JPH11210004A - 斜面補強擁壁工法 - Google Patents
斜面補強擁壁工法Info
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- JPH11210004A JPH11210004A JP1118898A JP1118898A JPH11210004A JP H11210004 A JPH11210004 A JP H11210004A JP 1118898 A JP1118898 A JP 1118898A JP 1118898 A JP1118898 A JP 1118898A JP H11210004 A JPH11210004 A JP H11210004A
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- Japan
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 急勾配の斜面に適用できて、斜面用地面積を
少なくすることができ、またコンクリート擁壁構築時に
おける安全確保のために、擁壁背面の掘削勾配を緩やか
に設けたり、土留め工を施したりするなどの別の作業を
必要としない、効率的かつ安全で、しかも確実な斜面の
安定化を実現することができる斜面補強擁壁工法を提供
すること。 【解決手段】 斜面に棒状補強材4を押し込み打設して
前記斜面の補強を計った上で、前記斜面前面に擁壁8を
構築することを特徴とする。
少なくすることができ、またコンクリート擁壁構築時に
おける安全確保のために、擁壁背面の掘削勾配を緩やか
に設けたり、土留め工を施したりするなどの別の作業を
必要としない、効率的かつ安全で、しかも確実な斜面の
安定化を実現することができる斜面補強擁壁工法を提供
すること。 【解決手段】 斜面に棒状補強材4を押し込み打設して
前記斜面の補強を計った上で、前記斜面前面に擁壁8を
構築することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路、宅地造成、
鉄道などの土地造成施工時における切土斜面、盛土斜
面、あるいは自然斜面などの斜面の安定化工法に関す
る。
鉄道などの土地造成施工時における切土斜面、盛土斜
面、あるいは自然斜面などの斜面の安定化工法に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
例えば土地造成時における切土斜面は、その斜面が崩壊
するのを防止するため、図10に示すように掘削勾配を
当該斜面を構成する地盤の土質に応じて緩やかに設ける
などの対策が採られていた。つまり斜面を構成する地盤
の土質が軟質であればあるほど、掘削勾配はaからcへ
となだらかな勾配となるように掘削していくのである。
例えば土地造成時における切土斜面は、その斜面が崩壊
するのを防止するため、図10に示すように掘削勾配を
当該斜面を構成する地盤の土質に応じて緩やかに設ける
などの対策が採られていた。つまり斜面を構成する地盤
の土質が軟質であればあるほど、掘削勾配はaからcへ
となだらかな勾配となるように掘削していくのである。
【0003】しかしながら、掘削勾配を緩やかに設ける
といった対策を講じる場合には、図10に示すように、
掘削勾配がaからcへと順になだらかな勾配となるに従
って広大な切土斜面幼稚を必要としていた。
といった対策を講じる場合には、図10に示すように、
掘削勾配がaからcへと順になだらかな勾配となるに従
って広大な切土斜面幼稚を必要としていた。
【0004】一方、別の斜面の安定化を計る方法として
は、斜面前面にコンクリート擁壁を構築する方法があ
る。この方法を用いる場合、コンクリート擁壁の構築に
先立って、擁壁構築の作業時における安全を確保するた
め、擁壁背面の切土斜面を緩く掘削したり、斜面に土留
め工を施工したりするなど別の作業工程が必要であり、
斜面の安定化工を完成させるためには長い施工期間を要
していた。
は、斜面前面にコンクリート擁壁を構築する方法があ
る。この方法を用いる場合、コンクリート擁壁の構築に
先立って、擁壁構築の作業時における安全を確保するた
め、擁壁背面の切土斜面を緩く掘削したり、斜面に土留
め工を施工したりするなど別の作業工程が必要であり、
斜面の安定化工を完成させるためには長い施工期間を要
していた。
【0005】本発明は、急勾配の斜面に適用できて、斜
面用地面積を少なくすることができ、またコンクリート
擁壁構築時における安全確保のために、擁壁背面の掘削
勾配を緩やかに設けたり、土留め工を施したりするなど
の別の作業を必要としない、効率的かつ安全で、しかも
