JPH01102479A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH01102479A
JPH01102479A JP62258371A JP25837187A JPH01102479A JP H01102479 A JPH01102479 A JP H01102479A JP 62258371 A JP62258371 A JP 62258371A JP 25837187 A JP25837187 A JP 25837187A JP H01102479 A JPH01102479 A JP H01102479A
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JP
Japan
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erasing
lamp
image
area
tray
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JP62258371A
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English (en)
Inventor
Arinori Fujita
有紀 藤田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は複写機、ファクシミリ装置およびプリンタ等の
画情報の記録を行うための記録装置に係わり、特に画像
の編集を行う機能を備えた記録装置に関する。
「従来の技術」 複写機を例にとって説明すると、近年、その機能を高度
化させた成品の開発が活発に行われている。例えば原稿
の複写倍率についてみると、等倍の複写だけを行う複写
機の他に幾種類かの倍率を選択できるものが登場し、更
に連続的に倍率を変化できる複写機も登場している。現
像についてみても、1種類のトナーを用いていわゆる白
黒で画像の再現を行う複写機の他に、2種類以上のトナ
ーを用いて多色記録や記録を行う色を選択することので
きる複写機が登場している。原稿の取り扱いについて見
てみると、原稿を自動的に取り替える装置の付いた複写
機が登場したり、製本原稿の見開き2ページを原稿自体
を動かさずに1ページずつ順に複写していく複写機も登
場している。
更に最近では、画像編集を行うことのできる複写機も各
種登場している。このような複写機は、一般に原稿のト
リミングや、画情報の一部削除あるいは移動等の編集作
業を行うことができる。画情報の処理を行う領域の指定
は、エディタを用いる方法や原稿上に特殊なカラーでマ
ーキングを行う方法、プラテンガラス上に光や圧力を与
えて位置を入力する方法等各種の方法が提案されている
領域の指定を行うと、複写機は指定された領域に対応す
るパターンを発生し、これに基づいて静電潜像の部分的
な消去を実行する。
すなわち、例えば第51図に示すような矩形領域1が指
定されたとき、第52図に斜線で示すようにその領域1
内に光を照射してその部分の静電潜像を除去すると、領
域1内の画情報が消去される。これを領域1の画情報に
ついての「削除」という。これに対して、第53図に示
すようにその領域1外に光を照射してその斜線部分を除
去すると、領域1外の画情報が消去される。これを領域
1の画情報についての「抽出」という。
「発明が解決しようとする問題点」 編集機能をもった複写機内には、パターン記憶用のメモ
リが備えられており、編集領域を特定するためのパター
ンがここに格納されるようになっているのが通常である
。複写機はこの格納されたパターンを基にして静電潜像
の部分的な消去を行ない、前記したように画情報の削除
や抽出等を実行することになる。
ところで、画像の削除や抽出等の編集作業を行う場合に
は、時として多くの領域を指定したり、複雑な図形を編
集領域として指定する場合がある。
このような場合には、領域指定用のためのデータが複写
機に入力されてから前記したメモリにパターンが書き込
まれるまである程度のデータ処理時間を要することにな
る。従って、パターン未完成の状態でコピー作業が行わ
れてしまう事態を防止するために、従来ではデータ処理
が終了するまでの間コピー作業を開始させないようにし
ていた。
ところが、これは複写機の電源投入からコピー作業開始
までの時間をできるだけ短縮化しようとする一般的な流
れに沿わないものであり、編集作業を含むコピー業務を
非率的にするという問題があった。
そこで本発明の目的は、編集データの処理に多少の時間
を要してもコピー作業開始までの時間をできるだけ短縮
化することのできる記録装置を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 本発明では、第1図に原理的に示すように(i)感光体
上に形成された静電潜像を選択的に消去するパターンと
しての消去パターンを作成するためのデータを入力する
データ入力手段11と、(ii)感光体と相対的に移動
し静電潜像を前記した消去パターンに基づいて順次選択
的に消去する消去手段12と、(iii )感光体上に
おける静電潜像の形成を開始させるスタートボタン13
と、(iv)データ入力手段11からデータが入力され
た後消去手段12が静電潜像の選択的消去を終了するま
での間消去パターンの演算のための時間を割り当てられ
た消去パターン演算手段14とを記録装置に具備させる
すなわち本発明では、消去パターン演算手段14の演算
をスタートボタン13の押下後も可能とし、必要に応じ
て静電潜像の選択的な消去作業が開始した後においても
できるようにした。つまり、消去パターンすべてが静電
潜像の消去開始前に用意される必要はないので、スター
トボタン13が押された後や静電潜像の選択的消去が開
始された後もこれを行なえるようにして、その分だけス
タートボタンを押すことのできる時機を早めることがで
きるようにした。従って、演算に要する時間がある程度
短い場合には、待機時間を設けることなく直ちにスター
トボタンを押してコピー作業を開始させることが可能と
なる。消去パターン演算手段14が静電潜像の消去手段
を制御する手段と兼用されているときには、消去手段1
2の制御の空き時間に消去パターンの演算が必要に応じ
て行われることになる。すなわち、静電潜像の消去作業
を行いながら、まだ消去されていない部分のパターンに
ついての演算が場合により可能となる。
「実施例」 以下、本発明を複写機に適用した場合を例にとり、一実
施例を詳細に説明する。
目次 まず、この実施例および変形例についての目次を表示す
る。
(1)複写機のシステム構成 (2)装置の構成の一例 (3)装置の回路構成 (4)複写機の具体的な回路構成 (4−1)感光体ドラムの周辺 (4−2)現像装置の切換機構 (4−3)光学系 (4−4)定着装置 (4−5)コンソールの制御 (4−6)ピリングカウンタ (4−7)電源 (4−8)搬送系 (4−9)DADF (4−1o)ソータ (4−11)中間トレイ (4−12)エディタパッド (4−13)大容量トレイ (5)画像の編集 (5−1)編集作業の原理 (5−2)マーキングカラー処理 (5−3) !JA集処理の流れ (5−4)処理時間 (5−5)処理の流れ ステム構成を表わしたものである。
この図に示すように本実施例の複写機は、最も基本的な
構成としてのベースマシン21に所望の付加装置を取り
つけて機能アップを図ることができるようになっている
。ここでベースマシンとは、1段の供給トレイとマ二エ
アルフイード用のトレイを備え、プラテンガラス上に原
稿をマニュアルでセットしてコピーをとることのできる
装置である。このベースマシンには、次のような付加装
置を取りつけることができる。
(1)ICカード装置22; ICカード装置22は記憶媒体としてのICカードを用
いて必要なデータをベースマシン21に供給したり、反
対にベースマシン21からICカードにデータを書き込
むときに使用する装置である。このICカード装置22
は後に具体的に説明するようにICカード表面に配置さ
れた端子と接続してデータの授受や電源の供給を行う部
分であり、この装置から人力されたデータは後に説明す
るインターフェイスボードで処理された後、ベースマシ
ン21のメイン基板に送られることになる。
後に説明するエディタパッドを用いてデータ(座標デー
タ)の人力を行う場合には、ICカード装[22を介し
てそのインターフェイスボードにエディタパッドを接続
して入力作業を行う。インターフェイスボードはICカ
ード装置22とエディタパッドの制御を択一的に行うよ
うになっており、両者を同時に使用してデータの入力を
行うことはできない。
なお、本実施例のICカード装置22に使用するICカ
ードはISOタイプのインターフェイスを持ち、メモリ
容量は32キロバイトである。
ICカードを使用することにより、複雑な記録条件を幾
通りもカードに格納することができ、複写機の自動化お
よび多機能化に充分対処することができる。例えば部課
別や個人単位でICカードを用意することで、複雑な機
能を有する複写機であってもこれらの所有者に合った操
作方法を実現することができ、だれもが簡単に、また間
違いなく複写機を操作することができるようになる。
また、この実施例の装置ではカード類の読取装置として
ICカード用の装!を使用しているが、必要に応じて一
気カード用の読取装置が用意されてもよいし、他のカー
ド類に対する読取装置が用意されていてもよい。
(2)ADF23およびり、ADF24;ADF23は
原稿自動送り装置と通常称されているもので、原稿を1
枚ずつベースマシン21のプラテンガラス上に送り込み
、露光終了後にこれを排出するものである。原稿に対す
る露光は定められた一方の面に対してのみ行われる。こ
れに対してDADF 24はデニプレックス用、すなわ
ち両面コピー用の原稿自動送り装置である。
DADF 24では原稿の一方の面がプラテンガラスに
向き合うような状態でこれを撤退して第1回目の露光を
行う。そして露光終了後の原稿をDADF 24のトレ
イに戻す際にその表裏を逆転させる。これによりこの原
稿が再度送り出された場合には先の露光面と逆の面が露
光されることになる。ベースマシン21は後に説明する
付加装置を用いた状態でコピー用紙の表裏別々にコピー
を行うことができるようになっている。
本実施例の複写機ではADF23およびDADF24を
使用可能とすることで、両面原稿や両面コピー等のよう
な色々な組み合わせによるコピー作業を自動的に行うこ
とができる。
なお、ADF23は従来から複写機に用いられている原
稿自動送り装置と基本的に同じ構造であるが、本実施例
の装置の場合には原稿の挿入方向を向かって左側からと
し、ベースマシン21からはみ出ないような形となって
いる。
(3)通常のプラテン25およびエディタパッド付きプ
ラテン26; エディタパッド付きプラテン26は、原稿の編集用にエ
ディタパッドと呼ばれる座標人力装置をプラテン上に配
置した構造のものである。通常のプラテン25はこのよ
うな機構を備えていない。
(4)コンソールパネル: コンソールパネルにはバックリフトタイプ27のものと
メツセージ表示付き28のものとがある。
ここでバックリフトタイプのコンソールパネル27は、
予め所定の位置に固定されたメツセージが配置された表
示板を背後からランプ等で選択的に照明してその部分を
読めるようにしたものである。
本実施例で採用されているメツセージ表示付きのコンソ
ールパネル28は、液晶表示素子から構成されており、
表示面積を大きくすることなく色々なメツセージを随時
表示することができるという長所がある。いずれのコン
ソールパネルを採用するかは、複写機のシステム構成の
複雑さや操作性等を考慮して、複写機ごとに決定される
(5)供給トレイの追加; これには、次のような代表的な形態がある。すなわち本
実施例では特開昭57−77140号で提案されている
ような単に大容量トレイ(HCF)の追加ばかりでなく
、顧客のニーズにより適合した供給トレイの組み合わせ
を実現している。このような供給トレイの組み合わせは
、例えば本出願人の出願による実願昭61−08101
6号の「多段給紙複写機」にも詳細に開示されている。
(a)第2右よび第3の供給トレイ31−2.31−3
 ; これら2つの供給トレイを追加することにより、最大3
種類のサイズのコピー用紙をベースマシン21に対して
送り出すことができる。
(b)第2および第3の供給トレイ31−2.31−3
と中間トレイ33゜ここで中間トレイ33とは、用紙の
1つの面に複数回のコピーを行ったり、2つの面に交互
にコピーを行う場合にコピー済の用紙を一時的に収容す
るトレイである。
(C)第2、第3の供給トレイ31−2.31−3と中
間トレイ33および第4、第5の供給トレイ31−4.
