JPS63125152A - イ−ジイオ−プン蓋 - Google Patents

イ−ジイオ−プン蓋

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JPS63125152A
JPS63125152A JP26748586A JP26748586A JPS63125152A JP S63125152 A JPS63125152 A JP S63125152A JP 26748586 A JP26748586 A JP 26748586A JP 26748586 A JP26748586 A JP 26748586A JP S63125152 A JPS63125152 A JP S63125152A
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JP
Japan
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aluminum
resin
lid
film
layer
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Application number
JP26748586A
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English (en)
Inventor
聡明 渡辺
小松 美博
守 青山
渋江 正恒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to JP26748586A priority Critical patent/JPS63125152A/ja
Publication of JPS63125152A publication Critical patent/JPS63125152A/ja
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/38Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures
    • B21D51/383Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures scoring lines, tear strips or pulling tabs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/38Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures
    • B21D51/44Making closures, e.g. caps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、罐詰用イーソイオープン蓋に関するもので、
より詳細には、蓋材がアルミニウム合金からなる芯材及
び純アルミニウム層から成る表面処理クラッド板、ポリ
エチレンテレフタレートフィルム層及びクラッド板の純
アルミニウム層とフィルム層との間に介在するエポキシ
ーフ、ノール接着プライマー層の複合材から形成され、
易開封性、耐腐食性及び香味(フレーバー)保持性の組
合せに優れた罐詰用イーノイオープン罐に関する。
(従来の技術及び発明の技術的課題) 従来、格別の器具を用いることなく手で容易に開封でき
る罐詰用罐として、所謂イージイオープン蓋付罐体が広
く便用式れている。この備差は、加工性の点から金fi
i材としてアルミシートラ用い、このアルミ板から成る
備差に、アルミ板の厚み方向の途中に達するようにスコ
ア全役けて、開日用部分を区画し、この開口用部分に蓋
板自体でリベットを形成させ、このリベットでプルタブ
を固定したものであり、罐胴部材のフランジとの間に二
重巻締されて使用てれるものである。
このイージイオープン蓋は、ビール、炭酸飲料等の腐食
性の少ない内容物に対しては満足すべき結果が得られる
としても、一般食鑵用の内容物、例えば食塩を含む内容
物に対してはアルミ材の腐食の点から到底適用不能であ
りfF−0勿論、アルミ材の腐食全防止するために、ア
ルミ材の建白面側に有機保睦塗膜を施こすことが行われ
ているが、スコア加工時及びリプ加工時に塗膜にかなり
の傷が入るのを避は得ない。また、この塗膜の傷を補正
するために、電着塗装による補正塗りを行うことも提案
されているが、操作が慎重でしかもコスト高を招く上、
その保卜効果においても必らずしも十分に満足し得るも
のではない。
特に、食鑵においては、罐胴部材として、一つは経済性
の見地から、もう一つは優れた耐腐食性と塗膜に対する
密着性の見地から、ティン・71J−・スチール(TF
S ) 、即ち電解クロム酸処理鋼板から成る罐胴部材
が広く部用されているが、このTFS罐胴補刷ルミ製イ
ージイオープン蓋を巻締した食鑵においては、異種金属
の接続により電池が形成され、アルミ材の腐食が顕著に
生ずるようになる。
上記アルミ材として、アルミニウム合金の芯材にアルミ
ニウムをクラッドした材料を使用しても、その表面はア
ルミニウムであるため、前記したと同様の欠点を有して
いた。
(発明の骨子及び発明の目的) 本発明者等は、アルミニウム合金から成る芯材に純アル
ミニウムをクラッドして純アルミニウム層を形成させた
クラッド板と、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム層と、該アルミニウム層と該フィルム層との間に
介在するエポキシ−フェノール樹脂接着プライマー層と
から成る複合材を、イージイオープン蓋用素材として用
いるときは、前述し友従来のイージイオープン蓋の諸欠
点が解消され、易開封性、耐腐食性及び香味保持性の組
合せに関して満足すべきイージイオープン蓋が得られる
ことを見出し友。
即ち、本発明の目的は、上述した欠点が解消されたアル
ミ製イージイオープン蓋を提供するにある。
本発明の他の目的は、加工部を含めて蓋全体に十分な耐
腐食性が得られるアルミ製イージイオープン蓋を提供す
るにある。
本発明の更に他の目的は、腐食成分のバリヤー性や内容
物の香味保持性に優れたポリエチレンテレフタレートフ
ィルムを内面保護層として備え、加熱殺菌等の苛酷な条
件下においても、フィルムの物性が実質上低下すること
なく、シかもアルミクラッド板基質への密着性が維持さ
れるイージイオープン蓋を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、アルミクラッド材の建白面側
にポリエチレンテレフタレートフィルム内面材が密着し
ており、この内面材が腐食性成分に対して連続したバリ
ヤーとして作用すると共に、この内面材が補刷との巻締
部における電気絶縁バリヤーとしても作用するイーソイ
オープン蓋を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、前記内面保護層により蓋スコ
ア部やリベット加工部の保護がなされていると共に、開
封に際しては、スコア部に正確に沿って破断が行われる
イージイオープン蓋ヲ提供するにある。
(発明の構成) 本発明によれば、罐胴部材のフランジと巻締めて4詰の
密封に用いるアルミニウム製イージイオープン蓋であっ
て、該イージイオープン蓋は、CuO,2〜0.8%、
Mg 0.3〜2.8 %、Mn0〜1.5%、Fe2
.1〜0.5%及びSt O,1〜0.5 %l含有す
るアルミニウム合金から成る芯材及びAl純度が99.
