JPS63125625A - 無機繊維強化セラミツク複合体 - Google Patents

無機繊維強化セラミツク複合体

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JPS63125625A
JPS63125625A JP26956586A JP26956586A JPS63125625A JP S63125625 A JPS63125625 A JP S63125625A JP 26956586 A JP26956586 A JP 26956586A JP 26956586 A JP26956586 A JP 26956586A JP S63125625 A JPS63125625 A JP S63125625A
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JP
Japan
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fibers
inorganic
inorg
amorphous
surface layer
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Pending
Application number
JP26956586A
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English (en)
Inventor
Taketami Yamamura
武民 山村
Toshihiro Ishikawa
敏弘 石川
Masaki Shibuya
昌樹 渋谷
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内部層と表面とからなり色調の豊かな無機繊
維で強化された金属複合体に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、金属複合体の強化用繊維として、炭素繊維及び炭
化珪素繊維が用いられてきた。
これらの繊維はいずれも色調が黒色であり、このためこ
れら繊維で強化された複合体も黒色ないし灰黒色を呈し
、複合体の表面を塗布するか、あるいはこの複合体に他
の樹脂を積層するかしない限り、種々の色調を有する美
麗な外観の複合体を得ることができなかった。
繊維で強化された金属は、強度と軽量性とを要求される
製品、例えば、テニスラケット、釣竿、スキーストック
、スキーエツジ、レーシングカー、パイプ等から航空機
、自動車に亘る広範囲の製品として使用される。これら
の用途には、機械的強度は勿論のこと外観の美しさ、フ
ァツション性も重要な因子として同時に要求される。従
来知られていた強化用無tJ3!繊維では充分な機械的
強度及び美麗な外観の二つの要求を同時に満足させるこ
とができない。
(発明の目的) 本発明の目的は、上記した二つの問題を一挙に解決した
無機繊維強化金属複合体を提供することにある。
(発明の要旨) 本発明によれば、内部層と表面層とからなる無機繊維で
強化された金属複合体であって、前記無機繊維が、 (i)Si、C及び0がら実質的になる非晶質物質、又
は (ii )粒径が500Å以下の実質的にβ−SiCか
らなる結晶質超微粒子と非晶質のS i O2とからな
る集合体、又は、 (iii )上記(i)の非晶質物質と上記(ii )
の結晶質超微粒子集合体の混合系 からなる珪素、炭素及び酸素を含有する無機質物質から
なる内部層と、 (iv)Si及びOから実質的になる非晶質物質、(v
)結晶質のSiO2からなる集合体、又は(vi)上記
(iv)の非晶質物質と上記(v)の結晶質重合体の混
合系 からなる珪素及び酸素、場合により5重量%以下の炭素
を含有する無機質物質からなる表面層とからなることを
特徴とする無機繊維強化金属複合体が提供される。
(発明の詳細な説明) 本発明における無機繊維の大部分を占める内部層は、 (i)Si、C及びOから実質的になる非晶質物質、又
は (ii)粒径が500Å以下の実質的にβ−SiCから
なる結晶質超微粒子と非晶質のSiO2とからなる集合
体、又は、 (iii)J1記(i)の非晶質物質と上記(ii)の
結晶質超微粒子集合体の混合系、 からなる珪素、炭素及び酸素を含有する無機質物質から
なっている。
また、本発明における無機繊維の表面層は、(iv)S
