JPH11281347A - 回転位置検出装置 - Google Patents

回転位置検出装置

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JPH11281347A
JPH11281347A JP10085850A JP8585098A JPH11281347A JP H11281347 A JPH11281347 A JP H11281347A JP 10085850 A JP10085850 A JP 10085850A JP 8585098 A JP8585098 A JP 8585098A JP H11281347 A JPH11281347 A JP H11281347A
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Shinichiro Katagiri
紳一郎 片桐
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Shibaura Mechatronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤差の少ない高分解の回転位置検出信号を得
ることができ、これによりモータの運転効率の向上が図
れるとともに、モータの巻線温度の上昇を抑えることが
可能な回転位置検出装置を提供する。 【解決手段】 クロック信号CK1をカウントするカウ
ンタ23、このカウンタ23のカウント値Caを回転位
置検出信号Aに同期して保持するラッチ回路25、クロ
ック信号CK1より高い周波数のクロック信号CK2を
カウントするカウンタ24とを備え、ラッチ回路25の
保持値Caとカウンタ24のカウント値Cbとを比較
し、Ca<Cbの条件で第1信号を出力し、Ca=Cb
の条件で第2信号を出力する。この第1信号および第2
信号のいずれかをクロック信号CK1のレベルに応じて
選択し、それを高分解の回転位置検出信号Bとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モータたとえば
ブラシレスモータのロータ回転位置を検出する回転位置
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラシレスモータは、複数の相巻線を装
着したステータ、および永久磁石を装着したロータを備
え、各相巻線に生じる磁界とロータの永久磁石が作る磁
界との相互作用によりロータが回転する。
【0003】このブラシレスモータの駆動にあたって
は、駆動電圧供給用のインバータが用意される。そし
て、ブラシレスモータのロータの回転位置が検出され、
その検出位置に応じてインバータのスイッチングが制御
されることにより、各相巻線に対する駆動用電圧の供給
が制御される。
【0004】ロータの回転位置は、たとえばブラシレス
モータのステータの周囲に磁気センサ(たとえばホール
素子)が設けられ、その磁気センサの出力が回転位置検
出信号として取出されることにより検出される。
【0005】一方、磁気センサの出力に基づく回転位置
検出信号(回転位置検出信号Aと称す)を用い、その回
転位置検出信号Aよりも高分解の回転位置検出信号(回
転位置検出信号Bと称す)を得る方法が特開平4-304191
号公報に示されている。
【0006】また、磁気センサを用いず、ブラシレスモ
ータの各相巻線の非通電相に誘起する電圧を取出して回
転位置を検出するものでは、たとえば特許第2642357 号
公報に示されるように、誘起電圧信号を回転位置検出信
号(回転位置検出信号Aと称す)としてその周波数の2
倍の周波数の信号(回転位置検出信号Bと称す)を得る
ものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した例のように回
転位置検出信号Bを得る場合、回転位置検出信号Aの周
期がカウンタによって量子化される。この量子化の際
に、カウンタのカウント値に“+1”(切り捨て)の範
囲のビットエラーが発生し、このビットエラーが回転位
置検出信号Bの誤差となって現われるという問題があ
る。
【0008】すなわち、回転位置検出信号Bは、ブラシ
レスモータの各相巻線に対する印加電圧を決定するもの
であり、上記のように誤差が生じる状況の下では、モー
タの運転効率が悪くなるとともに、それに伴い相巻線温