31−5゜ (d)第2および第3の供給トレイ31−2.31−3
と中間トレイ33および大容量トレイ36゜ ここで大容量トレイ36とは、数十枚のコピー用紙を収
容することのできる供給トレイである。
(5)排出されたコピー用紙の収容装置。
コピー用紙は排出トレイ37に通常収容されるが、この
システムではlOビンのソータ38と20ビンのソータ
39を用意している。従ってこれらソータの一方をセッ
トすることにより最大10または20の配付先割にコピ
ーをソーナイングすることができる。
以上のようにこの複写機システムではベースマシン21
に各種付加装置を選択的に取りつけることができるので
、使用者に最も合った複写機を提供することができる。
しかも、その顧客の事務形態の変化に応じて複写機の機
能アップを図ることもできる。
例えば原稿を拡大したり縮小してコピーをとる必要のな
い顧客や、コピー量が少ない顧客は、ベースマシン21
単体を購入することが適切な場合が多い。これに対して
、多量のコピーをとる顧客や複雑なコピー作業を要求す
る顧客にとっては中間トレイ33や大容量トレイ36が
必要とされる場合が多い。このような各種要求を実現す
る手段として、この複写機システムではそれぞれの付加
装置を簡単に取りつけたり取り外すことができる構造と
し、また付加装置の幾つかについては独立したCPU 
(中央処理装置)を用意して複数のCPUによる分散制
御を行うことにしている。このことは、単に顧客の希望
する製品が容易に得られるという利点があるばかりでな
く、新たな付加装置の取り付けの可能性は顧客に対して
新たなコピー作業の可能性を教示することになり、オフ
ィスの事務処理の進化を推進させるという点でこの複写
機システムの購入に大きな魅力を与えることになる。
(2) 置の構成の− 第3図は以上説明した実施例の複写機のシステム構成の
一例を表わした外観図である。
この実施例の複写機では、ベースマシン21の上にDA
DF24が取りつけられており、その上面後方にはIC
カード装置22が配置されている。
ベースマシン21の上面手前にはメツセージ表示付きの
コンソールパネル28が配置されている。
また図では現われていないが装置右側部には手差しトレ
イ41が取りつけられており、左側部には10ビンのソ
ータ38が取りつけられている。手差しトレイ41はマ
ニュアルフィード用のものであるが、複数枚の用紙を同
時にセットし順次給送することができるようになってい
る。
ベースマシン21にはその基本構成として第1の供給ト
レイ31−1が取りつけられていることはすでに説明し
た。この実施例の複写機では、その下に第2および第3
の供給トレイ31−2.31−3が配置されており、中
間トレイ33を挾んで第4および第5の供給トレイ31
−4.31−5が配置されている。これら供給トレイ3
1−1〜31−4および中間トレイ33は共に前面に引
き出せるようになっており、操作性の向上と複写機の配
置スペースの節約が図られている。
また、ADF (原稿自動送り装置)や給紙トレイが出
っ張らないスッキリとしたデザインの複写機が実現され
ている。
第4図はこの複写機の概略を表わしたものである。ベー
スマシン21内には感光体ドラム51が配置されている
。感光体ドラム51はチャージコロトロン(帯電器)5
2によって一様に帯電されるようになっている。感光体
ドラム51は図で矢印53方向に定速回転を行うように
なっており、帯電されたドラム表面は露光箇所54にお
いて露光される。ここで露光箇所54には、ベースマシ
ン21の上面に配置されたプラテンガラス55上に載置
された図示しない原稿の光像が入射されるようになって
いる。このために、露光ランプ56と、これによって照
明された原稿面の反射光を伝達する複数のミラー57お
よび光学レンズ58とが配置されており、このうち所定
のものは原稿の読み取りのためにスキャンされるように
なっている。
さて、露光箇所54でスリット状に露光さた画情報によ
って感光体ドラム51上には原稿に対応した静電潜像が
形成される。この静電潜像は、現像装置59によって現
像され、トナー像が作成される。トナー像は感光体ドラ
ム51の回転と共に移動しトランスファコロトロン(転
写器)50の近傍を通過する。
一方、ベースマシン21に配置されている第1の供給ト
レイ31−1に収容されているコピー用紙60あるいは
手差しトレイ41に沿って手差しで送り込まれるコピー
用紙60は、送りロール61−1あるいは63によって
送り出され、搬送ロール69に案内されて感光体ドラム
51とトランスファコロトロン50の間を通過する。こ
のとき、トナー像がコピー用紙上58に転写されること
になる。転写後のコピー用紙60は、ヒートロール66
およびプレッシャロール670間を通過して熱定着され
る。そして、撤退ロール68.68の間を通過して図示
しない排出トレイ上に排出されることになる。
なお、この実施例ではベースマシン21にDADF24
を取りつけている。従って原稿の両面を順にプラテンガ
ラス55上に載置することも可能である。この場合には
、DADF24の[[収容部に積層された原稿のまず片
面がプラテンガラス55の上面にセットされる。そして
、複写が終了した時点で原稿が表裏逆の状態で原稿収容
部に再セットされ、この後にプラテンガラス55上に再
度送り込まれることになる。
また、この実施例の複写機ではベースマシン21の下に
5つのトレイ31−2〜31−5.33を取りつけたが
、この代わりに単にキャビネットを配置し消耗品の収納
等にあてることもできる。更に、ベースマシン21の構
成のままでこの複写機をデスクトップの複写機として机
上に載置することも可能である。もちろん、第1の供給
トレイ31−1の下に第2の供給トレイ31−2のみを
取り付け、この構成の複写機を同様に机上に載置するこ
とも可能である。
第5図はこの複写機のコンソールパネルの一例を表わし
たものである。本出顆人が以下に述べていく表示制御技
術の詳細は、実願昭61−130320号の「表示装置
」や実願昭61−066170号の「文字表示装置」等
で詳細に開示している。例えば実願昭61−13032
0号には、複写機にドツトパターンによるグラフィック
表示領域を設けることが開示されてふり、このグラフィ
ック表示領域を利用して各種表示を行うことができるこ
とが示唆されている。例えば原稿の部分複写や画像の移
動・削除等を行うことのできる複写機では、プラテン上
に原稿を載置した状態でイメージセンサで対象となる領
域の画像を読み取り、その輪郭等をグラフィック表示領
域に表示させることが示唆されており、これによる領域
設定の誤りや操作ミスの発生が防止できるとされている
コンソールパネルは複数の形態を採りうるが、先に説明
したように本実施例の複写機ではメツセージ表示付きの
コンソールパネル28を使用する。
さて、コンソールパネル28にはその上部にメニュー表
示板71が配置されており、それぞれのパネル部分74
〜79の内容が文字で表示されている。このうちソータ
用パネル74には1つのスイッチ81と2つの表示ラン
プ82が配置されており、ソータが接続された場合にお
けるソーティングのモードを選択することができるよう
になっている。ソーティングのモードには、コピー用紙
を順に堆積するためのスタックモードと、ソータの各ビ
ンにコピー用紙を仕分けするための丁合モードとがある
次の機能選択用パネル75には(i)画像の編集、また
は修正・確認を行うためのスイッチ83、(ii )ジ
ョブメモリに記憶させるためのスイッチ84、(iii
)その他いろいろな複写形態をとるためのスイッチ85
および(iv )両面コピーをとるためのスイッチ86
と、これらのスイッチの選択の有無を表示するための表
示ランプ82が配置されている。ここで、(+)II集
とはエディタ等を用いて編集のためのデータを入力する
ための機能であり、修正・確認とは入力データを後述す
る液晶表示部に表示して確認したり、データの入れ替え
を行う機能をいう。また、(ii )ここで使用される
メモリは電池によってバックアップされたランダム・ア
クセス・メモリから構成される不揮発性メモリである。
もちろん、ICカード、磁気カード、フロッピーディス
ク等の他の記憶媒体も不揮発性メモリとして使用するこ
とができる。この複写機ではオペレータによるコンソー
ルパネル28の操作の負担を軽減するために、画像の濃
度や倍率の設定等をプリセットすることかできるように
なっており、このプリセットされた値を不揮発性メモリ
に記憶するようになっている。(iii )スイッチ8
5を押すと、このコンソールパネル28の表示パネル7
9に文字情報が表示され“その他”の機能のうち所望の
機能を選択することができるようになっている。
ここでいう“その他”の機能には、例えば(イ)ページ
速写機能、(ロ)わく消し機能、(ハ)とじしろ機能が
ある。このうち(イ)ページ連写機能とは、製本原稿の
ように2ページに跨がった原稿を見開きの状態で1ペー
ジずつに2分割して順にコピーする機能である。また(
口)わく消し機能とは、原稿の周辺部分の画情報につい
てはコピーを行わず、あたかも画情報の周辺に“枠”を
設定したようにする機能である。(ハ)とじしろ機能と
は、コピーの右端部または左端部に“綴代”を設定する
機能である。綴代は所望の長さに設定することができ、
その数値はテンキー80から入力したり、表示パネル7
9上にこの時点で表示された数値から選択することがで
きる。
(iv )最後に両面コピーとは、コピー用紙の両面に
コピーをとる機能である。両面コピーをとる場合には、
最初の面にコピーが行われたコピー用紙60が第4図に
示す中間トレイ33にまず収容される。次にこの中間ト
レイ33からコピー用紙60が再び送り出され、コピー
の行われなかった面にコピーが行われる。なお、この複
写機では次に説明する単色カラー複写の場合等には1つ
の面に2度コピーを行うことになる。この場合には、中
間トレイ33に収容されるコピー用紙の表裏が両面コピ
ーの場合と逆になるような工夫が行われている。
第5図のメニュー表示板71に“単色カラー強調”と表
示された部分の下側に設けられた単色カラー強調用パネ
ル76の一番上にはカラー現像剤の種類(色)を示す表
示ランプ87が4個配置されている。この複写機ではカ
ラー現像剤を赤色、青色等の4色のうちから1色セット
あるいは複数色セットすることができるので、現在セッ
トされているカラーに該当するランプを点灯させるよう
にしている。
単色カラー強調用パネル76の残りの部分には、4つの
スイッチ88〜91とこれらのスイッチ88〜91のい
ずれが設定されたかの表示を行うための表示ランプ82
が配置されている。このうち(1)マーキングカラース
イッチ88は、マーキングカラーを行う際に使用するス
イッチである。
このスイッチ88を押してマーキングを行う領域を指定
すると、−例としてはその部分にカラーの薄い色が重ね
られて記録が行われ、あたかもマーキングが行われたよ
うな効果を得ることができる。
(ii )速写カラー合成スイッチ90は、コピーの所
定の領域にカラー1色を記録する場合に用いられる。例
えばプラテンガラス55(第4図参照)の右側にカラー
で表現すべき図形を置き、左側に原稿を置いてコピーを
とると、原稿の画情報が黒色でコピーされ、その上にカ
ラー1色でその図形が描かれることになる。このとき、
指定する図形を網点て形成しておけば、網点の再生によ
って所定の濃度に調整されたカラー図形がコピー用紙の
所定の領域に記録される。この他、商品の名称や絵柄を
プラテンガラス55の一方に配置し、他方にその商品の
売り出し価格を書いた用紙を配置してその時々の価格を
簡易に表示するという用い方もある。
(iii )部分カラー変換スイッチ89を選択した場
合には、指定した領域のみカラー1色でコピーが行われ
、残りの部分は黒色でコピーが行われる。
これに対して(iv )単色カラースイッチ91が選択
された場合には、原稿がカラー1色でコピーされること
になる。
メニュー表示板7■に“コピー濃度”と表示された部分
の下側に設けられたコピー濃度パネル77には5段階の
コピー濃度のいずれが選択されたかを示す表示ランプ8
2と、これらのコピー濃度の1つを選択するためのシフ
トキー94.95が配置されている。上側のシフトキー
94が押されるとコピー濃度が薄くなる方向で濃度設定
が行われ、下側のシフトキー95が押されるとコピー濃
度が濃くなる方向で濃度設定が行われる。コピー濃度は
、第4図に示した現像装置59の現像パイアスを変化さ
せたり、露光ランプ56(第4図)の光量を変化させた
り、あるいは感光体ドラム51に対するチャージコロト
ロン52による電荷の付与量を変化させることで調整す
ることができる。本実施例では例えば現像バイアスを1
6段階に調整できるようになっている。
コピー濃度パネル77の下には自動濃度調整スイッチ9
7が配置されている。自動濃度調整スイッチ97を押す
と自動濃度表示ランプ98が点灯して自動濃度調整モー
ドとなる。この自動濃度調整モードでは、原稿のスキャ
ンが行われている際に原稿から反射して感光体ドラム5
1に到達する光の一部がハーフミラ−等によって取り出
され、その光量に応じて現像装置59内の現像電極の電
位が設定されることになっている。
メニニー表示板71に“任意倍率”等と表示された部分
の下側に設けられた倍率・用紙選択用パネル78には、
その左側に倍率の設定および表示を行う部分が配置され
ており、右側に用紙の選択を行う部分が配置されている
倍率の設定および表示を行う部分には、倍率表示部99
が設けられている。この複写機は50%から200%ま
で任意に1%刻みで倍率(線倍率)を設定することがで
き、設定された倍率は倍率表示8899に表示されるよ
うになっている。倍率の表示はシフトキー101.10
2の操作に′よる任意倍率の設定方法と、予め定められ
た固定倍率の選択を行う方法の2種類が存在する。
任意倍率の設定を行う場合には、シフトキー101.1
02の操作を行う。このうち上側のシフトキー101を
押下すると、倍率が1%ずつ増加し、下側のシフトキー
102を押すと1%ずつ減少する。シフトキー101.
102を押し続けると、その間倍率が1%ずつ連続的に
変化する。
固定倍率の選択は固定倍率キー103を押すことによっ
て行う。固定倍率は倍率表示板104に表示されており
、この実施例では141.4%、86.5%、81.6
%、70.7%である。この他、等倍としての100%
を選択することができる。いずれの倍率が選択されたか
は、それらの左隣りに配置された表示ランプ82のいず
れが点灯したかによって知ることができる。
コピー用紙の選択を行う部分には、用紙サイズあるいは
用紙の種類を表示した8種類の表示板105と、これら
のうちの1つを選択するためのシフトキー106.10
7が配置されている。8種類の表示板105の左隣りに
は、いずれの用紙サイズあるいは用紙が選択されたかを
示す表示ランプ82が配置されている。この実施例では
、表示板105には、次の表示が行われるようになって
いる。
(イ)手差しトレイ表示; 手差しトレイ41(第4図)を使用するとき選択する。
従来のこの種の手差しトレイは1枚ずつ手差しを行うの
で、手差しが行われた時点でコピー用紙を手差しトレイ
から優先的に送り出せばよ(、手差しトレイ自体をオペ
レータが選択する必要はない。これに対して本実施例の
手差しトレイ41は複数枚のコピー用紙を同時にセット
することができる。従って、コピー用紙のセットをもっ
てその手差しトレイ41からの給送を行わせると、コピ
ー用紙を複数枚セットしている時点でそのフィードが開
始される可能性がある。このような事態を防止するため
に、手差しトレイ41の選択を行わせるようにしたので
ある。
(ロ)A3用紙表示; A3サイズのコピー用紙を長手方向に送り込むためのト
レイを使用するときに選択する。
(ハ)B4用紙表示; B4サイズのコピー用紙を長手方向に送り込むためのト
レイを使用するときに選択する。
(ニ)A4用紙表示; A4サイズのコピー用紙を長手方向に送り込むためのト
レイを使用するときに選択する。
(ホ)B5用紙表示; B5サイズのコピー用紙を長手方向に送り込むためのト
レイを使用するときに選択する。
(へ)A4″Jコ用紙表示; A4サイズのコピー用紙を長手方向と直角方向に送り込
