JPH11340704A - 高周波スイッチ - Google Patents
高周波スイッチInfo
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- JPH11340704A JPH11340704A JP14017498A JP14017498A JPH11340704A JP H11340704 A JPH11340704 A JP H11340704A JP 14017498 A JP14017498 A JP 14017498A JP 14017498 A JP14017498 A JP 14017498A JP H11340704 A JPH11340704 A JP H11340704A
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- Japan
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- dielectric substrate
- bias circuit
- island
- frequency signal
- switching
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- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バイアス回路への高周波信号の漏洩を低減
し、広帯域にわたり低損失化を図り、かつ小型な高周波
スイッチを得る。 【解決手段】 バイアス回路を、島状導体701を設け
た誘電体基板7と、島状導体間を接続する金ワイヤ8と
で構成する。
し、広帯域にわたり低損失化を図り、かつ小型な高周波
スイッチを得る。 【解決手段】 バイアス回路を、島状導体701を設け
た誘電体基板7と、島状導体間を接続する金ワイヤ8と
で構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は高周波回路におい
て入力信号を複数の出力端子に振り分ける高周波スイッ
チに関し、特に広帯域にわたり低損失で小型な高周波ス
イッチに関するものである。
て入力信号を複数の出力端子に振り分ける高周波スイッ
チに関し、特に広帯域にわたり低損失で小型な高周波ス
イッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば、MICROWAVES&
RF、CIRCLE NO.240、1997年3月発行に掲
載された従来の高周波スイッチの構造を示し、単極双投
(SPDT)スイッチが示されている。
RF、CIRCLE NO.240、1997年3月発行に掲
載された従来の高周波スイッチの構造を示し、単極双投
(SPDT)スイッチが示されている。
【0003】図8において、1は高周波スイッチの回路
構成部品を収納するための筐体、2は高周波信号が入力
する入力端子、3a、3bは高周波信号が出力する出力
端子、4は入力高周波信号を伝搬するマイクロストリッ
プ線路を設けた第1の誘電体基板、5a、5bは出力高
周波信号を伝搬するマイクロストリップ線路を設けた第
2の誘電体基板、6はスイッチング用半導体を構成要素
として持つスイッチング用ICであり、高周波信号を複
数の高周波信号出力端子に切り替えるためのスイッチン
グ用半導体を少なくとも含む回路の一例である。
構成部品を収納するための筐体、2は高周波信号が入力
する入力端子、3a、3bは高周波信号が出力する出力
端子、4は入力高周波信号を伝搬するマイクロストリッ
プ線路を設けた第1の誘電体基板、5a、5bは出力高
周波信号を伝搬するマイクロストリップ線路を設けた第
2の誘電体基板、6はスイッチング用半導体を構成要素
として持つスイッチング用ICであり、高周波信号を複
数の高周波信号出力端子に切り替えるためのスイッチン
グ用半導体を少なくとも含む回路の一例である。
【0004】10はスイッチング用IC6にバイアスを
印加するためのバイアス回路であり、高周波信号の漏洩
を防ぐためスパイラルインダクタにより構成されてい
る。この際、第1の誘電体基板4は片側を入力端子2に
電気的に接続し、他端をスイッチング用IC6に接続す
る。また第2の誘電体基板5a、5bは、片側を出力端
子3a、3bに電気的に接続し、他端をスイッチング用
IC6に接続する。またバイアス回路10は金ワイヤ8
を介してそれぞれ第1の誘電体基板4あるいは第2の誘
電体基板5a、5bに接続される。
印加するためのバイアス回路であり、高周波信号の漏洩
を防ぐためスパイラルインダクタにより構成されてい
る。この際、第1の誘電体基板4は片側を入力端子2に
電気的に接続し、他端をスイッチング用IC6に接続す
る。また第2の誘電体基板5a、5bは、片側を出力端
子3a、3bに電気的に接続し、他端をスイッチング用
IC6に接続する。またバイアス回路10は金ワイヤ8
を介してそれぞれ第1の誘電体基板4あるいは第2の誘
電体基板5a、5bに接続される。
【0005】以下動作について説明する。入力端子2に
入力された高周波信号は第1の誘電体基板4を伝搬し、
スイッチング用IC6に入力され、スイッチング用IC
6の出力端子が切り替えられることにより、第2の誘電
