JP3841702B2 - 画像情報処理装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各画像を表す各画像データを各画像ファイルとして記録するメモリの、各画像ファイルの画像をプリントアウトするためのプリント指示情報を生成して、画像データと共に他に伝達する画像処理装置および該画像データが表す画像をプリント指示情報に従って形成する画像形成装置に関する。該画像処理装置には、例えばデジタルカメラ,画像スキャナ、或いは、それらの画像データを受けてプリント用に処理または編集するか、別途生成又は受信した画像データをプリント用に処理または編集するコンピュータがある。画像形成装置には、プリンタ又は複写装置がある。本発明のもっとも代表的な実施形態は、撮影により取得したデジタル画像データのプリント枚数が設定可能であるデジタルカメラ、および、その撮影画像をプリントアウトするデジタルプリントシステムである。
【0002】
【従来技術】
デジタルカメラ等で撮影して得たデジタル画像情報をカラープリンタなどによってプリントすることが近年行われている。また、このデジタル画像情報を基にして高価な装置を用いて処理しプリントして高画質なプリントを作成するサービスも提案されている。
【0003】
その際、プリントの注文を簡易にするために、たとえば注文する内容を店頭で作成する場合に要する時間をなくすために、撮影したデジタル画像情報をコンピュータなどに入力し、画像ごとに注文データを生成して注文ファイルを生成し、デジタル画像情報を記録しているメディア例えばメモリカードまたはデジタルカメラの内部メモリに注文ファイルを書き込んで、メディア(例えばメモリカードまたはデジタルカメラ)をプリントサービス店(DP受付店)に持って行くことが提案されている。しかし、現像を依頼する際と受け取る際の2度にわたってプリントサービス店に出向く必要があるため、面倒である。
【0004】
これを解決するために特開平10−78618号公報に記載のデジタルプリントの発注納品方法及びシステムにおいては、デジタル画像データをパソコン上で画像処理し、画像処理した画像データに対するプリント注文データを入力する。パソコンによりプリント仕上げ業者のデータベースに接続し、画像データ及びプリント注文データを受付用ワークステーションにデータ転送する。プリント仕上げ業者はプリント注文データに基づきプリンタを選択し、注文サイズに応じて注文枚数分をプリントする。プリント注文データに基づき納品方法が選択され、この選択された納品方法によりユーザにプリントが渡される。プリント注文データに基づきプリント及び納品を自動化することができ、プリントを効率よく行うことが出来る。
【0005】
上述した発明においては、ユーザは画像データを一旦パソコンに取り込んで注文用のアプリケーションソフト等を起動し、注文ファイルを作成する必要がある。これに対し、パソコンを所有しないユーザでも手軽に注文が行えるように、例えば、特開平11−150672号公報および特開平11−150673号公報には、デジタルカメラの一機能として注文処理機能をつける発明が提案されている。また、特開平11−146308号公報にはデジタルカメラからユーザが入力したプリント指示に関する指示情報を、画像ファイルのタグ領域と、画像ファイルとは別に作成された注文ファイルの2種類のファイルに効率よく格納する発明が提案されている。
【0006】
例えば、従来のプリント注文機能付きデジタルカメラと画像プリントシステムの処理フローを図15に示す。液晶画面を備えたデジタルカメラDCpで撮影した画像データを液晶画面に表示し、ボタンなどによりプリント枚数を入力する。入力されたプリント枚数などの注文情報は、画像データのタグに記述されるか、または画像データとは別に作成された注文ファイルに記述され、メモリカードMCpに格納される。プリントする際にはメモリカードMCpを読み取るカードリーダをパソコンPCpにつなげて画像ファイルを読み取り、所望の画像処理をしてプリンタPTRpに出力する。または、直接プリンタにメモリカードMCPを差し込んで、画像ファイルを読み、プリントを行う。
【0007】
例えば、デジタルカメラDCpで図16に示す3枚の画像No.1〜3を撮影したとする。画像No.1には、BとCが、画像No.2にはAとBとDが、画像No.3にはAとBが写っている。デジタルカメラDCpの所有者であるAは、自分を含めたB,C,Dに対して、各自が写っている写真をプリントアウトして配布したい場合、各々の画像No.1〜3を順次に液晶画面に表示し、画像No.1は2枚、画像No.2は3枚、画像No.3は2枚というように、デジタルカメラDCp上でプリント枚数を指定する。プリント枚数等の注文情報は、画像ファイルのタグ領域と、画像ファイルとは別に作成された注文ファイルの2種類のファイルに効率よく格納される。
【0008】
画像ファイルのタグに記述する方法を例にあげて説明を続ける。その際における画像ファイルのタグの一例を図17に示す。図18に、各画像の注文枚数がタグに記述され画像ファイルとして扱われた例を示す。プリンタは注文枚数が記述されたタグ情報を読込む。図19に、図18のタグ情報を読み取ってプリントアウトした例を示す。画像No.1は2枚、画像No.2は3枚、画像No.3は2枚がプリントされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
デジタルカメラの所有者であるAは、プリントアウトされた画像を各々に配布するために手作業により仕分けて配布する。プリントアウトされた図19のプリント画像を各々の人に配布するため仕分けを行った例を、図20に示す;
Aは、自分には、画像No.2、画像No.3を、
Bには、画像No.1、画像No.2、画像No.3を、
Cには、画像No.1を、
Dには、画像No.2を、
というように、仕分けして各々に配布する。このように、従来のプリント注文機能付きデジタルカメラと画像プリントシステムにおいては、デジタルカメラの所有者が、複数の人にそれぞれ異なる複数のプリントしたデータを配布する場合には、上述したような手間と作業がかかるという問題点があった。
【0010】
すなわち、図19に示すように撮影区分,画像(画像No.)区分などの画像ファイル区分のプリントアウト画像を、図20に示すように、配布先(A〜D)区分,需要区分,用途区分などの、ユーザの分類区分に仕分けする手数がかかる。
【0011】
本発明は、電子情報記録手段上の画像ファイルの、ユーザの分類区分での利用を容易にすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
(1)1つの画像ファイルに一枚の画像を表す画像データを記録する電子情報記録手段の1以上の画像ファイルのそれぞれに宛てた、それぞれが1組以上のプリント指示情報を含む各プリント指示情報セットを併記した1次注文ファイルを生成する手段;および、
1次注文ファイルのプリント指示情報セットの中の各組のプリント指示情報をそれが宛てられる画像ファイル識別情報と共に組別区分にした2次注文ファイルを生成する手段;
を備える画像情報処理装置( デジカメ/パソコン/プリンタコントローラ )。
【0013】
なお、理解を容易にするために、括弧内には、図面に示し後述する実施例の対応要素,相当箇所又は相当事項の記号又は符号を、参考までに付記した。以下も同様である。
【0014】
これによれば、2次注文ファイルに基づいて組別区分ごとにプリントアウトして図20に示すような配布先(A〜D)区分に仕分けたプリントを容易に得ることができる。また、1次注文ファイルをプリントオーダーとして用いることができる。すなわち、直接に或いはパソコン(PC)又はプリンタコントローラ(ACP)或いはDP店を介して、プリンタ(100)に画像ファイルを送ってプリントアウトできる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(2)上記(1)に記載の1次又は2次注文ファイルの指示情報に基づいて、前記画像ファイルの画像形成をする画像形成手段 (100) 、を備える画像形成装置 ( 図4 ) 。
【0016】
これによれば、例えば図19に示すように撮影区分,画像(画像No.)区分などの画像ファイル区分のプリントアウトを指示する注文ファイルに基づいて、図20に示すような配布先(A〜D)区分への仕分けをしたプリントアウトが順次(時系列でシリアル)に得られる。プリントアウトスタックを組区分に従って分割すれば、図20に示すような配布先(A〜D)並列区分になり、組区分の仕分けが容易になる。
【0017】
(3)1つの画像ファイルに一枚の画像を表す画像データを記録する電子情報記録手段の1以上の画像ファイルのそれぞれに宛てた、それぞれが1組以上のプリント指示情報を含む各プリント指示情報セットを併記した1次注文ファイルを生成する手段を備える画像情報処理装置の、該1次注文ファイルのプリント指示情報セットの中の各組のプリント指示情報をそれが宛てられる画像ファイル識別情報と共に組別区分にした2次注文ファイルを生成する手段 (ACP) を備える画像形成装置 ( 図4 ) 。
【0018】