i及びOから実質的になる非晶質物質、(■)結晶質の
SiO2からなる集合体、又は(vi )上記(iv 
)の非晶質物質と上記(v)の結晶質重合体の混合系 からなる珪素及び酸素、場合により5M量%以下の炭素
を含有する無機質物質からなっている。
上記の無機繊維は、例えば、まず内部層と同一の組成を
有する無機繊維を調製した後、この繊維を酸化性雰囲気
中で加熱して表面層を形成させることによって得ること
ができる。
内部層と同一の組成を有する無機繊維は、例えば、下記
方法に従ってm製することができる。
側鎖に少なくとも1個のアルキル基を有するポリシラン
を、触媒の存在下又は不存在下に加熱して、ポリカルボ
シランを生成させる第1工程と、上記ポリカルボシラン
の紡糸原液を造り紡糸する第2工程と、該紡糸繊維を張
力あるいは無張力下で不融化する第3工程と、不融化し
た前記紡糸繊維を真空中あるいは不活性ガス雰囲気中で
800〜1800℃の範囲の温度で焼成する第4工程か
ら、実質的にSi、C及びOからなる無機繊維を製造す
ることができる。
無機繊維中の各元素の割合は、通常 Si :30〜6+Oi景%、 C:25〜40重量%、 ○:0.01〜30重量% である。
こうして得られる無機繊維を通常500〜1600℃の
範囲の温度で酸化性雰囲気下に加熱することによって、
表面層が形成され、本発明における無機繊維が得られる
。酸化性雰囲気としては、空気、純酸素、オゾン、水蒸
気、炭酸ガス等の雰囲気が挙げられる。
この処理により、無機繊維に種々の色調、例えば、赤、
紫、青、緑、橙、茶、桃等の色調が付与される。無機繊
維の色調は、酸化性雰囲気での加熱条件を変化させて表
面層の厚さ及び構造を調整することによって任意に変え
ることができる。−例をあげると、酸化条件が穏やかで
あると赤色ないし紫色になり、順次酸化条件を厳しくす
るに従って、青色、緑色になる。色調の調整は上記教示
に従って当業者が容易に行うことができる。
こうして得られる無機繊維の内部層の各元素の割合は実
質的に上記と変わらず、表面層の各元素の割合は、通常 Si:40〜65重量%、 0:30〜55重量%、 Co0〜5重量% である。
本発明における無機繊維の内部層の直径は通常2〜20
μmであり、表面層の厚さは通常0.01〜5μmであ
る。
この無機繊維は繊維そのものを単軸方向、多軸方向に配
向させる方法、あるいは平織、朱子織、模様織、綾織、
からみ織、らせん織物、三次元織物等の各模織物にして
使用する方法、又はチョップトストランドファイハーと
して使用する方法等がある。
本発明においてマトリックスを構成する金属の例として
は、アルミニウム、マグネシウム、チタン、又はこれら
の合金が挙げられる。
金属複合体は、金属複合材料の製法として公知の方法、
例えば、拡散結合法、液体浸透法、溶射法、電析法、押
出し及びホットロール法、化学気相析出法又は焼結法に
従って製造することができる。
本発明の金属複合体中の無機繊維の割合は、複合体に対
して10〜70体積%であることが好ましい。無機繊維
の割合を過度に高くしても、相対的にマトリックスの量
が少なくなり、無機繊維を間隙を充分にマトリックスで
充填することができなくなって、複合則に従った強度が
発揮されなくなる。また、無機繊維の割合が過度に低い
と、機械的特性の良好な複合体が得られにくくなる。
(実施例) 以下に実施例及び比較例を示す。
実施例1 ジメチルジクロロシランを金属ナトリウムで脱塩素縮合
して合成されるポリジメチルシラン100重量部に対し
ポリボロシロキサン3重量部を添加し、窒素中、350
℃で熱縮合して得られる、式(S i −CH2)のカ
ルボシラン単位から主としてなる主鎖骨格を有し、酸カ
ルボシラン単位の珪素原子に水素原子及びメチル基を有
しているポリカルボシランを得た。このポリマーを熔融
紡糸し、空気中190°Cで不融化処理し、さらに引き
続いて窒素中1200 ’Cで焼成して、繊維径13μ
m、引張強度250kg/曹璽2、引張弾性率14t 
/ 璽* 2の主として珪素、炭素及び酸素からなる無
機繊維を得た。この無機繊維はSi、C及び0からなる
非晶質物質と、粒径が50人のβ−SiC及び非晶質の
SiO2からなる集合体との混合系からなっていた。
上記無機繊維を900°Cの空気中で1時間加熱処理す
ることにより、鮮やかな青色の反射光を発する無機紙1
M[+]を得た。この無機繊維[1]は、繊維径13.
