JPH0865474A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH0865474A
JPH0865474A JP6194165A JP19416594A JPH0865474A JP H0865474 A JPH0865474 A JP H0865474A JP 6194165 A JP6194165 A JP 6194165A JP 19416594 A JP19416594 A JP 19416594A JP H0865474 A JPH0865474 A JP H0865474A
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JP
Japan
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image data
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memory
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JP6194165A
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English (en)
Inventor
Susumu Kurihara
進 栗原
Takatami Souma
宇民 相馬
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPH0865474A publication Critical patent/JPH0865474A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 原稿画像を読取って得られた画像データを記
憶保存するとき、メモリのオーバーフローが発生したと
制御部が判断すると、自動的に圧縮率を変更してメモリ
への記憶保存のやり直しをする操作性に優れた画像記録
装置を提供する。 【構成】 画像読取り部Aで読取った原稿の画像データ
に対して、画像処理部Bでフィルタ処理、拡大・縮小処
理、γ補正、画像領域処理等画像形成に必要とされる画
像処理を施し、画像記憶部Cに出力される。画像記憶部
は画像データを異なる圧縮率で圧縮伸長出来る複数の圧
縮伸長手段を備え、その手段の一つを選択して圧縮され
た画像データはメモリに書き込まれる。制御部26Aは
メモリの空き容量がなくなるとメモリオーバーフロー信
号を発生し、警報を出し、更に原稿の読み込みを中止
し、圧縮率を、圧縮率の高い方向に自動的に変更し、自
動原稿送り装置の原稿を1枚目に戻して原稿の読み込み
を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真式複写機に関す
るもので、詳しくは、原稿画像を光電変換により読取っ
て画像データとし、得られた前記画像データに圧縮処理
を行って記憶手段に一旦記憶保持させて読み出し、読み
出した前記画像データに基づいて画像記録を行う装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】原稿画像を直接像形成装置の感光体に投
射して画像形成させる代りに、原稿画像を読取り、得ら
れた画像データを圧縮処理してメモリに格納し、前記格
納された画像データを順次読み出して画像形成させる記
録装置において、メモリに残り容量が無くなったメモリ
の格納を中止し警報を発生する記録装置は実開昭63-384
62号公報により知られている。
【0003】画像データ格納用のメモリに画像データを
書込んで行く場合、圧縮率が高いほど使用するメモリ容
量は少なくてすむが、再生される画像の品質は劣化す
る。
【0004】これとは逆に、圧縮率が低いほど再生され
る画像の品質の劣化は最小限に抑えられるがメモリを多
く使用する。
【0005】原稿1枚当りに使用するメモリ容量は読取
る画像の種類、例えば写真画像か、文字画像かによって
大幅に異なるため、所要のメモリ容量は実際に読み込ん
でからしか判断出来ない。通常は、記憶装置の圧縮率
は、画質に悪影響を及ぼさない程度に予め設定されてい
るが、この種記録装置に搭載されているメモリ容量には
限りがある為、メモリに書込み最中に書込み可能なメモ
リ容量が0となること、即ちメモリオーバーフローの発
生は避けられない。
【0006】そこでメモリオーバーフロー発生時には、
前記実開公報に示される構成が採用される。
【0007】この場合、オペレータはメモリオーバーフ
