JPS63131154A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPS63131154A
JPS63131154A JP61277742A JP27774286A JPS63131154A JP S63131154 A JPS63131154 A JP S63131154A JP 61277742 A JP61277742 A JP 61277742A JP 27774286 A JP27774286 A JP 27774286A JP S63131154 A JPS63131154 A JP S63131154A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■発明の分野 本発明は、複写装置等の静電記録方式の記録装置におい
て可視像形成に用いられる現像材の濃度を検出する装置
に関し、特に、トナーおよびトナーを担持する磁性体キ
ャリアを用いた2成分現像におけるトナー補給量を制御
する装置に関する。
■従来の技術 静電記録方式の記録装置においては、感光体等の電荷担
持体上に、記録する像に対応する静電潜像を形成し、こ
の静電潜像に荷電したトナーを付着させることにより可
視化し、該可視像(トナー像)を所定の記録媒体、例え
ば記録紙に記録している。
2成分現像は、トナーおよびトナーを担持する磁性体キ
ャリアを用いて、回動する現像ローラ周面にトナーを担
持した磁性体キャリアを磁気吸着してブラシ様(磁気ブ
ラシ)とし、該磁気ブラシにより電荷担持体表面を払拭
して荷電したトナーを静電潜像に静電吸着させる現像方
法であり、この種の静電記録方式の記録装置において最
も一般的に採用されている。
これにおいては、現像ユニットはトナーおよび磁性体キ
ャリアを所定の割合で混合した現像剤を擁する現像剤溜
を有し、該現像剤溜において羽根車等により該現像剤を
攪拌することによりトナーを帯電させている。
この2成分現像においては、現像時にトナーのみが静電
潜像に吸着するので、当然のことながら各現像ごとに前
記現像剤溜内の現像剤濃度が変化する。したがって、微
視的には1つの可視像においても濃度が連続して変化す
ることになる。この微視的な変化は、大型の現像剤溜を
使用して、現像剤の量を1つの静電潜像に付着するトナ
ーの量に比して充分多くすれば無視できるものとなるが
、無制限の大型化は現実には許されないので、所定周期
で現像剤濃度を検出してトナー補給を行なっている。こ
の種の現像剤濃度制御には、従来より様々なものが提案
されているが、次に掲げるものが最も好ましいであろう
例えば、従来の静電記録方式の複写装置では、原稿読み
取り面の原稿先端部領域外に基準濃度パターンを設け、
原稿走査時に該パターンを光学走査し、感光体(電荷担
持体)上に該パターン対応の静電潜像を形成し、現像し
て可視化し、この可視像の光反射率、すなわちIJfを
反射型光学センサにより読み取り、読み取りレベルを露
光光量。
帯電レベル、現像バイアス等々の条件により補正した後
、基準濃度レベルと比較して、それが低いときには現像
剤濃度が低下したものと判断して現像剤溜に低下レベル
に対応したトナーを補給している。
この種の現像剤濃度制御は、直接に現像剤溜内の現像剤
濃度を検出するセンサを必要としないので、構成が簡単
であるという利点がある。
ところで、原稿の一部の画像を抽出し、消去し、あるい
は記録する位置を移動した、いわゆる編集コピーを必要
とすることがある。この種の編集コピーは、原稿像を読
み取って画像データに変換して大容量のイメージメモリ
に記憶し、オペレータの編集データに基づいて該メモリ
から適宜読み出した画像データで例えばレーザプリンタ
を付勢してプリントアウトする形式の画像処理装置にお
いては容易になし得るが、原稿読み取り台上の原稿像の
反射光を直接感光体に導いて静電潜像を形成する形式の
一般の複写装置(以下、この種の形式の複写装置を単に
複写装置という)においては、オペレータが元の原稿の
必要箇所を切り抜き、あるいは不要箇所を切り取り、適
当な用紙(等倍であめば記録紙と等しいサイズの用紙)
に貼り付けてコピーし、もしくは、単に原稿像全体を移
動するだけであれば、原稿読み取り台上に記録紙に等し
い領域を仮定し、仮定した領域に基づいて原稿セットを
行なっていた。
例えば、A3サイズ記録紙中央に等倍でA4J77を偶
像をコピーする場合の手順について説明する。第9図は
原稿読み取り台(後述するコンタクトガラス1)の外観
を示すが、破線で示したA3サイズ記録紙の領域を仮定
し、この領域の対角線と2点鎖線で示したA4サイズ原
稿の対角線とが一致するように見当を付けて原稿をセッ
トしてコピーを作成することによりA3サイズ記録紙中
央に原稿画像がコピーされる。しかしながら、この種の
作業は不確実かつ面倒であり、また、変倍(拡大。
縮小)を考慮した原稿セットは一般のオペレータにはと
ても手に負えないものとなる。さらに、自動原稿給徘装
置(ADF装置)を備える複写装置においてはせっかく
装備されているそのADF装巴が使用できないなどの不
便があるために、自動処理の要求が高まった。
複写装置において記録紙上の記録像(記録する像)の位
置を移動するためには、転写時の感光体上のトナー像と
記録紙との相対関係をずらせば良い。
第11a図は、該相対関係にずれがないときの記録紙C
8と、記録紙C3上に投影した原稿の領域(変倍を考慮
した)DHを示し、横方向が給紙方向(記録紙が送られ
る方向)であり、左側が上流に相当する。記録紙C8よ
り領域DHが小さいので、原稿中央にあった画像は記録
紙O8の左寄りの記録像DPIとして記録される。この
場合、領域DHと記録紙C8と11給紙方向に2xlの
大きさの差があるので、記録紙C8をXlだけ先行する
ようにタイミングをずらして送り出すことにより第11
b図に示すように領域DHが記録紙O8の中央に位置し
、記録像DPIは記録紙O8の中央に記録される。
また、第]、 2 a図は、前記相対関係にずれがない
ときの記録紙O8と、記録紙O8と同じ面上に投影した
記録紙O8より大きい原稿の領域(変倍を考慮した)D
Hを示す。記録紙C8と領域DHとは給紙方向に2yl
の大きさの差がある。この場合は、原稿中央にあった2
つの画像のうち左側の画像(○)のみがかろうじて記録
紙C8の右側に記録像DP2として記録されるが、他方
の画像(Δ)は潜像DI3は形成されるが記録はされな
い。そこで記録紙C8をylだけ後行するようにタイミ
ングをずらして送り出すことにより第12blqに示す
ように記録紙O8が領域DHの中央に位置し、記録像D
P2およびDP3ともに記録紙C8のは中央に記録され
る。
第11b図および第12b図に示した記録像の移動は、
原稿像サイズ、変倍率および記録紙サイズをデータとし
て入力することにより、自動処理し得る。また、さらに
−膜化して画像を移動する場合には移動量データを入力
することにより記録像の任意の移動が可能となる。
第13a図を参照されたい。第13a図は前記相対関係
にずれがないときの記録紙C8と、記録紙C8と同じ面
上に投影した記録紙C8に等しい大きさの原稿の領域(
変倍を考慮した)DI(を示す(図面では表現の関係上
ずらして示している)。
このとき記録される記録像DP4をx2だけ右に移動し
たいときには入力された移動量データx2に基づいて記
録紙C5をx2だけ先行するようにタイミングをずらし
て送り出すことにより第13b図に示すように記録像D
P4が右にX2だけ移動する。
逆に、第14a図に示すように、記録像DP5をy2だ
け左に移動したいときには入力された移動量データy2
に基づいて記録紙O8をx2だけ後行するようにタイミ
ングをずらして送り出すことにより第14b図に示すよ
うに記録像DP5が左にy2だけ移動する。
以上説明したような記録画像の移動は、光学走査のタイ
ミングおよび記録紙の送り出しタイミングを調整するこ
とにより、従来の複写装置においても可能である。とこ
ろが、現像剤濃度検出を行なう場合には以下述べるよう
な問題が生じる。
前述したように、従来の複写装置においては、原稿読み
取り面の原稿先端領域外に原稿走査時に基準パターンを
光学走査して感光体上に対応の静電潜像を形成している
。つまり、原稿先端から該パターンまでの距離をQとし