(4)前記画像形成装置は、プリントアウトシートを区分けする手段(36)、および、プリント指示情報セットの各組のプリント指示情報に各区分けを割り当てて該区分け手段を用いてプリントアウトシートを区分け送出する制御手段(ACP,100)、を備える上記(2)又は(3)に記載の画像形成装置。
【0019】
これによれば、複数の画像ファイルがある場合には、プリントアウトの段階で、各画像ファイルの各組のプリント指示情報に基づいたプリントアウトが、自動的にプリント指示情報の組毎に区分して集積され、ユーザ分類(組区分)で分別されたプリント群が得られる。ユーザ分類(組区分)に従う分別に人手がいらず、便利である。
【0020】
(5)ソータ(36)が接続されているときには、1次注文ファイルの画像ファイル識別情報の配列順に、画像ファイル毎にプリントアウトし(図14の83)、ソータ(36)が無いときには、2次注文ファイルのプリント指示情報の組順にプリントアウトする(図14の81,82a,83,84)、上記(2)又は(3)に記載の画像形成装置。
【0021】
(6)2次注文ファイルが無いときには、1次注文ファイルに基づいて2次注文ファイルを生成する(図14の82a,82b)上記(5)に記載の画像形成装置。
【0022】
(7)更にカラースキャナ(10)を備える上記(2)〜(6)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
【0023】
(8)所定方向に配列された複数の作像担持体(11M,C,Y,K)と、それぞれが各作像担持体にトナー像を形成する複数の現像手段(20M,C,Y,K)と、各作像担持体上のトナー像の転写を受けるための被転写体(P,60)を前記作像担持体の配列に沿って駆動する手段(61〜64)と、被転写体に各作像担持体上のトナー像を転写する各転写手段(67M,C,Y,K;9M,C,Y,K)を有する;上記(2)〜(6)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
【0024】
(9)カラースキャナ(SCR)が発生するカラー画像データをプリンタ(100)の画像形成用の画像データに変換する画像処理手段(IPP)を含む;上記(7)の画像形成装置。
【0025】
(10)画像データを転送するパラレルバス(Pb),画像メモリ(MEM),前記パラレルバス上の画像データを前記画像メモリに書き込み、前記画像メモリの画像データを前記パラレルバスに読出す画像メモリ制御手段(IMAC)、および、前記カラースキャナ(10),画像処理手段(IPP)およびパラレルバスの間の画像データのやり取りを制御する画像データ制御手段(CDIC)、を含む;上記(9)の画像形成装置。
【0026】
例えば、画像データ制御手段(CDIC)によって、画像処理手段(IPP)が処理したカラースキャナ(10)の出力画像データをパラレルバス(Pb)に送出し、画像メモリ制御手段(IMAC)によってパラレルバス(Pb)の画像データを画像メモリ(MEM)に書込むことができる。そして、画像メモリ制御手段(IMAC)によって画像メモリ(MEM)の画像データをパラレルバス(Pb)に読み出し、画像データ制御手段(CDIC)によってパラレルバス(Pb)のRGB画像データを画像処理装置(IPP)に与えてその出力であるプリント出力用画像データをプリンタ(100)に与えて、プリントアウトできる。したがって、画像メモリに画像データの蓄積,格納ができる。また、画像メモリ(MEM)に対する読み書きを利用して、画像編集を行うことができる。
【0027】
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0028】
【実施例】
−第1実施例−
図1に、第1実施例のプリント注文機能付きデジタルカメラDCaとデジタルプリントシステムを用いる画像処理フローを示す。液晶モニタを備えたデジタルカメラDCaで撮影した画像データを液晶モニタの画面に表示し、操作パネルのボタンなどによりユーザ別にプリント注文情報を入力する。ユーザ別にプリントしたい画像データ、プリントサイズ、プリント枚数などが記述されたプリント注文情報は、画像データのタグに記述されるか、または画像データとは別に作成された注文ファイルに記述され、デジタルカメラDCaに着脱自在のメモリカードMCaに格納される。プリントする際にはメモリカードMCaを読み取るカードリーダをパソコンPCaにつないで画像ファイルを読み取り、所望の画像処理をしてプリンタPTRaに出力する。または、直接プリンタPTRaにメモリカードMCaを差し込んで、画像ファイルを読み、プリントを行う。プリントは、プリント注文情報に記述されたユーザ別に行う。
【0029】
ユーザ別にプリント注文情報を入力する方法について説明すると、あるメンバーで旅行に行くなど、被写体が予めわかっている場合、撮影する前にメンバーを登録しておく。例えば、デジタルカメラの所有者であるAは、B、C、Dと旅行に行く際、前もって自分とB、C、Dの名前をデジタルカメラDCに登録しておく。そして撮影直後の画像をモニタに再生表示し、その再生画像を見て、その画像のプリントが欲しい人を指定する。
【0030】
そして第1態様では、例えば図16の画像1を撮影して、撮影直後に画像をモニタ表示してBとCが写っているので、画像1では、BとCを指定する。次に図16の画像2を撮影して、撮影直後に画像をモニタ表示してAとBとDが写っているので、画像2では、AとBとDを指定する。次に図16の画像3を撮影して、撮影直後に画像をモニタ表示してAとBが写っているので、画像3は、AとBを指定する。
【0031】
次に、すべての撮影を終了した後に、ユーザ毎にプリントして配布したい画像を再生モードで表示し選択する、第2態様を説明する:
Aは、画像2、画像3を選択する;
Bは、画像1、画像2、画像3を選択する;
Cは、画像1を選択する;
Dは、画像2を選択する。
【0032】
この例では画像データに写っている人に対して一枚ずつプリントするという前提で説明を行ったが、もちろん自分が写っていても不必要の場合は選択しなくてもよいし、プリント枚数も1枚ではなく複数枚選択できる。
【0033】
プリント指示情報は画像データのタグに記述するか、または画像データとは別に作成された注文ファイルに記述する。上記第1態様の場合にはタグに記述するように、上記第2態様の場合には別にファイルに記述するようにしてもよい。
【0034】
図2の(a)に、画像ファイルにタグ領域を形成する場合のタグ情報の構成例を示し、図2の(b)に、上述の画像1〜3の画像ファイルNo.1〜3のそれぞれに書込むタグ情報の例を示す。
【0035】
図3の(a)には、注文ファイルのフォーマット例を示し、図3の(b)に上述の画像1〜3の注文ファイルに書込む注文情報の例を示す。
【0036】
プリントする際には、メモリカードMCaを読み取るカードリーダをパソコンPCaにつなげる。PCaは、ユーザ別プリント指示情報と画像データを読み取り、プリント指示に従って所望の画像処理をしてプリンタPTRaにユーザ別にプリントアウトするように指示を行う。プリンタはその指示を受けてユーザ別にプリントする。または、直接プリンタPTRaにメモリカードMCaを差し込む。プリンタPTRaはメモリカードMCaから、ユーザ別プリント指示情報と画像ファイルを読み込み、所望の画像処理をしてユーザ別にプリントする。
【0037】
プリントされた画像紙(写真)は図20の区分と同じである。A用のプリント画像、B用のプリント画像、C用のプリント画像、D用のプリント画像、というようにユーザ別にプリントされる。また、プリントする際にBだけをプリントするように指示をすると、Bだけの画像データをプリントすることもできる。
【0038】
ユーザ別プリント指示情報を持つデジタルカメラDCaとデジタルプリントシステムによって、従来ではデジタルカメラDCaの所有者であるAが行っていた手作業による、図19の区分を図20の区分に仕分ける処理を自動化でき、手間と作業を省くことができる。またユーザ別プリント指示情報を持つことによって、ユーザ別に好みのプリント仕上げを簡単に操作することができる。
【0039】
−第2実施例−
図4に、第2実施例の外観を示す。図4は、複合機能フルカラーデジタル複写機にパソコンPCを接続し、該パソコンPCにデジタルカメラDCを接続したプリントシステムを示す。このフルカラー複写機は、大略で、自動原稿送り装置(ADF)30と、操作ボード20と、カラースキャナ10と、カラープリンタ100と、ステープラ及び作像された用紙を積載可能なトレイ付きのフィニッシャ34と、両面ドライブユニット33と、給紙バンク35及び大容量給紙トレイ36、の各ユニットで構成されている。機内のプリンタコントローラACP(図8)には、パソコンPCが接続したLAN(Local Area Network)が接続されており、ファクシミリコントロールユニットFCU(図8)には、電話回線PN(ファクシミリ通信回線)に接続された交換器PBXが接続されている。カラープリンタ100のプリント済の用紙は、排紙トレイ108上またはフィニッシャ34に排出される。
【0040】
パソコンPCは複写機(のプリンタコントローラACP:図8)に対して接続/分離が可能であり、デジタルカメラDCは、パソコンPCおよび複写機(プリンタコントローラACP)に対して接続/分離が可能である。また、自動原稿供給装置ADF,カラー原稿スキャナ10,プリンタコントローラACP(図8),フィニッシャ36および大容量給紙トレイ36は、プリンタ100に対して接続/分離が可能である。