ロー発生の警報を受けると、原稿枚数を減らすか、圧縮
率を変更して原稿を最初のページに戻して、メモリ読み
込み作業を最初からやり直さねばならなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】メモリオーバーフロー
が発生した時に原稿枚数を減らしてメモリ読み込み作業
を最初からやり直しする場合、原稿が片面原稿で上面送
りの場合は簡単に減らすことが出来るが、片面原稿でも
底面送りの場合や両面原稿の場合は簡単に減らすことが
出来ず、慎重に変更しないとページの欠落や、不連続な
ページ順番に原稿を読み込んでしまい、複写後の整理に
余分な手数がかかることになる。
【0009】一方、メモリオーバーフローが発生した
時、圧縮率を変更して、原稿を最初のページに戻して、
読み込み作業を最初からやり直しをする場合、作業中オ
ペレータが記録装置に付ききりとなるがこの省力化が望
まれる。
【0010】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、メモリオーバーフローを生じた時に原稿枚数を減じ
ることなく、オペレータの手を介せずに自動的に画像デ
ータのメモリ読み込みを実行する記録装置の提供を目的
とするものである。
【0011】また、本発明は、高画質の画像再生のため
の、圧縮率の指定をオペレータが実行することの出来
る、操作性の優れた記憶装置の提供を目的とするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのため本発明に係る画
像記録装置は、原稿画像を光電変換により読取って画像
データを得る読取り手段と、原稿を自動的に前記読取り
手段に順次給送する自動原稿送り装置と、前記画像デー
タを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記
憶手段から選択的に読み出された画像データに基づいて
画像形成を行う画像形成手段と、前記自動原稿送り装置
と画像データ記憶手段と画像形成手段とを制御する制御
部を含む画像記録装置において、前記画像データ記憶手
段は、画像データを異なる圧縮率で圧縮・伸張する複数
のデータ圧縮・伸張手段と、前記複数の圧縮・伸張手段
から一つを選択する選択手段と、圧縮された画像データ
を記憶するメモリとからなり、前記制御部はメモリの空
き容量を監視し空き容量が予め設定されている設定値と
なったときメモリオーバーフロー信号を発生することを
特徴とする構成とした。
【0013】ここで、前記自動原稿送り装置は循環式自
動原稿送り装置であることが好ましい。
【0014】更にまた、前記画像記録装置の制御部は前
記メモリ監視手段の発生したメモリオーバーフロー信号
に基づいて原稿の読み込みを中止し警報を発生し、併せ
て圧縮率の変更を圧縮率の高い方へ自動的に変更すると
ともに、原稿を1枚目に戻して原稿の読み込みを再開す
るように構成されているのが好ましい。
【0015】一方、原稿画像を光電変換により読取って
画像データを得る読取り手段と、原稿を自動的に前記読
取り手段に順次給送する自動原稿送り装置と、前記画像
データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像デー
タ記憶手段から選択的に読み出された画像データに基づ
いて画像形成を行う画像形成手段と、前記自動原稿送り
装置と画像データ記憶手段と画像形成手段とを制御する
制御部を含む画像記録装置において、前記画像データ記
憶手段は、画像データを異なる圧縮率で圧縮・伸張する
複数のデータ圧縮・伸張手段と、前記複数の圧縮・伸張
手段から一つを選択する選択手段と、圧縮された画像デ
ータを記憶するメモリとからなり、前記制御部は圧縮率
を手動で選択する手動選択モードと、圧縮率を自動的に
選択する自動選択モードとを指定できる操作部を有する
と共に、メモリの空き容量を監視し空き容量が予め設定
されている設定値となったときメモリオーバーフロー信
号を発生することを特徴とするように構成した。
【0016】ここで、前記自動原稿送り装置は循環式自
動原稿送り装置であることが好ましい。
【0017】更にまた、前記画像記録装置の制御部は、
前記メモリ監視手段の発生したメモリオーバーフロー信
号に基づいて原稿の読み込みを中止し、前記操作部が圧
縮率が手動選択モードにある時は警報を表示して待機状
態にはいり、前記操作部が圧縮率が自動選択モードにあ
る時は警報を表示して、併せて圧縮率の変更を圧縮率の
高い方へ自動的に変更するとともに、原稿を1枚目に戻
して原稿の読み込みを再開するように構成されているの
