JPH10190997A - 画像形成装置及び方法 - Google Patents

画像形成装置及び方法

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JPH10190997A
JPH10190997A JP8357175A JP35717596A JPH10190997A JP H10190997 A JPH10190997 A JP H10190997A JP 8357175 A JP8357175 A JP 8357175A JP 35717596 A JP35717596 A JP 35717596A JP H10190997 A JPH10190997 A JP H10190997A
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JP8357175A
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Noriyuki Kobayashi
紀幸 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ画像出力の走査制を向上させることが
できる画像形成装置及び方法を提供することにある。 【解決手段】 メモリコピー部203は、ハードディス
クを含むメモリに書き込まれた画像データをユーザによ
ってファイル名を付けて管理する。ユーザはこの書き込
まれた画像データを任意に出力することができる。この
メモリ容量は有限であるため、メモリに格納された画像
データを自動消去する際に、書き込まれた画像データの
うち出力頻度が高い画像データは画像データ消去の時期
をおくらせ、出力頻度が低い画像データは先に消去さ
れ、メモリ上には常に重要度が高い画像データを残り易
くすることによって効率のよいデータ管理を実現するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置及び
方法に関し、特に、メモリコピー機能やファイル機能を
備えた複写機等の複合複写機等の画像形成装置及び方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複合複写機等においてスキャナか
ら取り込まれた画像データをメモリに格納し、画像デー
タの出力順や出力時期を任意に制御して画像データの出
力を行うメモリコピー機能を有する画像形成装置が提案
されている。
【0003】また、上記画像形成装置においてメモリに
格納した画像データは一定の時間が経過すると自動的に
メモリフル状態を自動的に解消する方法が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の画
像形成装置においては、一定の時間が経過すると画像デ
ータは一律に消去されてしまうため、出力頻度が高く重
要度が高い画像データは長期に亘って保存することがで
きず、逆に出力頻度が低く重要度が低い画像データを速
やかに消去することができないので、効率のよりデータ
管理はなされていなかった。
【0005】また、メモリに格納されている画像データ
のファイル名の表示順も従来はデータの重要度に応じて
配列されていないので、頻繁に出力すべき画像データが
選択し易い位置に配列されているとは限らず、メモリ画
像出力の操作性は必ずしも良好とは言えない。
【0006】本発明の目的は、メモリ画像出力の走査性
を向上させることができる画像形成装置及び方法を提供
することにある。
【0007】
【問題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の画像形成装置は、複数の画像デー
タを格納する格納手段と、前記格納手段に格納された前
記画像データを消去する機能により前記画像データを管
理する管理手段と、前記管理手段によって管理された前
記画像データを用紙に出力する出力手段とを有する画像
形成装置において、前記管理手段は、前記画像データを
消去する時期を前記出力手段により前記画像データを出
力する頻度に応じて規定することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の画像形成装置は、請求項1
記載の画像形成装置において、前記管理手段は、前記画
像データを消去する時期を前記画像データの出力回数を
引数にした関数により決定することを特徴とする。
【0009】請求項3記載の画像形成装置は、請求項2
記載の画像形成装置において、前記関数は、前記画像デ
ータの出力回数が多いほど算定値が大きくなることを特
徴とする。
【0010】請求項4記載の画像形成装置は、請求項1
乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記管理手段により規定された前記画像データを消去す
る時期における前記管理手段の消去動作をユーザの手作
業により行うか、又は自動的に行うかをユーザが選択で
きるように構成されていることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の画像形成装置は、複数の画
像データを格納する格納手段と、前記格納手段に格納さ
れた前記画像データを消去する機能により前記画像デー
タを管理する管理手段と、前記管理手段によって管理さ
