JPS6313405Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6313405Y2
JPS6313405Y2 JP1986074003U JP7400386U JPS6313405Y2 JP S6313405 Y2 JPS6313405 Y2 JP S6313405Y2 JP 1986074003 U JP1986074003 U JP 1986074003U JP 7400386 U JP7400386 U JP 7400386U JP S6313405 Y2 JPS6313405 Y2 JP S6313405Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insert
piston
grooves
crown
piston body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986074003U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62758U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Publication of JPS62758U publication Critical patent/JPS62758U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6313405Y2 publication Critical patent/JPS6313405Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J9/00Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
    • F16J9/12Details
    • F16J9/22Rings for preventing wear of grooves or like seatings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F3/00Pistons 
    • F02F3/02Pistons  having means for accommodating or controlling heat expansion
    • F02F3/04Pistons  having means for accommodating or controlling heat expansion having expansion-controlling inserts
    • F02F3/045Pistons  having means for accommodating or controlling heat expansion having expansion-controlling inserts the inserts being located in the crown
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J9/00Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2201/00Metals
    • F05C2201/02Light metals
    • F05C2201/021Aluminium
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49229Prime mover or fluid pump making
    • Y10T29/49249Piston making
    • Y10T29/49256Piston making with assembly or composite article making
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49229Prime mover or fluid pump making
    • Y10T29/49249Piston making
    • Y10T29/49265Ring groove forming or finishing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ピストンの残余部分の材料よりも耐
摩耗性の大きい材料のピストンリングインサート
およびクラウンインサートのようなインサートを
有する内燃機関用のピストンに関する。
従来の技術 ピストンがアルミニウムまたはアルミニウム合
金のような軽金属でつくられている場合、ピスト
ンリングは軽金属に直接形成されたピストンリン
グ溝中に適合させることはできない。何故なら
ば、ピストンリングは軽金属よりも早期に摩耗す
る鉄系材料から成つているからである。従つてピ
ストンに、ピストンのスカートと同一平面を有し
かつオーステナイト鋳鉄のような鉄系材料からつ
くられている環状ピストンリングインサートを包
含させるのが普通である。このインサート中にピ
ストンリング溝が形成される。ピストンの残余部
分よりも硬い材料からなるインサートはピストン
リングからの摩耗に良好に耐えうる。
一般に、かかるインサートはクラウンのレベル
以下に位置定めされているので、溝保有表面以外
は、これらのインサートはピストンの残余部分の
材料によつて取囲まれている。こうして、ピスト
ンリングインサートはピストン本体中に強固に保
持されている。
特開昭54−163210号公報には、ヘツド部と本体
部とから分割形成されたピストンが開示されてい
る。ヘツド部はセラミツク材より成つていて、本
体部は軽金属又は軽合金より成つており、これら
2つの部分は各周部に設けたねじ手段を螺合させ
ることによつてピストン軸方向に固定され、ま
た、まわり止め手段によつて相対回動が阻止され
るようになつている。しかしながらこのようなね
じ結合部や係止部を設けると確かにしつかりとし
た固定は得られるが、ヘツド部と本体部との材料
が異なり、ひいては熱伝導率が異なるために、前
記ねじ結合部と係止部で熱の集中箇所が形成さ
れ、この箇所で破壊が生じやすいという欠点があ
