JPS63120540A

JPS63120540A - 密結合デ−タ伝送装置

Info

Publication number: JPS63120540A
Application number: JP61265636A
Authority: JP
Inventors: Minoru Nagaka; 実長加
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-11-10
Filing date: 1986-11-10
Publication date: 1988-05-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は、密結合データ伝送装置に関する。

（従来技術）近年、各種機械制御システムや各種プラント制御システ
ムでは、機能分散処理を行うため、いわゆる密結果デー
タ伝送装置が使用されるようになってきた。

密結合データ伝送装置は、システム構成部材で共有され
るメモリ（共有メモリ）を有しており、該メモリと各シ
ステム構成部材との間でデータ伝送を行うことにより、
各システム構成部材で所定の処理を行わせるようにした
ものである。

而して、各システム構成部材がスター状に結合される場
合には前記共有メモリはスター中心位置に配置され、ま
た、各システム構成部材がループ状に結合される場合に
は、共有メモリは各結合点にそれぞれ配設されるもので
ある。

従来のループ式の密結合データ伝送装置の例を第３図に
示した。

図示のデータ伝送装置はプラント制御用のものの例であ
る。図示のように、伝送ループ１には、データ伝送制ｔ
ｉｌ装置２，３．４が介設されている。

データ伝送制御装置２．３．４にはインタフェース装置
５．６．７を介して、プラント制御用側算機８．プロセ
ス人出装置９．プラント制御用プログラマブルコントロ
ーラ１０がそれぞれ接続されている。プロセス入出力装
置９には、検出・駆動部１１が接続されている。

各データ伝送制御装置２，３．４は、それぞれ共有メモ
リ（図示せず）を有している。該共有メモリには、プラ
ント制御用計算機が出力した制御データと、プラント制
御用プログラマブルコントローラ１１が出力したデータ
と、プロセス入出力装置１０が出力したデータと、検出
・駆動部１２からの帰還データがそれぞれ記憶され、記
憶された内容が各メモリ間をナイフリックに伝送される
ようになっている。

検出・駆動部１１とは、機械のモータや各種アクチュエ
ータ、又、各種センサやリミットスイッチ等である。こ
れらモータや各種アクチュエータは、プラント制御用計
算機８やプラント制御用プログラマブルコントローラ１
０から出力される制御データに基いて駆動されるもので
ある。又、各種センサやリミットスイッチ等からの帰還
信号は前記共有メモリに記載され、帰還結果はプラント
制御用計算機やプラント制御用プログラマブルコントロ
ーラに利用されるものである。

ところで、このような密結合データ伝送装置において、
プラン１〜運転中に何らかの異常が発見され、その原因
究明が必要となった場合には次の手順でデータの収集、
解析作業が行われる。

■　オペレータ（解析者）は、必要データを収集するた
めに、まずプロセス入出力装置９にレコーダ１２を接続
し、次いでプラント制御用計算機８にデータ収集指令を
出す。

■　プラント制御用計算機８は、データ収集指令に基い
て、所定のタスクでプロセス入出力装置を制御する。

■　プロセス入出力装置９は、例えばアナログ出力基板
（図示せず）から所定データを出力する。

■　レコーダ１２は、プロセス入出力装置９から出力さ
れるデータに基いて、タイムチャートや各種グラフを表
示する。

■　解析者は、前記レコーダ１２の表示を見て、故障原
因を解析する。又、解析結果に基いて、前記プラント制
御用計算機８に補正データ等所定のシステム制御信号を
入力する。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、従来よりの密結合データ伝送装置には、
専用のデータ収集解析装置が付属されていなかったため
、次の如きの問題点が生じていＩこ　。

■　データ収集作業の必要性に応じてプロセス入出力装
置９の例えばアナログ基板にレコーダ１２等が接続され
るので、アドレス変更処理が必要となり、その取扱いが
厄介である。また、出力データ数に制限がある。

■　プラント制御用計算機８からデータ収集指令が出力
されるので、該計算ｔ１１８のプログラムの記述が複雑
となる。又、該計算機８はデータ収集のために多くのタ
スクを使用することはできないので、データ収集内容に
限定がある。

■　収集データは表示されるのみであり、その解析を自
動で行うことは不可能である。又、解析結果を自動で帰
還することも不可能である。

そこで、この発明は上記問題点を改善し、システム制御
と独立に各種データを所望の態様で所望の時期に収集し
、収集データを自動的に解析することができる密結合デ
ータ伝送装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）上記目的を達成するために、この発明では、システム構
成部材に共有されるメモリを備えた密結合データ伝送装
置に、前記システム禍成部材とは独立に、前記メモリを
共有し伝送データの収集を行うと共に収集データを解析
するデータ解析装置を備えた。

（作用）この発明では、データ収集解析装置が密結合データ伝送
装置の共有メモリを共有し、前記密結合データ伝送装置
の他の構成部材とは独立に、データの収集及び解析を行
う。

（実施例）以下、添付図面を用いてこの発明の詳細な説明する。

第１図はこの発明の一実施例に係るプラント制御用の密
結合データ伝送装置のブロック図である。

図示の密結合データ伝送装置は、従来例（第３図）で示
した密結合データ伝送装置にデータ収集解析装置を追加
した形のもので、第３図に示した部材と同一の機能を果
す部材には同一の参照符号をイ」けて示しである。

データ収集解析装置は、伝送ループ１に介在させた２つ
のデータ伝送制御装置１３．１４とインターフェース装
置１５．１６を介して該装置１３゜１４のぞれぞれに接
続されるデータ収集用プログラマブルコントローラ１７
、データ解析用計算機１８を有して構成されている。デ
ータ解析用計算機１８には、インターフニス装置１０を
介して前記レコーダ１２が常時接続されている。