、変倍率をNとすれば、原稿先端に対応する静電潜像か
ら距離NQだけ先の位置に該パターン対応の静電潜像が
形成される。
したがって、第11a図および第11b図を参照して示
した画像の移動、あるいは、第13a図および第13b
図を参照して示した画像の移動において、移動量x1あ
るいはx2がNQより大きいときには、第1id図ある
いは第13d図に示すように記録紙C8上に該パターン
対応の記録像PPIまたはPP2が記録されてしまう。
これは。
トナー消費低減のために感光体上の非記録領域(記録紙
C8に記録されない領域)の電荷を露光除電するイレー
スが記録紙サイズを基準になされるからためである。
これとは逆に、第12a図および第12b図を参照して
示した画像の移動、あるいは、第14a図および第14
b図を参照して示した画像の移動においては、第12d
図あるいは第14d図に示すように、記録紙サイズを基
準になされるイレースにより、PIaあるいはPIcに
形成された基準パターン対応の静電潜像が露光除電され
て、該パターンとは無関係な原稿像の一部が偽りの基準
パターン対応可視像PIbあるいはPIdとして認識さ
れてしまう。
このように、従来の複写装置において光学走査のタイミ
ングおよび記録紙の送り出しタイミングを調整して記録
画像を移動した場合には、基準パターンが形成されない
ために現像剤濃度制御が不能となったり、基準パターン
対応の可視像が記録紙に記録されてしまうという問題が
あり、適切な現像剤濃度制御は不可能であった。
■発明の目的 本発明は、記録媒体上の記録位置を任意に設定可能な記
録装置において適切に現像剤濃度を制御し得る記録装置
の現像剤濃度制御装置を提供することを目的とする。
■発明の構成 上記目的を達成するため、本発明においては、電荷担持
体、該電荷担持体に小領域の標準潜像電位を形成する標
準潜像電位形成手段、前記電荷担持体に記録する画像に
応じた画像潜像電位を形成する画像潜像電位形成手段、
前記電荷担持体の標準潜像電位および画像潜像電位に応
じた可視像を形成する現像手段、前記現像手段の現像剤
の濃度を調整する現像剤濃度調整手段、前記電荷担持体
に対向して、前記現像手段の下流に配設された光学検出
手段、前記画像潜像電位の可視像を所定の記録媒体に転
写する転写手段、前記記録媒体に前記画像潜像電位の可
視像を転写する位置を示すシフト情報を入力する入力手
段、および、制御手段、を備える構成とし、制御手段は
、 前記シフト情報がシフトなしを示すときには、前記記録
媒体の先端が、前記電荷担持体の前記画像潜像電位を形
成開始する画像潜像電位形成開始位置、に一致する画像
潜像電位形成タイミングおよび転写タイミング、ならび
に、前記電荷担持体の前記標準潜像電位を形成開始する
標準潜像電位形成開始位置が、前記画像潜像電位形成開
始位置より設定量だけ正側となる標準潜像電位形成タイ
ミングを設定し。
前記シフト情報が正側のシフトありを示すときには、前
記記録媒体の先端が前記画像潜像電位形成開始位置より
指定シフト量だけ正側となる画像潜像電位形成タイミン
グおよび転写タイミング、ならびに、前記標準潜像電位
形成開始位置が前記画像潜像電位形成開始位置より前記
設定量に該指定シフト量を加えた量だけ正側となる標準
潜像電位形成タイミングを設定し、 前記シフト情報が負側のシフトありを示すときには、前
記記録媒体の先端が前記画像潜像電位形成開始位置より
指定シフト量だけ負側となる画像潜像電位形成タイミン
グおよび転写タイミング、ならびに、前記標準潜像電位
形成開始位置が前記画像潜像電位形成開始位置より前記
設定量だけ正側となる標準潜像電位形成タイミングを設
定し、設定した標準潜像電位形成タイミングで前記標準
潜像電位形成手段を1画像潜像電位形成タイミングで前
記画像潜像電位形成手段を、転写タイミングで前記転写
手段を、それぞれ制御し、前記光学検出手段が検出した
前記標準潜像電位の可視像の濃度に基づいて現像剤濃度
調整手段を制御する、ものとする。
これによれば、例えば、第11a図あるいは第13a図
において、正側のシフトを記録紙C8を原稿像対応の領
域DHより先行させる意味とすれば、第11c図あるい
は第13c図に示すように、領域DH先端から設定量に
移動量(シフト量)xlを加えた量だけ正側に、つまり
、記録紙O8に転写される領域先端よりさらに設定量だ
け正側に基準パターン対応の可視像PIが形成されるの
で該可視像は記録紙C8には記録されない。また、例え
ば、第12a図あるいは第14a図において、負側のシ
フトを記録紙C8を原稿像対応の領域DHより後行させ
る意味とすれば、第12c図あるいは第14c図に示す
ように、領域DH先端から設定量だけ正側に基準パター
ン対応の可視像PIが形成される。したがって、該可視
像PIの濃度を光学検出手段により検出することにより
、記録媒体上の記録位置を任意に設定可能な記録装置に
おいても適切な現像剤濃度制御が可能になる。
なお、ここで述べた″正″、″′負″は相対的なもので
あり、それぞれを上記と逆に設定すれば上記の逆対応と
なり、例えば正側のシフトにおいては、領域DHの後端
から設定量にシフト量xlを加えた量だけ下流(つまり
正側)に基準パターン対応の可視像が形成されることに
なる。
本発明の他の目的および特長は、以下の図面を参照した
実施例説明により明らかになろう。
第1図に、一実施例の複写装置を示す。第1図を参照し
て説明する。概略でいうと、この複写装置は、複写装置
本体と、ADF (自動原稿給排装置)60.ソータ7
0.自動両面処理ユニット80、給紙ユニット等のオプ
ションユニット群で構成されている。記録シートを供給
する給紙系は5段になっている。即ち、第1給紙系及び
第2給紙系は複写装置本体に備わっており、第3給紙系
である第2給紙ユニット及び第4給紙系と第5給紙系を
含む第3給紙ユニットが複写装置本体に接続されている
。21,22.23及び24はそれぞれ第1給紙系、第
2給紙系、第3給紙系及び第4給紙系に設けられたカセ
ットであり、25が第5給紙系のトレイである。
複写装置本体の最上部に、原稿を載置するコンタクトガ
ラス1が備わっている。コンタクトガラス1の原稿セッ
ト領域外観を第9図に示す。原稿は、この原稿セット領
域の始端(サイズ表示を行なうためにコンタクトガラス
1左端よりもわずかに副走査方向下流が始端となる)に
原稿の左端(裏側から見た場合:以下は原稿先端という
)を揃え、揃えた辺の中心がΔマークに一致するように
セットする。本実施例の複写装置では最大でA3サイズ
原稿を長手方向を横置き(A3縦給紙:A3Rと示して
いる)にセットしてコピーすることができるがその場合
は破線で示すように原稿をセットし、また、A4サイズ
原稿を長手方向を横置き(A4縦給紙:A4Rと示して
いる)にセットしてコピーする場合には、2点鎖線で示
すように原稿をセットする。
コンタクトガラス1の下方には光学走査系30が備わっ
ている。光学走査系30には、露光ランプ31、第1ミ
ラー32.第2ミラー33.第3ミラー34.レンズ3
5.第4ミラー36.スリット37等々が備わっている
。原稿読取走査を行なう場合、光路長が変化しないよう
に、露光ランプ31と第1ミラー32を搭載した第1キ
ヤリツジと第2ミラー33及び第3ミラー34を搭載し
°た第2キヤリツジとが、2:1の相対速度で機械的に
走査駆動される。
この走査方向、即ち副走査方向は第1図の左右方向であ
り、走査系の副走査開始位置は左端である。
副走査開始位置では、図示しないホームポジションセン
サが第2キヤリツジを検知してオンとなる。
走査系の副走査開始位置の像読取位置に基準濃度パター
ン(以下Pセンサパターンという)13が配置されてい
る。第5図を参照してより具体的に説明すると、副走査
開始位置の像読取位置はコンタクトガラス1上の原稿D
OC先端から距離t2だけ左方となり、このときPセン
サパターン13を読み取るようにコンタクトガラス1下
面に連続する面に、予め定めた光反射率を有する黒色の
パターンを形成したシート、すなわちPセンサパターン
13が配置されている6 レンズ35はズームレンズであり、モータ駆動によって
倍率を変えることができる。
露光ランプ31から出た光は、像読取面(Pセンサパタ
ーン13又は原稿DOC)で反射し、第1ミラー32.