5チ以上′の純アルミニウム層から成る表面処理クラッ
ド板と、該クラッド板の罐詰内部となる側に位置する厚
で10乃至40μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム層と、クラッド板の純アルミニウム層及び
フィルム層の間に介在する厚みが0.3乃至3μmのエ
ポキシ−フェノール樹脂系接着!ライマー層との複合材
から成ることを特徴とするイージイオープン蓋が提供さ
れる。
(発明の特徴及び作用効果) 本発明のイージイオープン蓋は、アルミニウムクラッド
材の建白面保脛層として二軸延伸ポリエチレンテレフタ
レートフィルムを使用する点に第一の特徴を有するもの
である。アルミニウムクラッド材は、鋼板等の他の金属
に比して、スコア加工、リベット加工等の加工性に優れ
た金属素材であり、しかも鋼材等に比して柔軟であるた
め、開口後の切口等により指等を損傷し難いという利点
を有する反面として、食塩等の塩類を含有する内容品に
より腐食され易いという欠点を有しており、特に補刷が
鋼材から成る場合には電池の形成によりアルミ材の腐食
が顕著に生じ易い。
本発明に使用するポリエチレンテレフタレート(PET
 )のフィルムは、このものがほぼ一定の厚みで面方向
に完全に連続しており、通常の有機塗膜に屡々認められ
るピンホール、クラック或いはフクレ(ブリスター)等
の塗膜欠点がないという点で特に優れたものである。ま
た、ポリエチレンテレフタレートは、種々の熱可塑性樹
脂の内でも、機械的強度に最も優れた樹脂の−っであり
、且つ加工性にも優れており、備差への成形や、スコア
加工、リベット加工等に対しても、それが破断したり、
或いはピンホールやクラック等が発生することなく連続
被覆状態に維持されるという利点がある。これは、補刷
との二重巻締加工においてもまた然りである。更に、ポ
リエチレンテレフタレートは腐食成分に対するバリヤー
性(不透過性)において最も優れ几樹脂の一つであり、
このものを内面材とすることによシ、アルミニウム素材
の腐食を有利に防止することができる。
しかしながら、ポリエチレンテレフタレートは、その融
点よシかなり低い温度、例えば80℃乃至150℃の温
度で容易に熱結晶化するという性質を有しており、しか
もこの熱結晶化は水の存在により著しく促進されるとい
う傾向がある。しかも、一般の食値では105℃乃至1
25℃の温度で加熱殺菌することから、この殺菌条件で
はポリエチレンテレフタレートの熱結晶が著しく進行し
、例えば120℃では10〜20分で結晶化し白化する
。しかして、ポリエチレンテレフタレートがもし熱結晶
化すると、内面保護層自体著しく脆くなり、保護層自体
衝撃や外力により容易に剥離するようになり、また結晶
化に伴なう体積収縮による内部応力で被覆層の剥離や破
壊等が生じるようになる。
本発明においては、ポリエチレンテレフタレートフィル
ムとして二軸延伸フィルムを使用し、該フィルム自体を
配向結晶化させておくことにより、加熱殺菌中の熱結晶
化を防止し、フィルムに優れた諸物性を実質上そのまま
維持させるものである。
しかも、ポリエチレンテレフタレートフィルAの分子配
向により、未配向のフィルムに比して腐食成分のバリヤ
ー性が著しく向上し、強度、剛性等の諸物性も向上させ
ることができる。
二軸延伸ポリエステルフィルムは、内面材として上述し
た優れた特性を示すが、このものは最も接着が困難な樹
脂フィルムの一つであり、特にアルミニウム基質に対し
て密着させることが著しく困難であるという問題がある
本発明のイージイオープン蓋の二番目の特徴は、上記二
軸延伸PETフィルムとアルミニウムクラッド材のアル
ミニウム層とを、エポキシ−7工ノール樹脂系接着プラ
イマーを介して接合密着させる点にある。一般にPET
フィルムに対する接着剤としては、共重合ポリエステル
が知られているが、共重合ポリエステルは、十分に薄い
層として設けることが困難であるという問題がある。
イーシイ・オープン蓋では、スコア金剪断し九ときに、
スコアの剪断と共に内面材もこれに正確に沿って破断さ
れることが要求される。このスコア破断性(スコアに沿
った内面材の破断性)は、樹脂フィルムのアルミニウム
クラッド材基体への密着性と樹脂フィルムの物性とによ
り影響される。
即ち、フィルムの密着力が高い程スコアに沿って正確且
つ鋭利にフィルムの剪断が行われ易い。本発明によれば
、接着層としてエポキシ−フェノール樹脂接着プライマ
ーを選択し、しかもその厚みを0.3乃至3μmの限ら
れた厚みとすることにより、PETフィルムとアルミニ
ウムクラッド材との間に十分な密着力が得られると共に
、スコアに沿った鋭利な内面材の剪断が行われるもので