度の上昇が大きくなる。
【0009】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、誤差の少ない高分解の回転位
置検出信号を得ることができ、これによりモータの運転
効率の向上が図れるとともに、モータの巻線温度の上昇
を抑えることが可能な回転位置検出装置を提供すること
にある。
【0010】また、この発明の目的は、モータ駆動用の
インバータやその駆動制御回路とともに集積回路化する
ことができる回転位置検出装置を提供することにある。
さらに、この発明の目的は、モータのステータに一体化
することができる回転位置検出装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明(請求項1)
の回転位置検出装置は、モータの回転位置に応じた回転
位置検出信号を出力するものにおいて、第1クロック信
号をカウントし、上記回転位置検出信号に同期してリセ
ットされる第1カウンタと、この第1カウンタのカウン
ト値Caを上記回転位置検出信号に同期して保持する保
持手段と、上記第1クロック信号より高い周波数の第2
クロック信号をカウントする第2カウンタと、上記保持
手段の保持値Caと上記第2カウンタのカウント値Cb
とを比較し、Ca<Cbの条件で第1信号を出力し、C
a=Cbの条件で第2信号を出力する比較手段と、この
比較手段の第1信号および第2信号のいずれかを上記第
1クロック信号のレベルに応じて選択する選択手段と、
を具備し、上記選択手段で選択される信号により上記第
2カウンタをリセットし、同選択される信号を高分解の
回転位置検出信号として出力することを特徴とする回転
位置検出装置。
【0012】第2の発明(請求項2)の回転位置検出装
置は、モータの回転位置に応じた回転位置検出信号を出
力するものにおいて、第1クロック信号をカウントし、
上記回転位置検出信号に同期してリセットされる第1カ
ウンタと、この第1カウンタのカウント値Caを上記回
転位置検出信号に同期して保持する保持手段と、上記第
1クロック信号より高い周波数の第2クロック信号をカ
ウントし、上記回転位置検出信号に同期してリセットさ
れる第2カウンタと、上記保持手段の保持値Caと上記
第2カウンタのカウント値Cbとを比較し、Ca<Cb
の条件で第1信号を出力し、Ca=Cbの条件で第2信
号を出力する比較手段と、上記第1クロック信号の高レ
ベル時に上記比較手段の第1信号を選択し、第1クロッ
ク信号の低レベル時に比較手段の第2信号を選択する選
択手段と、を具備し、上記選択手段で選択される信号に
より上記第2カウンタをリセットし、同選択される信号
を高分解の回転位置検出信号として出力することを特徴
とする回転位置検出装置。
【0013】第3の発明(請求項3)の回転位置検出装
置は、モータの回転位置に応じた回転位置検出信号を出
力するものにおいて、第1クロック信号をカウントし、
上記回転位置検出信号に同期してリセットされる第1カ
ウンタと、この第1カウンタのカウント値を上記回転位
置検出信号に同期して保持する保持手段と、リセットさ
れるごとに上記保持手段の保持値を上記第1クロック信
号より高い周波数の第2クロック信号によりダウンカウ
ントし、カウント値が零か否かに応じてレベル変化する
信号を出力する第2カウンタと、この第2カウンタの出
力信号の立上がりに同期する信号および立下がりに同期
する信号のいずれかを上記第1クロック信号のレベルに
応じて選択出力する選択手段と、を具備し、上記選択手
段の出力信号により上記第2カウンタをリセットし、同
出力信号を高分解の回転位置検出信号として出力するこ
とを特徴とする回転位置検出装置。
【0014】第4の発明(請求項4)の回転位置検出装
置は、モータの回転位置に応じた回転位置検出信号を出
力するものにおいて、第1クロック信号をカウントし、
上記回転位置検出信号に同期してリセットされる第1カ
ウンタと、この第1カウンタのカウント値を上記回転位
置検出信号に同期して保持する保持手段と、上記回転位
置検出信号に同期してリセットされ、そのリセットごと
に上記保持手段の保持値を上記第1クロック信号より高
い周波数の第2クロック信号によりダウンカウントし、
カウント値が零か否かに応じてレベル変化する信号を出
力する第2カウンタと、この第2カウンタの出力信号の
立上がりに同期する信号および立下がりに同期する信号
