JPH08154159A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH08154159A
JPH08154159A JP6293222A JP29322294A JPH08154159A JP H08154159 A JPH08154159 A JP H08154159A JP 6293222 A JP6293222 A JP 6293222A JP 29322294 A JP29322294 A JP 29322294A JP H08154159 A JPH08154159 A JP H08154159A
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JP
Japan
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image
image data
original
sided
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP6293222A
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English (en)
Inventor
Susumu Kurihara
進 栗原
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿の画像データをメモリに記録して両面複
写を行う両面複写機の複写作業の生産性を高めるため、
原稿のメモリへの記録動作と画像形成動作を並行して実
施させる。 【構成】 両面原稿から両面記録を作成する場合、原稿
の全ページをメモリに記憶させることと並行して奇数頁
の画像を形成する。奇数頁の画像形成後に、メモリから
画像データを読みだして偶数頁の画像を形成する。片面
原稿から両面記録を作成する場合、操作部から全原稿の
ページ数が入力されているときは、原稿の全ページをメ
モリに記憶させることと並行して奇数頁の画像を形成す
る。奇数頁の画像形成後に、メモリから画像データを読
みだして偶数頁の画像を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真式複写機に関す
るもので、詳しくは、記録紙の両面に画像を記録する両
面複写機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式複写機において両面原稿を記
録紙の両面に記録する機械は両面複写機と呼ばれ、高度
の性能を持つものとして知られている。
【0003】近年は、例えば、実開平4-34064号公報に
記載されているように、複数の頁メモリを備え、自動原
稿送り装置で原稿を読み取り位置へ給送し、前記原稿を
CCD等の撮像素子で読み取って得られた画像データを
頁メモリに記録したのち、前記頁メモリからデータを読
みだして記録紙上に画像形成を行って、必要部数のコピ
ーを行う装置が広く用いられるようになっている。
【0004】前記構成の両面複写機は、一律に画像デー
タをメモリに記録させたのち画像形成動作を開始してい
たので、原稿の読取期間中は一切複写作業を実行してい
ないので複写作業の生産性を高めることが出来なかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたもので、片面複写の場合、原稿を1回だけ
の読み込みで全ページをメモリに記憶させるだけで、メ
モリから画像データを読みだして連続して複写させると
ともに、両面複写の場合は原稿からの画像データの読み
出しとメモリへの記録作業と、原稿からの画像データの
読み出しと画像形成とを同時に並行して実行できる複写
時の生産性の高い記録装置の提供を目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため本発明の目的
は、原稿画像を光電変換により読取って画像データを得
る読み取り手段と、原稿を自動的に前記読み取り手段に
順次給送する自動原稿送り装置と、前記画像データを記
憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記憶手段
から選択的に読み出された画像データに基づいて画像形
成を行う画像形成手段と、前記自動原稿送り装置と画像
データ記憶手段と画像形成手段とを制御する制御部を含
む記録紙の両面に画像形成可能な画像記録装置におい
て、前記制御部は操作部を備え、前記操作部は片面原稿
を複写して記録紙の両面に画像形成を行う片面原稿複写
モードと、両面原稿を複写して記録紙の両面に画像形成
を行う両面原稿複写モードとを選択可能に構成されてい
て、かつ前記制御部は、前記操作部が片面原稿複写モー
ドを選択しているときは読みだされた原稿の全ページの
画像データの記憶手段への書き込みを完了させた後、画