【0041】
なお、以下においては、デジタルカメラをデジカメということもある。
【0042】
図5の(a)にデジカメDCの本体正面および上面の外観を示し、図5の(b)には本体正面および下面の外観を示す。図5の(a)に示すPICボタン46は、画質モード選択ボタンであり、これをユーザが押すことによって、dpiと圧縮モードとの組合せ(の指定)を切り替えることができる。ボタン47は、フラッシュモード選択ボタン(キー)である。CARD/INボタン49は、画像ファイルの読書きメモリ(メディア)を、内蔵メモリ(SDRAM)とするか、カードスロット81に挿入して接続されたメモリカード(コンパクトフラッシュメモリであるCFカード)とするかを選択(切り替え指定)するボタンである。ボタン50は、至近距離撮影(マクロ撮影)を選択するボタンである。
【0043】
図5の(b)に示すUSB端子59は、USB(Universal Serial Bus )ケーブルを接続してシリアル通信する端子であり、デジカメ本体内に、該USB端子59に接続した送受信ユニットがあり、デジカメDCは、USB通信により、後述するパソコンPCあるいはプリンタコントローラACPとデータのやり取りを行う。
【0044】
図6には、液晶モニタ51を使用位置に立てた状態を示す。液晶モニタ51を立てると、デジカメ本体に操作パネル64が現れる。操作パネル64には、感圧スイッチでなる各種入力キー65〜75がある。モードダイアル63は、デジカメDCの使用モードを指定するものであり、このダイアル63の、電源スイッチ62の周りの端面には、次の表1に示すマークがあり、このマークを3角形の指標にあわすと、表1に示すモード(モード名)を指定できる。
【0045】
【表1】
【0046】
図7に、カラープリンタ100の機構を示す。この実施例のカラープリンタ100は、レーザプリンタである。このレーザプリンタ100は、マゼンダ(M),シアン(C),イエロー(Y)および黒(ブラック:K)の各色の画像を形成するための4組のトナー像形成ユニットが、転写紙の移動方向(図中の右下から左上方向)に沿ってこの順に配置されている。即ち、4連ドラム方式のフルカラー画像形成装置である。
【0047】
これらマゼンダ(M),シアン(C),イエロー(Y)および黒(K)のトナー像形成ユニットは、それぞれ、感光体ドラム111M,111C,111Yおよび111Kを有する感光体ユニット110M,110C,110Yおよび110Kと、現像ユニット120M,120C,120Yおよび120Kとを備えている。また、各トナー像形成部の配置は、各感光体ユニット内の感光体ドラム111M,111C,111Yおよび111Kの回転軸が水平x軸に平行になるように、且つ、転写紙移動方向(y,z平面上でy軸に対して45°をなす左上がり線)に所定ピッチの配列となるように、設定されている。
【0048】
また、レーザプリンタ100は、上記トナー像形成ユニットのほか、レーザ走査による光書込ユニット102、給紙カセット103,104、レジストローラ対105、転写紙を担持して各トナー像形成部の転写位置を通過するように搬送する転写搬送ベルト160を有する転写ベルトユニット106、ベルト定着方式の定着ユニット107、排紙トレイ108,両面ドライブ(面反転)ユニット33等を備えている。また、レーザプリンタ100は、図示していない手差しトレイ、トナー補給容器、廃トナーボトル、なども備えている。
【0049】
光書込ユニット102は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を備え、画像データに基づいて各感光体ドラム111M,111C,111Yおよび111Kの表面にレーザ光を、x方向に振り走査しながら照射する。また図7上の一点鎖線は、転写紙の搬送経路を示している。給紙カセット103,104から給送された転写紙は、図示しない搬送ガイドで案内されながら搬送ローラで搬送され、レジストローラ対105に送られる。このレジストローラ対105により所定のタイミングで転写搬送ベルト160に送出された転写紙は転写搬送ベルト160で担持され、各トナー像形成部の転写位置を通過するように搬送される。
【0050】
各トナー像形成部の感光体ドラム111M,111C,111Yおよび111Kに形成されたトナー像が、転写搬送ベルト160で担持され搬送される転写紙に転写され、各色トナー像の重ね合わせ即ちカラー画像が形成された転写紙は、定着ユニット107に送られる。すなわち転写は、転写紙上にじかにトナー像を転写する直接転写方式である。定着ユニット107を通過する時トナー像が転写紙に定着する。トナー像が定着した転写紙は、排紙トレイ108,フィニッシャ36又は両面ドライブユニット33に排出又は送給される。
【0051】
イエローYのトナー像形成ユニットの概要を次に説明する。他のトナー像形成ユニットも、イエローYのものと同様な構成である。イエローYのトナー像形成ユニットは、前述のように感光体ユニット110Y及び現像ユニット120Yを備えている。感光体ユニット110Yは、感光体ドラム111Yのほか、感光体ドラム表面に潤滑剤を塗布するブラシローラ,感光体ドラム表面をクリーニングする揺動可能なブレード,感光体ドラム表面に光を照射する除電ランプ,感光体ドラム表面を一様帯電する非接触型の帯電ローラ、等を備えている。
【0052】
感光体ユニット110Yにおいて、交流電圧が印加された帯電ローラにより一様帯電された感光体ドラム111Yの表面に、光書込ユニット102で、プリントデータに基づいて変調されポリゴンミラーで偏向されたレーザ光Lが走査されながら照射されると、感光体ドラム111Yの表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム11IY上の静電潜像は、現像ユニット20Yで現像されてイエローYのトナー像となる。転写搬送ベルト160上の転写紙が通過する転写位置では、感光体ドラム11IY上のトナー像が転写紙に転写される。トナ−像が転写された後の感光体ドラム111Yの表面は、ブラシローラで所定量の潤滑剤が塗布された後、ブレードでクリーニングされ、除電ランプから照射された光によって除電され、次の静電潜像の形成に備えられる。
【0053】
現像ユニット120Yは、磁性キャリア及びマイナス帯電のトナーを含む二成分現像剤を収納している。そして、現像ケース120Yの感光体ドラム側の開口から一部露出するように配設された現像ローラや、搬送スクリュウ、ドクタブレード、トナー濃度センサ,粉体ポンプ等を備えている。現像ケース内に収容された現像剤は、搬送スクリュウで攪拌搬送されることにより摩擦帯電する。そして、現像剤の一部が現像ローラの表面に担持される。ドクタブレードが現像ローラの表面の現像剤の層厚を均一に規制し、現像ローラの表面の現像剤中のトナーが感光体ドラムに移り、これにより静電潜像に対応するトナー像が感光体ドラム111Y上に現われる。現像ケース内の現像剤のトナー濃度はトナー濃度センサで検知される。濃度不足の時には、粉体ポンプが駆動されてトナーが補給される。
【0054】
転写ベルトユニット106の転写搬送ベルト160は、各トナー像形成部の感光体ドラム111M,111C,111Yおよび111Kに接触対向する各転写位置を通過するように、4つの接地された張架ローラに掛け回されている。これらの張架ローラのうち、2点鎖線矢印で示す転写紙移動方向上流側の入口ローラには、電源から所定電圧が印加された静電吸着ローラが対向するように配置されている。これらの2つのローラの間を通過した転写紙は、転写搬送ベルト160上に静電吸着される。また、転写紙移動方向下流側の出口ローラは、転写搬送ベルトを摩擦駆動する駆動ローラであり、図示しない駆動源に接続されている。また、転写搬送ベルト160の外周面には、電源から所定のクリーニング用電圧が印加されたバイアスローラが接触するように配置されている。このバイアスローラにより転写搬送ベルト160上に付着したトナー等の異物が除去される。
【0055】
また、感光体ドラム111M,111C,111Yおよび111Kに接触対向する接触対向部を形成している転写搬送ベルト160の裏面に接触するように、転写バイアス印加部材を設けている。これらの転写バイアス印加部材は、マイラ製の固定ブラシであり、各転写バイアス電源から転写バイアスが印加される。この転写バイアス印加部材で印加された転写バイアスにより、転写搬送ベルト160に転写電荷が付与され、各転写位置において転写搬送ベルト160と感光体ドラム表面との間に所定強度の転写電界が形成される。
【0056】
図8に、図4に示す複写機の画像処理系統のシステム構成を示す。このシステムでは、読取ユニット11と画像データ出力I/F(Interface:インターフェース)12でなるカラー原稿スキャナ12が、プリンタコントローラACPの画像データインターフェース制御CDIC(以下単にCDICと表記)に接続されている。プリンタコントローラACPにはまた、カラープリンタ100が接続されている。カラープリンタ100は、プリンタコントローラACPの画像データ処理器IPP(Image Processing Processor;以下では単にIPPと記述)から、書込みI/F134に記録画像データを受けて、作像ユニット135でプリントアウトする。作像ユニット135は、図7に示すものである。