ある。
一方フィルムの物性としては、成る程度の剛性を持った
ものの方がスコア部での鋭利な剪断が可能となる。例え
ば、同じPETフィルムで比較した場合、二軸延伸フィ
ルムでは、分子配向により剛性が向上しているためスコ
ア部での剪断性が向上する。PETフィルムの厚みが1
0乃至40μmの範囲にあることも重要であり、上記範
囲よりも小さい場合には耐腐食性の点で不満足な結果と
なり、一方上記範囲を越えると、加工性や易開封性の点
で欠点を生じる。
以上詳述し念通り、本発明のイージイオープン蓋では、
特許請求の範囲に記載され友全ての要件が組合されて耐
腐食性、易開封性及び香味保持性に関して満足すべき結
果が得られるものである。
(発明の実施態様) 本発明を添付図面に示す具体例に基づき以下に詳細に説
明する。
備差の構造 本発明に用いるイージイオープン蓋の構造を示す第1図
(上面図)及び8g2図(側面断面図)において、この
イージイオープン蓋1は、補刷側面内面に嵌合されるべ
き環状リム部2を介してその外周側に密封用溝3を備え
ており、この環状リム部2の内側には開口すべき部分4
を区画するスコア5が設けられている。この開口すべき
部分には蓋材を備差外面側に突出させて形成したリベッ
ト6が形成され、開封用プルタブ7がこのリベット6の
リベット打ちにより以下に示すように固定されている。
即ち、開封用プルタブ7は、一端に開封用先端8及び他
端に把持用リング9t−有し、開封用先端8に近接して
リベット6で固定される支点部分lOが存在する。プル
タブ7は、その開封用先端8がスコア5の開封開始部と
近接するように設けられる。
このイージイオープン蓋のスコア部5の断面構造を拡大
して示す第3−A図において、本発明のイージイオープ
ン蓋1は、アルミニウム合金芯材11、アルミニウム合
金芯材11の両表面に施された純アルミニウムクラッド
層12a、12bおよび純アルミニウムクラッド層12
m、12bの表面に施されたクロメート処理層13a、
13bがあり、芯材の容器内面となる側には、クロメー
ト処理層131を介して前記の接着プライマー層14が
位置しており、この接着プライマー層14を介して二軸
延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの内面材15
が設けられる。アルミ芯材の容器外面となる側には、ク
ロメート処理層13bを介して外面保設有機塗膜乃至印
刷層16が設けられている。前述したスコア5はアルミ
芯材11の厚み方向の途中に達するように刻接されてい
るが、このスコア加工部においても内面材15は完全に
連続したフィルムの形で存在することが理解されるべき
である。これは、より一層苛酷な加工が行われているリ
ベット部6においても全く同様である。
密封用溝部3の断面を拡大して示す第3−B図において
、溝部3の断面構造も蓋材に関しては第3−A図の場合
と全く同様であり、特に二軸延伸プリエチレンテレフタ
レート内面材15がその全面にわたって設けられている
ことが着目されるべきである。この密封用溝3には、密
封用ゴム組成物(シーラント)17がライニングされて
いて、短胴フランジとの間に密封が行われる。本発明の
罐体においては、罐胴との二重巻締部において、罐胴部
材と備差との間には、二軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ート内面材15が必らず介在しており、従って罐胴と備
差とはU気的に絶縁された状態となっていることが了解
されるべきである。
蓋素材 アルミニウムクラッド板としては、Cu0.2〜0.8
%、MgO33〜2.8チ、Mnθ〜1.59b%F6
0.1〜0.5 %及びSiO,1〜0.51Th含有
するアルミニウム合金から成る芯材及びAl純度が99
.5%以上の純アルミニウム層から成るアルミニウムク
ラッド板が使用される。
アルミニウム合金芯材中のCuは、芯材の電位を貴にし
てイージイオープン蓋の耐食性を向上させる。この含有
量が0.24未満では効果がなく、0.8チを越えると
耐食性および成形加工性が悪くなる。
該芯材中のMgはイーシイオーシン蓋の強度を向上させ
る。この含有量が0.3%未満ではその効果が不十分で
あり、2.8%を越えるとMg Al化合物が生成され
耐食性が劣化する。
該芯材中のMnは、芯材の電位を責にしてイーシイオー
シン蓋の耐食性を向上させる。この含有量が0.3%未
満では効果がないがCu添加により補える。1.5俤を
越えると成形加工性が劣化する。
該芯材中のF・およびsiは、芯材の方向性を少くし、
イージイオープン蓋のリベットの真円度、カーリング部
の長さ等のバラツキを少くし均一なものにする。この含