第2ミラー33.第3ミラー34゜レンズ35.第4ミ
ラー36及びスリット37を介して、感光体ドラム2上
に結像される。
感光体ドラム2の周囲には、メインチャージャ3゜イレ
ーザ4.現像カートリッジ5.トナー像センサ(以下P
センサという)6.転写チャージャ7゜分離チャージャ
8.ダニ−リングユニット9等が配置されている。
コピープロセスを簡単に説明する。
感光体ドラム2の表面は、メインチャージャ3の放電に
よって所定の高電位に一様に帯電されるが、コピー作成
に利用されない部分の電荷はイレーザ4によって消去さ
れる(後述する)。感光体ドラム2の帯電した面に、原
稿からの反射光が照射されると、照射される光の強度に
応じて、その部分の電位が変化(露光除1りする。感光
体ドラム2は図に矢印で示す方向に回転し、それに同期
して光学走査系30は原稿面を順次走査するので、感光
体ドラム2の表面には、原稿像の濃度(光反射率)分布
に応じた電位分布、即ち静電潜像が形成される。
静電潜像が形成された部分が現像カートリッジ5の近傍
を通ると、電位分布に応じて現像カートリッジ5内のト
ナーが感光体2の表面に静電吸着されて静電潜像に応じ
た可視像が感光体ドラム2上に形成される(現像)。
一方、コピープロセスの進行に同期して、5つの給紙系
のいずれか選択されたものから記録シートが供給される
。この記録シートは、レジストローラ27を介して、所
定のタイミングで感光体ドラム2の表面に重なるように
送り込まれて、転写チャージャ7により感光体ドラム2
上の可視像(トナー像)が転写され、更しこ分離チャー
ジャ8によって、可視像が転写された記録シートが感光
体ドラム2から分離される。分離された記録シートは、
搬送ベルト11により定着器12まで搬送される。
定着器12を通ると、記録シート上のトナー像は。
定着器12内の熱によって記録シート上に定着される。
定着を終えた記録シートは、所定の排紙経路を通って、
ソータ70または自動両面ユニット80に排出される。
本実施例では、感光体ドラム2の軸方向(紙面に垂直な
方向:主走査方向)の長さ、すなわち最大記録幅はA3
サイズの短手方向の長さと略同−である。従って、例え
ばA4サイズ記録紙を縦給紙(長手方向を給紙方向とし
て給紙)でコピーを行なう場合のように主走査方向の記
録紙の長さがA3サイズ短手力向の長さよりも小さい場
合には、記録紙に転写されない感光体ドラム2上の領域
に電荷が残存していて、そこにトナーが付着すると無駄
な大量トナー消費、およびクリーニング負担を招き不都
合であるので、記録紙に転写されない感光体ドラム2上
の領域の電荷を現像カートリッジ5の上流に位置するイ
レーザ4によって露光除電する(サイトイレース)、ま
た、本実施例装置は、原稿像の指定領域を抽出(その領
域のみを抜き出してコピーする)、あるいは消去(その
領域のみを消去してコピーする)するgi集機能を有し
ているので、該指定領域の原稿像に対応する静電潜像が
形成される領域外を、あるいは該指定領域の原稿像に対
応する静電潜像が形成される領域をイレーザ4によって
露光除電する。なお、Pセンサパターン13に対応する
トナー像を形成する場合には、該パターン対応の静電潜
像を形成する領域は、記録紙に転写されない感光体ドラ
ム2上の領域となるが、その領域の露光除電は行なわな
い。
このPセンサパターン13に対応する静電潜像を形成す
る領域は、感光体ドラム2の軸方向の中心を同じにして
主走査方向にA5サイズ短手方向の長さを有し、幅(副
走査方向の長さ)約20+mとなる。
イレーザ4の外観を第7a図に示す。第7a図において
は主走査方向をYで示しているが、上側が第1図の感光
体ドラム2の軸方内奥に相当する。
この図を参照すると、イレーザ4は、感光体ドラム2の
軸方向に向けて、その全長に渡って80個の発光ダイオ
ードLED 1〜LED80を4mm間隔で1列に配列
した棒状の装置であり、各発光ダイオードはイレーザド
ライバ40により個別にオン/オフ付勢することが可能
である。
つまり、イレーザ4により、その直下の感光体ドラム2
上の任意の部位が4mmを単位として露光除電すること
ができる。例えば、A4縦給紙での上記サイトイレース
においては、LEDI〜LED14およびLED67〜
LED80をオン付勢して、記録紙に転写されない感光
体ドラム2上の領域の電荷を露光除電する。また、Pセ
ンサパターン13に対応するトナー像を形成する場合に
は、該パターン対応の静電潜像を形成する領域がイレー
ザ4の直下となったときに、LEDI〜LED22およ
びLED59〜LED80をオン付勢して、該領域外の
感光体ドラム2上の領域の電荷を露光除電する、A5縦
給紙(A 5 R)に相当するサイトイレースを行なう
イレーザ4はイレーザドライバ40と一体でユニット化
されており、リング状(下端)の把持の指を入れて複写
装置本0体に対して着脱を行なう。
現像カートリッジ5の具体的な構成を第2a図。
第2b図、第2c図、第2d図、第2e図、第2f図、
第2g図及び第2h図に示す。各回を参照して現像カー
トリッジ5を説明する。
第2a図は現像カートリッジ5全体の斜視図である。第
2a図を参照すると、現像カートリッジ5のケース端板
111には、U字形の把手112が設けられている。現
像カートリッジ5は、第1図の手前画から感光体ドラム
2の軸方向に向かって出し入れすることによって、複写
装置本体に対し脱着できる。脱着の際に把手112を掴
んで現像カートリッジ5を支える。複写装置本体側には
、感光体ドラム2の軸方向に沿って配置された案内レー
ル113が設けられている。この案内レール113に、
現像カートリッジの上部ケース114と一体的に形成さ
れた下向きの案内溝115を係合させた状態で現像カー
トリッジを摺動させることによって、脱着時の現像カー
トリッジの移動方向が正しく規正される。現像カートリ
ッジの感光体ドラム2に対する位置決めは、現像カート
リッジ5を複写装置本体に挿入した状態で、現像カート
リッジのケースに設けられた位置決め穴116を複写装
置本体側の位置決め固定ピン117に、また、後述する
現像スリーブの支持軸の奥端118を複写装置本体側の
位置決め穴119にそれぞれ嵌合することによって主に
行なわれる。その位置決めされた現像カートリッジは、
把手112の基部に設けられたフック112aを複写装
置本体側の係合突起に係合させることによって、その装
着位置に保持される。
第2b図は第1図の現像カートリッジ5を拡大し状態を
示す。第2b図を参照すると、現像カートリッジのケー
スの両端板には、固定磁石群120を内蔵した非磁性現
像スリーブ121.現像剤攪拌羽根車122.螺旋条か
らなる現像剤搬送スクリュー123及び周面に複数本の
平行縦溝124aを有するトナー補給棒124が、それ
ぞれ回転自在に支持されている。
現像カートリッジ5の肩部に形成された円筒形のケース
125には、筒体からなるトナーカートリッジ126が
納められている。トナーカートリッジ126の両端板に
は、その中心部に両端を回転自在に支持されたトナー補
給バー127が設けられている。トナー補給バー127
の奥の方の軸端は、トナーカートリッジの端板から突出
しており、その突出端には、第2c図に示すように、鋸
歯片128aを有する被係合体128が固定されている
。この被係合体128は、トナーカートリッジ126が
現像カートリッジ5に挿入され装着された時、現像カー
トリッジ側の係合体129と係合して、回転方向に一体
化する。
係合体129は、現像カートリッジのケース外面に軸装
された歯車130の軸131の内端に固定されている。
歯車130は、中間歯車132を介して、トナー補給棒
124の軸端に固定された歯車133と連結されている
現像剤攪拌羽根車122の両軸端には、歯車134及び
135が固定されており、一方の歯車134には、トナ
ー搬送スクリューの一端に固定された歯車136が、そ
して他方の歯車135には、中間歯車137を介して現
像スリーブ121の軸端に固定された歯車138が、そ
れぞれ噛み合っている。歯車134には、現像剤攪拌羽
根車122を手動で回転させるためのっまみ139が設
けられている。上記の各歯車は、現像カートリッジのケ
ース端板の外側面に、それぞれ配置される。現像カート
リッジを複写装置本体に装着すると、歯車133及び1
38が、複写装置本体側の駆動歯車G1及びG2とそれ
ぞれ噛み合って、各歯車130.132〜138はそれ
ぞれ図の矢印の向きに回転駆動される。
第2b図において、現像スリーブ121上の磁気ブラシ
の高さは、現像カートリッジケース1】4に固定された
ブレード140によって所定の高さに規制される。この
゛ブレード140で掻き落された余分な現像剤(トナー
を付着した磁性体キャリア)は、現像剤搬送板141を
図中の右方に移動し、第2d図に示すように、多数の傾
斜案内ひれ142を上面に有する斜面141aを滑り落
ちて、現像剤攪拌羽根車122上に落下する。
搬送板141の一方の端部における現像剤は、搬送板1
41に形成された孔143から、搬送スクリュー123
の一端部に落下して、その落下した現像剤は、搬送スク
リュー123で他方の端に向って搬送され、受は皿14
4の端部に設けられた送出口145から現像剤攪拌羽根
車122の一端部に戻される。トナー搬送スクリュー1
23を収容した搬送板141及び受は皿144からなる
現像剤搬送ユニット146は、その両端を現像カートリ
ッジのケースに固定されることによって現像スリーブ1
21と現像剤攪拌羽根車122の上位に支持されている
第2b図において、トナー補給棒124は、ホッパ15
0の下部開口151を塞ぐように配置されている。ホッ
パ150の下部開口151の両側内面には、補給棒12
4の周面に接触する細長い弾性部材152及び153が
設けられている。これらの弾性部材152,153は、
合成樹脂材からなっている。ホッパ150の上部には、
ツイータ−154が揺動自在に設けられている。このツ
イータ−154は、ホッパ150の一方の端板に片持ち
状に支持されていて、第2d図に示すように、軸155
の外端には、腕156aのポス156が固定されている
ツイータ−154は、比較的弱いばね158の弾力によ
って揺動習性が与えられており、腕156aがレバー1
