JPH09295442A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09295442A
JPH09295442A JP10937996A JP10937996A JPH09295442A JP H09295442 A JPH09295442 A JP H09295442A JP 10937996 A JP10937996 A JP 10937996A JP 10937996 A JP10937996 A JP 10937996A JP H09295442 A JPH09295442 A JP H09295442A
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JP
Japan
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key
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setting
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image forming
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JP10937996A
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Hiroshi Matsuda
弘志 松田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザビームプリンタ等の画像形成装置にお
いて、“手差し”機能や“ページ連写”機能など各機能
の設定修正時の手間を簡略化し、操作性を向上させる。 【解決手段】 スキャナ11で読み取った原稿画像を印
刷部12でプリントして出力する。また、タッチパネル
・ハードキー13により、本装置に設けられた各機能の
中から必要に応じて所望の機能を設定する。その際、設
定された内容を表示するとともに、設定操作が行われた
ときの表示状態とそれに対応する内部状態の履歴をRA
M4に保存しておく。そして、機能設定操作過程におけ
る現在の状態を一つ以上前の状態に逆行できるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に原稿を1ライ
ン毎に読み取って印字出力するレーザビームプリンタ等
の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタは、一般的にCC
Dラインセンサ等の光電変換素子を用いて原稿を1ライ
ン毎に画素単位で主走査方向の読み取りを行うととも
に、該主走査方向に対して垂直な副走査方向に光電変換
素子と原稿を相対的に移動させることにより、光電変換
素子によって電気的に読み込まれた原稿画像を印字出力
するように構成されている。
【0003】従来より、このようなレーザビームプリン
タ等の画像形成装置においては、複数の機能の組み合わ
せによる画像編集処理が可能であり、例えば領域指定手
段を用いて特定の領域を指定し、その部分について操作
部から複数の機能を組み合わせて任意に設定して、画像
編集処理を行うことが可能となっている。また、一つの
機能を確定させるまでに複数回のキー操作が必要になる
場合があり、設定内容の表示画面もそれに合わせて切り
替わることが多く、一回の画像形成を行うにあたり、多
量のキー操作を要する場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の画像形成装置にあっては、操作部から複数
の機能を組み合わせて設定する途中で、一旦設定した機
能を取り消して変更したい場合に、再設定を行う必要が
ある場合が多い。この場合、機能設定を確定させるまで
に一連のキー操作を行っているので、最後に機能設定を
確定する直前でキー操作を変更したいときには、一から
もしくは途中からキー操作をやり直すしかないこともあ
り、不便であった。
【0005】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、機能設定修正時の手間が簡略化され、
どの時点からの操作のし直しも可能で、操作性が向上し
た画像形成装置を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、次のように構成したものである。
【0007】(1)画像形成に関わる複数の機能を有
し、それらの各機能を設定するための操作設定手段と、
この操作設定手段により設定された内容を表示する表示
手段と、該操作設定手段により設定操作が行われたとき
のそれぞれの表示手段の表示状態とそれらに対応する内
部状態の履歴を記憶する記憶手段とを備えた。
【0008】(2)上記(1)の装置において、操作設
定手段の操作により以前の表示状態と内部状態に戻るよ
うにした。
【0009】(3)上記(1)または(2)の装置にお