有量が、Feでは0.1%未満、Slでは0.1%未満
ではその効果が不十分であり、Feでは0.5%、Sl
では0.5%を越えると、耐食性が低下する。
アルミニウム合金芯材を純アルミニウムでそれ自体公知
の方法によってクラッドする。このアルミニウムの純度
が99.5%未満では孔食が生じ易くなるので好ましく
ない。ま食核芯材に対する純アルミニウムのクラッド率
は通常5〜20%、好ましくは8〜12チの範囲である
該アルミニウムクラッド板の厚みは、蓋の大きさ等によ
っても相違するが、一般に0.20〜0.50■、特に
0.23〜0.30−の範囲内にあるのが好ましい。
既に指摘した通り、アルミニウムクラッド板への内面材
への密着性や耐腐食性の見地からは、アルミニウムクラ
ッド板の表面にクロメート処理膜を形成させることが一
般に望ましい。クロメート処理膜の形成は、それ自体公
知の手段、例えば、アルミニウムクラッド板を、苛性ソ
ーダで脱脂と若干のエツチングを行なった後Crys 
41 / L −H3PO41211/l、 F O,
651/l、残りは水のような処理液に浸漬する化学処
理により行われる。クロメート処理膜の厚みは、表面積
当りのCr原子の重量テfiわして、5乃至50rn9
/dm2、特に10乃至35η/dm2 の範囲内にあ
ることが密着性の点より望ましい。
内面材となる二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムは、エチレンテレフタレート単位のみから成るホモ
ポリエステルの他に、改質エステル反復単位の少量を含
む改質PETフィルムが使用される。用いるPgTの分
子量は、フィルム形成能を有するような範囲であり、固
有粘度〔η〕が0.7以上であるべきである。既に指摘
した通り、このフィルムは二軸延伸により配向結晶化さ
れていることが重要であり、配向結晶の存在は、X線回
折法、密度法、複屈折法、偏光螢光法等により容易に確
認し得る。ポリエチレンテレフタレートフィルムの厚み
は、10乃至40μm%特に15乃至30μmの範囲に
あることが、耐腐食性と易開封性との組合せ性質から望
ましい。
接着プライマー層は、エポキシ−フェノール樹脂接着プ
ライマーが使用される。PETフィルムとアルミニウム
クラッド板のアルミニウム層との間の接着性に特に優れ
たプライマーは、エポキシ樹脂(a)と多環多価フェノ
ールを含有するフェノールアルデヒド樹脂(b)とから
成るプライマーである。
エポキシ樹脂成分(alとしては、所謂)、ノール−エ
イキシ塗料中のエポキシ樹脂成分として従来使用されて
いるものは全て制限なしに使用し得るが、これらの内代
表的なものとして、エピハロヒドリンとビスフェノール
A (2、2’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン〕との縮合によって製造した平均分子量800乃至
5500、特に望ましくは、1400乃至5500のエ
ポキシ樹脂が挙げられ、このものは本発明の目的に好適
に使用される。このエポキシ樹脂は、下記一般式式中、
Rは2,2′−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ・
9ンの縮合残基であり、nは樹脂の平均分子量が800
乃至5500となるように選択される数である、 で表わされる。
尚、前述した工?キシ樹脂の分子量は、平均分子量であ
り、従って、比較的低重合度の塗料用エポキシ樹脂と、
高分子量の線状エポキシ樹脂、即ちフェノキシ樹脂とを
その平均分子量が上記の範囲となるように組合せて使用
することは何等差支えがない。
エポキシ樹脂成分(a)と組合せて使用するフェノール
・アルデヒド樹脂成分(b)も、この樹脂骨格中に多環
フェノールを含有するものであれば、任意のものを用い
ることができる。
本明細書において、多環フェノールとは、フェノール性
水酸基が結合した環を複数個有するフェノール類の意味
であり、かかる多環フェノールの代表的な例として、式 式中、Rは直接結合或いf12価の橋絡基を表わす、 で表わされる2価フェノールが知られており、かかるフ
ェノールは本発明の目的に好適に使用される。前記式(
II)の2価フェノールにおいて、2価の橋絡基Rとし
ては、式−CR’R2−(式中R1及びR2の各々は水
素原子、ハロダン原子、炭素数4以下のアルキル基、又
はパーハロアルキル基でおる)のアルキリデン基、−o
−、−s−、−5o−、−5o2−。
−NR’−(式中 BSは水素原子又は炭素数4以下の
アルキル基である)の基等を挙げることができるが、一
般にはアルキリデン基又はエーテル基が好ましい。この