る。また、この公知例のものでは、ピストン本体
とは異なる材料より成るヘツド部にピストンリン
グ溝は設けられていない。
ピストンリング溝はできるだけクラウンに接近
して配置することが望ましい。何故ならば、この
ようにすると、ピストンリングができるだけクラ
ウンの近くに配置され、これによつて、ピストン
リングの上方でしかもクラウンのレベルの下方で
スカートのまわりに延びる“デツドスペース”が
最小に減少され、ひいては、このデツドスペース
にたまる燃料/空気の混合物の容積が減少される
という利点が得られるからである。このデツドス
ペース内の混合物の不完全燃焼がエンジンの効率
を低下させる原因となつている。
これを達成するためには、ピストンリングイン
サートをできるだけクラウンの近くに配置するこ
とが必要である。これは、クラウンのまわりに延
びるL字状の切り込み中にインサートを持たせ、
インサートの1つの表面がクラウンの表面の周辺
部分を形成するようにすることによつて得られる
が、このようにすれば、インサートはもはやピス
トンの残余部分によつて取囲まれないので、ピス
トンリングインサートがピストンの残余部分から
軸方向に離れる、つまりピストンの端から滑落す
るのを阻止する問題が存在する。
この問題を克服するための1つの従来の提案
は、インサートをクラウン端部においてクラウン
から遠い端部におけるよりも半径方向に狭くし、
このように構成したインサートを、半径方向の表
面がピストン軸に対してほぼ垂直な面内にありか
つ軸方向の表面が半径方向の表面と90゜よりも小
さい角度を成す、クラウン周囲に設けた切り込み
内に挿入することであつた。こうして、インサー
トと軸方向におけるピストンの残余部分との間
に、インサートの滑落を阻止する確実な機械的イ
ンタロツクが得られる。
考案が解決しようとする問題点 しかしながらこのようにすれば、インサートの
横断面が上方から下方に次第に幅広くなつている
ので、クラウンからピストン材料だけを通して軸
方向下方へ伝導される熱伝達のための経路が次第
に狭くなり、また、クラウンからインサート材料
だけを通して軸方向下方へ伝達される熱伝導のた
めの経路が次第に広くなるために、クラウン上に
過熱部が形成され、この過熱部によつて、L字形
の切り込みの軸方向に延びる表面とクラウン表面
との間に形成される狭い環状縁部が破壊されるこ
とがある。
ピストンクラウンから軸方向下方への理想的な
熱伝導状態は、一般に、インサートの半径方向お
よび軸方向の表面が互いに垂直である場合に得ら
れる。このような配置においてはインサートとピ
ストンとの間の確実な機械的インタロツクは得ら
れないが、インサートはインサートとピストンと
の間の境界面において存在すると考えられる冶金
学的結合によつて適当な位置に保たれる。しか
し、最近の経験で、この結合は(もし存在する場
合に)インサートの滑落を阻止するのには不十分
であることが判明した。
また、実開昭55−62833号明細書によれば、ピ
ストン本体のヘツド部の外周に鋳鉄製環体を嵌着
し、この環体の外周面にリング溝の形成されたも
のが開示されている。環体はその内周面に凹凸面
が設けられていて、これによつてピストン本体と
鋳込み結合されるようになつているが、このよう
な結合ではピストン本体と環体との相対回動は阻
止できないだけでなく、凹凸部で、破壊の原因と
なる熱の集中箇所が形成される。
また、実開昭55−158248号公報には、ピストン
頂部付近の周辺部にリング部材が鋳包み鋳造され
たピストンが開示されている。このリング部材の
内周面には円周方向に連続若しくは不連続の突条
若しくは凹溝が設けられており、これによつて軸
方向の相対移動を阻止するようになつているが、
この場合も、相対回動は阻止されるようになつて
はおらず、しかも突条、若しくは溝の横断面は方
形であるために、この箇所でやはり熱が集中しや
すいという欠点がある。
さらに、軽金属ピストンは、デイーゼルエンジ
ンのような特定の用途に対してはクラウン中に燃
焼ボウルを備えている。ボウルへの入口における
ボウルの上端とピストンのクラウン表面との間の
縁は薄いために、燃焼室内で遭遇する不利な条件
を受ける。これらの不利な条件下で、アルミニウ
ムまたはアルミニウム合金の縁は亀裂の入る傾向
があり、これは明らかに望ましくない。
この問題を克服するために、クラウン中に、燃
焼室内の条件に対して、ピストンのアルミニウム
またはアルミニウム合金よりも耐摩耗性の大きい
材料のインサートを包含させることが提案されて
いる。かかるインサートはボウルとクラウン表面
との間の縁がインサートによつて形成されるよう
に位置定めされている。クラウン中へかかるイン
サートを確保するための従来の提案によれば、ね
じ締め結合若しくは本体と一体をなす部分に溶接
された止め輪を使用していた。
これらの提案の双方は欠点を有する。ねじ締め
結合は、ピストンおよびインサートが一般に異な
る膨張係数を有しかつアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金のねじ山は比較的摩耗しやすいので困
難である。溶接された止め輪を使用する場合に
は、鉄のインサートをアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金の本体中へ鋳込み、次いで止め輪を鉄
のインサートに溶接することが必要である。鉄イ
ンサートの鋳造は面倒であり、またクラウンイン
サートの溶接リングによる圧縮を確実にするのが
困難である。
問題点を解決するための手段 前記問題点を解決した本考案によれば、インサ
ート表面の少なくとも1部に、このインサート表
面の周方向に延びる多数の第1の溝と、ピストン
軸線方向に延びる多数の第2の溝とが設けられて
いて、これら第1及び第2の溝が互いに交差して
格子状を成しており、前記第1及び第2の溝が半
円若しくはこれよりもやや小さい円弧状の横断面
を有しており、これら第1及び第2の溝部に、鋳
込み時に突入してこれらの溝と係合する第1及び
第2の突出部がピストン本体表面に形成されてい
る。
実施例 次に図面に示した実施例について本考案の構成
を具体的に説明する。
まず第1図に関し、ピストンはアルミニウムの
ような軽金属またはアルミニウム合金から鋳造さ