体基板5aまたは5bを伝搬して出力端子3a又は3b
に出力される。この時、スイッチング用IC6の切り替
え動作を制御するために、スパイラルインダクタで構成
されるバイアス回路10により、スイッチング用IC6
にバイアスを印加する。この時、スパイラルインダクタ
により、高周波信号のバイアス回路10への漏洩を低減
できる。さらに、スパイラルインダクタはパターン化さ
れているために、使用条件の変化に対し強い。
入力された高周波信号は第1の誘電体基板4を伝搬し、
スイッチング用IC6に入力され、スイッチング用IC
6の出力端子が切り替えられることにより、第2の誘電
体基板5aまたは5bを伝搬して出力端子3a又は3b
に出力される。この時、スイッチング用IC6の切り替
え動作を制御するために、スパイラルインダクタで構成
されるバイアス回路10により、スイッチング用IC6
にバイアスを印加する。この時、スパイラルインダクタ
により、高周波信号のバイアス回路10への漏洩を低減
できる。さらに、スパイラルインダクタはパターン化さ
れているために、使用条件の変化に対し強い。
【0006】ここで、スイッチング用IC6に電圧を印
加した時の切り替え動作の制御について説明する。スイ
ッチング用IC6には種々の回路構成があるが、例えば
図9に示す回路構成で、スイッチング用IC6を構成す
る半導体にダイオードを用いた場合を例にとると、11
は高周波信号の入力ポート、12a、12bは高周波信
号の出力ポート、13a、13b、13c、13dはス
イッチング用IC6を構成するダイオード、14a、1
4b、14cはバイアス回路、15a、15b、15c
はバイアスを印加するためのバイアス端子である。
加した時の切り替え動作の制御について説明する。スイ
ッチング用IC6には種々の回路構成があるが、例えば
図9に示す回路構成で、スイッチング用IC6を構成す
る半導体にダイオードを用いた場合を例にとると、11
は高周波信号の入力ポート、12a、12bは高周波信
号の出力ポート、13a、13b、13c、13dはス
イッチング用IC6を構成するダイオード、14a、1
4b、14cはバイアス回路、15a、15b、15c
はバイアスを印加するためのバイアス端子である。
【0007】バイアス端子15aを接地し、15bに負
電圧、15cに正電圧を印加することにより、ダイオー
ド13a、13dには正方向電圧がかかり、ダイオード
13b、13cには逆方向電圧がかかる。このときダイ
オード13a、13dは導通状態となる。したがって、
入力ポート11から入力した高周波信号は出力ポート1
2bには出力されず、出力ポート12aに出力される。
このときダイオード13cは近似的に開放であるので非
導通状態となるためにアイソレーションを高める効果を
もたらす。
電圧、15cに正電圧を印加することにより、ダイオー
ド13a、13dには正方向電圧がかかり、ダイオード
13b、13cには逆方向電圧がかかる。このときダイ
オード13a、13dは導通状態となる。したがって、
入力ポート11から入力した高周波信号は出力ポート1
2bには出力されず、出力ポート12aに出力される。
このときダイオード13cは近似的に開放であるので非
導通状態となるためにアイソレーションを高める効果を
もたらす。
【0008】バイアス端子15aを接地し、バイアス端
子15bに正電圧、バイアス端子15cに負電圧を印加
した場合には、入力ポート10から入力した高周波信号
は出力ポート12bに出力される。このときもダイオー
ドの状態により出力ポート12aに出力される場合と同
様の効果が得られる。
子15bに正電圧、バイアス端子15cに負電圧を印加
した場合には、入力ポート10から入力した高周波信号
は出力ポート12bに出力される。このときもダイオー
ドの状態により出力ポート12aに出力される場合と同
様の効果が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の高
周波スイッチでは、スイッチング用ICにバイアスを印
加するバイアス回路を構成するスパイラルインダクタ
が、薄膜パターンで形成されているために、損失が大き
くなるという問題点があった。電波の漏洩を防ぐために
大きなインダクタンスを実現しようとすると特に問題と
なっていた。またこの場合には、ターン数を多くする必
要があるためにバイアス回路が大型化するという問題点
もあった。
周波スイッチでは、スイッチング用ICにバイアスを印
加するバイアス回路を構成するスパイラルインダクタ
が、薄膜パターンで形成されているために、損失が大き
くなるという問題点があった。電波の漏洩を防ぐために
大きなインダクタンスを実現しようとすると特に問題と
なっていた。またこの場合には、ターン数を多くする必
要があるためにバイアス回路が大型化するという問題点
もあった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、バイアス回路における損失低減に
よって、広帯域にわたり低損失かつ小型な高周波スイッ
チを得るものである。
めになされたもので、バイアス回路における損失低減に
よって、広帯域にわたり低損失かつ小型な高周波スイッ