ような2価フェノール(a)の適当な例は、 2 、2’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)クロノ譬
ン(ビスフェノールA) 2.2′−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン(ビ
スフェノールB) 1.1′−ビス(4、−ヒドロキシフェニル)エタン、 ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン(ビスフェノー
ルF) 4−ヒドロキシフェニルエーテル、 p−(4−ヒドロキシ)フェノール、 等であるが、ビスフェノールA及びビスフェノールBが
最も好適である。
これらの多環フェノールは単独で或いはその他のフェノ
ール類との組合せで、ホルムアルデヒドと縮合反応させ
てレゾール型フェノールアルデヒド・樹脂とする。その
他の7エノール類としては、従来この種の樹脂の製造に
部用される1価フェノールは全て使用できるが、一般に
は下記式式中、R4は水素原子又は炭素数4以下のアル
キル基又はアルコキシ基であって、3個のR4の内2個
は水素原子でありFつ1個はアルキル基又はアルコキシ
基であるものとし 15は水素原子又は炭素数4以下の
アルキル基である、 で表わされる2官能性フエノール、例えば0−クレゾー
ル、p−クレゾール、p−tertブチルフェノール、
p−エチルフェノール、2,3−キシレノール、2.5
−キシレノール等の2官能性フエノールの1種又は2種
以上の組合せが最も好ましい。勿論、上記式■の2官能
性フエノールの他に、フェノール(石炭酸)、m−クレ
ゾール、m−エチルフェノール、3.5−キシレノール
、m−メトキシフェノール等の3官能性フェノール類;
2゜4−キシレノール、2.6−キシレノール等の1官
能性フエノールf14 : p −t@rtアルミフェ
ノール、p−ノニルフェノール、p−フェニルフェノー
ル、p−シクロヘキシルフェノール等のその他の2官能
性フエノールも、単独で或いは上記弐鮒の2官能性との
組合せで、フェノールアルデヒド樹脂の調製に使用する
ことができる。
本発明においては、既に前述した通り、多環フエノール
を含有するフェノール・アルデヒド樹脂とエポキシ樹脂
とを含有して成る塗料を介在層として用いることが、レ
トルト殺菌に耐え且つレトルト殺菌後の貯蔵中における
経時漏洩を防止するために極めて重要であり、多環フェ
ノールを含有しないフェノールアルデヒド樹脂とエポキ
シ樹脂とから成る接着介在層を用いた場合には、レトル
ト殺菌に耐える接合部を形成させること自体が困難とな
り、破胴や微小漏洩(マイクロリーケノ)を屡々生じる
ようになる。
フェノールアルデヒド樹脂中における多環フェノールの
量は全フェノール成分の少なくとも10重盪チ以上、特
に30重量%以上であればよいが、多環フェノール0)
と前記1価フェノール←)とをイ:ロ=98:2〜65
:35 特に     95:5〜75 : 25の重量比で組
合せることが、耐レトルト性の点で有利である。
ま九、フェノールアルデヒド樹脂のアルデヒド成分とし
ては、ホルムアルデヒド(又は)4ラホルムアルデヒド
)が特に適しているが、アセトアルデヒド、ブチルアル
デヒド、ベンズアルデヒド等の他のアルデヒドも単独或
いはホルムアルデヒドとの組合せで使用することができ
る。
本発明に用いるレゾール型フェノールアルデヒド樹脂は
、上述したフェノールとアルデヒドとを塩基性触媒の存
在下に反応させることにより得られる。フェノールに対
するアルデヒドの使用量には特に制限はなく、従来レゾ
ール型樹脂の製造に使用されている量比で用いることが
でき、例えばフェノール類1モル当り1モル以上、特に
1.5乃至3゜0モルの量比のアルデヒドを好適に用い
ることができるが、1モルよりも少ないアルデヒドを用
いても特に不都合はない。
縮合は、一般に適当な反応媒体中、特に水性媒体中で行
うのが望ましい。塩基性触媒としては、従来レゾール型
樹脂の製造に使用されている塩基性触媒の何れもが使用
でき、就中、アンモニアや、水酸化マグネシウム、水酸
化カルシウム、水酸化バリウム、酸化カルシウム、塩基
性炭酸マグネシウム、塩基性塩化マグネシウム、塩基性
酢酸マグネシウム等のアルカリ土類金属の水酸化物、酸
化物或いは塩基性塩等が好適に使用される。これらの塩
基性触媒は、反応媒体中に触媒量、特に0.01乃至0
゜5モルチの量で存在させればよい。縮合条件は、特に
制限はなく、一般に80乃至130℃の温度で1乃至l
O時間程度の加熱を行えばよい。
生成する樹脂はそれ自体公知の手段で精製することがで
き、例えば反応生成物たる樹脂分を例えばケトン、アル