れた前記画像データを用紙に出力する出力手段とを有す
る画像形成装置において、前記管理手段は、前記画像デ
ータのファイル名のリストを表示する表示手段を有し、
前記表示手段で表示される前記画像データのファイル名
の順序を前記出力手段が前記画像データを出力する頻度
に応じて決定することを特徴とする。
【0012】請求項6記載の画像形成装置は、請求項5
記載の画像形成装置において、前記管理手段により規定
された前記画像データを消去する時期における前記管理
手段の消去動作をユーザの手作業により行うか、又は自
動的に行うかをユーザが選択できるように構成されてい
ることを特徴とする。
【0013】請求項7記載の画像形成装置は、複数の画
像データを格納する格納手段と、前記格納手段に格納さ
れた前記画像データを消去する機能により前記画像デー
タを管理する管理手段と、前記管理手段によって管理さ
れた前記画像データを用紙に出力する出力手段とを有す
る画像形成装置において、前記管理手段は、前記画像デ
ータのファイル名を表示する表示手段を有し、前記表示
手段で表示される前記画像データのファイル名の順序を
前記出力手段が前記画像データの出力に関する順序に応
じて決定することを特徴とする。
【0014】請求項8記載の画像形成装置は、請求項7
記載の画像形成装置において、前記表示手段に表示され
る前記画像データのファイル名は前記出力手段が前記画
像データを出力した順序の逆順であることを特徴とす
る。
【0015】請求項9記載の画像形成装置は、請求項7
又は8記載の画像形成装置において、前記管理手段によ
り規定された前記画像データを消去する時期における前
記管理手段の消去動作をユーザの手作業により行うか、
又は自動的に行うかをユーザが選択できるように構成さ
れていることを特徴とする。
【0016】請求項10記載の画像形成方法は、複数の
画像データを格納する格納工程と、前記格納工程で格納
された前記画像データを消去する機能により前記画像デ
ータを管理する管理工程と、前記管理工程で管理された
前記画像データを用紙に出力する出力工程とを有する画
像形成方法において、前記管理工程で、前記画像データ
を消去する時期を前記出力工程で前記画像データを出力
する頻度に応じて規定することを特徴とする。
【0017】請求項11記載の画像形成方法は、請求項
10記載の画像形成方法において、前記管理工程で、前
記画像データを消去する時期を前記画像データの出力回
数を引数にした関数により決定することを特徴とする。
【0018】請求項12記載の画像形成方法は、請求項
11記載の画像形成方法において、前記関数は、前記画
像データの出力回数が多いほど算定値が大きくなること
を特徴とする。
【0019】請求項13記載の画像形成方法は、請求項
10乃至12記載の画像形成方法において、前記管理工
程で規定された前記画像データを消去する時期における
前記管理工程での消去動作をユーザの手作業により行う
か、又は自動的に行うかをユーザが選択できることを特
徴とする。
【0020】請求項14記載の画像形成方法は、複数の
画像データを格納する格納工程と、前記格納工程に格納
された前記画像データを消去する機能により前記画像デ
ータを管理する管理工程と、前記管理工程で管理された
前記画像データを用紙に出力する出力手段とを有する画
像形成方法において、前記管理工程は、前記画像データ
のファイル名のリストを表示する表示工程を有し、前記
表示工程で表示される前記画像データのファイル名の順
序を前記出力工程で前記画像データを出力する頻度に応
じて決定することを特徴とする。
【0021】請求項15記載の画像形成方法は、請求項
14記載の画像形成方法において、前記管理工程で規定
された前記画像データを消去する時期における前記管理
工程での消去動作をユーザの手作業により行うか、又は
自動的に行うかをユーザが選択できることを特徴とす
る。
【0022】請求項16記載の画像形成方法は、複数の
画像データを格納する格納工程と、前記格納工程に格納
された前記画像データを消去する機能により前記画像デ
ータを管理する管理工程と、前記管理工程で管理された
前記画像データを用紙に出力する出力工程とを有する画
像形成方法において、前記管理工程は、前記画像データ
のファイル名を表示する表示工程を有し、前記表示工程
で表示される前記画像データのファイル名の順序を前記
出力工程で前記画像データの出力に関する順序に応じて
決定することを特徴とする。
【0023】請求項17記載の画像形成方法は、請求項
16記載の画像形成方法において、前記表示工程で表示
される前記画像データのファイル名は前記出力工程で前
記画像データが出力された順序の逆順であることを特徴
とする請求項16記載の画像形成装置。
【0024】請求項18記載の画像形成方法は、請求項
16又は17記載の画像形成方法において、前記管理工
程で規定された前記画像データを消去する時期における
前記管理工程での消去動作をユーザの手作業により行う
か、又は自動的に行うかをユーザが選択できることを特
徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら本発明の
第1の実施の形態に係る画像形成装置を説明する。
【0026】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
画像形成装置の断面構成図である。図1において、10