像データを画像形成手段へ出力して画像を形成させ、前
記操作部が両面原稿複写モードを選択しているときは原
稿の画像データの記憶手段への書き込みと並行して画像
データを画像形成手段へ出力して画像を形成することを
特徴とする画像記録装置によって達成される。
【0007】ここで、前記画像形成手段は反転給紙式の
自動両面ユニット(ADU)により記録紙の給送を行う
構成としてよい。また、前記自動原稿送り装置は循環式
自動原稿送り装置であってもよい。
【0008】さらにまた、前記制御部の操作部は片面原
稿複写モードにおいて全原稿枚数が偶数か奇数か枚数か
のデータの少なくとも一つが入力可能に構成されてお
り、前記データが入力されたとき、前記操作部が片面原
稿複写モードが選択されているときでも原稿の画像デー
タの記憶手段への書き込み動作と並行して画像データを
画像形成手段へ出力して画像を形成することを特徴とす
る。
【0009】
【作用】かかる構成の画像記録装置によると、画像記録
装置の制御部は、前記操作部が片面原稿複写モードを選
択しているときは原稿の全ページの画像データの読み出
しと記憶手段への書き込みが完了した後に画像形成手段
への画像データの出力を開始する。前記操作部が両面原
稿複写モードを選択しているときは、原稿の画像データ
のメモリへの記録と並行して画像形成手段による画像形
成が行われる。
【0010】また、かかる構成の画像記録装置による
と、全原稿枚数が偶数か奇数か枚数かのデータの少なく
とも一つが入力可能に構成されており、前記原稿枚数に
関係するデータが入力されたとき、前記操作部が片面原
稿複写モードを選択しているときでも原稿の画像データ
のメモリへの記録とと並行して画像形成手段による画像
形成が行われ複写時の生産性の向上を図ることが出来
る。
【0011】
【実施例】本願発明を図1乃至図5に基づき、詳細に説
明する。
【0012】図1は本実施例の白黒デジタル複写機の全
体構成を示す図である。
【0013】この図1において、白黒デジタル複写機
は、画像読み取り部A、画像処理部B、画像記憶部C、
画像形成部Dで構成される。前記画像読み取り部Aが読
み取り手段に、画像処理部Bが画像処理手段に、画像記
憶部Cが画像データ記憶手段に、また、前記画像形成部
Dが画像形成手段に相当する。
【0014】画像読み取り部Aにおいて、原稿121は原
稿台ガラス(以下プラテンガラスと略記する)122上に
記載され、図示を省略したガイドレール上を移動するキ
ャリッジに設けられたハロゲン光源123によって照明さ
れる。一対のミラー124,125が設けられた可動ミラーユ
ニット126は、前記スライドレール上を移動し、前記キ
ャリッジに設けられているミラー127との組合せで、プ
ラテンガラス122上の原稿121からの反射光即ち光学像
を、レンズ読み取りユニット128へ導出する。前記レン
ズ読み取りユニット128は結像レンズ129及びCCDライ
ンセンサ130から構成される。前記ミラー124,125,127
により反射伝達された原稿121上の画像に対応する光学
像は、前記結像レンズ129により収束され、CCDライ
ンセンサ130の受光面に結像され、前記CCDラインセ
ンサ130によりライン上の光学像が順次電気信号に光電
変換される。
【0015】操作部28に設けられた一枚走査スタートボ
タン33を押すと、図示を省略したモーターによって連動
して駆動されるハロゲン光源123とミラー127が設けられ
ているキャリッジと可動ミラーユニット126との動きに
より1頁分の原稿の画像情報はCCDラインセンサ130
に読み取られる。プラテンガラス122上に1枚ずつ置か
れた原稿121は以上のように順次読み取られてそれぞれ
1頁分の画像データとして出力される。
【0016】前記画像読み取り部Aで読み取りられた原
稿画像の画像信号即ち画像データは、後述する画像処理
部Bにおいて、濃度変換、フィルタ処理、変倍処理、γ
補正などの各種画像処理が施された後、画像記憶部Cを
経て画像形成部Dに出力される。画像形成部Dは、電子
写真技術を用いたレーザープリンタにより、入力された
画像データに応じて記録紙上に画像形成を行う。
【0017】即ち、画像形成部Dでは、図示しない半導
体レーザーで発生されるレーザービームを画像信号に基
づいて変調する。かかるレーザービームを駆動モータ14
1により回転されるポリゴンミラー142で回転走査させ、
図示しないfθレンズを経て、反射ミラー143により光
路を曲げて、感光体ドラム151の表面上に投射させ、一
様に帯電された感光体ドラム151上に静電潜像を形成す
る。
【0018】更に、この感光体ドラム151を一様に帯電
させるための帯電器152、現像器153、転写極157、分離
極158、クリーニング装置159、定着装置160が備えられ
ており、感光体ドラム151上に形成された静電潜像が前
記現像器153によって現像されてトナー像となり、更