むためのトレイを使用するときに選択する。
())B5ヨコ用紙表示; B5サイズのコピー用紙を長平方向と直角方向に送り込
むためのトレイを使用するときに選択する。
(チ)標準外周紙表示: 以上以外のサイズのコピー用紙を使用するときに選択す
る。
倍率・用紙選択用パネル78の下方には、自動用紙/倍
率選択スイッチ109が配置されている。
このスイッチ109を押すと、自動用紙/倍率選択スイ
ッチ109が選択され予めセットされた倍率と用紙サイ
ズの組み合わせが選択される。オペレータは倍率・用紙
選択用パネル78にふける表示ランプ82の点灯状態か
ら所望の組み合わせが選択されたかどうかを知ることが
できる。所望の組み合わせでない場合には、自動用紙/
倍率選択スイッチ109を更に押下して、組み合わせを
変更させることになる。
倍率・用紙選択用パネル78の右側には表示パネル79
が配置されている。表示パネル79には、・この複写機
の図柄111と液晶表示部112とが配置されている。
図柄111は供給トレイの選択状態や紙づまりの生じた
場所等をランプの点灯で表示するようになっている。こ
の実施例の液晶表示部112には、漢字を含んだ文章が
表示できる。
この第5図に示した例では、コピー作業を開始できるこ
とと、設定されたコピー枚数が1枚であることを表わし
ている。またこの実施例の液晶表示部112はカラー表
示用の液晶を使用しており、指定された領域がそれぞれ
指定されたカラーで表示されるようになっている。
表示パネル79の下方には、以下のようなキーまたはボ
タンが配置されている。
(イ)オールクリアボタン114; 複写機を基本状態すなわちコピー用紙6oの選択等のよ
うに初期的に設定される優先モードに戻すための゛ボタ
ンである。
(ロ)テンキー80; コピー枚数をセットしたり、複写機の診断を行う際の診
断内容の特定等を行うための数値入力に用いる。
(ハ)割り込みボタン115; 連続コピーを行っているときで、他の緊急コピーをとる
必要があるときに使用される。割り込みの処理が終了し
た際に元のコピー作業に戻すための割り込みの解除にも
用いられる。
(ニ)ストップクリアボタン116; コピー作業を途中で停止するときや、コピー枚数の設定
時やソータのビンの設定時のクリアボタンとして作用す
る。
(ホ)スタートボタン117; コピー作業を開始させるためのキーである。
(へ)選択キー118; 表示されたメツセージに対してカーソルを動かすための
キー、すなわちカーソルキーである。
(ト)設定キー119; カーソルで指定された場所に設定するためのキー(リタ
ーンキー)である。
以上説明したように本実施例のコンソールパネルは例え
ば用紙の選択やコピー濃度の設定といった基本操作のエ
リアと、例えば機能選択や単色カラー強調といった応用
操作のエリアを完全に分離した配置となっている。これ
に加えて液晶表示部112に漢字カナ混じり文を表示し
て応用操作の補助を行うことで、パネル操作における間
違いの発生を可能な限り低下させている。
(3)装置の回路構成 第6図はこの複写機(第2図)の回路構成の概要を表わ
したものである。
図のようにメインCPU121を中心としたシリアル通
信を用いた分散CPUアーキテクチャを採用している。
これは、コントローラの最適な配置を可能とし、最適な
コストパーフォーマンスを提供するためである。更に複
写機の製品開発の面より見ると、モジニール設計による
ソフトウェアの開発の短縮化や効率化、ワイヤハーネス
等の簡略化、低コスト化、トラブルの処理の容易化等が
期待できる。
また、複数のCPUによる処理の分散化によって処理効
率がアップするので、例えば高価な16ビツ)CPUを
用いず、安価な8ビツトCPUを用いることによっても
複雑でかつ高速処理が要求されるようなプログラムの処
理が可能となる。
更にこのような処理の分散化によって機種展開が容易と
なる。すなわち、新しい入出力装置等を開発するような
場合でも、本体側(メインCPU側)のプログラムの修
正が不要になる場合があり、変更が必要な場合でも最小
限で済むことになる。
また、本体側のプリント基板について見れば、CPUの
分散によって不必要なI10ポートやプログラムの格納
の必要がない。従ってプリント基板の低コスト化を図る
ことができ、配置スペースの自由度が向上する。
この複写機はそのペースマシン21内のメインCPLI
 (中央処理装置f)121とインターイメージランプ
用CPU122によってベースマシン21の制御を行っ
ている。ここでインターイメージランプ用CPU122
はインターイメージランプの制御を専門で行うCPUで
ある。
インターイメージランプとは、露光後の感光体ドラム5
1に光を照射して現像前の静電潜像の一部を消去するた
め等に用いられるものである。従来では、例えば85判
の原稿を等倍でコピーする際に感光体ドラム51上にお
ける85判以外の領域に光を照射してトナー像が領域外
で無駄に形成されるのを防止していた。本実施例の複写
機では、後に説明するように画像の編集等を行う機能を
もっている。従って、静電潜像の形成を例えば所定の矩
形領域や多角形の領域に制限しなければならない場合が
あり、このような処理を行うために静電潜像の部分的な
削除等を必要とする。このためにもインターイメージラ
ンプが用いられる。このように本実施例の複写機ではイ
ンターイメージランプが従来と比べて高度に制御されな
がら使用されるので、このためにメインCPU121の
他に独立したCPUを使用することにしたのである。
複写機の制御方法として、このような分散処理システム
を導入してきたメーカの1つにゼロックス社があり、特
開昭59−78371号の「機械制御装置並びに制御方
法」等の出願には技術内容および関連引用文献が詳細に
開示されている。
しかし、本発明に採用されている通信方式は、上記公報
に採用されている高速処理を目的とした「イーサネット
方式」ではなく、4800ボーのカレントループ方式で
同等な効果が得られるようになっている。
なお、本出願人はインターイメージランプ用CPU12
2について、実願昭61−   152591号の「画
像複写装置」および特願昭62−023392号の「複
写機の画像消去装置」等で詳細に開示している。
本実施例の複写機では、この他に次のようなCPUが用
意されてふり、通信ライン123.124と接続されて
いる。メインCPU121はこれらのCPUおよびイン
ターイメージランプ用CPU 122を統括する役割も
はたしている。
(イ)原稿送り用CPU125; 原稿送り用CPU125は、第4図に示したDADF2
4の制御を行うcpuである。
DADF24の代わりにADF23(第2図)が用いら
れる場合には、ADF23に備えられたCPUが通信ラ
イン123.124と接続されることになる。
(ロ)ソータ用CP0126は、10ビンのソータ38
に配置されたCPUである。20ビンのソータ39にも
専用のCPUが配置されている。メインCPU21はど
のソータ38.39が接続されたかを知り、これに応じ
てソーティングの制御を行うことになる。
(ハ)表示用CPU127; 表示用CPU127は、コンソールパネル28に取り付
けられた前記した液晶表示部112に漢字で各種情報を
表示したり、編集を行うための領域を表示するために使
用されるCPUである。バックリフトタイプ27のコン
ソールパネル27(第2図)の場合には複雑な表示制御
を行う必要がないので専用のCPUが使用されない。な
お、液晶表示部112が使用されない場合には、編集の
ための図形の指定等はテンキーを用いて行われることに
なる。
(ニ)トレイ制御用CPU128; トレイ制i用CPU128はベースマシン21に増設さ
れるトレイ類のうち第4および第5の供給トレイ31−
4.31−5および大容量トレイ36と中間トレイ33
を制御するためのCPUである。このCPUは各トレイ
を収容したトレイキャビネットの後側に配置されており
、接続されるトレイ類に応じてこれらの制御を行うよう
になっている。これらのトレイ類の中で中間トレイ33
は独自にコピー用紙搬送用のモータを備えており、また
このトレイに収容されるコピー用紙はそのサイズによっ
て収容位置が異なる等複雑な制御を要する。
トレイ制御用CPLI 128による各トレイの制御態
様は次のようになる。
(i)第4、第5の供給トレイ31−4.31−5の双
方または一方と中間トレイ33の制御。
(ii )大容量トレイ36および中間トレイ33の制
御。
(iii )中間トレイ33の単独制御。
(iv )第4、第5の供給トレイ31−4.31−5
のうちの一方だけあるいはこれら双方についての制御。
(v)大容量トレイ36の単独制御。
(ホ)カード用CPU129; カード用CPU129は、記録条件の設定や複写機の機
能の追加、訂正等を行うためにICカード131を用い
る場合に、その読み取りを行ったり、新たな記録条件や
原稿の座標指定のデータ等の登録を行う場合にデータの
書き込みを行う部分である。また、カード用CPU 1
29は本実施例で使用されていないがエディタパッド1
32を制御することもできる。エディタパッド132は
座標入力のために用いられるものであり、後に詳しく説
明する。
第7図はこの実施例の複写機で中枢的な役割を果たすメ
インCPUを中心とした回路構成を更に具体的に表わし
たものである。
なお、複写機をCPUあるいはいわゆるマイクロコンピ
ュータ等の制御装置で制御することはゼロックス社のシ
カンダ・シェイク(SIKAN[)ARSHEIKH)
  によるI EEEの論文rA Programma
bleDigital Control System
 for Copying Machines JIE
EE Trans、 Com、 Vol lECl−2
1,No、1. Feb、 1974J5よび特開昭5
0−62644号公報「電子写真複写法およびその装置
」等を起点・とする論文や公報で周知となっ、ている。
他のCPUモジニールもメインcpuと同様に、ワンチ
ップCPU、ROM。
RAM、Ilo等からなる構成を取っていることはけい
うまでもない。
(イ)メインCPUI 21は、第6図でも一部説明し
たようにシリアルな通信ライン123.124を通じて
次の各部と接続されている。
(i)DADF24゜ (ii )ソータ38゜ (ii )液晶表示部112゜ (iv)ICカード・エディタパッド用インタフェース
(I−Eインタフェース)130;ICカード装置22
およびエディタパッド用に配置されたインタフェース回
路であり、ICカード131やエディタパッド132を
複写機本体に接続したときこれらとメインCPU121
側とでデータの授受を行わせる。
(V)インターイメージランプコントローラ157゜ (vi )第4、第5の供給トレイ31−4.31−5
、中間トレイ33等を制御するトレイ制御部133゜ (ロ)また、このメインCPU121はA/D変換器を
内蔵してふり、アナログデータライン134を通じて次
の各部と接続されている。このようなCPUとしては、
例えば日本電気株式会社の/JPD7810CW、 μ
PD7811CWや富士通株式会社のMB89713X
等の8ビ?)ワンチップCPUを挙げることができる。
(i)光量センサ135;露光ランプ56(第4図)の
光量を検知してその制御を行う際に使用されるセンサで
ある。
(ii )温度センサ群136;後に説明する定着温度
コントロール用のソフト・タッチ・センサ等のセンサで
ある。
(iii )用紙サイズセンサ群137;供給トレイ3
1等に収容される用紙のサイズを検知するセンサである
。本実施例の複写機のシステム構成によると、コピー用
紙60を最大5種類のトレイから送り出すことができる
。従って、1つの供給トレイに用紙サイズの検知用に4
つのセンサを配置したとし、この処理にディジタルデー
タを用いるとすると、1つのトレイから4ビツトのディ
ジタルデータをメインCPLJ121に送出する必要が
生じ、合計で最大20個のインプット用のポートが必要
になるばかりでなく、コネクタの数やハーネスを構成す
るケーブルの数が多くなってしまう。これは・、コスト
や小型化の要請および信頼性の観点から好ましくない。
そこで本実施例の複写機では、1つのトレイごとに4つ
のセンサの状態によって特定される状態をアナログデー
タとして送出することにする。メインCPU121側で
は送られてきたアナログデータをディジタルデータに変
換し、それぞれのトレイに収容されているコピー用紙6
0のサイズを最大16種類まで判別することになる。
(ハ)更にメインCPU121はリセット回路138で
暴走時やイニシャライズ時にリセットされる他、パスラ
イン121Aを介して次の各部と接続されている。
(i)キーボード・デイスプレィLSI(大規模集積口
11)121B;コンソールパネル28との間でデータ
の仲介を行う回路である。
(ii )タイマ・カウンタLS1121C;メインモ
ータ164やキャリジモータ171の駆動を制御する回
路である。
(iii) ROM 121 D ; 56 Kバイト
(DIJ量’cnち、複写機の基本的制御情報等を格納
したリード・オンリ・メモリである。
(iv)RAM121E;6にバイトの容量をもつデー
ター時記憶用のランダム・アクセス・メモリである。こ
のRAM121Eには、前述した不揮発性メモ!I (
NVM)121Fが接続されてふり、複写機の電源がオ
フとなった場合でも必要なデータを保存できるようにな
っている。
ここで不揮発性メモ!J (NVM)121Fに格納さ
れる必要なデータとしては、例えば(a)コピー用紙6
0のレジストレーションを調整するためのセットアツプ
値や、(b)後に詳しく説明するインターイメージラン
プによる画像の先端部分の消込み量、(C)複写倍率を
等倍に設定した場合における縦および横の倍率の微調整
値、(d)綴代用の空白を設けてコピーを行う場合の綴
代量のように複写機の生産ラインで行われる各パラメー
タの調整値や、(e)各供給トレイ31等のフィードカ
ウンタの使用実績値等のように複写機の使用状態を把握
するためのデータ等を挙げることができる。
(v)第1のIlo:M’トローラ121G;フィルタ
回路121Hを介して各種データの入力を行い、ドライ
バ回路121■を介して各種部品の駆動を行う入出力コ
ントローラである。ここでフィルタ回路121Hには、
例えば各種スイッチやセンサが接続されている。またド
ライバ回路121■には、後に説明するデペソレノイド
等のソレノイドや供給トレイ31−1〜31−5内の同
じく後に説明するクラッチ233等が接続されている。
(vi )第2のI10コントローラ121にフィルタ
回路121Kを介して各種データの入力を行い、ドライ
バ回路121Lを介して各種部品の駆動を行う入出力コ
ントローラである。ここでフィルタ回路121Kには、
例えば各種スイッチやセンサが接続されている。またド
ライバ回路121Lは周知のD/A (アナログ−ディ
ジタル)変換器やPWM (パルス幅変換器)を具備し
ており、プログラムの処理に従って、後に説明する現像
装置59のデベバイアスの設定やチャージコロトロン5
2等の電流値の設定を行うようになっている。
(4)複写 の具体的な回路構成 次に第8図〜第13図を用いて、本実施例の複写機につ
いてその回路構成を更に具体的に説明する。
(4−1)感光体ドラムの周辺 第8図は感光体ドラム51の周辺を表わしたものである
感光体ドラム51の周囲には、チャージコロトロン52
、インターイメージランプ141.4種類のサブ現像装
置59S1〜59S4、メイン現(1!装59M、)ラ
ンスファコロトロン50、ブタツクコロトロン147、
プレクリーンコロトロン148、クリーニング装置14
9および除電用イレーズランプ155がこの順序で配置
されている。ここで第1のサブ現像装置59S1は赤色
のトナーで現像を行う現像装置であり、第2のサブ現像
装置59S2は青色のトナーで現像を行う現像装置であ
る。第3のサブ現像装置59S3は緑色のトナーで現像
を行う現像装置であり、第4のサブ現像装置59S4は
茶色のトナーで現像を行う現像装置である。
インターイメージランプ141は一列に配置された12
8個の発光ダイオードと、これら発光ダイオードと平行
にこれらの前面に配置された1枚のプラスチックレンズ