チを得るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる高周波
スイッチにおいては、スイッチング用ICの切り替え動
作を制御するためのバイアスを印加するバイアス回路
を、表面に島状導体を設けた誘電体基板と島状導体間を
接続する金ワイヤとで構成するものである。
スイッチにおいては、スイッチング用ICの切り替え動
作を制御するためのバイアスを印加するバイアス回路
を、表面に島状導体を設けた誘電体基板と島状導体間を
接続する金ワイヤとで構成するものである。
【0012】また、上記バイアス回路の島状導体を設け
る誘電体基板に、高周波信号が伝搬するマイクロストリ
ップ入力線路あるいは出力線路を設けた誘電体基板の誘
電率よりも低い誘電率の材料を用いるものである。
る誘電体基板に、高周波信号が伝搬するマイクロストリ
ップ入力線路あるいは出力線路を設けた誘電体基板の誘
電率よりも低い誘電率の材料を用いるものである。
【0013】また、上記バイアス回路の島状導体を設け
る誘電体基板を、高周波信号が伝搬するマイクロストリ
ップ入力線路あるいは出力線路を設けた誘電体基板の厚
みよりも厚くするものである。
る誘電体基板を、高周波信号が伝搬するマイクロストリ
ップ入力線路あるいは出力線路を設けた誘電体基板の厚
みよりも厚くするものである。
【0014】また、上記バイアス回路の誘電体基板上の
島状導体を、島状導体の長さよりも、隣り合う2つの島
状導体の間隔を長くするものである。
島状導体を、島状導体の長さよりも、隣り合う2つの島
状導体の間隔を長くするものである。
【0015】また、上記バイアス回路の誘電体基板上の
島状導体を、千鳥状に配置するものである。
島状導体を、千鳥状に配置するものである。
【0016】また、上記バイアス回路の島状導体を設け
た誘電体基板の一部を、高周波信号が伝搬するマイクロ
ストリップ入力線路あるいは出力線路を設けた誘電体基
板と共有するものである。
た誘電体基板の一部を、高周波信号が伝搬するマイクロ
ストリップ入力線路あるいは出力線路を設けた誘電体基
板と共有するものである。
【0017】また、バイアス回路を、高周波信号が伝搬
するマイクロストリップ入力線路あるいは出力線路を設
けた誘電体基板上に島状導体を形成し、かつ高周波信号
が伝搬するマイクロストリップ線路に、島状導体が沿う
ように配置して形成したものである。
するマイクロストリップ入力線路あるいは出力線路を設
けた誘電体基板上に島状導体を形成し、かつ高周波信号
が伝搬するマイクロストリップ線路に、島状導体が沿う
ように配置して形成したものである。
【0018】また、上記バイアス回路の島状導体を設け
た誘電体基板を、高周波信号が伝搬するマイクロストリ
ップ入力線路あるいは出力線路を設けた誘電体基板上に
配置するものである。
た誘電体基板を、高周波信号が伝搬するマイクロストリ
ップ入力線路あるいは出力線路を設けた誘電体基板上に
配置するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1による高周波スイッチを示す構成図で、1
は高周波スイッチの回路構成部品を収納するための筺
体、2は高周波信号が入力する入力端子、3a、3bは
高周波信号が出力する出力端子、4は入力高周波信号を
伝搬するマイクロストリップ入力線路を設けた第1の誘
電体基板、5a、5bは出力高周波信号を伝搬するマイ
クロストリップ出力線路を設けた第2の誘電体基板、6
はスイッチング用半導体を構成要素として持つスイッチ
ング用IC、7は島状導体701を設けた第3の誘電体
基板、8は島状導体間等を接続する金ワイヤ、9は島状
導体701を設けた第3の誘電体基板7と島状導体間を
接続する金ワイヤ8とで構成された、この発明に関わる
バイアス回路である。
実施の形態1による高周波スイッチを示す構成図で、1
は高周波スイッチの回路構成部品を収納するための筺
体、2は高周波信号が入力する入力端子、3a、3bは
高周波信号が出力する出力端子、4は入力高周波信号を
伝搬するマイクロストリップ入力線路を設けた第1の誘
電体基板、5a、5bは出力高周波信号を伝搬するマイ
クロストリップ出力線路を設けた第2の誘電体基板、6
はスイッチング用半導体を構成要素として持つスイッチ
ング用IC、7は島状導体701を設けた第3の誘電体
基板、8は島状導体間等を接続する金ワイヤ、9は島状
導体701を設けた第3の誘電体基板7と島状導体間を
接続する金ワイヤ8とで構成された、この発明に関わる
バイアス回路である。
【0020】この際、第1の誘電体基板4は片側を入力
端子2に電気的に接続され、他端はスイッチング用IC
6に接続される。また第2の誘電体基板5a、5bは、
片側を出力端子3a、3bに電気的に接続され、他端は
スイッチング用IC6にそれぞれ接続される。なお、こ
こで示したスイッチング用半導体を構成要素として持つ
スイッチング用IC6は、高周波信号を複数の高周波信
号出力端子に切り替えるためのスイッチング用半導体を
含む回路の一例である。また、ここではバイアス回路9
を構成する誘電体基板7上に設けた島状導体701の数
を3個としたが、島状導体の数は1つ以上あればよい。
端子2に電気的に接続され、他端はスイッチング用IC