れ、クラウン10およびスカート11が形成され
ている。ピストンは、オーステナイト鋳鉄のよう
な鉄系材料からなるピストンリングインサート1
2を有している。インサート12は最終状態で、
L字形横断面のピストンリング(図示せず)を受
容するためのピストンリング溝13を有してい
る。このピストンリングは、ピストンリング溝1
3内へ延びる水平方向のアームと上方へ延びて実
質的にクラウンと同一平面に終る垂直方向のアー
ムとを有している。
第2図〜第5図に関し、ピストンリングインサ
ート12は、総寸法がインサートの所望の最終寸
法(第3図に鎖線で示されている)よりも大きい
ほぼ長方形の横断面(第3図参照)を有して鋳造
されている。インサート12は軸方向に間隔を保
つて、互いに平行に半径方向に延びる上側および
下側表面14,15と、半径方向に間隔を保つ
て、互いに平行に軸方向に延びる内側および外側
表面16,17とを有している。第3図、第4図
および第5図で分るように、半径方向に延びる下
側表面15および軸方向に延びる内側表面16
は、各表面に、互いに平行であるが間隔を有する
周方向に延びる溝18a,18b,19a,19
bを備えており、これらの溝は、半径方向で下側
表面15に沿つて延び、かつ、軸方向で内側表面
16に沿つて延びる互いに角度間隔を有する複数
の溝20と交差し、これによつて格子状を成して
いる。角度間隔を有し、ピストン軸を包含する1
つの平面内にある溝20の端は、軸方向で上方の
溝19aおよび半径方向で外側の溝18aで終つ
ているので、これらの溝20はインサート表面の
軸方向で上方及び半径方向で外側の縁にまで延び
ていない。
溝18a,18b,19a,19b,20は、
鋳造によるか機械加工によるか、あるいは鋳造に
引続く機械加工によつて形成してもよい。また、
若干の溝は鋳造によつて形成し、他の溝は機械加
工してもよい。溝18a,18b,19a,19
b,20は、ほぼ半円若しくはこれよりもやや小
さい円弧状の横断面を有し、その深さは、たとえ
ばピストンリングインサート12が直径120mmで
ある場合に約0.5mmである。半円形横断面を有す
る溝18a,18b,19a,19b,20の両
端部、つまり、横断面で見て直線状に延びるイン
サート表面から半円形の溝内へ移行する移行部
が、やや丸味をおびて形成されていれば(第3図
及び第4図参照)、この箇所で、ピストンヘツド
から下方へ導かれる熱の集中を妨げるのによりよ
い効果が得られる。
第2図〜第5図に示した形のインサート12を
ピストン鋳型に入れ、鋳型中へ溶融せる軽金属を
流し込む。溶融せる材料が凝固する際にダイカス
ト技術で金属に圧力を加え、鋳造ピストン中のボ
イドを減少する。とくに、加圧下の溶融した金属
は溝中へ押込まれ、溝の間の格子状組織様相互連
結は溶融した金属がすべての溝に入るのを確実に
する傾向がある。金属が凝固したとき、鋳造ピス
トン本体およびインサートは鋳型から取除かれ
る。溝20はピストンの外側表面の直前で終つて
いるので、溶融した金属は溝20を経てこれらの
表面に到達しない。
鋳型およびインサート12は、ピストン本体を
鋳込む際にクラウンのまわりに延びるL字形の切
り込み21が形成されるように配置されている。
切り込み21はインサートの下側表面15と協働
する半径方向に延びる表面22と、インサートの
内側表面16と協働する軸方向に延びる表面23
とを有している(第1図参照)。ピストン金属の
突出ビードは溝18a,18b,19a,19
b,20中へ延びて、ピストン本体とインサート
12との間の機械的インタロツクを生じる。こう
して、突出部と溝は格子状のかみ合い組織を形成
する。
鋳造後、ピストン本体とインサートは、鋳放し
ピストンをその軸を中心に回転させ、工具をピス
トンに沿つて軸方向にトラバースさせることによ
つて仕上機械加工される。インサート12にはピ
ストンリング溝13が機械加工によつて形成さ
れ、半径方向に延びる上部インサート表面14が
クラウン10と同一平面をなすように機械加工さ
れる。従つてこの表面14はクラウン表面の周辺
部分を形成する。
かかる機械加工の間インサート12がピストン
残余部分に対し相対的に回転する傾向は、溝20
と切り込み21の表面における協働突出部との間
のインタロツクによつて阻止される。1つの例に
おいて、このインタロツクは20トンの回転トルク
に耐えうることが判明した。ピストンを内燃機関
のシリング中へ挿入する場合、インサート12が
ピストンから軸方向にはね返る傾向は、環状に延
びる溝19a,19bとそれと協働する切り込み
21の表面に設けられた突出部との間の係合によ
つて阻止される。1つの例において、この係合は
9トンの引張りに耐えうることが判明した。
インサート12の横断面がほぼ長方形であるこ
とによつて、熱が集中する“過熱箇所”を形成す
ることなしにクラウン10から下方への十分な熱
伝導が得られる。さらに、最上方のピストンリン
グがクラウン10に密接する位置に配置されてい
ることによつて、ピストンのスカートのまわりに
おける燃料/空気の混合物を減少させ、こうして
エンジンの出力を増加する。8馬力までの増加が
達成された。
回動を阻止する溝20は、インサートの半径方
向の下側表面15に設けられた円周方向の溝18
a,18bと同様に省くことができる。インサー
トの半径方向の内側表面16に設けられた溝19
a,19bは連続的である必要はなく;これらは
角度間隔を有するセクシヨンであつてもよい。こ
のような溝1つだけが設けられていてもよい。
1つの溝または溝の組およびインタロツク突出
部は、インサート12の回動および軸方向の運動
の双方を阻止しうる。このような溝はインサート
の軸方向の内側表面16上に設けられていて、こ
の表面の下縁と上縁との間で互いに平行に延びて
いる。
第6A図及び第6B図は、インサート12の2
つの異なる実施例の横断面を示し、第1図から第
5図および第6A図、第6B図に共通の部分には
同じ参照符号が与えられておりかつ詳述されてい
ない。
第6A図において、インサート12aは下側表
面15が半径方向に上側表面14よりも大きい寸
法を有するほぼ台形の横断面を有している。イン
サート12aは、第1図〜第5図の実施例と同じ
配置の溝18a,18b,19a,19b,20
を有する。インサートの台形横断面は、ピストン