59の一端159aにその下方から軽く圧接している。
レバー159の他端159bには、ピン160が固着さ
れ、該ピン160は。
歯車130と一体のカム130aに、レバー159に作
用しているばね61の力によって圧接されている。レバ
ー159は現像カートリッジのケースの端板外面に捧1
62で支持されている。
第2f図において、トナーカートリッジ126の円筒状
周壁の一部には、トナー補給口165が設けてあり、ま
た該トナーカートリッジ126の両端板166及び16
7の一部には、それぞれ半径方向の突起166a、16
6c、167が設けである。一方の端板166には、把
持筒166bが一体に形成され、それに蓋筒168がね
じ込まれている。
上記突起167aをカートリッジケース125の内周壁
に形成された1125a  (第2a図)に合わせた状
態で、トナーカートリッジ126をケース125に挿入
し、突起166aが溝125aに完全に入り込んだ状態
で、カートリッジ126を、第2b図の反時計方向に回
転させると、後述するようにカートリッジ125の補給
口165がホッパ150の上部開口とシャツタ板170
の開口170aを介して連通ずる。この場合、溝125
aに係合した突起166a及び167aは、ケース12
5に設けられた溝125aと連なる円周方向の溝に沿っ
て回動しうる。
シャツタ板170は、内面に補強リブを有するプラスチ
ック成形体で作られており、第2h図に示すように、そ
の両端隅部に、長手方向に突出した突起71〜74が一
体に設けられている。これらの突起71〜74は、ケー
ス125の両端内面に設けられだ円孤状溝(図示せず)
に緩く嵌合しており、シャツタ板170の開口170a
がホッパの上部開口を閉じる位置と開く位置の範囲内で
ケース121の内壁面に沿って回動自在にシャツタ板1
70を支持している。
トナーカートリッジ126をケース125に挿入すると
、カートリッジ126の1つの突起167aがケース内
においてシャツタ板170の切込み170bの開口と対
向し、一方、カートリッジの端板166の突起166c
がシャツタ板170の突起172の右側縁172aと対
向する。この状態で、トナーカートリッジ126の把持
筒166bをつかんで第2b図の反時計方向に回動させ
ると、突起167aがシャツタ板170の切込み170
bの底辺170cに衝合して、まずトナーカートリッジ
126の補給口165とシャツタ板170の開口170
aとが合致し、更にカートリッジ126を回動させると
、その最終位置において。
シャツタ板170の開口170aがホッパ150の上部
開口と合致する。
トナーカートリッジ126をケース125から取外す場
合、トナーカートリッジ126を第2b図においてその
状態から時計方向に回動させると、カートリッジ126
の突起166cがシャツタ板170の突起172の側縁
172 aを押しまわし、シャツタ板170を同方向に
回動させ、ホッパ150の上部開口を閉じる。カートリ
ッジ126は、その突起166a、167aがケース1
25の溝125aと合致する位置まで回動し、その位置
で軸方向に引き抜かれる。従って、トナーカートリッジ
126がケース125から取外された状態では、シャツ
タ板170は、ホッパ150の開口を閉じた状態になる
第3図に、第1図の複写装置の本体上面に配置された操
作ボードを示す。第3図を参照すると、この操作ボード
には、多数のキースイッチKl。
K2+ K3.に4a、に4b+ K5* K6a。
K6b、に7.Kctr、に8.に9a、に9b。
K9c、KIO,Kl 1.に12a、に12b。
Kl 3.KC,KS、に#、KIおよびKPと、多数
の表示器Di、D2.D3.D4.D5.Ds、Dg、
Dd、Dp、Dt等が備わっている。
操作ボードに備わった代表的な各種キースイッチについ
て簡単に説明する。
K1はソータ70の動作モードを指定するキーであり、
これの操作によって固定(ツータネ使用)モード、ソー
トモード及びスタックモードのいずれかを指定できる。
K3は自動原稿給排装置60の動作モードを指定するキ
ーであり、この操作によってマニュアル原稿セットモー
ド、ADFモード及び5ADFモードのいずれかが指定
できる。
K4a及びに4bはそれぞれ両面コピーモードでの表面
及び裏面の余白位置を指定するキーである。
K6a、に6b、に9a、に9b及びに9cはコピー倍
率の指定に使用される。
K7は両面コピーモードの指定に使用される。
K ct−rはセンタリングモードの指定に使用される
K8はそれぞれ原稿サイズの指定に、に11は給紙系選
択の指定に使用される。
KIOは、テンキーであり、コピ一枚数の指定等に使用
される。
K12a及びに12bはコピー濃度の指定に使用される
KCは、クリア/ストップキーであり、テンキーに10
によるコピ一枚数指定のクリアおよびコピー動作の停止
指示に使用される。
KSは、プリントスタートを指示するキーである。
操作ボードに備わった代表的な表示器について簡単に説
明する。
Dlは7セグメント2桁の数値表示器であり。
通常の動作モードでは、待機時はコピ一枚数設定値を表
示し、コピー中はコピ一枚数を表示する。
D2はコピー濃度の設定状態を表示する。
Dsは各給紙系の紙サイズ、紙の向き及び選択された給
紙系を表示する。
D4は7セグメント3桁の数字表示器であり、通常の動
作モードではコピー倍率を1%単位で表示する。
Dsは指定された原稿サイズを表示する。
Dsはソータの異常を、Dgは紙送りの異常を、Ddは
カバー開状態を、DPは記録紙なしを、Dtはトナーな
しを、それぞれ表示する表示器である。
第4図に、第1図の複写装置の電気回路構成の概略を示
す。第4図を参照すると、主制御ボード200には、マ
イクロプロセッサ210.読み出し専用メモリ (RO
M)220.読み書きメモリ(RAM)230.パラレ
ルI/○ポート240゜シリアル■/○ボート250.
A/D (アナログ/デジタル)コンバータ260及び
タイマ270が備わっている。この主制御ボード200
に、操作ボード310(第3図参照)、光学系制御ボー
ド320.ランプ制御ボード330.ヒータ制御ボード
340.高圧電源ユニット350.自動原稿送り装置6
0.ソータ70.両面処理装置80゜給紙ユニット36
0.ドライバ370,380゜信号処理回路390およ
びエディタボード500が接続されている。
電源回路430は、構成各要素に所定の定電圧を供給す
る。
光学系制御ボード320は、光学走査系30の走査駆動
用電気モータM1及びズームレンズの倍率を調整する電
気モータM2を制御する。
ランプ制御ボード330は、光学走査系30の露光ラン
プ31の光量を制御する。
ヒータ制御ボード340は、定着器12に偉わった定着
ヒータHTIと感光体ドラム2に内蔵されたドラムヒー
タHT2の温度を制御する。
高圧電源ユニット350は、メインチャージャ3、現像
カートリッジ5のバイアス電極5a、転写チャージャ7
及び分離チャージャ8の各々に印加する高圧電力を生成
する。
ドライバ370には、各種の交流負荷(400’)が接
続されており、ドライバ380には、各種の直流負荷(
410)が接続されており、信号処理回路390には、
各種センサ(420)が接続されている。
具体的にいうと、各種交流負荷400の代表的なものは
、感光体ドラム2等を駆動するメインモータ、現像カー
トリッジ用のモータ、搬送用ファンモータ及び冷却用フ
ァンモータである。また、各種直流負荷410の代表的
なものは、クリーニング制御用ソレノイド、レジストロ
ーラ制御用クラッチ、分離爪制御用ソレノイド、イレー
ザ4.トータルカウンタ、トナー補給制御用ソレノイド
及びオイル補給制御用ソレノイドである。
イレーザ4について第7a図および第7b図に具体的な
回路を示す。イレーザ4は前述したように、4mm間隔
で配列した80個の発光ダイオードアレイである。各発
光ダイオードLEDI〜LED80のアノードはそれぞ
れ低抗器を介して電源ライン(+5V)に接続されてお
り、カソードはそれぞれイレーザドライバ40を構成す
る10個のシリアルイン/パラレルアウト・シフトレジ
スタ(以下S/Pレジスタという)SP1〜5P10の
対応するパラレル出力端子に接続されている。
S/PレジスタSPI〜5PIOは番号の大きい方を上
流にしてシリーズに接続されており、S/Pレジスタ5
PIOのシリアル入力端子りは、主制御ボード200の
シリアル出力ボート5Douシを介して主制御ボード2
00内のシリアルl10250の出力端子に接続されて
いる。主制御ボード200のシリアル出力ポート5Do
ujからは。
副走査に同期してイレーザ4直下の感光体ドラム2上の
領域をイレースするためのイレースデータが発光ダイオ
ードLEDI対応データから順に出力される。
各S/PレジスタSPI〜5PIOのクロック入力端子
CLは主制御ボード200のデータセットクロック出力
ボートcLoutに、ラッチ入力端子LAは主制御ボー
ド200のラッチ信号出力ポートL Aoutに、クロ
ックインヒピット入力端子CIは主制御ボード200の
クロックインヒピット出力ボートCIoujに、それぞ
れパラレルに接続されている。
動作を説明すると、副走査に同期したタイミングで主制
御ボード200のクロックインヒビット出力ボートCI
out、からHレベル(インヒビット解除)が出力され
ると、データセットクロック出力ポートcLout出力
のデルタセットクロックに同期して出力されるシリアル
出力ポート5Doujからのイレースデータが、逐次S
/Pレジスタ5P10の各ビットからS/PレジスタS
PIの各ビットに向けてシフトされる。各S/Pレジス
タSP1〜5P10にイレースデータがセットされてイ
レースタイミングになると、主制御ボード200のラッ
チ信号出力ポートLAoutからラッチ信号が出力され
て、イレースデータがパラレルに出力される。このとき
、各S/PレジスタSPI〜5PIOのイレースありの
ビット出力端子はLレベルを出力し、イレースなしのビ
ット出力端子は14レベルを出力するので1発光ダイオ
ードLEDI〜LED80のうちイレースありの発光ダ
イオードのみがオン付勢される。
ナオ、各S/P L/レジスタP1〜5P1oは、−担