に、前記トナー像が記録紙上に転写され、定着されて、
原稿の複写像が得られるようにされている。
【0019】記録紙は各サイズ毎にカセット171〜174に
ストックされており、記録紙サイズの指示に従って対応
するカセット171〜174から記録紙が取り出され、複数の
搬送ローラや搬送ベルトを含んで構成される記録紙搬送
機構175とによって感光体ドラム151に供給される。
【0020】片面コピーの場合はカセットから順次取り
出される記録紙の片面に、トナー像が順次転写、定着さ
れて記録紙排出トレイ176上に排出される。
【0021】両面コピーの場合は片面にトナー像が転
写、定着されて送りだされた記録紙が記録紙搬送路中の
定着装置160直後に配置された第1の切替え爪177(図中
の破線の位置)により下方に方向転換され両面ユニット
(Auto DuplexUnit 以下ADUと略記
する)へと案内される。記録紙搬送路中の第2の切替え
爪180(図中の破線の位置)は記録紙を右方向へ通過さ
せ次に反転ローラー181が逆転すると同時に第2の切替
え爪を図中の実線の位置に切り換える。この結果記録紙
は表裏逆転された後反転搬送路183を経てカセット171、
172からの給紙と同様に感光体ドラム151へと給送され
る。原稿裏面の画像データは画像記憶部Cから読みださ
れて記録紙裏面に順次画像形成されて両面コピーが得ら
れる。
【0022】また、本実施例における白黒デジタル複写
機には、前記プラテンガラス122上に読み取り原稿121を
自動搬送する循環式自動原稿送り装置(R−ADF)18
1が、前記画像読み取り部Aに設けられている。前記自
動原稿送り装置181は、原稿セット台182上に読み取り原
稿を複数枚重ねてセットし、図示を省略したコピースタ
ートボタンを押すと、この原稿の各ページを順次給送し
て第1反転部190により方向転換し、順番にプラテンガ
ラス122上の所定位置に自動搬送するとともに、読み取
りの終了した原稿121をプラテンガラス122上から取除い
て原稿排出トレー183上に排出するものである。
【0023】更に、前記R−ADF181は、前記のよう
に原稿の片面に画像の記された片面原稿121を順次送り
出して読み取る他、両面原稿を1枚取り出してプラテン
ガラス122上に送り込んで片面の画像読み取りを終える
と前記原稿を逆方向に移動させ、第2反転部191で方向
を転換して原稿を裏返してプラテンガラス122の所定位
置に送り込み原稿裏面の画像情報を読み取りできるよう
にされている。
【0024】また更に、前記R−ADF181は、読み取
り終了後の原稿を直接に原稿排出トレー183上に排出す
る代りに第3反転部192へ給送し、裏表反転させて原稿
反転トレー194上に蓄積する。1回目の原稿読み取りの
終了した原稿の束が、支点195を軸として回動する切換
板196が下方(図中の破線の位置)から上方(図中の実
線の位置)に移動すると、再び1枚目の原稿から給送が
開始され2回目の原稿読み取りが始る。
【0025】前記説明したような原稿の自動搬送のため
に、原稿セット台182上の原稿を1枚づつ送り出す給紙
ローラ184と、中間搬送ローラ185と、駆動ローラ188及
び従動ローラ187と、前記駆動ローラ188及び従動ローラ
187に巻回された搬送ベルト189と、排紙ローラ193と、
ガイド板からなる第1反転部190、第2反転部191、第3
反転部192から構成されている。
【0026】このようにR−ADFを用いると両面原稿
でも片面原稿でも順次プラテンガラス122上の所定の読
み取り位置に原稿121を自動的に送りだして読み取り画
像信号として出力させることが出来る。
【0027】ここで、前記画像読み取り部A、画像処理
部B、画像記憶部C及び画像形成部Dからなる上記白黒
デジタル複写機の回路構成を、図2のブロック図に従っ
て説明する。
【0028】先ず、画像読み取り部Aにおいて、前記C
CDラインセンサ130から出力されるアナログ画像信号
は、A/D変換器によってデジタル画像信号(画像デー
タ)に変換されて、インターフェース12を介して画像処
理部Bに出力される。画像処理部Bに入力されたデジタ
ル画像信号(輝度情報)は、まず、濃度変換部によって
濃度情報に変換される。その後、オペレータの指定に従
った変倍処理が、拡大・縮小処理部14で行われる。
【0029】また、画像判別処理部15においては、前記
濃度変換部で変換された濃度情報に基づいて文字画・写
真画の判別を行い、前記判別結果に基づいてフィルタ処
理部16におけるフィルタ特性を設定し、フィルタ処理部
16では、前記設定に従って空間フィルタ処理を行う。
【0030】なお、前記画像判別処理部15が、本実施例
における画像判別手段及び処理特性可変手段に相当し、
文字画・写真画の判別は文字画と写真画との混在画像に
おける文字画像領域、写真画像領域の判別を含むものと
する。
