JPS63129880A - 位相比較回路 - Google Patents

位相比較回路

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JPS63129880A
JPS63129880A JP61272527A JP27252786A JPS63129880A JP S63129880 A JPS63129880 A JP S63129880A JP 61272527 A JP61272527 A JP 61272527A JP 27252786 A JP27252786 A JP 27252786A JP S63129880 A JPS63129880 A JP S63129880A
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久保 観治
Yoshiro Tsuchiyama
土山 ▲吉▼朗
Yasuhiro Yoneda
米田 康浩
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は位相比較回路に関するものであり、特に、位相
の引込み時間を短縮する新規な位相比較回路に関するも
のである。
従来の技術 制御対象の速度及び位相を一定値に制御する用途は、広
範囲に及んでいるが、ここでは2ヘツド形ヘリ力ルスキ
ヤン方式の磁気記録再生装置(以下VTRと称す)を例
にとり説明する。
VTRでは、磁気テープ上に記録する映像信号の記録波
長を実現可能な値に設定するため、ビデオヘッドを内蔵
した回転シリンダを高速で回転させる必要がある。回転
シリンダの回転速度は速度制御回路により略一定の回転
速度になるように制御され、また回転位相は、基準位相
信号との位相差が一定値になるように制御される。
第11図には、従来のVTRにおける速度及び位相制御
回路の一部を示す。同図において端子1101からは、
回転シリンダの回転速度に比例した周波数の信号を発生
する周波数発電機(FG)からの信号が入力される。F
G倍信号速度誤差信号作成回路11o2においてその周
期が計測され、FG倍信号周期と基準周期との差の量が
、速度誤差信号として出力される。回路1103及び1
108はパルス幅変調回路(PWM回路)であり、入力
されるディジタル信号値に応じたパルス幅をもつ信号を
出力する、一種のD/A変換器である。従って、端子1
1o4には速度誤差信号がPWM信号として出力される
端子1106には基準信号が、端子1106にはヘッド
スイッチング信号(H,SW)が入力される。ここで基
準信号とは、映像信号を記録する時には、映像信号内に
含捷れる垂直同期信号を分離して取り出した信号であり
、NTSC方式のVTRでは60Hzのパルス信号であ
る。またH、SW倍信号は、回転シリンダの回転位相を
示す信号であり、NTSC方式のVTRでは30Hzの
矩形波信号である。基準信号をiに分周した信号とH,
SW倍信号の位相差は、位相誤差信号作成回路110f
にて取り出され、取り出された位相誤差信号はPWM回
路1108にてD/A変換され、端子1109に出力さ
れる。
端子11o4及び11o9に出力される各PWM信号は
、抵抗R1とコンデンサC1及びR2と02とでそれぞ
れ平滑され、アナログ信号に変換される。また速度誤差
信号と位相誤差信号は、抵抗R3によって合成される。
抵抗R3の値に応じて、位相誤差信号を速度誤差信号に
合成する割合(ミックス比)が変化する。このミックス
比は、位相制御系の安定性を確保するため、通常数分の
1から数十分の1に選ばれる。端子1110に得られる
速度及び位相誤差信号の合成値は、回転シリンダを駆動
するモータの駆動回路に供給され、回転シリンダの回転
速度及び回転位相を制御する。
第12図は、従来の位相比較回路のより詳細なブロック
図を示した図であり、第10図は第12図の各部の波形
を示したものである。両図において、同一記号は同じ信
号を示す。端子12o1から入力される基準信号(垂直
同期信号)jは、i分周回路12o2で分周され信号に
となる。回路12o3はプリセット回路であり、信号に
の立上りエツジのタイミングで、所定のプリセット値を
カウンタ回路12o4にセットする。カウンタ回路12
o4は、プリセットされた値からカウントを開始し、カ
ウンタがオーバーフローした時には、再度プリセットさ
れた値からカウントを始める。
従ってカウンタ回路12o4の出力値は、第10図1に
示す変化を繰り返えす。プリセット値を変えることによ
り、第10図1o01で示す周期を変化させることがで
きるため、被制御信号の位相の安定位置を、プリセット