のいずれかを上記第1クロック信号のレベルに応じて選
択出力する選択手段と、を具備し、上記選択手段の出力
信号により上記第2カウンタをリセットし、同出力信号
を高分解の回転位置検出信号として出力することを特徴
とする回転位置検出装置。
【0015】第5の発明(請求項5)の回転位置検出装
置は、第1ないし第4の発明のいずれかにおいて、モー
タはブラシレスモータであり、このブラシレスモータを
駆動するためのインバータおよびその駆動制御回路を当
該装置とともに集積回路化する。
【0016】第6の発明(請求項6)の回転位置検出装
置は、第1ないし第4の発明のいずれかにおいて、モー
タはブラシレスモータであり、このブラシレスモータを
駆動するためのインバータおよびその駆動制御回路を当
該装置とともに同ブラシレスモータのステータに一体化
する。
【0017】
【発明の実施の形態】[1]以下、この発明の第1実施
例について図面を参照して説明する。まず、この発明に
関わるブラシレスモータおよびその駆動制御回路につい
て図1により説明する。
【0018】図1において、直流電圧を発する主電源1
にトランジスタインバータ2が接続される。トランジス
タインバータ2は、モータMの各相ごとに一対のスイッ
チング用トランジスタの直列回路を有し、後述の切換部
14から供給される三相分の駆動信号に応じて各トラン
ジスタをオン,オフ駆動することにより、モータMのス
テータに装着された3つの相巻線に対する駆動用電圧
(三相線間電圧)を出力する。
【0019】モータMにロータ位置検出部3が設けられ
る。ロータ位置検出部3は、電気角120 度の間隔に配置
した3つの磁気センサ(U相PS、V相PS、W相P
S)を有し、ロータの回転位置に応じてレベル変化する
信号を各磁気センサから発する。これら磁気センサの出
力信号は論理合成部3aで論理合成され、1つの回転位
置検出信号Aとなる。
【0020】回転位置検出信号Aは、本発明の回転位置
検出装置である回転位置検出部4に供給される。回転位
置検出部4は、回転位置検出信号Aに基づいてその回転
位置検出信号Aよりも高分解の回転位置検出信号Bを作
成し、出力する。この回転位置検出信号Bは波形読出部
5に供給される。
【0021】波形読出部5は、回転位置検出信号Bに基
づく所定のカウント動作により波形パターンデータに対
するアドレスを得る。この値は、アドレス指定指令とし
て波形記憶部6に供給される。
【0022】波形記憶部6は、後述する変調信号の波形
パターンをディジタルデータとして予め記憶しており、
そのディジタルデータを波形読出部5の値に応じて逐次
にアドレス指定して読出す。読出されるディジタルデー
タはD/A(ディジタル/アナログ)変換部7でアナロ
グ信号に変換され、変調増幅部8に供給される。変調増
幅部8は、D/A変換部7からのアナログ信号を後述の
作動増幅器17からの速度制御信号に応じて処理するこ
とにより所定の波形の変調信号を作成し、それを増幅し
て出力する。
【0023】こうして得られる変調信号はアナログ式の
コンパレータ(駆動信号作成手段)9の非反転入力端
(+)に入力される。コンパレータ9の反転入力端
(−)には、三角波信号発生部10から発せられる三角
波信号(周波数16KHz 以上のキャリア信号)が入力され
る。
【0024】コンパレータ9は、変調信号と三角波信号
とを電圧比較することにより、インバータ2に対する駆
動信号を出力する。この駆動信号は過電流保護部12お
よびデッドタイム設定部13を介して切換部14に供給
される。
【0025】過電流保護部12は、主電源1とインバー
タ2との間の通電ラインに挿接された過電流検出部11
の検出結果に応動するもので、過電流検出時にコンパレ
ータ9からデッドタイム設定部13への駆動信号の供給
を遮断するデッドタイム設定部13は、インバータ2に
おける各相ごとの一対のスイッチング用トランジスタ
(電流の上流側と下流側に位置する一対のトランジス
タ)が交互にオン,オフ駆動される際に、一方のトラン
ジスタのオン,オフ切換点と他方のトランジスタのオ
ン,オフ切換点との間に一定の時間差いわゆるデッドタ
イムを確保し、両トランジスタが同時にオン期間を保有
する事態(両トランジスタを通して短絡回路が形成され
る事態)を避けるためのものである。
【0026】切換部14は、デッドタイム設定部13を
経た駆動信号および後述する120 °マトリクス部15か