コール、炭化水素溶媒或いはこれらの混合物で反応媒体
から抽出分離し、必要により水で洗滌して未反応物を除
去し、更に共沸法或いは沈降法により水分を除去して、
エポキシ樹脂に混合し得る形のレゾール型フェノールア
ルデヒド樹脂とすることができる。
前述したエポキシ樹脂成分(a)とフェノールアルデヒ
ド樹脂成分(b)とは、任意の割合いで組合せて使用す
ることができ、特別に制限は受けない。接着部の耐レト
ルト性の見地からは、 (13: (b)=95 : 5乃至5:95特に  
  90:10乃至10:90の重量比で両者を組合せ
た塗料を、接着介在層の形成に用いるのが望ましい。
本発明において、前記エポキシ樹脂とフェノール樹脂と
は、ケトン類、エステル類、アルコール類或いは炭化水
素溶媒或いはこれらの混合溶媒等に溶解した状態で混合
し、直接、接着介在層用の塗料として使用することも可
能であるが、一般には、これらの混合樹脂溶液を、80
乃至130℃の温度で1乃至10時間程度予備縮合させ
た後、接着プライマー層用塗料とするのが望ましい。
更に、エポキシ樹脂とフェノールアルデヒド樹脂とは、
2成分系塗料の形で使用する代りに、フェノールアルデ
ヒド樹脂を予じめレゾールの本質が失われない範囲内で
それ自体公知の変性剤、例えば脂肪酸、重合脂肪酸、樹
脂酸(乃至ロノン)、乾性油、アルキド樹脂等の1種乃
至2種以上で変性し虎後、エポキシ樹脂と組合せたシ、
或いはこれら両樹脂を、所望により、ビニルアセタール
(ブチラール)樹脂、アミノ樹脂、キシレン樹脂、アク
リル樹脂、リン酸等の変性剤で変性することも勿論であ
る。
この接着介在層は、0.3乃至3μm、特に0.5乃至
1.0μmの厚みで設けることも、PETフィルムの・
 密着性に関して重要であり、上記範囲よりも厚いと密
着性が低下し、ま念上記範囲よりも小さいと均一塗布が
困難となることの結果としてやはり密着性が低下するよ
うになる。
尚、蓋体外面となるべき面に施こす保護塗膜としては、
熱硬化性樹脂塗料、例えば、フェノール−ホルムアルデ
ヒド樹脂、フランーホルムアルデヒrw脂、キシレン−
ホルムアルデヒド樹脂、ケトン−ホルムアルデヒド樹脂
、尿素ホルムアルデヒド樹脂、メラミン−ホルムアルデ
ヒド樹脂、アルキド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エ
ポキク樹脂、ビスマレイミド樹脂、トリアリルシアヌレ
ート樹脂、熱硬化型アクリル樹脂、シリコーン樹脂、油
性樹脂、或いは熱可塑性樹脂塗料、例えば塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
部分ケン化物、塩化ビニル−マレイン酸共重合体、塩化
ビニル−マレイン酸−酢酸ビニル共重合体、アクリル重
合体、飽和ポリエステル樹脂等を挙げることができる。
これらの樹脂塗料は単独でも2種以上の組合せでも使用
される。
積層複合素材の製造に際しては、表面処理アルミニウム
クラッド板の片面(外面となる面)に必要により保護塗
膜を施こし、或いは印刷操作全行う。二軸延伸ポリエス
テルフィルムを用意し、このフィルムの接合すべき面に
接着プライマー層を設ける。接着プライマー層をアルミ
ニウムクラッド板に設けるよりは、フィルム層に設けた
方が、フィルム層の方が平滑性に優れているため、プラ
イマー層の厚みが小さい場合でも均一塗布が可能となる
。次いで接着プライマー塗布ポリエステルフィルムとア
ルミニウムクラッド板とを重ね合せ、加熱下に両者を融
着させる。
この加熱融着処理に際して、二軸延伸ポリエステルフィ
ルムの分子配向効果が実質上横われないようにすること
が重要であり、そのためにはこの接着処理が1秒以内に
行われるようにする。またアルミニウムクラッド板の温
度は230〜240℃に達するようにすることが望まし
い。この短時間熱接着処理は、高周波誘導加熱と、例え
ば水冷等による強制冷却とにより行われる。
イージイオープン蓋への成形及び罐との巻締本発明に用
いるイージイオープン蓋は、前述シた積層体を用いる点
を除けば、それ自体公知の手段で行われる。この工程を
説明すると、先ずプレス成形工程囚で、内面材とアルミ
ニウムクラッド板との積層体シートを円板の形に打抜く
と共に、所望の蓋形状に成形する。
次いで、スコア刻設工程03)で、スコアダイスを用い
て、蓋の外面側からスコア5がアルミニウムクラッド板
の途中に達するようにスコアの刻設を行う。スコアにお
けるアルミニウムクラッド板の残留厚み(t* ) n
、アルミ素材の元厚み(【l)に対して、t、/l!x
100が20乃至50チで、t2が50乃至120μm
となるようにするのがよい。