値を変えることにより調整するこ七ができる。
回路12o7及び1208は、カウンタ回路12o4の
出力値の上限値及び下限値を見かけ上制限する回路であ
る。上限制限回路1207は、信号にの立上りエツジの
時点から、カウンタ出力tのオーバーフローした回数を
数え、この回数がある一定値以上の時には、ラッチ回路
12o6の値を1002で示す最大値に保持する。また
下限制限回路1208は、上記回数が一定値以下の時に
は、ラッチ回路1205の値を1003で示す最小値に
保持する。従って、ラッチ回路1205に供給されるカ
ウンタ出力tは、見かけ上信号mで示すカウンタ出力が
供給されたものと同じことである。端子1206からは
H,SW倍信号が入力され、この信号の立ち下がクエッ
ジのタイミングでカウンタ出力mの値がラッチされる。
ラッチ回路12o6の出力12o9は、第11図に示す
PWM回路1108に供給され、位相誤差信号として出
力される。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の回路構成における位相比較回路では、
電源電圧とミックス比とによって、過渡時における位相
引き込み時間が制限される問題点があった。なぜならば
、第11図の端子1109から出力される位相誤差信号
の下限値は接地電位であり、また上限値は電源電圧値で
ある。そして、この上限値と下限値との差のレベルが、
回転速度を変調する範囲に相当する。この変調範囲が大
きい程回転速度の変化量も大きく、位相の変化する速度
も大きくなる。すなわち、位相が一定のはずれた位置か
ら安定点に移動するまでの時間が速くなる。しかし、前
記変調範囲に電源電圧によって制限され、また、ミック
ス比によってさらに制限されることになる。
本発明は、ミックス比によって位相の引込み時間が制限
されない新規な位相比較回路を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 本発明では上記の問題点を解決するため、速度誤差信号
と位相誤差信号をD/A変換する前にミックスする。そ
して位相比較回路を、基準信号と被制御信号との位相差
が一定の範囲以内にある時には、位相誤差信号の量が位
相差に比例して変化するように構成し、一定の範囲以外
にある時には、前記比例して変化する位相誤差信号量の
最大値よりも大きく、また最小値よシも小さく設定する
構成をとる。
作  用 本発明は上記の構成により、過渡時における位相引込み
時間の短縮を計ることができる。
実施例 本発明の具体実施例を説明する前に1位相比較回路の構
成と位相引込み時間との関係について、まず説明する。
第9図は、2種類の位相誤差信号量と被制御信号との関
係を示した図である。同図において、信号fは基準信号
からの位相ずれ量に対する位相誤差信号量の変化を示し
、信号qは被制御信号を示す。信号fは基準信号の回転
位相に同期している。
被制御信号の回転位相が例えばtloで示す位ftHζ
ある時、位相誤差信号の量は901で示す量であり、t
llで示す位置にある時の位相誤差信号の量は902の
量になる。なお、位相誤差信号が901で示す量の時、
位相制御系は安定するものとする。
電源投入時、モータの回転数は停止状態から徐々に加速
され、速度制御回路によってほぼ一定の回転速度に制御
されると共に、位相制御回路によって、回転位相と基準
信号との位相が一定になるように制御される。今、モー
タの回転速度が所定の速度に達っし走時、基準信号と回
転シリンダの回転位相とが第9図fとqに示すtllの
関係にあるものとする。この時、回転シリンダの回転速
度が目的とする回転速度に正確に一致しているものと仮
定すると、回転位相を示すパルス信号903は、一定時
間(1周期に相当する時間)後には904で示す位置に
発生する。つまり、基準信号fとパルス信号903及び
904との相対的な位置関係は変化しない。しかし実際
には、tllの時刻ておいて得られる位相誤差量902
によって回転速度が加速され、一定時間後には905で
示す位置にパルス信号が発生することになる。このよう
な動作を繰り返えすことにより、被制御信号qのパルス
発生位置は、信号fの傾斜部の中央(901で示す位置
に相当する位置)まで移動した後、安定することになる
。そして、一定時間後に移動する位相補正量906の値
は、位相誤差信号1902によって変化させることので
きる回転速度の変化量によって決まる。
第9図りに示す信号は、本発明を適要した時の、基準信
号からの位相ずれ量に対する位相誤差信号量の変化を示
す図である。信号iは被制御信号を示す。位相制御系の