からなる。プラスチックレンズ(図示せず)は1つ1つ
の発光ダイオードに対応する位置に非球面の凸部を有し
ており、発光ダイオードの互いに隣接する部分が発光し
たときであっても感光体ドラム51上で光がそれらの境
界領域で不均一な強度とならないように配慮されている
。また、プラスチックレンズの焦点は感光体ドラム51
上で適度にぼかされるようになっている。このため、イ
ンターイメージランプ141によって例えば3角形の形
状の図形処理(図形の抽出あるいは削除)が行われた場
合であっても、処理の境界部分で1単位の発光ダイオー
ドごとに生じる段差がかなり軽減されることになる。
インターイメージランプ・コントローラ157は、イン
ターイメージランプ141の128セグメントに区分け
された発光ダイオードのオン・オフ制御を行うようにな
っている。クリーニング装置149はドクターブレード
150を備えており、プレクリーンコロトロン148で
除電したトナーを感光体ドラム51から掻き落とすよう
になっている。
ところで本実施例の複写機では、ドクターブレード15
0が感光体ドラム51に接触した後、0.2秒を経過し
た時点でメインモータ164の駆動が開始される。また
メインモータ164が停止した場合にも直ちにドクター
ブレード150が感光体ドラム51から離れるのではな
く、5秒経過した時点で離れるようになっている。これ
は、トナーがバキユームの吸引動作によって飛び散り、
複写機の内部を汚染させるような事態を防止するための
工夫である。
サブ現像装置59S1〜59S4はそれぞれ以下の部品
を備えている。
(イ)カラーセンサ; サブ現像装置59S1〜59S4にそれぞれどの色の現
像剤を使用した現像装置がセットされているかの判別を
行うためのセンサである。前記した赤、青、緑、茶以外
の組み合わせでサブ現像装置593を構成した場合であ
ってもこのセンサによってサブ現像装置59S1〜59
S4ごとにカラーの種別を検出することができる。検知
出力はデペカラー検知回路230に入力され、メイン基
板230に伝達されるようになっている。
(ロ)トナーセンサ; トナー補給の必要性の有無を判別するためのセンサであ
る。
(ハ)ディスベンスモーク: トナーボックス内のトナーを攪拌して補給するためのモ
ータである。
メイン現像装置59Mは黒色による現像を行うためのも
ので、トナーセンサとディスベンスモークを備えている
。インクリーススイッチ159はオペレータがトナーの
増量を行いたいときに押すスイッチである。サブ現像装
置59S1〜59S4のうちの1つが選択されている状
態でインクリーススイッチ159が押されると該当する
サブ現像装置についてそのトナーの増量が行わ′れる。
メイン現像装置59Mが選択された状態で押されると黒
色のトナーの増量が行われる。
デベ(現像器)選択・ソレノイド161は、メイン現像
装置59Mとサブ現像装置59S1〜59S4の合計5
つの現像装置を択一的に切り換えるためのソレノイドで
ある。この切り換え動作については、次に項を改めて説
明する。
高圧電源供給装置(HVPS)162はメインおよびサ
ブの現像装置59M、5951〜59S4内部に平行電
界を作り原稿のソリッド部分くべた黒の部分)の再現性
を良好にするために用いられるものである。フル・トナ
ーセンサ163はトナー回収用の容器にトナーが充分回
収されたかがどうかを検知するセンサである。メインモ
ータ164は、感光体ドラム51.ヒートロール66あ
るいはコピー用紙60の搬送タイミングの整合(レジス
トレーション)時から排出時までの搬送系の駆動に用い
られる。
(4−2)現像装置の切換機構 第9図は本実施例のメイン現像装置およびサブ現像装置
の切り換えタイミングを示す波形図である。同図は1回
目に第1のサブ現像装置59S1で赤色のカラーの現像
が行われ、2回目にメイン現像装置でモノクロの現像が
行われる例を表わしている。複写機のスタートボタン1
17(第5図)が押されてコピー作業が開始されると、
同図aに示すようにそあ時刻t、からメインモータ16
4が駆動される。メインモータ164の駆11t、2つ
の現像装置59Sl、59Mの双方でコピー作業が終了
する時刻t3 まで連続して行われる。
同図すは、デベ選択・ソレノイド161の駆動タイミン
グを表わしたものである。デペ選択・ソレノイド161
は第1のサブ現像装置59S1による赤色のコピー作業
が終了するまで励磁される。
この装置ではデベ選択・ソレノイド161の励磁によっ
て図示しないクラッチの周面にレバーが突き当たるよう
になっている。クラッチはメインモータ164から駆動
力の伝達を受け、72度ずつずれて1つの突出部を具え
た5組のカム(図示せず)の回転を開始させる。これら
の突出部のうちの1つが第1のサブ現像装置59S1に
当設すると、これによって第1のサブ現像装置59S1
を感光体ドラム51の方向に押しつける。このとき残り
のカムの突出部はメイン現像装置59Mや他のサブ現像
装置t59s2〜59S4から最も離れた位置にあり、
この状態でメイン現像装置59Mおよび他のサブ現像装
置59S2〜59S4は感光体ドラム51から離れた位
置にある。
前記したクラッチの周面にはその5カ所に突起が配置さ
れており、前記したレバーが該当する突起に突き当たっ
たとき1つのカムの対応する突出部が第1のサブ現像装
置59S1に最も強く圧接する。そして、この位置で該
当する赤色のカラーのトナーによって現像が行われるこ
とになる。ただし、この装置では初期状態でメイン現像
装置59Mが感光体ドラム51に接近して配置されるよ
うになっているので、赤色等のカラーの現像は時刻t1
 から直ちに開始されるのではなく、1秒間だけその動
作が待機される。このとき、前記したカムがメイン現像
装置59Mの代わりに第1のサブ現像装置1f59s1
(あるいは他のサブ現像装置59S2〜59S4)を感
光体ドラム51にセットすることになる。
第1のサブ現像装置59S1によるコピー作業が終了し
たら、その時刻t2から1秒間の間、前記した5つのカ
ムが移動しモノクロ用のカムの突出部がレバーによって
位置決めされるとメイン現像装置59Mが感光体ドラム
51に対してセットされる。この後、モノクロによる現
像が行われることになる。
なお、以上は赤色1色のカラーでマーキングが行われる
場合であるが、複数のカラーでマーキングが行われる場
合には、所定の順番でサブ現像装置59S1〜59S4
のうちの該当するものが順に選択され、これらが終了し
てからモノクロによる現像が行われることになる。
第10図はこれに対して、最初にモノクロで現像を行い
、後に赤色のカラーで現像を行う場合を参考的に表わし
たものである。同図aはメインモータ164の動作を、
また同図すはデベ選択・ソレノイド161の動作を表わ
している。この第10図の場合では、最初にメイン現像
装置59Mによる現像が行われるので、この時点で1秒
間の待機時間をとる必要がない。しかしながら、2回目
の現像としてモノクロによる現像が終了したら1秒間の
時間をとってメイン現像装置59Mを再び感光体ドラム
51に対してセットすることが必要になる。
(4−3)光学系 次に光学系の関係について第11図を用いて説明する。
レンズやミラー等を配置した図示しないキャリジはキャ
リジモータ171によって往復動されるようになってい
る。このキャリジモータ171はステップモータによっ
て構成されている。キャリジがホームポジションに復帰
する際の位置制御はレジセンサ172によって行われる
レジセンサ172は光学系とコピー用紙60の搬送との
タイミングをとるためにも用いられる。
すなわち、キャリジには光の透過を遮断するためのアク
チエータが配置されており、キャリジが移動するとこの
アクチエータによる遮光によりレジセンサ172が光線
の一時的な遮断を検出する。゛この検出信号を用いて、
レジストレーションを行うための位置あるいはタイミン
グが決定したり、キャリジのリターン時におけるホーム
ポジションの位置が決定されるようになっている。
濃度制御センサ173は原稿のコピー濃度を制御するセ
ンサである。前述したように本実施例の複写機は感光体
ドラム51への電荷の付与量および画像の露光量ならび
に現像電極のバイナスの調整の3つを同時に行ってコピ
ー濃度の制御を行う。
レンズ・ミラー・センサ174は光学レンズ58とミラ
ー57(第4図)等の移動制御を行うセンサであるが、
1つの検出素子で構成されている。
レンズ・ミラー・モータ175も、従来の複写機でレン
ズ64とミラー57等を別々に駆動していたものを共通
して駆動できる形式に変更している。
露光ランプ56については前述した。光学系用ファン1
77は光学系の部分を空冷してプラテンガラス55の除
熱を図るためのファンである。原稿センサ178は、原
稿のサイズを検知するために設けられたセンサである。
(4−4)定着装置 次に定着装置の関係について説明する。定着装置は第1
2図に示されている。
この実施例のベースマシン21はヒートロール66の中
にメインフユーザランプ181とサブフユーザランプ1
82との2種類のフ二一ヂランプを配置している。サブ
フユーザランプ182はメインフユーザランプ181よ
りも短く、かつメインフユーザランプ181の一方の端
部に多少偏った位置に配置されている。本実施例の複写
機では、コピー用紙60がプラテンガラス55の一方の
側部に合わせて位置決めされるいわゆるコーナーレジ(
コーナーレジストレージコン)方式を採用しているので
、使用されるコピー用紙60のサイズによってヒートロ
ール66の軸方向における熱エネルギの必要量が異なっ
てくる。これによるこの軸方向における温度分布の偏り
を補正するために、コピー用紙60のサイズに応じてサ
ブフユーザランプ182が通電制御されるようになって
いる。
サブフユーザランプ182の採用で、定着装置の温度む
らは充分防止することが可能となっている。
定着装置には、フユーザ出口センサ184と5−T−3
(ソフト・タッチ・センサ)185の双方が接続されて
いる。ここでフユーザ出口センサ184は、ヒートロー
ル66とプレッシャロール67の間を通過したコピー用
紙が誤って両ロール66.67に巻き込まれることなく
排紙トレイ上に排出されるか否かを検出するためのもの
である。5−T−3165は、フユーザランプ181.
182の温度センサである。
(4−5)コンソールの制御 次にコンソールの制御関係について第11図に返って説
明する。
コンソール制御1部191には、漢字でメツセージを表
示するためのメツセージROM 192が備えられてい
る。コンソール岬御部1.91の配置された基板の近傍
にはインターフェイスポード193が配置されている。
インターフェイスポード193は、ICカード131(
第6図)の読み書きゃエディタパッド132(第6図)
の接続を行うためのICカード装置(ICカードのリー
グ・ライタ)22とフラットケーブルによって接続され
るようになっている。ICカード装置22はすでに説明
したようにカード用CPLJ129(第6図)によって
制御されるものである。コンソール制御部191および
インターフェイスポード193はメイン基板201に接
続されている。メイン基板201には前記したメインC
PU121が搭載されている。メイン基板201とイン
ターフェイスポード1930間のケーブルの長さに較べ
て、このインターフェイスポード193とICカード装
置22を接続するフラットケーブルの長さは、極端に短
くなっている。インターフェイスポード193は、この
ためにICカード装置22の取り付けられたパネルの直
下のベースマシン21内部に配置されている。
(4−6)ピリングカウンタ 次にコピー料金の徴収等に用いられるピリングカウンタ
について第12図を用いて説明する。
本実施例のベースマシン21は5色のコピーをとること
ができるので、ピリングカウンタが2種類備えられてい
る。このうちメインピリングカウンタ211は、白黒、
カラーに係わりなくコピーのとられた枚数のカウントを
行う。このメインピリングカウンタ211のカウント値
は、この複写機にコインキットやキーカウンタ等のアク
セサリ212を取りつけたときにもそのカウント制御の
ためのデータとして用いられる。サブピリングカウンタ
213は、カラーのコピーをとったときにそれぞれのコ
ピーに用いられたカラーの数の総和をカウントするのに
用いられる。
(4−7)電源 次に電源関係について第12図と共に説明する。
ベースマシン21は100V(ボルト)の商用電源に接
続されるようになっている。また海外用に115V60
Hzと220V50Hzの電源にも対応できるようにな
っている。コンセント221から供給された電力は15
アンペアのサーキットブレーカ222、ノイズフィルタ
223を介してメインスイッチ224に到達する。メイ
ンスイッチ224の出力側は、インターロックスイッチ
225を経てACドライバ226、定着制御用素子22
7およびDC電源228に電源として供給される。更に
、DADF24および中間トレイ33にもそれらの電源
として供給されることになる。
ACドライバ226は、次の部品にそれぞれ所定のタイ
ミングで電源の供給を行う。
(イ)除電用イレーズランプ155(第8図)(ロ)露
光ランプ56および光学系用ファン177(第11図) 〈ハ)メインフユーザランプ181およびサブフコーザ
ランプ182(第12図) DC電源228は、次の部品にそれぞれ所定のタイミン
グで電源の供給を行う。
(イ)インターロックスイッチ225(第12図)(ロ
)ACドライバ226(第12図)(ハ)高圧電源供給
装置162(第8図)(ニ)ソータ38(第12図) (ホ)フ二−ザ出ロセンサ184(第12図)(へ)定
着制御用素子227(第12図)(ト)アクセサリ21
2(第12図);ここでアクセサリとは、例えばコイン
を使用してコピーを行なえるようにしたコインキットや
、各部署のコピー管理を行うためのキーカウンタやキー
コーダ等が存在する。
(チ)メインピリングカウンタ211およびサブピリン
グカウンタ213(第12図) (す)X−ポート・ファン194(第12図);このフ
ァンはX−ポートと呼ばれる搬送路を搬送されるコピー
用紙60の吸引用バキュームファンである。
(ヌ)インターイメージランプ・コントローラ157(
第8図) (ル)キャリジモータ171(第11図)(ヲ)レジセ
ンサ172、濃度制御センサ173、レンズeミラーψ
センサ174およびレンズ・ミラー・モータ175(第
11図) (ワ)原稿センサ178(第11図) (力)インクリーススイッチ159、サブ現像装置59
S1〜59S4およびメイン現像装置59Mのトナーの
空検知センサ、ならびにデペ選択・ソレノイド161(
第8図) (ヨ)メイン基板201(第8図等) (4−8)搬送系 次に第13図を用いてコピー用紙の搬送系について説明
する。
第1〜第5の供給トレイ31−1〜31−5には、ノー
ペーパセンサ231、サイズセンサ232、およびクラ
ッチ233がそれぞれ備えられている。ここでノーペー
パセンサ231は、供給トレイ31−1〜31−5内の
コピー用紙の有無を検知するためのセンサである。この
複写機では、複数の供給トレイに同一サイズのコピー用
紙をセットすることができ、この場合には1つの供給ト
レイのコピー用紙がなくなったとき他の供給トレイから
同一サイズのコピー用紙が自動的に給送できるようにな
っている。サイズセンサ232はトレイ内に収容されて
いるコピー用紙のサイズを判別するためのセンサである
。また、クラッチ233は、それぞれの送りロール61
−1.61−2、・・・・・・の駆動をオン・オフ制御
するための部品である。
コピー用紙の給送は専用に設けられたフィードモータ2
35によって行われる。フィードモータ235にはステ
ップモータが使用されている。コピー用紙の給送が正常
に行われているかどうかはフィードセンサ236によっ
て検知される。ゲートソレノイド237は、−旦送り出
されたコピー用紙の先端を揃えるためのレジストレーシ
ョン用のソレノイドである。このゲートソレノイド23
7は、通常のこの種のソレノイドと異なり通電時にゲー
トが開きコピー用紙を通過させるような制御を行う。
すなわち、コピー用紙の到来しない待機状態ではゲート
ソレノイド237に電源の供給がな(、ゲートは開いた