【0057】
プリンタコントローラACP(以下では単にACPと記述)は、パラレルバスPb,画像メモリアクセス制御IMAC(以下では単にIMACと記述),画像メモリであるメモリモジュールMEM(以下では単にMEMと記述),システムコントローラ1,RAM4,不揮発メモリ5,操作ボード20,フォントROM6,CDIC,IPP等、を備える。パラレルバスPbには、ファクシミリ制御ユニットFCU(以下単にFCUと記述)を接続している。
【0058】
原稿を光学的に読み取る読取ユニット11は、原稿に対するランプ照射の反射光をCCDで光電変換してR,G,B画像データを生成し、出力I/F12でRGB画像データに変換しかつシェーディング補正してCDICに送出する。
【0059】
CDICは、画像データに関し、出力I/F12,パラレルバスPb,IPP間のデータ転送,プロセスコントローラ131とACPの全体制御を司るシステムコントローラ1との間の通信をおこなう。また、RAM132はプロセスコントローラ131のワークエリアとして使用され、不揮発メモリ133はプロセスコントローラ131のブートプログラム等を記憶している。
【0060】
IPPは画像処理をおこなうプログラマブルな演算処理手段である。出力I/F12からCDICに入力された画像データは、CDICを経由してIPPに転送され、IPPにて光学系およびデジタル信号への量子化に伴う信号劣化(スキャナ系の信号劣化)を補正され、再度、CDICへ出力(送信)される。
【0061】
画像メモリアクセス制御IMAC(以下では単にIMACと記述)は、MEMに対する画像データの書き込み/読み出しを制御する。システムコントローラ1は、パラレルバスPbに接続される各構成部の動作を制御する。また、RAM4はシステムコントローラ1のワークエリアとして使用され、不揮発メモリ5はシステムコントローラ1のブートプログラム等を記憶している。
【0062】
操作ボード20は、ACPがおこなうべき処理を入力する。たとえば、処理の種類(複写、ファクシミリ送信、画像読込、プリント等)および処理の枚数等を入力する。これにより、画像データ制御情報の入力をおこなうことができる。なお、FCUの内容については後述する。
【0063】
読取ユニット11より読み取った画像データの処理には、読み取り画像データをMEMに蓄積して再利用するジョブと、MEMに蓄積しないジョブとがあり、それぞれの場合について説明する。読み取り画像データをMEMに蓄積する例としては、1枚の原稿について複数枚を複写する場合があり、この場合には、読取ユニット11を1回だけ動作させ、読取ユニット11により読み取った画像データをMEMに蓄積し、MEMに蓄積された画像データを複数回読み出す。
【0064】
MEMを使わない例としては、1枚の原稿を1枚だけ複写する場合があり、この場合には、読み取り画像データをそのまま再生すればよいので、IMACによるMEMへのアクセスをおこなう必要はない。MEMを使わない場合には、IPPからCDICへ転送されたデータは、再度、CDICからIPPへ戻される。IPPにおいては、出力I/F12におけるCCDによるRGB信号をYMCK信号に色変換し、プリンタγ変換,階調変換,および、ディザ処理もしくは誤差拡散処理などの階調処理などの画質処理をおこなう。
【0065】
画質処理後の画像データはIPPから書込みI/F134に転送される。書込みI/F134は、階調処理された信号に対し、パルス幅とパワー変調によりレーザ制御をおこなう。その後、画像データは作像ユニット135へ送られ、作像ユニット135が転写紙上に再生画像を形成する。
【0066】
つぎに、MEMに蓄積し、画像読み出し時に付加的な処理、たとえば画像方向の回転、画像の合成等をおこなう場合の画像データの流れについて説明する。IPPからCDICへ転送された画像データは、CDICからパラレルバスPbを経由してIMACに送られる。
【0067】
IMACは、システムコントローラ1の制御に基づいて、画像データとMEMのアクセス制御,LAN上に接続した図示しないパソコンPC(以下では単にPCと表記)のプリント用データの展開,MEMの有効活用のための画像データの圧縮/伸張をおこなう。
【0068】
IMACへ送られた画像データは、データ圧縮後、MEMに蓄積され、蓄積された画像データは必要に応じて読み出される。読み出された画像データは、伸張され、本来の画像データに戻しIMACからパラレルバスPbを経由してCDICへ戻される。CDICからIPPへの転送後は画質処理をして書込みI/F134に出力し、作像ユニット135において転写紙上に再生画像を形成する。
【0069】
画像データの流れにおいて、パラレルバスPbおよびCDICでのバス制御により、ディジタル複合機の機能を実現する。
【0070】
ファクシミリ送信は、読み取られた画像データをIPPにて画像処理を実施し、CDICおよびパラレルバスPbを経由してFCUへ転送することによりおこなわれる。FCUは、通信網へのデータ変換をおこない、それを公衆回線PNへファクシミリデータとして送信する。ファクシミリ受信は、公衆回線PNからの回線データをFCUにて画像データへ変換し、パラレルバスPbおよびCDICを経由してIPPへ転送することによりおこなわれる。この場合、特別な画質処理はおこなわず、書込みI/F134から出力し、作像ユニット135において転写紙上に再生画像を形成する。
【0071】
複数ジョブ、たとえば、コピー機能,ファクシミリ送受信機能,プリンタ出力機能が並行に動作する状況において、読取ユニット11,作像ユニット135およびパラレルバスPbの使用権のジョブへの割り振りは、システムコントローラ1およびプロセスコントローラ131において制御する。プロセスコントローラ131は画像データの流れを制御し、システムコントローラ1はシステム全体を制御し、各リソースの起動を管理する。また、デジタル複合機の機能選択は、操作ボード20においておこなわれ、操作ボード20の選択入力によって、コピー機能,ファクシミリ機能等の処理内容を設定する。
【0072】
システムコントローラ1とプロセスコントローラ131は、パラレルバスPb,CDICおよびシリアルバスSbを介して相互に通信をおこなう。具体的には、CDIC内においてパラレルバスPbとシリアルバスSbとのデータ・インターフェースのためのデータフォーマット変換をおこなうことにより、システムコントローラ1とプロセスコントローラ131間の通信を行う。
【0073】
フィニッシャ(ソータ)36はシリアルバスSbに接続されており、プロセスコントローラ131から排紙処理コマンドを受けて、指定されたソートビン(仕分け棚)にプリント紙(プリント画像)を排出する。
【0074】
各種バスインターフェース、たとえばパラレルバスI/F 7、シリアルバスI/F 9、ローカルバスI/F 3およびネットワークI/F 8は、IMACに接続されている。コントローラーユニット1は、ACP全体の中での独立性を保つために、複数種類のバス経由で関連ユニットと接続する。
【0075】
システムコントローラ1は、パラレルバスPbを介して他の機能ユニットの制御をおこなう。また、パラレルバスPbは画像データの転送に供される。システムコントローラ1は、IMACに対して、画像データをMEMに蓄積させるための動作制御指令を発する。この動作制御指令は、IMAC,パラレルバスI/F 7、パラレルバスPbを経由して送られる。
【0076】
この動作制御指令に応答して、画像データはCDICからパラレルバスPbおよびパラレルバスI/F 7を介してIMACに送られる。そして、画像データはIMACの制御によりMEMに格納されることになる。
【0077】
一方、ACPのシステムコントローラ1は、PCからのプリンタ機能としての呼び出しの場合、プリンタ・コントローラとネットワーク制御およびシリアルバス制御として機能する。ネットワーク経由の場合、IMACはネットワークI/F 8を介してプリント出力要求データを受け取る。
【0078】
汎用的なシリアルバス接続の場合、IMACはシリアルバスI/F 9経由でプリント出力要求データを受け取る。汎用のシリアルバスI/F 9は複数種類の規格に対応しており、たとえばUSB(Universal Serial Bus)、1284または1394等の規格のインターフェースに対応する。
【0079】
プリント出力要求データはシステムコントローラ1により画像データに展開される。その展開先はMEM内のエリアである。展開に必要なフォントデータは、ローカルバスI/F 3およびローカルバスRb経由でフォントROM6を参照することにより得られる。ローカルバスRbは、このコントローラ1を不揮発メモリ5およびRAM4と接続する。
【0080】
シリアルバスSbに関しては、PCとの接続のための外部シリアルポート2以外に、ACPの操作部である操作ボード20との転送のためのインターフェースもある。これはプリント展開データではなく、IMAC経由でシステムコントローラ1と通信し、処理手順の受け付け、システム状態の表示等をおこなう。
【0081】