中へ鋳込んだ場合、インサートの形がピストンの
残余部分に対し軸方向に相対的にインサートの動
かないのを確保するのを保証する。
第6B図において、インサート12bは第6A
図のインサート12aと類似の台形横断面を有し
ている。下部表面15は溝を有していないが、内
側表面16には溝19a,19b,20が設けら
れており、この場合には回動を阻止する溝20の
4つだけがインサート12bのまわりに等間隔に
設けられている。
第7図〜第9図に関して、ピストン210はア
ルミニウムのような軽金属またはアルミニウム合
金から鋳造され、クラウン211およびスカート
(その部分は212で示されている)が形成され
ている。クラウン211には燃焼ボウル213が
形成され、その直径は入口214から最大値に増
加し、次いでボウル213の底に向つて減小す
る。
ボウル213への入口のまわりには、オーステ
ナイト鋳鉄のような鉄系材料のインサート215
が設けられている。インサート215は形が環状
であつて、軸方向の上側および下側表面216,
217を備え、半径方向の内側および外側表面2
18,219を備えている。上側表面216はク
ラウン211の端面220と同一平面をなし、内
側表面218は燃焼ボウル213の表面の一部を
形成する。さらに、上側表面216および内側表
面218はその間に、燃焼ボウル213への入口
のまわりに延びる縁221を形成する。
インサート215は鉄系材料から鋳造され、そ
の総寸法はインサートの所望の最終寸法よりも大
きい。第8図および第9図に認められるように、
下側表面217および外側表面219は、下側表
面217上の周方向の溝222および外側表面2
19上の2つの互いに平行であるが間隔を有する
周方向の溝223a,223bを備えている。さ
らに、これらの溝222,223a,223b
は、下側表面217に沿つて半径方向に延び、か
つ、外側表面219に沿つて軸方向に延びる、つ
まりピストン軸を包含する平面内にある複数の角
度間隔を有する溝224と交差し、格子状組織を
形成している。これらの角度間隔を有する溝22
4の端は軸方向で上部、半径方向に内側の周方向
の溝223a,222に終るので、これらはこれ
ら表面の縁にまで延びていない。
溝222,223a,223b,224は、鋳
造または機械加工によるかあるいは鋳造に引続く
機械加工によつて形成されていてもよい。また、
若干の溝が鋳造され、他方が機械加工されていて
もよい。溝はほぼ半円形横断面を有し、その深さ
はたとえば0.5mmである。
第8図および第9図に示した形のインサート2
15がピストン鋳型中に入れられ、型中へ溶融し
た軽金属が流し込まれる。溶融した金属が凝固す
る際に、ダイカスト技術で金属に圧力を加えて鋳
鉄中のボイドを減小させることができる。とくに
加圧下において溶融した金属は溝中へ押込まれ、
溝の間の格子状相互連結が、溶融した金属がすべ
ての溝に入るのを確実にする傾向がある。金属が
凝固すると、鋳造ピストン本体およびインサート
が型から取除かれる。角度間隔を有する溝224
はピストンの外側表面の近くに終るので、溶融し
た金属は溝224を経てこれら表面に到達しな
い。
鋳型およびインサート214は、ピストン本体
を鋳込む際にピストンボウル213および燃焼ボ
ウル213への入口のまわりに延びるL字形の切
り込み225が形成されるように配置されてい
る。切り込み225はインサート下部表面217
と協働する半径方向に延びる面226およびイン
サート内側表面219と協働する軸方向に延びる
面227を有している(第7図および第8図)。
ピストン金属の突出ビードは溝222,223
a,223b,224中へ延びて、ピストン本体
とインサートとの間の機械的インタロツクを形成
する。こうして溝と突出部がインタロツク格子状
組織を形成する。
鋳造後、ピストンおよびインサートは鋳放しピ
ストンを軸を中心に回転し、工具をボウル213
の内面に沿つて軸方向に移動させ、かつクラウン
211の端面220を横切つて工具を半径方向に
移動させることによつて機械仕上加工される。か
かる機械加工の間インサート215がピストンの
残余部分に対し相対的に回転する傾向は、溝22
4と、それと協働する切り込み225の表面にお
ける突出部との間のインタロツクによつて阻止さ
れる。
ピストンを内燃機関のシリンダ中へ挿入する場
合、インサート215がピストンから軸方向には
ね返る傾向は、環状の溝223a,223bとそ
れと協働する切り込み225の突出部との間の係
合によつて阻止される。また、インサートが半径
方向または軸方向に移動する傾向も、ピストンお
よびインサートの境界面における冶金学的結合に
よつて阻止されている。燃焼ボウル213の入口
のまわりの縁221はインサートの材料でつくら
れているので、ピストン材料でつくられているか
かる縁と比べて亀裂する傾向は少ない。さらに、
インサートのほぼ長方形の横断面は過熱箇所を形
成することなしに、クラウンから下方への十分は
熱伝導を許容する。
次に第10図および第11図に関し、第3のピ
ストン50はクラウン51およびスカート(その
部分は52で示されている)を有している。クラ
ウン51は、その直径が入口から最大値に増大
し、次いでボウルの底に向つて減小する燃焼ボウ
ル53を含有する。燃焼ボウル53は、オーステ
ナイト鋳鉄のような鉄系材料からなるカツプ状イ
ンサート54によつて形成されている。インサー
ト54は、その完成した状態で、ボウル53への
入口のまわりに延びる縁55を形成する。
クラウンインサート54は、インサートの所望
の最終寸法よりも大きい寸法を有するように鋳造
されている。インサートは平らな上側表面57お
よび内側および外側表面58,59を有する。縁
55は上側表面57と内側表面58との間に形成
されている。上側表面57は、完成されたピスト
ン中では、クラウン51の表面と同一平面をなし
ている。インサート54の外側表面59は、3つ
の平行であるが間隔を有する周方向に延びる第1
の溝61a,61b,61cを備え、これらの溝
は最下部および最上部の周方向の溝61a,61
cの間に延びる複数の角度間隔を有する第2の溝
62と交差して格子状組織を形成している。これ
らの第2の溝62はピストン軸を含む平面内にあ
る。これら角度間隔を有する第2の溝62の端