0は複写機本体、180は原稿の自動給紙を行う自動原
稿送り装置を示す。自動原稿送り装置180は着脱自在
であり、複写機本体100側では前記装着されている自
動原稿送り装置180のタイプを認識できるようになっ
ている。
【0027】図1において、101は原稿載置台として
の原稿台ガラス、102はスキャナである。スキャナ1
02は、原稿台ガラス101上の原稿を照明するランプ
原稿照明ランプ103、走査ミラー104等で構成され
る。スキャナ102は図示しないモータにより所定方向
に往復走査され原稿からの反射光を走査ミラー104〜
106を介してレンズ108を透過してイメージセンサ
としてのCCDセンサ109に結像する。CCDセンサ
109は結像した反射光を電気信号に変換する。
【0028】120はレーザ、ポリゴンスキャナ等で構
成された露光制御部であり、CCDセンサ109で変換
された電気信号に基づいて変調したレーザ光129を感
光体ドラム110に照射する。
【0029】感光体ドラム110のまわりには1次帯電
器112、現像器121、転写帯電器118、クリーニ
ング装置116、前露光ランプ114が配置されてい
る。感光体ドラム110は図示しないモータにより図中
矢印の方向(時計回り)に回転する。感光体ドラム11
0はその周面が1次帯電器112により所望の電位に帯
電された後、露光制御部120からのレーザ光129が
照射され、静電潜像が形成される。感光体ドラム110
の周面上に形成された静電潜像は、現像器121により
現像されトナー像として可視化される。
【0030】一方、上段カセット131又は下段カセッ
ト132からピックアップローラ133,134により
給紙された転写紙は、給紙ローラ135,136,15
9,経路160を介して複写機本体100に送られ、レ
ジストローラ137により転写ベルト130に給送され
る。この給送の過程で、可視化されたトナー像が転写帯
電器118により転写紙に転写される。転写完了後の感
光体ドラム110はクリーナ装置116により残留トナ
ーが清掃され、前露光ランプ114により残留電荷が消
去される。
【0031】転写後の転写紙は、転写ベルト130から
分離され、定着前帯電器139,140によりトナー画
像が再帯電され定着器141に送られ、加圧、加熱によ
り定着され、排出ローラ142により複写機本体100
の外へ排出される。
【0032】138は、レジストローラ137から送ら
れた転写紙を転写ベルト130に吸着させる吸着帯電器
であり、143は転写ベルト130の回転に用いられる
と同時に吸着帯電器138と対になって転写ベルト13
0に転写紙を吸着帯電させる転写ベルトローラである。
【0033】複写機本体100には、例えば4000枚
の転写紙を収容できるデッキ150が装備されている。
デッキ150のリフタ151は、給紙ローラ152に転
写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇す
る。また、デッキ150の上には100枚の転写紙を収
容できるマルチ手差しユニット153が装備されてい
る。
【0034】さらに、図1において、154は排紙フラ
ッパであり、これは、両面記録側又は多重記録側の経路
と、排紙側の経路とを選択的に切替える。排出ローラ1
42から送り出された転写紙は、この排紙フラッパ15
4により両面記録側の経路又は多重記録側の経路に切替
えられる。158は、下搬送パスであり、搬出ローラ1
42から送り出された転写紙を反転パス155を介して
転写紙を裏返して再給紙トレイ156に導く。また、1
57は、両面記録側の経路と多重記録側の経路とを切替
える多重フラッパであり、これを図示左方向に倒すこと
により転写紙を反転パス155を介さず、直接搬送パス
158に導く。159は、経路160を通して転写紙を
感光体ドラム110側に給紙する給紙ローラである。
【0035】161は、排紙フラッパ154の近傍に配
置され、この排紙フラッパ164により排出側に切替え
られた転写紙を機外に排出する排出ローラである。両面
記録(両面複写)や多重記録(多重複写)時には、排紙
フラッパ154を図示上方に上げて、複写済みの転写紙
を搬送パス155,158を介して裏返した状態で再給
紙トレイ156に格納する。このとき、両面記録時には
多重フラッパ157を図示右方向へ倒し、また多重記録
時にはこの多重フラッパ157を図示左方向に倒してお
く。
【0036】次に行われる裏面記録時や多重記録時に
は、再給紙トレイ156に格納されている転写紙が下か
ら1枚ずつ給紙ローラ159により経路160を介して
複写機本体100のレジストローラ137に導かれる。
【0037】複写機本体100から転写紙を反転して排
出するときには、排紙フラッパ154を上方に上げ、フ
ラッパ157を図示右側に倒し、複写済みの転写紙を搬
送パス155側に搬送し、転写紙の後端が送りローラ1
62を通過した後に反転ローラ163によって送りロー
ラ162側へ搬送し、排出ローラ161によって、転写
紙を裏返して機外に排出される。
【0038】図2は、図1の画像形成装置の概略ブロッ
ク図である。レンズ108、CCDセンサ109及びデ
ータ処理部202は画像読取り部201を構成する。原
稿で反射したレーザ光がレンズ108を介してCCDセ
ンサ109に結像され、CCDセンサ109により、ア