6に接続される。また第2の誘電体基板5a、5bは、
片側を出力端子3a、3bに電気的に接続され、他端は
スイッチング用IC6にそれぞれ接続される。なお、こ
こで示したスイッチング用半導体を構成要素として持つ
スイッチング用IC6は、高周波信号を複数の高周波信
号出力端子に切り替えるためのスイッチング用半導体を
含む回路の一例である。また、ここではバイアス回路9
を構成する誘電体基板7上に設けた島状導体701の数
を3個としたが、島状導体の数は1つ以上あればよい。
【0021】以下動作について説明する。入力端子2に
入力された高周波信号は第1の誘電体基板4を伝搬して
スイッチング用IC6に入力し、スイッチング用IC6
の出力端子が切り替えられることにより第2の誘電体基
板5a又は5bを伝搬して出力端子3a又は3bに出力
される。この時、スイッチング用IC6は、図9に示し
た従来例と同様にして、バイアス回路9を介して印加さ
れる、バイアスによって切り替え動作が制御される。
入力された高周波信号は第1の誘電体基板4を伝搬して
スイッチング用IC6に入力し、スイッチング用IC6
の出力端子が切り替えられることにより第2の誘電体基
板5a又は5bを伝搬して出力端子3a又は3bに出力
される。この時、スイッチング用IC6は、図9に示し
た従来例と同様にして、バイアス回路9を介して印加さ
れる、バイアスによって切り替え動作が制御される。
【0022】このように構成された高周波スイッチにお
いては、バイアス回路9を構成する、金ワイヤ8の有す
るインダクタンス成分により、高周波信号のバイアス回
路への漏出を、広帯域にわたり低減できる。この時、金
ワイヤ8を島状導体を介して接続することにより外部振
動に対し強くすることがでる。さらに、島状導体の容量
成分の一部を、バイアス回路9の伝送路成分として用い
ることができるため、ワイヤ長の全長を短くできるので
バイアス回路を小型化することができる。
いては、バイアス回路9を構成する、金ワイヤ8の有す
るインダクタンス成分により、高周波信号のバイアス回
路への漏出を、広帯域にわたり低減できる。この時、金
ワイヤ8を島状導体を介して接続することにより外部振
動に対し強くすることがでる。さらに、島状導体の容量
成分の一部を、バイアス回路9の伝送路成分として用い
ることができるため、ワイヤ長の全長を短くできるので
バイアス回路を小型化することができる。
【0023】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2による高周波スイッチのバイアス回路部分周辺の側
面図であり、上記実施の形態と同一もしくは相当部分は
同一符号で示す。この実施の形態では、実施の形態1に
おけるバイアス回路9を構成する島状導体701a、7
01b、701cを設けた第3の誘電体基板7に、第1
の誘電体基板4および第2の誘電体基板5a、5bの誘
電率よりも低い誘電率の材料を用いる。これによりバイ
アス回路9を構成する金ワイヤ8と筺体1の地導体間に
生じる寄生容量成分を小さくでき、高周波信号のバイア
ス回路9への漏洩を低減できる。
態2による高周波スイッチのバイアス回路部分周辺の側
面図であり、上記実施の形態と同一もしくは相当部分は
同一符号で示す。この実施の形態では、実施の形態1に
おけるバイアス回路9を構成する島状導体701a、7
01b、701cを設けた第3の誘電体基板7に、第1
の誘電体基板4および第2の誘電体基板5a、5bの誘
電率よりも低い誘電率の材料を用いる。これによりバイ
アス回路9を構成する金ワイヤ8と筺体1の地導体間に
生じる寄生容量成分を小さくでき、高周波信号のバイア
ス回路9への漏洩を低減できる。
【0024】あるいは、図2に示すように、第3の誘電
体基板7を、第1の誘電体基板4および第2の誘電体基
板5a、5bの厚みよりも厚くすることにより、バイア
ス回路9を構成する金ワイヤ8と筺体1の地導体間に生
じる寄生容量成分を小さくでき、高周波信号のバイアス
回路9への漏洩を低減できる。
体基板7を、第1の誘電体基板4および第2の誘電体基
板5a、5bの厚みよりも厚くすることにより、バイア
ス回路9を構成する金ワイヤ8と筺体1の地導体間に生
じる寄生容量成分を小さくでき、高周波信号のバイアス
回路9への漏洩を低減できる。
【0025】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3による高周波スイッチのバイアス回路部分周辺の上
面図であり、上記実施の形態と同一もしくは相当部分は
同一符号で示す。この実施の形態では図3に示すよう
に、第3の誘電体基板7上に設けた島状導体701a、
701b、701cの長さをL1、島状導体間の間隔を
L2としたとき両者の関係を、L1<L2とする。隣り
合う2つの島状間隔が狭いと、例えばエンドエフェクト
効果などによって島状導体間に結合が生じ、バイアス回
路9のインダクタンス成分が減少して、高周波信号の漏
洩が大きくなるが、L1<L2とすることにより、島状
導体間の結合を低減できる。
態3による高周波スイッチのバイアス回路部分周辺の上
面図であり、上記実施の形態と同一もしくは相当部分は
同一符号で示す。この実施の形態では図3に示すよう
に、第3の誘電体基板7上に設けた島状導体701a、