は、最上部および最下部の周方向の第1の溝61
a,61cに終るので、これらはインサート54
の上側表面に延びていない。
溝61a,61b,61c,62は鋳造または
機械加工によるか、あるいは鋳造に続く機械加工
によつて形成されていてもよい。溝はほぼ半円形
横断面を有し、その深さはたとえば0.5mmである。
第10図および第11図に示した形のインサー
トは、ピストン鋳型上へ置き、型中へ溶融した軽
金属を流し込む。溶融した金属が凝固する際に、
ダイカスト技術で金属に圧力を加えて鋳造ピスト
ン中のボイドを減小させることができる。とくに
加圧下で溶融金属は溝中へ押込まれ、溝間の格子
状組織様の相互連結が、溶融金属がすべての溝に
入るのを確実にする傾向がある。溶融した材料が
凝固すると、鋳造ピストンおよびインサートは型
から取除かれる。互いに角度間隔を有する溝62
はピストンの外側表面の近くに終つているので、
溶融した金属が溝62を経てこの表面に到達する
ことはない。
こうして鋳造ピストンには凹部65が形成さ
れ、この中へインサート54が収容される。凹部
65はインサート53の外側表面59の形に一致
する形を有しかつこの表面上のピストン金属の突
出ビードが溝61a,61b,61c,62中へ
延びて、ピストン本体とインサートとの間の機械
的インタロツクを提供する。こうして突出部と溝
とがインタロツク格子状組織を形成する。
鋳造後、ピストンおよびインサートは鋳放しピ
ストンをその軸を中心に回転させ、インサート5
4の内面に沿つて工具を軸方向に移動させかつピ
ストンのクラウン端に沿つて工具を半径方向に移
動させることによつて仕上機械加工され、従つて
インサートの上側表面57はクラウンと同一平面
をなす。かかる機械加工の際にインサート54が
ピストンの残余部分に対し相対的に回動する傾向
は、第2の溝62と、これと協働する、ピストン
の凹部65表面における突出部との間のインタロ
ツクによつて阻止されている。 ピストンをデイ
ーゼルエンジンのような内燃機関のシリンダ中へ
挿入した場合、インサートがピストンから軸方向
にはね返る傾向は、環状の第1の溝61a,61
b,61cと、凹部65表面における協働突出部
との間のインタロツクによつて阻止される。イン
サート54の横断面はほぼ一定であつて、各溝の
深さは約0.5mmと浅く形成されているので、過熱
箇所を形成することなしに、クラウンから下方へ
の十分な熱伝導を許容する。
以下に述べることは、図面に関して上述した本
考案によるピストンのすべての実施例に関するも
のである。
インサート12,214,54にはピストンの
鋳造時に形成される溝と係合する突出部が形成さ
れているもよいことは明らかである。
第1図〜第6A図および第7図〜第9図の実施
例において、インサート12,215の下側表面
15,217における周方向の溝は省略されてい
てもよい。
任意の実施例において、溝は連続的である必要
はなく、溝は間隔を有するセクシヨンであつても
よい。1つの溝と突出部または複数の溝とインタ
ロツク突出部との組み合わせは、インサート1
2,215,54とピストン本体との相対的な回
動および軸方向の運動の双方を阻止しうる。
インサートがオーステナイト鋳鉄以外の材料で
つくられている場合、選択される材料は、ピスト
ンの運転温度において、ピストン自体の材料の膨
張係数に匹敵する膨張係数を有すべきである。
上述したすべての実施例において、協働するピ
ストンとインサート表面との間につくられた冶金
学的結合、ならびに溝と突出部との間のインタロ
ツクが存在する。インサートからピストン本体へ
の熱伝導を最小にすることが必要な場合には、冶
金学的結合を省略し、インサートをピストン本体
に、インタロツク溝および突出部によつてのみ固
定する。
効 果 インサート表面に周方向に延びる多数の溝と軸
方向に延びる多数の溝とが設けられていて、これ
らの溝が互いに交差して格子状を成していること
によつて、インサートとピストン本体とは鋳込み
結合時にインサート表面の全面にわたつて軸方向
及び回転方向で相対的により一層強固に結合され
る。また、軸方向に延びる溝が設けられているた
めに、この軸方向に延びる溝の箇所では、ピスト
ンクラウンから下方へ導かれる熱の伝導経路はま
つたくゆがめられることなくスムーズな熱の伝導
が得られ、しかも、軸方向の溝も周方向の溝も、
その横断面が半円若しくはこのよりもやや小さい
円弧状に形成されているために、周方向に延びる
溝の箇所において、前記下方に導かれる熱の伝導
経路は、小さい円弧状に沿つて漸次ゆるやかにそ
らされ、この箇所で熱が極端に集中することもな
い。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示すもので、第1
図は内燃機関用ピストンの第1の実施例の一部
の、溝部分に沿つた垂直断面図、第2図は第1図
のピストンに包含させるためのピストンリングイ
ンサートを下方から見た斜視図、第3図は第4図
のX−X線に沿つた断面図、第4図は第2図〜第
4図のインサートを第3図の矢印B方向で見た
図、第5図は第2図〜第4図のインサートを第3
図の矢印A方向で見た図、第6A図及び第6B図
は第1図〜第5図のインサートの2つの実施例の
横断面図を示し、第6A図はその1実施例の横断
面図、第6B図は別の実施例の横断面図、第7図
は第2の実施例の内燃機関用ピストンのクラウン
端部の横断面図、第8図は第7図のピストンの1
点鎖線で囲んだ部分の拡大図、第9図は第7図
の矢印A方向に見た図、第10図は第3の実施例
の内燃機関用ピストンのクラウン端部の概略的な
横断面図、第11図は第10図のピストンのイン
サートを下方から見た図である。 10……ピストンクラウン、11……スカー
ト、12……インサート、13……ピストンリン
グ溝、14……インサートの半径方向に延びる上
部表面、15……その下部表面、16……インサ
ートの軸方向に延びる内側表面、17……その外
側表面、18a,18b,19a,19b……周
方向の溝、20……角度間隔を有する溝、21…
…L字形の切り込み、50……ピストン、51…
…クラウン、52……スカート、53……燃焼ボ
ウル、54……インサート、55……縁、57…
…上側表面、58……内側表面、59……外側表
面、61a,61b,61c……周方向の溝、6