らの駆動信号のいずれか一方を回転位置検出部4からの
指示に基づいて切換出力する。具体的には、モータMの
起動から所定速度までの低速度域では120 °マトリクス
部15からの駆動信号を出力し、所定速度を超えてから
はデッドタイム設定部13を経た駆動信号を出力する。
【0027】120 °マトリクス部15は、モータ起動用
の駆動信号を出力する。また、回転位置検出信号Aが速
度検出部16に供給される。速度検出部16は、回転位
置検出信号AからモータMの速度を検出し、その検出速
度に対応する電圧レベルの信号を出力する。この出力は
差動増幅器17の反転入力端(−)に入力される。差動
増幅器17の非反転入力端(+)には、速度指令部18
の出力が入力される。速度指令部18は、設定される速
度に対応する電圧レベルの信号を出力する。
【0028】差動増幅器17は、両入力電圧の差を増幅
して出力する。この出力は速度制御信号として上記変調
増幅部8に供給される。以下、回転位置検出部4の構成
について図2により説明する。
【0029】クロック信号発生回路21から周波数F2
のクロック信号CK2が発せられ、それがプリスケーラ
22に供給される。プリスケーラ22は、クロック信号
CK2を分周して、周波数F2の1/64の周波数F1
のクロック信号CK1を発するもので(F1<F2)、
回転位置検出信号Aに同期してリセットされる。
【0030】プリスケーラ22から発せられるクロック
信号CK1がアップカウンタ(第1カウンタ)23に供
給される。カウンタ23は、クロック信号CK1をカウ
ントアップするもので、回転位置検出信号Aに同期して
リセットされる。
【0031】カウンタ23のカウント値Caはラッチ回
路(保持手段)25に供給される。ラッチ回路25は、
カウント値Caを回転位置検出信号Aに同期して逐次に
更新保持する。
【0032】また、クロック信号発生回路21から発せ
られるクロック信号CK2がアップカウンタ(第2カウ
ンタ)24に供給される。カウンタ24は、クロック信
号CK2をカウントアップするもので、回転位置検出信
号Aに同期してリセットされるとともに、後述する回転
位置検出信号Bに同期してリセットされる。
【0033】そして、ラッチ回路25の保持値Caおよ
びカウンタ24のカウント値Cbがマグニチュードコン
パレータ(比較手段)26に供給される。マグニチュー
ドコンパレータ26は、保持値Caとカウント値Cbと
を比較し、Ca<Cbの条件で第1信号(以下、Ca<
Cb信号と称す)を出力し、Ca=Cbの条件で第2信
号(以下、Ca=Cbと称す)を出力する。この両信号
は信号選択回路27に供給される。
【0034】信号選択回路27は、プリスケーラ22か
ら発せられるクロック信号CK1を取込み、クロック信
号CK1の高レベル時にCa<Cb信号を選択し、クロ
ック信号CK1の低レベル時にCa=Cbを選択する。
【0035】信号選択回路27で選択される信号は、リ
セット信号としてカウンタ24に供給されるとともに、
回転位置検出信号Aより高分解の回転位置検出信号Bと
して最終出力される。
【0036】この回転位置検出部4の具体的な構成を図
3に示している。つぎに、回転位置検出部4の作用を説
明する。まず、モータMのロータ回転に伴ってロータ位
置検出部3の3つの磁気センサ(U相PS、V相PS、
W相PS)から信号が出力され、その信号が論理合成さ
れて回転位置検出信号Aが得られる様子、さらに回転位
置検出信号Aがカウンタ23でアップカウントされる様
子、高分解の回転位置検出信号Bが得られる様子を図4
に示している。
【0037】また、図5は、回転位置検出信号A、クロ
ック信号CK1、カウンタ23のカウント値Caの相互
関係を時系列で示し、その回転位置検出信号Aがレベル
変化(位置検出タイミング)してからそれ以降における
クロック信号CK2、カウンタ24のカウント値Cb、
Ca<Cb信号、Ca=Cbの相互関係を時間軸を拡大
して示している。
【0038】すなわち、回転位置検出信号Aのレベル変
化時、カウンタ23にはクロック信号CK1の16個目
のパルス(高レベル期間)が供給され始めるが、その時
点でカウンタ23のカウント値Caはまだ“15”であ
り(本来望まれるカウント値は“15.5”以上“1
6.0”未満であるがそれは不可能)、そのカウント値
Ca=“15”がラッチ回路25に保持される。
【0039】一方のカウンタ24のカウントアップが進