701b、701cの長さをL1、島状導体間の間隔を
L2としたとき両者の関係を、L1<L2とする。隣り
合う2つの島状間隔が狭いと、例えばエンドエフェクト
効果などによって島状導体間に結合が生じ、バイアス回
路9のインダクタンス成分が減少して、高周波信号の漏
洩が大きくなるが、L1<L2とすることにより、島状
導体間の結合を低減できる。
【0026】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4による高周波スイッチのバイアス回路部分周辺の上
面図であり、上記実施の形態と同一もしくは相当部分は
同一符号で示す。この実施の形態では図4に示すよう
に、実施の形態1におけるバイアス回路9を構成する第
3の誘電体基板7上に設けた島状導体701a、701
b、701cを千鳥状に配置することにより、配置の自
由度が増して小型化を図ることが容易となる。すなわち
島状導体間の距離がとり易くなる。
態4による高周波スイッチのバイアス回路部分周辺の上
面図であり、上記実施の形態と同一もしくは相当部分は
同一符号で示す。この実施の形態では図4に示すよう
に、実施の形態1におけるバイアス回路9を構成する第
3の誘電体基板7上に設けた島状導体701a、701
b、701cを千鳥状に配置することにより、配置の自
由度が増して小型化を図ることが容易となる。すなわち
島状導体間の距離がとり易くなる。
【0027】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5による高周波スイッチのバイアス回路部分周辺の上
面図であり、上記実施の形態と同一もしくは相当部分は
同一符号で示す。実施の形態1においては、バイアス回
路9を構成する島状導体701a、701b、701c
を設けた第3の誘電体基板7と、第1及び第2の誘電体
基板4、5a、5bとを接続する金ワイヤ8の長さが、
各誘電体基板4、5a、5b、7の組立時における取り
付け位置の影響を受けやすく、バイアス回路9の特性に
バラツキが生じる。
態5による高周波スイッチのバイアス回路部分周辺の上
面図であり、上記実施の形態と同一もしくは相当部分は
同一符号で示す。実施の形態1においては、バイアス回
路9を構成する島状導体701a、701b、701c
を設けた第3の誘電体基板7と、第1及び第2の誘電体
基板4、5a、5bとを接続する金ワイヤ8の長さが、
各誘電体基板4、5a、5b、7の組立時における取り
付け位置の影響を受けやすく、バイアス回路9の特性に
バラツキが生じる。
【0028】そこでこの実施の形態では図5に示すよう
に、実施の形態1におけるバイアス回路を構成する島状
導体を設けた第3の誘電体基板7の一部を、第1あるい
は第2の誘電体基板4、5a、5bと共有することによ
り、組立時における各誘電体基板4、5a、5b、7の
取り付け位置の影響を低減できる。
に、実施の形態1におけるバイアス回路を構成する島状
導体を設けた第3の誘電体基板7の一部を、第1あるい
は第2の誘電体基板4、5a、5bと共有することによ
り、組立時における各誘電体基板4、5a、5b、7の
取り付け位置の影響を低減できる。
【0029】実施の形態6.図6はこの発明の実施の形
態6による高周波スイッチのバイアス回路部分周辺の上
面図であり、上記実施の形態と同一もしくは相当部分は
同一符号で示す。この実施の形態では図6に示すよう
に、島状導体701a、701b、701cを設けた第
3の誘電体基板7と、第1あるいは第2の誘電体基板
4、5a、5bを同一基板とし、第1あるいは第2の誘
電体基板4、5a、5b上に島状導体701a、701
b、701cを一列形状にして、かつマイクロストリッ
プ(入力、出力)線路に沿うようにして配置することによ
り、組立時における取り付け位置の影響を低減できると
ともに、バイアス回路9の小型化を図ることができる。
態6による高周波スイッチのバイアス回路部分周辺の上
面図であり、上記実施の形態と同一もしくは相当部分は
同一符号で示す。この実施の形態では図6に示すよう
に、島状導体701a、701b、701cを設けた第
3の誘電体基板7と、第1あるいは第2の誘電体基板
4、5a、5bを同一基板とし、第1あるいは第2の誘
電体基板4、5a、5b上に島状導体701a、701
b、701cを一列形状にして、かつマイクロストリッ
プ(入力、出力)線路に沿うようにして配置することによ
り、組立時における取り付け位置の影響を低減できると
ともに、バイアス回路9の小型化を図ることができる。
【0030】実施の形態7.図7はこの発明の実施の形
態7による高周波スイッチのバイアス回路部分周辺の上
面図であり、上記実施の形態と同一もしくは相当部分は
同一符号で示す。この実施の形態では図7に示すよう
に、島状導体701a、701b、701cを設けた誘
電体基板7を第1あるいは第2の誘電体基板4、5a、
5b上に配置することにより、島状導体701a、70
1b、701c間を接続する金ワイヤ8と地導体間に生
じる寄生容量成分を小さくでき、かつ小型化を図ること
ができる。
態7による高周波スイッチのバイアス回路部分周辺の上
面図であり、上記実施の形態と同一もしくは相当部分は