いて、記憶手段は操作設定手段の相前後する設定操作に
対応した表示状態と内部状態の差分のみを記憶するよう
にした。
【0010】(4)上記(1)ないし(3)何れかの装
置において、操作設定手段で特定のキー操作が行われた
ときに任意の特定時点以降の操作設定内容の表示状態と
内部状態の記憶を消去するようにした。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る画像形成装置
のシステム構成を示すブロック図である。同図におい
て、1は装置本体であり、システムバス2に制御用のC
PU3と、このCPU3により制御される以下の各種デ
バイスが接続されている。
【0012】すなわち、4はCPU3の主メモリ、ワー
クエリア等として機能するRAM、5はCPU3の制御
プログラムを記憶するプログラム用のROM、6は各種
データを記憶するデータ用のROM、7はスキャナ11
と接続される入力部I/F(インタフェース)、8は印
刷部12と接続される印刷部I/F、9はタッチパネル
・ハードキー13と接続される操作入力部I/F、10
はLCD表示器14と接続されるLCDコントローラで
ある。
【0013】上記スキャナ11は原稿画像を光学的に読
み取る画像読み取り手段として設けられており、印刷部
12はその読み取った画像に基づいてマテリアル上に画
像を形成する画像形成手段として設けられている。ま
た、タッチパネル・ハードキー13は画像形成に関わる
各機能を設定するためのキー操作設定手段を構成し、L
CD表示器14はその設定された内容を表示する表示手
段として設けられている。
【0014】また上記RAM4は、タッチパネル・ハー
ドキー13により各機能の設定操作が行われたときのそ
れぞれのLCD表示器14の表示状態とそれらに対応す
る内部状態の履歴を記憶する。つまり、操作者による過
去のキー入力と現在のキー入力に対応するそれぞれの操
作設定内容の表示状態とそれに対応する本体各部の内部
状態の履歴を保存する記憶媒体となっている。
【0015】そしてCPU3により、上述の操作設定内
容の表示状態とそれに対応する内部状態の履歴がRAM
4に保存される。
【0016】また、タッチパネル・ハードキー13の操
作により以前の表示状態と内部状態、つまり操作者の過
去のキー入力に対応した設定内容の表示状態とそれに対
応する内部状態に戻ることができるとともに、タッチパ
ネル・ハードキー13で特定のキー操作が行われたとき
に任意の特定時点以降の操作設定内容の表示内容と内部
状態の履歴を廃棄できるようになっている。
【0017】なお、上記RAM4はCPU3の制御によ
り、タッチパネル・ハードキー13の相前後する設定操
作に対応した表示状態と内部状態の差分のみを記憶する
ようにしても良い。
【0018】上記のように構成されたシステムにおい
て、CPU3は、プログラム用ROM5に記憶された制
御プログラム等に基づいてシステムバス2に接続された
各種デバイスとのアクセスを総括的に制御し、入力部I
/F7を介して接続されたスキャナ11から入力画像情
報を読み込み、印刷部I/F8を介して接続された印刷
部に出力情報として画像信号を出力する。その際、プロ
グラム用ROM5には、後述する図7のフローチャート
に示すような制御プログラムが記憶されており、画像形
成に関わる任意の機能を選択することが可能となってい
る。そして、タッチパネル・ハードキー13からユーザ
入力を受け取り、操作入力部I/F9を介して操作内容
を取得するようになっている。
【0019】図2は上記タッチパネル・ハードキー13
及びLCD表示器14を有した画像形成装置の操作表示
部を示す平面図である。同図中、101〜115は様々
な動作モードを設定するためのキーであり、これらの内
部にはそのモードが設定されたときに点灯するLEDが
入っている。
【0020】また、116は上部にタッチパネルが構成
されたLCD表示器14の液晶表示部分で、画面上にソ
フトキーを作成することが可能となっている。117は
リセットキー、118はスタートキー、119はストッ
プキー、120〜131はテンキー及び機能キーであ
り、132はアンドゥキーである。
【0021】図3は本画像形成装置の内部構成を示す概
略断面図である。本装置は、上方部にデジタルカラー画
像リーダ部が設けられ、その下側にデジタルカラー画像
プリンタ部が設けられている。
【0022】上記リーダ部においては、原稿227を原
稿台ガラス228上に載せ、露光ランプ229により露
光走査することにより、原稿227からの反射光像をレ
ンズ230によりフルカラーセンサ231に集光し、カ
ラー色分解画像信号を得る。このカラー色分解画像信号
は、不図示の増幅回路を経てビデオ処理ユニットにて処
理が施され、プリンタ部に送出される。
【0023】プリンタ部には、像担持体である感光ドラ
ム201が矢印方向に回転自在に担持され、この感光ド
ラム201の周囲に前露光ランプ211、コロナ帯電器
202、レーザ露光光学系203、電位センサ212、