ナログ電気信号に変換される。この変換された画像情報
は、データ処理部202に入力され、サンプル・アンド
・ホールド、ダークレベルの補正等が行われた後にアナ
ログ・デジタル変換(A/D変換)される。デジタル化
された信号はシェーディング補正(原稿を読み取るセン
サのばらつき及び原稿照明用ランプの配向特性の補
正)、変倍処理後、メモリコピー部203に入力され
る。
【0039】また、コンピュータから送られたPDLデ
ータはコンピュータインターフェース部205を介し
て、メモリコピー部203へ転送される。
【0040】メモリコピー部203は、PDLの展開、
画像の記憶、その他γ補正等の出力系で必要な補正処
理、加工等を行い、プリンタ部204に出力する。
【0041】プリンタ部204は、レーザ等からなる露
光制御部120、画像形成部としての感光体ドラム11
0、転写紙の搬送制御部等により構成され、入力された
画像信号により転写紙上に画像を記録する。
【0042】また、画像読取り部201、メモリコピー
部203及びプリンタ部204には、CPU回路部20
6が接続されている。CPU回路部206は、CPU2
07、ROM208、RAM209等により構成され、
画像読取り部201、メモリコンピュータ203、プリ
ンタ部204等を制御し、本画像形成装置のシーケンス
を統括的に制御する。
【0043】以下、図3を参照しながら図1の画像形成
装置の主要部であるメモリコピー部203の構成を説明
する。図3は、メモリコピー部203の構成を示すブロ
ック図である。
【0044】図3において、メモリコピー部203は、
順次直列に接続されたフォーマッタ部302、制御部3
01、圧縮伸長部303及び記憶部304と、制御部3
01に接続されたLUT部305とを有する。制御部3
01は、上記したコンピュータインターフェース部20
5とデータ処理部202とに接続されており、また、L
UT部305を介してプリンタ部204に接続されてい
る。
【0045】画像読取り部201のデータ処理部202
から送られた画像情報はブラックの輝度データとして入
力され、制御部301に送られる。
【0046】制御部301では、まず送られたデータが
画像であるかPDLであるか、又はPDLを展開したビ
ットマップデータであるかを識別する。また、ユーザが
設定したモードがメモリコピーモードになっているか否
かにより処理経路を制御する。ユーザが設定したモード
がメモリコピーモードでない場合はデータは記憶部を経
由せずにLUT部305に送られる。制御部301に送
られたデータがPDLの場合はフォーマッタ部302で
ビットマップデータに変換されてからLUT部305に
送られる。
【0047】ユーザが設定したモードがメモリコピーモ
ードの場合は、データは圧縮伸長部303で圧縮が行わ
れた後、記憶部304に格納される。記憶部304は、
SCSIコントローラとハードディスクを有し、SCS
Iコントローラからの指令に従い、ハードディスクにデ
ータを書き込む。記憶部304に格納された複数のデー
タは制御部301からの指令によりユーザが設定した編
集モードに応じた順序で出力が行われる。例えば、「電
子ソータ」モードが選択された場合、原稿が仕分けされ
るような順に出力を制御することにより、いわゆる「ソ
ータ」の役割を電気的に行うことができる。また、「フ
ォーム登録」モードが選択された場合はハードディスク
に書き込まれたデータはユーザによってファイル名を付
して管理し、長期保存することができ、出力を任意のと
きに行うことができる。
【0048】制御部301に送られたデータは圧縮伸長
部303で圧縮された後、記憶部304に格納される。
全てのデータの記憶が終了すると、上記のようなユーザ
の設定したモードに応じて、記憶されたデータは順次取
り出され、圧縮伸長部303で伸長された後、LUT部
305に送られる。
【0049】LUT部305はlog変換部とγ補正部
で構成される。送られたデータが画像の場合はまず、l
og変換を行う。log変換部には輝度データを濃度デ
ータに変換するためのLUTが格納されており、入力さ
れたデータに対応するデーブル値を出力することによっ
て、輝度データを濃度データに変換する。
【0050】変換された濃度データ又はPDLを展開し
た後のビットマップデータはγ補正部に送られる。γ補
正部では濃度データを出力する際に、プリンタの特性を
考慮したLUTによる変換を行い、操作部で設定された
濃度値に応じた出力の調整を行う。
【0051】以下、図1の画像形成装置の主要部である
メモリコピー部20の動作を説明する。
【0052】管理手段としてのメモリコピー部203に
おいては、前述したように「フォーム登録」のモードが
選択された場合、ユーザはハードディスクを含む格納手
段としてのメモリに書き込まれた画像データに名前を付
けて管理し、長期保存することができ、しかも、ユーザ
は保存された画像データを任意に出力することができ
る。
【0053】しかしながら、従来は、上記格納手段に使
用されるメモリ容量は有限であるため、記憶した画像デ
ータの消去を行わないとメモリフル状態となり、新規に
画像データを記憶できなくなるので、一定の時間が経過
すると画像データは一律に消去され、出力頻度が高く重
要度が高い画像データは長期保存することができないと
共に、出力頻度が低く重要度が低い画像データを速やか