システムコントローラ1とMEMおよび各種バスとのデータ送受信は、IMACを経由しておこなわれる。MEMを使用するジョブはACP全体の中で一元管理される。
【0082】
図5,図6に示すデジカメの本体内には、各種の制御及び処理を行うCPU,SDRAM,ROM,カメラ本体に設置されたボタン等の各種入力I/F,また、プリンタ等の外部機器やインターネット等の電気通信回線と有線又は無線接続するための外部I/F,バス等のコントロールシステム要素がある。また、デジカメDCには、レンズ40,絞り,シャッターボタン45,53,撮像素子であるCCD,画像処理回路等の撮影要素があり、CCDおよび画像処理回路の画像データ読み取り処理のタイミング制御回路、ならびに、フォーカス,ズーム,アイリス,シャッタースピード等を制御するためにレンズ,絞り,シャッターを駆動するモータ駆動回路を備えている。
【0083】
デジカメDCの上記ROMは、上記CPUの制御およびデータ処理プログラムの格納領域として利用されており、「プリント指示情報セット」の生成と画像ファイル又は注文ファイルへの記録を実行するための、プリント指示プログラムも格納されている。SDRAMは、画像ファイルを蓄積する内蔵メモリとして利用され、また、ROMから読み出したプログラムの一時メモリとして利用され、プリント指示情報の生成と画像ファイル又は注文ファイルへの記録が指定されたときには、そのプログラムがROMから読み出されてSDRAMに書き込まれる。CPUはSDRAMのプログラムに従って動作する。
【0084】
図9に、デジカメDCの、撮影時のユーザの操作フローを示す。ユーザの操作に応答してデジカメDCの上記CPUが制御プログラム,データ処理プログラム或いはプリント指示プログラムを特定して対応動作のためのプログラムデータをROMからSDRAMに読み出して、それに基づいて制御又は処理動作をする。図9に示す「メディアを選択」3(選択ボタン49の押下)をすると、CPUは、画像書込み,読出しの対象を、内蔵メモリから、スロット81に挿入されたCFカードに、或いはその逆に切り替える。例えば、内蔵メモリ(SDRAM)を選択(設定)しているときに選択ボタン49がオンすると、CFカードに定める。CFカードに定めているときに選択ボタン49がオンすると、内蔵メモリに定める。
【0085】
「フォルダの選択」4では、ユーザは、操作パネル64のFOLDERボタン65を押し、液晶モニター51にフォルダリストを表示してから、アップ/ダウンシフトキー66/67で指定カーソル(フォルダの明暗表示)を所望フォルダ名に置いてENTERボタン75を押す。フォルダは、メディア上に設定されるメモリ領域区分であり、画像の蓄積に用いるフォルダは、言わばフィルム写真機のフィルムに対応する。
【0086】
撮影すると、デジカメDCのCPUは、図10に示す「撮影時プリント設定」PDdcに進む。この段階でユーザは、「プリント指示情報を設定する」(9)ことができる。
【0087】
図10を参照すると、この「撮影時プリント設定」PDdcにおいてCPUは、撮影画面を液晶モニタ51に、一定時間の間表示する。すなわち、CPUは撮影画像を液晶モニタ51に表示し(ステップ11)、設定時限値のタイマをスタートして(ステップ12)、該タイマがタイムオーバするのを待つ(ステップ13)。なお、以下においては、括弧内には、ステップという語を省略してステップ番号のみを記す。上記設定時限値は、ユーザが設定値を調整できる。
【0088】
タイマがタイムオーバするとCPUは、指定されているメディア(内蔵メモリ/CFカード)上の指定されているフォルダの、すでに記録している画像ファイルのデータ記憶領域の次に、画像ファイルを設定して、その画像データ書込み領域に撮影画面の画像データを書込む(16)。そして液晶モニタ51の表示を、レンズ40の前方のシーンの画像に切り替える(17)。この切り替えは、次の撮影の準備ができたことを意味する。ユーザは、ここで図9の「撮影モードを選択」2〜「撮影する」8の何れにも進むことができる。また、電源スイッチ62をオフにしても良い。
【0089】
ところで、撮影画面を表示しているときにメニューボタン75がオンすると、すなわちユーザがMENUボタン75を押すと、これは図9に示す「プリント指示情報を設定する」9の指定である。するとデジカメDCのCPUは、図10を参照すると、「プリント設定」の入力画面を、撮影画面に重ねて、液晶モニタ51に表示する(15)。この「プリント設定」15の入力画面は、タグ情報の領域を表示して入力を促すものであり、先頭に画像ファイル名(識別情報)があるが、これは指定フォルダ上の、今回の撮影画面を書込む画像ファイルのNo.(識別情報)であり、ユーザは入力不要である。その次に、第1組のプリント指示情報(プリントサイズ,回転,オプション処理およびプリント枚数)の入力欄がある。
【0090】
ユーザが操作パネル64の入力ボタンを操作して第1組のプリント指示情報を入力して、FUNCTIONボタン72を押すと、CPUは第2組のプリント指示情報の入力欄を表示する。ユーザはそこに第2組のプリント指示情報を入力することができる。そしてFUNCTIONボタン72を押す毎に次の組のプリント指示情報を入力できる。ユーザがENTERボタン75を押すと、CPUは、入力があった全プリント指示情報を入力順に配列したプリント指示情報セットを、先頭に画像ファイル名を置いて、今回の撮影画面宛てのタグ情報に定める(15)。そしてタイマーがタイムオーバすると、指定しているフォルダ上の、すでに記録している画像ファイルのデータ記憶領域の次に、今回撮影画像用の画像ファイルを設定して、そのタグ領域には今回の画像ファイルNo.と上記プリント指示情報セットを書込み、画像データ書込み領域には撮影画面の画像データを書込む(13−16)。そして液晶モニタ51の表示を、レンズ40の前方のシーンの画像に切り替える(17)。
【0091】
この「撮影時プリント設定」PDdc(図10)を使用することにより、ユーザは、1コマの撮影直後に、そこに写った数人のそれぞれ(各組:たとえば図16のA〜Dの各人)あてのプリント指定情報を設定できる。
【0092】
デジカメDCには更に、撮影前あるいは撮影後の処理機能の1つとして、「注文ファイルの生成」POdcがある。その内容を図11に示す。
【0093】
図11を参照すると、ユーザはモードダイヤル63を「再生モード」(表1参照)に設定して、フォルダを選択する(21)。ユーザのフォルダ選択に応答してデジカメDCのCPUは、フォルダ処理メニューを液晶モニタ51に表示する。メニューの中の「注文ファイル」をユーザが指定すると、CPUは、選択されているフォルダ宛ての1次注文ファイルの先頭を液晶モニタ51に表示する。ユーザはアップ/ダウンボタン66,67を用いて1次注文ファイルをスクロールしてその先頭から尾端までの情報を確認できる。選択したフォルダの「注文ファイル」指定が始めてであると、CPUはフォルダ名称対応の注文ファイル名称を付した1次注文ファイル(その他の注文情報は空欄)を液晶モニタ51に表示すると共に、選択されているフォルダに該1次注文ファイルを登録する。選択したフォルダの「1次注文ファイル」が該フォルダにあるときにはCPUはそれを液晶モニタ51に表示する。以上が「1次注文ファイルの指定」(22)の内容である。
【0094】
ユーザがメニューボタン75を押すと、CPUは選択されているフォルダの画像ファイルNo.1の画像と「プリント設定」の入力画面を、撮影画面に重ねて、液晶モニタ51に表示する。この「プリント設定」の入力画面は、先に説明した「プリント設定」(図10の15)のものと同じである。ユーザは、アップ/ダウンボタン66,67を操作して液晶モニタ51に表示する画像ファイルを切換え(選択)できる。このとき、選択された画像ファイルに画像データがあればそれが表す画像を液晶モニタ51に表示する(25)が、画像データが存在しないときには、画面枠のみを表示する。同様に、タグ領域情報が存在すればタグ領域情報が入った「プリント設定」の入力画面を液晶モニタ51に画像と重ねて表示する(25)が、タグ領域情報が無いと、未入力の「プリント設定」入力画面を重ねて表示する。
【0095】
いずれにしても、ここでユーザは、現在選択中の画像ファイルに対して、「プリント設定」(26)により、プリント指示情報セットに対する各組のプリント指示情報の新規人力または変更(訂正),加入,或いは削除を行うことができる。「プリント設定」の入力画面を液晶モニタ51に表示しているときにENTERボタン75が押されるとCPUは、「プリント設定」の表示中のプリント指示情報セットを指定中の画像ファイルに記録し、しかも1次注文ファイル上の指定中の画像ファイル宛ての注文書込み領域に、表示中のプリント指示情報セットを書込む(27)。そして選択されているフォルダ上の次の画像ファイルの画像と「プリント設定」入力画面を液晶モニタ51に更新表示する(28〜30−23〜25)。このようにして選択されたフォルダ上の各画像ファイルに対するプリント指示情報セットの設定および注文ファイルへの書込みを行う。
【0096】