同一符号で示す。この実施の形態では図7に示すよう
に、島状導体701a、701b、701cを設けた誘
電体基板7を第1あるいは第2の誘電体基板4、5a、
5b上に配置することにより、島状導体701a、70
1b、701c間を接続する金ワイヤ8と地導体間に生
じる寄生容量成分を小さくでき、かつ小型化を図ること
ができる。
【0031】なお、この発明は上記個々の実施の形態に
限定されるものではなく、各実施の形態の可能な組み合
わせも含む。
限定されるものではなく、各実施の形態の可能な組み合
わせも含む。
【0032】
【発明の効果】上記のようなこの発明の高周波スイッチ
では、スイッチング用ICの切り替え制御するためのバ
イアスを印加するバイアス回路を、島状導体を設けた誘
電体基板と島状導体間を接続する金ワイヤで構成するこ
とにより、金ワイヤのインダクタンス成分により、バイ
アス回路への高周波信号の漏洩を低減でき、広帯域にわ
たり低損失化を図ることができる。また、金ワイヤを誘
電体基板上に配置した島状導体を介して接続することに
より、外部振動に対して強くなる。さらに、島状導体の
容量成分の一部を、バイアス回路の伝送成分として用い
ることができるため、ワイヤ長の全長を短くできるの
で、バイアス回路を小型化することができる。また、ス
パイラルインダクタで構成された従来のバイアス回路
は、パターン化しているため使用条件の変化に強いが、
これと同じ機能を金ワイヤと島状導体を有する誘電体基
板で構成したバイアス回路とすることができる。
では、スイッチング用ICの切り替え制御するためのバ
イアスを印加するバイアス回路を、島状導体を設けた誘
電体基板と島状導体間を接続する金ワイヤで構成するこ
とにより、金ワイヤのインダクタンス成分により、バイ
アス回路への高周波信号の漏洩を低減でき、広帯域にわ
たり低損失化を図ることができる。また、金ワイヤを誘
電体基板上に配置した島状導体を介して接続することに
より、外部振動に対して強くなる。さらに、島状導体の
容量成分の一部を、バイアス回路の伝送成分として用い
ることができるため、ワイヤ長の全長を短くできるの
で、バイアス回路を小型化することができる。また、ス
パイラルインダクタで構成された従来のバイアス回路
は、パターン化しているため使用条件の変化に強いが、
これと同じ機能を金ワイヤと島状導体を有する誘電体基
板で構成したバイアス回路とすることができる。
【0033】また、バイアス回路の島状導体を設けた第
3の誘電体基板に、スイッチング用ICに接続された入
力側あるいは出力側の第1及び第2の誘電体基板の誘電
率よりも低い誘電率の材料を用いることにより、島状導
体間を接続する金ワイヤと地導体間に生じる寄生容量成
分を小さくでき、さらにバイアス回路への高周波信号の
損失を低減でき、したがってさらに低損失化を図ること
ができる。
3の誘電体基板に、スイッチング用ICに接続された入
力側あるいは出力側の第1及び第2の誘電体基板の誘電
率よりも低い誘電率の材料を用いることにより、島状導
体間を接続する金ワイヤと地導体間に生じる寄生容量成
分を小さくでき、さらにバイアス回路への高周波信号の
損失を低減でき、したがってさらに低損失化を図ること
ができる。
【0034】また、バイアス回路の島状導体を設けた第
3の誘電体基板の厚みを、上記第1及び第2の誘電体基
板の厚みよりも厚くすることにより、島状導体間を接続
する金ワイヤと地導体間に生じる寄生容量成分を小さく
でき、さらにバイアス回路への高周波信号の損失を低減
でき、したがってさらに低損失化を図ることができる。
3の誘電体基板の厚みを、上記第1及び第2の誘電体基
板の厚みよりも厚くすることにより、島状導体間を接続
する金ワイヤと地導体間に生じる寄生容量成分を小さく
でき、さらにバイアス回路への高周波信号の損失を低減
でき、したがってさらに低損失化を図ることができる。
【0035】また、バイアス回路の第3の誘電体基板上
に設けた島状導体の長さよりも、隣り合う2つの島状導
体間の間隔を長くすることにより、島状導体間の結合を
低減でき、バイアス回路のインダクタンス成分の減少を
抑制できる。これにより、高周波信号のバイアス回路へ
の漏洩を低減でき、したがって低損失化を図ることがで
きる。
に設けた島状導体の長さよりも、隣り合う2つの島状導
体間の間隔を長くすることにより、島状導体間の結合を
低減でき、バイアス回路のインダクタンス成分の減少を
抑制できる。これにより、高周波信号のバイアス回路へ
の漏洩を低減でき、したがって低損失化を図ることがで
きる。
【0036】また、バイアス回路の第3の誘電体基板上
に設けた島状導体を千鳥状に配置することにより、島状
導体の配置の自由度が増して、小型化を図ることが容易
となる。
に設けた島状導体を千鳥状に配置することにより、島状
導体の配置の自由度が増して、小型化を図ることが容易
となる。
【0037】また、バイアス回路の島状導体を設けた第
3の誘電体基板の一部を、上記第1あるいは第2の誘電
体基板と共有することにより、組立時における各誘電体
基板の取り付け位置の影響を低減できる。
3の誘電体基板の一部を、上記第1あるいは第2の誘電
体基板と共有することにより、組立時における各誘電体
基板の取り付け位置の影響を低減できる。