確実な斜面の安定化を実現することができる斜面補強擁
壁工法を提供することを目的とするものである。
面用地面積を少なくすることができ、またコンクリート
擁壁構築時における安全確保のために、擁壁背面の掘削
勾配を緩やかに設けたり、土留め工を施したりするなど
の別の作業を必要としない、効率的かつ安全で、しかも
確実な斜面の安定化を実現することができる斜面補強擁
壁工法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、斜面に棒状補強材を押し込
み打設して前記斜面の補強を計った上で、前記斜面前面
に擁壁を構築することを特徴とする斜面補強擁壁工法を
その要旨とした。
め、請求項1記載の発明は、斜面に棒状補強材を押し込
み打設して前記斜面の補強を計った上で、前記斜面前面
に擁壁を構築することを特徴とする斜面補強擁壁工法を
その要旨とした。
【0007】請求項2記載の発明は、棒状補強材を一部
を残して打設すると共に、前記打設されないで斜面より
突出する棒状補強材を利用して前記棒状補強材の前面に
擁壁を構築することを特徴とする斜面補強擁壁工法をそ
の要旨とした。
を残して打設すると共に、前記打設されないで斜面より
突出する棒状補強材を利用して前記棒状補強材の前面に
擁壁を構築することを特徴とする斜面補強擁壁工法をそ
の要旨とした。
【0008】請求項3記載の発明は、打設されないで斜
面より突出する棒状補強材前面にブロック等を埋設型枠
として積み上げ、次いで前記ブロック等内に鉄筋を貫通
させ、この鉄筋と前記棒状補強材とを一体化し、この後
前記斜面とブロック等との間にコンクリートを打設する
ようにしたことを特徴とする斜面補強擁壁工法をその要
旨とした。
面より突出する棒状補強材前面にブロック等を埋設型枠
として積み上げ、次いで前記ブロック等内に鉄筋を貫通
させ、この鉄筋と前記棒状補強材とを一体化し、この後
前記斜面とブロック等との間にコンクリートを打設する
ようにしたことを特徴とする斜面補強擁壁工法をその要
旨とした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の斜面補強擁壁工法
を図面に示した一実施形態に基づいてさらに詳しく説明
する。尚、本発明の斜面補強擁壁工法(以下擁壁工法と
いう)は、道路、宅地造成、鉄道などの土地造成施工時
における切土斜面、盛土斜面、あるいは自然斜面などい
ずれの斜面にも適用可能であるが、以下は切土斜面を例
にとって説明する。
を図面に示した一実施形態に基づいてさらに詳しく説明
する。尚、本発明の斜面補強擁壁工法(以下擁壁工法と
いう)は、道路、宅地造成、鉄道などの土地造成施工時
における切土斜面、盛土斜面、あるいは自然斜面などい
ずれの斜面にも適用可能であるが、以下は切土斜面を例
にとって説明する。
【0010】図1〜図9に示す例は、斜面に大型コンク
リートブロック20を用いた擁壁を構築したものであ
り、図1は、地山を切土掘削して斜面Sを形成した状態
を示している。この場合、地山は、一時的な安定状態を
示す勾配(例えば1:0.3〜1:0.5)で掘削す
る。
リートブロック20を用いた擁壁を構築したものであ
り、図1は、地山を切土掘削して斜面Sを形成した状態
を示している。この場合、地山は、一時的な安定状態を
示す勾配(例えば1:0.3〜1:0.5)で掘削す
る。
【0011】次いで図2に示すように、斜面Sに棒状補
強材4を押し込み、地盤A中に棒状補強材4を打設して
当該斜面Sの補強を計る。棒状補強材4としては所定の
強度と長さと有するものであれば何でも良く、図面のも
のは一般市場で市販されている鉄筋棒である。その他棒
状補強材4としては、本出願人が特開平6−28793
2号公報において提案しているものを用いることもでき
る。
強材4を押し込み、地盤A中に棒状補強材4を打設して
当該斜面Sの補強を計る。棒状補強材4としては所定の
強度と長さと有するものであれば何でも良く、図面のも
のは一般市場で市販されている鉄筋棒である。その他棒
状補強材4としては、本出願人が特開平6−28793
2号公報において提案しているものを用いることもでき
る。
【0012】この棒状補強材4の斜面Sへの押し込みに
は、図2に示すような、押し込み装置11を用いること
ができる。この押し込み装置11は、本出願人が特公平
8−19665号において提案しているものである。棒
状補強材4を押し込む深さとしては、地山の軟硬に応じ
て変化するが、棒状補強材4の打設による斜面Sの補強
効果を確実に得るため、棒状補強材4先端が滑り面Pを
超えて更に深い位置まで達するようにするとよい。