また、スコアの底部中(d)は75μm以下、特に50
μm以下とすることがフィルム層への傷の発生を防止す
る上で重要である。ここでスコア底部中とは、スコア横
継面に於て両側のスコア側壁部の延長線とスコア最先端
部でアルミニウム蓋内面に平行に引いた接線との交点の
巾をいう。
リベット形成工程C)において、リベット形成ダイスを
用いてスコア5で区画された開口用部4に外面側に突出
したリベット6t−形成させ、タブ取付工程p)で、リ
ベット6に開封タブ7を嵌合させ、リベット6の突出部
を鋲打してタブを固定させる。
最後にライニング工程@)において、蓋の密封用溝に、
ノズルを通して、密封用コンパウンドをライニング塗布
し、乾燥して密封剤層を形成させる。
4胴との二重巻締工程を説明すると、短胴部材のフラン
ツとイージイオープン蓋1の密封用溝部3とを嵌合させ
ると共に、−次巻線用ダイスを用いてフランジの周囲に
溝部3を一次巻締させる。
次いで、二次巻締工程において、この7ランジ部を更に
、値組側壁部に沿って更に90°巻締して、本発明の4
体とする。
本発明において、鐘胴部材としては、側面に接着剤(ナ
イロン系接着剤)による継目や溶接による継目を備え、
上下に巻締用フランジを備えたティン・フリー・スチー
ル(TFS、il解クロム酸処理鋼板)製のスリーピー
ス罐用罐胴部材や、絞り成形成いは深絞り成形で形成さ
れた所關ツーピース罐用のTFS製罐胴補刷適に使用さ
れる。その他、本発明は、錫メッキ鋼板(ブリキ)から
形成され、ハンダ性成いは溶接による継目を備えたスリ
ーピース4用補刷や、絞りしごき加工、深絞り加工、衝
撃押出加工等により形成された所謂ブリキ製のシームレ
ス鐘胴にも等しく適用できる。
本発明を次の例で詳細に説明する。
実施例1゜ 二軸延伸し九PETフィルム(厚さ16μm〜38μm
)にエポキシ−フェノール系樹脂(エポキシ樹脂/フェ
ノール樹脂:60/40)の接着剤t−1g /、、2
塗布し風乾した。
一方、CuO,3重量%、Mg1.0重1チ、Mn1.
0重量%、F@0.2重量%及びSiO,1重tチ含有
し、残りがAl並びに不可避的不純物よりな゛るアルミ
ニウム合金板(芯材)(厚さ450■)にAl純度が9
9.7%である純アルミニウム板(厚さ50 ml )
を重ね合わせ、常法により加熱後熱間圧延し、続いて冷
間圧延、中間焼鈍、冷間圧延して、0.301板厚(k
lクラッド厚0.031)のアルミニウムクラッド板を
製造した。次いでこのアルミニウムクラッド板の表面を
クロム酸、リン酸混液により処理(金属クロムとして2
0 rn97m2、表面粗さくRa)で0.2511m
 ) L、念。
この異面処理クラッド板を230℃に加熱し、そのアル
ミニウム層の上に、上記接着ゾライマ層を有するPET
フィルムをラミネートし、水冷した。
次いでこのラミネートてれていない面にエポキシ・尿素
系塗料をロールコータ−を用い45m9/dm2塗布し
、210℃−10分間の焼付けを行なった。
このラミネート面が蓋の内面側となるよう呼称301径
(内径74,0■)の蓋をプレスで打抜き、スコア底部
の巾が30μmであり、その深さが0.20閣となるよ
う蓋の外面からスコア加工を行なった。又開口用のタブ
はリベット加工により固定し、フルオープンのイーソイ
オープン蓋を作った。この蓋の内面側の金属露出の程度
を通電試験(3悌食塩水を電解液とし蓋内面を陽極、対
極にステンレス板を用い、この間に6.3ケルトの電圧
をかけたときに流れる電流値で評価する。)で評価した
。又この蓋を6号#!i(呼び径74.0m+、罐高5
9鑓)のぶりき4胴に巻締め3チ食塩水を50℃で充填
後ぶりき蓋を巻締めた。その後115℃−90分間のレ
トルト殺菌処理を行なった。その後37℃に2週間保存
し、この備差全敗りはずし蓋内面の外観を評価した後、
スコアに沿って開口し、開口部のフィルムの切断状態(
フィルムのフェザリング状態)を評価した。金属露出は
無く、フェザリングも問題無かった。又腐食も認められ
ず、ブリスターや白化も生じておらず良好であった。
16    0.1     0      変化なし
25    0.0     0.5      IF
58    0.0     0,5      s実
施例2゜ 実施例1と同様に呼称301径の蓋を作った。
但しPETフィルム厚は12μmと25μmf用い、外
面側の塗装はエポキシ・フェノール系樹脂(エポキシ樹
脂/フェノール樹脂:85/15)’e451!v′d
m2 塗布し、タブの固定はリベット加工を行なわずに
接着により行なった。この蓋を実施例1と同様に評価し
た所、いずれの試験項目も良好であった。
比較例1゜ 実施例1と同様に蓋を作った。但しPET74ルムの膜