【0031】一方EE処理部19は、原稿走査時の本スキ
ャン前のプリスキャンで得られた画像情報から原稿画像
の特徴を得るために、ヒストグラムデータを得る。そし
て、画像処理系のCPU40は、前記ヒストグラムデータ
に基づいて適正なγ補正データをγ補正処理部20に提供
する。
【0032】フィルタ処理・変倍処理が施された画像デ
ータ(濃度情報)は、前記γ補正処理部で後述する画像
形成装置25の特性に応じたγ補正処理が施された後、画
像領域処理部21に出力される。前記画像領域処理部21で
は、原稿の有効画像領域の抽出の他、枠消し、折目消し
などの領域加工も行う。
【0033】上記のようにして画像形成に必要な全ての
画像処理が施され、後述する画像形成装置への最終出力
状態となった画像データ(濃度情報)は画像記憶部Cを
経てインターフェースを介して画像形成部Dに出力され
る。
【0034】画像記憶部Cは入力された画像データを複
数ページ分記憶保持しておく。
【0035】画像形成部Dは、原稿の読み取りに対して
即時に記録紙上への画像形成を行う機能と共に、前記記
憶された画像データを後から任意の順番で読み出した
後、画像形成を行わせる機能を有している。
【0036】画像形成部Dには、データセレクタ24とレ
ーザープリンタなどの画像形成装置25及び制御部26が設
けられていて、電子RDH機能を実現するため、画像デ
ータを書換え可能に記憶する画像記憶部(画像データ記
憶手段)Cと接続するか、通常の複写機としての即時画
像形成機能(リアルタイムコピー)を実現するために、
画像形成部Bと接続して画像記録が実行されるように構
成されている。
【0037】前記データセレクタ24は、画像記憶部Cに
蓄積され、読み出される画像データと、画像処理部Bか
ら読み取りに応じて逐次リアルタイムで出力される画像
データとの何れか一方またはその双方とを切り換えて、
選択的に画像形成装置(レーザープリンタ)25に出力す
るものである。即ち、前記画像記憶部Cに画像データが
記憶され、画像記憶部Cから読み出された画像データ
と、画像処理部Bからの画像データとは前記データセレ
クタ24によって選択的に出力されて、画像形成装置25に
おいて同等に扱われて画像形成が行えるようになってい
る。
【0038】なお、画像処理部Bには画像処理系CPU
40が、画像記憶部Cと画像形成部Dの制御部26と操作部
28についてはCPU27が、それぞれの制御を担当してい
る。
【0039】次に図3に従って前記画像記憶部Cの構成
を説明する。画像記憶部23は、画像データを頁単位で記
憶するメモリ30とアドレスレジスタ、データバッファ、
読み書き信号保持のためのラッチを含む画像データ書き
込み読み出し手段31から構成されている。画像記憶部C
と画像形成装置25とを制御する制御部26はCPU27、操
作部28及びCPU27に接続されるRAM上に設定された
メモリテーブル29からなる。なお画像記憶部Cは必要に
応じて画像データを圧縮伸長する画像データ圧縮伸長回
路を挿入し、圧縮された画像データをメモリ30に書き込
むように構成されていてもよい。てもよい。
【0040】図4は操作部28の操作パネル45を示す説明
図である。
【0041】50はオート復帰ボタンでこのボタンを押す
ことによりソータの使用、複写倍率は1:1、自動ペー
パーサイズ選択、自動コピー濃度調整、自動原稿送り装
置の使用が全部自動的に行われて、複写機の電源投入直
後の初期の設定条件に復帰する。これらの機能のうち、
ペーパーサイズ選定ボタン56、倍率拡大ボタン57、倍率
縮小ボタン58、コピー濃度(淡)ボタン59、コピー濃度
(濃)ボタン60、コピーモード(片面−両面)選定ボタ
ン61、ソータモード選定ボタン62をそれぞれ押すと自動
指定されていた条件が解除されて手動で条件を指定する
ことができる。この時、オート復帰ボタン50の上部に並
んで点灯しているLEDが全部消灯して自動指定が解除
されたことを表示し、代わりにそれぞれのボタンで指定
中のモードがLEDで表示される。ADF181を手動で
選定するボタンはないがADF181をプラテンガラス122
に密着させて使用しているときはADF使用モード、原
稿121を手動で読み込ませるためにプラテンガラス122に
対してADF181を解除(開放)したときはADF不使
用モードとなり、オート復帰ボタン上部のADFが使用
中であることを表示するLEDは消灯するように構成さ
れている。
【0042】迅速複写モード選択ボタン51は、メモリに
画像データを記憶させておき、次にメモリを読みだして
画像形成する、いわゆる電子RDH動作をさせるとき、
メモリに原稿の全ページを記憶させた後でメモリから画
像データを読みだして画像形成してコピーを作成する通
常のモードより、原稿から読みだした画像データで画像
形成しながら並行してメモリへ記憶させるモード、即ち