は、図2に示すような、押し込み装置11を用いること
ができる。この押し込み装置11は、本出願人が特公平
8−19665号において提案しているものである。棒
状補強材4を押し込む深さとしては、地山の軟硬に応じ
て変化するが、棒状補強材4の打設による斜面Sの補強
効果を確実に得るため、棒状補強材4先端が滑り面Pを
超えて更に深い位置まで達するようにするとよい。
【0013】また、棒状補強材4を地盤A中へ押し込み
打設する場合、棒状補強材4の一部を残して打設する。
そして、この棒状補強材4の地盤A中に打設されないで
斜面Sより突出する部分を利用して前記棒状補強材4の
前面に擁壁を構築するのである。図3〜図9はその手順
を示したものである。
打設する場合、棒状補強材4の一部を残して打設する。
そして、この棒状補強材4の地盤A中に打設されないで
斜面Sより突出する部分を利用して前記棒状補強材4の
前面に擁壁を構築するのである。図3〜図9はその手順
を示したものである。
【0014】尚、棒状補強材4の地盤A中に打設されな
いで斜面Sより突出する部分としては、後述する裏込め
コンクリート7の打設幅だけ斜面より突出するようにす
る。これにより裏込めコンクリート7と棒状補強材4と
の一体性はより高まることになる。
いで斜面Sより突出する部分としては、後述する裏込め
コンクリート7の打設幅だけ斜面より突出するようにす
る。これにより裏込めコンクリート7と棒状補強材4と
の一体性はより高まることになる。
【0015】次に図3に示すように、斜面S上面に排水
層1を設ける。排水層1としては、不織布やネットなど
の排水シートや排水フィルタあるいは砕石などを斜面s
に沿って配することで設ける。次いで、この排水層1上
に防水シート2を配して排水層1上を覆う。この一方で
斜面Sの下端には後述する擁壁用の基礎コンクリート3
を打設する。
層1を設ける。排水層1としては、不織布やネットなど
の排水シートや排水フィルタあるいは砕石などを斜面s
に沿って配することで設ける。次いで、この排水層1上
に防水シート2を配して排水層1上を覆う。この一方で
斜面Sの下端には後述する擁壁用の基礎コンクリート3
を打設する。
【0016】次いで図4に示すように、地盤A中に打設
されないで斜面Sより突出する棒状補強材4前面に大型
コンクリートブロック20を埋設型枠として積み上げ
る。この形態では3段目まで積み上げた。尚、この形態
で用いた大型コンクリートブロック20には、鉄筋が当
該コンクリートブロック20の上下方向及び左右方向に
貫通できるように孔(図示しない)が設けられている。
尚、大型コンクリートブロック20を何段まで積み上げ
るかは任意であるが、あまりに高く積み上げると不安定
となり、積み上げた大型コンクリートブロック20が倒
壊する恐れがあるので、この点注意する必要がある。
されないで斜面Sより突出する棒状補強材4前面に大型
コンクリートブロック20を埋設型枠として積み上げ
る。この形態では3段目まで積み上げた。尚、この形態
で用いた大型コンクリートブロック20には、鉄筋が当
該コンクリートブロック20の上下方向及び左右方向に
貫通できるように孔(図示しない)が設けられている。
尚、大型コンクリートブロック20を何段まで積み上げ
るかは任意であるが、あまりに高く積み上げると不安定
となり、積み上げた大型コンクリートブロック20が倒
壊する恐れがあるので、この点注意する必要がある。
【0017】この後図5に示すように、前記大型コンク
リートブロック20の貫通孔(図示しない)に鉄筋21
を貫通させ、縦横に積み上げた大型コンクリートブロッ
ク20相互を連結すると共に、この鉄筋21と前記棒状
補強材4とを一体化する。
リートブロック20の貫通孔(図示しない)に鉄筋21
を貫通させ、縦横に積み上げた大型コンクリートブロッ
ク20相互を連結すると共に、この鉄筋21と前記棒状
補強材4とを一体化する。
【0018】次いで図6に示すように、前記斜面Sと大
型コンクリートブロック20との間、及び大型コンクリ
ートブロック20内に裏込めコンクリート7を打設し、
地山と一体化された擁壁の下部8aを構築する。
型コンクリートブロック20との間、及び大型コンクリ
ートブロック20内に裏込めコンクリート7を打設し、
地山と一体化された擁壁の下部8aを構築する。
【0019】次に図7及び図8に示すように、上記の如
くして構築された擁壁の下部分8aの上に、前述の図4
〜図6に示す工程を繰り返して擁壁の上部分8bを構築
し、この後図9に示すように天端ブロック9に設けるこ
とで、擁壁8を完成させるのである。
くして構築された擁壁の下部分8aの上に、前述の図4