ままとなっている。コピー用紙が到来するわずか手前の
時点にゲートソレノイド237が通電され、通過を阻止
するためにゲートが閉じる。そして、所定のタイミング
でコピー用紙の搬送を再開する時点で通電が停止しゲー
トが開くことになる。このような制御を行うと、コピー
用紙の先端が通過を阻止されている時点でのゲートの位
置の変動が少なくなり、コピー用紙が比較的強い力でゲ
ートに押し当てられた場合でもその位置決めを正確に行
うことができる。
手差し切換ソレノイド238は、第1の供給トレイ31
−1から送り出されるコピー用紙の搬送ローラと、手差
しトレイ41からマニュアルフィードされるコピー用紙
の搬送ローラとの駆動を切り換えるためのソレノイドで
ある。手差しトレイセンサ239は、手差しトレイ41
からコピー用紙を複数枚送る場合のコピー用紙の有無を
検知するためのセンサである。トレイインターロック2
41は、コピー用紙が紙詰まりを生じたときにその除去
のために開閉される機構に取りつけられているインター
ロックスイッチである。トレイパスセンサ242は、第
2および第3の供給トレイ31−2.31−3から送ら
れてきたコピー用紙60を検出するセンサで、ペースマ
シン21とこれら供給トレイ31−2.31−3の結合
部近傍に配置されている。
(4−9)DADF 第14図と共にDADF 24について具体的に説明す
る。
DADF24はペースマシン21のプラテンガラス55
の上に取りつけられている。このDADF24には、原
稿251を載置する原稿トレイ252が備えられている
。原稿トレイ252には、原稿251をそのコピーされ
る第1の面が下側となるようにして積層する。
原稿トレイ252の原稿送り出し側にはりタートパッド
254と送り出しパドル255が配置されており、これ
らにより原稿251が1枚ずつ送り出される。送り出さ
れた原稿251は、駆動ローラ256と従動ローラ25
7によってS字状搬送部258を通り、このS字状搬送
部258と垂直搬送部259との交わる位置に配置され
た分岐ガイド261に押し当てられる。分岐ガイド26
1はこれにより開放され、原稿251は反転搬送部26
2側に搬送される。
原稿251の後端が分岐ガイド261を通過すると、図
示しないスプリングの作用によって分岐ガイド261は
S字状搬送部258側に閉止する。
このとき、分岐ガイド261の近傍に配置された図示し
ないセンサによって原稿251の通過が検出される。こ
の検出信号出力によって原稿反転用駆動ローラ264が
逆回転する。この結果、原稿251は搬送方向が反転さ
れ、その搬送方向をプラテンガラス55とほぼ直角方向
に変更される。
この後、原稿251は斜行スリップパドル265により
その一側部を図示しないサイド位置決めガイドに当設さ
れて位置決めされながら搬送される。そしてエンドレス
搬送ベルト266によってプラテンガラス55上の訂正
な位置まで搬送される。このようにして、原稿251の
前記した第1面に対するジピー作業が行われる。。
第1面に対する露光が終了したら、エンドレス搬送ベル
ト266によって原稿251が矢印267方向に搬送さ
れる。そして出口側ガイド268の作用によって、この
第1面のみのコピーが行われる場合には垂直搬送部26
9が選択され、原稿251は原稿受は部271に収容さ
れることになる。
これに対して第1面の反対側の第2面に対してもコピー
をとる場合には、水平搬送部272が選択される。水平
搬送部272に送り出された原稿251は、搬送ローラ
273によって矢印267と逆方向に搬送され、駆動ロ
ーラ256と従動ローラ257によってS字状搬送部2
58を搬送される。このとき、原稿251°の下面は原
稿トレイ252に収容されていた時点と逆の第2面とな
っている。従って、先に説明したと同様の搬送手順でこ
の原稿251がプラテンガラス55の上に送り込まれた
状態では、第2面に対するコピー作業が行われることに
なる。
第2面の露光終了後、原稿251は出口側ガイド268
0作用によって垂直搬送部269に送られ、原稿受は部
271に排出されることになる。
(4−10)ソータ 第15図と共に10ビンのソータ38について具体的に
説明する。
第15図はソータの外観を表わしたものである。
10ビンのソータ38は、10枚のビン281が一体と
して昇降できるようになっている。ソータ本体282に
は、この昇降を行うための駆動源(ビンモータ)と、1
ビン分ずつの移動位置をコントロールするためのカムお
よびカムスイッチと、ビン281が下限位置に到達した
ことを検出するためのダウンリミットスイッチ(共に図
示せず)が配置されている。
コピー用紙60は第4図に示した搬送ロール68.68
によって矢印284方向に進み、ソータ本体282に送
り込まれる。そして、その時点でその搬送路に対向して
いるビンに対して排出されることになる。なお、ソータ
によってはビン281を昇降させず、代ってソータ本体
282を昇降させて排出路の切り換えを行うこともでき
る。
ソータ38のモード選択は、第5図に示したソータ用パ
ネル74を操作することにより行われるようになってい
る。
(4−11)中間トレイ 次に中間トレイ33について説明する。
第16図は中間トレイ33を中心とした搬送系。
を表わしたものである。
ベースマシン21内のヒートロール66によって熱定着
されたコピー用紙60は、同じくベースマシン21内に
配置されたデュプレックス・ゲートソレノイド351に
よって排出トレイ側に出すか中間トレイ33側に送り込
むかの制御が行われる。第1のデュプレックス・パスセ
ンサ352はベースマシン21側に、また第2のデュプ
レックス・パスセンサ353は第2の供給トレイ31−
2の近傍にそれぞれ配置されており、中間トレイ33の
近傍に到達する前のコピー用紙60について紙詰まりの
検出が行われる。
ところで中間トレイ33には、コピー用紙60の先端を
トレーイ先端まで送り込むための送りロールが存在しな
い。そこで送られてきたコピー用紙60のサイズに応じ
てこれらを所望の位置まで搬送しトレイに“落下させる
”ための3つのデュプレックス・ソレノイド・ゲート3
55〜357が配置されている。これらのデュプレック
ス・ソレノイド・ゲート355〜357は送り込まれる
用紙のサイズに応じてソレノイドを択一的に動作させ、
対応するゲートの開閉を行うようになっている。スキュ
ーロール・ソレノイド・ゲート358は、この“落下”
してきたコピー用紙60の先端の一角を中間トレイ33
の先端の角に当てるように制御し、送られてきたコピー
用紙60の1枚1枚の先端を揃えるゲートである。この
動作が1枚分林了するごとにメインピリングカウンタ2
11のカウントアツプが行われる。
中間トレイ33はすでに説明したようにトレイ制御用c
pU128によって制御されるようになっており、デュ
プレックス・モータ361(第8図)の制御によってコ
ピー用紙の搬送を行う。デュプレックス・ノーペーパセ
ンサ362はこの中間トレイ33におけるコピー用紙6
0の有無を検知するセンサである。デュプレックス・フ
ィードクラッチ363は、コピー用紙60の送り出しを
行うための駆動源についてオン・オフ制御を行うための
機構である。
インバータ・ゲートソレノイド364は、両面コピーを
とるか同一面に複数のカラーでマーキングを行ったり合
成コピーをとるかどうかの切り換えを行うソレノイドで
ある。すなわち、第16図に示したような向きにインバ
ータ・ゲートソレノイド364が位置している場合、搬
送路365を下向きに落下するように搬送されてきたコ
ピー用紙60はインバータ・ゲートソレノイド364に
案内されて落下した後、搬送ロール367.36gによ
って今度は上向きに搬送される。そして、インバータ・
ゲートソレノイド3640手前で図の右方向に搬送方向
を変更され、中間トレイ33に表裏逆の状態で収容され
る。この状態で搬送が再開されると、両面コピーがとら
れることになる。
これに対して、下向きに搬送されてきたコピー用紙60
がインバータ・ゲートソレノイド364の手前でそのま
ま図の右方向に搬送方向を変更されると、もとの表側が
再び上になる状態で収容される。この後者の状態で搬送
が再開されると、同一面に再度コピーがとられることに
なる。一般にN種類のカラーでマーキングを行う場合に
は、1枚のコピー用紙60がN回申間トレイ33に収容
され、この後にモノクロで現像が行われて排出される。
デュプレックス・フィードセンサ369は、中間トレイ
33から送り出されたコピー用紙の紙詰まりの有無を検
知するためのセンサである。
(4−12)エディタパッド 第17図および第18図と共にエディタパッド132に
ついて具体的に説明する。
このうち第17図はエディタパッドを装着した複写機の
システム構成を表わしたものである。すなわち本発明の
実施例としての第3図に示した複写機の構成では、DA
DF24をプラテンガラス55の上に取りつけているの
で、エディタパッド付きプラテン26をこの上部に装着
することができない。
第17図に示した複写機では、第1の供給トレイ31−
1が備えられたベースマシン21の上部にエディタパッ
ド付きプラテン26が取りつけられている。図で四角の
部分がエディタパッド132である。なお、この複写機
にはバックリフトタイプのコンソールパネルが配置され
ている。
またベースマシン21の下部には、第2および第3の供
給トレイ31−2.31−3のみが収容されたキャビネ
ット401が配置されている。ベースマシン21にはソ
ータが取りつけられておらず、排出されるコピー用紙を
収容するための排出トレイ37が取りつけられている。
コンソールパネル27の配置されているパネル面の左端
近傍にはICカード装置22Aが配置されており、この
上部にICカード131をセットすることができるよう
になっている。上面に液晶表示板が組み込まれているI
Cカードでは、ICカード装置22Aに組み込んだ状態
で、表示板としての動作も行なうことができ、複写機に
表示機能を増設させたり、表示機能のない複写機に表示
機能を付加することができる。ICカード装置22Aの
組み込まれたコンソールパネル27の直下のペースマシ
ン21内部には、第11図に示したようなインターフェ
イスポード193が組み込まれており、これらの間のケ
ーブルの長さはインター7エイスポード193とメイン
基板201との間のケーブルの長さに較べて極端に短く
なっている。
複写機の一般的な構成については、先の第2図で説明し
たのでこれを参照されたい。なおエディタパッド132
は座標の入力に大変便利なものであり、第3図に示した
本実施例のような構成の複写機にも単独で使用すること
が可能である。この場合には、エディタパッド132を
机上環に配置し、コードを用いてICカード装置22(
第3図参照)と直接、接続したり、あるいはICカード
131に座標データを書き込み、これをICカード装置
22に装着して使用することになる。
第18図はエディタパッドの構成を表わしたものである
。エディタパッド132は、 縦307mm、横432mmの長方形の座標人力用パッ
ド405を備えている。このパッドの手前側の幅IQm
mの領域は次に説明するエディタパネル406となって
いる。エディタパネル406を含んだエディタパッド1
32は、X軸上の位置を指定する抵抗線を配置した第1
のゴムパッドと、Y軸上の位置を指定する抵抗線を配置
した第2のゴムパッドとをスペーサを介して重ね合わせ
た構造となっており、オペレータの指や先の尖ったペン
等によって圧力の加えられた位置をX、Y座標上の値と
して感知できるようになっている。エディタパネル40
6の手前には、各種情報を表示するための表示パネル4
07が配置されている。また、エディタパッド132の
内部後方部分には、座標データを処理するための基板や
インターフェイス回路用の基板408が配置されている
第19図は第18図で説明したエディタパネルおよび表
示パネルの部分の要部を・表わしたものである。エディ
タパネル406には、次のようなボタンが配置されてい
る。
(イ)特殊機能ボタン411; 特殊機能を用いるときに使用するボタンである。
(ロ)寸法変倍ボタン412; 距離を指定して縮倍率を指定するときに使用するボタン
である。
(ハ)抽出ボタン413; 指定された領域を抽出するためのボタンであり、モノク
ロ(白黒)記録について使用される。
(ニ)削除ポ、タン414; 指定された領域を削除するためのボタンであり、同じく
モノクロ(白黒)記録について使用される。
(ホ)連写カラー合成ボタン415; 速写カラー合成の機能を指定するときに使用するファン
クションボタンである。
(へ)マーキングカラーボタン416;マーキングカラ
ーの機能を指定するときに使用するファンクションボタ
ンである。
(ト)部分カラー変換ボタン417; 部分カラー変換の機能を指定するときに使用するボタン
である。
(チ)カラー反転ボタン418; カラーで指定された領域を黒色にしたり、黒色で指定さ
れた領域をカラーに変換するときに使用するボタンであ
る。連写カラー合成ボタン415、マーキングカラーボ
タン416、部分カラー変換ボタン417右よびカラー
反転ボタン418はカラー記録についてのファンクショ
ンボタンである。
(す)指定方法ボタン419; 領域の指定を、矩形における対角線の両端の2点の座標
値で行うか、多角形の各点の座標値で行うかの選択を行
うためのボタンである。
(ヌ)領域・色指定ボタン421; 領域の設定を行う時点で使用するボタンである。
(ル)領域クリアボタン422;領域の指定を解除する
ときに使用するボタンである。
(ヲ)設定終了ボタン423; lまたは複数の領域についてそれらの指定が終了したと
きに使用するボタンである。
最初の8つのボタン411〜418に対応する表示パネ
ル407の部分には、それぞれそれらのボタンの選択の
有無を表示するための表示ランプ425が付属している
。また指定方法ボタン419については、その指定方法
に応じて対角指定ランプ426または多角指定ランプ4
27が点灯するようになっている。
(ワ)通常マーキングボタン431:領域内を一様にマ
ーキングするという通常のマーキング形態を指定するた
めのボタンである。
(力)枠マーキングボタン432;例えば特定領域を囲
む枠状の領域を設定してマーキングを行うときに使用す
るボタンである。
(ヨ)ラインマーキングボタン433;例えば太めのア
ンダーライン状の領域を設定してマーキングを行うとき
に使用するボタンである。
(り)色指定ボタン434〜437;マーキングのカラ
ーは領域ごとに独立して行うことができるので、マーキ
ングを行う領域との関係でカラーの指定を行うためのボ
タンである。ここでは、色指定ボタン434が赤色の指
定を行い、色指定ボタン435が青色の指定を行う。色
指定ボタン、436は緑色の、また色指定ボタン437
は茶色の指定を行うよう“になっている。すでに説明し
たように本実施例の複写機は、これ以外のカラーの現像
装置をセットすることもでき、この場合には、色指定ボ
タン434〜437の表面に被せられているトップカバ
ーをそのカラー用のものに取り替えることになる。(ワ
)〜(夕)で説明したマーキング専用の各ボタン431
〜437にはそれぞれ表示ランプ438が配置されてお
り、どのランプが選択されたかが表示されるようになっ
ている。
(4−13)大容量トレイ ところで、この複写機には第4および第5の供給トレイ
31−4.31−5の代わりに大容量トレイ36をセッ
トすることができる。そこで本実施例の構成とは異なる
が、これについても簡単に説明する。
第20図はこの大容量トレイの回路構成の概要を表わし
たものである。
大容量トレイ36には、1000〜2000枚のコピー
用紙を一度にセットすることができ、大量のコピーを中
断なく作成することができる。大容量トレイ36には、
次のような回路部品が備えられている。な右大容量トレ
イ36は、第8図に示したノイズフィルタ223の出力
側から交流電源の供給を受け、また同じく第8図に示し
たメイン基板201を介してDC電源228から直流電
源の供給を受けてこれらの回路部品を動作させるように
なっている。
(イ)ストップセンサ472; コピー用紙60の昇降を行うためのエレベータ機構を備
えた大容量トレイ36についてその下限位習を検知する