み、そのカウント値Cbが“15”に達すると、Ca=
Cbの条件が成立し、マグニチュードコンパレータ26
からCa=Cb信号が発せられる。
【0040】カウント値Cbが“15”を超えて“1
6”になると、Ca<Cbの条件が成立し、マグニチュ
ードコンパレータ26からCa<Cb信号が発せられ
る。ここで、信号選択回路27は、クロック信号CK1
のレベルを監視しており、クロック信号CK1が高レベ
ル(16個目のパルス期間)となっていることから、C
a<Cb信号を選択出力する。
【0041】このCa<Cb信号により、カウンタ24
がリセットされる。同時に、Ca<Cb信号が高分解の
回転位置検出信号Bとなる。要するに、カウンタ23の
カウント値Caとして本来望まれるのは“15.5”以
上“16.0”未満の値であるがそれは不可能であるた
め、その値を四捨五入した形の“16”にタイミングを
合わせて回転位置検出信号Bが得られる。
【0042】また、図6に示すように、回転位置検出信
号Aのレベル変化時、カウンタ23にはクロック信号C
K1の16個目のパルス供給がすでに終わっていて(低
レベル期間)、かつクロック信号CK1の17個目のパ
ルス供給(高レベル期間)がまだ始まっていない状況で
は、カウンタ23のカウント値Caは“16”である
(本来望まれるカウント値は“16.0”よりも大きく
“16.5”よりも小さい値であるがそれは不可能)。
このカウント値Ca=“16”がラッチ回路25に保持
される。
【0043】一方のカウンタ24のカウントアップが進
み、そのカウント値Cbが“16”に達すると、Ca=
Cbの条件が成立し、マグニチュードコンパレータ26
からCa=Cb信号が発せられる。
【0044】ここで、信号選択回路27は、クロック信
号CK1のレベルを監視しており、クロック信号CK1
が低レベル(16個目のパルスと新たに始まる1個目の
パルスとの間の期間)となっていることから、そのまま
Ca=Cb信号を選択出力する。
【0045】このCa=Cb信号により、カウンタ24
がリセットされる。同時に、Ca=Cb信号が高分解の
回転位置検出信号Bとなる。なお、Ca=Cb信号によ
ってカウンタ24がリセットされるので、カウント値C
bは“16”の次に“0”となり、Ca<Cbの条件が
成立することはない。
【0046】要するに、カウンタ23のカウント値Ca
として本来望まれるのは“16”より大きく“16.
5”より小さい値であるがそれは不可能であるため、そ
の値を四捨五入した形の“16”にタイミングを合わせ
て回転位置検出信号Bが得られる。
【0047】このように、カウンタ23のカウント値C
aにおける“+1”(切り捨て)の範囲のビットエラー
にかかわらず、そのビットエラーの影響を極力解消し
て、誤差の少ない回転位置検出信号Bを得ることができ
る。
【0048】なお、モータMの回転速度に応じて回転位
置検出信号Bの誤差がどのように現われるかを実験で確
かめたのが図7のデータである。図7において、従来例
とは、マグニチュードコンパレータ26にCa<Cb信
号を出力する機能がなく、しかも信号選択回路27が無
いものに相当する。
【0049】たとえば、回転速度が41,000回転/分の場
合、回転位置検出信号Bに直接的に関わるカウント値C
bは従来例が“68”、本実施例が“63”であり、計
算上の値“64”との差は従来例で“4”、本実施例で
“1”となり、本実施例の方が良好な結果が得られる。
【0050】回転速度が39,678回転/分の場合、カウン
ト値Cbは従来例が“66”、本実施例が“62”であ
り、計算上の値“64”との差は従来例および本実施例
のいずれも“2”となる。
【0051】回転速度が39,679回転/分の場合、カウン
ト値Cbは従来例が“65”、本実施例も“65”であ
り、計算上の値“64”との差は従来例および本実施例
のいずれも“1”となる。
【0052】すなわち、回転速度によって異なるが、回
転位置検出信号Bの誤差が少なくなることは確かであ
る。回転位置検出信号Bの誤差が少なくなることによ
り、モータMの各相巻線に対する印加電圧が極力適正と
なり、モータMの運転効率の向上が図れるとともに、モ
ータMの巻線温度の上昇を抑えることができる。
【0053】モータMの巻線温度の上昇を抑えられるこ
とにより、当該回転位置検出部4をインバータ2やその
他の回路と共に図1に二点鎖線で示すように1チップI