〜図6に示す工程を繰り返して擁壁の上部分8bを構築
し、この後図9に示すように天端ブロック9に設けるこ
とで、擁壁8を完成させるのである。
【0020】尚、斜面前面に構築する擁壁の形態は、上
に示した形態に限定されず任意であり、斜面の大きさや
地盤の土質などを考慮して適宜決定すればよい。
に示した形態に限定されず任意であり、斜面の大きさや
地盤の土質などを考慮して適宜決定すればよい。
【0021】
【発明の効果】本発明の擁壁工法にあっては、斜面に棒
状補強材を押し込み打設して前記斜面の補強を計った上
で、前記斜面前面に擁壁を構築するようにしたので、急
勾配の斜面にも適用することができ、斜面用地面積を少
なくすることができる。
状補強材を押し込み打設して前記斜面の補強を計った上
で、前記斜面前面に擁壁を構築するようにしたので、急
勾配の斜面にも適用することができ、斜面用地面積を少
なくすることができる。
【0022】またこの擁壁工法にあっては、棒状補強材
を押し込み打設することで斜面の補強が計られているの
で、コンクリート擁壁構築時における安全確保のため
に、掘削勾配を緩やかに設けたり、土留め工を施したり
するなどの別の作業を必要とせず、効率的かつ安全で、
しかも確実な斜面の安定化を実現することができる。
を押し込み打設することで斜面の補強が計られているの
で、コンクリート擁壁構築時における安全確保のため
に、掘削勾配を緩やかに設けたり、土留め工を施したり
するなどの別の作業を必要とせず、効率的かつ安全で、
しかも確実な斜面の安定化を実現することができる。
【0023】またこの擁壁工法において、棒状補強材を
一部を残して打設すると共に、前記打設されないで斜面
より突出する棒状補強材を利用して前記棒状補強材の前
面に擁壁を構築するようにした場合には、地山と一体と
なった擁壁の構築ができ、斜面崩壊や大規模地震に対し
ても、より安定な斜面補強をなすことができる。
一部を残して打設すると共に、前記打設されないで斜面
より突出する棒状補強材を利用して前記棒状補強材の前
面に擁壁を構築するようにした場合には、地山と一体と
なった擁壁の構築ができ、斜面崩壊や大規模地震に対し
ても、より安定な斜面補強をなすことができる。
【0024】さらにこの擁壁工法において、ブロック等
を擁壁構築時の埋設型枠として利用した場合には、コン
クリート打設用型枠の組立が不要となるので、擁壁構築
の手間と工期を大幅に削減することができる。
を擁壁構築時の埋設型枠として利用した場合には、コン
クリート打設用型枠の組立が不要となるので、擁壁構築
の手間と工期を大幅に削減することができる。
【図1】 切土掘削して形成した斜面を示す断面図。
【図2】 斜面に棒状補強材を押し込み打設する過程を
示した断面図。
示した断面図。
【図3】 斜面上面に排水層を設けると共に排水層上を
防水シートで覆った状態を示す断面図。
防水シートで覆った状態を示す断面図。
【図4】 斜面より突出する棒状補強材前面に大型コン
クリートブロックを埋設型枠として積み上げた状態を示
す断面図。
クリートブロックを埋設型枠として積み上げた状態を示
す断面図。
【図5】 大型コンクリートブロックに鉄筋を貫通さ
せ、縦横に積み上げた大型コンクリートブロック相互を
連結すると共に、この鉄筋と棒状補強材とを一体化した
状態を示す断面図。
せ、縦横に積み上げた大型コンクリートブロック相互を
連結すると共に、この鉄筋と棒状補強材とを一体化した
状態を示す断面図。
【図6】 斜面と大型コンクリートブロックとの間、及
び大型コンクリートブロック内に裏込めコンクリートを
打設した状態を示す断面図。
び大型コンクリートブロック内に裏込めコンクリートを
打設した状態を示す断面図。
【図7】 擁壁の下部分上に大型コンクリートブロック
を埋設型枠として積み上げた状態を示す断面図。
を埋設型枠として積み上げた状態を示す断面図。
【図8】 大型コンクリートブロックに鉄筋を貫通さ
せ、擁壁の下部分上に縦横に積み上げた大型コンクリー
トブロック相互を連結すると共に、この鉄筋と棒状補強
材とを一体化した状態を示す断面図。
せ、擁壁の下部分上に縦横に積み上げた大型コンクリー
トブロック相互を連結すると共に、この鉄筋と棒状補強
材とを一体化した状態を示す断面図。
【図9】 斜面と大型コンクリートブロックとの間、及
び大型コンクリートブロック内に裏込めコンクリートを
打設すると共に擁壁の上部分に天端ブロックに設けた状
態を示す断面図。
び大型コンクリートブロック内に裏込めコンクリートを
打設すると共に擁壁の上部分に天端ブロックに設けた状
態を示す断面図。
【図10】 地盤の土質に応じた斜面の掘削勾配を示す
断面図。