が好ましい。
【0018】
【作用】かかる構成の画像記録装置によると、原稿画像
を読取り手段により読取って得られる画像データを、メ
モリに圧縮記憶させるに際し、複数の圧縮率の中から一
つを選定してメモリに圧縮記憶させ、画像形成時には画
像データをメモリから読み出すに際し圧縮記憶時に選定
した圧縮率に対応して伸張させるデータ圧縮手段を備え
ており、画像記録装置の制御部はメモリオーバーフロー
を検出した時に、自動的に圧縮率を変更して、自動原稿
送り装置を1枚目に戻して原稿の読み込みを最初からや
り直し、原稿画像のメモリ読み込みを完了させる。この
場合動作が自動的に進行するのでオペレータが付添って
いる必要がなく、大きな省力効果が得られる。また、こ
の場合、メモリオーバーフローを生じた時の対策とし
て、原稿の全ページを圧縮率の高い画質で読取っている
ので、後処理の判断が面倒となる「原稿枚数を減らす」
場合と異なり、複写ページの欠落やページ順番の不連続
に悩まされることがない。
【0019】更にまた、かかる構成の画像記録装置によ
ると、画像記録装置の制御部は圧縮率を手動で選択する
手動選択モードと、圧縮率を自動的に選択する自動選択
モードとを指定できる操作部を有するので、常時は圧縮
率を自動選択モードに設定して、効率的に読取り作業を
進めると共に、圧縮率の小さい、即ち高画質の画像記録
を希望する時はオペレータによる手動選択モードに設定
することができる。この場合、原稿画像の再読み込みを
する場合、オペレータは圧縮率を大きくとった記録が良
いか、読み込み原稿のページ数を減らしたらよいかを原
稿の性質により判断することができ、優れた操作性の画
像記録装置が実現できる。
【0020】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。
【0021】図1は本実施例の白黒デジタル複写機の全
体構成を示す図である。
【0022】この図1において、白黒デジタル複写機
は、画像読み取り部A、画像処理部B、画像記憶部C、
画像形成部Dで構成される。前記画像読取り部Aが読取
り手段に、画像処理部Bが画像処理手段に、画像記憶部
Cが画像データ記憶手段に、また、前記画像形成部Dが
画像形成手段に相当する。
【0023】画像読取り部Aにおいて、原稿121は原稿
台ガラス122上におかれ、スライドレール上を移動する
キャリッジに設けられたハロゲン光源123によって照明
される。一対のミラー124、125が設けられた可動ミラー
ユニット126は、前記スライドレール上を移動し、前記
キャリッジに設けられているミラー127との組合せで、
プラテンガラス(原稿台ガラス)122上の原稿121からの
反射光即ち光学像を、レンズ読取りユニット128へ導出
する。
【0024】前記レンズ読取りユニット128は結像レン
ズ129及びCCDラインセンサ130から構成される。
【0025】前記ミラー124、125、127により反射伝達
された原稿121上の画像に対応する光学像は、前記結像
レンズ129により収束され、CCDラインセンサ130の受
光面に結像され、前記CCDラインセンサ130によりラ
イン上の光学像が順次電気信号に光電変換される。
【0026】前記画像読取り部Aで読取られた原稿画像
の画像信号即ち画像データは、後述する画像処理部Bに
おいて、濃度変換、フィルタ処理、変倍処理、γ補正な
どの各種画像処理が施された後、画像記憶部Cを経て画
像形成部Dに出力される。画像形成部Dは、電子写真技
術を用いたレーザープリンタにより、入力された画像デ
ータに応じて記録紙上に画像形成を行う。
【0027】即ち、画像形成部Dでは、図示しない半導
体レーザーで発生されるレーザービームを、画像信号に
基づいて変調する。かかるレーザービームを駆動モータ
141により回転されるポリゴンミラー142で回転走査さ
せ、図示しないfθレンズを経て、反射ミラー143により
光路を曲げて、感光体ドラム151の表面上に投射させ、
一様に帯電された感光体ドラム151上に静電潜像を形成
する。
【0028】更に、この感光体ドラム151を一様に帯電
させるための帯電器152、現像器153、転写極157、分離
極158、クリーニング装置159、定着装置160が備えられ
ており、感光体ドラム151上に形成された静電潜像が前
記現像器153によって現像されてトナー像となり、更
に、前記トナー像が記録紙上に転写され、定着されて、
原稿の複写像が得られるようにされている。
【0029】記録紙は各サイズ毎にカセット171〜174に
ストックされており、記録紙サイズの指示に従って対応