2……角度間隔を有する溝、65……押込み部、
210……ピストン、211……クラウン、21
2……クラウン、213……ボウル、214……
入口、215……インサート、216……インサ
ートの上側表面、217……インサートの下側表
面、218……インサートの内側表面、219…
…インサートの外側表面、220……クラウンの
端面、221……縁、222,223a,223
b……円周方向の溝、224……角度間隔を有す
る溝、225……L字形の切り込み、226……
半径方向に延びる面、227……軸方向に延びる
面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 軽金属性ピストン本体とこの軽金属性ピスト
    ン本体の材料よりも耐摩耗性の大きい材料のイ
    ンサートとを有する、内燃機関用のピストンで
    あつて、前記インサートが、ピストンクラウン
    の少なくとも1部を形成するクラウン表面と、
    ピストン軸線に対してほぼ平行に延びるインサ
    ート表面とを有していて、ピストン本体に鋳込
    み結合されている形式のものにおいて、前記イ
    ンサート表面16;21;9;59の少なくと
    も1部に、このインサート表面の周方向に延び
    る多数の第1の溝19a,19b;223a,
    223b;61a,61bと、ピストン軸線方
    向に延びる多数の第2の溝20;224;65
    とが設けられていて、これら第1及び第2の溝
    が互いに交差して格子状を成しており、前記第
    1及び第2の溝19a,19b,20が半円若
    しくはこれよりもやや小さい円弧状の横断面を
    有しており、これら第1及び第2の溝に、鋳込
    み時に突入してこれらの溝と係合する第1及び
    第2の突出部がピストン本体表面23;22
    7;65に形成されていることを特徴とする、
    インサートを有するピストン。 2 インサート12が半径方向に間隔を有する内
    側および外側表面と軸方向に間隔を有する上側
    および下側表面とを有する環状インサートであ
    つて、外側表面17はそれに形成されたピスト
    ンリング溝13を有し、内側および下側表面は
    ピストン本体のクラウンの外周部に延びるL字
    形横断面の切り込みの協働表面22,23と係
    合し、インサート12の内側表面が前記インサ
    ート表面16を形成していて、ピストン本体の
    前記協働表面の一方23が前記ピストン本体表
    面を形成しており、インサート12の前記下側
    表面15にも周方向及び半径方向に延びる溝1
    8a;19a;20が設けられていて、また、
    これらの溝に突入する突出部が前記協働表面の
    他方22に設けられている、実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のピストン。 3 ピストンが燃焼ボウル213;53を有して
    おり、該燃焼ボウルの内周部にインサート21
    5;54が配置されていて、該インサートの内
    周縁部が前記燃焼ボウルへの入口の周縁22
    1;155を形成している、実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のピストン。 4 インサート215が、ピストン本体の燃焼ボ
    ウル内周部に形成されたL字形横断面の切り込
    み225中に配置された環状のインサートであ
    つて、前記ピストン本体表面を形成する切り込
    み225および該切り込みに係合するインサー
    ト表面217,219に、突出部並びに溝22
    3a,223b,224が形成されている、実
    用新案登録請求の範囲第3項のピストン。 5 インサート54が、ほぼカツプ状に成形され
    ていて、インサートの内側表面58が燃焼ボウ
    ルを形成しており、インサートの外側表面59
    上および協働するピストン本体表面上に溝61
    a,61b,61c,62並びに突出部が形成
    されている、実用新案登録請求の範囲第3項記
    載のピストン。
JP1986074003U 1981-08-28 1986-05-19 Expired JPS6313405Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8126272 1981-08-28
GB8210176 1982-04-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62758U JPS62758U (ja) 1987-01-06
JPS6313405Y2 true JPS6313405Y2 (ja) 1988-04-15

Family

ID=26280597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986074003U Expired JPS6313405Y2 (ja) 1981-08-28 1986-05-19

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4488522A (ja)
JP (1) JPS6313405Y2 (ja)
DE (1) DE3231998A1 (ja)
FR (1) FR2512114A1 (ja)
IT (1) IT1153719B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202019006005U1 (de) 2018-10-11 2024-02-01 Mikuni Corporation Drosselkörperanordnung für eine einzelne Verbrennungskammer

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3430056C1 (de) * 1984-08-16 1986-01-16 Mahle Gmbh, 7000 Stuttgart Tauchkolben mit faserverstaerkter Brennraummulde fuer Verbrennungsmotoren
