JPS63123201A - スイツチドライン形移相器 - Google Patents

スイツチドライン形移相器

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JPS63123201A
JPS63123201A JP27032886A JP27032886A JPS63123201A JP S63123201 A JPS63123201 A JP S63123201A JP 27032886 A JP27032886 A JP 27032886A JP 27032886 A JP27032886 A JP 27032886A JP S63123201 A JPS63123201 A JP S63123201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
phase
side line
phase shifter
reference side
Prior art date
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Pending
Application number
JP27032886A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Aoki
浩 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS63123201A publication Critical patent/JPS63123201A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、マイクロ波帯において、線路長の異なる2
つの経路をスイッチ、等によって切換え。
所望の位相差を得るスイッチドライン形移相器の高性能
化に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は例えば電子通信学会 半導体・トランジスタ研
究会5SD84−118に示された従来のスイッチドラ
イン形移相器金示す斜視図である。
前述の文献では、ガリウムひ素基板を用いたモノリシッ
クMICとなっておシ、スイッチング素子にはFET 
i用いているが、第4図ではハイブリッドMICのダイ
オード移相器として説明している。第4図はマイクロス
トリップの構成となってお’)Anは誘電体基板、(2
Iはマイクロス) リップの地導体、(3:はマイクロ
波の入出力線路、(4)はマイクロ波の2つの経路のう
ちの基準側線路、(5)はもうひとつの経路の遅れ側線
路、  (6a)は基準側線路のオン、オフ′t−切換
えるスイッチ素子であるPINダイオード、  (6b
)は遅れ側線路のオン、オフを切換えるスイッチ素子で
あるPINダイオード。
(7)はPINダイオードと線路を接続する金リボンで
ある。
なお、実際にはPINダイオードに直流バイアス金印加
する友めのバイアス回路がつくが、ここでは省略するこ
とにする。
次に動作について説明する。スイッチドライン形移相器
は、基準の位相状態と遅れの位相状態との2つの位相状
態?切換えることによって移相器として働く。まず基準
の位相状態では、2個のPINダイオード(6a)は順
方向に電流が流れるように直流バイアスが印加されオン
状態となる。また2個のPINダイオード(6b)は逆
方向に電圧が印加されオフ状態となる。この几め、一方
の入出力線路(3)に入ったマイクロ波は、オフ状態と
なっているPINダイオード(6b)へtrlRれす、
オン状態のPINダイオード(6a)の方へ流れ基準側
線路(4)を通シ他方の入出力線路(3)へ出てゆく。
次に遅れの位相状態では、PINダイオード(6a)と
PINダイオード(6b)の順、逆が逆転し、マイクロ
波は遅れ側線路(5)を通過することになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のスイッチドライン形移相0は以上のように、線路
の物理長の差を利用して移相器としでいるため、中心周
波数fQ  では精度良ぐ移相量が得られるが、帯域が
広い場合に中心周波数fo  から離れ九ところでは移
相量の誤差が大きくなるという問題点があった。第5図
は従来の構成での90度ビット移相器の移相量特性であ
る。中心周波数角±10% で±9度の誤差が発生する
ことを示している。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
友もので、広帯域での移相量誤差を小さくテキるスイッ
チドライン形移相器を得ること上目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るスイッチドライン形移相器は。
中心周波数の約4分の1波長の電気長を持つ先端短絡の
スタブを基準側線路の一部に並列に付加したものである
〔作用〕
この発明における中心周波数で約4分の1波長の先端短
絡スタブは、並列に付加された点から見た場合、中心周
波数では並列アドミタンスが0となシマイクロ波的にス
タブが無い場合と等価である。しかし、中心周波数より
高い周波数ではスタブの電気長は4分の1波長よシ長く
なり並列アドミタンスは容量性となる。この几め、透過
位相はスタブが無い場合に比べて遅れることになる。ま
た、中心周波数より低い周波数ではスタブの電気長Vi
4分の1波長ニジ短かくなり並列アドミタンスは誘導性
となる。このため、逆に透過位相はスタブがない場合に
比べて進むことになる。この工うな特性を持つスタブを
基準側線路に付加することによシ、基準側線路の周波数
特性は急峻となシ遅れ側線路の周波数特性に近づくこと
になる。これにニジ基準側線路と遅れ側線路の位相差で
ある移相量の周波数特性は良くなる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、(8)は基準側線路に並列に付加された短
絡スタブ、(9)は短絡状態全作るためのスルーホール
である。この例では基準側線路の一部に並列に2本の短
絡スタブが付加されておシ。
スタブの電気長は中心周波数の約4分の1波長となって
いる。ま几、2本の短絡スタブの間隔も中心周波数の約
4分の1波長となっている。その他の構成は第4図に示
し九従来技術の例と同一である。
次に、動作について説明する。入出力線路(31から入
ったマイクロ波が、基準側線路(4)との接続全制御す
るPINダイオード(6a)と遅れ側線路(5)との接
続全制御するPINダイオード(6b)の順、逆バイア
スを切換えることによシ、2つの経路の一方を通過する
のは第4図で説明し几場合と同じである。まず、PIN
ダイオード(6b)がオン状態。
PINダイオード(6a)がオフ状態の時には、一方、
の入出力線路(3)から入ったマイクロ波は遅れ側線路
(5)を通過し、他方の入出力線路(3)へ出てゆく。
この場合の透過位相は、遅れ側線路(5)の物理長に対
応する周波数特性を持つことになる。次に。
PINダイオード(6a)がオン状態、PINダイオー
ド(6b)がオフ状態の時には、一方の入出力線路(3