イレースデータがセットされると1次に更新されるまで
はそのデータを保持し、ラッチ信号のある毎に同じ出力
を繰り返す。これにより、イレー人データセットの回数
を低減して主制御ボード200の負担を軽くしている。
各種センサ420の代表的なものは、前記メインモータ
の回動に同期したパルスを発生するタイミングパルス発
生器、Pセンサ6、光学走査系30のホームポジション
を検出するホームポジションセンサ、レジストローラ2
7の近傍で記録紙を検出するレジストセンサ、各給紙系
に設けられた紙サイズセンサ及び紙有無センサである。
Pセンサ6について、第6図に具体的な回路を示す。第
6図を参照する。Pセンサ6は、発光ダイオードとフォ
トトランジスタで構成されている。
発光ダイオードのアノードは電源ライン<+5V)に接
続され、カソードは抵抗器R2及び可変抵抗器VRを介
して、主制御ボード200の出力ポートP out、に
接続されている。したがって、ボートPoutの出力に
より、センサ6の発光ダイオードをオン/オフ付勢する
ことができる。フォトトランジスタの出力端子、すなわ
ちエミッタは、主制御ボード200のアナログ入力ポー
トANinを介して、主制御ボード200内のA/Dコ
ンバータ260の入力端子と接続されている。
所定のPセンサ読取タイミングになると主制御ボード2
00の出力ポートP outからLレベルが出力されて
発光ダイオードがオン付勢され、その反射光を受けたフ
ォトトランジスタの出力をアナログ入力ポートANin
から読み取る。つまり、Pセンサ読取タイミングとして
Pセンサ6がPセンサパターントナー像に対向するとき
を設定すれば、アナログ入力ポートANinから読み取
るフォトトランジスタ出力は該Pセンサパターントナー
像の濃度(トナー密度)に対応する。
第8a図にエディタボード500の概略構成ブロック図
を示す。このエディタボード500は抵抗移相回路を用
いた静電結合型の座標読取装置であり、絶縁体のボード
502の裏面に、図示していないが互いに絶縁して平板
状に構成された格子状のX電極およびY電極が備わって
いる。X電極はY軸方向(これは主走査方向に相当する
)に延びる多数の直線電極群であり、Y電極はX軸方向
(これは副走査方向に相当する)に延びる多数の直線電
極群である。X電極群は移相器503に、Y電極群は移
相器504に、それぞれ接続されており、各移相器50
3,504は異なる周波数の信号で励振される。505
は高インピーダンスのライトペンであり、X、Y電極と
ペン先間の静電容量を介してペン先接触花の信号をピッ
クアップし、その信号をフィルタ506でX信号(移相
器503出力信号)およびY信号(移相器504出力信
号)に分離した後、位相比較器507および508で位
相比較を行なって、位相変化量をペン先のXY座標に対
応付けしたX情報およびY情報(電気信号)を取り出す
エディタボード500にはエディタボードの使用信号を
入力するためのキースイッチ510.領域抽出モードで
使用するキースイッチ511.領域消去で使用するキー
スイッチ512および移動モードで使用するキースイッ
チ513が備わっている。X情報、Y情報およびキー操
作情報はエディタコントローラ501に与えられる。
エディタボード500の使用手段を簡単に説明する。ま
ず、エディツトする原稿を、ボード502の左端に中心
をΔマークに合せて揃え(ボード502の外観は第9図
に示したコンタクトガラス1の原稿セット領域の外観に
類似している)、セットする。
キースイッチ510を操作した後、領域抽出を行なう場
合にはキースイッチ511を操作して抽出する領域を対
角指定する。対角指定を第8b図を参照して説明すると
、四角形ABCDを抽出する領域として指定する場合に
は、対角AおよびD、または対角BおよびCをライトペ
ン505のペン先で押えて入力する。エディタコントロ
ーラ501はこの入力があると、辺ABのX座標2辺C
DのX座標2辺ACのY座標および辺BDのY座標をそ
れぞれ表わす領域データ、ならびに領域抽出を示すデー
タを主制御ボード200に転送する。
領域消去を行なう場合にはキースイッチ510を操作し
た後、キースイッチ512を操作して消去する領域を上
記同様に対角指定する。この入力により、エディタコン
トローラ501は上記領域データおよび領域消去を示す
データを主制御ボード200に転送する。
移動を行なう場合にはキースイッチ510を操作した後
、キースイッチ513を操作して、まず移動画の任意の
点をライトペンにより入力し、その後、その点を移動す
る位置をライトペンにより入力する。ただし本実施例の
移動はX軸方向のみであるので1点を移動する位置のY
座標は任意で良い。つまり、第8b図を参照して具体的
に説明すると、領域ABCDを右に移動してA’B’C
’D’に記録したいときには、例えば点Aを入力した後
辺A’B’上の任意の点を入力する。また、領域ABC
Dを右に移動してA ” B ” C” D ”に記録
したいときには、例えば点りを入力した後1辺CII 
D II上の任意の点を入力する。なおこれらは入力の
一例であってX座標に関して初めの入力と次の入力との
間が同じ関係にあれば、入力する点は任意で良い。この
入力があると、エディタコントローラ501は右方向の
移動を正とし、左方向の移動を負とするシフトデータを
主制御ボード200に転送する。
主制御ボード200は、装置構成各部を制御して、前述
したコピープロセスを実行するが、記録像の移動が指定
されるセンタリングモードあるいは移動モードでは、主
としてレジストローラ27の記録紙送出タイミング、イ
レースタイミング。
光学走査系30の光学走査開始タイミングに関して異な
るタイミングを設定して処理を実行する。
本実施例の特長は、特に、センタリングモードあるいは
移動モードにおいてPセンサパターントナー像を形成し
て現像剤濃度を検出する場合に見られるので、これにつ
いて簡単に説明する。
第10a図は記録像の移動のない場合、つまりノーマル
モードを示す。この場合は、レジストローラ27の記録
紙送出タイミングおよび光学走査系30の光学走査開始
タイミングは、原稿像対応のトナー像(画像のない場合
はトナー像とはならないが、説明の便宜上このように呼
ぶ)先端すと記録紙O8先端aとが一致するように設定
する。したがって、原稿像対応のトナー像先端より先行
して形成されるPセンサパターントナー像PIは記録紙
C5に転写されない。なお、Pセンサパターン13の露
光は、光学走査開始まで継続的に行なわれるが(第5図
参照)、所定幅に相当する潜像を形成すると、イレーザ
4で全幅イレースを行なって露光除電する。
第10b図は記録像を右に、っまりX座標正の方向に移
動する記録紙先行モードを示す。この場合は、レジスト
ローラ27の記録紙送出タイミングおよび光学走査系3
0の光学走査開始タイミングは、原稿像対応のトナー像
先端すから指定シフトEtxだけ先に記録紙CS先端a
が位置するように設定する。すなわち、光学走査開始タ
イミングがノーマルモードに比してXだけ遅れる。この
とき、Pセンサパターン13の露光は、光学走査開始ま
で継続的に行なわれるが、所定幅に相当する潜像を形成
すると、イレーザ4で全幅イレースを行なって露光除電
する。つまり、イレーザ4による全幅イレースはノーマ
ルモードに比してXだけ延長される。したがって、原稿
像対応のトナー像先端より先行する記録紙O8にPセン
サパターントナー像PIは転写されない。
第10c図は記録像を左に、っまりX座標負の方向に移
動する記録紙後行モードを示す。この場合は、レジスト
ローラ27の記録紙送出タイミングおよび光学走査系3
0の光学走査開始タイミングは、原稿像対応のトナー像
先端相当位置すから指定シフト量yだけ後に記録紙C8
先端aが位置するように設定する。すなわち、記録紙送
出タイミングがノーマルモードに比してyだけ遅れる。
このとき、Pセンサパターン13の露光および原稿の露
光走査は、ノーマルモードと同じに行なわれるが、所定
幅に相当するPセンサパターンの潜像を形成すると、感
光体ドラム2上のイレーザ4で記録紙C8先端aに転写
する部位までを全幅イレースを行なって露光除電する。
つまり、イレーザ4による全幅イレースはノーマルモー
ドに比してyだけ延長される。したがって、記録紙cs
に転写されない原稿像の静電潜像は消去されてトナーが
経済的に使用される。
以上をセンタリングモード′につぃて説明する。センタ
リングモードでは、入力された原稿サイズデータ、記録
紙サイズデータおよび倍率データにより、シフト量を求
める。原稿サイズは等倍で、あるいは設定倍率で拡大ま
たは縮小されるので、原稿サイズデータに倍率データを
掛けることにより、そのコピー処理で原稿領域を記録紙
に投影した写像が求まる。第11a図に示すように投影
した原稿領域D Hが記録紙C8の領域より小さいとき
には、第11b図に示すように各領域のX座標の差分2
xlを領域DHの左右に振分ける。つまり、この場合は
、記録像を距離X1だけXF!i、、標正の方向に移動
する記録紙先行モードを設定して領域DI」を記録紙C
8の中心に移動させる。このとき、Pセンサパターント
ナー像は第11c図に示すように記録紙C8の先端より
先行した位にに形成される。
また、センタリングモードで、第12a図に示すように
投影した原稿領域DHが記録紙O8の領域より大きいと
きには、第12b図に示すように各領域のX座標の差分
2.ylを記録紙C8の左右に振分ける(ylは負の値
で示される)。つまり、この場合は、記録像を距雛y1
だけX座標負の方向に移動する記録紙後行モードを設定
して記録紙C5を領域DHの中心に移動させる。このと
き。
Pセンサパターントナー像は第12c図に示すように領
域DHの先端より先行した位置に形成される。
エディツトモードを説明すると、この場合はエディタボ
ード500のエディタコントローラ501よリシフト情
報が与えられる。したがって、第13a図に示した記録
像DP4をX座標正の方向にX2移動するシフト情報が
与えられた場合には、記録紙先行モードを設定し、領域
D Hに対して記録紙C8をX2だけ先行させて第13
b図に示すように記録像DP4の移動を行なう。このと
き、Pセンサパターントナー像は第13c図に示すよう