C化(集積回路化)することが可能となる。当該回転位
置検出部4をモータMのステータに一体化することも可
能である。
【0054】[2]次に、この発明の第2実施例につい
て説明する。図8に示すように、第1実施例のアップカ
ウンタ24およびマグニチュードコンパレータ26に代
わりダウンカウンタ28が設けられ、信号選択回路27
に代わりエッジ選択回路29が設けられる。
【0055】ダウンカウンタ28は、回転位置検出信号
Aに同期してリセットされ、そのリセットごとにラッチ
回路25の保持値Caをクロック信号CK2によりダウ
ンカウントし、カウント値Ccが零か否かに応じてレベ
ル変化する信号いわゆるボロー信号を出力する。具体的
には、カウント値Ccが零の期間で高レベル、その他の
期間で低レベルとなるボロー信号を出力する。
【0056】エッジ選択回路29は、カウンタ28の出
力信号(ボロー信号)の立上がりに同期する信号および
立下がりに同期する信号のいずれかをクロック信号CK
1のレベルに応じて選択出力する。
【0057】エッジ選択回路29で選択される信号は、
リセット信号としてカウンタ28に供給されるととも
に、回転位置検出信号Aより高分解の回転位置検出信号
Bとして最終出力される。
【0058】他の構成は第1実施例と同じである。作用
を説明する。クロック信号CK1およびそのカウント動
作について、初めに図5の例で説明する。
【0059】回転位置検出信号Aのレベル変化時、カウ
ンタ23にはクロック信号CK1の16個目のパルス
(高レベル期間)が供給され始めるが、その時点でカウ
ンタ23のカウント値Caはまだ“15”であり(本来
望まれるカウント値は“15.5”以上“16.0”未
満であるがそれは不可能)、そのカウント値Ca=“1
5”がラッチ回路25に保持される。
【0060】ラッチ回路25の保持値Caはカウンタ2
8にロードされ、そのカウンタ28においてダウンカウ
ントが開始される。カウンタ28のカウントダウンが進
み、そのカウント値Ccが“0”に達すると、カウンタ
28のボロー信号が高レベルに立上がる。そして、カウ
ンタ28に保持値Caがロードされると、ボロー信号が
低レベルに立下がる。
【0061】ここで、エッジ選択回路29は、クロック
信号CK1のレベルを監視しており、クロック信号CK
1が高レベル(16個目のパルス期間)となっているこ
とから、ボロー信号の立下がりに同期する信号を出力す
る。
【0062】このエッジ選択回路29の出力信号によ
り、カウンタ24がリセットされる。これと同時に、エ
ッジ選択回路29の出力信号が高分解の回転位置検出信
号Bとなる。
【0063】要するに、カウンタ23のカウント値Ca
として本来望まれるのは“15.5”以上“16.0”
未満の値であるがそれは不可能であるため、その値を四
捨五入した形の“16”にタイミングを合わせて回転位
置検出信号Bが得られる。
【0064】次に、図6の例で説明する。回転位置検出
信号Aのレベル変化時、カウンタ23にはクロック信号
CK1の16個目のパルス供給がすでに終わっていて
(低レベル期間)、かつクロック信号CK1の17個目
のパルス供給(高レベル期間)がまだ始まっていない状
況では、カウンタ23のカウント値Caは“16”であ
る(本来望まれるカウント値は“16.0”よりも大き
く“16.5”よりも小さい値であるがそれは不可
能)。このカウント値Ca=“16”がラッチ回路25
に保持される。
【0065】ラッチ回路25の保持値Caはカウンタ2
8にロードされ、そのカウンタ28においてダウンカウ
ントが開始される。カウンタ28のカウントダウンが進
み、そのカウント値Ccが“0”に達すると、カウンタ
28のボロー信号が高レベルに立上がる。そして、カウ
ンタ28に保持値Caがロードされると、ボロー信号が
低レベルに立下がる。
【0066】ここで、エッジ選択回路29は、クロック
信号CK1のレベルを監視しており、クロック信号CK
1が低レベル(16個目のパルスと新たに始まる1個目
のパルスとの間の期間)となっていることから、ボロー
信号の立上がりに同期する信号を出力する。
【0067】このエッジ選択回路29の出力信号によ
り、カウンタ24がリセットされる。これと同時に、エ
ッジ選択回路29の出力信号が高分解の回転位置検出信
号Bとなる。
【0068】要するに、カウンタ23のカウント値Ca
として本来望まれるのは“16”より大きく“16.