各データ伝送制御装置１５．１６には、他のデータ伝送
制御装置２，３．４と同様の共有メモリが備えられてい
る。

第２図は上記データ伝送装置の作用を示す説明図である
。

図示のように、各データ伝送制御装置２，３゜４．１３
．１４には、共有メモリＭ　（ｔＶｈ〜Ｍ５　）が内蔵
されている。各共有メモリＭの内容は、各構成部材によ
って読取り可能であり、又、各構成部材は自己に割当て
られた記憶部分にそれぞれ所定データＤ１〜Ｄ５を書き
込み可能のメモリである。

プラント制御用計算機８は、共有メモリＭ１の内容を読
取りつつプラント制御データＤ＋　を所定番地に書き込
んで行く。例えば、プロセス入出力装置９に接続された
アクチュエータからの帰還信号を読取って、次の制御デ
ータを出力するが如くである。

プラント制御用プログラマブルコントローラ１０は、共
有メモリＭ３の内容を読取りつつ、所定−７＝のシーケンス動作をして、接続機器への制御データを所
定番地に書き込んで行く。例えば、プロセス入出力装置
９からの帰還信号を入力して、所定の条件下で所定のア
クチュエータに駆動信号を与えるが如くである。

プロセス入出力装置９は、共有メモリＭ２の内容を読取
って、接続機器に駆動信号を与えると共に、各種センサ
やリミットスイッチの検出データＤ３を所定番地に書ぎ
込んで行く。

データ収集用プログラマコントローラ１７は、共有メモ
リＭ５の内容を読取って、所定のシーケンスに基いて、
所定種のデータを、所定の態様で収集し、収集データＤ
４を所定番地に書き込んで行く。所定のシーケンスとは
、予め設定されたシーケンス、又は、データ解析用計算
機１８が指令するシーケンスである。大量データの取扱
いに際しては、比較的小容量のデータバッファを対応さ
せるようにしても良い。

データ解析用計算機１８は、共有メモリＭ４の内容、特
にデータ収集用プログラマブルコントロ一う１７が出力
したデータＤ４を読取って、読取りデータの解析を行う
と共に、解析結果をレコーダ１２に出力し、又一部の解
析結果をデータＤ５として共有メモリＭ４の所定番地へ
書き込んで行く。解析プログラムは、解析目的に応じ、
所定の解析結果の表示を行うよう、又、所定のプラント
制御を行うよう、適宜作成されるものである。

なお、フィードバック制御系の周波数特性を解析する場
合には、データ収集、解析を行うのみでなく、制御系に
所定動作を行うようステップ動作や白色雑音等の目標値
を与える必要がある。この場合には、制御用プログラマ
ブルコントローラ１０へ、所定のフィードバック系に所
定の目標値を与えるよう指令する。

以上により、データ収集用プログラマブルコントローラ
１７は、システム制御に関係なく、各種のデータ収集作
業を行うことができる。又、データ解析用計算機１８は
、システム制御に直接関係なく、各種ののデータ解析作
業を自動的に行うことができる。

又、データ解析用計算機１８は、単にデータ解析を行う
のみでなく、解析結果の一部を共有メモリＭ４に書込む
ので・、他の構成部材例えばプラント制御用計算機８に
解析結果を利用させることができ、プラント異常の対策
や異常発生の未然防止を行うことが可能となる。

なお、本例では、データ収集・解析装置をデータ収集用
プログラマブルコントローラ１７と、データ解析用計算
機１８とに分けて構成したが、これは、システム簡素化
の都合によるものであり、これら２つの装置１７．１８
を一体的に構成しても良いものである。

又、本例では、データ伝送装置をループ式の例で示した
が、この発明は、スター式、バス式等その他のネットワ
ーク方式にも適用できるものである。

この発明は上記実施例に限定されるものではなく、適宜
の設計的変更を行うことにより、他の態様でも実施し得
るものである。

［発明の効果］以上の通り、この発明によれば、システム構成部材に共
有されるメモリを備えた密結合データ伝送装置に、前記
システム構成部材とは独立に、前記メモリを共有し伝送
データの収集を行うと共に収集データを解析するデータ
解析装置を備えたので、シスデム制御と独立に、各種デ
ータを所望の態様で所望の時期に収集し、収集データを
自動的に解析覆ることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係る密結合データ伝送装
置のシステム構成図、第２図はその作用を示す説明図、
第３図は従来の密結合データ伝送装置の説明図である。１・・・伝送ループ２．３．４，１３．１４・・・データ伝送制御装置８・
・・プラント制御用計算機９・・・プロセス入出力装置１ｏ・・・プラン１〜制御用プログラマブルコントロー
ラ１２・・・レコーダ１７・・・データ収集用プログラマブルコントローラ１８・・・データ解析用計算機Ｄ　（Ｄ＋〜Ｄ５　）・・・伝送データ４℃Ｆ［ＬＡ弁
口士三好保男 −１２＝第１図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）システム構成部材に共有されるメモリを備えた密
結合データ伝送装置に、前記システム構成部材とは独立
に、前記メモリを共有し伝送データの収集を行うと共に
収集データを解析するデータ収集解析装置を備えたこと
を特徴する密結合データ伝送装置。
（２）前記データ収集解析装置は、データ収集用プログ
ラマブルコントローラと、収集データを解析する計算機
とで構成される特許請求の範囲第１項記載の密結合デー
タ伝送装置。
（３）前記データ収集解析装置の解析結果は、前記共有
メモリに出力される特許請求の範囲第１項記載の密結合
データ伝送装置。