【0038】さらに、バイアス回路を、上記第1あるい
は第2の誘電体基板上に島状導体を一列形状にして、か
つ第1あるいは第2の誘電体基板に設けたマイクロスト
リップ線路に沿うようにして配置して形成することによ
り、組立時における各誘電体基板の取り付け位置の影響
を低減できる。
は第2の誘電体基板上に島状導体を一列形状にして、か
つ第1あるいは第2の誘電体基板に設けたマイクロスト
リップ線路に沿うようにして配置して形成することによ
り、組立時における各誘電体基板の取り付け位置の影響
を低減できる。
【0039】また、バイアス回路の島状導体を有する第
3の誘電体基板を、上記第1あるいは第2の誘電体基板
の上に配置することにより、島状導体間を接続する金ワ
イヤと地導体間に生じる寄生容量成分を小さくできるた
め、バイアス回路への高周波信号の損失を低減し低損失
化を図ることができ、かつ小型化を図ることができる。
3の誘電体基板を、上記第1あるいは第2の誘電体基板
の上に配置することにより、島状導体間を接続する金ワ
イヤと地導体間に生じる寄生容量成分を小さくできるた
め、バイアス回路への高周波信号の損失を低減し低損失
化を図ることができ、かつ小型化を図ることができる。
【図1】 この発明の実施の形態1による高周波スイッ
チの構成図である。
チの構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による高周波スイッ
チのバイアス回路部分周辺の側面図である。
チのバイアス回路部分周辺の側面図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による高周波スイッ
チのバイアス回路部分周辺の上面図である。
チのバイアス回路部分周辺の上面図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による高周波スイッ
チのバイアス回路部分周辺の上面図である。
チのバイアス回路部分周辺の上面図である。
【図5】 この発明の実施の形態5による高周波スイッ
チのバイアス回路部分周辺の上面図である。
チのバイアス回路部分周辺の上面図である。
【図6】 この発明の実施の形態6による高周波スイッ
チのバイアス回路部分側面の上面図である。
チのバイアス回路部分側面の上面図である。
【図7】 この発明の実施の形態7による高周波スイッ
チのバイアス回路部分周辺の上面図である。
チのバイアス回路部分周辺の上面図である。
【図8】 従来の高周波スイッチの構成図である。
【図9】 高周波スイッチにおけるスイッチング用IC
部の構成の一例を示す図である。
部の構成の一例を示す図である。
1 筐体、2 入力端子、3a、3b 出力端子、4
第1の誘電体基板、5a、5b 第2の誘電体基板、6
スイッチング用IC、7 第3の誘電体基板,701
a,701b,701c 島状導体、8 金ワイヤ、9
バイアス回路、11 入力ポート、12a、12b
出力ポート、13a、13b、13c、13d ダイオ
ード、14a、14b、14c バイアス回路、15
a、15b、15c バイアス端子。
第1の誘電体基板、5a、5b 第2の誘電体基板、6
スイッチング用IC、7 第3の誘電体基板,701
a,701b,701c 島状導体、8 金ワイヤ、9
バイアス回路、11 入力ポート、12a、12b
出力ポート、13a、13b、13c、13d ダイオ
ード、14a、14b、14c バイアス回路、15
a、15b、15c バイアス端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊山 義忠 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 宮武 督 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 重松 智徳 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 入力端子から高周波信号を入力し伝搬す
るマイクロストリップ入力線路を設けた第1の誘電体基
板と、 当該高周波信号を複数高周波信号出力端子に切り替える
スイッチング用半導体を含む回路と、 当該複数高周波信号出力のうちの一部を伝搬し当該出力
端子に出力するマイクロストリップ出力線路を設けた複
数の第2の誘電体基板と、 上記第1及び第2の誘電体基板の誘電体基板を介して上
記スイッチング用半導体にバイアスを印加するためのバ
イアス回路と、 を備え、上記バイアス回路を島状導体を設けた第3の誘
電体基板と上記島状導体間を接続する金ワイヤを用いて
構成することを特徴とする高周波スイッチ。 - 【請求項2】 上記バイアス回路の第3の誘電体基板
に、第1および第2の誘電体基板の誘電率よりも低い誘
電率の材料を用いたことを特徴とする請求項1に記載の
高周波スイッチ。 - 【請求項3】 上記バイアス回路の第3の誘電体基板
を、第1および第2の誘電体基板の厚みよりも厚くする
ことを特徴とする請求項1または2に記載の高周波スイ
ッチ。 - 【請求項4】 上記バイアス回路の第3の誘電体基板に
設けた島状導体の長さよりも、隣り合う2つの島状導体
の間隔を長くしたことを特徴とする請求項1ないし3の