に消去することができず、効率のよいデータ管理がなさ
れていないことは、前述の通りである。
【0054】本実施の形態においては、メモリに格納さ
れた画像データを自動消去する際に、画像データの出力
頻度が高い場合は、図4に示すような格納時間を長くす
るような関数を設定し、この関数で指定された日数に応
じて画像データの消去時間を決定するものである。ここ
に図4は、画像出力回数に対する画像データの記憶保持
日数の関係の一例を示すグラフである。
【0055】まず、画像データを「フォーム登録」した
時点で全ての画像には、30日の記憶持続時間が設けら
れ、同時に「フォーム登録」した日時が記憶される。こ
れらの値を記憶持続期間決定の初期値として、その後の
画像の出力回数に基いて、図4のグラフから記憶持続期
間を決定する。すなわち、画像の出力回数が多いとその
画像の使用頻度が高いと判断され、記憶持続期間は延長
される。
【0056】図4の場合、出力回数が20回までは出力
回数1回につき3日間記憶持続期間が延長され、それ以
降出力回数が40回までは出力回数2回に月3日間記憶
持続回数の延長が行われ、さらに、それ以上出力回数が
多い場合は記憶持続期間の延長は行わない。
【0057】図5は、図1の画像形成装置の操作部の操
作面の配置図である。図5に示された操作部のフォーム
登録画面表示部において、上記記憶持続期間はフォーム
登録管理の表示部上で操作している時点での記憶持続期
間の残りの日数(記憶を開始した日から数えた残り日
数)を常にユーザにわかるようにする。記憶持続時間の
残り日数が0になると画像データは自動的に消去され
る。
【0058】例えば、図5において、「宴会名簿」は3
日後には自動消去される。また、記憶持続期間の残りの
日数に関わらずユーザが画像消去をただちに行いたい場
合は「消去」キーを押し、画像データ名を指定すること
により画像データが消去される。
【0059】(第2の実施の形態)以下、図6を参照し
ながら、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
を説明する。図6は、本第2の実施の形態に係る画像形
成装置の操作部の操作面の配置図である。
【0060】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成
装置の基本的な構成は図1から図5により説明した第1
の実施の形態の構成と同じであり、その説明を省略す
る。
【0061】従来は、メモリに格納されている画像デー
タのファイル名の表示順はデータの重要度に応じて自動
的に再配列を行っていないために、頻繁に出力したい画
像データのファイル名の表示が選択し易い位置に必ず存
在するとは限らない。そのため、頻繁に出力したい画像
データを出力するために、図6に従来の場合として示す
ようにスクロール等の作業が必要になる場合があり、メ
モリ出力の操作性は必ずしも良好と言えなかった。
【0062】そこで、本第2の実施の形態では、図6の
ようにメモリに格納されている画像データのファイル名
の表示順を自動的に画像データの出力回数の多い順に並
べ替えることによって、頻繁に出力したい画像データの
ファイル名がユーザが選択し易い位置、すなわち、本第
2の実施の形態の場合、表示部上のメニュー最上段に存
在するように制御され、メモリ画像出力の操作性の向上
が図れる。
【0063】例えば、図6において、「重要書類」のよ
うに最も出力回数の多い画像データを出力したい場合で
も、従来の場合では重要書類の保存されている14番目
のボタンを操作画面上に持っていくために左側のスクロ
ールボタンを2度押し、11〜15番目のボタンを表示
させなければならなかった。
【0064】しかし、本第2に実施の形態によれば、上
述のように、頻繁に出力される画像データのファイル名
が並べ替えられるため、「重要書類」が1番目に表示さ
れスクロールの必要がなくなり出力の操作を容易に行う
ことができる。
【0065】(第3の実施の形態)以下、図7を参照し
ながら、本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置
を説明する。図7は、本第3の実施の形態に係る画像形
成装置の操作部の操作面の配置図である。
【0066】本発明の第3の実施の形態に係る画像形成
装置の基本的な構成は図1から図5により説明した第1
の実施の形態の構成と同じであり、その説明を省略す
る。
【0067】本第3の実施の形態では、第2の実施の形
態における画像データのファイル名の表示順を画像の出
力回数の準に並べ替える代りに表示順を図7のように画
像を最後に出力したものを最上段に移動して表示する。
すなわち、本第3の実施の形態ではヒストリ表示の形態
で画像データのファイル名が表示される。
【0068】本第3の実施の形態においても、第2の実
施の形態と同様に、出力が比較的頻繁に行われると考え
られる画像データのファイル名が表示部の1番目に表示
され、出力の際にスクロールの必要をなくして、出力の
操作性を向上させることができる。
【0069】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
記載の画像形成装置及び請求項10記載の画像形成方法
によれば、メモリに格納された画像データを自動消去す
る際に出力頻度が高い画像データは画像データ消去の時