するカセット171〜174から記録紙が取り出され、複数の
搬送ローラや搬送ベルトを含んで構成される記録紙搬送
機構174とによって感光体ドラム151に供給される。
【0030】また、本実施例における白黒デジタル複写
機には、前記プラテンガラス122上に読取り原稿を自動
搬送する循環式自動原稿送り装置(R−ADF)181
が、前記画像読取り部Aに設けられている。
【0031】前記自動原稿送り装置181は、原稿セット
台182上に読取り原稿を複数枚重ねてセットすると、こ
の原稿の各ページを第1反転部190により方向転換して
順番にプラテンガラス上の所定位置に自動搬送するとと
もに、読取りの終了した原稿をプラテンガラス122上か
ら取除いて原稿排出トレー183上に排出するものであ
る。
【0032】更に、前記R−ADF181は、前記のよう
に原稿の片面に画像の記された片面原稿を順次送り出し
て読取る他、両面原稿を1枚取り出してプラテンガラス
122上に送り込んで片面の画像読取りを終えると前記原
稿を逆方向に移動させ、第2反転部191で方向を転換し
て原稿を裏返してプラテンガラス122の所定位置に送り
込み原稿裏面の画像情報を読取りできるようにされてい
る。
【0033】また更に、前記R−ADF181は、読取り
終了後の原稿を直接に原稿排出トレー183上に排出する
代りに第3反転部192へ給送し、裏表反転させて原稿反
転トレー184上に蓄積する。1回目の原稿読取りの終了
した原稿の束が、支点185を軸として回動する切換板186
が下方(図中の破線の位置)から上方(図中の実線の位
置)に移動すると、再び1枚目の原稿から給送が開始さ
れ2回目の原稿読取りが始まる。
【0034】前記説明したような原稿の自動搬送のため
に、原稿セット台182上の原稿を1枚づつ送り出す給紙
ローラ184と、中間搬送ローラ185と、駆動ローラ186及
び従動ローラ187と、前記駆動ローラ186及び従動ローラ
187に巻回された搬送ベルト188と、排紙ローラ189とガ
イド板からなる第1反転部190、第2反転部191、第3反
転部192から構成されている。
【0035】ここで、前記画像読取り部A、画像処理部
B、画像記憶部C及び画像形成部Dからなる上記白黒デ
ジタル複写機の回路構成を、図2のブロック図に従って
説明する。
【0036】先ず、画像読取り部Aにおいて、前記CC
Dラインセンサ130から出力されるアナログ画像信号
は、A/D変換器によってデジタル画像信号(画像デー
タ)に変換されて、インターフェース12を介して画像処
理部Bに出力される。
【0037】画像処理部Bに入力されたデジタル画像信
号(輝度情報)は、まず、濃度変換部によって濃度情報
に変換される。
【0038】その後、使用者の変倍指定に従った変倍処
理が、拡大・縮小処理部14で行われる。
【0039】また、画像判別処理部15においては、前記
濃度変換部で変換された濃度情報に基づいて文字画・写
真画の判別を行い、前記判別結果に基づいてフィルタ処
理部16におけるフィルタ特性を設定し、フィルタ処理部
16では、前記設定に従って空間フィルタ処理を行う。
【0040】なお、前記画像判別処理部15が、本実施例
における画像判別手段及び処理特性可変手段に相当し、
文字画・写真画の判別は文字画と写真画との混在画像に
おける文字画像領域、写真画像領域の判別を含むものと
する。
【0041】ここで拡大・縮小の指定に応じて、フィル
タ処理と変倍処理とを入れ替えて行わせるために、一対
のデータセレクタ17、18が設けられている。前記フィル
タ処理と変倍処理との入れ替えは、縮小処理時の画像に
みられる網点画のモアレ縞の発生を防止するために行わ
れる。
【0042】一方EE処理部19は、原稿走査時の本スキ
ャン前のプリスキャンで得られた画像情報から原稿画像
の特徴を得るために、ヒストグラムデータを得る。そし
て、図示しない画像処理系のCPUは、前記ヒストグラ
ムデータに基づいて適正なγ補正データをγ補正処理部
20に提供する。
【0043】フィルタ処理・変倍処理が施された画像デ
ータ(濃度情報)は、前記γ補正処理部で後述する画像
形成装置25の特性に応じたγ補正処理が施された後、画
像領域処理部21に出力される。前記画像領域処理部21で
は、原稿の有効画像領域の抽出の他、枠消し、折目消し
などの領域加工も行う。
【0044】上記のようにして画像形成に必要な全ての
画像処理が施され、後述する画像形成装置への最終出力
状態となった画像データ(濃度情報)は画像記憶部Cを
経てインターフェースを介して画像形成部Dに出力され
る。
【0045】画像記憶部Cは入力された画像データを複