安定点は、9.07及び908で示す傾斜部の中央位置
に、被制御信号のパルス信号が位置する時である。前回
と同様に、モータの回転速度が目標とする回転速度に等
しくなった時のパルス信号の位置を、t14で示す位置
とする。
そしてこの時、モータの回転速度が目標とする回転速度
に正確に等しいものとすれば、一定時刻後のパルス発生
位置は’16で示す位置になる。実際には、’14の位
置において得られる位相誤差信号の量909によって回
転速度が加速され、一定時刻後のパルス信号の発生位置
はt15で示す位置になる。そしてこの時、一定時刻後
に移動する位相補正量ば910で示す量である。
今、位相差に応じて位相誤差信号の量が比例して変化す
る部分(以後比例傾斜部と称す)の最小値から最大値ま
でのレベル、すなわち、911と912のレベルが等し
いとすれば、9o9のレベルば902のレベルに比べて
913で示す量だけ大きい。そして、913で示す量だ
けモータの回転速度を大きく変化させることができるた
め、その分、位相補正量910は906よシも大きくな
る。つまシ、引込み時間を短縮することができる。
なお後述するように、速度誤差信号と位相誤差信号とを
D/A変換する前に合成すれば、909で示すレベルは
電源電圧やミックス比に左右されることなく、実用上十
分に大きな値を設定することができる。
次に、最大レベル909の上限値について説明する。最
大レベル909を大きくする程、一定時間毎に変化させ
ることのできる位相補正量910の値も大きくなる。今
、モータの回転速度が所定の速度に略等しくなった時、
被制御信号のパルス発生位置がt19で示す位置にある
時を考える。そして、この時に得られる位相誤差信号の
量が911で示すレベルであシ、この量により一定時間
毎に補正される位相補正量が912で示す量であったと
する。この時信号りに対するパルス信号の相対的な発生
位置は、ある時刻においてt19の位置であり、一定時
刻後にはt1□で示す位置になる。そしてこの時に得ら
れる位相誤差信号の量916による回転速度の変化が、
911に対して対称的に逆方向に作動するものとすれば
、次の一定時刻後のパルス発生位置はt となる。つま
りt19とt1□との位置を交互に繰り返えし、安定し
ないことになる。次に、911のレベルによる位相補正
量が913で示す値である時を考えてみる。この時、あ
る時刻におけるパルス発生位置がt19であれば、次の
一定時刻後のパルス発生位置はt18の位置である。’
18の位置における位相誤差量は比例傾斜部における量
である。従って、t18で示す位置以降においては、通
常の位相制御系の引込み特性に沿づてパルス位置が移動
し、安定点908の位置に落ち着くことになる。以上の
ことから、比例傾斜部以外の位置における最大値もしく
は最小値によって、一定時間毎に補正される位相補正量
は、比例傾斜部の時間914よシも小さくする必要があ
ると言える。
次に本発明の具体実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す図であり、マイクロコ
ンピュータ(以下単にマイコンと称す)部と他のハード
回路とによって構成される。第2図は第1図の各部の波
形及び説明を補足するための図であり、両図において同
じ記号は同じ信号を示す。
第1図において、端子101にはFG倍信号、端子10
2には基準信号(本例では垂直同期信号)が、端子10
3にはH,SW倍信号それぞれ入力される。回路104
,105,106はインプットギャピチャレジスタ(以
下単にICRと称す)である。各ICR回路は、端子1
01〜103の各信号の立ち上り、もしくは立ち下りエ
ツジの時刻にて、カウンタ回路107のカウント値をラ
ッチするラッチ回路である。カウンタ回路107はクロ
ック108をカウントするフリーのカウンタであり、カ
ウンターがオーバーフローすれば、再度最小値からカウ
ントを開始する。カウント値は、第2図dに示すような
変化をする。第2図において、H,SW倍信号の立ち下
りエツジにおけるカウント値201が、第1図にICR
3で示す回路106にラッチされる。また基準信号のi
の周期の信号Cの立ち上りエツジにおけるカウント値2
02が、ICR2で示す回路105にラッチされる。従
って、201で示すカウント値から202で示すカウン
ト値を減算し、203で示す一是の位相基準値をさらに
減算すれば、その差204で示す量が位相ずれ量に応じ
た時間を示すことになる。第1図に示す回路109はタ
イマ回路であり、H,SW倍信号立ち下シエッジでリセ
ットされ、その後一定時間毎にパルス信号aを発生する