期を遅らせ、出力頻度が低い画像データは先に消去さ
れ、メモリ上には常に重要度が高い画像を残り易くする
ことによって、効率のよいデータ管理を実現することが
できる。
【0070】請求項5及び7記載の画像形成装置及び請
求項14及び16記載の画像形成方法によれば、メモリ
に格納されている画像データのファイル名の表示順を画
像データの重要度に応じて配置することができ、頻繁に
出力したい画像データの出力の操作性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の断面構成図である。
【図2】図1の画像形成装置の概略ブロック図である。
【図3】メモリコピー部の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】画像出力回数に対する画像データの記憶保持日
数の関係の一例を示すグラフである。
【図5】図1の画像形成装置の操作部の操作面の配置図
である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
の操作部の操作面の配置図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置
の操作部の操作面の配置図である。
【符号の説明】
100 複写機本体 101 原稿台ガラス 180 自動原稿送り装置 202 データ処理部 203 メモリコピー部 204 プリンタ部 205 コンピュータインターフェース部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像データを格納する格納手段
    と、前記格納手段に格納された前記画像データを消去す
    る機能により前記画像データを管理する管理手段と、前
    記管理手段によって管理された前記画像データを用紙に
    出力する出力手段とを有する画像形成装置において、前
    記管理手段は、前記画像データを消去する時期を前記出
    力手段により前記画像データを出力する頻度に応じて規
    定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記管理手段は、前記画像データを消去
    する時期を前記画像データの出力回数を引数にした関数
    により決定することを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記関数は、前記画像データの出力回数
    が多いほど算定値が大きくなることを特徴とする請求項
    2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記管理手段により規定された前記画像
    データを消去する時期における前記管理手段の消去動作
    をユーザの手作業により行うか、又は自動的に行うかを
    ユーザが選択できるように構成されていることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 複数の画像データを格納する格納手段
    と、前記格納手段に格納された前記画像データを消去す
    る機能により前記画像データを管理する管理手段と、前
    記管理手段によって管理された前記画像データを用紙に
    出力する出力手段とを有する画像形成装置において、前
    記管理手段は、前記画像データのファイル名のリストを
    表示する表示手段を有し、前記表示手段で表示される前
    記画像データのファイル名の順序を前記出力手段が前記
    画像データを出力する頻度に応じて決定することを特徴
    とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記管理手段により規定された前記画像
    データを消去する時期における前記管理手段の消去動作
    をユーザの手作業により行うか、又は自動的に行うかを
    ユーザが選択できるように構成されていることを特徴と
    する請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 複数の画像データを格納する格納手段
    と、前記格納手段に格納された前記画像データを消去す
    る機能により前記画像データを管理する管理手段と、前
    記管理手段によって管理された前記画像データを用紙に
    出力する出力手段とを有する画像形成装置において、前
    記管理手段は、前記画像データのファイル名を表示する
    表示手段を有し、前記表示手段で表示される前記画像デ
    ータのファイル名の順序を前記出力手段が前記画像デー
    タの出力に関する順序に応じて決定することを特徴とす
    る画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記表示手段に表示される前記画像デー
    タのファイル名は前記出力手段が前記画像データを出力
    した順序の逆順であることを特徴とする請求項7記載の
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記管理手段により規定された前記画像
    データを消去する時期における前記管理手段の消去動作
    をユーザの手作業により行うか、又は自動的に行うかを