数ページ分記憶保持しておく。
【0046】画像形成部Dは、原稿の読取りに対して即
時に記録紙上への画像形成を行う機能と共に、前記記憶
された画像データを後から任意の順番で読み出した後、
画像形成を行わせる機能を有している。
【0047】ここで、本実施例では、上記のように原稿
画像を読取って得られ、しかも、必要な画像処理が全て
施された画像データをページ単位でメモリに保存してお
き、前記保存された画像データを後から選択的に読み出
して画像形成を行わせる機能を電子RDH(Recycle Do
cument Handler)機能と称するものとする。
【0048】画像形成部Dには、レーザープリンタなど
の画像形成装置25の他に、前記電子RDH機能を実現す
るため、画像データを書換可能に記憶する画像記憶部
(画像データ記憶手段)Cが設けられる一方、前記電子
RDH機能と通常の即時画像形成機能とを切換えるため
のデータセレクタ24が設けられている。
【0049】前記データセレクタ24は、画像記憶部Cか
ら読み出された画像データと、画像処理部Bから読取り
に応じて逐次出力される画像データとの何れか一方を選
択的に画像形成装置(レーザープリンタ)25に出力する
ものである。即ち、前記画像記憶部には、画像データが
記憶され、前記データセレクタ24によって選択的に出力
される画像処理部Bからの画像データと画像記憶部Cか
ら読み出した画像データとは、画像形成装置25において
同等に扱われて画像形成が行えるようになっている。
【0050】なお、画像処理部Bには画像処理系CPU
が、画像記憶部Cと画像形成部Dの制御部26と操作部27
については、本体CPUがそれぞれの制御を担当してい
る。
【0051】次に図3に従って前記画像記憶部の構成を
説明する。
【0052】画像記憶手段23は、アドレスレジスタ、デ
ータバッファ、読み書き信号保持のためのラッチを含む
画像データ書込み読み出し手段28、圧縮された画像デー
タをページ単位で記憶するメモリ29、メモリに書き込む
ために画像データを圧縮し、メモリから読みだした画像
データを復元のために伸長するデータ圧縮・伸長部30か
ら構成されている。データ圧縮・伸長部30は更に、写真
等の微細な画質の記憶に適した圧縮器31A、標準の圧縮
率で圧縮する圧縮器31B、線画・文字の記憶に適した高
い圧縮率で圧縮する圧縮器31C、これら圧縮器の一つを
選択するセレクタ32、メモリから読みだされた圧縮され
た画像データを小さい圧縮率で伸長する微細な画質に復
元に適した伸長器33A、標準の圧縮率で標準の画質に復
元する伸長器33B、高い圧縮率で線画や文字を復元す伸
長器33Cと、これらから一つを選択するセレクタ34から
なる。画像形成装置25の制御部26はCPU26Aと操作部
27を含み、操作部27は最初の圧縮率を設定する。
【0053】図4は、操作部27の操作パネル35を示す説
明図である。
【0054】画質選定ボタン36は画像データの読み込み
の最初に圧縮率を指定し、指定された圧縮率はLED37
A、37B、37Cで表示される。LED38はメモリオーバ
ーフローが表示される。
【0055】図5は本願の第1発明の1実施例の動作を
示すフローチャートである。
【0056】最初に操作部33の画質選定ボタン36で標準
となる圧縮率を指定し、自動原稿送り装置181の原稿セ
ット台182に原稿121を設置し、図示していないスタート
ボタンを押して原稿121の給送を開始させる。画像読取
部Aで読み込まれた画像データは指定された圧縮率で圧
縮されて、メモリ29に順次書き込まれる。原稿セット台
182上の原稿が終了するまで以上の動作が継続する。そ
の後メモリ29から画像データが読み出されて画像形成部
で必要部数コピーが作成される。
【0057】ここでメモリオーバーフローが発生すると
制御部26は、圧縮率を自動的に線画・文字用の高い圧縮
率に自動的に切り換え自動原稿送り装置の原稿をリセッ
トさせる。即ち原稿の読み込みを停止し、自動原稿送り
装置181の頁送りのみ進めて第1枚目に戻し、切替え板1
86を破線の位置から実線の位置に切替え、再び1枚目の
原稿を読み取り可能な状態とする。再び読取作業が開始
され、原稿の読み取り、画像データの圧縮、メモリへの
格納が実行される。
【0058】図6と図7を用いて本願第2発明の実施例
について説明する。
【0059】図6は第2発明の実施例の操作パネル39の
説明図である。モード指定ボタン40は自動選択モードと
手動選択モードを設定する。LED41Aと41Bは指定中
のモードを表示する。
【0060】圧縮率選定ボタン42は自動選択モードにお