ためのセンサである。
(ロ)インターロックスイッチ473;大容量トレイ3
6の前面パネルについてその開閉を検知するためのイン
ターロックスイッチである。
(ハ)ノーベーパ・センサ474; 収容されたコピー用紙60が残り少なくなった時点でこ
れを検知するためのセンサである。
(ニ)サイズセンサ475; コピー用紙60のサイズを判別するためのセンサである
(ホ)大容量トレイ用モータ476 ;−大容量トレイ
471のエレベータ機構を駆動しコピー用紙60の収容
部分の昇降を行うためのモータである。
(へ)セットセンサ477; 前記したエレベータ機構を備えた大容量トレイ36につ
いてその上限位置を検知するためのセンサである。
(ト)大容量トレイ用クラッチ478;コピー用紙60
の送り出しを制御す志ためのクラッチである。
(チ)フィードセンサ479; 大容量トレイ36から送り出されるコピー用紙600紙
詰まりを検知するためのセンサである。
(5)画像の編集 (5−1)繻 作業の原理 本実施例の複写機では、原稿の指定された領域のみを抽
出して記録したり削除して記録することができる。これ
らはそれぞれ「抽出」あるいは「削除」機能と呼ばれる
。これらの機能について原理を説明し、続いてマーキン
グカラー処理を例にとって編集作業の実際を説明する。
第21図〜第27図は画情報の抽出あるいは削除を行う
原理を表わしたものである。まず第21図に示すように
感光体701はチャージコロトロン等の帯電手段702
で均一に帯電される。図では正の!荷が帯電されていく
様子を表わしている。
この後、第22図に示すようにレンズ等からなる露光手
段703で原稿704の画像を感光体701上に露光す
る。これにより、第23図に示すように原稿704の画
情報に対応した静電潜像が形成される。この後、第24
図に示すように感光体701はインターイメージランプ
141によってその静電潜像の選択的な除去が行われる
ところ、で 第25図に示すように、インターイメージ
ランプ141は感光体の一辺とほぼ等しい長さの細長い
筐体706に発光ダイオード(LED)等の発光素子7
07を多数−列に配置したものである。−例として、発
光素子707はそれぞれ2.4mmx2.4mmの大き
さの開口部を備えてふり、ここから光が感光体701に
照射されるようになっている。このとき、光は多少拡散
するので、感光体701上の光のスポットは上記した例
では例えば3mmX3mmの大きさとなる。感光体70
1とインターイメージランプ141が所定距離だけある
方向(副走査方向あるいはプラテンガラスや原稿のスキ
ャン方向)に相対移動するたびに、これら発光素子70
7はそれぞれ1ライン分の画情報における対応する画素
情報によっオン・オフ制御される。これにより、ちょう
どテレビジョンでラスク走査が行われて螢光体上に画像
が形成されるように、感光体701上にモザイク状の光
のパターンが露光されることになる。
そこで、第26図に示すように感光体701上に仮想的
に所定の枠709を設定し、その外側の部分711に対
応させて光のパターン(図で斜線部分)を露光すると、
その部分の電荷は消失してしまい、枠709の内側の部
分712の静電潜像が残存する。すなわちこの内側の部
分712の画像が抽出されて記録されることになる。そ
こでこの編集作業を画像の抽出という。
これに対して第34図に示すように、以上とは逆に枠7
09の内側の部分712に対応する光のパターン(図で
斜線部分)を露光すると、今度は外側の部分711の静
電潜像のみが残存する。すなわち枠709の内側の部分
712の画像が削除されて記録が行われることになる。
そこでこの編集作業を画像の削除という。
本実施例の複写機では、テンキー80またはエディタパ
ッド132を用いて図形の頂点の座標を指定することで
それら指定された図形のパターンを発生させ、これを基
にしてインターイメージランプ141の点灯制御を1ラ
インずつ行って画像を編集することになる。画像の編集
の1つとしてマーキングカラー処理と−呼ばれる処理が
ある。こ9処理ではまず原稿を例えば黒色で記録し、次
に特定の領域を抽出してその領域をカラーで着色する。
これにより、マーカでマーキングしたような画像処理が
行われ特定領域を強調することができる。
(5−2)マーキングカラー処理 以下、マーキングカラー制御を例にとり、かつDADF
 24の代わりにエディタパッド付きプラテン26がベ
ースマシン21に取りつけられている状態に右いて編集
の一例を具体的に説明する。
第28図〜第34図はマーキングカラー処理を、。
実現するための動作を説明するためのものである。
まず、第28図を用いて説明する。マーキングの領域を
指定する場合、カード用CPU129(第6図)はオペ
レータがエディタパッド付きプラテン26上のボタンを
押すかどうかの監視を行っている。マーキングカラーボ
タン416が押されると(ステップ■;Y)、カード用
CPU129は対応する表示ランプ424を点灯させ、
マーキングカラーのモードとなる(ステップ■)。
°もし、他のボタンが押されれば(ステップ■)、これ
に対応するモードの作業が実行されることになる(ステ
ップ■)。
マーキングカラーのモードに設定されたら、CPU12
9は通常マーキングボタン431、枠マーキングボタン
432およびラインマーキングボタン433の押下状態
の監視を行う。そして、ラインマーキングボタン433
が押下されたら(ステップ■;Y)、ラインマーキング
用の表示ランプ438を点灯させる(ステップ■)。ま
た、通常マーキングボタン431が押された場合には(
ステップ■;Y)、通常マーキング用の表示ランプ43
8を点灯させる(ステップ■)。枠マーキングボタン4
33が押された場合には(ステップ■:Y)、枠マーキ
ング用の表示ランプ438を点灯させる(ステップ@)
CPLI l 29はラインマーキングボタン433以
外のボタン431.432が押された場合には、多角形
の指定が行われることになるのでその指定方法を確認す
るために指定方法ボタン419の押下状態を監視する(
ステップ■)。そして指定方法ボタン419が押された
ら(Y)、その時点から多角指定ランプ427を点灯さ
せる(ステップ0)。これに対して指定方法ボタン41
9が押されなければ初期的に対角指定ランプ426を点
灯させる(ステップ0)。
第29図において、ラインマーキング用の表示ランプ4
38が点灯していれば(ステップ■;Y)、ラインの両
端を指定するための2点のデータの入力が待機される(
灰テップ■)。これに対して通常マーキングあるいは枠
マーキング用の表示ランプ438が点灯していた場合に
は(ステップ■;N)、矩形の指定が行われたかどうか
を対角指定ランプ426と多角指定ランプ4270点灯
状態から判別する(ステップ■)。そして、対角指定ラ
ンプ426が点灯状態にある場合には、2点の”座標デ
ータの入力を待機する状態(Y)となる(ステップ■)
。また、多角指定ランプ427が点灯していた状態では
、多点すなわち3点以上の座標データの入力を待機する
状態(ステップ■)となる。
ステップ■における座標データの待機状態で2点の座標
データが入力されたら、対角線によって定まるその領域
の座標データがCPU 129の配下のRAMに記憶さ
れる(ステップ■)。RAMに記憶されたこのデータは
、所定のタイミングでベースマシン21のメインCPU
121に転送される。このデータは表示用CPU127
とインターイメージランプ用CPU122の双方に大容
量転送の通信モードで供給され、その記憶領域に格納さ
れる。
一方、ステップ■の状態で領域を特定する3点以上最大
16点の座標データが入力されたら(Y)、同様にして
これによって特定される領域の座標データがcpu 1
2 gの配下のRAMに記憶される(ステップ■)。そ
してそのデータはベースマシン21のメインcpu12
1にも転送される。このデータは表示用CPU 127
とインターイメージランプ用CPU122の双方の記憶
領域に記憶されることになるら座標データが複写機に入
力されてから大容量転送が行われるまでの時間的な遅れ
と、インターイメージランプ用CPU122がこれら座
標データを基にして消去パターンを作成するまでに要す
る時間とが、本発明で問題となっている編集時における
消去パターン発生までの処理時間である。
このようにして、1つの領域についての座標データの入
力とそのデータの記憶が終了したら、CPU 129は
色指定ボタン434〜437のいずれかが押されるのを
待機する(ステップ■)。
色指定ボタン435が押された場合には青色の指定が行
われたことになり(ステップ■;Y)、対応する表示ラ
ンプ438が点灯することになる(ステップ■)。また
、色指定ボタン436が押された場合には緑色の指定が
行われたことになり(ステップ■;Y)、対応する表示
ランプ438が点灯すること1ごなる(ステップ■)。
色指定ボタン437が押された場合には茶色の指定が行
なわれたことになり(ステップ@;Y)、対応する表示
ランプ438が点灯することになる(ステップ■)。こ
れら3種類のボタン435〜437が押されなかった場
合には(ステップ■;N)、初期的に赤色の指定が行わ
れたと判別され、赤色についての表示ランプ438が点
灯することになる(ステップ■)。
オペレータが色指定ボタン434〜437に対応する表
示ランプ438の点灯状態を確認して領域・色指定ボタ
ン421を押すと、現在入力した領域に対するカラーの
指定が確定する(ステップ■;Y)。すなわち、指定さ
れた領域のカラーが赤色であれば(ステップ@;Y)、
その領域の図形を示す座標データの記憶領域に赤色を示
すデータが記憶される(ステップ■)。指定された領域
のカラーが青色であれば(ステップ■;Y)、その領域
の図形を示す座標データの記憶領域に青色を示すデータ
が記憶される(ステップ■)。指定された領域のカラー
が緑色であれば(ステップ[相];Y)、その領域の図
形を示す座標データの記憶領域に緑色を示すデータが記
憶されることになる(ステップ■)。以上のいずれでも
ない場合、すなわち指定された領域のカラーが茶色であ
る場合には(ステップ@:N)、その領域の図形を示す
座標データの記憶領域に茶色を示すデータが記憶される
オペレータがこの状態で設定終了ボタン423を押さな
ければ(ステップ■;N ) 、n = 1から始まる
数値nが+1され〈ステップ@)、次の領域についてそ
の座標入力とカラーの指定が行われる(ステップ■〜0
)。これに対して、ステップ0で設定終了ボタン423
を押したり、座標の指定がこの装置で許容される最大値
としての16カ所目であれば(ステップ■;Y)、液晶
表示部112に「コピーできます」という文字が表示さ
れることになる(ステップ■)。
第30図はこの状態における液晶表示部の表示を表わし
たものである。液晶表示部112の左端近傍には、第1
8図に示した座標入力用パッド405の領域指定を行な
える最大サイズを示した枠531が表示されており、そ
の内部に現在入力された各領域の位置およびサイズが指
定領域532としてカラー表示されることになる。装置
によっては枠531を現在入力する原稿のサイズに一致
させて表示するようにしてもよい。それぞれの指定領域
532の近傍には、領域の番号が“1”−“5”として
表示されている。この例では、番号“3”の領域のみが
青色で表示され、残りの番号の領域が赤色で表示されて
いる。
ところで、この第30図に示された液晶表示部112の
中央部には、前記したように「コピーできます」という
情報が漢字仮名混じり文で表示され、その右側にはアイ
コン533Aが表示される。
このアイコン533Aは現在設定されているモードがマ
ーキングカラーのモードであることを表わしている。第
31図〜第33図は参考のために他のモードにおけるア
イコンの表示を示したものである。このうち第31図に
示したものは、抽出モードに右けるアイコン533Bで
あり、第32図に示したものは削除モードにおけるアイ
コン533Cである。更に第33図では、速写カラー合
成を行う場合において表示されるアイコン533Dを示
している。このように液晶表示部112には、現在設定
されているモードに応じて異なったアイコン533が表
示されるので、オペレータは過った作業を進行させるこ
とがない。
ところで第29図のステップ■の説明において、多角形
の指定を最大16箇所として説明したが、これは本実施
例の複写機で最大16点の座標指定を行うことのできる
ことと一致する。すなわち、16角形の領域を指定すれ
ば1つの領域しか指定することができないが、3角形で
あれば最大5個の領域指定が可能であり4角形でこの多
角指定が行われるときには最大4カ所を指定することが
できる。長方形あるいは正方形で対角線を利用して領域
の指定を行うときには、最大8箇所の領域指定が可能で
ある。
第34図は指定された領域におけるコピー作業のうちマ
ーキングの行われる作業を表わしたものである。
スタートボタン117が押されると(ステップ■;Y)
、光学レンズ58が等倍の位置にあるかどうかの判別が
行われる(ステップ■)。等倍でなければ(N)、光学
レンズ58を等倍位置に移動させる(ステップ■)。
光学レンズ58が等倍の位置にある状態でメインモータ
164がオンとなり、該当するサブ現像装置59Sへの
切り換えが行われる(ステップ■)。
これと共に前記したキャリジは基準反射板の下に移動し
、ここに停止する(ステップ■)。またコピー用紙60
の送り出しが開始される(ステップ■)。この状態で露
光ランプ56が点灯する(ステップ■)。このときの光
量は、通常のコピー作業における等倍設定時の50%が
目標とされる。
これは、該当するサブ現像装置59Sによるマーキング
部分のコピー濃度を本実施例の場合、光学濃度で0.6
から1.2の範囲、望ましくは0.5〜0.6の範囲に
調整するためである。
露光ランプ56が点灯してから1秒が経過し・たら(ス
テップ■)、インターイメージランプ141を駆動する
ためのトリガが出力される(ステップ■)。この時点ま
で、インターイメージランプ用CPU122は、座標デ
ータを基にして静電潜像の選択的消去用のパターンの作
成に集中することができる。トリガが供給さ−れた後、
インターイメージランプ用CPU 122は消去用パタ
ーンを1ラインずつ読み出し、これを基にしてインター
イメージランプ141のオン・オフ制御を行う(ステッ
プ■)。このオン・オフ制御を行っている時点でも、も
し消去用パターンの作成が終了していない場合には、イ
ンターイメージランプ用CPU122は消去用パターン
の計算を続行させることができる。
インターイメージランプ用CPU 122によるインタ
ーイメージランプ141の制御が行われているとき、ト
レイ制御用CPU128では途中まで送られて一旦停止
したコピー用紙60の搬送を開始させるためのゲート(
レジストレーション用のゲート)を開かせるための制御
を行う(ステップ■)。
インターイメージランプ用CPU122は、編集のため
に指定された領域について発光素子のオン・オフ制御を
行ったら、インターイメージランプ141がコピー用紙
60の後端に対応する位置に来たかどうかの判別を行う
(ステップ◎)。そして、後端に対応する位置に来た場
合にはインターイメージランプ141の全点灯を行う(
ステップ0)。これによりコピー用紙60の後端以後の
静電潜像が消去され、現像系等の負担が軽減されること
になる。
インターイメージランプ141の全点灯が開始したら、
定着後のコピー用紙60は中間トレイ33に搬入させる
(ステップ■)。以上説明した動作は、設定されたコピ
ー枚数だけ繰り返し行われる(ステップ■〜@)。
第35図は、マーキングカラー処理を実現するために中
間トレイ33に収容されたコピー用紙について他のカラ
ーでマーキングを続行する場合のその後の制御を説明す
るためのものである。
メインCPU121はカラーで行うマーキングの作業が
終了したかどうかの判別を行い(ステップ■)、他のサ
ブ現像装置59Sによるマーキング作業が残っている場
合には(N)、次に行うべき現像のためのサブ現像装置
59Sを選択する(ステップ■)。そして、この状態で
コピー用紙60を中間トレイ33から送り出させる(ス
テップ■)。この後、所定のタイミングでインターイメ