迅速複写モードを選択するためのボタンである。このボ
タンを1回押すと迅速複写モードが選択され、2回押す
と指定が解除される。
【0043】このモードを選択すると指定中表示LED
52が点灯するとともに、自動原稿送り装置ADFにセッ
トしている原稿のページ数を枚数、奇数、偶数のいずれ
かで入力出来るように設定される。ページ数設定ボタン
53を押すと図示を省略した操作部の複写部数入力用テン
キィと枚数表示用のセブンセグメント表示器を利用して
原稿ページ数を入力できるように構成されている。この
時の原稿ページ数は複写部数とは別のレジスタ(図示を
省略)に収容されて制御部の制御に使用される。奇数入
力ボタン54、偶数入力ボタン55はそれぞれ原稿の頁が奇
数、偶数の場合を指定する入力ボタンで、ボタンを押す
ことにより奇数、偶数が入力されると制御部のレジスタ
(図示を省略)に収容される。これらのボタンは入力さ
れるとボタンの左上部のLEDが点灯し、原稿の頁数に
関するデータとして何が入力されたか判るようにされて
いる。
【0044】コピーモード(片面−両面)選択ボタン61
は原稿が片面か両面か、出力されるコピーが片面か両面
かを指定するものである。このコピーモード選択ボタン
61の指定によりADFの動作、メモリに保存された画像
データの読み出し順番、ADUの使用・不使用といった
条件が設定される。設定条件は制御部のレジスタにそれ
ぞれ収容される。
【0045】図5は本発明の実施例の制御動作を示すフ
ローチャートである。
【0046】まず、記録紙の両面に複写するか片面に複
写するかの問い合わせ(ステップS101)をする。両面記
録なら原稿が両面か片面かの質問(ステップS103)をす
る。両面なら全ページをメモリに記憶させる動作と並行
して、記録紙の片面に奇数ページを順次画像形成させ出
力させる(ステップS104)。この結果メモリには原稿の
全ページが記憶される。次に記録紙を反転式ADUを用
いて裏返して給紙し、メモリから偶数ページを順次読み
出し画像を形成させ(ステップS105 この時1ページの
裏面には2ページの画面が形成されるように位置関係を
定めておく)両面記録として出力する。この結果両面に
記録されたコピーが1部できあがる。N部のコピー部数
が必要であるとき残りの(N−1)部はメモリから画像
データを順次読みだして画像形成(ステップS106)して
両面記録された(N−1)部のコピーを作成する。
【0047】ステップS103において、原稿が片面であっ
たとき、原稿の枚数データ(枚数、奇数、偶数)の入力
の有無が質問される(ステップS201)。もし入力がなけ
れば原稿の全ページをメモリに記憶させる作業に入り、
この時は画像形成は実行されない(ステップS202)。原
稿の全ページをメモリに記憶させる作業が終了したの
ち、全ページの画像データをメモリから読みだして部数
N部分の画像形成を実行してコピー作業終了となる。
【0048】原稿が片面であって原稿のページ数が奇数
か偶数かの入力があったとき(枚数が数字で入力された
ときその数字に基づいて奇数か偶数を判定する)、その
いずれかがチェックされる(ステップS301)。奇数の場
合は全ページのメモリへの記憶と並行して奇数ページの
みが画像形成されて、片面記録のコピーとして出力され
る(ステップS302)。次いで奇数ページの画像形成が終
わるとメモリには全ページが記憶されているから、メモ
リから画像データを読みだして最終ページに白紙を出力
させて偶数ページの画像形成が実行される(ステップS3
03)。この結果片面に記録されたコピーが1部できあが
る。N部のコピー部数が必要であるとき残りの(N−
1)部はメモリから画像データを順次読みだして画像形
成(ステップS304)して(N−1)部のコピーを作成す
る。
【0049】ステップS301において原稿が片面で原稿の
ページ数が偶数であった場合、全ページのメモリへの記
憶と並行して奇数ページのみが画像形成されて、片面記
録のコピーとして出力される(ステップS401)。次いで
奇数ページの画像形成が終わるとメモリには全ページが
記憶されているから、メモリから画像データを読みだし
て偶数ページの画像形成が実行される(ステップS40
2)。この結果片面に記録されたコピーが1部できあが
る。N部のコピー部数が必要であるとき残りの(N−
1)部はメモリから画像データを順次読みだして画像形
成(ステップS304)して(N−1)部のコピーを作成す
る。
【0050】
【発明の効果】かかる構成の画像記録装置によると、画
像記録装置の制御部は、前記操作部が片面原稿複写モー
ドを選択しているときは原稿の全ページの画像データの
読み出しと記憶手段への書き込みが完了した後に画像形
成手段への画像データの出力を開始する。前記操作部が
両面原稿複写モードを選択しているときは、原稿の画像
データのメモリへの記録と並行して画像形成手段による
画像形成が行われる。