断面図。
S・・・ 斜面 1・・・ 排水層 2・・・ 防水シート 3・・・ 基礎コンクリート 4・・・ 棒状補強材 5・・・ 鉄筋 7・・・ 裏込めコンクリート 8・・・ 擁壁 9・・・ 天端ブロック 20・・・大型コンクリートブロック 21・・・鉄筋 A・・・ 地盤 P・・・ 滑り面
Claims (3)
- 【請求項1】 斜面に棒状補強材を押し込み打設して前
記斜面の補強を計った上で、前記斜面前面に擁壁を構築
することを特徴とする斜面補強擁壁工法。 - 【請求項2】 前記棒状補強材を一部を残して打設する
と共に、前記打設されないで斜面より突出する棒状補強
材を利用して前記棒状補強材の前面に擁壁を構築するこ
とを特徴とする請求項1記載の斜面補強擁壁工法。 - 【請求項3】 前記打設されないで斜面より突出する棒
状補強材前面に大型コンクリートブロックまたはコンク
リートパネル(以下ブロック等という)を埋設型枠とし
て積み上げ、次いで前記ブロック等内に鉄筋を貫通さ
せ、この鉄筋と前記棒状補強材とを一体化し、この後前
記斜面とブロック等との間にコンクリートを打設するよ
うにしたことを特徴とする請求項1または2記載の斜面
補強擁壁工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1118898A JPH11210004A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 斜面補強擁壁工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1118898A JPH11210004A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 斜面補強擁壁工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11210004A true JPH11210004A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11771102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1118898A Pending JPH11210004A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 斜面補強擁壁工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11210004A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100371580B1 (ko) * | 1999-11-03 | 2003-02-07 | 박정식 | 표면처리한 경량기포블록과 이를 이용한 옹벽 시공 방법 |
KR100698758B1 (ko) * | 2005-10-18 | 2007-03-22 | 김재선 | 네일보강 합벽식 옹벽 및 그 구축방법 |
JP2015021306A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | 藤林コンクリート工業株式会社 | 擁壁の補修又は補強工法 |
KR20190112125A (ko) | 2017-07-18 | 2019-10-02 | 시만토콘쿠리토 가부시키가이샤 | 옹벽용 쌓기블록 |
-
1998
- 1998-01-23 JP JP1118898A patent/JPH11210004A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100371580B1 (ko) * | 1999-11-03 | 2003-02-07 | 박정식 | 표면처리한 경량기포블록과 이를 이용한 옹벽 시공 방법 |
KR100698758B1 (ko) * | 2005-10-18 | 2007-03-22 | 김재선 | 네일보강 합벽식 옹벽 및 그 구축방법 |
JP2015021306A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | 藤林コンクリート工業株式会社 | 擁壁の補修又は補強工法 |
KR20190112125A (ko) | 2017-07-18 | 2019-10-02 | 시만토콘쿠리토 가부시키가이샤 | 옹벽용 쌓기블록 |
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