。第2図に示すように、本例ではH,SW信号周期を1
/12等分した時間毎にパルス信号を発生するように、
タイマの時間が設定されているものとする。第1図に示
す1rq1 、 1rq2. 1rq3の各信号は、各
ICR回路がカウンタ回路の値をラッチした時点に発生
されるパルス信号であり、マイコンへの割込み信号とし
て用いられる。タイマ回路109の出力信号a (ir
q4)も、同様に割込み信号として用いられる。回路1
1oはマイコンであり、中央演算処理装置111.RO
M112.RAM113及び割込み処理回路114で構
成される。マイコンでは、後述するように、各ICR回
路にラッチされた値を用いて速度誤差信号と位相誤差信
号とを演算し、両信号を合成した後でフィルター処理を
行ない、その結果をD/A変換回路116に供給する。
端子116に出力されるD/A変換後の出力信号は、モ
ータ駆動回路に供給され、モータの回転速度及び回転位
相を制御することになる。第2図eには、既に説明した
形状をもつ位相誤差信号出力を示す。信号eは、比例傾
斜部207と最小レベル部206.及び最大レベル部2
08とからなり、この形状はH,SW倍信号と位相同期
している。
位相基準値203は一定値であるため、信号Cの立上り
エツジが第2図に示す位置にある時の位相誤差信号は、
205で示す位置のレベルである。
信号Cが、H,SW倍信号対して相対的に図示の位置か
ら紙面上で左にずれた時の位相誤差信号の量は、205
で示す位置から同量だけ紙面上で左にずれた位置におけ
る値になる。信号Cが右にずれた時も同様の考え方をす
れば良い。209で示す位置の位相誤差信号が得られる
時、信号Cの立上りエツジは、同図a I/Ct9 で
示す時間位置にある。
また、210で示す位置の位相誤差信号が得られる時、
信号Cの立ち上りエツジは、同図aにt7で示す時間位
置にある。従って、信号Cの立ち上りエツジが入力され
た時点、すなわち、第1図に示した1rq2の割込みが
発生した時のti (i=1.2 。
3、・・・・・・)の値を知れば、位相誤差出力を出す
領域が206,207,208のいずれの領域であるか
を知ることができる。
第3図は、マイコンで行なう信号処理の手順を示した図
である。同図において、FG(i)はi番目のFG倍信
号例えば立ち上りエツジの時刻においてICR1にラッ
チされたカウント値を示す。
FG(1−1)は(1−1)番目のFG倍信号立上りエ
ツジの時刻、すなわち、FCi(i)よりもFG倍信号
1周期前にラッチされた値である。FG(i)とFG(
i−1)の値の差の値301は、FG倍信号周期に相当
する。この値301と速度基準値との差をとった値30
2が、速度誤差信号である。一方、位相誤差信号を得る
処理としては、303で示すH,SW倍信号立ち下りエ
ツジでラッチしたカウント値と、304で示す基準信号
の一周期の信号< 2 vsyn。)の立ち上りエツジ
でラッチしたカウント値の差305を演算し、この30
5の値から位相基準値を減じることにより、位相誤差信
号306を得る。
307で示すリミント処理は、第2図を用いて既に説明
した比例傾斜部207以外の、最大値もしくは最小値を
設定するための処理である。ミンクス比設定処理308
は、速度誤差信号302と位相誤差信号とを合成する時
のミックス量を設定する処理である。位相誤差信号30
6は、速度誤差信号302を1とした時、数分の1から
数十分の1に圧縮された値309とされ、速度誤差信号
302と合成されて信号310となる。この信号310
は、例えば比例積分フィルタ等のディジタルフィルタ処
理311を経て、処理312にてD/A変換回路に出力
される。
次に、第3図を用いて説明した信号処理を実現するため
の、マイコンによる具体的な処理手順について、第4図
から第8図を用いて説明する。
第4図は電源投入後に起動されるメイン処理のルーチン
を示すフローチャートである。同図において、処理40
1は各RAMの値を零に設定する等の処理を行なう、初
期値設定用の処理である。
処理401ではH,SW倍信号レベルがHighレベル
であるか否かを判断し、Highレベルでなければ時間
待ちをし、H4ghレベルであれば402で示す処理1
を実行する。また、処理403では、H,SW倍信号レ
ベルがLowレベルであるか否かを判断し、Lowレベ
ルでなければ時間待ちをし、Lowレベルであれば40
4で示す処理2を実行する。処理2を実行した後は再び
処理401を実行する。402及び404で示す処理1
及び処理2は、例えば、システムコントロール回路から
送信されるシリアルデータを解読し、現在のモードが何