IT1183114B (it) * 1985-01-11 1987-10-05 Ass Eng Italia Pistone d'alluminio o di lega d'alluminio per motori a combustione interna
DE4414095A1 (de) * 1994-04-22 1995-10-26 Alcan Gmbh Verfahren zum Verbinden zweier Werkstücke aus Metall zu einem Verbundbauteil
US5660156A (en) * 1996-05-16 1997-08-26 Zollner Corporation Cast piston having reinforced combustion bowl edge
DE102004057559A1 (de) * 2004-11-30 2006-06-01 Mahle International Gmbh Kolben für einen Verbrennungsmotor
DE102008031863A1 (de) * 2008-07-05 2010-01-07 Mahle International Gmbh Einlegeteil für einen Kolben eines Verbrennungsmotors sowie mit dem Einlegeteil versehener Kolben oder Kolbenkopf
DE102008031864A1 (de) * 2008-07-05 2010-01-07 Mahle International Gmbh Einlegteil für einen Kolben eines Verbrennungsmotors sowie mit dem Einlegeteil versehener Kolben oder Kolbenkopf
DE102013219052A1 (de) * 2013-09-23 2015-04-09 Mahle International Gmbh Kolben mit Kolbenringnut, insbesondere Kompressionsnut
JP5997246B2 (ja) * 2014-12-24 2016-09-28 株式会社豊田自動織機 内燃機関のピストン
ITUB20160386A1 (it) * 2016-01-19 2017-07-19 Comb Chamber Components Ccc S R L Pistone composito, in particolare per motori di veicoli industriali e metodo di fabbricazione

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54163210A (en) * 1978-06-15 1979-12-25 Toyota Motor Co Ltd Builttup piston for engine
JPS54163208A (en) * 1978-06-15 1979-12-25 Toyota Motor Co Ltd Builttup piston for engine

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1535571A (en) * 1922-05-09 1925-04-28 Ralph M Burdick Piston
US2124360A (en) * 1935-05-07 1938-07-19 Aluminum Co Of America Piston and method of making
DE748567C (de) * 1942-06-06 1944-11-04 Verfahren zur Herstellung von gegossenen Leichtmetallkolben
DE758971C (de) * 1942-07-14 1954-02-15 Elektron Co M B H Leichtmetallkolben fuer Brennkraftmaschinen
US2473254A (en) * 1945-02-08 1949-06-14 Lister & Co Ltd R A Piston with annular heat dam in the head
US2833668A (en) * 1954-06-10 1958-05-06 John Altorfer Method of bonding aluminum to a metal
DE1041728B (de) * 1955-11-05 1958-10-23 Karl Schmidt Ges Mit Beschraen Leichtmetallkolben fuer Brennkraftmaschinen mit einem besonders vorgeformten und eingegossenen Brennraumkoerper
FR1230754A (fr) * 1958-09-18 1960-09-20 Schmidt Gmbh Karl Pistons err alliage léger pour moteur à combustion interne, dans la tête duquel est disposé en arrière de la zone des segments un réceptacle préformé, destiné à recevoir l'agent de refroidissement
AT222432B (de) * 1960-03-29 1962-07-25 Hans Dipl Ing Tomala Leichtmetallkolben für luftverdichtende selbstzündende Brennkraftmaschinen
GB1277579A (en) * 1968-07-15 1972-06-14 Wellworthy Ltd Pistons