【0051】また、かかる構成の画像記録装置による
と、全原稿枚数が偶数か奇数か枚数かのデータの少なく
とも一つが入力可能に構成されており、前記原稿枚数に
関係するデータが入力されたとき、前記操作部が片面原
稿複写モードを選択しているときでも原稿の画像データ
のメモリへの記録とと並行して画像形成手段による画像
形成が行われ複写時の生産性の向上を図ることが出来
る。
【0052】即ち、本発明によれば、一律に画像データ
をメモリに格納後画像形成を開始していたモードと比較
すると、全ページの画像データをメモリに格納終了する
迄待つ必要がない場合が多いので迅速に複写作業が実行
できるため複写時の生産性が高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の白黒デジタル複写機の全体構成図。
【図2】実施例の回路構成を示すブロック図。
【図3】実施例における画像記憶部を示すブロック図。
【図4】実施例の操作部の操作パネルの説明図。
【図5】実施例における制御部のコピー時の動作を示す
フローチャート。
【符号の説明】
23 画像記憶部 24 データセレクタ 25 画像形成装置 26 制御部 27 CPU 28 操作部 29 メモリテーブル 30 メモリ 45 操作パネル 50 オート復帰ボタン 51 迅速複写モード選択ボタン 52 指定中表示LED 53 ページ数設定ボタン 54 奇数入力ボタン 55 偶数入力ボタン 61 コピーモード選択ボタン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を光電変換により読取って画像
    データを得る読み取り手段と、原稿を自動的に前記読み
    取り手段に順次給送する自動原稿送り装置と、前記画像
    データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像デー
    タ記憶手段から選択的に読み出された画像データに基づ
    いて画像形成を行う画像形成手段と、前記自動原稿送り
    装置と画像データ記憶手段と画像形成手段とを制御する
    制御部を含む記録紙の両面に画像形成可能な画像記録装
    置において、 前記制御部は操作部を備え、前記操作部は片面原稿を複
    写して記録紙の両面に画像形成を行う片面原稿複写モー
    ドと、両面原稿を複写して記録紙の両面に画像形成を行
    う両面原稿複写モードとを選択可能に構成されていて、
    かつ前記制御部は、前記操作部が片面原稿複写モードを
    選択しているときは読みだされた原稿の全ページの画像
    データの記憶手段への書き込みを完了させた後、画像デ
    ータを画像形成手段へ出力して画像を形成させ、前記操
    作部が両面原稿複写モードを選択しているときは原稿の
    画像データの記憶手段への書き込みと並行して画像デー
    タを画像形成手段へ出力して画像を形成することを特徴
    とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成手段は反転給紙式の自動両
    面ユニット(ADU)により記録紙の給送を行うことを
    特徴とする請求項1の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記自動原稿送り装置は循環式自動原稿
    送り装置であることを特徴とする請求項1の画像記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御部の操作部は片面原稿複写モー
    ドにおいて全原稿枚数が偶数か奇数か枚数かのデータの
    少なくとも一つが入力可能に構成されており、前記デー
    タが入力されたとき、前記操作部が片面原稿複写モード
    が選択されているときでも原稿の画像データの記憶手段
    への書き込み動作と並行して画像データを画像形成手段
    へ出力して画像を形成することを特徴とする請求項1、
    請求項2、または請求項3記載の画像記録装置。
JP6293222A 1994-11-28 1994-11-28 画像記録装置 Pending JPH08154159A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009093121A (ja) * 2007-10-12 2009-04-30 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009093121A (ja) * 2007-10-12 2009-04-30 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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