されるのであり
、該モアタルMが硬化することによって、釘5がこの硬
化したモアタルMをより安全に支えることができるので
ある(このとき、釘5はアンカーボルトのように機能す
る)。
させてモルタルMを当該袋4に充填することにより、上
記釘5がモルタルMによって完全に埋設されるのであり
、該モアタルMが硬化することによって、釘5がこの硬
化したモアタルMをより安全に支えることができるので
ある(このとき、釘5はアンカーボルトのように機能す
る)。
また、袋4の大きさは、親杭2と腹起こし3との間隔が
最も大きくなる場合、例えば、150nimに対応して
適当に設定される。
最も大きくなる場合、例えば、150nimに対応して
適当に設定される。
更に、袋4の丈(深さ)は腹起こし3の高さに対応して
適当に設定される。しかし、腹起こし3の高さよりも深
い袋4を上端開口6から適当に折り返して使用すること
は可能である。
適当に設定される。しかし、腹起こし3の高さよりも深
い袋4を上端開口6から適当に折り返して使用すること
は可能である。
又、2以上の腹起こし3を平行に連設しているか、或い
は2以上の腹起こし3を適度の間隔を隔てて平膜してい
る場合、これらの上端から下端に達する長手の袋4を準
備し、この袋4にその上端開口からモノタルMを充填し
て2以上の腹起こし3の裏止めを同時にしてもよいので
ある。
は2以上の腹起こし3を適度の間隔を隔てて平膜してい
る場合、これらの上端から下端に達する長手の袋4を準
備し、この袋4にその上端開口からモノタルMを充填し
て2以上の腹起こし3の裏止めを同時にしてもよいので
ある。
更に、袋4の幅は一定にし、親杭2の幅が広い場合には
2個の袋4を横に並べて配置すればよいのである。
2個の袋4を横に並べて配置すればよいのである。
ところで、図示しないが、親杭2と親杭2の間に多数の
袋4を互いに接触するように連設してモノタルMを充填
してもよく、二のように溝成することにより親杭2を確
実に固定しうるのである。
袋4を互いに接触するように連設してモノタルMを充填
してもよく、二のように溝成することにより親杭2を確
実に固定しうるのである。
次に、現場で図示しないミキサーを使ってモルタルMを
混練し、ミキサーから延長されたパイプ式移送装置7の
吐出ノズル8を袋4の上端開口6に刺し込んでモルタル
Mを袋・1に充填する。
混練し、ミキサーから延長されたパイプ式移送装置7の
吐出ノズル8を袋4の上端開口6に刺し込んでモルタル
Mを袋・1に充填する。
尚、コンクリート工場で混練されたモルタルMをミキサ
ー車で現場に運び、パイプ式移送装置7で袋に詰めるこ
とや、コンクリート工場で混線され、ミキサー車で現場
に運ばれたモルタルM或いは現場で混練されたモルタル
Mをシャベル等によってすくって袋4に詰めることも可
能であるが、作業性を高めるという観点から、上述のよ
うに現場で混線したモルタルMをパイプ式移送装置7を
便って袋4に充填することが最も好ましい。
ー車で現場に運び、パイプ式移送装置7で袋に詰めるこ
とや、コンクリート工場で混線され、ミキサー車で現場
に運ばれたモルタルM或いは現場で混練されたモルタル
Mをシャベル等によってすくって袋4に詰めることも可
能であるが、作業性を高めるという観点から、上述のよ
うに現場で混線したモルタルMをパイプ式移送装置7を
便って袋4に充填することが最も好ましい。
袋4に充填されるモルタルMは殆ど流動性を失っておら
ず、親杭2と腹起こし3との間で許される限り袋4を広
げるように袋4に詰められる。従って、袋4は広い面積
にわたって親杭2および腹起こし3に接触し、モルタル
Mも圧力によって親杭2および腹起こし3に押し付けら
れる。
ず、親杭2と腹起こし3との間で許される限り袋4を広
げるように袋4に詰められる。従って、袋4は広い面積
にわたって親杭2および腹起こし3に接触し、モルタル
Mも圧力によって親杭2および腹起こし3に押し付けら
れる。
この押し付は力によって袋4のずれ下がりに対する摩擦
抵抗が発生するので、モルタルの荷重の一部分がこの摩
擦抵抗によって支えられ、その結果、釘5に作用する荷
重は比較的軽く、比較的小径の釘5を使用することがで
き、袋4の厚さも例えば0.2+nm程度に薄くするこ
とができる。
抵抗が発生するので、モルタルの荷重の一部分がこの摩
擦抵抗によって支えられ、その結果、釘5に作用する荷
重は比較的軽く、比較的小径の釘5を使用することがで
き、袋4の厚さも例えば0.2+nm程度に薄くするこ
とができる。
また、袋・tに充填されるモルタルは殆ど流動性を失っ
ていないので、例えば、親杭2と腹起こし3との間隔が
20〜30mm程度と狭い場合でもそれらの間に流れ込
む。従って、従来では土嚢袋によっである程度形状や大
きさが決められているモルタル人の土嚢袋を親杭2と腹
起こし3との間に押し込める場合に比べると、極めて簡
単に、しがち、短時間でモルタルを親杭2と腹起こし3
との間に確実に充填できることになる。
ていないので、例えば、親杭2と腹起こし3との間隔が
20〜30mm程度と狭い場合でもそれらの間に流れ込
む。従って、従来では土嚢袋によっである程度形状や大
きさが決められているモルタル人の土嚢袋を親杭2と腹
起こし3との間に押し込める場合に比べると、極めて簡
単に、しがち、短時間でモルタルを親杭2と腹起こし3
との間に確実に充填できることになる。
更に、上記のようにパイプ式移送装置7の吐出ノズル8
を袋4の上端開口6に刺し込んでモルタルを袋4に充填
する場合には、モルタルを袋4の外側に溢れないように
して充填できるので、袋4の外側がモルタルで汚れず、
仕上がりの見栄えが一層よくなる。
を袋4の上端開口6に刺し込んでモルタルを袋4に充填
する場合には、モルタルを袋4の外側に溢れないように
して充填できるので、袋4の外側がモルタルで汚れず、
仕上がりの見栄えが一層よくなる。
(g)発明の効果
以上のように、本発明に係る腹起こしの裏止め工事方法
によれば、袋に予めモルタルを入れずに袋を親杭と腹起
こしどの間に挿入し、この後モルタルを袋に充填するの