5”より小さい値であるがそれは不可能であるため、そ
の値を四捨五入した形の“16”にタイミングを合わせ
て回転位置検出信号Bが得られる。[3]なお、この発
明は上記各実施例に限定されるものではなく、要旨を変
えない範囲で種々変形実施可能である。
【0069】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、モ
ータの回転位置に応じた回転位置検出信号を出力するも
のにおいて、第1クロック信号をカウントし、上記回転
位置検出信号に同期してリセットされる第1カウンタ
と、この第1カウンタのカウント値Caを上記回転位置
検出信号に同期して保持する保持手段と、上記第1クロ
ック信号より高い周波数の第2クロック信号をカウント
する第2カウンタと、上記保持手段の保持値Caと上記
第2カウンタのカウント値Cbとを比較し、Ca<Cb
の条件で第1信号を出力し、Ca=Cbの条件で第2信
号を出力する比較手段と、この比較手段の第1信号およ
び第2信号のいずれかを上記第1クロック信号のレベル
に応じて選択する選択手段とを備え、上記選択手段で選
択される信号により上記第2カウンタをリセットし、同
選択される信号を高分解の回転位置検出信号として出力
する構成としたので、誤差の少ない高分解の回転位置検
出信号を得ることができ、これによりモータの運転効率
の向上が図れるとともに、モータの巻線温度の上昇を抑
えることが可能な回転位置検出装置を提供できる。
【0070】また、この発明によれば、モータ駆動用の
インバータやその駆動制御回路とともに集積回路化する
ことができる回転位置検出装置を提供できる。さらに、
この発明によれば、モータのステータに一体化すること
ができる回転位置検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わるモータ駆動制御回路の構成を示
すブロック図。
【図2】第1実施例の構成を示すブロック図。
【図3】図2の具体的な構成を示すブロック図。
【図4】第1実施例の全体的な動作を説明するためのタ
イムチャート。
【図5】第1実施例の要部の動作を説明するためのタイ
ムチャート。
【図6】第1実施例の要部の動作を図5と別の条件にお
いて説明するためのタイムチャート。
【図7】第1実施例の効果を従来例と対比した実験デー
タを示す図。
【図8】第2実施例の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
2…インバータ 3…ロータ位置検出部 4…回転位置検出部 21…クロック信号発生回路 22…プリスケーラ 23…アップカウンタ(第1カウンタ) 24…アップカウンタ(第2カウンタ) 25…ラッチ回路(保持手段) 26…マグニチュードコンパレータ(比較手段) 27…信号選択回路(選択手段) 28…ダウンカウンタ(第2カウンタ) 29…エッジ選択回路(選択手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転位置に応じた回転位置検出
    信号を出力するものにおいて、 第1クロック信号をカウントし、前記回転位置検出信号
    に同期してリセットされる第1カウンタと、 この第1カウンタのカウント値Caを前記回転位置検出
    信号に同期して保持する保持手段と、 前記第1クロック信号より高い周波数の第2クロック信
    号をカウントする第2カウンタと、 前記保持手段の保持値Caと前記第2カウンタのカウン
    ト値Cbとを比較し、Ca<Cbの条件で第1信号を出
    力し、Ca=Cbの条件で第2信号を出力する比較手段
    と、 この比較手段の第1信号および第2信号のいずれかを前
    記第1クロック信号のレベルに応じて選択する選択手段
    と、 を具備し、前記選択手段で選択される信号により前記第
    2カウンタをリセットし、同選択される信号を高分解の
    回転位置検出信号として出力することを特徴とする回転
    位置検出装置。
  2. 【請求項2】 モータの回転位置に応じた回転位置検出
    信号を出力するものにおいて、 第1クロック信号をカウントし、前記回転位置検出信号
    に同期してリセットされる第1カウンタと、 この第1カウンタのカウント値Caを前記回転位置検出
    信号に同期して保持する保持手段と、 前記第1クロック信号より高い周波数の第2クロック信
    号をカウントし、前記回転位置検出信号に同期してリセ
    ットされる第2カウンタと、 前記保持手段の保持値Caと前記第2カウンタのカウン