ージランプ141を駆動するためのトリガが出力される
(ステップ■)。そして該当する領域に対応する1ライ
ンずつのデータが読み出され、インターイメージランプ
用CPU 122ではインターイメージランプ1410
オン・オフ制御が行われる(ステップ■)。
また、トレイ制御用CPU l 28では途中まで送ら
れて一旦停止したコピー用紙60の搬送を開始させるた
めのゲート(レジストレーション用のゲート)が開かれ
る(ステップ■)。
インターイメージランプ141は、指定された領域につ
いて発光素子のオン・オフ制御を行ったら、コピー用紙
60の後端に対応する位置に来たかどうかの判別を行う
(ステップ■)。そして、後端に達した場合には通常の
制御としてインターイメージランプ141の全点灯を行
う(ステップ■)。そして定着後のコピー用紙60を中
間トレイ33に搬入させる(ステップ■)。以上の動作
は、設定されたコピー枚数だけ繰り返し行われる(ステ
ップ■〜O)。このような動作は、カラーによるマーキ
ングの作業がすべて終了するまで、すなわちサブ現像装
置59S1〜59S4による現像がすべて終了するまで
繰り返される(ステップ■〜@)。
第36図は、中間トレイ33に収容されたコピー用紙の
その後の制御を説明するためのものである。
メインCPU121は、マーキングの行われたコピー用
紙に対して今度は黒色の現像剤による通常のコピー作業
を行うことになる。このとき、メインCPU 121は
コンソールパネル28上の倍率表示部99に表示されて
いる現在設定されている倍率が等倍すなわち100%で
あるかどうかの判別を行う(ステップ■)。等倍でなけ
れば(N)、光学レンズ58を設定されている倍率に対
応する位置まで移動させる(ステップ■)。光学レンズ
58の位置が定まったら、該当するサブ現像装置59S
からメイン現像装置59Mへの現像装置の切り換えが行
われる(ステップ■°)。中間トレイ33から、この時
点でコピー用紙60の送り出しが開始される(ステップ
■)。原稿401の露光を行うためのキャリジの走査も
開始される(ステップ■)。
さて、この状態でメインCPU121は露光ランプ56
の露光位置を検知するための図示しないアクチエータが
レジセンサ172によって検知される時期を監視してい
る(ステップ■)。そして、レジセンサ172によって
検知されたときから300m5(ミリ秒)経過したら(
ステップ■)、ゲートソレノイド237を通電させ(ス
テップ■)、図示しないゲートにその先端を押さえられ
て停止しているコピー用紙60の搬送を開始させる。こ
れは、中間トレイ33からコピー用紙60の送り出され
るタイミングの誤差を取り除き、感光体ドラム51上で
静電潜像とコピー用紙60の整合(レジストレーション
)を図るためである。
キャリジによる原稿の走査は、キャリジの送り方向にお
ける原稿の長さだけ行われるようになっている。キャリ
ジの走査が終了したら(ステップ■;Y)、感光体ドラ
ム51上にそれ以上の長さで静電潜像を形成する必要は
ない。そこで、この時点でインターイメージランプ14
1が幅方向全部にわたって点灯され、不要なトナー像の
形成が防止される(ステップ[株])9 このようにして1枚分のコピー作業が終了したらメイン
CPU 121はコピー枚数がコピーの設定枚数に一致
したかどうかの判別を行う(ステップ0)。一致した場
合には、サイクルダウンすなわちコピー作業の終了のた
めの作業が行われ(ステップ■)、マーキングカラー処
理によるコピー作業が終了する。コピー枚数が一致しな
い場合には(N)、一致するまで、同様の作業が行われ
(ステップ■〜■)、所望の数だけのコピーが得られる
ことになる。
第37図は、テンキーによる座標入力を説明するための
もので、先の第35図および、36図に対応するもので
ある。
本実施例の構成の複写機であっても、領域指定のための
座標データの入力や入力されたデータの修正をテンキー
80から行うことができる。この第37図でマーキング
の領域を指定する場合、メインCPU121はオペレー
タがコンソールパネル28上のマーキングカラースイッ
チ88を押すかどうかの監視を行っている。マーキング
カラースイッチ88が押されると(ステップ■;Y)、
メインCPU121は対応する表示ランプ82を点灯さ
せ、マーキングカラーのモードとなる(ステップ■)。
もし、他のボタンあるいはスイッチが押されれば(ステ
ップ■)、これに対応するモードの作業が実行されるこ
とになる(ステップ■)。
テンキー800Å力によるマーキングカラーのモードに
設定されたら、CPU121は液晶表示部112に座標
入力を指示するためのデータを表示する(ステップ■)
。この表示は漢字を用いて行われる。表示用CPUI 
27がこの表示制御のために用いられる。
第38図はこの初期的な表示状態を表わしたものである
。液晶表示部112には指定する領域の内容として「領
域1」という文字551が表示されている。またその下
には、領域の選択を行わせるための選択表示マーク55
2が表示されている。
選択表示マーク552はこの状態で点滅動作を行ってい
る。液晶表示部112の右半分には矩形の「領域1」を
対角線の両端の2点で指定するための座標(X+ 、 
 Y+  )、(Xa、  Yl )が表示されており
、このうちの座標X、を入力させるためにカーソル55
3と未人力マークr*j554が点滅表示されている。
カーソル553の左側の2つのアイコン557には破線
で、矩形領域を対角線上の2点で指定するためのそれぞ
れの座標(X+、Y、)、(X、、  Yl)(7)存
在箇所が表示されるようになっている。ただし本実施例
の複写機では、これらの座標を逆に入力しても、あるい
はもう1つの対角線上の2点を用いて人力しても構わず
、表示内容はオペレータに対する1つのガイド情報とし
ての意味をもっている。
第39図は一例としてオペレータがテンキー80(第5
図)を用いて数値「100」を座標データ(Xl)とし
て入力した状態を表わしたものである。オペレータが座
標データ(X+  )の入力後に選択キー118を押す
と、カーソル553が座標(Yl)を入力させるために
その箇所に移動して点滅動作を行う。座標(Y+  )
の入力”後に選択キー118を押し、同様にして座標 (Xa、  Yl)の数値を順に入力する。
第40図は、座標(Xa)として数値「20」を、また
座標(Yl)として数値「3」を入力した状態を表わし
たもので゛ある。このようにして矩形の「領域1」を特
定できるだけのデータが入力されると、この第40図に
示すように液晶表示部112の選択表示マーク552の
隣に設定マーク555が点滅表示される。この状態で、
第5図に示す設定キー119を押せば「領域1」の指定
が完了する。
この後、第41図に示すように液晶表示部112には「
領域2」を指定させるための文字556が表示される。
この時点でも設定マーク555は点滅表示されている。
オペレータはこの状態で「領域2」についてのデータを
入力することもできるし、これ以上の領域指定を行わな
い場合には、入力動作を終了させることもできる。領域
指定を終了させる場合には、設定キー119を更に押下
することになる。
それでは、第37図に戻って説明を続ける。
メインCPL1121はテンキー80から以上説明した
ような領域指定のためのデータが入力されたら(第37
図ステップ■)、これを後に説明する正規の座標データ
に変換し、その内容を一時的に記憶させる(ステップ■
)。そしてこれが処理できる1単位のデータにまとまっ
たら(ステップ■;Y)、そのデータをインターイメー
ジランプ用CPU 122のメモリに転送する(ステッ
プ■)。
そして、第36図のステップ■に右ける「コピーできま
す」の表示(第37図参照)を行うことになる(ステッ
プ0)。
(5−3)m集 理の流れ 次に、編集処理の概要をメインCPU121とインター
イメージランプ用CPU122の・動作と共に説明する
第42図″はこれら2つのCPUの処理の流れを並列的
に表わしたもめである。本実施例の複写機で原稿の特定
領域の削除や抽出等の編集作業を行う場合、オペレータ
は画像の編集、または修正・確認を行うためのスイッチ
83(第5図)を操作して、編集モードを選択する。こ
れによりメインCPU121は編集機能実行のためのプ
ログラムの選択を行い、複写機を編集モードに設定する
(ステップ■)。この後、編集データの入力処理が行わ
れる(ステップ■)。前記したように編集データはIC
カード131から入力されたり、エディタパッド132
あるいはチンキ−80から入力される。編集データの入
力処理が完了したら、メインCPU 121はこれをイ
ンターイメージランプ用CPU 122に送信する(ス
テツ・プ■)。
そしてコピー作業を開始するために、指定された用紙サ
イズが適当なものであるかどうかのチェッりを行う(ス
テップ■)。その結果、用紙サイズがオーバーであれば
(ステップ■;Y)、用紙サイズがオーバーであること
が表示され、コピー作業開始待ちの状態となる(ステッ
プ■)。そして、縮倍率の変更(ステップ■)や用紙サ
イズの変更(ステップ■)があれば(Y)、ステップ■
に戻り、用紙サイズが適当であるかどうかのチエツクが
再び行われる。
一方、ステップ■で用紙サイズがオーバーでなかった場
合のようにその状態でスタートボタン117が押される
と(ステップ@;Y)、コピー開始信号および画像の先
端を消し込むための先端漬込データ等が作成され、イン
ターイメージランプ用CPU122に送信される(ステ
ップ■)。
そして、この後1枚分のコピー動作が実行され、設定さ
れたコピー枚数に到達するまで同様のコピー動作が繰り
返される(ステップ0、■)。このようにして一連のコ
ピー作業が終了するとくステップ■)、複写機のコピー
終了作業としてのサイクルダウンが行われる(ステップ
■)。そして再びステップ■に戻ってコピー動作の開始
を待機する状態となる。
以上のようなメインcpu 121の動作に右いて、ス
テップ■で編集データの送信が行われると、インターイ
メージランプ用CPU122はこれを受信する(ステッ
プO)。そして、編集データにコピー作業時の縮倍率を
かけて実際の編集領域すなわち抽出または削除を行う領
域を演算する(ステップ@)。そして、この結果を感光
体ドラム51の軸方向のデータ(以下Y軸データという
。)について2.4mmピッチに換算する(ステップ@
)。感光体ドラム51の回転方向すなわちX軸方向のデ
ータ(X軸データ)については1mm単位のデータのま
まにする。そして、これらY軸データ右よびX軸データ
をインターイメージランプ用CPU 122の配下の図
示しないRAMの編集領域用に用意された領域に実際の
パターンと対応させて書き込む(ステップ[相])。こ
こでY軸データについて2.4mmピッチに換算するこ
とにしたのは、インターイメージランプ141を構成す
る発光ダイオード(図示せず)のサイズが一辺2.4m
mであることに基づくものである。X軸方向については
、これら発光ダイオードの点滅周期を短く設定すること
によりピッチを短くすることができるので、本実施例で
は1mmのピッチとしている。
以上のようにしてインターイメージランプ用CPU12
2のRAMにイメージパターンが格納されたら、コピー
開始の待機状態となる(ステップ@)。この状態でオペ
レータの操作によって縮倍率の変更があれば(ステップ
■;Y)、再びステップ@からの動作が繰り返されるこ
とになる。
コピー開始の待機状態でオペレータがスタートボタン1
17を押すと(ステップ@、@) 、インターイメージ
ランプ用cpu i 22はインターイメージランプ1
41のすべての発光ダイオードを点灯させる(ステップ
@)。この全点灯の動作は、コピー用紙60(第4図)
に対応する静電潜像領域よりも手前の領域の静電潜像を
消去するために行われる。
インターイメージランプの発光ダイオード501が全点
灯されたら(ステップ@)、前記したステップ■で先端
漬込データ等がメインCPU121から送られてきた後
、インターイメージランプ用CPU122は先端漬込終
了後に編集等のために使用される発光ダイオードの点灯
パターンをインターイメージランプ用CPU 122の
前記したRAMから読み出す(ステップ@)。そして、
これをX軸方向に補正したデータを作成する(ステップ
@)。このようにして先端漬込終了後の最初のラインの
点灯パターンが用意されたら、インターイメージランプ
用CPU 122は先端消込林了の時機が到来するのを
監視する(ステップ[相])。
先端泊込終了の時機を示すデータは、メインCPU12
1側からトリガ信号として出力され、割込処理される。
これは、メインCPU121とインターイメージランプ
用CPU 122および他のCPUとの間で通常行われ
るシリアル通信を用いると、これらのCPU間の時分割
通信のために先端泊込終了の時機を正確に示すことがで
きないからである。
このトリガ信号が到来すると、インターイメージランプ
用CPU122は先端泊込終了後の1ライン分のパター
ンをラッチさせ、インターイメージランプ141を出力
データに応じて点灯制御させる(ステップ@)。そして
、次の1ライン分のデータ、すなわちX軸方向に1mm
移動した後の点灯パターンの読み出しを行う(ステップ
[株])。
この読み出された点灯パターンは、前記したと同様に補
正され、インターイメージランプ141を駆動するため
のLEDドライバ(図示せず)に対して出力されること
になる(ステップ19)。そして、感光体ドラム51が
1mmだけX軸方向に回転移動した時点で(ステップ@
;Y)、その点灯パターンに従ってインターイメージラ
ンプ141の点灯が制御され、先端泊込終了後の2ライ
ン目の静電潜像消去についての制御が行われる(ステッ
プ[相])。
この後、インターイメージランプ用CPU122は原稿
の画像領域の後端に到達したかどうかの判別を行う(ス
テップ0)。そして後端に到達していなければ(N)、
ステップ■に戻り、同様の制御で・1ラインずつインタ
ーイメージランプ141の点灯制御を行う。
これに対して、原稿の画像領域の後端に到達した場合に
は(ステップ[相];Y)、後端清適領域の開始なので
、インターイメージランプ141の全発光ダイオード5
01を点灯させる(ステップ@)。
そしてこれ以後の領域について静電潜像の全面的な消去
が行われる。
この段階でインターイメージランプ用CPU122は更
に同様のコピーが行われるかどうかの判別を行う(ステ
ップ0)。複数枚のコピーが行われる場合であって、ま
だ残りがある場合には(Y)、ステップ@に戻って次の
コピー用紙に対して同様の制御が行われる。これに対し
て、コピー作業がこれで終了する場合には(ステップ@
;Y)1,11了する時点まで(ステップ[相])、イ
ンターイメージランプ141の全発光ダイオードを点灯
させる〈ステップ■〉。インターイメージランプ141
が消灯したら、ステップ@に戻ってコピー作業の開始を
待機する状態となる。
(5−4)処理時間 第43図は、感光体ドラムの要部を表わしたものである
。感光体ドラム51には、第8図にも示したようにチャ
ージコロトロン52とインターイメージランプ141が
配置されている。これらの間の感光体ドラム表面に原稿
上の画像が露光され、チャージコロトロン52によって
帯電されたドラム表面に静電潜像が形成されるようにな
っている。
この複写機のスタートボタン117(第5図)が押され
ると、矢印方向に感光体ドラム51が回転を開始すると
共にチャージコロトロン52が放電を開始する。そして
、時間Tc が経過すると、帯電領域の先端がインター
イメージランプ141まで到達し、これから画像編集の
ための消去パターンの露光が行われることになる。
ところで第44図は本実施例の複写機で感光体ドラム5
1上に結像させることのできる画像の最大領域801を
表わしたものである。インターイメージランプ141は
、この領域801を1回ライン走査して、消去パターン
の作成を行う。今、この領域801全体について消去パ
ターンを作成するのに必要な時間をT、とする。この場
合、1ライン分の消去パターンの作成に要する時間tは
、次の(1)消去で表わすことができる。
一方、X軸方向における1ラインの移動時間をTs と