色の異なる4個の現像器204Y,C,M,Bk、ドラ
ム上光量検知手段213、転写装置205、及びクリー
ニング器206が配置されている。
【0024】そして、上記レーザ露光光学系203にお
いて、リーダ部からの画像信号は不図示のレーザ出力部
にて光信号に変換され、この変換されたレーザ光がポリ
ゴンミラー203aで反射され、レンズ203b及びミ
ラー203cを通って、感光ドラム201の面に投影さ
れる。このプリンタ部の画像形成時には、感光ドラム2
01を矢印方向に回転させ、前露光ランプ211で除電
した後の感光ドラム201を帯電器202により一様に
帯電させて、各分解色ごとに光像Eを照射し、潜像を形
成する。
【0025】次に、所定の現像器を動作させて、感光ド
ラム201上の潜像を現像し、感光ドラム201上に樹
脂を基体としたトナー画像を形成する。このとき現像器
は、偏心カム224Y,C,M,Bkの動作により、各
分解色に応じて択一的に感光ドラム201に接近するよ
うにしている。
【0026】一方、画像が転写される記録材は記録材カ
セット207a,207b,207cに積載されてい
て、ピックアップローラ232によって所望のカセット
からピックアップされ、給紙ローラ233によりレジス
トローラ218に向かって搬送される。このレジストロ
ーラ218の直前には光透過型のセンサ223が配置さ
れており、このセンサ223を記録材が遮光する時間の
長さによって搬送された記録材の種類が判別できるよう
になっている。
【0027】上記レジストローラ218の位置まで搬送
された記録材は、該レジストローラ218によってその
先頭位置が感光ドラム201上の画像先頭位置と同期す
るタイミングで転写ドラム205aに送られる。そし
て、この記録材が対向電極となる吸着ローラ205gと
吸着帯電器205cによって転写ドラム205aに静電
吸着され、転写帯電器205bにて感光ドラム201上
の画像が記録材に転写される。
【0028】転写装置205は、本装置では転写ドラム
205a、転写帯電器205b、記録材を静電吸着させ
るための吸着帯電器205cと対向する吸着ローラ20
5g、内側帯電器205d、及び外側帯電器205eを
有し、回転駆動されるように軸支された転写ドラム20
5aの周面開口域には誘電体からなる記録材担持シート
205fを円筒状に一体的に張設している。また記録材
担持シート205fは、ポリカーボネートフィルム等の
誘電体シートを使用している。
【0029】そして、ドラム状の転写装置205、つま
り転写ドラム205aを回転させるに従って、感光ドラ
ム201上のトナー像を転写帯電器205bにより記録
材担持シート205fに担持された記録材上に転写す
る。
【0030】このようにして、記録材担持シート205
fに吸着搬送された記録材には所望数の色画像が転写さ
れ、フルカラー画像が形成される。そして、フルカラー
画像形成の場合、上記のようにして4色のトナー像の転
写が終了すると、記録材を転写ドラム205aから分離
爪208a、分離押し上げコロ208b及び分離帯電器
205hの作用によって分離し、熱ローラ定着器209
を介してトレイ210に排紙する。
【0031】他方、転写後の感光ドラム201は、表面
の残留トナーをクリーニング器206で清掃した後、再
度画像形成工程に供する。記録材の両面に画像を形成す
る場合には記録材を定着器209から排出後、直ちに搬
送パス切替ガイド219を駆動し、搬送縦パス220を
経て反転パス221aに一旦導いた後、反転ローラ22
1bの逆転により送り込まれたときの後端を先頭にし
て、送り込まれた方向と反対向きに退出させ、中間トレ
イ222に収納する。その後再び上述の画像形成工程に
よって、もう一方の面に画像を形成する。
【0032】また、転写ドラム205aの記録材担持シ
ート205f上の粉体の飛散付着、記録材上のオイルの
付着等を防止するために、ファーブラシ214と記録材
担持シート205fを介して該ブラシ214に対向する
バックアップブラシ215や、オイル除去ローラ216
と記録材担持シート205fを介して該ローラ216に
対向するバックアップブラシ217を設けており、これ
らのブラシ215、217の作用により清掃を行ってい
る。このような清掃は画像形成前もしくは後に行い、ま
たジャム(紙づまり)発生時には随時行うようにしてい
る。
【0033】また、本装置においては、所望のタイミン
グで偏心カム225を動作させ、転写ドラム205aと
一体化しているカムフォロワ205iを作動させること
により、記録材担持シート205fと感光ドラム201
とのギャップを任意に設定可能な構成としている。例え
ば、スタンバイ中あるいは電源オフ時には、転写ドラム
205aと感光ドラム201の間隔を離している。
【0034】(第1の実施例)本実施例では、上述の画
像形成装置における基本操作機能の一つである“手差し
コピー”を使用する際の操作例について述べる。
【0035】この“手差しコピー機能”とは、画像形成
装置の使用者が装置外部から転写する記録材を補給する