厚t−50μmとした。実施例1同様の評価を実施した
所フィルムのフェザリングが多く、商品化には問題とな
っ之。
比較例2゜ 実施例2と同様に蓋を作った。但しpg’r74ルムの
膜厚は6μmと9μmを用いた。実施例1同様の評価を
実施した所、フェザリングは生じなかったが金属露出が
それぞれ16 mAと4mAと多くなった為、スコア部
とチャックウオールラジアス部に若干の腐食が認められ
た。
実施例3゜ 実施例1と同様に蓋を作った。但し今回はPETフィル
ム厚は25μmと固定し、スコア底部の巾を50μmと
した。実施例1と同様の評価を実施した所、いずれの試
験項目に対しても良好な成績を示し問題無かった。
比較例3゜ 実施例1と同様に蓋を作った。但しPETフィルム厚は
25細、スコア底部の巾を125μmとし念。
実施例1と同様の評価を実施した所、スコア部での金属
露出が35mAと多く、孔食漏洩の発生しているものか
あり念。
実施例4゜ 実施例1同様に蓋を作った。但しアルミニウムクラッド
板の表面処理量を変え、PET74ルムは25μm厚さ
を用いた。評価は、金属露出の程度と、フィルムのフェ
ザリングの程度で行なった。衆面処理量5〜50弓ン′
m では、フェザリングは小さく問題なかった。
5     0.0     1.0 25     0.0     0.550     
0.8     0.5実施例5゜ 厚さ25μmのPETフィルムとアルミニウム合金芯材
の組成を変えた(下表参照)ことと内面側に滑剤入りエ
ポキシ・フェノール塗料を30 Q/d、m 2塗装し
穴以外は実施例1同様に蓋を作った。この蓋を6号罐の
内面塗装した溶接ぶりきwi祠(塗料:エポキシ・フェ
ノール系樹脂、錫めっき!2.81/m2)と、TFS
を用いたトーヨーシーム補刷(内面エポキシ・フェノー
ル系樹脂塗装、TFSの金属クロム量100TII9/
ln、酸化クロム中のクロム量157N;77m2)に
巻締め、かつおの味付けをりI4′ツクシ、バキューム
シーマ−で15mI(Jilの建白真空度とし、ぶりき
値組にはぶりき蓋を、TF8鍮胴にはTFS M t−
巻締めた。この後112℃−90分間のレトルト殺菌処
理を行なった。これらの罐詰を37℃で3か月間保存し
た後開罐し、評価した。孔食の発生は認められず、いず
れも良好であった。
比較例4゜ 実施例5と同様に蓋を作った。但しアルミニウム合金芯
材の組成のみ変えた。(下表参照)この組成のアルミニ
ウム蓋では、スコア部とリベット部より孔食漏洩した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いるイージイオープン蓋の正面図で
あり、 第2図Fi第1図の蓋の拡大側面断面図であり、第3−
A図は第1図の蓋のスコア加工部の断面構造を示す部分
拡大断面図であり、 第3−8図は第1図の蓋の巻締用溝部の断面構造を示す
部分拡大断面図である。 1はイージイオープン蓋、3は密封用溝、4は開口すべ
き部分、5はスコア、6はリベット、7は開封用タブ、
11はアルミニウム合金芯材、12a、12bは純アル
ミニウムクラッド層、13m、13bはクロメート処理
層、14は接着プライマー層、15は結晶性熱可塑性樹
脂フィルム内面材を夫々示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)罐胴部材のフランジと巻締めて罐詰の密封に用い
    るアルミニウム製イージイオープン蓋であって、該イー
    ジイオープン蓋は、Cu0.2〜0.8%、Mg0.3
    〜2.8%、Mn0〜1.5%、Fe0.1〜0.5%
    及びSi0.1〜0.5%を含有するアルミニウム合金
    から成る芯材及びAl純度が99.5%以上の純アルミ
    ニウム層から成る表面処理クラッド板と、該クラッド板
    の罐詰内部となる側に位置する厚さ10乃至40μmの
    二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム層と、ク
    ラッド板の純アルミニウム層及びフィルム層の間に介在
    する厚みが0.3乃至3μmのエポキシ−フェノール樹
    脂系接着プライマー層との複合材から成ることを特徴と
    するイージイオープン蓋。
  2. (2)該表面処理クラッド板には、その厚み方向の途中
    に達するようにスコアが形成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のイージイオープン蓋。
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