DE1751945A1 (de) * 1968-08-22 1970-08-13 Maschf Augsburg Nuernberg Ag Leichtmetallkolben fuer Brennkraftmaschinen
CH499719A (de) * 1968-11-06 1970-11-30 Nova Werke Ferber & Wran Verfahren zur Herstellung eines Kolbens für Verbrennungsmotoren und nach dem Verfahren hergestellter Kolben
US3841386A (en) * 1971-04-01 1974-10-15 I Niimi Method of joining a beryllium workpiece to light metals
DE2243230A1 (de) * 1972-09-01 1974-03-21 Schmidt Gmbh Karl Ringtraegerkolben
DE2410140A1 (de) * 1974-03-02 1975-09-11 Kloeckner Humboldt Deutz Ag Leichtmetallkolben fuer brennkraftmaschinen
GB2035448B (en) * 1978-11-28 1982-11-03 Perkins Engines Ltd Pistons for internal combustion engines
DE2916441A1 (de) * 1979-04-24 1980-11-06 Schmidt Gmbh Karl Kolben mit ringtraeger
US4261088A (en) * 1979-08-22 1981-04-14 Scott Alan J Cast compression ring for reciprocating pistons
DE7933017U1 (de) * 1979-11-22 1981-10-15 Alcan Aluminiumwerk Nürnberg GmbH, 6000 Frankfurt Brennraumrand-armierung an kolben von brennkraftmaschinen
MX157562A (es) * 1980-07-14 1988-12-02 Trw Inc Metodo mejorado para un piston motor de aleacion de aluminio que tiene un anillo ferroso de refuerzo su extremo de cabeza

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54163210A (en) * 1978-06-15 1979-12-25 Toyota Motor Co Ltd Builttup piston for engine
JPS54163208A (en) * 1978-06-15 1979-12-25 Toyota Motor Co Ltd Builttup piston for engine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202019006005U1 (de) 2018-10-11 2024-02-01 Mikuni Corporation Drosselkörperanordnung für eine einzelne Verbrennungskammer

Also Published As

Publication number Publication date
IT1153719B (it) 1987-01-14
US4488522A (en) 1984-12-18
IT8223021A0 (it) 1982-08-27
DE3231998C2 (ja) 1988-07-07
FR2512114B1 (ja) 1985-02-08
FR2512114A1 (fr) 1983-03-04
DE3231998A1 (de) 1983-03-10
JPS62758U (ja) 1987-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6313405Y2 (ja)
JP2672210B2 (ja) ピストン
US4776075A (en) Method for manufacturing piston of internal combustion engine
CA1250200A (en) Reinforcement of pistons of aluminium or aluminium alloy
JP2010529357A (ja) 内燃機関に用いられる2つの部分から成るピストン
EP0807750B1 (en) Cast piston having reinforced combustion bowl edge
JPS6119952A (ja) 内燃機関用のピストン
US11560947B2 (en) Piston with keystone second ring groove for high temperature internal combustion engines
JPH0331956B2 (ja)
JP5825776B2 (ja) シリンダライナ
JPS61234258A (ja) セラミツクおよび金属の複合ピストン組立体とその製作方法
EP0144145B1 (en) Pistons
JPS6229621Y2 (ja)
JPS6321024B2 (ja)
JP5932739B2 (ja) 内燃機関のシリンダブロック
JPS6350452Y2 (ja)
JPH0515555Y2 (ja)
JPH0223806Y2 (ja)
US3074769A (en) Piston and ring carrier therefor
JPS6350451Y2 (ja)
JPS6210457A (ja) 直噴式エンジンのピストン構造
GB2104622A (en) Pistons including inserts
JP2700701B2 (ja) 内燃機関用ピストン
JPH0639167Y2 (ja) 内燃機関の楕円ピストン
JP2003181621A (ja) 鋳ぐるみ用鋳鉄部品