手段を提供するものである。以下に、“手差しコピー機
能”を設定するための操作手順について述べる。
【0036】図4は設定前の初期液晶表示画面を示す図
である。この表示状態で“用紙選択”キーを押すと、図
5に示すような小ウィンドウ301が前面に現われ、図
5の(a)に示す液晶表示画面に表示状態が変る。この
小ウィンドウ301内には転写する記録材のサイズを指
定するキー302と“手差し”を指定するキー303が
配置されている。
【0037】ここで、“手差し”を指定するキー303
を押すと、別の小ウィンドウ304が前面に現われ、図
5の(b)に示す液晶表示画面に表示状態が変る。この
小ウィンドウ304内には装置外部から補給する記録材
のサイズ(手差しサイズ)を指定するキーが配置されて
いる。
【0038】これらのキーの中から“フリーサイズ”キ
ー以外のキーを押し、続いて“OK”キー305を押す
と、“手差しコピー機能”の設定は終了し、図5の
(e)に示す液晶表示画面に表示状態が変る。また、上
記小ウィンドウ304内で“フリーサイズ”キーを押
し、続いて“OK”キー305を押すと、この小ウィン
ドウ304に代わって小ウィンドウ306が前面に現わ
れ、図5の(c)に示す液晶表示画面に表示状態が変
る。この小ウィンドウ306内には手差しサイズの縦横
の長さをミリメートル単位で設定するためのキーが配置
されている。
【0039】上記の小ウィンドウ306の中で、キー3
07とキー308の反転表示されているキーは、設定す
る方向がx方向であるかy方向であるかを指定するため
のものであり、これらのキーはトグルする仕組みになっ
ており、押した方のキーが反転表示され、もう一方のキ
ーが正常表示に変る。そして、数字キー(テンキー)を
押すことによって、現在選択されている方向の長さを指
定することができ、指定した数値がエリア309もしく
はエリア310に表示される。
【0040】また、上記の手順に従って手差しサイズを
設定した後に、“OK”キー311を押すと、小ウィン
ドウ306に代わって図5の(d)に示す小ウィンドウ
312が表示される。この小ウィンドウ312内には装
置外部から補給する記録材の種類を設定するためのキー
が配置されている。ここで、何れかの種類を示すキーを
押し、続いて“OK”キー313を押すと、“手差しコ
ピー機能”の設定は完了し、図5の(e)の液晶表示画
面に表示状態が変る。
【0041】次に、記録材を図3に示す手差しトレイ2
50にセットし、図2のスタートキー118を押すと、
画像形成が開始される。
【0042】ここで、上述の“手差しコピー”機能に関
するキー入力の一例を表1、表2に示す。表1には、入
力されたキーの種類とそれに伴う画面変移が記されてい
る。また表2には、キー入力によって内部状態の変更が
起こる場合の前状態との差分が示されている。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】画像形成に際しては、まず装置内で上記の
ような履歴(表1、表2)を記憶媒体上に保存してお
き、図2の操作パネル上のアンドゥキー132が操作者
により押されたときにその履歴表を取り出し、画面表示
状態と内部状態を一つ前の状態に戻す。このとき、履歴
表中の現在位置を一つ戻し、履歴表中のその後のレコー
ド(戻す前の現在位置のレコード)は破棄する。
【0046】そして、上記のアンドゥキー132を操作
者が連続して押すことによって、履歴表の先頭に達する
まで、次々と前の状態に戻って行く。このとき、履歴表
の先頭に達した状態でのアンドゥキー入力は無視され
る。ここで、操作者によるアンドゥキー入力が履歴表に
保存されないのは自明である。また、上記履歴表は、図
2のリセットキー117のキー入力によって破棄され
る。
【0047】このように、アンドゥキー132を押すこ
とによって、キー入力レベルで操作設定状態を遡ること
ができ、“手差しコピー機能”の設定を完了後に、最後
の設定項目である記録材の種類を変更したいといった要
求にも容易に応えることができる。
【0048】(第2の実施例)本実施例では、上述の画
像形成装置における応用操作機能の一つである“ページ
連写”機能を使用する際の操作例について述べる。
【0049】この“ページ連写”機能とは、原稿を分割
して、分割した画像をそれぞれ別々の記録材に転写する
ものである。画像の分割には“ページ連写”と“任意分
割”の2種類がある。ページ連写とは、見開き原稿(本
やパンフレットなど)の左右ページをそれぞれ別の記録
材に続けて転写するものである。任意分割とは、原稿の
X(ヨコ方向)/Y(タテ方向)を均等に分割し、分割
した画像をそれぞれ別々の記録材に転写するものであ
る。ここで原稿の分割は、タテ/ヨコそれぞれ7分割ま
で設定できるものとする。
【0050】まず、“ページ連写”機能の設定操作手順
について述べる。図4に示す設定前の初期液晶表示画面
の表示状態で、図2のページ連写キー(キー107)を
押すと液晶表示画面の左半分の領域が画面401に入れ