ユーザが注文ファイル生成画面上の2次ファイル作成ボタンを入力操作すると(28)、CPUは、1次注文ファイルのプリント指示情報セット内のプリント指示情報の全てを、各組の区分に再編集した2次注文ファイルを生成する(29)。すなわち、1次注文ファイル上に画像ファイルNo.区分で存在する各組のプリント指示情報を、それが対象とする画象No.(画像ファイルNo.)を付加して、組区分にまとめた、たとえば図3に示す内容の2次注文ファイルを生成する。
【0097】
ユーザがキャンセルボタン70を押すと(30)、これは選択しているフォルダに関する注文ファイル作成の終了を指示する。CPUは、ここまでに形成した内容の1次注文ファイルおよび2次注文ファイル(あれば)を、選択中のフォルダに更新書込みして、液晶モニタ51の表示をフォルダ選択画面に戻す。
【0098】
図4に示すパソコンPCには、デジカメDCの上述のプリント設定機能および注文ファイル生成機能、ならびに、画像編集機能およびプリント指示情報に従ってプリンタ100で画像をプリントアウトする機能を含むデジカメアプリケーションソフト(プログラム)がインストールされている。このソフトに基づいたパソコンPCの画像処理の概要を図12に示す。
【0099】
図12を参照する。ユーザがUSBケーブルを用いてデジカメDCをパソコンPCに接続して、パソコンPCのデジカメアプリケーションソフトを起動(アイコンをダブルクリック)すると(31)、パソコンPCは該ソフトに従って、デジカメDCと通信してその内蔵メモリとCFカードを選択するための画像(メディア選択画面)を、パソコンに接続したディスプレイに表示する。ユーザは、処理対象のフォルダがあるほうのメディアを選択する(32)。ここではCFカードを選択したとする。これに応答してパソコンPCはデジカメDCのCFカード上のフォルダリストをデジカメDCから入手してディスプレイに表示する。ユーザがここで1つのフォルダを選択する(33)。これに応答してパソコンPCは、デジカメDCと通信して、デジカメDCから、選択されたフォルダのデータを受信してパソコンPCの内部メモリに書込み、該フォルダにある画像ファイルの各画像をサムネイル表示する(33)。そしてパソコンPCは、「フォルダ印刷」,「注文ファイル作成」および「画像処理」のいずれかを選択するためのメニューを並行表示し、ここでユーザが希望のものを指定する。
【0100】
ここでユーザが「画像処理」を指定すると、パソコンPCは、サムネイル表示画像群の中の画像ファイルNo.1を指定表示(画像枠の輝度変化)とする。ここでユーザは、マウス又はキーボード入力で、他の画像ファイルNo.に指定表示を切り替えることができる。ユーザがキーボードのエンターキーを押すと、パソコンPCは、指定表示している画像を中央に大きく表示する編集画面をディスプレイに表示する(36,37)。
【0101】
ここで編集画面上のタスクバー上の「プリント設定」をユーザがクリックすると、パソコンPCは、表示中の画像と並べて「プリント設定」の入力画面を表示する(38,39)。この「プリント設定」の入力画面は、先に説明した「プリント設定」(図10の15)のものと同様であるが、タグ領域情報が存在すればタグ領域情報が入った「プリント設定」の入力画面を表示する。いずれにしても、ここでユーザは、現在表示中の画像の画像ファイルに対して、「プリント設定」(39)により、プリント指示情報セットに対する各組のプリント指示情報の新規人力,変更(訂正),加入,削除を行うことができる。キーボードのエンターキー入力があるとパソコンは、「プリント設定」のプリント指示情報セットを表示中の画像の画像ファイルのタグ領域に更新書き込みする。
【0102】
編集画面上のタスクバー上の「印刷」をユーザがクリックすると(40)、パソコンPCは、表示中の画像の画像ファイルのデータをプリンタコントローラACPに送信してプリントアウトを指示する(41)。プリンタコントローラACPは、後述の図14の(a)に示す印刷制御で、プリンタ100を使用して画像をプリントアウトする(42)。
【0103】
編集画面上のタスクバー上の「編集」をユーザがクリックすると(43)、パソコンPCは、編集の内容リストをポップアップ表示する。編集の内容の代表的なものは、左90度回転/右90度回転,画像サイズ設定(変更),変倍,転写紙上画像位置設定,トリミング,合成,付加情報の加入,濃度調整およびカラーバランス調整である。これらをユーザがクリックすることにより、パソコンは該当の処理に進む(43,44)。ユーザがエンターキーを押すと、編集結果の画像が画像ファイルに更新書き込みされる。ユーザがEscキーを操作すると、パソコンPCは先行の画面に戻る。
【0104】
前述の、「フォルダ印刷」,「注文ファイル作成」および「画像処理」のいずれかを選択するためのメニューを表示しているときに、ユーザが「注文ファイル作成」を指定すると、パソコンPCは、サムネイル表示画像群に並べて、そのフォルダの「1次注文ファイル」を表示する。1次注文ファイルがフォルダに無い場合には、パソコンPCは、フォルダ名称対応の注文ファイル名称を付した1次注文ファイル(その他の注文情報は空欄)をサムネイル表示画像群に並べて表示すると共に、フォルダに該1次注文ファイルを登録する(35,45a)。
【0105】
「1次注文ファイルの生成」(45a)では、1次注文ファイル(入力フォーマット)上の各画像ファイル宛ての注文情報入力領域は、キーボードのシフトキーを用いて指定できる。パソコンPCは、指定された画像ファイルの画像を、該画像ファイル宛ての注文情報入力領域と並行してディスプレイに表示する。ユーザは、先に説明した「プリント設定」(図10の15)と同様にして、プリント指示情報セットを注文情報入力領域に入力する。
【0106】
ユーザが注文ファイルの生成画面のタスクバー上の2次ファイル生成ボタンをクリックすると、パソコンPCは、1次注文ファイルのプリント指示情報セット内のプリント指示情報の全てを、各組の区分に再編集した2次注文ファイルを生成する(45b)。すなわち、1次注文ファイル上に画像ファイルNo.区分で存在する各組のプリント指示情報を、それが対象とする画象No.(画像ファイルNo.)を付加して、組区分にまとめた、たとえば図3に示す内容の2次注文ファイルを生成する。
【0107】
ユーザがキーボードのエンターキーを押すと、パソコンPCは、ここまでに形成した内容の1次注文ファイルおよび2次注文ファイル(あれば)を、選択中のフォルダに更新書込みする。
【0108】
注文ファイルの生成画面の、タスクバー上の「印刷」をユーザがクリックすると、パソコンPCは、プリンタコントローラACPからソータ(フィニッシャ36)の装備有無を受けて、ソータがあるときには、1次注文ファイルに従って、画像の印刷を、画像ファイル毎に指示する(46−51)。例えば、1次注文ファイル上の第1番の、画像ファイルNo.1宛てのプリント指示情報に基づいて、画像ファイルNo.1の画像データをプリンタコントローラACPに転送し、プリント指示情報セットを印刷条件としてプリンタコントローラACPに与える。プリンタコントローラACPは、後述の図14の(a)に示すプリント処理を実行して、プリント指示情報セットに含まれる各組(i)のプリント指示情報が指定する条件のプリントアウトを行う。パソコンPCはこのプリントアウト指令を、注文ファイルに有効な注文情報がある全画像ファイルに対して、順次に実行する(51)。
【0109】
ソータが無いときには、2次注文ファイルがあれば、2次注文ファイルの組区分に従って、第1組のプリント指示情報群(画像ファイルNo.1のプリント指示情報,画像ファイルNo.2のプリント指示情報,画像ファイルNo.3のプリント指示情報,・・・)から、それに含まれる各画像ファイルNo.のプリント指示情報に従ったプリントアウトをプリンタコントローラACPに指示する。第1組のプリントアウトが完了すると第2組と、順次に切り替えてプリントアウトを指示する。ソータが無く2次注文ファイルも無いときは、パソコンPCは、1次注文ファイルに基づいた上述のプリントアウト指示をプリンタコントローラACPに与える。
【0110】
「注文ファイルの生成」(45a)においてユーザが、タスクバー上の「転送」をクリックすると、パソコンPCは、1次注文ファイルおよび2次注文ファイル(あれば)を書込んだフォルダ(パソコンPCの内部メモリ上)を、パソコンPCのインターネット,WAN,LAN,イーサネット(登録商標),パソコン間などの通信機能を用いて、他に転送する(48)。転送の代表的な1例は、インターネットを利用するDP店へのフォルダの転送である。
【0111】
「注文ファイルの生成」(45a)においてユーザが、上書(デジカメデータ更新)を指示するとパソコンPCは、その内部メモリのフォルダをデジカメDCに転送して、デジカメの該当フォルダのデータをパソコンPCのものに更新する(49)。
【0112】
「フォルダを選択」(33)の直後でパソコンPCが前述の、「フォルダ印刷」,「注文ファイル作成」および「画像処理」のいずれかを選択するためのメニューを表示しているときに、ユーザが「印刷」を指定すると(34)、パソコンPCは、フォルダの1次,2次注文ファイルに有効なプリント指示情報セットがあると、それに基づいて、上述の「印刷」(50,51)を行う。フォルダに1次,2次注文ファイルのいずれも無い場合、ならびに、注文ファイルがあっても有効なプリント指示情報が一切存在しない場合には、パソコンPCは、フォルダ上に有効な画像データがあると、デフォルトのプリント条件でのプリントアウトをプリンタコントローラACPに指令する(50)。ここで、デフォルトのプリント条件とは、デジカメアプリケーションソフトの初期設定で、ユーザが設定および変更できるものである。