し、消去パターンの記憶されたメモリからインターイメ
ージランプ用CPU 122の関与の基に1ライン分の
データが読み出されインターイメージランプ141の駆
動回路に受は渡されるまでの所要時間をTA とする。
この場合、インターイメージランプ用CPU122がイ
ンターイメージランプ141の制御を行うようになって
から生じる空き時間T、は、次の(2)式に示すような
ものとなる。
Ti  = Ts’ −TA   ・・・・・・(2)
今、インターイメージランプ用CPU 122が座標デ
ータを受は取って消去パターンの計算を開始してから最
初の1ライン目の消去パターンを出力するまでの時間を
Tc とする。この場合、残りの消去パターンの計算に
必要な時間はTt   Tcとなる。この°時点で消去
パターン全部を計算するために残された時間はT、Xj
!である。従って次の(3)式を満足するならば、コピ
ー作業中におけるインターイメージランプ用CPU12
2の空き時間に消去パターンの処理が可能となる。
T、xj!≧’rx −’rc −・−・−(3)今消
去パターン発生に最も時間のかかるパターンを考え、こ
のパターンの作成時間T、を本実施例の場合3.5秒と
する。時間Tcを1.5秒以上とすると、スタートボタ
ン117を押すまでに消去パターンが作成されていなけ
ればならないとした従来の方式では最大2秒間スタート
ボタンの。
押下を待たせなければならない。
本実施例の複写機の場合には、すでに説明したように編
集データを入力すると直ちに液晶表示部112に「コピ
ーできます」という表示が行われる。そこでオペレータ
が直ちにスタートボタン117を押した場合には、これ
から最短で1.5秒(=Tc )経過後に静電潜像の先
端部がインターイメージランプ141に到達することに
なる。そこで、最大サイズのコピーをとる場合には、残
り2秒間で消去パターンの発生を終了させなければなら
ない。このため、この複写機ではインターイメージラン
プ用CPU122の空き時間T、を4.7m秒以上とな
るように設定している。
これは、次の(4)式で算出されるものである。
・・・・・・(4) すなわち本実施例の複写機では、X軸方向の1ラインの
移動時間Ts が6.4m秒となっており、インターイ
メージランプ141の制御に必要な時間T^が1ライン
当たり1.7m秒以内になっているので、編集作業終了
直後にスタートボタン117が押されても、静電潜像の
後端がインターイメージランプ141に到達する前に消
去パターンの作成が終了することになる。
(5−5)処理の流れ 145図はインターイメージランプ用CPUの動作を一
般的に表わしたものである。インターイメージランプ用
CPU 122は外部割込、シリアル割込およびタイマ
割込を受け、それぞれこれらの時点でバックグランドの
処理を中断するようになっている。ここでバックグラン
ドの処理とは、感光体ドラム51上に生成された静電潜
像に対する処理をいう。また、シリアル割込とは、メイ
ンCPtJ 121および第6図に示した他のCPLI
との間における一般的なシリアルデータ通信による割込
処理をいう。タイマ割込とは、コピー作業中の1ライン
ごとのインターイメージランプ141の制御を実現する
ために常時行われる割込処理をいう。外部割込とは、こ
れ以外の一般的な割込処理である。図中、符号INTは
割り込みを示し、RET Iはこれに対する復帰(割込
復帰)を表わしている。バックグランドの処理は、複写
機の電゛源投入時にイニシャライズされるようになって
いる。
第46図は、第45図に示したタイマ割込処理を表わし
たものである。タイマ割り込みがかかると、インターイ
メージランプ用CPL1122はコピー作業の行われて
いない待機中であるかコピー中であるかの判別を行う(
ステップ■、■)。そして、待機中であれば(ステップ
■;Y)、次に説明する待機中の処理を行う(ステップ
■)また、コピー中であれば、同じく後に説明するコピ
ー中における処理を行う(ステップ■)。
第47図は待機中の処理を表わしたものである。
待機中であればコピー作業が開始するまでの間(ステッ
プ■;N)、領域計算を行うばのであれば(ステップ■
;Y)、領域計算開始フラグをセットしくステップ■)
、バックグランド処理をイニシャライズする(ステップ
■)。
一方、コピー作業が開始されれば(ステップ■;Y)、
インターイメージランプ141が全点灯される(ステッ
プ■)。これはすでに第42図で説明したようにコピー
の行われる領域の手前までの静電潜像を感光体ドラム5
1上から消去するためである。この後、コピー中の状態
に移り制御が行われる(ステップ■)。このとき消去パ
ターンの計算を行うものであれば(ステップ■;Y)、
すでに説明した処理が行われる(ステップ■、■)。
第48図は、バックグランド処理の概要を表わしたもの
である。処理する領域の計算が開始していれば(ステッ
プ■;Y)、その領域の計算が行われる(ステップ■)
。そして、計算終了後に前記した領域計算開始フラグが
クリアされる(ステップ■)。
第49図は、領域の計算を表わしたものである。
領域の計算を行うに際しては、まず計算結果を格納する
RAM領域がクリアされる(ステップ■)。
そして、X軸方向のラインとしてまず“0”ライン目を
設定しくステップ■)、このラインにおける消去パター
ンの計算結果を格納する(ステップ■)。この後、次の
ラインが指定され(ステップ■)、そのラインが処理す
べきラインの上限値でないかぎり(ステップ■;N)、
上記ステップ■、■が繰りかえされる。上限値に到達し
た場合には(ステップ■;Y)領域の計算が終了する。
第50図は、第47図に対応するものでコピー作業中に
おけるインターイメージランプ用CPUの動作を説明す
るためのものである。、この場合の制御は、(i)先端
消し込み中の制御(ステップ■;Y)と、後端消し込み
待ちの制御(ステップ■;Y)および(iii )コピ
ー終了中の制御(ステップ■;Y)に分けることができ
る。
ここで先端消し込み中の制御とは、原稿に対応した静電
潜像の先端領域に到達するまでの間、感光体ドラム51
上の静電潜像を消去するために行われる制御をいう。こ
の場合、先端漬込が終了すれば(ステップ■;Y)、先
端消し込みの行われた終了位置のX座標がセットされ(
ステップ■)、そのX座標におけるインターイメージラ
ンプ141のオン・オフパターンが出力される(ステッ
プ■)。この後、後端消し込み待ちとなる(ステップ■
)。
後端消し込み待ちの状態では、後端消し込みが開始され
るまでの間(ステップ■;N)、X座標が1ラインずつ
更新され(ステップ■)、そのX座標におけるオン・オ
フパターンが出力される(ステップ■)。このオン・オ
フパターンは、感光体ドラム51の軸方向における原稿
領域以外の静電潜像を消去するサイドイレーズ用のパタ
ーンと、編集用の消去パターンの双方を含んだものであ
る。
原稿の後端に対応する静電潜像の位置に到達した後は(
ステップ■;Y)、インターイメージランプ(ISIL
)141が再び全点灯される(ステップO)。そして、
コピー作業が続行する場合には(ステップ■;Y)、先
端消し込み中の制御に切り替わる(ステップ0)。これ
に対して、コピー作業がこれで終了する場合には(N)
、コピー終了待ち(ステップ■)の状態に切り替わる(
ステップ0)。
ステップ■では、コピーが終了するまでの間(N)、イ
ンターイメージランプ141の点灯が継続する。コピー
が終了すると(Y)、インターイメージランプ141が
全消灯される(ステップ■)。そして、インターイメー
ジランプ用CPU122は待機状態に移行する(ステッ
プ■)。
以上説明した本実施例の記録装置では、インターイメー
ジランプ用CPU l 22の空き時間に消去パターン
の計算を行うことでスタートボタン117を直ちに押し
てもコピー作業を開始することができるようにした。ス
タートボタン117の押下後では消去パターンの作成が
完了しないような記録装置の場合には、この分だけ待機
させてスタートボタン117を押下させるようにすれば
よい。この後者の場合であっても、コピー作業に要する
全時間をかなり短縮することが可能である。
もちろん、消去パターンを計算するCPUの処理を高速
化させたり、そのCPUの処理の負担を軽減することに
よってもコピー作業に要する全時間を短縮することは可
能である。
「発明の効果」 このように本発明によれば、消去パターン演算手段が、
データ入力手段からデータを受は取った後、消゛去手段
が静電潜像の選択的消去を終了するまでの間消去パター
ンの演算を行うことができるので、複雑な図形等を含む
編集であっても記録作業を迅速に行□うことができ、作
業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示すブロック図、第2図〜第5
0図は本発明の記録装置を応用した複写機の一実施例を
説明するためのもので、このうち第2図は複写機のシス
テム構成を表わしたシステム構成図、第3図は複写機の
システム構成の一例を表わした外観図、第4図はこの複
写機の概略を示す概略構成図、第5図はこの複写機のコ
ンソールパネルの平面図、第6図はこの複写機の回路構
成の概要を表わした回路図、第7図はメインCPUを中
心として更に第6図を展開して示したブロック図、第8
図は複写機の感光体ドラム周辺の回路構成を具体的に表
わしたブロック図、第9図はサブ現像装置で1回目の現
像を行いメイン現像装置で2回目の現像を行う場合のメ
インモータとデベ・ソレノイドの動作を示すタイミング
図、第10図はメイン現像装置で1回目の現像を行いサ
ブ現像装置で2回目の現像を行う場合のメインモータと
デベ・ソレノイドの動作を示すタイミング図、第11図
は複写機の露光系やコンソール制御部の周辺を具体的に
表わしたブロック図、第12図は複写機の電源や定着装
置等を具体的に表わしたブロック図、第13図はコピー
用紙の搬送系の回路構成を具体的に表わしたブロック図
、第14図はDADFの概略構成図、第15図はソータ
の斜視図、第16図は中間トレイを中心とした搬送系の
概要を表わす側面図、第17図はエディタパッドを装着
した複写機のシステム構成を表わした斜視図、第18図
はエディタパッドの平面図、第19図はエディタパネル
および表示パネルを表わした平面図、第20図は大容量
トレイの回路構成を示すブロック図、第21図は感光体
に対する帯電作業を表わした原理図、第22図は露光作
業を表わした原理図、第23図は露光によって形成され
た静電潜像を表わした原理図、第24図はインターイメ
ージランプによる静電潜像の消去を説明するための説明
図、第25図はインターイメージランプの要部を示す正
面図、第26図は消去パターンによる画像の抽出の様子
を示す原理図、第27図は消去パターンによる画像の削
除の様子を示す原理図、第28図および第29図は多色
マーキング処理を実現するための動作を説明するための
流れ図、第30図はマーキングカラーのモードにおける
液晶表示部の表示内容の一例を示す平面図、第31図は
抽出モードにおける液晶表示部の表示内容の一例を示す
平面図、第32図は削除モードにおける液晶表示部の表
示内容の一例を示す平面図、第33図は連写カラー合成
のモードにおける液晶表示部の表示内容の一例を示す平
面図、第34図はマーキングカラー処理を実現するため
の動作を説明するための流れ図、第35図は中間トレイ
33に収容されたコピー用紙に対してカラーで現像する
場合の制御を説明するための流れ図、第36図はメイン
現像装置でモノクロの現像が行われる最後の工程の制御
を説明するための流れ図、第37図はテンキーによる座
標入力を説明するための流れ図、第38図は「領域1」
を指定する場合の液晶表示部の初期状態の表示内容を示
す平面図、第39図は「領域l」についての座標データ
(X、)が入力された状態での液晶表示部の表示内容を
示す平面図、第40図は「領域l」についての全座標デ
ータが入力された状態での液晶表示部の表示内容を示す
平面図、第41図は「領域2」の入力が行なえる状態と
なった状態での液晶表示部の表示内容を示す平面図、第
42図はメインCPUとインターイメージランプ用の処
理の流れを並列的に表わした流れ図、第43図は感光体
ドラムの要部を表わした説明図、第44図は感光体ドラ
ム上に形成される画像の最大領域とその走査の様子を示
した説明図、第45図はインターイメージランプ用CP
Uの動作を一般的に表わした説明図、第46図はタイマ
割込処理を表わした流れ図、第47図は待機中の処理を
表わした流れ図、第48図はバックグランド処理の様子
を表わした流れ図、第49図は領域の計算の様子を表わ
した流れ図、第50図はコピー中の処理を表わした流れ
図、第51図は編集のために指定された領域の一例を示
す平面図、第52図は編集の一形態としての「削除」を
示す説明図、第53図は編集の一形態としての「抽出」
を示す説明図である。 11・・・・・・データ入力手段、 12・・・・・・消去手段、 13.117・・・・・・スタートボタン、14・・・
・・・消去パターン演算手段、21・・・・・・メイン
cpu。 5I・・・・・・感光体ドラム、 80・・・・・・テンキー、 122・・・・・・インターイメージランプ用cpu。 132・・・・・・エディタパッド、 141・・・・・・インターイメージランプ用代理人 
 弁理士 山 内 梅 雄 iフィーixm  i 第9図 第10図 i−1妙H 第12図 第16図 第17国 第20図 第24図       141 第 28図 第37図 第43図 第44図 、7y1 TE  □ 第46図    第48図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、感光体上に形成された静電潜像を選択的に消去する
    パターンとしての消去パターンを作成するためのデータ
    を入力するデータ入力手段と、感光体と相対的に移動し
    前記静電潜像を前記消去パターンに基づいて順次選択的
    に消去する消去手段と、 感光体上における前記静電潜像の形成を開始させるスタ
    ートボタンと、 前記データ入力手段からデータが入力された後前記消去
    手段が静電潜像の選択的消去を終了するまでの間消去パ
    ターンの演算のための時間を割り当てられた消去パター
    ン演算手段とを具備することを特徴とする記録装置。 2、消去パターン演算手段は、スタートボタン押下後は
    消去手段の制御の空き時間に消去パターンの演算を行う
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の記録装置
JP62258371A 1987-10-15 1987-10-15 記録装置 Pending JPH01102479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62258371A JPH01102479A (ja) 1987-10-15 1987-10-15 記録装置

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JP62258371A JPH01102479A (ja) 1987-10-15 1987-10-15 記録装置

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ID=17319314

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JP62258371A Pending JPH01102479A (ja) 1987-10-15 1987-10-15 記録装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61182058A (ja) * 1985-02-07 1986-08-14 Ricoh Co Ltd 画像編集装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61182058A (ja) * 1985-02-07 1986-08-14 Ricoh Co Ltd 画像編集装置

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