代わり、図6の(a)に示す液晶表示画面に表示状態が
変る。ここで、“ページ連写”キー402を選択し(押
し)て、次に“OK”キー403を押すと、“ページ連
写”の設定が完了し、図6の(d)に示す液晶表示画面
に表示状態が変る。この液晶表示画面の左上には“ペー
ジ連写”と記されたキー404が反転表示され、設定状
態にあることを使用者に告げる。
【0051】また、図6の(d)の液晶表示画面の“ペ
ージ連写”キー404を押すことにより、図6の(a)
の液晶表示画面に戻り、設定取り消し、設定変更が可能
となる。
【0052】図6の(a)の表示画面では、ページ連写
する原稿を“左開き本”か“右開き本”の設定により、
転写順序を変更することができる。“左開き本”キー4
05と“右開き本”キー406はトグルする仕組みにな
っており、押した方のキーが反転表示され、もう一方の
キーが正常表示に変る。またこの液晶表示画面におい
て、“任意分割”キー407を押すと、図6の(b)に
示す液晶表示画面に表示状態が変る。
【0053】“任意分割”機能の設定操作では、“左開
き本”と“右開き本”の設定は不要なので、この二つの
キーは表示されない。ここで、“OK”キー408を押
すと、画面左半分の内容が画面409に変わり、図6の
(c)に示す液晶表示画面に表示状態が変る。
【0054】この表示画面では、タテ/ヨコの分割数を
設定することができる。すなわち、“+”キーと“−”
キーを押すことによって、タテ/ヨコそれぞれ1から7
の範囲で増減させることができる。このとき、エリア4
10,411にタテ/ヨコの分割数が表示される。そし
て、分割数を設定して“OK”キー412を押すと、
“任意分割”の設定が完了し、図6の(d)の液晶表示
画面に表示状態が変る。この液晶表示画面の左上には図
示しないが“任意分割”と記されたキーが反転表示さ
れ、設定状態にあることを使用者に告げる。また、その
“任意分割”キーを押すことによって、図6の(c)の
液晶表示画面503に戻り、設定取り消し、設定変更が
可能となる。
【0055】ここで、上述の“ページ連写”機能に関す
るキー入力の一例を表3、表4に示す。表3には、入力
されたキーの種類とそれに伴う画面変移が記されてい
る。また表4には、キー入力によって内部状態の変更が
起こる場合の前状態との差分が示されている。
【0056】
【表3】
【0057】
【表4】
【0058】画像形成に際しては、まず前述の実施例と
同様まず装置内で上記のような履歴(表3、表4)を記
憶媒体上に保存しておき、図2の操作パネル上のアンド
ゥキー132が操作者により押されたときにその履歴表
を取り出し、画面表示状態と内部状態を一つ前の状態に
戻す。このとき、履歴表中の現在位置を一つ戻し、履歴
表中のその後のレコード(戻す前の現在位置のレコー
ド)は破棄する。
【0059】そして、アンドゥキー132を連続して押
すことによって、履歴表の先頭に達するまで、次々と前
の状態に戻って行く。このとき、履歴表の先頭に達した
状態でのアンドゥキー入力は無視される。ここで、操作
者によるアンドゥキー入力が履歴表に保存されないのは
自明である。また、上記履歴表は、図2のリセットキー
117のキー入力によって破棄される。
【0060】このようにアンドゥキー132を押すこと
によって、キー入力レベルで操作設定状態を遡ることが
でき、“ページ連写機能”の設定を完了後に、最後の設
定項目である分割数などを変更したいといった要求にも
容易に応えることができる。
【0061】次に、上述の各実施例におけるキー設定操
作の一般的な処理手順を図7のフローチャートにより説
明する。ここでは、上記のように画像形成装置内のプロ
グラムにより、現在状態とこの現在状態に至るまでのキ
ー入力の履歴が履歴表として管理されているものとす
る。現在状態は、現在表示画面の構成情報と現在内部状
態から成り、現在表示画面の構成情報と現在内部状態
は、初期状態との差分によって管理される。
【0062】また、キー入力履歴表は、入力されたキー
の種別フィールド、キー入力前後の表示画面の構成情報
の差分フィールド、キー入力前後の内部状態の差分フィ
ールドから成るレコードを時系列で整列したものであ
る。ここで、特に最後のレコード(履歴表中で最も最近
のキー入力に対応するレコード)を現在位置と呼ぶこと
にする。
【0063】まず、ステップS1でキー入力を取り込
み、ステップS2でアンドゥキー入力があると、ステッ
プS3で上述の現在位置が先頭であるかどうかを判断
し、先頭でなければステップS4で履歴表の状態差分よ
り一つ前の状態に戻る。そして、ステップS5で履歴中
の最後の差分をクリアして現在位置を一つ前に戻し、ス
テップS6で現在状態を更新する。
【0064】また、上記ステップS2でアンドゥキー入
力がなければ、ステップS7でリセットキー入力があっ
たかどうかを判断し、リセットキーが押されていればス
テップS8でそのキー処理(リセット処理)を行う。そ
して、ステップS9で履歴表をクリアし、ステップS1