【0113】
以上に説明した1次注文ファイルに基づくパソコンPCの、1つの画像ファイル毎のプリントアウト指示制御によれば、フォルダ上の各画像ファイルの画像データは、それぞれ1回だけプリンタコントローラACPに転送すればよい。しかし、2次注文ファイルに基づくパソコンPCの、各組のプリント指示情報と画像データをペアにしてプリンタコントローラACPに転送するプリントアウト指示制御では、各組に同一の画像ファイルが含まれると、その画像データを組数相当の回数転送することになり、画像プリントに時間がかかる。なお、フォルダの全データをプリンタコントローラACPに送ってそのメモリに保持し、プリンタコントローラACPが2次注文ファイルに基づいてプリントアウト制御する態様では、各画像ファイルの画像データの、パソコンPCからコントローラACPへの転送は1回となるので、画像プリントに時間がかからない。
【0114】
図8に示すプリンタコントローラACPも、パソコンPCと同様に、デジカメDCの上述のプリント設定機能および注文ファイル生成機能、ならびに、プリント指示情報に従ってプリンタ100で画像をプリントアウトする機能を含むデジカメアプリケーションソフト(プログラム)がインストールされている。このソフトを使用するプリント制御の概要を図13に示す。
【0115】
図13において、プリンタコントローラACP(以下においては単にACPと言うこともある)は、パソコンPCから一般的なプリントアウトコマンド(例えばワープロ文章印刷)があったときには、それに応答したプリントアウトを行う(52a,52b)。パソコンPCから、デジカメDCの画像のプリントアウトのための各画像ファイル毎のプリント指令がくるときにも、それに応答したプリントアウトを行う(52a,52b)が、この場合には、プリント指示情報セットが与えられるので、ACPは、後述する図14の(a)に示す印刷制御を実行する。
【0116】
再度図13を参照する。ユーザがUSBケーブルを用いてデジカメDCをACPの外部シリアルポート2(図8)に接続して、デジカメDCの電源スイッチ62をオンにすると、デジカメDCがACPにプロトコルを送信し、これに応答してACPがデジカメアプリケーションソフトを起動する(54)。そしてACPは該ソフトに従って、デジカメDCと通信してその内蔵メモリとCFカードを選択するための画像(メディア選択画面)を、操作ボート20(図8)の液晶パネルに表示する。ユーザは、処理対象のフォルダがある方のメディアを選択する(55)。ここではCFカードを選択したとする。これに応答してACPはデジカメDCのCFカード上のフォルダリストをデジカメDCから入手して液晶パネルに表示する。
【0117】
ユーザがここで1つのフォルダを選択する(56)。これに応答してACPは、デジカメDCと通信して、デジカメDCから、選択されたフォルダのデータを受信して内部メモリMEM(図8)に書込む(33)。そしてACPは、フォルダに有効な1次注文ファイルがあってプリンタ100にソータ(フィニッシャ36)が接続されていると、1次注文ファイルに基づいたフォルダ画像ファイルの印刷(58)を行う。この印刷(58)の内容は図14の(b)に示し後述する。
【0118】
1次注文ファイルがあってもプリンタ100にソータが接続されていない場合には、フォルダに有効な2次注文ファイルがあれば、2次注文ファイルに基づいたフォルダ画像ファイルの印刷(58)を行う。この印刷(58)の内容も図14の(b)に示すものである。プリンタ100にソータの接続がなくしかもフォルダに2次注文ファイルが無い場合には、1次注文ファイルに基づいてACPが、図14の(b)に示す処理で2次注文ファイルを生成して2次注文ファイルに基づいたフォルダ画像ファイルの印刷(58)を行う。
【0119】
フォルダに有効な1次注文ファイルおよび2次注文ファイルのいずれも無いとACPは、フォルダの第1番の画像ファイルNo.1の画像を液晶パネルに表示する(59,60)。ここでユーザは、操作ボート20のシフトキーを用いて、表示画像を他の画像ファイルNo.のものに切り替えることができる。すなわち、フォルダ上の画像を選択できる(59,60)。ACPは、画像ファイルの画像とともに、「プリント設定」の入力画面を液晶パネルに重ね表示する。この「プリント設定」の入力画面は、先に説明した「プリント設定」(図10の15)のものと同様である。
【0120】
ユーザは、先に説明した「プリント設定」(図10の15)と同様にして、プリント指示情報セットを入力する(61)。操作ボード20の登録キーが押されるとACPは、入力画面にあるプリント指示情報セットを表示中画像の画像ファイルのタグ領域に書込む(62,63)。ここで、注文ファイル作成指示が入力されると或いはすでに入力されていると、ACPは、該プリント指示情報セットを1次注文ファイルに書込む(64,65a)。ユーザが1次注文ファイルの生成画面の2次ファイル生成ボタンをクリックすると、ACPは、1次注文ファイルのプリント指示情報セット内のプリント指示情報の全てを、各組の区分に再編集した2次注文ファイルを生成する(65b)。すなわち、1次注文ファイル上に画像ファイルNo.区分で存在する各組のプリント指示情報を、それが対象とする画象No.(画像ファイルNo.)を付加して、組区分にまとめた、たとえば図3に示す内容の2次注文ファイルを生成する。
【0121】
注文ファイルの生成に進まずに印刷指示入力があるとACPは、液晶パネルに画像を表示中の画像ファイルの画像データをプリンタ100に与えて、プリント設定によるプリント指示情報セットに基づくプリントアウトをプリンタ100に指示する(66,67)。この内容は、図14の(a)に示す。注文ファイルの生成画面上の印刷ボタンをユーザがクリックしたときには、ACPは、上述の、注文ファイルに基づく「印刷」(58)を行う。
【0122】
図14の(a)を参照する。1画像ファイルの画像をプリント指示情報セットに基づいてプリンタ100でプリントアウトするとき、ACPは、まずプリント指示情報セットに複数組のプリント指示情報があるかをチェックして(71)、一組であると、そのプリント指示情報に従った印刷条件でのプリントアウトをプリンタ100に行わせる(75,76)。しかし、複数組のプリント指示情報があるときには、ソータ(図4ではフィニッシャ36)が接続されているかをチェックして(73)、接続されていると、第1組のプリント指示情報に基づくプリント画像の排出をフィニッシャ36の第1ビンに指定して、第1組のプリント指示情報に従った印刷条件でのプリントアウトをプリンタ100に行わせる(73,74,75,76)。
【0123】
同様にして、第2組のプリント指示情報に基づくプリント画像の排出をフィニッシャ36の第2ビンに指定して、第2組のプリント指示情報に従った印刷条件でのプリントアウトをプリンタ100に行わせる(77,78−73,74,75,76)。同様にして、第3組以降の各組のプリント指示情報に基づくプリント画像は、第3ビン以降の各ビンに排出する。このような1画像ファイルの画像プリントアウトを、フォルダの各画像ファイルに対して実行することにより、例えば図20に示すA〜Dさんのそれぞれに第1組〜第4組のプリント指示情報を宛てたとすると、A〜Dさんのそれぞれに宛てたプリント画像が、フィニッシャ36の第1〜4ビンのそれぞれに排出される。
【0124】
有効な注文ファイルがあるときに、図13のステップ57から58への流れで印刷に進むと、ACPは、図14の(b)に示す「注文ファイルに基づく印刷」POC2を実行する。
【0125】
図14の(b)を参照すると、「注文ファイルに基づく印刷」POC2でACPはまずソータ(図4ではフィニッシャ36)が接続されているかをチェックして(81)、接続されていると、ACPは、1次注文ファイルに従って、画像の印刷を、画像ファイル毎に指示する(83)。例えば、1次注文ファイル上の第1番の、画像ファイルNo.1宛てのプリント指示情報セットに基づいて、画像ファイルNo.1の画像を、プリンタ100でプリントアウトする。このときのACPの印刷制御の内容は、図14の(a)に示すものである。ACPはこのプリント制御を、1次注文ファイルに有効な注文情報がある全画像ファイルに対して、順次に実行する(83)。これにより、フィニッシャ36の最上段の第1ビン(棚)には例えば図20に示すAさん(第1組)用のプリント画像(2枚)が、次の第2ビンにはBさん(第2組)用のプリント画像(3枚)が、第3ビンにはCさん(第3組)用のプリント画像(1枚)が、そして第4ビンにはDさん(第4組)用のプリント画像(1枚)が、それぞれ排出される。
【0126】