    ト値Cbとを比較し、Ca<Cbの条件で第1信号を出
    力し、Ca=Cbの条件で第2信号を出力する比較手段
    と、 前記第1クロック信号の高レベル時に前記比較手段の第
    1信号を選択し、第1クロック信号の低レベル時に比較
    手段の第2信号を選択する選択手段と、 を具備し、前記選択手段で選択される信号により前記第
    2カウンタをリセットし、同選択される信号を高分解の
    回転位置検出信号として出力することを特徴とする回転
    位置検出装置。
  3. 【請求項3】 モータの回転位置に応じた回転位置検出
    信号を出力するものにおいて、 第1クロック信号をカウントし、前記回転位置検出信号
    に同期してリセットされる第1カウンタと、 この第1カウンタのカウント値を前記回転位置検出信号
    に同期して保持する保持手段と、 リセットされるごとに前記保持手段の保持値を前記第1
    クロック信号より高い周波数の第2クロック信号により
    ダウンカウントし、カウント値が零か否かに応じてレベ
    ル変化する出力する第2カウンタと、 この第2カウンタの出力信号の立上がりに同期する信号
    および立下がりに同期する信号のいずれかを前記第1ク
    ロック信号のレベルに応じて選択出力する選択手段と、 を具備し、前記選択手段の出力信号により前記第2カウ
    ンタをリセットし、同出力信号を高分解の回転位置検出
    信号として出力することを特徴とする回転位置検出装
    置。
  4. 【請求項4】 モータの回転位置に応じた回転位置検出
    信号を出力するものにおいて、 第1クロック信号をカウントし、前記回転位置検出信号
    に同期してリセットされる第1カウンタと、 この第1カウンタのカウント値を前記回転位置検出信号
    に同期して保持する保持手段と、 前記回転位置検出信号に同期してリセットされ、そのリ
    セットごとに前記保持手段の保持値を前記第1クロック
    信号より高い周波数の第2クロック信号によりダウンカ
    ウントし、カウント値が零か否かに応じてレベル変化す
    る信号を出力する第2カウンタと、 この第2カウンタの出力信号の立上がりに同期する信号
    および立下がりに同期する信号のいずれかを前記第1ク
    ロック信号のレベルに応じて選択出力する選択手段と、 を具備し、前記選択手段の出力信号により前記第2カウ
    ンタをリセットし、同出力信号を高分解の回転位置検出
    信号として出力することを特徴とする回転位置検出装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の回転位置検出装置において、 前記モータはブラシレスモータであり、 このブラシレスモータを駆動するためのインバータおよ
    びその駆動制御回路を当該装置とともに集積回路化する
    ことを特徴とする回転位置検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の回転位置検出装置において、 前記モータはブラシレスモータであり、 このブラシレスモータを駆動するためのインバータおよ
    びその駆動制御回路を当該装置とともに同ブラシレスモ
    ータのステータに一体化することを特徴とする回転位置
    検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010104115A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Asahi Kasei Electronics Co Ltd モータ制御回路及びこれを備えたモータ装置ならびにモータ制御方法
JP2010104113A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Asahi Kasei Electronics Co Ltd モータ制御回路及びこれを備えたモータ装置ならびにモータ制御方法

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JP2010104115A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Asahi Kasei Electronics Co Ltd モータ制御回路及びこれを備えたモータ装置ならびにモータ制御方法
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