に記録紙C8の先端より先行した位置に形成される。
また、第14a図に示した記録像D P 5をX座標負
の方向にy2移動するシフト情報が与えられた場合には
(つまりy2は負の値で与えられる)。
記録紙先行モードを設定し、領域DHに対して記録紙C
8をy2だけ後行させて第14b図に示すように記録像
DP5の移動を行なう。このとき、Pセンサパターント
ナー像は第14c図に示すように領域D Hの先端より
先行した位置に形成される。
次に、第16図、第17a図、第17b図、第18図、
第19図、第20図、第21図、第22図、第23図、
第24図および第25図に示したフローチャートを参照
して主制御ボード200の動作を具体的に説明する。
第16図に示したフローチャートは主制御ボード200
のゼネラルルーチンを示す。第16図を参照すると、最
初にイニシャライズモード処理(ILモード処理)行な
う。この処理では、読み書きメモリ230の内容をクリ
アし、各種モード設定を初期化し、出力ボートをリセッ
トして主制御ボード200自身の状態をイニシャライズ
し、さらに、主制御ボード200に接続された各種ボー
ド及び各種装置の状態(!!I+作モード)を初期化し
て、複写装置を初期状態に設定する。このとき、複写装
置は標準モードにセットされる。
この後、コピー可状態となってプリントスタートキーK
Sが押下されるまでループ状に待機モード処理(ウェイ
トモード処理:WTモード処理)を行なう。この処理で
は、次のような処理を行なう。
まず、各種入力ポートに印加される信号の状態を読取り
、その結果をメモリ230に記憶する。次に、予めメモ
リ230内に記憶された出力制御用のデータ群を各々の
データに対応付けられた出力ボートに出力して、その出
力ボートに接続された構成要素を制御する。さらに、予
め読取られてメモリ230に記憶された各種入力ポート
の状態を判定し、異常の有無をチェックする。異常があ
る場合には、所定の異常処理を実行する。異常がなけれ
ば、その他の入力ポートの状態を判定し、例えば操作ボ
ード310からの入力を読取る入力読取処理を行なう。
第17a図および第17b図を参照して入力読取処理の
主要な部分を説明する。
第17a図を参照すると、入力読取処理ではキーオン時
間を設定するタイマをクリア及スタートする。
固定変倍率を拡大側に更新する拡大キーに9bが操作さ
れた場合には、固定変倍率を更新設定する。
固定変倍率は、拡大の場合には1.15倍(115%)
1.22倍(122%)および1.41倍(141%)
から1つを選択できるので、レジスタRGIに格納して
いる設定中の変倍率を参照して、キー操作のある毎にそ
れより大きい変倍率を更新設定し、変倍率をレジスタR
G1に格納する。ただし、レジスタRGIに格納してい
る設定中の変倍率が1.41倍以上であれば、1.15
倍を設定して変倍率をレジスタRGIに格納する。
固定変倍率を縮小側に更新する縮小キーに9cが操作さ
れた場合には、固定変倍率を更新設定する。
固定変倍率は、縮小の場合には0.93倍(93%)。
0.87倍(87%)、 0.82倍(82%)、 0
.71倍(71%)。
0.61倍(61%)および0.50倍(50%)から
1つを選択できるので、レジスタRGIに格納している
設定中の変倍率を参照して、キー操作のある毎にそれよ
り小さい変倍率を更新設定し、変倍率をレジスタRGI
に格納する。ただし、レジスタRGIに格納している設
定中の変倍率が0.50倍以下であれば、0.93倍を
設定して変倍率をレジスタRG1に格納する。
等倍を指定する等倍キーに9aが操作された場合には、
変倍率を1.00に設定し、レジスタRGIに格納する
変倍率を1%ごとに高く更新設定するプラスズームキー
に6aが操作された場合には、操作毎にレジスタRGI
の値を0.01高くする。このとき、レジスタRGIの
値が2.00であれば操作をキャンセルする。つまり、
本実施例装置では最大で200%(直線比)の拡大が可
能である。
変倍率を1%ごとに低く更新設定するマイナスズームキ
ーに6bが操作された場合には、操作毎にレジスタRG
Iの値を0.01低くする。このとき、レジスタRGI
の値が0.50であれば操作をキャンセルする。つまり
1本実施例装置では最小で50%(直線比)の拡大が可
能である。
寸法変倍キーに5が操作された場合にはそのとき寸法変
倍モードを設定しなければフラグFlaおよびFibを
セット(1)し、フラグFlaおよび/またはFibを
セットして寸法変倍モードを設定しているときには操作
をキャンセルする。
テンキーKIOの操作があると、フラグFlaをセット
しているときには操作入力に対応する数値をレジスタR
AIに格納する。この後、#キーに#が操作されると第
17b図に示すフローでフラグFlaがリセット(0)
されるので、次にテンキー人力があると、操作入力に対
応する数値をレジスタRA2に格納する(Flalミリ
セットlbセット)。続いて#キーに#が操作されると
第17b図に示すフローでフラグFibをリセットして
、レジスタRA2の値をレジスタRAIの値で除した値
が変倍率として、レジスタRGIに格納される。つまり
、変倍率200%をセットする場合には、例えば、寸法
変倍モードを設定した後、テンキーKIOより数値re
 1 nを入力し、#キーKnを操作、続いてテンキー
KIOより数値#/ 2 I+を入力し、#キーに#を
操作することにより直ちに変倍率200%がセットされ
る。ただし、変倍率が200%を超え、あるいは50%
を下まわるときには、それぞれ変倍率200%、50%
がセットされる。
以上のようにして設定した変倍率は表示器D4に表示さ
れる。WTモードの図示しない光学系制御ルーチンでは
光学系制御ボード320を変倍率で制御する。
寸法変倍モードを設定していないとき、例えばコピ一枚
数設定モードでは操作されたテンキーに対応付けられた
数値をコピ一枚数レジスタにストアする。
第17b図を参照すると、センタリングキーK ctr
が操作された場合には、センタリングモード設定中であ
れば(F2セット)、フラグF2をリセットするが、設
定中でなければフラグF2をセットし、後述するフラグ
F3およびF4をリセットする。
原稿キーに8が操作された場合には、レジスタRG2の
値を1インクリメントする。レジスタRG2の値は、1
がA3サイズ、2がB4サイズ。
3がA4サイズ、4がB5サイズ、5がA5サイズ、6
がB6サイズにそれぞれ対応している。レジスタRG2
の値が6のときさらに原稿キーに8が操作されると、レ
ジスタRG2の値は0にリセットされて原稿サイズ指定
なしとなる。
用紙キーKllが操作された場合には、レジスタRTI
の値を1インクリメントする。レジスタRTIの値は、
1が第1給紙系、2が第2給紙系。
3が第3給紙系、4が第4給紙系、5が第51a紙系に
それぞれ対応している。レジスタRTIの値が5のとき
さらに原稿キーに8が操作されると。
レジスタRTIの値は1にセットされて第1給紙系が選
択される。選択した給紙系の記録紙サイズデータをRG
3に格納する。
エディタ入力があると、前述した領域を示すX座標、Y
座標の領域データを読み取ってレジスタRB 1 x 
p RB 1 y t RB 2 xおよびRB2yに
格納し、シフトデータをレジスタRCに格納する。
エディタ入力がある場合はセンタリングモードを無効化
するので、フラグF2をリセットする。この後、抽出/
消去を示すデータに応じて領域抽出の場合はフラグF3
をセットしてフラグF4をリセットし、領域消去の場合
はフラグF3をリセットしてフラグF4をセットする。
以上の他にキーが操作された場合には、そのキー操作に
応じて動作モードを設定し、またキー操作に対応して、
予めメモリ230に記憶された表示用データを所定のタ
イミングで所定の出力ボートに出力し、そのデータを操
作ボード3]0上の各種表示器に表示する。
コピー可の状態でない場合、又はプリントスタートキー
KSがオンしない場合には、上記WTモード処理を繰り
返し実行する。コピー可にならないのは1例えば、定着
温度が予め定めた範囲外である場合、又は何らかの異常
が検出された場合である。
コピー可の状態でプリントスタートキーKSが押される
と、複写前モード処理(スタートモード処理:STモー
ド処理)を実行する。この処理では、記録像のシフトに
関するデータの整理および、複写プロセスを開始する直
前の処理として、メインモータの駆動スタート、感光体
ドラムの複写前クリーニング処理等を行なう、STモー
ド処理以降では、メインモータの回動に同期したタイミ
ングパルスで第25図に示すドラムクロック割込処理が
行なわれ、後述する第1タイミングカウンタTMIおよ
び第2タイミングカウンタTM2が1インクリメントさ
れる。
第18図のフローチャートは、STモード処理で実行す
るシフトセットルーチンを示す。第18図を参照すると
、ADFモードあるいは5ADFモードの場合には、自
動原稿給排装置60にADFスタート指示を与えて原稿
をコンタクトガラス1の所定の位置にセットする原稿セ
ット処理を実行する。このとき、原稿サイズを読み取っ
てレジスタRG2にセットし、長辺横置/短辺横置きの
区別を示すフラグをセットする。
センタリングモードではフラグF2をセットしているの
で、レジスタRX2にレジスタRG2の内容で示される
原稿サイズのX方向長さデータ(タイミングパルスに換
算)を格納し、レジスタRX3にレジスタRG3の内容
で示される記録紙サイズのX方向長さデータ(タイミン
グパルスに換算)を格納する。この後、レジスタRGI
の内容で示される変倍率をレジスタRG2の値に掛けて
原稿領域の投影像のX方向の長さを求め、この値とレジ
スタRX3の値との差を2分してレジスタRX1に格納
する。つまり、レジスタRXIは正負の値となり、前述
のシフトデータX1またはylが格納される。
サイズ統一モード(キーに2により設定)の場合には、
レジスタRG2の内容で示される原稿サイズをレジスタ
RG3の内容で示される記録紙サイズに一致させる変倍
率を設定し、レジスタRGIに格納した後、その変倍率
を表示器D4に表示する。また、用紙選択モード(キー
に2により設定)では、ジスタRG2の内容で示される
原稿サイズに等しいサイズの記録紙をセットしている給