ソータ(図4ではフィニッシャ36)が接続されていない場合には、ACPは、フォルダに2次注文ファイルがあるかをチェックして(82a)、2次注文ファイルが無いと、フォルダ上の有効なプリント指示情報セット内のプリント指示情報の全てを、各組の区分に再編集した2次注文ファイルを生成する(82b)。すなわち、1次注文ファイル上に画像ファイルNo.区分で存在する各組のプリント指示情報を、それが対象とする画象No.(画像ファイルNo.)を付加して、組区分にまとめる。これにより、例えば図3に示す内容の、2次注文ファイルができる。そしてACPは、2次注文ファイルの組区分に従って、第1組のプリント指示情報群(画像ファイルNo.1のプリント指示情報,画像ファイルNo.2のプリント指示情報,画像ファイルNo.3のプリント指示情報,・・・)から、それに含まれる各画像ファイルNo.のプリント指示情報に従ったプリントを行う(84)。第1組のプリントアウトが完了すると第2組と、順次に切り替える。これにより、例えば図20に示すAさん(第1組)用のプリント画像(2枚)の上にBさん(第2組)用のプリント画像(3枚)を重ね、その上にCさん(第3組)用のプリント画像(1枚)を重ね、そしてその上にDさん(第4組)用のプリント画像(1枚)を重ねたプリント画像スタックが排紙トレイ108上に得られる。フォルダに2次注文ファイルがあった場合には、それに基づいてステップ84のプリントアウト制御を行う。
【0127】
なおこの第2実施例は、デジカメDCをパソコンPC又はプリンタコントローラACPに直接に接続する態様であるが、デジカメDCと、パソコンPC又はプリンタコントローラACPとの間を、通信網を介して接続しても良い。パソコンPCとプリンタコントローラACPとの間も同様である。
【0128】
また、第2実施例ではデジカメDCをパソコンPC又はプリンタコントローラACPに接続してそのフォルダの情報処理をし、画像ファイルのプリントアウトをする態様であるが、CFカードをデジカメDCから外してパソコンPC又はプリンタコントローラACPの、カードリーダ(読み書き可)に装着するようにしても良い。この場合、デジカメDCの内蔵メモリに記録したフォルダは、CFカードに複写する。更には、カードリーダとパソコンPC又はプリンタコントローラACPとの間を、通信網を介して接続しても良い。
【0129】
【発明の効果】
上記のように、電子情報記録手段(CFカード)上の1画像ファイルに宛てて複数組のプリント指示情報を生成して、例えば該画像ファイルのタグ領域に書き込むかあるいは注文ファイルに書き込んで、プリントオーダーとして用いることができる。すなわち、伝達する手段(59/CFカード)を用いて、直接に或いはパソコン(PC)を介して、プリンタ(ACP,100)に画像ファイルを送ってプリントアウトできる。
【0130】
複数の画像ファイルがある場合には、撮影区分,画像(画像No.)区分などの画像ファイル区分のプリントアウト画像を、画像ファイル宛ての複数組のプリント指示情報に基づいて、配布先区分への仕分けを容易に行うことができる。
【0131】
また、複数の画像ファイルがある場合には、プリントアウトの段階で、各画像ファイルの各組のプリント指示情報に基づいたプリントアウトを、自動的にプリント指示情報の組毎に区分して集計すれば、ユーザ分類(組区分)で分別されたプリント群が得られるので、更に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例のプリント注文機能付きデジタルカメラの画像プリントシステムの画像データの流れと処理を示す説明図であり、ハードウエア装置は正面の外観を示す。
【図2】 図1に示すデジタルカメラDCaに装着したメモリカードMCaに書込む画像ファイルのデータ区分を模式的に示すブロック図であり、(a)は画像ファイルのデータフォーマットを、(b)は書込んだデータの概要を、それぞれ示す。
【図3】 図1に示すデジタルカメラDCaに装着したメモリカードMCaに書込む注文ファイルのデータ区分を模式的に示すブロック図であり、(a)は注文ファイルのデータフォーマットを、(b)は書込んだデータの概要を、それぞれ示す。
【図4】 本発明の第2実施例のデジタルカメラDC,パソコンPCとプリンタ100の組み合わせを示すブロック図である。
【図5】 図4に示すデジタルカメラDCの外観を示す斜視図であり、(a)は上面,正面および右側面を示し、(b)は正面,下面および右側面を示す。
【図6】 図5に示すデジタルカメラDCの液晶モニタ51を使用位置に起こした、背面を示す外観斜視図および液晶モニタ51の下方にあった操作パネル64の拡大平面図である。
【図7】 図4に示すプリンタ100の作像機構の概要を示す拡大縦断面図である。
【図8】 図4に示すプリンタ100とスキャナ10等の組み合わせでなる複合機能複写機の画像処理システムの概要を示すブロック図である。
【図9】 図4に示すデジタルカメラDCの、ユーザによる撮影操作の流れを示すフローチャートである。
【図10】 図4に示すデジタルカメラDCの内部のCPUの「撮影時プリント設定」の処理概要を示すフローチャートである。
【図11】 図4に示すデジタルカメラDCの内部のCPUの「注文ファイルの生成」の処理概要を示すフローチャートである。
【図12】 図4に示すパソコンPCの、それにインストールされたデジカメアプリケーションソフトによる、画像ファイルに関するデータ処理およびプリントアウト指示の概要を示すフローチャートである。
【図13】 図8に示すプリンタコントローラACPの、それにインストールされたデジカメアプリケーションソフトによる、画像ファイルに関するデータ処理およびプリントアウト制御の概要を示すフローチャートである。
【図14】 図8に示すプリンタコントローラACPの、それにインストールされたデジカメアプリケーションソフトによる、画像ファイルの画像のプリントアウト制御の内容を示すフローチャートであり、(a)は、1画像ファイルのプリントアウトが指示された場合の制御を、(b)は注文ファイルに基づくプリントアウト制御を示す。
【図15】 従来のプリント注文機能付きデジタルカメラの画像プリントシステムの画像データの流れと処理を示す説明図であり、ハードウエア装置は正面の外観を示す。
【図16】 図15に示すデジタルカメラDCpで撮影して図15に示すプリンタPTRpでプリントアウトした画像の概要を示す平面図である。
【図17】 図15に示すデジタルカメラDCpで形成される画像ファイルのデータ構成の概要を示すブロック図である。
【図18】 図15に示すデジタルカメラDCpで形成した画像ファイルの書込んだデータの概要を示すブロック図である。
【図19】 図18に示す画像ファイルのタグ情報に基づいてプリントアウトした画像を示す平面図である。
【図20】 図19に示す画像を、各々の人に配布するため仕分けを行った状態を示す平面図である。
【符号の説明】
IF1〜6:画像ファイル
PO1〜5:プリントアウト画像
Dc:デジタルカメラ ADF:自動原稿供給装置
10:カラー原稿スキャナ 20:操作ボード
90:マザーボード 100:カラープリンタ
PC:パソコン PBX:交換器
PN:通信回線 102:光書込みユニット
103,104:給紙カセット
105:レジストローラ対 106:転写ベルトユニット
107:定着ユニット 108:排紙トレイ
110M,110C,110Y,110K:感光体ユニット
111M,111C,111Y,111K:感光体ドラム
120M,120C,120Y,120K:現像器
160:転写搬送ベルト ACP:プリンタコントローラ
CDIC:画像データインターフェース制御
IMAC:画像メモリアクセス制御
IPP:画像データ処理器
Claims (6)
- 1つの画像ファイルに一枚の画像を表す画像データを記録する電子情報記録手段の1以上の画像ファイルのそれぞれに宛てた、それぞれが1組以上のプリント指示情報を含む各プリント指示情報セットを併記した1次注文ファイルを生成する手段;および、
1次注文ファイルのプリント指示情報セットの中の各組のプリント指示情報をそれが宛てられる画像ファイル識別情報と共に組別区分にした2次注文ファイルを生成する手段;
を備える画像情報処理装置。 - 請求項1に記載の1次又は2次注文ファイルの指示情報に基づいて、前記画像ファイルの画像形成をする画像形成手段、を備える画像形成装置。
- 1つの画像ファイルに一枚の画像を表す画像データを記録する電子情報記録手段の1以上の画像ファイルのそれぞれに宛てた、それぞれが1組以上のプリント指示情報を含む各プリント指示情報セットを併記した1次注文ファイルを生成する手段を備える画像情報処理装置の、該1次注文ファイルのプリント指示情報セットの中の各組のプリント指示情報をそれが宛てられる画像ファイル識別情報と共に組別区分にした2次注文ファイルを生成する手段を備える画像形成装置。
- 前記画像形成装置は、プリントアウトシートを区分けする手段、および、プリント指示情報セットの各組のプリント指示情報に各区分けを割り当てて該区分け手段を用いてプリントアウトシートを区分け送出する制御手段、を備える請求項2又は3に記載の画像形成装置。
- ソータが接続されているときには、1次注文ファイルの画像ファイル識別情報の配列順に、画像ファイル毎にプリントアウトし、ソータが無いときには、2次注文ファイルのプリント指示情報の組順にプリントアウトする、請求項2又は3に記載の画像形成装置。
- 2次注文ファイルが無いときには、1次注文ファイルに基づいて2次注文ファイルを生成する請求項5に記載の画像形成装置。
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