)から入つ九マイクロ波は基準側線路(4)を通過し。
他方の入出力線路(3)へ出てゆく。基準側線路(4)
には中心周波数で約4分の1波長の短絡スタブ(8)が
付加されている之め、中心周波数ではスタブがない場合
と同じ透過位相となるが、中心周波数以外では短絡スタ
ブ(8)が並列アドミタンスとして寄与し、基準側線路
(4)の透過位相に影#を与える。例えば周波数が高い
場合には短絡スタブ(8)の並列アドミタンスは容量性
となシ基準側線路(4)の透過位相はスタブがない場合
に比べ遅れることになる。
また2周波数が低い場合には、短絡スタブ(8)の並列
アドミタンスは誘導性となシ基準側線路(4)の透過位
相はスタブのない場合に比べ進むことになる。
このため基準側線路(4)の透過位相の周波数特性は急
峻となシ、遅れ側線路(5)の透過位相の周波数特性に
近づき移相量の周波数特性が良くなる。周波数特性が急
峻となる度合は短絡スタブ(8)の線路インピーダンス
に依存するため、適当な線路インピーダンスを選択する
ことにニジ移相量の周波数特性による誤差を0に近づけ
ることが可能である。
第2図は、移相器の特性インピーダンスzoi50Ωと
した時に、短絡スタブ(8)の線路インピーダンスによ
って90度ビット移相器の移相器の周波数特性がどう変
化するかを示したグラフである。従来の構成での特性で
ある第5図に比べると大幅に特性が改善されることを示
している。この実施例では短絡スタブ(8)と2本付加
しているが、これにニジ透過位相の周波数特性を急峻に
する効果を大きくするとともに、並列アドミタンスを打
消し合って移相器の反射特性を良くしている。
なお、上記実施例では短絡スタブ(81i2本としてい
るが、1本あるいは3本以上でも構成は可能であシ、ス
タブの電気長も4分の1波長に限らず。
その奇数倍でも構成できる。ま几、短絡スタブ(8)の
短絡部をスルーホール(9)としているが、スルーホー
ルでなくても接地できる構成であれば良い。
例えば基板の端部で金リボン、等で接地するのも一方法
である。また、PINダイオード(6a)(sb)は分
岐部に直列に装着されているが、第3図に示す実施例の
ように分岐部から中心周波数の約4分の1波長のところ
に線路に並列にPINダイオード(6,)(6b) k
装着してマイクロ波の経路を切換えてもよい。図中、α
Qは線路に並列に装着されたPINダイオード(6a)
(Sb)の片側の電極を接地するためのパッドである。
さらに、PINダイオード(6a)(6b)を直列に装
着する方法と並列に装着する方法を併用してもかまわな
い。スイッチング素子はPINダイオードに限らず例え
ばFETを用いてもよい。また、線路形式はマイクロス
トリップ線路で説明したが、トリプレート線路などの他
の方式や同軸線路でも構成が可能である。さらにガリウ
ムひ素などの半導体基板を用いたモノリシックMICに
よる構成にも適用可能である。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によればスイッチドライン形移
相器の基準側線路に並列に中心周波数で約4分の1波長
の短絡スタブを付加する構成としたので、移相器の移相
量の周波数特性が大幅に改善でき、広帯域に渡シ移相量
誤差を小さくできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるスイッチドライン形
移相器を示す斜視図、第2図は第1図の実施例による移
相量の周波数特性を示すグラフ。 第3図はこの発明の他の実施例によるスイッチドライン
形移相器を示す斜視図、第4図は従来のスイッチドライ
ン形移相器を示す斜視図、第5図は第4図・の従来の構
成による移相量の周波数特性を示す図である。図中(1
1は誘電体基板、(2)は地導体。 (3)は入出力線路、(4)は基準側線路、(5)は遅
れ側線路、  (6a)(6b)はPINダイオード、
(7)は金リボン。 (8)は短絡スタブ、(9)はスルーホール、aunt
接地パッドである。 なお2図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して
示しである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  マイクロ波の通過する経路を交互に第1の、経路と第
    2の経路に切換えて、第1の経路と第2の経路の透過位
    相の差を利用して移相器として働くスイツチドライン形
    移相器において、第1の経路、もしくは第2の経路の一
    部に、先端をマイクロ波的に短絡し中心周波数の約4分
    の1波長もしくはその奇数倍の電気長を持つ線路を並列
    に付加したことを特徴とするスイツチドライン形移相器
JP27032886A 1986-11-13 1986-11-13 スイツチドライン形移相器 Pending JPS63123201A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27032886A JPS63123201A (ja) 1986-11-13 1986-11-13 スイツチドライン形移相器

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JPS63123201A true JPS63123201A (ja) 1988-05-27

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ID=17484732

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JP27032886A Pending JPS63123201A (ja) 1986-11-13 1986-11-13 スイツチドライン形移相器

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JP (1) JPS63123201A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5392010A (en) * 1993-04-21 1995-02-21 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 90 degree phase shifter
JP2008187661A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Nec Electronics Corp 移相器、ビット移相器

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US5392010A (en) * 1993-04-21 1995-02-21 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 90 degree phase shifter
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