ける最初の圧縮率を指定する。LED43Aから43Cは指
定された圧縮率と読み込み中の圧縮率を表示する。圧縮
率選定ボタン44は手動選択時の圧縮率をオペレータが指
定するためのもので、選んだ圧縮率はLED45Aから45
Cで表示される。LED46はメモリオーバーフロー発生
時の表示である。
【0061】図7は実施例の動作のフローチャートであ
る。
【0062】図5のフローチャートと共通の動作をする
箇所は省略し、メモリオーバーフローを検出したあとに
ついて説明する。制御部26は操作パネル39のモード指定
ボタン40の圧縮率が自動選択モードになっているかを否
かを確認し、なっていれば圧縮率を1段大きくするよう
に圧縮率を自動的に変更し、原稿の読み込みを中止し、
原稿の設定を第1枚目に戻して再度読取を実行する。こ
こで圧縮率が手動選定になっていると画像の読み込みを
一時停止しメモリオーバーフローの警報を発生する。オ
ペレータはこの警報に基づいて原稿の枚数を減らして読
み込みをやり直させるか圧縮率を大きくして読み込みを
やり直すか決定する。普通オペレータが圧縮率を手動設
定で指定しているときは、高画質の画像再現を指定して
いると判断されてオペレータの意思が生かされる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる画
像記録装置によると、メモリに書き込むための空き容量
が無くなったとき、即ちメモリオーバーフローを生じた
ときに自動的に圧縮率を変更して原稿を最初の頁に戻し
て、読み込み作業を最初からやり直しをするので、オペ
レータが作業中記録装置に付ききりとなる必要がなく、
省力化が実現できる。この場合、メモリオーバーフロー
を生じたときの対策として、原稿の前頁を圧縮率の高い
画質で読み取っているので、原稿枚数を減らす場合と異
なり複写頁の欠落や頁順番の不連続に悩まされることが
ない。
【0064】また本発明にかかる記録装置によれば、画
像記録装置の制御部は圧縮率を手動で選択する手動選択
モードと、圧縮率を自動的に選択する自動選択モードと
を指定できる操作部を有するので、常時は圧縮率を自動
選択モードに設定して、効率的に読取作業を進めるとと
もに、圧縮率の小さい、即ち高画質の画像記録を希望す
るときはオペレータによる手動選択モードに設定するこ
とが出来る。この場合メモリオーバーフローを生じて原
稿画像の再読み込みをする場合、オペレータは圧縮率を
大きく取った記録がよいか、読み込み原稿のページ数を
減らしたらよいかを選ぶことが出来、優れた操作性の画
像記録装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の白黒デジタル複写機の全体構成図。
【図2】実施例の回路構成を示すブロック図。
【図3】実施例における画像記憶部を示すブロック図。
【図4】実施例の制御部の操作パネルの説明図。
【図5】実施例のメモリオーバーフロー発生時のフロー
チャート。
【図6】第2発明の実施例の制御部の操作パネルの説明
図。
【図7】第2発明の実施例のメモリオーバーフロー発生
時のフローチャート。
【符号の説明】
A 画像読取り部 B 画像処理部 C 画像記憶部 D 画像形成部 11 A/D変換器 13 濃度変換部 14 拡大・縮小処理部 15 画像判別処理部 16 フィルタ処理部 19 EE処理部 20 γ補正処理部 21 画像領域処理部 23 画像記憶部 24 データセレクタ 25 画像形成装置 26 制御部 27 操作部 28 メモリ書き込み読み込み手段 29 メモリ 30 データ圧縮・伸長部 31A,31B,31C 圧縮器 32,34 セレクタ 33A,33B,33C 伸長器 35,39 操作パネル 36 圧縮率指定ボタン 37A,37B,37C LED 38 LED 40 モード選定ボタン 41A,41B LED 42,44 圧縮率指定ボタン 43A,43B,43C,45A,45B,45C LED 46 LED

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を光電変換により読取って画像
    データを得る読取り手段と、原稿を自動的に前記読取り
    手段に順次給送する自動原稿送り装置と、前記画像デー
    タを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記
    憶手段から選択的に読み出された画像データに基づいて
    画像形成を行う画像形成手段と、前記自動原稿送り装置
    と画像データ記憶手段と画像形成手段とを制御する制御