0で現在状態を更新し、初期状態に戻す。
【0065】また、上記ステップS7でリセットキーが
押されていなければ、ステップS11でそのキー処理を
行い、ステップS12で前状態との差分を履歴表に追加
し、ステップS13で現在状態を更新する。
【0066】このように、一連のキー操作に伴う液晶画
面における表示状態と内部状態の履歴を保存しておき、
機能設定操作過程における現在の状態を一つ以上前の状
態に戻して逆行させる手段を設け、この手段を連続的に
行使することによって、記憶媒体上に保存された状態履
歴の先頭に達するまで、次々と前の状態に戻っていき、
任意のキー入力履歴上の位置から再設定することが可能
となる。
【0067】特に、複雑な操作過程を要する機能設定に
おいては、操作過程をキー入力レベルで戻ることによっ
て、どの時点からのやり直しでも可能となり、操作性が
向上する。また、キー入力レベルでの巻き戻しは操作者
に操作に対する安心感を増幅させるという副次的な効果
を産み出す。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各機能の設定操作が行われたときのそれぞれの表示状態
とそれに対応する内部状態を記憶媒体上に保存するよう
にしたため、機能設定修正時の手間が簡略化され、どの
時点からの操作のし直しも可能となり、操作性が向上す
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置のシステム構成を
示すブロック図
【図2】 画像形成装置の操作表示部を示す平面図
【図3】 画像形成装置の内部構成を示す概略断面図
【図4】 設定操作時の初期画面を示す説明図
【図5】 第1の実施例における画面遷移を示す説明図
【図6】 第2の実施例における画面遷移を示す説明図
【図7】 第1の実施例及び第2の実施例における動作
を示すフローチャート
【符号の説明】
1 装置本体 3 CPU 4 RAM(記憶手段) 11 スキャナ(画像読み取り手段) 12 印刷部(画像形成手段) 13 タッチパネル・ハードキー(操作設定手段) 14 LCD表示器(表示手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成に関わる複数の機能を有し、そ
    れらの各機能を設定するための操作設定手段と、この操
    作設定手段により設定された内容を表示する表示手段
    と、該操作設定手段により設定操作が行われたときのそ
    れぞれの表示手段の表示状態とそれらに対応する内部状
    態の履歴を記憶する記憶手段とを備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 操作設定手段の操作により以前の表示状
    態と内部状態に戻ることを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 記憶手段は操作設定手段の相前後する設
    定操作に対応した表示状態と内部状態の差分のみを記憶
    することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 操作設定手段で特定のキー操作が行われ
    たときに任意の特定時点以降の操作設定内容の表示状態
    と内部状態の記憶を消去することを特徴とする請求項1
    ないし3何れか記載の画像形成装置。
JP10937996A 1996-04-30 1996-04-30 画像形成装置 Withdrawn JPH09295442A (ja)

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JP10937996A JPH09295442A (ja) 1996-04-30 1996-04-30 画像形成装置

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JP (1) JPH09295442A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6969003B2 (en) 1998-07-10 2005-11-29 Welch Allyn Data Collection, Inc. Method and apparatus for extending operating range of bar code scanner

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6969003B2 (en) 1998-07-10 2005-11-29 Welch Allyn Data Collection, Inc. Method and apparatus for extending operating range of bar code scanner

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