紙系を更新設定して表示器D3に表示する。
フラグF3またはF4をセットしている場合には、シフ
トデータがレジスタRCに格納されているので逮それを
設定変倍率で補正してレジスタRXIに格納し、また、
領域データに基づいて記録紙に転写する領域の副走査毎
のイレースデータを作成してメモリ230に書き込む。
フラグF3およびF4をともにリセットしているときに
は、レジスタRXIに0を格納する。
この後、レジスタRXIの値に応じて、レジストローラ
27の記録紙送出開始タイミングTRI。
記録紙送出終了タイミングTR2および光学走査系30
の光学走査開始タイミングTCをセットする。ここで示
したタイミング2000、およびタイミング1930は
、それぞれメモリ220のROMテーブルより読み出し
た、変倍率等倍で第3給紙系が選択されているときの記
録紙送出開始タイミングおよび光学走査開始タイミング
である。
したがって、給紙系が異なり、変倍率が異なると当然そ
の数値は異なるものとなるが、説明の便宜上、具体的な
数値として掲げている。RXIの値が正のとき、すなわ
ちX方向圧のシフトありの場合には記録紙送出開始タイ
ミングTRIを変更しない値2000にセットし、光学
走査開始タイミングTCを値1930にRXIレジスタ
の値を加えた光学走査開始タイミングをR11レジスタ
の値だけ遅くする値をセットする。RXIの値が負のと
き、すなわちX方向負のシフトありの場合には記録紙送
出開始タイミングTRIを値2000にRXIレジスタ
の値を加えた記録紙送出開始タイミングをRXIレジス
タの値だけ遅くする値をセットし、光学走査開始タイミ
ングTCを変更しない値1930にセットする。さらに
、記録紙送出開始タイミングTRIに記録紙サイズをタ
イミングパルス数に換算した値SMIを加えて、この値
を記録紙送出終了タイミングTR2としてセットする。
STモード処理を終了すると、複写モード処理(コピー
モード処理:CPモード処理)を実行する。ここでは、
タイミングカウンタTMIおよびTM2の値に応じて、
第19図に示す給紙処理ルーチン、第20図に示すレジ
スト処理ルーチン。
第21図に示すイレース処理ルーチン、第22図に示す
照明処理ルーチン、第23図に示すキャリッジ駆動ルー
チン、第24図に示すトナー補給処理ルーチンを適宜実
行する。
第19図に示す給紙処理ルーチンでは、給紙タイミング
になると、給紙系を駆動する給紙クラッチをオン付勢し
て、フラグFGIをセットし、Pセンサ検出タイミング
を計数するPセンサカウンタCNを1インクリメントす
る。本実施例ではコピー10枚に一回の割合でトナー濃
度(現像剤)検出を行なうので、カウンタCNの値が1
0であれば、0にリセットする。この後、第1タイミン
グカウンタTMIの値を1500 (タイミング150
0は変倍率等倍で第3給紙系が選択されているときに値
であるが、上記同様に説明の便宜上具体的な数値として
掲げている二以下同じ)に、第2タイミングカウンタT
M2の値を1500からRXIの値の絶対値を減じた値
に再セットする。
つまり、記録像の移動のあるときは、第2タイミングカ
ウンタT M 2により制御される要素は移動のないと
きに比して遅延される。
このとき、フラグFGIをセットしたので1次からこの
ルーチンを実行するときには、レジストセンサ(図示せ
ず)のレジスト検知のみを監視し、レジストを検知する
と、給紙クラッチをオフとしてフラグFGIをリセット
する。
第20図に示すレジスト処理ルーチンでは、第1タイミ
ングカウンタT M 1の値がタイミングTR1(つま
り前述した記録紙送出開始タイミング)に等しくなると
、レジストクラッチをオン付勢してフラグFG2をセッ
トする。このとき、フラグFG2をセットしたので、次
に第1タイミングカウンタTMIの値がタイミングTR
2(つまり前述した記録紙送出終了タイミング)に等し
くなると、レジストクラッチをオフ付勢してフラグFG
2をリセットし、記録紙の送出を終了する。
第21図に示すイレース処理ルーチンでは、当初はフラ
グFG3aをリセットしているので、全幅イレースをセ
ットしてフラグFG3aをセットする。イレースセット
を行なうと、前述のように副走査に同期してイレーザ4
をオン/オフ付勢するラッチ信号が出力されてイレーザ
が制御される。
PセンサカウンタCNの値が1のとき、Pセンサパター
ントナー像を形成するので、第1タイミングカウンタT
Mlの値が、Pセンサパターン像形成領域開始位置がイ
レーザ4の直下となるタイミング1913に等しくなる
と、A5縦給紙に等しいサイトイレースをセットしてフ
ラグFG3bをセットする。
続いて、第1タイミングカウンタTMIの値が、Pセン
サパターン像形成領域終了位置がイレーザ4の直下とな
るタイミング1940に等しくなると、再び全幅のイレ
ースをセットし、フラグFG3Cをセットする。
この後、第2タイミングカウンタTM2の値が。
タイミング1980に等しくなると、記録像の移動なし
のときには原稿像形成領域開始位置がイレーザ4の直下
となり、記録像のX座標圧の移動ありのときには原稿像
形成領域開始位置がイレーザ4の直下となり、記録像の
X座標負の移動ありのときには記録紙に転写する領域の
開始位置がイレーザ4の直下となる。そこでこのとき、
フラグF3およびF4をセットしていなければ、レジス
タRG3の内容により示される記録紙サイズに応じたサ
イトイレースをセットしてフラグFG3dをセットする
。また、フラグF3またはF4をセットしているときに
は、以降、副走査に同期してメモリ230に格納してい
るイレースデータを読み出してイレースセットを行なう
第1タイミングカウンタT M 1の値が、記9像移動
なしのときに原稿像形成領域終了位置がイレーザ4の直
下となるタイミングSM2に等しくなると、再び全幅の
イレースをセットし、フラグFG3a、FG3b、FG
3cおよびFG3dをリセットする。つまり、このタイ
ミングでは、記録像のX座標圧の移動ありのときには記
録紙に転写する領域の終了位置がイレーザ4の直下とな
り原稿像形成領域はさらに続くが、その部位は記録紙に
は転写されないのでイレースして削除し、また、記録像
のxFli標負の移動ありのときには原稿像形成領域終
了位置がイレーザ4の直下となり記録紙に転写する領域
はさらに続くが、その部位は原稿像がないのでイレース
して削除する。
なお、PセンサカウンタCNの値が1でなければ、Pセ
ンサパターントナー像の形成がないので、第2タイミン
グカウンタTM2の値が、タイミング1980に等しく
なるまで全幅のイレースをセットし、その後は上記同様
の処理を実行する。
第22図に示す照明処理ルーチンでは、Pセンサカウン
タCNの値が1のとき、Pセンサパターントナー像を形
成するので、第1タイミングカウンタTMIの値が通常
より早いタイミング1829になると、露光ランプ31
をオン付勢し、PセンサカウンタCNの値が1でなけれ
ば、Pセンサパターントナー像の形成がないので、第1
タイミングカウンタTM1の値が通常のタイミング18
70になると露光ランプ31をオン付勢してフラグFG
4をセットする。
この後、原稿終端直下が光学走査系30の読取位置とな
るタイミングSM3 (記録紙サイズにより設定される
)になると、露光ランプ31をオフ付勢してフラグFG
4をリセットする。
第23図に示すキャリッジ駆動ルーチンでは、第1タイ
ミングカウンタTM1の値がタイミングTC(つまり前
述した光学走査開始タイミング)に等しくなると、第1
キヤリツジおよび第2キヤリツジを設定速度でフォワー
ド駆動付勢してフラグF G 5 aをセットする。
この後、原稿終端直下が光学走査系30の読取位置とな
るタイミングSM3 (記録紙サイズにより設定される
)になると、第1キヤリツジおよび第2キヤリツジのフ
ォワード駆動付勢を停止し、リバース駆動付勢を開始し
てフラグFG5bをセットし、ホームポジションセンサ
(図示せず)がホームポジションを検出するとリバース
駆動を停止してフラグFG5aおよびFG5bをリセッ
トする。
第24図に示すトナー補給処理ルーチンでは、Pセンサ
カウンタCNの値が1のとき、Pセンサパターントナー
像の形成があるので、第1タイミングカウンタTMIの
値がタイミング1975になると、まず感光体ドラム2
のトナー像のない地肌濃度データ(Pセンサ6出力)を
読み取ってレジスタRDIに格納し、次にPセンサパタ
ーントナー像がPセンサ6に対向するタイミング204
0でPセンサパターントナー像の濃度データ(Pセンサ
6出力)を読み取ってレジスタRD2に格納する。この
後、メモリ220のトナー補給テーブルを、レジスタR
DIの内容とレジスタRD2の内容とで参照してトナー
補給量を決定し、トナー補給を行なう。
第15図は、以上説明した、給紙処理ルーチン。
レジスト処理ルーチン、イレース処理ルーチン。
照明処理ルーチン、キャリッジ駆動ルーチン、およびト
ナー補給ルーチンの各ルーチンで実行する処理を示すタ
イミングチャートである。
第15図を参照すると、記録紙先行モードでは。
記録紙対応のサイトイレースおよびキャリッジ駆動開始
(光学走査開始)がノーマルモードに比べてシフト量X
(正のときのレジスタRXIの値)だけ遅くなり、記録
紙後行モードでは、レジストローラ付勢(記録紙送出)
および記録紙対応のサイトイレースがノーマルモードに
比べてシフト量y (負のときのレジスタRXIの値)
だけ遅くなることがわかる。
CPモード処理では以上の他にも多数の処理が実行され
るが9本実施例の特長に無関係であるのでここでの説明
は省略する。
再度第16図を参照すると、CPモード処理を設定枚数
分繰り返すと(リピート)、複写後モード処理(エンド
モード処理:EDモード処理)を実行する。この処理で
は、コピー画像が転写された紙の排紙処理、感光体ドラ
ムのコピー後クリーニング処理等々を行なう。排紙が完
了すると、WTモード処理に戻り、上記処理を繰り返す
なお、各WTモード処理、STモード処理およびEDモ
ード処理では、随時構成要素の状態を監視し、異常を検
出したときには装置の非常停止や表示を行なう異常処理
を実行する。
■発明の詳細 な説明したとおり、本発明によれば、記録媒体に画像潜