いずれかに記載の高周波スイッチ。 - 【請求項5】 上記バイアス回路の第3の誘電体基板に
設けた島状導体を千鳥状に配置したことを特徴とする請
求項1ないし5のいずれかに記載の高周波スイッチ。 - 【請求項6】 上記バイアス回路の第3の誘電体基板の
一部を、第1あるいは第2の誘電体基板と共有すること
を特徴とする請求項1、2、4、5のいずれかに記載の
高周波スイッチ。 - 【請求項7】 入力端子から高周波信号を入力し伝搬す
るマイクロストリップ入力線路を設けた第1の誘電体基
板と、 当該高周波信号を複数高周波信号出力端子に切り替える
スイッチング用半導体を含む回路と、 当該複数高周波信号出力のうちの一部を伝搬し当該出力
端子に出力するマイクロストリップ出力線路を設けた複
数の第2の誘電体基板と、 上記第1及び第2の誘電体基板の誘電体基板を介して上
記スイッチング用半導体にバイアスを印加するためのバ
イアス回路と、 を備え、上記バイアス回路が、上記第1又は第2の誘電
体基板上に島状導体を一列形状にして、かつ第1又は第
2の誘電体基板に設けたマイクロストリップ線路に島状
導体が沿うように配置されてなることを特徴とする高周
波スイッチ。 - 【請求項8】 上記バイアス回路の第3の誘電体基板
を、上記第1又は第2の誘電体基板上に配置したことを
特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の高周波
スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14017498A JPH11340704A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 高周波スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14017498A JPH11340704A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 高周波スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11340704A true JPH11340704A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15262616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14017498A Abandoned JPH11340704A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 高周波スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11340704A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003110314A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-11 | Fdk Corp | 積層チップバラン素子及びその製造方法 |
US7321274B2 (en) | 2003-12-15 | 2008-01-22 | Nec Corporation | RF switch |
JP2013026788A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Anritsu Corp | 高周波スイッチ及びその製造方法 |
-
1998
- 1998-05-21 JP JP14017498A patent/JPH11340704A/ja not_active Abandoned
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003110314A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-11 | Fdk Corp | 積層チップバラン素子及びその製造方法 |
US7321274B2 (en) | 2003-12-15 | 2008-01-22 | Nec Corporation | RF switch |
JP2013026788A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Anritsu Corp | 高周波スイッチ及びその製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050517 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060919 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060926 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Effective date: 20061114 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 |