    部を含む画像記録装置において、前記画像データ記憶手
    段は、画像データを異なる圧縮率で圧縮・伸張する複数
    のデータ圧縮・伸張手段と、前記複数の圧縮・伸張手段
    から一つを選択する選択手段と、圧縮された画像データ
    を記憶するメモリとからなり、前記制御部はメモリの空
    き容量を監視し空き容量が予め設定されている設定値と
    なったときメモリオーバーフロー信号を発生するように
    構成されたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記自動原稿送り装置は循環式自動原稿
    送り装置であることを特徴とする請求項1記載の画像記
    録装置。
  3. 【請求項3】 前記画像記録装置の制御部は前記メモリ
    監視手段の発生したメモリオーバーフロー信号に基づい
    て原稿の読み込みを中止し警報を発生し、併せて圧縮率
    の変更を圧縮率の高い方へ自動的に変更するとともに、
    前記自動原稿送り装置は、原稿を1枚目に戻して原稿の
    読み込みを再開することを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 原稿画像を光電変換により読取って画像
    データを得る読取り手段と、原稿を自動的に前記読取り
    手段に順次給送する自動原稿送り装置と、前記画像デー
    タを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記
    憶手段から選択的に読み出された画像データに基づいて
    画像形成を行う画像形成手段と、前記自動原稿送り装置
    と画像データ記憶手段と画像形成手段とを制御する制御
    部を含む画像記録装置において、前記画像データ記憶手
    段は、画像データを異なる圧縮率で圧縮・伸張する複数
    のデータ圧縮・伸張手段と、前記複数の圧縮・伸張手段
    から一つを選択する選択手段と、圧縮された画像データ
    を記憶するメモリとからなり、前記制御部は圧縮率を手
    動で選択する手動選択モードと、圧縮率を自動的に選択
    する自動選択モードとを指定できる操作部を有すると共
    に、メモリの空き容量を監視し空き容量が予め設定され
    ている設定値なったときメモリオーバーフロー信号を発
    生するように構成されたことを特徴とする画像記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記自動原稿送り装置は循環式自動原稿
    送り装置であることを特徴とする請求項4記載の画像記
    録装置。
  6. 【請求項6】 前記画像記録装置の制御部は、前記メモ
    リ監視手段の発生したメモリオーバーフロー信号に基づ
    いて原稿の読み込みを中止し、前記操作部が圧縮率が手
    動選択モードにある時は警報を表示して待機状態にはい
    り、前記操作部が圧縮率が自動選択モードにある時は警
    報を表示して、併せて圧縮率の変更を圧縮率の高い方へ
    自動的に変更するとともに、前記自動原稿送り装置は、
    原稿を1枚目に戻して原稿の読み込みを再開することを
    特徴とする請求項5記載の画像記録装置。
JP6194165A 1994-08-18 1994-08-18 画像記録装置 Pending JPH0865474A (ja)

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JP6194165A JPH0865474A (ja) 1994-08-18 1994-08-18 画像記録装置
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005055639A (ja) * 2003-08-04 2005-03-03 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2010279076A (ja) * 2010-08-31 2010-12-09 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置
US9007654B2 (en) 2012-10-31 2015-04-14 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus

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