像電位の可視像を転写する位置を示すシフト情報に応じ
て、標準潜像電位を形成する位置を相対的に移動して設
定しているので、該標準潜像電位の可視像が記録媒体に
記録されたり、誤った電荷担持体の部位の濃度を標準潜
像電位の可視像の濃度として検出して現像剤濃度制御誤
りを招くということがなくなり、記録媒体上の記録位置
を任意に設定可能な記録装置においても適切な現像剤濃
度制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一実施例の複写装置の機構部構成を示す断面
図である。 第2a図及び第2b図は、それぞれ現像カートリッジ5
の斜視図及び縦断面図である。 第2c図、第2e図、第2f図及び第2h図は。 それぞれ2a図の現像カートリッジ5の内部の、駆動系
、現像剤搬送ユニット、トナーカートリッジ及びシャツ
タ板170を示す斜視図である。 第2d図は、第2c図の一部を詳細に示す斜視図である
。 第2g図は、トナーカートリッジ一端部の縦断面図であ
る。 第3図は、第1図の複写装置の操作ボード310を示す
平面図である。 第4図は、第1図の複写装置の電気回路構成の概略を示
すブロック図である。 第5図は、第1図の複写装置の光学走査開始位置近傍を
詳細に示す部分断面図である。 第6図は、トナー像センサ6を示す電気回路図である。 第7a図は、イレーザ4の外観を示す正面図であり、第
7b図はその電気回路図である。 第8a図はエディタ500の概略構成を示すブロック図
である。 第8b図は、エディタ500による領域指定および記録
像の移動を説明するための平面図である。 第9図は、第1図の装置のコンタクトガラス1の外観を
示す平面図である。 第10a図、第10b図および第10c図は、記録像を
移動するモードにおける。記録紙C8゜基準濃度パター
ン対応のトナー像PIおよび原稿像対応のトナー像DI
の感光体ドラム2に対する関係を示す模式図である。 第11a図、第11b図、第11c図、第12a図、第
12b図、第12c図、第13a図、第13b図、第1
3c図、第14a図、第14b図および第14c図は、
記録像を移動するモードにおける、基準濃度パターン対
応のトナー像PIおよび原稿像対応の領域DHの記録紙
O8に対する関係を示す平面図である。 第1id図、第12d図、第13d図および第14d図
は、従来技術の欠点を示す平面図である。 第15図は、第4図の主制御ボード200の概略動作を
示すタイミングチャートである。 第16図、第17a図、第17b図、第18図。 第19図、第20図、第21図、第22図、第23図、
第24図および第25図は、第4図の主制御ボード20
0の概略動作を示すフローチャートである。 1:コンタクトガラス(光学読み取り台)2:感光体ド
ラム(電荷担持体、感光体)3:メインチャージャ(荷
電手段) 4:イレーザ 5:現像カートリッジ(現像手段) 6:トナー像センサ(光学検出手段) 7:転写チャージャ  8:分離チャージャ12:定着
器 13:基準濃度パターン(基準パターン)21〜24:
給紙カセット 25:給紙トレイ 27:レジストローラ  7,27 : (転写手段)
30:光学走査系(光学読み取り手段)1.3,4,3
0 : (画像潜像電位形成手段)3.4,13,30
 : (標準潜像電位形成手段)31:露光ランプ  
  32,33,34 :ミラー35:レンズ    
  60:自動原稿給排装置70;ソータ      
80;自動両面処理装置120:固定磁石群   12
1:現像スリーブ122:現像剤攪拌羽根車 123:現像剤搬送スクリュー 124:)−ナー補給棒(現像剤濃度調整手段、トナー
補給手段) 125:ケース 126:トナーカートリッジ 127:トナー補給バー 200:主制御ボード(制御手段) 310:操作ボード   500 :エディタボード3
10.500 : (入力手段) Ml:走査駆動用電気モータ(光学読み取り位置更新手
段) M2=倍率調整用電気モータ 特許出頴大 株式会社 リ コ − 景57 誤7aワ          躬7bワ黒10aワ 垢10b阿 垢10c阿 第11a図      第128− 第11b口      第12b図 り日 第11c図     方12C阿 vI″l 第116阿     児12d図 第13a冒 DH’ 第13b口 第13cワ 弔13d図 鬼14a図 黒14b図 第14Cワ 東146ワ 児19銀 巣207 箒24反 兜25司

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電荷担持体; 前記電荷担持体に小領域の標準潜像電位を形成する標準
    潜像電位形成手段; 前記電荷担持体に記録する画像に応じた画像潜像電位を
    形成する画像潜像電位形成手段;前記電荷担持体の標準
    潜像電位および画像潜像電位に応じた可視像を形成する
    現像手段;前記現像手段の現像剤の濃度を調整する現像
    剤濃度調整手段; 前記電荷担持体に対向して、前記現像手段の下流に配設
    された光学検出手段; 前記画像潜像電位の可視像を所定の記録媒体に転写する
    転写手段; 前記記録媒体に前記画像潜像電位の可視像を転写する位
    置を示すシフト情報を入力する入力手段;および、 前記シフト情報がシフトなしを示すときには、前記記録
    媒体の先端が、前記電荷担持体の前記画像潜像電位を形
    成開始する画像潜像電位形成開始位置、に一致する画像
    潜像電位形成タイミングおよび転写タイミング、ならび
    に、前記電荷担持体の前記標準潜像電位を形成開始する
    標準潜像電位形成開始位置が、前記画像潜像電位形成開
    始位置より設定量だけ正側となる標準潜像電位形成タイ
    ミングを設定し、 前記シフト情報が正側のシフトありを示すときには、前
    記記録媒体の先端が前記画像潜像電位形成開始位置より
    指定シフト量だけ正側となる画像潜像電位形成タイミン
    グおよび転写タイミング、ならびに、前記標準潜像電位
    形成開始位置が前記画像潜像電位形成開始位置より前記
    設定量に該指定シフト量を加えた量だけ正側となる標準
    潜像電位形成タイミングを設定し、 前記シフト情報が負側のシフトありを示すときには、前
    記記録媒体の先端が前記画像潜像電位形成開始位置より
    指定シフト量だけ負側となる画像潜像電位形成タイミン
    グおよび転写タイミング、ならびに、前記標準潜像電位
    形成開始位置が前記画像潜像電位形成開始位置より前記
    設定量だけ正側となる標準潜像電位形成タイミングを設
    定し、設定した標準潜像電位形成タイミングで前記標準
    潜像電位形成手段を、画像潜像電位形成タイミングで前
    記画像潜像電位形成手段を、転写タイミングで前記転写
    手段を、それぞれ制御し、前記光学検出手段が検出した
    前記標準潜像電位の可視像の濃度に基づいて現像剤濃度
    調整手段を制御する、制御手段; を備える、記録装置の現像剤濃度制御装置。
  2. (2)前記電荷担持体は感光体であり、 前記標準潜像電位形成手段は、前記感光体を荷電する荷
    電手段、標準の光反射率を有する基準パターン、基準パ
    ターンを照明して反射光を前記感光体に導く光学読み取
    り手段、を備え、 前記画像潜像電位形成手段は、前記感光体を荷電する荷
    電手段、原稿を載置するための光学読み取り台、光学読
    み取り台上の原稿を照明して反射光を前記感光体に導く
    光学読み取り手段、を備える、前記特許請求の範囲第(
    1)項記載の記録装置の現像剤濃度制御装置。
  3. (3)前記標準潜像電位形成手段の荷電手段および光学
    読み取り手段は、それぞれ前記画像潜像電位形成手段の
    荷電手段および光学読み取り手段と同一であり、光学読
    み取り手段は、前記感光体に導く反射光を摘出する光学
    読み取り位置を更新する光学読み取り位置更新手段を有
    する、前記特許請求の範囲第(2)項記載の記録装置の
    現像剤濃度制御装置。
  4. (4)前記基準パターンは、前記光学読み取り台の前記
    光学読み取り手段に対向する面と実質的に連続する面に
    配置される、前記特許請求の範囲第(3)項記載の記録
    装置の現像剤濃度制御装置。
  5. (5)前記基準パターンは、前記光学読み取り位置更新
    手段の光学読み取り位置の更新に関して、前記光学読み
    取り台上の原稿先端より上流側に配置される、前記特許
    請求の範囲第(4)項記載の記録装置の現像剤濃度制御
    装置。
  6. (6)前記制御手段は、前記画像潜像形成タイミングに
    なると、前記光学読み取り手段の光学読み取り位置更新
    手段に、光学読み取り位置の更新開始を指示する、前記
    特許請求の範囲第(5)項記載の記録装置の現像剤濃度
    制御装置。
  7. (7)前記現像剤はトナーおよびトナーを担持するキャ
    リアの混合体であり、現像剤濃度調整手段はトナーを補
    給するトナー補給手段である、前記特許請求の範囲第(
    1)項または第(2)項記載の記録装置の現像剤濃度制
    御装置。
  8. (8)前記現像剤はトナーおよびトナーを担持するキャ
    リアの混合体であり、現像剤濃度調整手段はトナーを補
    給するトナー補給手段であり、前記制御手段は、前記光
    学検出手段が検出した前記標準潜像電位の可視像の濃度
    に基づいて該トナー補給手段を制御し、トナーとキャリ
    アとの混合比を調整する、前記特許請求の範囲第(1)
    項または第(2)項記載の記録装置の現像剤濃度制御装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS626278A (ja) * 1985-07-02 1987-01-13 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 電子複写機の露光制御装置

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