    ユーザが選択できるように構成されていることを特徴と
    する請求項7又は8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 複数の画像データを格納する格納工程
    と、前記格納工程で格納された前記画像データを消去す
    る機能により前記画像データを管理する管理工程と、前
    記管理工程で管理された前記画像データを用紙に出力す
    る出力工程とを有する画像形成方法において、前記管理
    工程で、前記画像データを消去する時期を前記出力工程
    で前記画像データを出力する頻度に応じて規定すること
    を特徴とする画像形成方法。
  11. 【請求項11】 前記管理工程で、前記画像データを消
    去する時期を前記画像データの出力回数を引数にした関
    数により決定することを特徴とする請求項10記載の画
    像形成方法。
  12. 【請求項12】 前記関数は、前記画像データの出力回
    数が多いほど算定値が大きくなることを特徴とする請求
    項11記載の画像形成方法。
  13. 【請求項13】 前記管理工程で規定された前記画像デ
    ータを消去する時期における前記管理工程での消去動作
    をユーザの手作業により行うか、又は自動的に行うかを
    ユーザが選択できることを特徴とする請求項10乃至1
    2のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  14. 【請求項14】 複数の画像データを格納する格納工程
    と、前記格納工程に格納された前記画像データを消去す
    る機能により前記画像データを管理する管理工程と、前
    記管理工程で管理された前記画像データを用紙に出力す
    る出力手段とを有する画像形成方法において、前記管理
    工程は、前記画像データのファイル名のリストを表示す
    る表示工程を有し、前記表示工程で表示される前記画像
    データのファイル名の順序を前記出力工程で前記画像デ
    ータを出力する頻度に応じて決定することを特徴とする
    画像形成方法。
  15. 【請求項15】 前記管理工程で規定された前記画像デ
    ータを消去する時期における前記管理工程での消去動作
    をユーザの手作業により行うか、又は自動的に行うかを
    ユーザが選択できることを特徴とする請求項14に記載
    の画像形成方法。
  16. 【請求項16】 複数の画像データを格納する格納工程
    と、前記格納工程に格納された前記画像データを消去す
    る機能により前記画像データを管理する管理工程と、前
    記管理工程で管理された前記画像データを用紙に出力す
    る出力工程とを有する画像形成方法において、前記管理
    工程は、前記画像データのファイル名を表示する表示工
    程を有し、前記表示工程で表示される前記画像データの
    ファイル名の順序を前記出力工程で前記画像データの出
    力に関する順序に応じて決定することを特徴とする画像
    形成方法。
  17. 【請求項17】 前記表示工程で表示される前記画像デ
    ータのファイル名は前記出力工程で前記画像データが出
    力された順序の逆順であることを特徴とする請求項16
    記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記管理工程で規定された前記画像デ
    ータを消去する時期における前記管理工程での消去動作
    をユーザの手作業により行うか、又は自動的に行うかを
    ユーザが選択できることを特徴とする請求項16又は1
    7に記載の画像形成方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6917379B1 (en) 1999-03-26 2005-07-12 Seiko Epson Corporation Image data processing system with a remote memory device
US7986431B2 (en) 2005-09-30 2011-07-26 Ricoh Company, Limited Information processing apparatus, information processing method, and computer program product
US8612153B2 (en) 2008-01-25 2013-12-17 Denso Corporation Apparatus and method for map data management
US8934129B2 (en) 2012-10-31 2015-01-13 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus and image forming method erasing print data in descending or ascending order of file size dependent upon free memory space available

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