であるかなどを判断する処理を行なうが、本発明とは直
接関係がないためその詳細な説明は省略する。第4図に
示・すメイン処理ルーチンを実行している時、第1図で
説明したL rq1〜1rq4の各別込み信号が発生す
れば、適宜各別込み処理を行なう。
なお、以降の各処理において、に)で囲んだ記号は各R
AMの名称を示す。例えば(FGN)の意味は、(FG
N)で示されるRAMを意味するが、以降は(FGN)
で同様の意味をもつものとして説明する。
第5図はirq1の割込みが発生した時に実行される処
理であり、速度誤差信号を得るための処理である。同図
において、処理501では1rq1の割込みが発生した
時点におけるカウンタ回路107のカウント値を、(F
GN)に転送する処理である。
処理502では、FG倍信号1周期前の1rq1の割込
み信号発生時に(FGO)に格納されたカウント値を、
(FGN)のカウント値から減じ、(WKl)に格納す
る処理である。処理503では、(WKl)の値から速
度基準値を減じた値、すなわち、速度誤差信号を、(S
PD)に格納する処理である。この処理により、第3図
302で示す値が(SPD)に格納されたことになる。
処理604は、次のirq 1の割込み時の演算に備え
、(FGN)K格納されている現在のカウント値を(F
GO)に格納する処理である。この(FGO)の値は、
次の1rq1の割込み発生時に、処理502において用
いられる。
第6図に示す各処理は、1rq2の割込みが発生した時
に実行される処理である。同図において、処理601は
(CTV)の値を1だけ増加させる処理である。(CT
V)は入力される基準信号を丁に分周するために必要な
RAMである。処理602では、(CTV)の値が2よ
りも小さいか否かを判別し、小さければ1rq2の処理
を終える。大きければ処理603,604を実行し、処
理606において(CTV)の値を零にし、1rq2の
処理を終える。このような処理を行なうことによって、
処理603. 604及び606は、1rq2の割込み
が発生する2回に1度の割合で実行される。すなわち、
基準信号をiに分周したことと同じことになる。処理6
03は、基準信号をiに分周した周期毎に実行され、こ
の時のカウント値を(VS )に格納する。この(VS
 )の値は、第3図で説明した304の値に相当する。
処理604は(CTT)の値を(PTV)に格納する処
理である。(CTT)には第2図aに示したt、 (l
=1.2,3.・・・・・・)の添字1の値が格納され
ている。(PTV)の値はi rq3の処理において、
第2図にeに示す、最小レベル値の範囲2o6.比例傾
斜部2o7.最大レベル値の範囲208の各範囲を分離
するために用いられる。
第7図に示す各処理は、1rq3の割込みが発生した時
に実行される処理である。処理701でば(CTT)の
値を1にセットする。つまり、第2図aに示すti(l
−1,2,3,・・・・・・)の値を、HJW信号すの
立下りエツジのタイミングでtl にリセットする処理
である。処理702は、この時のカウンタ回路107の
出力値を(H9)に格納する処理である。処理703は
(H8)の値から第6図603の処理で説明した(VS
 )の値を減じ、(WK2)に格納する処理である。処
理704では、(WK2)の値から位相基準値を減じた
値を(PHE)に格納する。これらの処理により、(P
HE)には第2図204で示した位相誤差信号の値が格
納される。
処理705は、(PTV)の値が9より大きいか否かを
判断する処理であり、大きければ処理706により(P
HE)に位相誤差信号の最大量を格納する。(PTV)
が9よりも小さいか等しければ処理707を実行する。
処理7o7では、(PTV) の値が7よりも小さいか
否かを判断し、小さければ処理708により、(PHE
)に位相誤差信号の最小値を格納する。(PTV)が7
よりも大きければ、(PHE)の値は処理704で設定
された値になる。
つまり、処理706から708に至る各処理知おいて、
第2図に示す206,207,208の各領域における
位相誤差出力を設定したことになる。
処理709では、位相誤差信号(PHE)を、ミックス
比で除して再び(PHE)に格納し、速度誤差信号とミ
ックスする実際の位相誤差信号とする処理である・。
第8図に承す各処理は、1rq4の割込みが発生した時
に実行される処理である。処理801は(CTT)の値
を+1する処理である。すなわち、ti で示すlの値
を+1する処理である。処理802は、1rqfの処理
503で得た(SPD)の値と、1rq3の処理で得た
(PHE)との値を合成する処理、すなわち速度誤差信