で、モルタルの凝固により親杭と腹起こしとの開への挿
入が困難になったり、不能になったりする恐れがなく、
容易に、がっ、迅速に親杭と腹起こしどの間にモルタル
を充填することができ、作業性を着しく高めることがで
きる効果を有するのである。
によれば、袋に予めモルタルを入れずに袋を親杭と腹起
こしどの間に挿入し、この後モルタルを袋に充填するの
で、モルタルの凝固により親杭と腹起こしとの開への挿
入が困難になったり、不能になったりする恐れがなく、
容易に、がっ、迅速に親杭と腹起こしどの間にモルタル
を充填することができ、作業性を着しく高めることがで
きる効果を有するのである。
また、モルタルが殆ど流動性を失わない状態で充填され
るので、親杭と腹起こしとの間隔が狭い場合でも、親杭
と服起こしどの間で許される限り袋を広げるようにモル
タルが袋4に詰められ、確実に親杭と腹起こしとの間に
モルタルを充填することができる効果を有するのである
。
るので、親杭と腹起こしとの間隔が狭い場合でも、親杭
と服起こしどの間で許される限り袋を広げるようにモル
タルが袋4に詰められ、確実に親杭と腹起こしとの間に
モルタルを充填することができる効果を有するのである
。
第1図は親杭と腹起こしとの間に袋を配置する要頌を示
す斜視図、第2図はその袋にモルタルを充填する要頒を
示す斜視図、f53図はモノタルを充填後硬化させた状
態を示す斜視図である。 1・・・上端面、2・・・親杭、3・・・腹起こし、4
・・・袋、5・・・釘、7・・・パイプ式移送装置、8
・・・吐出ノズル、M・・・モルタル。 第1図 第2図 第3図
す斜視図、第2図はその袋にモルタルを充填する要頒を
示す斜視図、f53図はモノタルを充填後硬化させた状
態を示す斜視図である。 1・・・上端面、2・・・親杭、3・・・腹起こし、4
・・・袋、5・・・釘、7・・・パイプ式移送装置、8
・・・吐出ノズル、M・・・モルタル。 第1図 第2図 第3図
Claims (3)
- (1)親杭と腹起こしとの間に袋を配置し、この袋の開
口の近傍部に腹起こしの上縁上から上端に刺し込まれる
釘を貫通させて上端と腹起こしとに上記袋を支持させた
後、混練したモルタルを上記袋に充填することを特徴と
する腹起こしの裏止め工事方法。 - (2)モルタルをパイプ式移送手段を介して上記袋に充
填する特許請求の範囲第1項に記載の腹起こしの裏止め
工事方法。 - (3)現場において混練したモルタルを上記袋に充填す
る特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の腹起こしの
裏止め工事方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28276986A JPS63134715A (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 腹起こしの裏止め工事方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28276986A JPS63134715A (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 腹起こしの裏止め工事方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63134715A true JPS63134715A (ja) | 1988-06-07 |
JPH0378454B2 JPH0378454B2 (ja) | 1991-12-13 |
Family
ID=17656832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28276986A Granted JPS63134715A (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 腹起こしの裏止め工事方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63134715A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0336317A (ja) * | 1989-07-03 | 1991-02-18 | Taisei Corp | 腹起し材の裏込め工法 |
JPH0738233U (ja) * | 1991-12-02 | 1995-07-14 | 鉄建建設株式会社 | フック付き袋 |
KR100397958B1 (ko) * | 2000-08-14 | 2003-09-19 | 박광돈 | 띠장을 분리하여 설치한 흙막이벽 지보구조 및 그 시공방법 |
KR100476838B1 (ko) * | 2002-08-02 | 2005-03-17 | 최춘식 | 토류벽 시공에 있어서의 리프트 팩을 이용한 그라우팅 공법 |
-
1986
- 1986-11-26 JP JP28276986A patent/JPS63134715A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH0738233U (ja) * | 1991-12-02 | 1995-07-14 | 鉄建建設株式会社 | フック付き袋 |
KR100397958B1 (ko) * | 2000-08-14 | 2003-09-19 | 박광돈 | 띠장을 분리하여 설치한 흙막이벽 지보구조 및 그 시공방법 |
KR100476838B1 (ko) * | 2002-08-02 | 2005-03-17 | 최춘식 | 토류벽 시공에 있어서의 리프트 팩을 이용한 그라우팅 공법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0378454B2 (ja) | 1991-12-13 |
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