0μm、引張強度245kg/m++2、引張弾性率1
4 t /、、2の機械的特性を有しており、繊維表面
に0.2μmの非晶質のガラス層を有していた。
無機繊維[1]の繊維束(800本糸)を畏さ150m
mに切断して50本束ね、鋼製パイプ中に挿入した。上
記パイプを窒素ガス雰囲気中で760℃に予熱し、つい
で鋳造型に配置して、760°Cに加熱した純アルミニ
ウムの’14 ?J%を注入し、パンチを用いて500
 kg/cJで60秒加圧して、無機性含量30体積%
の繊維強化複合体を得た。
得られた複合体の引張強度は31kg/l12、弾性率
は5.Ot/mm2であった。 また、上記複合体の表
面ば、強化用繊維から発せられる鮮やかな青色の反射光
とマトリックスである金属の自然な光沢とが融和して、
美麗な色調を示した。
実施例2 無機繊維を空気中で1100°Cで30分間加熱処理し
た以外は実施例1におけると同様にして、緑色の反射光
を発する無機繊維[TI]を(Mた。この無機繊維[n
]は、繊維径13.0 /7 m、引張強度240 k
g/l*2、引張弾性率13.6 t 7wm2の機械
的特性を有しており、繊維表面に0.3μ龍の非晶質の
ガラス層を有していた。
無機繊維[11]を使用した以外は実施例1におけると
同様にして、金属複合体を得た。
得られた複合体の引張強度は29kg/in2、弾性率
は4.8 t 7wm2であった。 また、上記複合体
の表面は、強化用繊維から発せられる鮮やかな緑色の反
射光とマトリックスである金属の自然な光沢とが融和し
て、美麗な色調を示した。
実施例3 厚さ0.5貫璽の純アルミニウム箔(1070)の上に
、無機繊維[I]を車軸方向に配列し、その上にアルミ
ニウム箔をかぶせ、670℃の温度の熱間ロールにより
、繊維とアルミニウムを複合させた複合箔を製造した。
この複合箔27枚を重ねて真空下670°Cで10分間
放置した後、さらに600℃でホットプレスして、無機
繊維含量30体積%の繊維強化金属複合体を製造した。
得られた複合体の引張強度は3 ’l kg/H2、弾
性率は5.2t/n2であった。 また、上記複合体の
表面は、強化用繊維から発せられる鮮やかな青色の反射
光とマトリックスである金属の自然な光沢とが融和して
、美麗な色調を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内部層と表面層とからなる無機繊維で強化された金属複
    合体であって、前記無機繊維が、 (i)Si、C及びOから実質的になる非晶質物質、又
    は (ii)粒径が500Å以下の実質的にβ−SiCから
    なる結晶質超微粒子と非晶質のSiO_2とからなる集
    合体、又は、 (iii)上記(i)の非晶質物質と上記(ii)の結
    晶質超微粒子集合体の混合系 からなる珪素、炭素及び酸素を含有する無機質物質から
    なる内部層と、 (iv)Si及びOから実質的になる非晶質物質、(v
    )結晶質のSiO_2からなる集合体、又は(vi)上
    記(iv)の非晶質物質と上記(v)の結晶質重合体の
    混合系 からなる珪素及び酸素、場合により5重量%以下の炭素
    を含有する無機質物質からなる表面層とからなることを
    特徴とする無機繊維強化金属複合体。
JP26956586A 1986-11-14 1986-11-14 無機繊維強化セラミツク複合体 Pending JPS63125625A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822570A (ja) * 1981-08-04 1983-02-09 Pioneer Electronic Corp マイクロモ−タの周波数発電機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822570A (ja) * 1981-08-04 1983-02-09 Pioneer Electronic Corp マイクロモ−タの周波数発電機

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