号(SPD)と位相誤差信号(PRE)との各位を合成
し、合成値を(SPD)に格納する処理である。処理8
03は、制御系として必要なフィルタ一部の演算を行な
う処理であるが、この演算は本発明の主たる目的ではな
いため詳細な説明は省略する。処理804は速度誤差信
号とを合成し、D/A変換回路に出力する処理である。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、速度誤
差信号と位相誤差信号とをD/A変換する前に合成し、
基準信号と被制御信号との位相差が一定範囲外にある時
には、比例傾斜部の最大値よりも大きく、または最小値
よりも小さな値を設定することにより、過渡時における
位相の引込み時間を短縮することができる効果を有する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す構成図、第2図は第1図
の各部の波形と第1図の処理内容を説明するための補足
図、第3図は信号処理の流れ図、第4図はメイン処理ル
ーチンを示すフローチャート、第6図は速度誤差信号を
得る処理手順を示すフローチャート、第6図は基準信号
の下の周期でカウント値を保持する処理手順を示すフロ
ーチャート、第7図は位相誤差信号を得る処理手順を示
すフローチャート、88図はタイマ割込み処理時に実行
される各処理を示すフローチャート、第9図は従来の方
式による位相誤差信号の変化量と、本発明による位相誤
差信号の変化量とを示す比較図、第10図は第12図の
各部の波形図、第11図は従来の速度及び位相制御回路
のシステム図、第12図は従来の位相比較回路のブロッ
ク図である。 104〜106・・・・・・インプットキャプチャレジ
スタ、114・・・・・・割込み処理回路、SPD・・
・・・・速度誤差信号の値を格納するRAM、CTT・
・・・・・タイマ割込みの回数を記憶するRAM、PT
V・・・・・・基準信号がi周期毎に入力された時点で
のタイマ割込みの回数値を記憶するRAM、PHE・・
・・・・位相誤差信号の値を格納するRAM。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第 
1 図 第2図 第3図 第・1図 第5図 第7図 第8図 第9図 第10図 tn> H5W

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)速度誤差信号をディジタル信号で得る手段と、位
    相誤差信号をディジタル信号で得る手段と、前記速度誤
    差信号と位相誤差信号とを合成した信号で制御対象を駆
    動する制御回路において、前記位相誤差信号を得る手段
    として、位相基準信号と被制御信号との位相差が一定の
    位相差範囲内にある時には、位相誤差信号の量が前記位
    相差に比例して変化するように構成し、前記位相差が一
    定の位相差範囲外にあり、かつ、位相のずれ方向が、前
    記比例して変化する位相誤差信号の最大値以上のずれ方
    向である時には、前記最大値よりも大きな位相誤差信号
    量を設定し、また、位相のずれ方向が前記比例して変化
    する位相誤差信号の最小値以下のずれ方向である時には
    、前記最小値よりも小さな位相誤差信号量を設定するこ
    とを特徴とした位相比較回路。
  2. (2)位相基準信号と被制御信号との位相差が、一定の
    位相差範囲外にある時に出力する位相誤差信号量を、こ
    の位相誤差信号量を与えた時に一定周期毎に変化する位
    相差の量が、位相誤差信号が位相差に応じて比例して出
    力される最小値から最大値までの位相差の量よりも少な
    い量になるように設定したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の位相比較回路。
JP61272527A 1986-11-14 1986-11-14 位相比較回路 Expired - Lifetime JPH0822155B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02237487A (ja) * 1989-03-08 1990-09-20 Sanyo Electric Co Ltd デジタルサーボ装置
JPH04193086A (ja) * 1990-11-26 1992-07-13 Mitsubishi Electric Corp モータ制御装置

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